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はてなキーワード: 地域おこし協力隊とは

2023-11-13

anond:20231112124115

わかるわ。

劇場版ゆるキャン△の恐ろしい所は、都市部の人や、地方衰退の現実を知らない人が見ると再生物語に見えるけど、実際には最後のあがきである、この先には滅びが待っているという所を示唆している部分。

例えば、キャンプ場はできてよかったと思わせているが、実際にはもう破綻が見えていて

そして、何より滅びに向かっているのが分かるのは、あれだけ活動したのに、5人の主人公たちのうち、誰ひとりとして、新たに帰郷しないのである。あーイベントしかった、じゃ私帰るね、と、東京に、横浜に、名古屋に帰ってしまうのである

これは実際かなりリアル現象で、地域のお手伝いをやってほしいと言う人を募集すると、かなり興味を持ってくれるし「手伝って」はくれるのだが、実際に本腰を入れてやってくれる人というのは本当にわずである。それでも、わずかでも移住してくれる人がいるから、頑張って続けるのだが、正直続けている側としてはむなしさを覚えることもある。

この物語が終わった後に、大垣が抱いた絶望、友人に呼びかけたが、結局道が違っている、意識の差がついてしまったということ、予算が付かなかったということ、今後の未来を憂い思うことを考えると、切ない。

そのほかに、誰ひとり結婚はおろか恋人もいないと言う現実や、搭乗している地元民のおっさん典型的なおしえたがりのジジイとして描かれていること、大垣上司や同僚が現地に一回も足を運んでない、などがあるが、こちらはきららアニメの制約が優先されている可能性が高いので、置いておく。





とまあ、色々書いたけど、原作あfろ先生静岡出身甲府市在住でしょ。こんな風に映画を読み解けてしまって、都会人が書いた「よい地域振興ストーリー」の薄っぺらさを読み取って、映画制作途中に、次のテレビアニメを作るなら、制作会社変えろって言った可能性は高いんだろうなって思ったよ。

原作アニメ結構改編が大きいし。同じきららのまちカドまぞくは原作に忠実にヒット、こちらは魔改造してヒットなので、元々複雑な心境はあったと思う。まぁ邪推だけど。

田舎で月給13万円で暮らしている

移住エントリーが伸びていた。

前に自分投稿たこれが何で伸びないんだ。伸びなくてもいい。知ってほしい。

都会から田舎移住した中卒。現在40歳

移住5年目。

150万円で空き家を購入。移住先で知り合った建築できる友人と一緒に修復。

こっちにきてから習得したちょっとしたスキルきっかけで副業もできるようになった。

小さい畑があるので家庭菜園も始めた。結構な量の野菜が採れるので、おすそ分けするとまた違うものになってお返しがくる。

この間は蟹を5匹もらった。

暖房費はかかるが、都会より断然出費が少なく、貯金自分にしては驚く程増える。

元増田の経歴ならどこにいっても働き口はあるし、田舎生きる力が身に着く。そして人脈も増えるので、思わぬ仕事経験ができる。

先ずは安定したいのであれば地域おこし協力隊おすすめする。

ググる地域おこし協力隊制度の評判の悪さも目につくかもしれないが、あのケースは稀なので参考にする必要はない。

田舎特有の狭さは余程の限界集落に住まない限り大丈夫だと思う。

参考までに。


https://anond.hatelabo.jp/20231019012834

手取り13万円の内訳

年金保険税金3万

水道4.5000円

電気5000円

ガス・灯油35000円

携帯3000円

車の保険7000円

健康保険5000円

ガソリン職場から出るが、遠出をすると10000円

食費10000円(農家漁師と友人のおかけで大分浮いている)

