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はてなキーワード: フェイルセーフとは

2024-03-25

UDデジタル教科書体のバリエーション

Windows10 以降のWindowsに標準搭載されるようになった「UDデジタル教科書体」というフォントがある。游ゴシックに並んで書体が美しいフォントで、そこらへんのチラシや張り紙などで濫用されているのをよく目にするだろう。

だがUDデジタル教科書体はバリアントが6種類もあって、それぞれがどんなフォントなのかわかりにくい。Wordバリエーションを選ぼうとすると、一覧にはこんな風に並ぶ。

 

UD デジタル 教科書体 N-B

UD デジタル 教科書体 NK-B

UD デジタル 教科書体 NK-R

UD デジタル 教科書NP-B

UD デジタル 教科書NP-R

UD デジタル 教科書体 N-R

 

フォント名を単純に昇順で並べただけで、バリアント順になっていない。これでは何がなんだかわからないので整理してみよう。

書体和文欧文ウエイト
UD デジタル 教科書体 N-R等幅等幅標準
UD デジタル 教科書体 N-B等幅等幅太字
UD デジタル 教科書NP-R等幅プロポーショナル標準
UD デジタル 教科書NP-B等幅プロポーショナル太字
UD デジタル 教科書体 NK-Rプロポーショナルプロポーショナル標準
UD デジタル 教科書体 NK-Bプロポーショナルプロポーショナル太字

バリアントは

和文/欧文)×(等幅/プロポーショナル)×(ウエイト

という順列組み合わせになっていることがわかる。

どれを選べばいい?

基本的には「NP-R/B一択

日本語の文面は等幅フォントが読みやすく、英文英単語プロポーショナルフォントが読みやすいからだ(メイリオ游ゴシックなどもこの組み合わせである)。その組み合わせの NP ひとつオールマイティにいける。

なお、和文に強いてプロポーショナルフォントを使う場面はなく、せいぜい見出しタイトルなどの短いセンテンスや、UI部品メニューなどスペースが限られる用途などに限定して使うべきだろう。

また、英語等幅フォントも同様で、桁が揃っていないと見にくい表の数値や、プログラムのコードくらいしか一般的には使い道がない。

まり「N」や「NK」の出番はほとんどないのである。(誤字訂正しました。指摘サンクス

繰り返します。UDデジタル教科書体は NP-R/B 一択です。

(余談)増田フォント

ちなみに、はてな匿名ダイアリーWindows環境で閲覧すると、本文の表示には「Meiryo UI」が使われています。この書体OSUI用に作られた省スペースフォントで、文字幅を強く圧縮した独特の形状をしていますファイル名やメニュー項目を表示するには省スペースで重宝ですが、ブログの本文などの長文を表示するような用途にはまったく適していません。ごちゃごちゃと詰まっていてとても読みにくいです。こんなもの普通は読みものコンテンツの最優先フォントに使ったりはしません。

なぜこんなことになっているのか、スタイルシートを読み解いてみましょう。

font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, "Helvetica Neue", "Hiragino Sans", "Hiragino Kaku Gothic Pro", "ヒラギノ角ゴ Pro W3", "Noto Sans JP", sans-serif;

まず先頭に "system-ui" という総称フォントが書かれているのが噴飯ものです。

総称フォントとは「指定された固有フォントひとつも見つからなかった時に最後の手段として代替できるような一般名」のことで、本来フェイルセーフとして font-family 値の末尾に書き添えますブラウザ総称フォントに対しては必ず何らかのフォントを割り当てていますから、どう転んでも何かのフォントは見つかり、最低限の表示が保証されるわけです。

ところがそれを先頭に書いたりしたら一発でフォントが見つかって、それ以降のフォント指定は読み飛ばされてしまます。system-ui の後ろのカンマ以降の情報実質的にただのゴミです。書く意味がありません。

