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はてなキーワード: 第一次世界大戦とは

2023-01-16

今の戦争見てると、よく前世紀は総力戦なんて出来たなって

ウクライナ侵攻を見ていると、ロシア側もなんか物量じゃない。

なんで独ソ戦あんな死んだんだ?

砲弾の数もなんで第一次世界大戦第二次世界大戦あんバカスカ打ててたのか。


ミサイルについても、1発で数人しか殺せてない。

日本だと何もしなくても200人くらいは死ぬわけで。


米国砲弾が足りなくなってるらしい。

リバティ船みたく2日に3隻とか作ってた米国が?

2022-12-30

早稲田閥の要人比較的に韓国と仲が良いように見え、サムスン創業者早稲田

そして森喜朗神原元、櫻井正史北村道夫、小川新二など、五輪派や反原連や防衛関係者もいる

ラグビー外交もあるはずで、日本人だけどイギリス系統かなと思う

イギリスは露中独への圧力のためならいくらでも資金を出しそうだし

昔のシーメンス汚職事件タイミング的には、第一次世界大戦イギリス側に日本を参戦させるために、ロイター記者を使って内閣総辞職裁判沙汰にしたよね

と思うと統一教会もソレだろうし、今はcolabo問題統一教会を的から逃してる感がある

ブレグジットの狙いもまず防衛装備販売なわけだから

韓国を使って何するつもりだろう

北朝鮮と、韓国日本あいだのファイト

左翼イギリス閥なら司法赤化事件レッドパージも分かる気がしてきた(よく知らんけど

2022-12-24

なぜ男性肛門砲弾を挿入してしまうのか

今月17日午後9時、フランス南東部トゥーロン市にある病院「Hôpital Sainte Musse」の救急外来にやってきた88歳の男性が「第一次世界大戦使用された砲弾肛門に詰まってしまった」と訴えた。

医師はこの砲弾が爆発する可能性もあり医療スタッフのみでは対応しきれないと考え、警備員消防署応援を依頼し緊急事態宣言され入院患者を外へ避難させる対応を取ることになった。

爆弾処理班が到着し、男性の体内に砲弾が残ったままの状態で爆発の危険がないかどうか確認が行われた。

その結果、この砲弾第一次世界大戦フランス軍使用したもので、一部の愛好家がコレクションとして集める物であると断定された。

また爆発の危険性はないと判断され、医師男性を手術室に運んで砲弾を摘出するため開腹手術を行った。

取り出された砲弾は長さ8インチ(約20センチ)、幅2インチ(約5センチ)で、男性兄弟の家でこの砲弾を見つけたと明かしている。

ちなみに過去には中国で、「便秘に効く」と肛門からウナギを挿入した男性が、腸を突き破られ危険状態に陥っていた。

https://news.livedoor.com/article/detail/23431716/

2022-12-14

戦争放棄赤穂浪士討ち入りの矛盾について

本日12月14日は赤穂浪士達が討ち入りを果たした忠臣蔵の日である

今年8月の終戦の日には戦争放棄と不戦の誓いの思いを強くしたのに、そのわずか4ヶ月後には赤穂浪士達が忠義武士道を貫いたことが賞賛されている。

私が終戦の日忠臣蔵もどちらも信用できない最大の理由がここにある。

日本人として本気で不戦の誓いを新たにするのであれば、忠臣蔵を美化するわけにはいかないのではないか

忠義武士道に殉じた赤穂浪士を美化するのではなく、一人の老人を私刑にしたテロリスト達として扱わなければ整合性が取れない。

日本人は誰も戦争放棄する気なんか全くないのではないか

あるいは戦争放棄するのは太平洋戦争だけで、忠臣蔵明治維新日清日露戦争第一次世界大戦戦争放棄しない、ということにしているのではないか

いや、不戦の誓いを持つならば、全ての戦争放棄しろよ、赤穂浪士テロ集団指定しろよ。

2022-11-13

anond:20221113195403

増田だけど

AERは、ユニテリアン発祥の地で第一次世界大戦直前に創刊された雑誌

レントシーキング論文税金依存企業の話)とか鋭いは鋭いけど、破壊力はそれほどないんじゃない

2022-11-11

[] そのよんひゃくななじゅうはち

マルタンーッス

 

本日第一次世界大戦終結にちなんだ祝祭日とか、日本では1が四つ並んでることにちなんだ記念日とかでございます

ポッキーの日とかですね。

棒が並んでるからなんだという話ですね。

材料が配られてるならまだしもですね、散らばってたら散らかしてるように思われますからね。

まぁだから現場って危険なのかもしれませんね、いろんな道具や具材がその時の作業によっては散らかりっぱなしになる、良くないですね。

すぐに片付けましょう、踏んじゃいますからコケますからね。

今日はそんな感じです。

 

ということで本日は【片付けよいか】でいきたいと思います

片付けよいか!片付けヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2022-11-10

終戦記念日っていつまでやるんだろうな

明日イギリスでリメンブランス・デーという記念日がある。

第一次世界大戦終結を記念して、朝11時に1分間黙祷するらしい。

イギリスだけではなく、コモンウェルス傘下であるインドオーストラリアカナダ等の国でもやるらしい。

 

第一次世界大戦終結っつったら1918年

もう100年以上前の話ですよ。

いつまでやるのそれ。

まぁまだ当時を知る人もギリギリいるだろうし、戦後復興期間とか考えてあと30年くらいは続けても良いのかも知れないけど、その後どうすんのよ。

終戦を記念する行事戦後何年間続けますみたいに決めとかないと永遠にやってしまうんじゃない?

 

それで思ったんだが、日本がやってる終戦記念日もゆくゆくはそうなるよね。

そうなった時誰が、よしもうやめよ!と言うんだろう。

2022-08-16

anond:20220815211829

語り継ぎね。

第一次世界大戦反省からきた、第二次大戦以降のとりくみやね。

 

第一次大戦マシンガンやら航空機実践投入のせいで、ヨーロッパにおいてそれはもうすごい死人がでたから、これはもう戦争とかやめようって空気になった。これだけの空気になったらもう戦争はおこらんやろ、と皆おもってた。国連前身みたいなやつもできたし。

ところが第二次大戦だよ。沢山死んだし戦争やだ~~~って思ってたジジババが死んで居なくなったら、空気も消え去っちゃて、案の定普通にまた戦争しちゃったというわけ。

 

それを防ぎたい、という試みが語り継ぎ運動やね。

ちゃんちゃんに口をつぐませてたら、戦争いやだ~~って空気が伝わらない。

そういう話を積極的にしてもらおうという訳だ。

元増田は無理やりやらせたとか言うけど、戦争しないためだったらジジババも協力したよ。だって戦争嫌だったから。

 

今、こうしてまた第二次大戦のジジババが死んでいなくなる時代を迎えてみると、まあ効果はなくはなかった、でも十分とはとても言えないというところか。

ビートルズイマジン代表的だけど、20世紀リベラルたちには「戦争戦争好きな戦争をしたい人たちが起こすもの」という前提があったんだよね。でもどうやらそうじゃなかったと思う。大多数が戦争をしたかろうがしなかろうが、起こるものは起こる。