以上

残り20000円だが、ここからたまに好きな漫画を買ったり、知人の店で買い物をするだけだし、簡単バイトをすることもあるので貯金もできる。

自分は楽して生きるが目的以外なので、これ以上稼ぐこともできるし、スキルある人は余裕で移住できる。

このエントリーを書いた時に「ただしコミュ強に限る」とトラバブコメがついたが、確かにそもそもコミュ障は移住を考えないかもしれない。

しかし、いざ住んでみると何とかなる。

自分コミュ強ではなくどちらかというとコミュ障で、誰も知らない所にいることが大胆にさせた。

重複になるけど、限界集落以外なら移住は難しくない。

2023-11-11

劇場版ゆるキャン△を見て

Amazon縛りの懲役が終わって他のアニメ配信に解禁されたので見た。

まとめ

これこそ実写版ゆるキャン△メンバー実写化してほしい。

みんな出世しちゃってスケジュールあわせるの大変だけど、劇場版ならまだなんとかならんかな。

大垣役の大垣マジ美人なので実写でやってほしい。

2023-11-02

ただしコミュ強に限る→違う

↓を書いた増田だけど、トラバブコメコミュ強に限るみたいなコメントがいくつかあった。

元増田コミュ強でもなんでもない。なんならコミュ障だけど、想像するより田舎暮らしは大変じゃない。

しろ楽。

ネットだと悪いイメージの話が沢山出てくるから移住がそう思われがちだけど、実際は楽しいし、都会ですり減って生きるの時間がもったない。

それなりに給料もらってスキルある奴こそ楽して暮らせるのに。

中卒の自分ちゃん貯金しながら生きていけるんだから、みんなもっと田舎においでよ。

逆に何がそんなに不安なんだ?

月に15日働いて手取り13万円もらっている 編集

都会から田舎移住した中卒。現在40歳

移住5年目。

150万円で空き家を購入。移住先で知り合った建築できる友人と一緒に修復。

こっちにきてから習得したちょっとしたスキルきっかけで副業もできるようになった。

小さい畑があるので家庭菜園も始めた。結構な量の野菜が採れるので、おすそ分けするとまた違うものになってお返しがくる。

この間は蟹を5匹もらった。

暖房費はかかるが、都会より断然出費が少なく、貯金自分にしては驚く程増える。

元増田の経歴ならどこにいっても働き口はあるし、田舎生きる力が身に着く。そして人脈も増えるので、思わぬ仕事経験ができる。

先ずは安定したいのであれば地域おこし協力隊おすすめする。

ググる地域おこし協力隊制度の評判の悪さも目につくかもしれないが、あのケースは稀なので参考にする必要はない。

田舎特有の狭さは余程の限界集落に住まない限り大丈夫だと思う。

参考までに。

https://anond.hatelabo.jp/20231019170800

2023-10-29

都会の人にとって地域意味が変わった?

この前、あるオンラインイベントに参加して話していたときにある参加者から、その参加者が参加した別イベントに参加していたある参加者からこんな質問を受けたという話題が出た。要は又聞きの話し。

みなさん「地域」って言葉をどういう意味で使っていますか?

私は、自分が住んでいる市町村身の回り場所といった回答をした。辞書を引いても第一義とそんなにズレていないのではないか

区画された土地区域一定範囲土地

2 (日本、または国際社会が)独立国として承認していない領域。また、ある国の領土の一部であるが、本国とは別の体制を認められている区域自治領植民地などをいう。

地域(ちいき)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

その参加者が参加した別イベントに参加していたある参加者が言うにはこうらしい。

都市に住む人にとって、地域とは田舎地方意味として使われている。

なるほど。地域 = 田舎意味が変わっている?という発見に、私が参加したイベント話題になった。また別の参加者から総務省の「地域おこし協力隊」のせいではないかという意見が出た。

地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。

地域おこし協力隊

しかにこのこの文脈では地域地方過疎化している田舎解釈してもおかしくない。別のサイトでも都市から地方へ行くことが暗黙の前提として説明されている。

地域おこし協力隊とは/ニッポン移住・交流ナビ JOIN

逆説的に「地方創生」という言葉が弱くなったんじゃないかという意見も出た。

2023-08-29

地域おこし協力隊地元の有志で「なんか面白いことやりましょう」つって開いたイベントに客として参加してみたけどめっちゃ居心地悪かったってな具合のゆめみた。

2023-07-20

anond:20230720144023

シンエヴァって

地域おこし協力隊に参加して農業やって陽キャになった元引きこもり陰キャ引きこもり陰キャ説教する

って話だよな

農業程度で人変わりすぎ、とか散々言われてたけど、これ、現実でも良くありそうな話だよな

2023-07-10

地域おこし協力隊トラブル

共通で言えるのは『地域団体がやりたい事があって、それに従わなかったから』が原因なのよな。

地域おこし協力隊の募集案件】→8割は自立に向けての活動、2割は地域への貢献。←(地域貢献と言うと草取りしてれば良いと思うけど正確には地域団体への協力)