なぜこんなスカタンフォント指定になっているか、だいたいの想像はつきます

system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont

このフォント指定は、MacOS付属の「San Francisco」という粋なフォントを呼び出す裏技として一部で流行していた方法なのです。すごく使いたかったんでしょうね、San Francisco を……。

しかMacOS以外のOSでも、system-ui にはそのOS固有のフォントが割り当てられていますWindows場合は長文の表示にまったく適さなMeiryo UI だった、というわけです。

どっちみち San Francisco記事内の半角英数記号くらいにしか使われませんが、Windows和文表示をすべて台無しにしてでもそうしたい何か強い理由があったんでしょうか。私には合理的理由は思い当たりませんが。

2024-02-01

anond:20240131200952

論点日テレ約束を守らなかったのか?

7の項で書いたように原作者認識では守られていないように感じていたようだ。だが客観的にみれば実際には守られている。

守られていない

守られているなら、原作者が手を出す必要などない

守る気がないから、原作者が手を出す結果になった

原作者が手を出すというのはフェイルセーフ

片づけをキチンとしなさい

片づけが行われていなかった場合、私が片付けますが、おやつ抜きにしま

おやつ抜きを受け入れたか約束を守った(ドヤァ

アホかよ

で、約束が守られなかったから、脚本家を変えろとまで言われてる

そうした結果、脚本家は「二度とこんな事が起こらないように」と発言してるが

現場原作者尊重する空気があったのなら

コンプラ的に考えても

こんなことが軽々しく口外されるわけないじゃん

状況的に脚本家が知らなかったのだとしたら契約上不味い事になりかねない

少なくとも、「表の契約を勘案して我慢してくれよ」みたいに申し送りしてたのなら、あの投稿はアリエナイ

から現場空気もお察しよ

脚本家擁護しようとする、ほとんどの言及

結果として、現場原作者を軽んじてたんだなぁと推測させるもの

当人らは、それを「擁護になる」と思って発言してて

辟易する

2024-01-21

anond:20240121101512

フェイルセーフ思想

仮に、発酵性のない甘い糖質を食べたあとに歯磨きしても、特に問題は起きないでしょ。

2024-01-07

JFAS航空安全会議が出した説明裁判や法の基礎知識が無いと意義や動機理解出来ないぞ

JFASが出した声明文がブクマを集めていているんだが、

 

https://jfas-sky.jp/2024%E5%B9%B41%E6%9C%882%E6%97%A5%E3%81%AB%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E3%81%A7%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%E4%BA%8B%E6%95%85/

ブクマページ https://b.hatena.ne.jp/entry/s/jfas-sky.jp/2024%E5%B9%B41%E6%9C%882%E6%97%A5%E3%81%AB%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E3%81%A7%E7%99%BA%E7%94%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%E4%BA%8B%E6%95%85/

 

ちょっと頓珍漢なブクマが多い。それは刑事裁判の基礎を忘れているからだ。

 

刑事被告人特別権利

ネットマスコミの皆さんは憶測で語るのを自重してね」の部分は刺身のツマだ。勿論ネットである我々の主体的行為としてその訴えを聞き入れるのは重要だが、その重要性は次点なのだ

一番のポイント事故調査刑事裁判対立する事にある。

 

被告人が己の身を守る事が出来るのは近代刑事司法の根幹である

被疑者被告人黙秘する事も出来るし、黙秘した事で「こいつは懺悔の念がなくて悪質だ」と加重処罰されたりもしない。

問われていない事実のうち、自分が不利になる事を明らかにするという動機もない。それは検事仕事である

己を有利にするために嘘の答弁をしても良い。勿論それが嘘とバレた際には心証は悪くなって情状の斟酌はされにくくはなる。これもその陳述が嘘であると見抜いて証拠を積み上げるのは検事責任である

 