2022-08-12

軍靴のバルツァー」という漫画の作者中島三千恒先生女性だと聞いてマジで驚いた。

現在88話まで無料公開中のミリタリー作品金字塔軍靴のバルツァー

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3270375685381843094

この漫画、名有りキャラに美形が多いなあとは思っていたけど…

意外に思ったのが、女性さんが好みそうな恋愛描写(異性・同性問わず)がとことん少なく、

逆に女性があまり好まない戦争描写ロジカル戦術グロイ死に様)に滅茶苦茶力が入っていて、

正直な所、女性作家さんにこんな戦記物が描けるのか!?と驚いてしまった。

戦闘描写に力が入っている架空戦記物の漫画、という時点で多分…男性作家さんだろうなと思っていただけに本当おったまげた。

その時代使用されていた銃器の性能差とか、架空戦記歴史ロマンスが好きな女性が気にする要素としては下から数えた方が早いだろうに、この作品では割と早い段階でそこに触れていた。

それと、美形キャラは勿論の事、美形に皺や髭を足しただけではないおじさんキャラ…を描けるというか作品の中で沢山出してくる人も、他は自分の知る限りだと青池保子先生くらいしか思い浮かぶ人が居ないくらいにはレアだと思った。

この漫画を読んでいる最中、作者の中島三千恒先生十中八九男性だろうと思っていたのだけど、それでも「ん?」と思う描写が三つだけあった。

1.男性セクシーな手

現在無料公開されている全88話。

長い話は分割されていたので約170話分に相当する話数だったのだけど、それを一気読みしてかなり充実感があった。

そうやってこの漫画を読んでいる内に、ある点についておや?と思った。

男性が手を自分の前にかざす描写がとても多いのだ。

MMRキバヤシ

https://imgur.com/a/5z6Myko

↑のキバヤシのようなポーズ、或いは手を強調して見せるコマがかなり目立ったので、何か手に対して思い入れがある作家さんなのかな?とは思った。

2.何かエッチじゃないエッチシーン

軍靴のバルツァー月刊コミックバンチで連載されていた青年漫画という事もあってか一部青年漫画特有描写も見られる。

凄惨戦場での銃撃戦シーンなども勿論そうなのだけど、73話にてついにこの漫画初?の濡れ場・エッチなシーンが出てきた。

とにかく女性に目が無い守備範囲の広い王子女性とお楽しみ最中の所に主人公達が踏み込む、という展開なのだが…

これが、何故かあまりエッチでない。お楽しみの真っ最中?というか…単に異性同士が裸でこの場に居ただけというか、はっきり言うとあまりエロく感じない。

【第73話(2)】王子を追え!

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3270375685381842592

気になったシーン

https://imgur.com/a/VKOuyiS

これは何か理由がある訳ではないんだけど、エッチシーン・濡れ場シーンで不思議全然エロティックだと感じずノルマ的?だと思った男性向け娯楽漫画の作者さんは女性である事が多い気がする。

3.何故か急に出てくるネットスラング

これは…何というか、そこまで確証があるという訳でもないんだけど

作中に時代や背景設定を無視していきなりネットスラングを入れてくる少年青年漫画家さんは女性作家さんが多い?ような気がしている。

現代男子高校生が突如タイムトリップ?して明治期の歴代総理大臣達と触れ合う漫画総理倶楽部」や

現代から突如異世界転移したサラリーマン二人がTSしたのを良い事にイチャイチャする漫画異世界美少女受肉おじさんと」など

「今の会話の流れで何でそんなネットスラング出したの?それ要る?」と最近思った作品作家さんは中島三千恒先生も含めて三人になる。

【第64話】再建への道程

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3270375685381841625

はぁーつっかえ

https://imgur.com/a/uhRqA8e

この「はーつっかえ!」は所謂例のアレと呼ばれるジャンルでよく使われる言い回しの一つなのだけど、

軍靴のバルツァー」の時代設定は第一次世界大戦以前のヨーロッパとされているので少なくとも現実と同じ流れでこの言い回しが生まれたという事は無いと思う。

という訳でこういう日記を思わず書くくらいには「軍靴のバルツァー」という作品熱量に当てられたのだけど

この作品架空戦記物とか読みたい人にはマジで刺さると思うので興味があるなら是非一度は読んでもらいたい。

ところで中島三千恒先生ヘタリアの大ファン作品に強い影響を受けたらしく、このバルツァーもヘタリア好きな人が読めばあのキャラあの国モチーフだな!と分かるらしい。

自分の好きを商業作品にまで昇華出来るプロフェッショナル、いいよね…

追記

個人的に「二次創作の題材としての軍隊物」以外で軍事物・戦記物が好きな女性はかなり少ないんだろうな、という先入観自分にあった。

何故かというとガンダムとか銀河英雄伝説最近ならゴールデンカムイなんかもそうだけど、あの手の「軍隊が出てくる作品」が好きな女性は…どうも…

「上官と部下という上下関係が固定された軍隊という閉ざされた組織での人間関係を好む」人か、「キャラクターの設定とルックスは好きだから現代に転生したという設定で二次創作に使う」人のどちらかが多い…と、思っていた。

「殺し合いの中で描かれるキャラ感情」が好きな人が多くても「殺し合いに使われる兵器」「戦術」「惨たらしい死体」を好む女性…は殆ど居ないんじゃないか、と思っていた。

それが思い込みで、所謂男性が好みそうな要素」を好む女性実在して商業誌でプロとして大活躍している事をこの漫画のお陰で知る事が出来た。そうやってこれまでの自分が知らなかった事を知る事が出来たのが、凄く嬉しい!

2022-07-18

anond:20220718231010

コロナ流行り始めて以降、大変なことが起こり過ぎて感覚麻痺している。

第一次世界大戦第二次世界大戦が起きた時もこんな感じだったのかもしれない。

2022-07-16

基本的国家権力側の要人暗殺なんて偶然が重ならないと成功しないものだ。

第一次世界大戦勃発の火種となったフェルディナント大公暗殺なんかでも

突発的な予定変更があったあとに、

運転手が道を間違えたところに、

さらに偶然暗殺犯が居合わせ

なんてあり得ないことが起こったことによるものだしな。

2022-07-14

パンの原料である小麦を始めとして、農作物を育てるには、窒素リンカリウム肥料の三要素が不可欠だが、ハーバー・ボッシュ法は、窒素供給する化学肥料大量生産可能とし、結果として農作物の収穫量は飛躍的に増加した。このためハーバー・ボッシュ法は、水と石炭空気からパンを作る方法とも称された[5]。

化学肥料誕生以前は、単位面積あたりの農作物の量に限界があるため、農作物の量が人口増加に追いつかず、人類は常に貧困飢餓に悩まされていた(マルサス人口論)[13]。

しかし、ハーバー・ボッシュ法による窒素化学肥料誕生や、過リン石灰によるリン化学肥料誕生により、ヨーロッパアメリカ大陸では、人口爆発にも耐えうる生産量を確保することが可能となった[13]。これは1940年代から1960年代にかけて起きた、18世紀農業革命に続く「緑の革命」の先駆けとなった[14]。また日本などでは従来肥料として用いられてきた屎尿による寄生虫感染も避けられるようになった。

ハーバー・ボッシュ法は同時に爆薬の原料となる硝酸大量生産可能したことから平時には肥料を、戦時には火薬空気から作るとも形容された。硝石鉱床が無い国でも国内火薬生産可能となり、その後の戦争が長引く要因を作った。例として第一次世界大戦において、ドイツ帝国海上封鎖により、チリ硝石の輸入が不可能となったが、戦争使用した火薬の原料の窒素化合物の全てを国内調達できた(火薬爆薬を参照)。