【実際】→地域団体がやりたい事はすでに決まってて、そこに労働力提供出来ないなら去れ。

 

募集の時点で間違ってるwww 要するに地域団体ガチャ普通に都会でお金貯めて、ふつーに引っ越してきた方が無難だと思うわ。

売名したい人はじゃんじゃんトラブル起こして動画上げまくれば良いと思う。

2023-05-20

土佐カフェ地域おこし協力隊ではない?

崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う

@kurumi121422

事実無根記載が極めて多く、実害がでており、あまりに悪質だと思いますので反論します。訂正するようお願いします。聞き入れて頂けない場合法的措置検討します。

https://twitter.com/kurumi121422/status/1659582396675821568?s=20

と主張しています。という部分がある。

まり事実かどうか断定できない部分がある。

https://twitter.com/kurumi121422/status/1659582404020047872?s=20

いやあなた大前提から覆してますじゃないですか???大丈夫ですか?何も信じられないですよ?

https://twitter.com/obanakurige999/status/1659595735132954624?s=20

滝沢ガレソ🥕

@takigare3

過疎に悩む高知県土佐市地域おこし人材募集

土佐市を気に入っていた県外のある夫婦が手を挙げ移住土佐市が所有する物件地元食材を使ったカフェを始める

約8年をかけ人気カフェへと成長

地元権力者(80歳ほどの高齢男性)から奥さんセクハラを受けたり、知り合いの料理人雇用強制されるなどし、夫婦が反発

権力者「お前ら気に食わんな。この物件から今すぐ退去しろ!」

権力者カフェが入居している物件管理するNPO理事長で、他のNPO会員に無断で“会員全員一致”のハンコを押した捏造退去勧告を提出

夫婦土佐市さん…助けて…」

土佐市はかつて川の改修工事を行った際に、反対住民権力者に“切り崩し工作”で抑え込んで貰った恩があり、土佐市権力者に頭が上がらず

土佐市「というわけで退去よろです!あ、ちな退去後は権力者の知人の飲食店が入居しますw」

夫婦「えぇ…到底納得できません!この件をSNSに書きますよ?」

権力者土佐市「好きにすれば

https://twitter.com/takigare3/status/1656398160653348864?s=20

崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う

@kurumi121422

拡散お願いします】

田舎はどこもこうなんですか?

地域おこし協力隊として東京から高知移住したのに、地元の有力者に従わなかったら出ていけと言われました。市役所も言う通りにしろと言います

Twitterで発信します」と言ったら「たかSNSや」と鼻で笑われました。現状を知ってください。?たかSNS(笑)」(今ここ)

https://twitter.com/kurumi121422/status/1656238220651397120?s=20

あと口調が怪しいね。こうまで変わるかね。

世に倦む日日に直接言えば?

2023-05-12

anond:20230511221206

地域おこし協力隊だと、最初の数年だけ補助するから後は自力でどうぞっていう感じで公務員の安定は全くない

正規職員として採用をしてほしい

人脈とお金

土佐地域おこし協力隊の人のツイート話題になっている件

https://twitter.com/kurumi121422/status/1656238220651397120


自分田舎に住んでいるので、地域おこし協力隊の人が告発しているような老害結構会うし、仕事上で関わることが多い。

悔しいのが、結局方法はどうであれ人脈と金を集めてこられる力があるってこと。

自分も含め、若い人や移住者の主張は全く間違っていないんだけど、それを広めて賛同者を増やすことや、有力者を取り込んで資金を得ることが非常に難しいし、保守的な人が多い。

向こうは向こうで若い人や移住者地域おこし協力隊を「どうせすぐいなくなる人」と思っているから、互いの溝が中々埋まらないし、すぐいなくなる可能性がある若者提案してくる新しい考えの事を承認してくれない。

そうなると結局若者トップを走るのは地元ボンボンだったり、有力者の子供だったりするんだけど、他の若者移住者との認識のずれとか感覚が生じてきて、そこでも不和生まれる。