勘違いされやすいがこれは刑事被告人のみに認められた権利で、検事証人には認められない。証人は呼ばれて出廷しないとなれば拘引状が発せられる。拘引状を執行するのは通常は警察官で手錠腰縄が掛けられる。裁判までは警察署留置場に入れられる。つまり逮捕と同じ扱いだ。数日間犯罪者と同室で過ごして裁判の日は法廷腰縄手錠警察官同伴で連行される。そこで証言を拒めばそれも犯罪となるのだ。

検事は嘘の立証の為に証拠捏造すれば逮捕され刑務所に入れられる。

 

刑事被告人は身柄の拘束もある上に相手国家権力であるから特別権利が認められているのである

 

犯罪者無罪放免約束する」事故調先進国アメリカ

だがこれでは事故原因の調査フィードバックという観点では困った事になる。労災原子力、航空、宇宙開発、その他技術では、事故原因を調査するだけでなく、それをフィードバックするという使命で動いている。フィードバック改善し、更に事故に至らないインシデント類型に分類する。インシデント収集すればその結果の事故に至る道筋が見える。

またその調査結果は秘匿せずに公開する。それは知識の共有の為であり、職業人の集まりであるからニュースレターで広めたり、資格更新研修で講習したり会社に定期的に講習を義務付けたりする。

 

でも刑事裁判ではこういう、緻密な調査結果がフィードバックされて安全性特にフェイルセーフ設計に帰すというような思想と折り合いが大変悪い。特に事故責任者は逮捕され、国家権力から身を守る為の法的な戦いに置かれている。己に不利な事、普段からの慣習や過去に似た事をしていたとか、過去には同様のケースで難なく乗り切ったとか、そういう事を言うというのはあり得ない。

また検事判事もその分野のスペシャリストという訳でもない。だからと言って被告人自分権利を守る事を止めろということも出来ない。

兎に角刑事裁判事故フィードバックの妨げである

 

そこでアメリカでは根本的な手段に至った。「事故責任者を訴追しない」という事にしたのだ。

勿論、飛行機事故ともなれば数百人が死ぬ事も珍しくない。それを無罪放免約束する形にしたのだ。

身の安全心理的安全を確保する。その代わりに親身になって己が不利になる事も話してくれ、それで技術進歩に協力してくれ。それが未来の数百、数千人の命を救う、と説得するようにした。

 

このやり方を採用している国はまだアメリカなど限られている。何しろ他国では業務上過失で数百人を死なせた人間極悪人犯罪者であって、それの無罪放免約束するというのはとんでもない事であってコペルニクス的転換だ。司法当局が許さないであろう。

 

チェルノブイリ原発事故の原因というのは未だ説がいつくか並立してある状態で、確定していない。今だその時の運転員に話を聞いても明白な答えは得られないそうである。身と心理的安全補償されていないかである

この点においてはソ連/ロシアアメリカでは後者の方が格段に技術文明的に優れていると言える。

 

事故調の利益とと対立する刑事司法無理解とそれに竿を差し扇動者たち

翻って日本での刑事司法理解はどうか?

例えば池袋飯塚幸三の起こした所謂「上等国民事故」ではこういう動画を恬としてアップする者もいる。

飯塚幸三被告無罪を主張しはじめた件について【池袋母子死亡事故

https://youtu.be/etBfbKb3Jbs?si=10vKskA-QUzpNZzW

この動画では飯塚被告人が「車に異常があり事故になった」と主張した事をもって、「これはトヨタ名誉棄損であり損害賠償される」と糾弾している。

これは被告人権利を解さない出鱈目なデマである自分利益無罪責任転嫁)の為にそういう主張をしてその責任を問われる事はない。情状が悪化するだけだ。この主張を覆す為に検察トヨタから証人招致したりデータシートを提出する必要があるがあるが、それは圧倒的権力国家代理する検事職務だ。

刑事裁判での主張の責任を問われたらそれは近代国家ではないし、近代国家では通常の弁護行為である

因みにこの投稿者運送会社で運管と法務をしていると言っているので、こんな事は全部判っていて言っているはずだ。ドライブレコーダー動画視聴者ヤフコメレベルに程度が低いので鵜呑みにして視聴数が伸びる。