本法によるアンモニア合成法の開発以降、生物体としてのヒトのバイオマスを、従来よりもはるかに多い量で保障するだけの窒素化合物が、世界中農地生態系供給され、世界人口は急速に増加した。現在では地球生態系において最大の窒素固定源となっている。さらに、農地生態系から直接間接双方の様々な形で、他の生態系窒素化合物が大量に流出しており、地球全体の生態系への窒素化合物の過剰供給をも引き起こしている。この現象は、地球規模の環境破壊の一端を成しているのではないかとする懸念も生じている[15]。

ハーバーは本法の業績により、1918年ノーベル化学賞を受賞したが、第一次世界大戦中にドイツ帝国毒ガス開発を主導していたために物議を醸した[16][17]。またボッシュ実用化の業績により、1931年ノーベル化学賞を受賞している。

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2022-07-13

anond:20220713100628

ムッソリーニ政権と似てるな(ファシスト党の頭も惨殺)

 

戦前は、裁判所野党解散させたり、小金持ちの家の財産を乗っ取って、電力会社鉄道会社などに投じて利権を確保してきたが

戦後裁判所があまり使えないから、宗教団体で家潰しや資金集めをすることにしたんだろう

 

全体主義人間不信社会を作る

追記:なおムッソリーニ第一次世界大戦の前には、参戦国を増やしたいイギリスから支援を受け、大新聞社を作っている

2022-07-05

ウクライナ侵攻の類似事件

オーストリア=ハンガリー帝国オスマン帝国国境で接していたのが1908年

前者の ハプスブルク家のフランツ・ヨーゼフ皇帝長期政権の在位60年目で、ドイツイタリアロシア同盟していたが、オスマン領のボスニアヘルツェゴビナに侵攻、そして併合したので、欧州各国はいきり立った。

 

で翌年に皇太子暗殺され、5年後に第一次世界大戦が勃発(1914年国際連盟はまだなかった。ただ今は国際連合があっても侵攻問題では影が薄いな)。

 

このとき日本イギリス要求されてドイツ側に宣戦布告ドイツ領のハイテク山東が欲しかったはず)。ロシア汎スラブ主義だったのでこれもまたドイツ側に宣戦布告

 

ところで日本硫黄王・海上保険広海二三郎は、1910年から1911年で、生産量を年間1000トンから1800トンに拡大している硫黄といえば火薬の原料。きっと軍拡イギリス向けに輸出して利益を得たんだろうな。なおイギリス1911年には法律医療無料化をした。

 

113年後の今はプーチンハプスブルク立場で、イギリスイギリス。何かのきっかけで大戦争化して更にインフレ起こすなどは控えていただきたい、と岸田などが言えばいいのに。

2022-06-03

なんかnoteがつまらなくなってきて悲しい

序文

2019年にnoteをはじめて、最初めっちゃしかった。

2020年末の例の炎上騒動あたりから過疎がはじまって、最近とくに面白くなくなってきた。

2022年のnote創作大賞が終わったあたりからさらに過疎がひどい。

「ああつまらない、面白くない」と愚痴っても生産性がないので、私はここに考察したい。

そして可能なら希望見出したい。

【1】「書き手読み手が消えた」

note公式では「ユーザー数がうん百万人を突破!」みたいなことを宣伝してますが、ユーザー数がいくら増えたところで、

実際にログインする人、記事を書く人、ページを読んでくれてる人、が大事。(それぞれ専門単語があるんでしょうけど専門家に任せます

それを考えたら、1日1人あたりのページ巡回数が明らかに減ってる。(公式では発表してないと思いますが)

代表的な方の記事を見ても、以前(2020年とか)と比較して、「スキ」の数が減少している。

まり活動ユーザー数が減っている。つまり、過疎が進行している証左

【2】「過疎が進行しているのに企業アカウントは増えている」

むかし(とくに断りがない場合は2019年~2020年)はユーザー同士がキャッキャウフフしてて楽しかった。

ほんとうに「街」のようでした。

それが現在企業アカウントが目立つようになって、おそらくnote社も企業アカウントに注力していて、

結果として一般ユーザーを見ていない=一般ユーザーはなんだか面白くない=なんだかわからないけど記事を書かない=ログインしない=過疎になっている、も一因。

看板だらけの街。広告だらけの街。

以前より整備されてきれいなはずなのに、人がいない企業看板だらけのゴーストタウン。(になりかけている)

【3】「noteコンテストって結局はステマじゃない?」

コンテストを定期的にやっている。

企業が協賛して「仕事で感動したこと」とかの記事一般ユーザーが書いて投稿して、優秀者にはプレゼントとか当たるやつ。

ふと思ったんだけど。

これって結局はステマじゃない?

noteユーザーのうん百万人がその企業名を目にして、読んで、何千人かは記事を書く。

どこにも広告なんて書いてないけど、広告だよね??

そして、この広告コンテストnote社の収入源になってるはず。いくらコンテストを開催できるのかは知りませんが。

ユーザーもうすうす感づいてるのか知りませんが、古株の常連さんはもうコンテスト投稿すらしてない。

コンテストステマを思いついたのはnoteの大きな発明だったと思います

【4】「note創作大賞で現実知って意気消沈

そして過去最大のコンテストが2022年2月に開催されました。

結果は4月に発表。詳細はnoteを見てください。

結果的に予想通りかもしれませんが、プロセミプロ当選

noteユーザーの大半を占める素人勢はかすりも(かすった方もいらっしゃいますが)しなかった。

当然私もかすりもしなかった。

そこで現実を知りますコンテストキャッキャウフフやってたけど、いざ、プロも交えて真剣勝負したら、素人なんてかすりもしない。

「このままでいいの?」

・いい人→最初からそんなたいそれた気持ちで書いてない→そんな人は残って書き続ける→でもそんな人の書く記事面白くない→面白くない記事だらけ

・よくない人→プロとの力量の差で呆然とする→noteキャッキャウフフやってる場合じゃない→真剣プロを目指す(公募チャレンジ!)→noteから消える

これですよ、現状は。面白くない理由は。note創作大賞はパンドラの箱を開けた。

第一次世界大戦が2020年の炎上騒動なら、第二次世界大戦note創作大賞。

【5】「企業広告モブキャラだけの街」

ねえ、そんな街、面白い?

スキなプロがいて、その人の記事を読みたい人は残るかもしれない。でも、私はとくに課金していないし、読みたい記事が減っている。ほぼない。

【6】「では問おう。面白記事とはなんぞや?」

インターネット面白さって「カオス」だと考える。

種種雑多な記事がどんどん更新されて「なんだかわからないけどこの人達キチ○イだな笑」が量産されたら楽しい面白い。大好き。

まり今のツイッターが一例。

noteもむかしはツイッターみたいな感じだった気がする。

時代とともに(横軸:時間カオスが減って(縦軸:カオス)あとに残るは企業アカウントの硬いステマ記事と、プロ課金目隠し記事と、モブキャラのどーでもいい日記

【7】「じゃあどうしたらいいのか?」

そろそろ書くのも疲れてきたので、改善点を列挙します。

(1)以前のように記事の1行目だけ表示させる(タイムライン題名しか載っていない=題名で読ませる変な記事が多い=1行だけでもお試しで読ませれば内容・力量がすぐにわかるのに)

(2)スキをなくす(または非表示にできる)(スキを気にしてカオス記事が書けないでしょ?)