そうこうしている内に人が離れ衰退化していき、医療問題とか交通下水道インフラとか現実的問題が山積み。自分田舎農作物海産物が強いからそこに頼って生きているが、それもそろそろ危ない。

それぞれが考える町の未来大事だけど、全員が1つになれる「町の未来」という共通認識があって、それに対しての理解や、関わる人の気持ち理解が無いといつまでたっても前に進まない気がする。

2023-04-21

デザイナー地方移住しろください

anond:20230421092747

移住してきた人で活躍している人って、元々増田のような境遇仕事をしていて、身体を壊すなりなんなりしてドロップアウトして来た人が多い。

移住と言ってもいろいろあるが、人口1万人ぐらいの町。周辺の圏域人口10万人ぐらい。5大都市まで2時間でいける場所

例と言っても3人しかしらんけど。

増田もどう?

まぁ、駄目でも責任はとれないんでアレだけど。

2023-01-27

anond:20230127075149

まぁ、普通に移住するだけなら、普通に就職したほうがええとワイも思う。就職先があるなら尚更な。

移住が主目的で、いいなと思う町があったら、地域おこし協力隊直行する前に移住促進担当課に相談するのが一番や。

そこで地域おこし協力隊を勧められたら考えるくらいでもいいかわからん

もちろん、地域おこし協力隊募集ミッションに、やりたいことが合致する場合には、応募したらええと思う。

ただ、地域おこし協力隊必要としている集落は、就職先なんかまともにないところも多いんやで。

最も大きな産業村役場で、次いで村の社会福祉協議会がやってる介護施設第三セクター農産物加工所と道の駅、その次に診療所が来るようなそんなところな。

こう言う場所移住するには地域おこし協力隊はぴったりやから活用してクレメンス

2023-01-26

anond:20230126161706

https://puyolog.com/emigration-staff/

面と向かって「お前が勝手に好きで来たんだろ」とか「好きな事やって金貰えてるだけでありがたいだろ」とか言われた

仕事雑用ばかりで、基本放置いつまでも地元の人からよそ者扱い」される

人が住めないレベルのひどい家に住まわされた

タダ働きのボランティア扱い。休日関係なく呼び出しがある

代休無し、残業しまくり。

「ここに3年居たいなら余計なことをするな」と言われた

家賃払ってやってるんだから感謝しろと言われた…

市民との交流禁止ルールがあり、地域おこし意味が無い

地域おこし協力隊として地域のために貢献しようと志願したのに、理想とはかけ離れた悲惨な3年間を過ごし、泣く泣く都会に帰る…。

これが現実やで。

anond:20230126155513

令和3年度 地域おこし協力隊の隊員数等について

https://www.soumu.go.jp/main_content/000799461.pdf

PDF最後に県別の定着率あるけど、6割以上定着してるんなら、案外成功かもだね。

まぁ、3人やって2人定着のとことかもあるけど^^;

anond:20230126155513

地域おこし協力隊を利用して補助金が欲しいだけの田舎もあるよね。

地域おこし協力隊の人はとにかく言われたことだけやってもらって、余計な地域おこし協力活動はいっさいやらないで欲しいのが本音

期間が終わったらさっさと都会に帰ってほしいみたいな。

地域おこし協力隊成功例を書くよ

地域おこし協力隊失敗というニュース話題になっているので、

https://www.asahi.com/articles/ASR1S0BMPR1KDIFI00M.html

俺が知る限りの成功例を書くよ。

特定されないようにフェイクを入れるけど、たぶん分かる人には分かっちゃうと思う。けど、分かっても黙っていてくれると助かる。

王道地域団体職員解体廃棄物処分業者事業継承

基本情報
詳細

前職は広告代理店に務めていたが身体を壊して休職

心機一転ゆっくりしたいと思い、地域おこし協力隊に応募して採用。正直場所はどこでもよかった系。

任務は、地域団体常勤職員地域有償ボランティアベース仕事をしてくれる人や会社と一緒になって、草刈り放置竹林、荒れ地などの整備や、地域の人が出したアイデアを実際にハンドリングするのがお仕事。要するに小間使い