この動画をわざわざ選んだのは、この投稿者俗流法的解釈で釣るような事を何度もしていて悪質であり、サムネイルクリックベイト多用と悪質なのに、ドラレコ動画見るような層には「真面目な業界人」と捉えられている為だ。

同様の事故では逮捕されるのに飯塚社会的身分がある為に在宅事件となり、それが上級国民批判されたのに、「被告人権利を使った」事で批判するという扇動である

 

こういう動画が上がってそれが好意的に消費されるように刑事被告人権利刑事裁判の仕組みの理解前近代的場合、JFASが言っている事も判る筈がないのである

身体的、身分的、心的安全性」が確保されないと事故調査の根幹である責任者の聴取が十全、それ以前に全く出来ない、刑事裁判が最大の障害になっている、という事が判らないのである

 

声明文の意味をもう一度確認してみよう

以上を読んだらもう一度声明文の最後の方を読んで見て欲しい。

日本では運輸安全委員会事故調査結果が刑事捜査裁判証拠に利用されています。これらの行為は、明らかな犯罪証拠がある場合を除き、調査結果を利用することを禁止する国際民間航空条約ICAO)の規定から逸脱した行為であり容認できるものではありません。

 今般の航空機事故において最も優先されるべきは事故調査であり、決して刑事捜査が優先されるものではないこと、またその調査結果が、再発防止以外に利用されるべきではないことをここに強く表明するものです

 

刑事捜査調査結果を使うなの意味が分かっただろうか?

アメリカ以外の国では重過失犯は訴追され裁かれ罰せられる。だから調査に当たって身の安全を十全には保証できない。

だが事故調の究極形態アメリカ型の訴追無しであり、それ以外の国ではそこに近づける必要がある。

それには事故調の結果を持って責任者が不利になる事は絶対ダメなのだ。だから事故調結果を刑事司法転用するな、と言っているのだ。 

 

ネットマスコミ犯人捜しするのは止めよう」と言う人も見受けられる。その態度は結構だ。

だがこの根本目的は「犯人がはっきりしている時でも責任を問うな」である。とんでもないミスで多数を殺した野郎でも責任を問わないことを約束し、未来事故回避する制度設計技術更新に資させる方を優先させろ、というのが主旨である

 

日本ではアメリカのように訴追しないという制度設計はまだ無理だ。

だが調査結果を刑事裁判証拠に使うというのではその目的の基礎の基礎の部分から間違えている。刑事裁判で使われるであれば責任者は不利になる事は言えなくなる。弁護士がそれを止める。その事故責任者の不利になる部分に事故再発防止の一番大きなヒントがあるのにだ。

 

から多くのブクマカ、特にメーデー民(増田は残念ながら同番組見た事が無い)なども基礎から間違えているコメントをしているので指摘させてもらった。

2023-12-15

anond:20231215114606

フェイルセーフっていう概念を知って嬉しがっとるんやろなあ

anond:20231215114606

今後はフェイルしないように改善してくんでしょ

フェイルセーフが働いたからこのままでも大丈夫とは言ってないと思う

anond:20231215114606

現場にいると、フェイルセーフが働いてよかった……って思うけど、フェイルセーフが働いてるからヨシ!とはならんよ

そのうち重大なインシデントが発生するぞ、それ

最近ネット民の「フェイルセーフが働いたか問題ない、騒ぐ奴は馬鹿」みたいな謎の風潮

フェイルセーフが働いたってことはフェイルしてるってことでそれ自体問題なんだが

2023-08-12

プール水の流しっぱなしを防ぐための機械システム開発

結論

計算するまでもないので計算せずに言います

現在のやり方で発生するミスによるコスト<<防ぐためにシステム導入するコスト

です。

システムの導入について検討すること自体無駄です。

どういうのを想定しているのか

①流水量を管理自動的蛇口を止める

プールに満水の水位を設定しそこを超えたら警報を鳴らす

この二つをひとまず考えています

①は流水計と弁の設置が必要になります

②の場合センサー警報装置必要になります

どちらも部品費と設置費用を合わせて安く見積もれば2,3万円程度です。

壊れた時、もしくは10年に1度程度で交換した時にまた同じ費用が発生します。

試しに使ったらどうなる?