(3)くだらないコンテストをやる(企業協賛してなくていいから、note社員が自腹でもいいんじゃない高校文化祭みたいで楽しいでしょ)

(4)ダークサイドnoteをつくる(note1がいまのnoteなら、note2をつくって、もっとカオスやばい人を集める)

個人的に1>2>3>4かな。

【8】「note社員への宿題

今週末にやること。

(1)mixiがなぜ過疎ったのか考察する(二の舞いになるよー)

(2)noteアクティブ数(滞在時間)がどの時期から減ったのか考察する(データはあるので真剣考察して打ち手を考えよう。今のようにユーザー数だけ追ってたら焼き畑です。日本人口は限られてます

(3)社員ユーザーに向けてもっと発信する(そろそろなんか言ってもいいんじゃない?「知らないあいだに大きくなって」みたいな他人事だと、心あるユーザー離れますよ)

【跋文】

ここまで読んでお分かりのとおり、私はnoteがスキだ。毎日ログインしている。でもつまらない。

このままだとある日突然、ぷつっと、ログインしなくなるでしょう。

そろそろ臨界点だと思ったので、警鐘を鳴らしたくて、この場を選んだ。

こんな記事noteに書いても読まれないし。運営黙殺されるし。

cakesが閉鎖する。炎上騒動からカオス記事がなくなったせいだと私は考える。

noteも、このままだと閉鎖する可能性がある。近い将来。

そうならないように、願いと祈りをこめて、この記事を残します。(所要時間76分)

2022-05-23

戦争実体世代がいることが平和のために重要だというけど

戦争経験のある世代人間がいようといなかろうと、関係なく戦争は起きる気はするんだけど。

1941年12月の時点では、当時の日本政府中の人間のほぼ全員は「戦争実体世代」だったよね。

日清日露戦争から始まって第一次世界大戦干渉戦争と約10年~20年おきに戦争を繰り返していたのだから

しろ戦争経験がある方が、戦争を起こすハードルは低くなると思う。

プーチン大統領だってソ連時代アフガニスタン戦争経験している。

戦争実体世代最後の生き残りが、今ウクライナ戦争をやっているのだ。

戦後日本戦争に巻き込まれなかったのは、戦争実体験の世代がいたからではなく、日米安保在日米軍がいたから。

2022-05-21

第二次世界大戦第一次世界大戦ってほぼ白人戦争だし、もうそろお行儀よくするの限界になったのでは…?

と思います

2022-05-19

anond:20220519050611

国家という概念人類歴史でいうとわりと最近できたもの第一次世界大戦ぐらいの時に国家を上げて兵を動員するために作った。

2022-04-29

anond:20220426151626

敢えて言えば帝国主義者ではあったろう。遅れて来た帝国主義者とでも言うべきか。ドイツで言えば第一次世界大戦時のヴィルヘルム2世のような立場? 一応は立憲君主であり、世襲君主であり、かつ帝国主義者であって、ファシストとは言い難い。

そもそも第二次大戦時の日本軍国主義帝国主義官僚主義君主国であって、ファシズムを毛嫌いする側であったのだから。(あの岸信介も、日本ではファシズム絶対容認できないと言明している)

ファシズムドイツでもイタリアでもスペインでも君主制を押しのけてのさばって行ったし、スペインでは君主制の復活がファシズム終焉民主政の復活をともなった。

2022-03-12

ロシア人全体への攻撃について

ロシア情勢についてここ数日ずっともやもやしている。

ウクライナに関する陰惨なニュースが主な原因だけど、

一般ロシア人に対する攻撃についても気になっている。


ロシア人の店への嫌がらせが頻発しているとのニュースをよく見かける。

また、FBやインスタがロシア人への暴行容認するような規約変更をする方針とのニュースがあった。

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-meta-platforms-idJPKCN2L72MR

現状、実際に嫌がらせをしているのは少数の人間なんだろうなーとは思うけど、

今後エスカレートすることを危惧している。

プーチン含むロシア指導部の行為容認できないのは言うまでもない。

過去に例を見ない規模の経済制裁だってやむを得ないのだろう。

ただ、経済制裁がおよび各国から非難を、

ロシアはいくらでも攻撃してよいのである

という誤ったメッセージとして受け取っている人たちがいるように思う。

経済制裁目的ってロシア人全体を罰することじゃないよね?

ロシア経済を絞り上げてクレムリンへの国民の不満をぶつけて、内部から紛争を止まらせることが目的だよね。

だとしたらさ、国外在住のロシア人への攻撃逆効果だよな。

(それが仮にプーチン支持者だったとしても)

正義のつもりなのか、叩いても咎められない相手憂さ晴らししてるだけなの分からないけどさ、

「ほら、国外ではロシア人はこんなに弾圧されているよ、やっぱり俺らについてきたほうがいいだろ?」

と逆に民族的団結を促して、ますます過激になっていかいか

それはプーチンに利するであろうことを考えると、

在外ロシア人への攻撃行為は、間接的にロシア指導部に協力しているとすら言えるんじゃないだろうか。

在外ロシア人を保護せよ、なんて言うつもりはない。

ただ、「敵はロシア指導であるロシア人全体ではない、在外ロシア人への攻撃はやめろ」くらいを各国偉い人が言ってほしいなぁ。

(知らんところで呼びかけていたなら申し訳ないけど)

ロシア国民にしてもさ、引き返してもどうせ嫌われているし経済制裁地獄ならもう突き進むしかねーだろ、という負のインセンティブになりかねないじゃん。

第一次世界大戦後にドイツに対してとんでもない額の賠償金請求して、追い詰めた結果ナチスを生み出すことになった。

ロシア国民に対しては「不本意ながら経済制裁してるけど、翻意してプーチンを表舞台から引きずり下ろせば、経済制裁もやめるし外資も戻ってきてお得ですよー」という雰囲気を醸成するような、アメ的なメッセージも伝えるべきじゃないかな。

(伝える方法があるのかわからんけど)