既に着任している地域おこし協力隊の人と、役場から出向に来ている人の3名の職場

最終的に、そこで知り合った地元企業高齢社長会社を引き継いでくれないかと依頼されて、任期終了後は解体廃棄物処分業者事業継承に向けて就職した。

俺的ポイント

仕事自体は、はっきり言って小間使い年収も200万円ぐらいになってしまうんだが、忙しさだけで見たら正直それでは割に合わない感じがする。

ただ、周辺がもう都会から若い子が来たと言うだけで神様仏様扱いされるような環境ガチで拝まれる。リスペクトされてる。

勤務が無茶苦茶自由度が高いのもポイント

勤務は週5日日給制なのだが、実際には、地域おこし協力隊隊員はケータイに出られる場所で、何をやったかLINEで報告すれば大抵何をしていても勤務扱いになると言う待遇

今日は家の整理をしてました、みたいなのでも勤務扱いになる。まぁ若人が住んでいるだけで地域貢献担ってるという解釈だな。

一方で、地域行事とかやるときには、さらっと事務局会計など地味だけど重たくて面倒くさい役割アサインされてやらされることになる。

ただ、日曜日ボランティア集めて何かするとか、夕方会合に出るとか、そう言う時には漏れないように丁寧に時間外がつくそうな。

そして、そんな仕事から無茶苦茶地域の人たちに顔が売れる。それもボランティア地域活動に参加している人たちに顔が売れるので、強固な人脈ができる。

実は、自治体は顔をつなぎ、孤立させない事を目的に、何があっても孤立しないようにこの仕事を与えているような所がある。

最終的にはその人脈で任期終了後の就職先をゲットした訳で、この施策は人を選ぶけど、よいアイデアだと思った。

まさに王道地域おこし協力隊だよな。

かなり実績があり、普通に村役場に入った人や、就職した人もいるし、他には、喫茶店を開いた人(イベント出店大杉で店は殆ど閉まっているが)、寺が開いてると聞いて仏門に入ってお寺を継いだ人(本業塾講師)、お土産屋に就職して配達なのかチョークアート書いてるのかどっちが本職かわからん人、など個性豊かな面々がいる。

【近道】「地域起業すること」をミッションとして与えられて起業

基本情報
詳細

アラフォー家族。当時子ども中学生だったはず。前職は別の地方都市商社に勤務していたが、前から自分会社を持つ事が夢であり、探していたところ、起業地域おこし協力隊というものがあると知って応募して採用

自分でためていた金と、地域おこし協力隊報酬(と言っても200万とか)を使って生計を立てながら、起業の準備をして融資を受けて任期2年目で食品加工工場を作り、その経営者になる。現在もその経営者として商売している。

前職の伝手で大手食品メーカから仕事を持ってきていて、最近地元建設屋と共同で農業をやり始めた。

俺的ポイント

この人は明らかに起業をするつもりで、それができる場所を探していた感じ。こう言う人はたぶんあちこちにいて、そう言う人を地元に取り込むために協力隊制度を使ったって感じだね。企業誘致に近い。

本来地域おこし協力隊趣旨からは若干外れると言う議論はあるらしいのだが、最近、定着率が高いのはこう言う起業を前提とした移住だぞとも話題に上がる。

まぁ、こう言う目的がはっきりしている人は受け入れ側もありがたいやね。

他にも、パン屋さんをやりたいと応募し、ちょうど住んでた人が亡くなった直後の出物の古民家があり、そこを改造してブランディング通販をメインにしたパン屋なんてのもいる。週末1日だけ限定レストランとかもやってる。

【裏道】「勉強してプロになること」をミッションとして

基本情報
詳細

その地域は昔、陶芸が有名な地域だったそう。しかし、台規模工業化に後れを取ってかなり衰退していた。そこで、自治体は一念発起して陶芸家を養成する学校というか訓練施設を作った。