まず最初に言いますが「これを設置したこと教員仕事が減ることは絶対にありません」。

ぶっちゃけどちらもいつ壊れるかはわからないので単なるフェイルセーフ以上の意味はありません。

教員が流しっぱなしなのを忘れていたタイミング機械が正常なら早めに蛇口を止めるチャンスが発生するというだけです。

結局はスイスチーズモデルを2つ設置する形でしかなく、その中で最終防衛ラインとなるのはむしろ教員の側なのです。

まり、「水がプールを満水にしたのかを確認して止める作業」は結局教員がやらないといけません。

なのでこれを「これを設置したこと教員仕事が減ることは絶対にありません」。

しろ機械ちゃんと動いているのかを確認する仕事が増えているとすら言えます

特に①の場合流量計や弁の故障によって入れなければいけない量の水を入れる前に流入が止まる可能性があります

②はそういうのがない代わりに、教員が水入れてるの忘れて帰ってしまったら誰もいない部屋で警報が動いていたというリスクがあったりするので一長一短ですね。

教員は働かせ放題なのでこの「むしろ仕事が増える」は給料に目に見えて影響は現れません。

しか仕事が増えることによって負荷がたまりミスに繋がるリスクが水面下で発生します。

まり教員側のスイスチーズに空いている穴が広がってしまうのです。

機械導入して何が得られたのか?

結局、何も得られていません。

コストが増えているだけです。

じゃあどうすればいいんだろう?

機械ではなく教員側の業務フローの中で上手くやりくりするしかないでしょう。

ミスを減らせるやり方を共有して発生率を下げ続ける以外にはないです。

それでミスったらどうするの?

諦めましょう。

人間ミスをするものです。

人間ミスをしなくても施設調子が悪くて夜中に水道の弁がぶっ壊れたりする可能性もあります

そういったものを「世の中には当然起こりうる都合の悪い事故」として淡々と処理することも出来ないような人間が、不確定要素の塊である児童を預かる資格があるとは思えません。

そこで「システムが当然想定していた『運の悪い出来事』の責任追及を個人攻撃によって解決しようとする態度の集団」ならば、そんな所に自分の子供を預けたくはありませんね。

現代社会で暮らす人間としての振る舞いを人間の子供に教え導く組織として、そういった判断を間違えることはないようにしていただきたい。

見本を示し給え。と高みの見物を決め込んでしまっていて申し訳ないのですがね。まあそういった仕事じゃん?教職って?頑張ってね。俺は知らね。

2023-06-23

潜水艦フェイルセーフ

もし重大な故障が起きたら強制的に急浮上する方が安全なのかな

それとも、あの深さだと急な水圧の変化で危険なのかな

本当は徐々に上がるのが1番だけど、そんな制御ができる内は故障を検知したら普通に帰るだけだろうからなぁ

2023-03-07

anond:20230307124001

やはり、前回のフェイルセーフ成功だと言い始めた時点で、

組織内に失敗してはいけない。という空気があったんだと思う。

失敗してはいけないから、成功する以外ありえない。

成功するに違いないのだから、載せないわけにはいかない。

みたいな思考になったのだと思う。

組織内では絶対、初号機には載せるなって意見があったはずなんだけど、

そういうまともな意見を言う人に対して、お前はこの打ち上げが失敗すると思ってるのか?