ウクライナ人がロシア人を憎むのは、もうこれはどうしようもない。

家族や友人を殺され日常蹂躙された人たちに、相手国民へのヘイトをやめろ、なんて言えるわけがない。

だけど、直接的な被害を被っていない第三国人間は冷静になって、

在外ロシア人へのヘイトが何を生み出すのか考えたほうがいいと思うな。

それはむしろウクライナのためにも

今回の侵攻がどう終わったにしても、ロシア人が消えていなくなるわけではなく、今後も引き続きお付き合いすることになるわけだし。

プーチン選挙で選んだのだから仕方ないという意見もあるが、

実態を見るとまともに民意を反映した選挙が行われていないよね。

なんか色々稚拙文章を書き殴ったけど、

もう暗いニュースばかり上がってきて本当に疲れる。。

しばらくニュース見るのやめようかな。

2022-03-10

ウクライナ戦争陰謀論

ウクライナロシアが攻め込んだ。

2月24日の昼間はそれでもちきりになった。

それ以来、ニュースから目が離せなくなった。

ロシア内部の怪文書まで出てきた。

anond:20220307185236

この文書面白いのは信憑性ではない。むしろ、いま起きていることがちゃんと過不足なくそのまま表現されているという印象だ。

私は一般人間でただウクライナ戦争に興味を持っただけだが、わたしの目からたこ戦争ポイントを書き残してみたいと思った。

指導者対決・プーチン対ゼレンスキー

現在諸国指導者の中でも、プーチンキャラトップクラスに立っているほうだ。

20年以上ロシア支配しているだけではない。

マッチョだし、ソ連時代スパイ組織KGBだった。

日本から贈られた秋田犬のユメを飼っている。

ウラでは、プーチンという権力にとって邪魔人間バンバン消えている。

事実がどうということはおくとしても、明暗コントラストというだけでもすごい。

しかし、対するウクライナのゼレンスキー大統領キャラも、ぽっと出にしては立ちすぎている。

ゼレンスキーは、テレビドラマ大統領役をやって好評を博し、そのイメージのまま大統領選挙に出たら通ってしまったという経歴だ。

しかもそのコメディアンであったとき持ちネタのことも散々話題になっている。

そのうえで、大統領として首都キエフに残って戦い続けるという姿勢を堅持していることから支持率も爆上がりしているらしい。

そりゃあそうだろうな、という気分である

いや、まったくキャラが立っている。

キャラという点では甲乙つけがたい。

プーチンというデフェンディングチャンピオンと、挑戦者ゼレンスキーの戦いという観点からするととてもいい勝負だと言わざるを得ない。

うその時点で目が離せない。

この対決で例えば普通指導者を失脚させるという場合には、よく、スキャンダルのようなものを引っ張り出してきてどうにかするということがある。

プーチンはもう20年もトップにあるので、あらかたスキャンダルのようなものは出尽くしてしまっているし、そのうえで、余計なものは洗い出されて消されている。

対するゼレンスキーは、Twitterでも散々話題になっているが、そもそもが、テレビに出て壇上で男性自身ピアノを弾くという、ある意味ノーガード戦法フル・モンティ戦術で立っている。

これを見て、内心で楽しまないひとというのはやはり人間として「どうか?」と思う。

国連安保理常任理事国ロシアNATOに入りたいウクライナ西側世界

ロシア他国に攻め込むということはもう言い古されたことだが重大すぎる意味を持っている。

ロシア国連安全保障理事会常任理事国だ。

常任理事国拒否権がある。

議決拒否権行使すると他のどれだけの国が賛成していたとしても否決される。

国連安保理意思表示しましょう、という議決があって、200近い国のほぼ全部が賛成しても、たった1国、常任理事国がNOと言ったらNOなのだ

それがロシアだ。

ロシア常任理事国から拒否権行使するだろうとみんな思ったし実際にそうなった。

ただ、今回の戦争で、この仕組みにも、ちゃんフェイルセーフがあることがわかって勉強になった。

まり、緊急会合という、常任理事国拒否権の及ばない形で、国連として意思表示ができる仕組みがあり、ちゃんとそれが発動したことは、よく考えられているなあと思った。

これはとても意味がある。

国連ロシアの行動を公式戦争と認めたということにほかならない。

明治維新で言えば、菊の御紋、錦の御旗だ。

こうなれば本人がどれだけ「特殊軍事作戦だ」と言い張ろうと、戦争戦争だ。

戦争というのは、実はまったく儲からない。

アメリカ第二次世界大戦のあと、何度も他国に軍を派遣しているが、朝鮮戦争以後の戦争でペイしたのは湾岸戦争である

これは国連からおカネが出たからペイした。

まり安保理が動かないことにはどんな国も動きたくないのである

そういう、世界安全保障に対して大きすぎる責任を負っている安保理常任理事国が、よもや侵略戦争をおっぱじめるなんて思いもしないことがおきたというわけだ。

侵略戦争というのはつまり、他の国の領土をぶんどろうということである

日本首相も「武力による現状の変更」と繰り返しているが、そういうことだ。

G7会合首相が、ロシア核兵器行使することをちらつかせることに対し、自分地盤である広島を持ち出して、反対の意思を表明したのはなかなかいいなあと思った。

結局ウクライナ戦争というのはNATOの話なので、日本としては関係ないのだが、まあ、そういう形で「核兵器は許さん!」と息巻いてもふつうならドッチラケになる。でも、ホームタウン広島ということになると意味が随分変わってくる。

から議論がどう変わるかということは一切ないけれど、「ああ、このひとはそういう強いお気持ちがあるのね」というのは伝わるだろう。

ヨーロッパ軍事連合体NATOロシアの拡大の可能性に対して身構えるなか、一気に大きな動きがあった。

諸国が一気に動いたことでわかったことは多い。

基本的EUだのNATOだのという国々はロシアが怖い。

歴史からすれば「まさか」ということがいくつも積み上がってコピペまとめになっていっている。

いくつかあるが「ドイツ軍拡を表明するレベル」「スイス中立を破って経済制裁に加わるレベル」というものだ。

個人的には、ドイツ連合国側に加わるというのはアツい。

ドイツ基本的ものすごい経済大国だ。

EUというけれどあれは要するにドイツ第4帝国だ。

ドイツが作った車を売る。

まわりの国はドイツに働きに行って車を作る。

第一次世界大戦も第二次ドイツは悪だった。

産業大国だったのは100年位以上前から変わってない。

ただ、その都度イキってしまって空気読めなくて調子乗って、それで戦争おっぱじめてボコボコにされるというパターンだった。

今回は満を持して、連合国側に入った。これがアツい。

経済規模として、ロシアにはほとんど勝ち目はない。

ただ、前史としてヨーロッパには大きな責任がある。

背景となったことで重要なのはロシアが、SDGsという国連の枠組みを追い風にして、他の欧州諸国に対して自分たちの輸出するエネルギー資源依存するように仕向けていった流れがある。

グレタ・トゥーンベリなんかに対してプーチンはずいぶん肩を持っていた。

「グレタ プーチン」と検索すれば山程出てくるだろう。

いまにしてみるとなるほどと理解できる。

SDGsから石炭回避して、天然ガスにしたいという世界というか特にEU欧州の流れを、資源大国であるロシアは歓迎していたのだ。

戦争の展開

展開としてひときわ興味を引くのは、その超大国ロシアに攻め込まれ小国ウクライナが、意外にも持ちこたえてしまたことだった。

ロシアロシアで、予想通りの大軍を突っ込んでいる。

ウクライナ攻略せんと投入された戦車は、道路をなんと64キロも埋めつくしているという。

なんという数の大軍だろうか。

その戦車は、なにをしているかというと、1週間以上待機している。

食糧と燃料とバッテリーが尽きているという見方もある。

なぜ道路しか通れないかといえば、ウクライナ平原現在の時期、雪解けのために泥濘になってしまっている。

この泥濘はいかな戦車といえど突入するやいなや沈んでしまい、行動不能に陥る。

補給のためのタンクローリー道路しか走れない。

しかもそのタンクローリーは、ウクライナ軍に狙い撃ちされてあえなく喪失してしまった。

なんだよ、このコントみたいな展開は。

戦車だけでなく、投入された兵士たちも練度が浅く、すぐに戦線離脱しているというウクライナ側の発表も続いている。

それを鵜呑みにするのではない。

アルファブロガーfinalventは、この戦争の基軸を、クリミアアゾフ海保全だろうJK、とYoutubeで言っていた。

これは3週間経った時点でもいちおう一定の見通しとしてはまだ成立してはいる。

彼以外でも、ロシアの動きとしては(ウクライナの)「北では雑、南は緻密」という見方が広がっているようだ。

北が雑と言っても、もう流石に北も飽和してきている。

攻撃まで時間問題だろうというのはペンタゴンも言い始めている。

やはり露助の物量はすさまじいので、おおかたのひとが予想したように、ロシアは悪虐街道を爆走中である

病院やら学校やらぶっ壊し放題だ。

しかもその悪虐を全部ウクライナ側のやったことだと主張している。

どうやらマンション地対空ミサイルが突っ込んだのはウクライナ側らしいとも言う。ただ、街の広場巡航ミサイルが突っ込んだのはロシアのものだともいう。

大事なのは、そうした主張・発表の整合性を、政権の中枢や、大本営発表だけでなく、駐日大使あたりまで全部整合性を取るように徹底している。

もちろん、古来、大使外交官という存在は、リモートかつオフライン状態でありながらも、自国駆動している根本論理を考え詰めて、どんな状況を突きつけられても、その場で取り繕えるような論理の訓練をしているのだということは、例えば佐藤優が書いていたように思う。