そこには地元若い人なども通うんだが、それだけではやはり難しい。

そこで、知恵者がいて、地域おこし協力隊制度を使って、事実上2年間はお給料が貰えながら学び、独立語1年は所得保障される環境を作り上げた。

まず、根性やら寝技やらで有名な芸術大学の名の知れた陶芸家との提携をゲットした。

そして、その先生弟子大学院生地域おこし協力隊制度を使って、お金をもらって移住してもらう。

その人が非常によい成果を出したために、話題になってあちこちから集まるようになり、毎年2名の枠にかなりの応募がくるのだそうな。

協力隊任期は3年間あり、最初の2年が訓練所に加代追い、その後1年は身の振り方を考えるという構成

その間にじっくりと学び、また作った作品自分で売って自分収入にできたりもするので、それで感触を確かめたりできる。

自立した陶芸家も多く出て、地域には高密度陶芸作家がいる町という事でブランディングが行われ、愛好家が多く集まるようになったそう。

 俺的ポイント

正直、制度ほとんど脱法的な使われ方だと思われるが、かなり有名な成功例として総務省も紹介しているからいいんだろと言う感じ。

地域資源と上手く填まった例で大変うらやましい。そもそも最初提携が最も大変だと思うので早々真似はできないと思う。

だが、もう地域おこしの方向性が決まっていて、それを強化したい場合伝統芸能継承などと言う場合には、このメソッドは使えるのではないかと思われる。

外道Uターン移住(紐付き募集コネあり移住

基本情報
詳細

地元出身者で、大学卒業して首都圏で働いていたが、アラフォーになって心配になって、と言う事でUターンを決意。

そうしたら、たまたま農業従事と条件とする地域おこし協力隊募集が、たまたま出身の村から出て、たまたま村議会議員をやっていた親父からそのことを聞かされてたまたま応募したら、たまたま受かったそうな。

応募後はたまたま開かれていた地元農協がやっている新規就農者向けの講座を活用して融資をうけ、たまたまあった県の新規就農者助成金を受け取りつつ、たまたま求人を出していた第三セクター農業会社に勤めながら、実家農業を……。

偶然ってすごいなー(棒読み

俺的ポイント

まぁ、色々と批判があるのは分かる。が、こういった紐付きコネのありが一番定着率が高いのも事実だと思われる。そして、確実に地域進行ができる訳だから、まぁ悪い事じゃない。

かわいそうなのは、もう紐付きで結果が決まっているとも知らずに、形だけ出された公募に応募した他の志望者だよな。

今、新規移住者向けの助成金とかあるんだけど、移住者・Uターン向けの生活保証金としては地域おこし協力隊が最も金は出る。そして、性質上他の補助金と重複申請ができたりするので、まぁいろいろできるのである

まとめ:地域おこし協力隊は上手くいっているところと失敗したところの差が大きい

地域おこし協力隊は、このような成功パターンを掴んでいる所と、駄目なのと頃の差が大きい。格差が開いている。

成功している所は

  • 定着するから応募があり
  • 応募があると先輩や同僚がいるから定着しやすくなり
  • 定着する人が増えて、彼らによって地域もよい刺激をうけて土壌が変わっていき
  • さらに定着する人が増える

と言う好循環を生んでいる一方で、

駄目なところは殆ど改善されず、また改善する機会もなく、定着が進まない場所も多く、格差が開いているように感じる。

というか、応募者の数という点でかなり差がある。定着しているところは応募殺到して驚くこともあるが、定着率が悪いデータがある所は殆ど応募がないらしい。

 移住目線として

移住目線としては、とにかく地元でウェルカム姿勢募集している所や、既に定着している協力隊の先輩がいるところが良いと言うのが王道だ。

付け加えるならば、任務や勤務体系が柔軟で幅広く選べるところを選択するのが良いと思う。普通就職みたいに仕事ががっちり決まっていてそこで勤めなさい、と言う様なケースだと単に補助金が出る労働力としてしか見られていない可能性がある。

目的キッチリある場合なら、本当にその目的に適しているかをよくよく考えた方が良い。

そして、その目的ピンポイント募集をかけているところにマッチングできればいい。考えているうちに違う考えになっていってもよいが、妥協だけはしてはいけない。

大きなミッションを与えられて、それをやりなさいと言うものもある。その時、これは本当に自分がやりたい事なのか、とにかく見極めとマッチング大事にしてほしい。

受け入れ目線として

受け入れ側目線としては、とにかく移住者を孤立させるな、コミュニケーションを取れという所があると思う。

地方移住の話をするときに、地方人間関係はめんどくさいという話はよく出るが、ぶっちゃけ田舎人間関係が完全に嫌な人はそもそも応募してこないのでノイズである

最初は構い過ぎるぐらいかまうことが大事だと思う。

そして、何かあったらこの人に相談してね!と言う人を、数人。数人!話をつけておくことが大事だ。それも役人では無くてそれ以外の人。そしてできたら一番最初に、変な人のところに行く前に話をしておくのが良い。