失敗すると思ってるなら辞めろって追い出されたんだろう。

anond:20230307113538

ちゃんと「異常を検知したので飛行を中止しました」「フェイルセーフが働いただけで想定内動作です」と言わなきゃ駄目だろ。

将来的な打ち上げ成功のために今回は中止しただけなのだから失敗ではない。

逆に失敗を認めてしまったら将来的に打ち上げの見込みがないことになってしまう。

2023-02-21

頭の緩い一般人文系からすると「中止」だとやっぱり変な感じしま

だって、みんなにも告知してたんでしょうし、今日打ち上げますよってカウントダウンまでやっておいて、なぜかエンジン始動しなかったので、中止でした。ってなんか変じゃないですか??

天気が悪かったとかでしたら、不可抗力だし理解やすいんですが、センサーなのかコンピュータなのかソフトなのか知らないですけど、作って初お披露目するロケット側の機材トラブルなワケですよね??

まぁエンジニアさん達のプライドを殊更傷つけたいわけではないですから、「中止なんだ!むしろフェイルセーフ成功である!」というなら、ほぇ〜そうなんですかーと言う感じではありますが…

失敗では?って言った人が袋叩きにされてるの見ると、怖いなとは思いました。

よくエンジニアさん達にやられる「不具合じゃねーよバカ仕様だよ。不具合とか言ってるバカいねーよな??」というのと同じ感じというか…

コワイよ〜(>人<;)

2023-02-20

anond:20230220194315

もし自信をなくして

くじけそうになったら

いいことだけ

いいことだけ

思い出せ

—— やなせたかしアンパンマンたいそう」

フェイルセーフ機構は予定通り働いたんだから成功

要はポジティブシンキングよ。

2023-02-19

anond:20230219154851

うーん、『宇宙の傑作機』シリーズが出るたびにコミケ行ってるぐらいには愛好家ではあるけれど、個人的には「"失敗"としといたほうが良くない?」という感じ。

基本的には、衛星本体ロケットも無事に打ち上げ中止できたという点に絞れば、言い換えると射場視点で見たら完全に"中止"だとは思う……のだけれど、以下にモヤってる点をまとめてみる。

外的要因ではない上に原因特定はこれから

例えば暴風雨なりOリングが固まるような低温なりといった外的要因ならまあ分かるんよ。あるいは「ソフトウェアテスト完了してないので」的な計画の遅れとか。そういう事象であれば誰も"失敗"とは言わないはず(あーいやどうやっても文句をつけたい人は一定数居るか。まああの手の人達無視していいと思う)。

でも今回発生した固体燃料ブースターの点火失敗はそうじゃないよね?まだこれからバラして調べないとわからないけれど、逆に言うとちゃん問題特定した上で何らかの対応を取る必要がある。

なんというかこー、原因特定対策(と場合によっては関係者責任も)を取る必要がある事象を"中止"だけで済ませるのはかなり抵抗ない?「射場で起きていたこと」はそりゃ"中止"だけどさ。

"中止"という言葉で重大性が低く思われてない?

あと、重大事故に発展する可能性のあった話なのに、"中止"という言葉で扱いが軽くなってる気がする。

これは元増田に言ってもしょうがないことではあるけど、「フェイルセーフが動いたので問題ない」みたいな話まで出てて(フェイルセーフ機構が動いた時点で問題ありやろ。致命的状況を防ぐ事ができたというだけで問題が消えた訳じゃない。)

このあたりはJAXA側も記者会見事象として重大なものであるとは言ってるけど、Web雰囲気として国産ロケットの話になると安全意識現場猫レベルになる人多くない?という気がして、長期的に見ると割りと危険な感じがする……

「重大」問答については以下

https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/1626469011423907842

共同通信「重大な事象だととらえた方がいいのか、そうではないととらえた方が良いのか」

※さっきの失敗ワラの人とは別の記者です

岡田「中止は重大と捉えています。原因が重大かは調べていきたい」


「中止だろ早く再開しろや」圧がかかってない?