もっと佐藤優はこの事変のさなかで随分、親プーチン的な姿勢批判されているが。

専門家としてTwitterでながく生息していたミリオタのひとが有識者としてメディアに出ずっぱりになっているのも面白い

そのハンドルネームが「丸の内OL(27)」だったり「コスメ女子美容垢」だったりしてネタになることも華を添えている。

いまは「人」だ。

ただ、彼を中心とした専門家たちも結局ほんとうにどうして起きたのか、何が起きているのか、これからどうなるのかということはわからないでいる。

からないでいるのであれば何も考えなくていいいかといえば、そうではない。

事実として、現在進行系で、ひとは確実に死んでいるということがわかる。

これは重大である

開戦に至る前の経緯で面白かったのは、米国の動向だった。

米国は、ロシアが侵攻するまでの意思決定をかなりの精度で把握した上で、それをおおっぴらにすることで、かえって侵攻を抑止しようとしたと言われている。

そういうわけで、わたし自身は、基本的に情勢を、ペンタゴン分析を軸に見ていくのがいいと思っている。

ともあれ、現状では何もわからないままだ。

認知的不協和陰謀論

ウクライナ情勢にハマってしまったのは単純だ。

コロナ話題に飽きていた。

から、開戦1週間はずっとこのウクライナ話題を追いかけてしまった。

しかし、1週間をすぎたあたりから、戦況が膠着から、どんどんウクライナ市民被害が拡大していくなかで、冷静に恐怖が高まってきた。

停戦会議が進み、「人道回廊」という罠が明るみに出る。

そうして見えてくるビジョンひとつしかない。

どう考えても落ち目の国のロシアだが、資源と核を握り続けている分、他の国は手を出せない。

数日のうちにキエフは総攻撃を受けて陥落する。

ウクライナ蹂躙され、市民虐殺される。

そういう、暗い、なんというか耐え難いビジョンを前に、正気を保つというのはそれ自体が困難な挑戦だ。

さて、笑い話ではないところとして、この事例は、顔貌がよく似たひとびととの実力行使のうらで生じうる破壊工作がどのように起きていくかという現在進行系の事例であることだ。

そうした、個々の情報リアルタイムで出てくることに対して、どう反応するかということを自分で鍛える絶好の機会である、ということだ。

これは日本にとっても決して見逃してはいけない瞬間であると思う。

似た顔、似た容姿、深い断絶の関係から、潜入してくる存在にどう対処するかという格好の事例となるだろう。

特にSNS、つまりリアルタイム情報端末に全世界のひとびとがつながっている状態で発生した戦争ということで、乱れ飛ぶナラティブが、ロシアウクライナ側もすごい。

ロシアウクライナネオナチと呼ぶ。

ウクライナ大統領ユダヤ人なのに。

陰謀論はかまびすしい。

この二週間で、いろいろなプーチン擁護ウクライナ陰謀論が出てきた。

それがロシアから出てくるならわかるが、ぜんぜん関係ない日本タレント評論家勢がそうしたことをタレ流しているらしいことが伝わってくる。

肩を持たないまでも、「両論併記」のようなことをいう。

本稿はどちらが正しいかを論じるわけではないけれども、私は西側流派見解をいちおう沿って考えているので、そうした見方を、両論併記まで含めて、ある程度の陰謀論として遇する。

ただ逆の側から見れば私の見方もまた陰謀論に見えるであろう。

ここで言いたいのは、陰謀論というのは、「認知的不協和否認」として出現するのだなということがハッキリわかったということだ。

あと、歴史を除く人文の研究者らしきひとがTwitterかにでてきて「いまこそ思想研究大事なんだ」と絶叫する例が流れてきたりした。

そりゃないだろ、と思う。

思想無意味だと思う。

せいぜい役に立つとしたら、人間社会性にビルトインされたバイアスときほぐす、社会心理学のような取り組みにとどまるだろう。

つらつらと書いてきたが、おおっぴらに書けないことばかりなので、増田に上げる。

まず、「コロナに飽きた」ということからして、オモテでは書きづらい。

そもそもコロナ医者でないとなかなか信憑性がない。

医者からといってまともじゃないのもいっぱいいるが、医者からといってちゃんと考えられるわけでもない。

私がコロナについて知りたいのはもっとどうして発症するのかとか、どうして死ぬのかとか、そうしたメカニズム面でのことだった。

しかがっかりすることに医者は結局人命にしか興味がない。

それはそれで大事なのだが、その結果2年間なにもわからないままで過ぎた。

ましてウクライナ戦争は、さら差し迫った人命の問題だ。

であるにもかかわらずわたしは、諸賢がいみじくもおわかりのとおり、この状況を、楽しんでいるとの謗りを受けても、否めない。

2022-03-07

FSB内部告発文書(信憑性注意)

id:Vorspiel

Changelogを入れたら末尾が切れてしまった…Changelogはリプにします。https://anond.hatelabo.jp/20220308162009

--

Twitterで流れていた以下の文書翻訳したものです。

https://twitter.com/igorsushko/status/1500301348780199937

最初Twitterに流しましたが(https://twitter.com/Vorspiel2/status/1500677825044819971)、誤訳修正し、追加情報を入れて清書しました。

なお、この文書真正性について、まずこちらの評価をご参照ください。(イギリス情報サイトBellingcatの幹部Christo Grozev氏による)

https://twitter.com/christogrozev/status/1500196510054637569

以下はその翻訳です。

昨晩[日本時間3/5早朝]、FSB内部告発文書と称するものが公開された。そこには、ロシア軍ウクライナでの失敗と、今後数週間~数ヶ月におけるロシア惨状予測が記されていた。これが本物かは分からない—ウクライナは以前に、心理戦の一環として偽のFSB文書リーしたことがある。

だがこれはそれとは違うようだ: 情報源は信頼できるもので(gulagu.net創始者)、偽造にしては遥かに長い文書だ(長くなるほどボロが出やすくなる)。

私はこの文書を、知己のFSB職員2人(現職または前職)に見せた。2人とも、これは間違いなく同僚が書いたものだと判断した。彼等は結論のすべてには同意しなかったが、それはさておき。

文書こちら。一読の価値がある: https://www.facebook.com/vladimir.osechkin/posts/4811633942268327

内部告発というのが仮に真であったとしても、内容に虚偽が含まれている可能性にご注意ください。

更に、私はロシア語は分からないので、露→英訳時に意図的か否かを問わず誤情報が紛れ込んでいる場合にはそのままになります。この点について、ロシア語が理解できる方はチェックをお願いします。

以下本文です。

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[冒頭は英訳者Igor Sushko氏のコメント。氏はウクライナ出身アメリカ育ちのレーシングドライバー]

以下は、現職のFSB分析官による、ロシア現状分析英訳したものである。長いスレッドになるので心して読んでいただきたい。シェア歓迎。全文で2000語以上になる。カーテンの裏で起きていることに対する高度な洞察であり、幅広い題材を含む。

文意を明確にするための補足を、必要に応じて括弧書きで加えている。[日本語訳時に、追加の補足を角括弧書きで入れている。] では始めよう:

[ここからが元文書の内容]

最近はろくに眠れていない。ほぼ24時間勤務で、頭に靄が掛かったような状態だ。過労なのだろうが、まるでシュール世界の住人になったような気分だ。

パンドラの箱は開いた—本当の世界規模の惨劇は今夏までに始まるだろう—全世界飢餓は避けられない。ロシアウクライナ小麦の主要産地なのだから。(コメント: 世界規模の飢餓が起きるという予測には同意しない。)

我が国指導者層に本作戦(ウクライナ侵攻)を決断させたのが何かは分からないが、彼等は揃って我々(FSB)の責任だとしている。我々の分析非難され、もっと沢山報告を出すよう、最近ますます圧力を掛けられている。

こういう政治コンサルタント政治家、権力者ども全員が混乱の元凶だ。何より重要なのは、誰もこんな戦争が起きるとは知らなかったということだ—開戦は誰に対しても秘匿されていた。

一例を挙げる— ロシアに対する隕石攻撃(コメント: 西側諸国による制裁を指すと思われる)[これは露→英訳時のミスと思われる。詳細はhttps://anond.hatelabo.jp/20220322231355を参照]があった場合の結果と影響の分析依頼があったとしよう—

そこで攻撃モード分析するが、一方これはあくまで仮説であって細部を強調するな、とのお達しがくる。なるほどこのレポートはどこぞの官僚チェックリストとして使うもので、分析結果はロシアにとってポジティブものでなくてはならない、

そうでなければ「仕事ができていない」と詰問されるんだな、と理解する。したがって、我々にはどんな攻撃にも対抗手段が揃っている、という結論を出さざるをえない。もう完全にやりすぎだ。

ところが、蓋を開けてみればこれが仮説ではなく現実に起こっており、こんな仮説に基づいた分析など全くのゴミ屑になってしまった。制裁に対抗できていないのはこのためだ。こんな戦争が起きることは誰も知らず、従って制裁への対抗策も準備していなかったのだから

これは秘密主義と裏表だ—誰もが知らされていないのなら、準備のしようがあるだろうか?

カディロフは激おこだ。ウクライナが「FSBからキーウのチェチェン部隊情報をもらった」と吹聴したことで、我々(FSB)と連中は一触即発になりかけた。

カディロフの部隊戦闘に入る機会すらなく壊滅し霧消した。FSBからウクライナへのリークがあったという情報を私は持っていないので、推測するにその可能性は1-2%だろう—とはいえ可能性を完全に排除できるものではない。

我々の電撃戦は完全に失敗した。そもそもが完遂できないタスクだ: ゼレンスキーと部下を開戦3日で確保し、主要な建物をすべて占拠し、城下の盟を誓わせたとしたら、

ウクライナ抵抗は最小限に抑えられただろう。理屈上は。だがそれがどうした? こんな「理想的な」展開であってさえ、解決不能問題が残っている: 我々は誰と交渉する気だ?

ゼレンスキー排除するとして、よろしい、では合意署名するのは誰だ? ゼレンスキー署名するなら、彼の排除後は合意は役立たずだ。ОПЗЖ(ウクライナの親露派野党)は協力を拒否している。

臆病者のメドヴェドシュク[実業家プーチンの友人]は逃亡。指導者は他にもいるが—ボイコ[野党党首]は拒否、彼の支持者も理解しないだろう。ツァリョーフ[DPR・LPR議会議長]を呼び戻そうにも、ロシア国内ですら不評。ヤヌコーヴィチ[前大統領]を戻す? どうやって?

占領不可能、ということになれば、我等の撤退後、[ウクライナ]新政府10ももたずに倒されるだろう。

占領するにしても、必要人員がどこにいるというのか? 司令部軍警察、防諜、諜報—ウクライナ人の抵抗を抑え込んだとしても、50万人は要る。これに更に補給兵站が加わる。

こんなのはまりきったことだ—質の悪いリーダーシップを量で補おうとするなら、何もかも分が悪くなる。繰り返すが、これは「理想的シナリオ」での話だ。現実はそうではない。

それでどうなっているのか? 総動員を掛けることはできない。理由は2つ:

1)総動員を掛けたらロシア国内問題で自壊する: 政治でも経済でも社会でも。

2)我々の兵站今日ですら伸びきっている。これだけ巨大な分遣隊をウクライナに送り込めたとして、何が得られる? ウクライナ—広大な国土を持ち、我々に向けられる敵意は半端ない国において。

我々の道路はこんな大部隊補給に耐えうるようできていないから、何もかもがストップするだろう。現在の混乱状況を鑑みれば、指導者層がどうにかできるものでもない。

この2つの理由が同時に存在している。どちらか一方でも、失敗には十分だというのに。

ロシア軍の損失について: 実数は分からない—誰にも。開戦から2日間は何がしか情報が入ってきたが、今となってはウクライナで何が起きているのか誰も把握していない。主要師団との連絡は途絶えている。(!!)

通信回復するかもしれないし、攻撃を受けて散開しているかもしれない。司令官ですら戦死者数・負傷者数・捕虜数を把握できていない。戦死者の合計数は千人単位だろう。1万人か、5千人か、2千人ですんでいるか

こんなことすら、司令部誰も知らない。もしかしたらロシア兵の戦死者は1万人近くかもしれない。しかもここにはDNRとLNRの戦死者は含んでいない。

ゼレンスキー殺害ないし捕縛したとしても、状況は変わらない。我々に向けられる敵意はチェチェンのそれ並だ。今となっては、ウクライナの親露派ですら公然と我々に反抗している。

それもこれも、(ロシアの)トップがすべて決めたから。こんなシナリオ(ウクライナ侵攻)など、先制攻撃を受けない限り起こらないと聞かされてきたから。

我々が脅威を高めていくのは、戦闘によらず交渉で結果を出すために必要と聞かされていたから。ウクライナ国内でのゼレンスキー批判の準備も、ウクライナ侵攻など考慮にも入れていなかったから。

今日ウクライナ市民の死者数は幾何的に増加しており、抵抗は強くなる一方である歩兵部隊都市侵入を試みているが—落下傘部隊20隊のうち、わずか1隊が「暫定的に」成功を納めたのみ。

モスル侵攻を思い出してほしい。まるで同じだ—どの国でも起こることで、何も新しいことなどない。ここ数十年のヨーロッパでは—セルビアが一番良い例だろう—都市を包囲しても数年は持ち堪えられる。ヨーロッパからウクライナへの人道的支援が始まるのも時間問題だ。

我々のひとまずの期限は6月だ。というのは、6月になったらロシアには経済というものが無くなるからだ—何にも残らない。

大局的には、来週には(ロシアで)(戦争賛成派対反対派の)両者の一方が崩れるだろう。こんな(ロシア国内の)緊張状態は長続きできない、というだけのことだ。

分析のしようもなく、混乱状態予測の立てようもなく、何が起きるか確度を持って言える人間など(ロシアには)誰もいない。

直感に従って、しかも強い感情に動かされて行動するなどというのは最早ポーカーではない。だが賭け金は釣り上がってしまい、どれかしらの手段はうまく行くだろうという望みに掛けるしかない。悲しいけれど、人間は往々にして計算違いを起こすし、そうなればすべてを失うことになる。