その日のうちにこういう話が出てきたりさ

「H3再打ち上げは1、2週間後と政府関係者

https://nordot.app/999144117284077568

いやまあ「共同やぞ?」って言うかもしれないけど、記者会見でもこういう話が出てきたり

https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/1626449947011973120

NHK「年度内に打ち上げ可能か」

岡田「それは言えないが、年度内打ち上げを目指して努力する」

いやもちろん以下のようなやり取りもあり急かされても原因追求が蔑ろにはならないだろうけど

https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/1626457752406208513

読売新聞「再打ち上げまで少なくともどのくらいかかるか。期間は3週間だが、数日レベルか数週間か」

岡田事象次第。燃料充填含めて数日で打ち上げできるように作ってあるが、原因がどこにあるか。究明中なのでわかり次第考えていきたい」

それでも、もともとH3開発遅延もあるので政治家サイドから色々急かされてるんじゃないかなあという感じがする。"失敗"はともかく"中止"よか強い表現をつかって急かされない雰囲気を作っといたほうがよくない?

まとめ

うちら業界ではこれは"中止"」で済む話ならそもそもこんな揉めない訳で。

JAXAロケット打ち上げ失敗について

JAXAロケット打ち上げを急遽中止した件。

どっかの記者無礼質問したこともあって、「しっかりフェイルセーフが働いたことを称賛すべき」「失敗ではなく中止」みたいな論調ばっかりなんだけどさ、

いや失敗ではあるよね?


だって何らかの内部的なトラブルが発生したために当初の予定で打ち上がらなかったんでしょ?

それは失敗でしょ…というかそれが失敗じゃないならなんなんだよ

事前に問題を検知して中止できたシステムは素晴らしいと思うし、またチャレンジすればよいと思うんだけど、失敗は失敗でしょうよ。当初の目的を達成できなかったんだから。そこで日本語こねくり回す必要なくない?

2023-02-18

anond:20230218225713

だー
かー
らー


一般的にも何も、失敗じゃないつってんだろ!


フェイルセーフが働いたから結局安全になったんじゃねーか。

フェイル Fail 失敗

セーフ Safe 安全

失敗しないように安全を確保するのがフェイル・セーフ。失敗なんか何一つない。異常はぜんぶ想定されてたの。

anond:20230218145222

生命保険は正しくフェイルセーフだねぇ。

でもこれって、他者から見たときことなんだよね。

自分から見たときは、フォールトアボイダンスやフェールソフト重要になってくると思う。

人生フェイルセーフ

構築しておくとするとどういうことか。

自分自身故障や異常発生を前提に、何を準備しておくべきか。保険?第二の人生選択肢人間関係

フェイルセーフとは、何らかのシステム機械装置が、想定された動作をしていない、または異常を検知した場合自動的安全状態に移行する仕組みのことを指します。つまり、もしも予期せぬ問題が発生した場合でも、人為的な介入がなくても自動的安全状態に移行し、事故を未然に防ぐことができます

しかし、ロケット打ち上げにおいては、フェイルセーフだけでは十分ではありません。ロケット研究は、多岐にわたる科学技術知識必要とされ、完璧システムを構築することは非常に難しいとされています

例えば、ロケット打ち上げにおいては、加速度振動などの複雑な物理現象に対する対策必要となります。また、気象条件や地球の自転などの要因によって、打ち上げタイミングを調整する必要があります

また、ロケット研究においては、多大な時間資源を投入する必要があります。繰り返しの試験必要となり、そのためには膨大な費用時間必要となるため、研究者たちは常にコストリスクバランス考慮しなければなりません。

さらに、ロケット研究においては、技術的な問題だけでなく、政治的社会的問題存在します。国際協力法律規制の遵守、環境保護など、多くの問題存在し、それらを解決するためには、政治的合意社会的配慮必要となります

以上のように、ロケット研究には多くの科学技術的な問題だけでなく、費用リスク政治的社会的問題など、さまざまな課題存在します。それらを解決するためには、複数の分野の専門家が協力し、それぞれの分野の知識を共有し、常に最新の情報を入手することが必要とされます

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