見渡してみれば、ロシアにはアウト[ポーカーにおいて「これを引けば勝てる」というカード。「勝ちの目」]が無い。勝ち筋などなく、どうやっても負けるしかない—ということだ。(ここで一旦中断。小休止後に再開する)

(ここから後半。こちらはもっと興味深く、ラストには喜ばしい方向で驚くべきことが記されている)

我々は前世紀の失敗を100%なぞっている。「弱っちい」日本を蹴散らして瞬く間に勝利するつもりが、実は我々の軍はずたぼろだった。[日露戦争]

その後、また勝ちを目指して戦争[第一次世界大戦]をおっ始め、軍隊教育のためにボリシェヴィキ徴兵を始めた。当時よく知られていなかったボリシェヴィキ戦争反対のスローガンを掲げ、ああいった行動に出た…

プラスの面も見よう: 懲罰部隊前線に送り込むなんてことは考えもしないよう、我々は手段を尽くした。政治犯や社会不適合者を徴兵したら、前線士気は下がるだけだ。

敵軍(ウクライナ)の戦意は高い。恐ろしく高まっている。戦い方をよく知っているし、有能な指揮官も多数居る。武器補給もある。世界的な人道破局舞台を整えているようなものだ。

我々が最も恐れていることは: 首脳が古くから問題を新しい問題で糊塗しようとしていることだ。ドンバス2014年に起きたことの大きな理由がこれだ—我々は西側諸国クリミアの「ロシアの春」から引き剥がす必要があった。それで、いわゆるドンバス危機演出し、西側の注意を逸らして

交渉材料にするしかなかった。だがそれで問題さらに大きくなった。そこでエルドアン圧力を掛けてサウス・ストリーム(ガスパイプライン)を4本引かせた上で、シリアに侵攻した。

レイマニ(イスラム革命防衛隊)が自分側の問題解決するために、わざと偽情報を我々に流したために起きたことだ。その結果、クリミア問題は片付けられず、ドンバス問題も無くなっていない。

サウス・ストリームは(ガスパイプライン)2本に減らされ、シリアは宙吊り状態だ—我々が撤退すればアサド政権は倒され我々は無能扱いされるが、我々が駐留し続けるのも困難だし意味もない。

こんな「ウクライナ電撃戦」を誰が思い付いたのかは知らない。もし仮に我々が正しいインプットを受け取っていれば、少なくとも初期の計画には疑問点があり、大部分を再評価するよう指摘できただろう。それはもう大量に。

それが今や、我々はクソみたいな(PG言葉遣い英訳者による)ハマリ状態で、どうしたら良いかも分からない。「非ナチ化」「非武装化」というのは分析カテゴリには無い。というのも、具体的に数値化されたパラメタが無く、目的達成を何をもって評価できるのか分からない。

今や我々は、頭のおかし参謀トップヨーロッパとの紛争決断させるのをただ待つだけだ。要求制裁の緩和だ—制裁を弱めるか、それとも戦争か。

西側が拒絶したら? その場合、本物の国際紛争に巻き込まれ可能性も否定しない。1939年ヒトラー同様に。我々の「Z」[紀章]は鉤十字同様に扱われるだろう。

(ウクライナでの)局地的な核攻撃はありうるか? イエス。但し軍事目的ではない。こんな兵器は防御を崩す役には立たない。使うなら目的は我々以外(西側諸国)の恫喝だ。

我々はウクライナに全責任をおっ被せるシナリオの土壌を作っている。ナルイシキン(ロシア対外情報庁官)と配下SVRは、ウクライナが密かに核兵器製造していた、という証明をせっせとこさえている。クソったれ。

連中は、我々がとっくに分析放棄した論を押し通そうとしている: [核兵器開発の]専門家ウランがあったことの証拠証明など、でっち上げることは不可能だ。ウクライナには劣化同位体238[ウラン238。劣化ウラン]が1トンある—だが問題にはならない。核燃料サイクル上、作り出すことを秘密にはできない。

「汚い爆弾」にしても秘密裏に製造することはできない。ウクライナの古い原発では、それに必要物質副産物として最小限産出されるのみだ。アメリカはMAGATE[IAEAロシア表記]と共にこういう施設監視しているから、こんな論など出したら馬鹿にされるだけだ。

1週間後には何が起きているだろうか? 2週間後でもよい。我々はドツボにハマり、古き良き、空腹の90年代を思い出すことになるだろう。

市場が閉じつつあるのに対抗して、ナビウリナ[ロシア連邦中央銀行総裁]は正しい措置を講じているようではあるが、所詮は船に空いた穴を指で塞ぐようなものだ。状況はどのみちどんどん悪化し続ける。3日とか5日とか7日、などのうちには最早解決しない。

カディロフが地団駄を踏んでいるのも故ないことではない。彼等には彼等の野心がある。彼は「無敵」として名をあげた—もし失敗したなら、自分の部下達に引き摺り下ろされることになる。

それからシリア。「諸君—耐えろ、ウクライナは片づける、そうしたら我らのシリアでの地位を強化する。」実際のところ、ロシアの分遣隊はい補給が切れるかも分からず、その後には熱波が待っている…

トルコ海峡を封鎖したし、シリア物資を空輸するのはかまどに金をくべるようなものだ。しかもだ—これはすべて並行して起こっている。ひとまとめにして分析する時間すら無い。

我々の現状は1943-1944年ドイツのようなものだ—だがこれはウクライナでの「初期状態」にすぎない。

過労でくらくらするし、これは夢で、実は以前と何も変わっていないのではないかと思うことすらある。

監獄について—今後も悪化するだろう。ナットは血が滲むまで締め付けられるだろう。どこでも。有り体に言って、純粋テクニカル観点では、現状をコントロールし続けるにはこの手しかない。

我々は既に総動員体制だ。だがこんな体制は長く続けられない。タイムテーブルがどうなっているのかは分からないが、状況は悪化の一途だ。国家統治というのものは、総動員を掛けたら狂い始めるものと決まっている。しかもだ: 100mを疾走できるとして—それをマラソンでやったらどうなるか。

で、ウクライナ問題について100m競走よろしく飛び出したものの、よく見たら参加登録したのはマラソンだった、ということだ。しかもこれは、現状のかなり簡潔な要約でしかない。

更に皮肉なことを言えば、私はプーチンが核の赤ボタンを押して世界を終わらせるとは信じていない。

まず、それを決められるのは1人ではない。誰かが反対するだろう。このプロセスには多数の人間が関与している。「赤」ボタンを1個押すだけ、というものではない。

2つ目、そもそも[核兵器が]正常動作するかも疑念がある。

経験的に知られているとおり、制御構造に透明性があるほど、問題点は見つけやすい。誰が何をどうコントロールしているか混沌としているにも関わらず、虚勢を張った報告ばかりが飛び交う状況にこそ、問題が潜んでいるのが常である

「赤ボタンシステムが言われているとおりに稼働するかは確信が持てない。それに、プルトニウム燃料は10年毎の交換が必要だ。

3つ目、これが最も唾棄すべきで悲しいことだが、私個人の信念として、側近や忠臣すら近づかせないようになったプーチンが、自分自身を犠牲にするなどとは思えない。

プーチンが恐れているのがCOVIDなのか暗殺なのかはどうでもいい。もしプーチンが、自分が最も信頼していた人々すら恐れているのだとしたら、自分自身と最愛の人々を破壊するなんてことができるものかね? (英訳終)

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