というのは、人間関係トラブルがあって辞めると言う案件、調べてみると、そもそも変な人に依存してしまっておかしくなると言うケースが結構ある。

から来た人に最初に近付いていく人は、地域の顔役みたいな人でなければ、だいたいその地域孤立しがちな人だったりする。

そう言う人は、何か問題を抱えているケースが多々ある。新興宗教勧誘されてしまうと言うと言う様な分かりやすいケースならまだしも、

発生した問題に「それはきっと○○さんの嫌がらせだよ。あのジジィしつこから」みたいな事を吹き込んだりして、単なる事故が一瞬で陰謀論になり、疑心暗鬼を生んだりする。

愛媛県の話がこれだと言っているわけではない)

そう言う事を防ぐ為にも、とにかく最初に頼りになるひとをつける事が大事だ。できたら先輩移住者と、地元で何かあったとき仲介ができる人と言う組合せがベスト

もし地域おこし協力隊を考えている人がいたら

色々書いたが、気楽に構えてやったらいいと思う。任期付きだけど給与保障されるし、その間役所が面倒見てくれるし、リスクはそんなに無いのだ。

地域おこし協力隊の受入には落差があるけれど、実はさらにその前には「そもそも地域おこし協力隊みたいな制度を使う気すら無い」という場所存在していて、そういう所に比べると、公募をしている所はそれなりに進んでいるところなのだ

まずは気楽に話を聞いてみて欲しい。

田舎で失敗の話、田舎がどうとかじゃなく地域おこし協力隊問題だと思うけど、地域おこし協力隊ってそもそもなんなん?ってのがみんな分からないんじゃ・・・(俺も知らん)

anond:20230126095041

限界集落に行ったらコロナヴィルスの感染力が弱くなるとでも思ったのか・・・疑問を抱かざるを得ない

 男性コロナ禍で行動制限が多い都会暮らしに疑問を抱き、小学校教員退職して地域おこし協力隊に応募。

2021年に妻子と共に東京都調布市から四国地方山間部の限界集落移住した。

子供3人も作ると、「あの清純そうな奥さんと昨晩もスケベしてたの?俺も混ぜてもらおうかな(笑)おーん?」とか会話は当たり前だよな。

2022-12-07

anond:20221206212323

ぷぷー!釣られてやんのー!フィクションだっていってんのになんでお前そんなにマジになってるの?

フィクションマジレスかっこ悪い!!!!!!!11

と、魔除けの呪文を…さて……。

構造上どこに手を出せばよいか

俺の視点からと言う事になるんでたぶんエロいひとや政治家にはもっと高次の視点があるんだと思うが……。

  • 以下のどちらか
  • 補助機関が終了した後に、どのような体制にするかを決める。内容はなんでもいいからまず決める。そしてそれを共有する。
  • かけ声は巨大な大風呂敷でよいし、目標は高くしてもいいが、実態が調べれば簡単に分かるようにとにかく情報公開する。
  • 関わる人をできるだけ増やす。とにかく増やす
  • 誰かがいなくなってもまわるような仕組みを作る

なんか1000日後に潰れるスタートアップみたいになってて、なんか、ワロタワロタ……。

誰も聞いてない自分語り

えらそうなことを書いたが、ここに俺が入り込んだのは、そもそもこの一社できた当初目的補助金最後の年。

最初ワーキングプアではなくてワープアに使われるやりがい搾取養分として参加していた訳だが、入り込

みすぎて、ご覧の有様である

その頃にはもうだいぶ怪しい雰囲気に傾いていて、えらい人は今年で終わりだと気付いて金策に動いていたと思われる。

そんなタイミングJOIN!して抜けられなくなった実家暮らし独身中年間抜け妄想だと思って聞いてほしい。

最初からシンプル成功ラインを引いておいて、駄目なら潰すと決めておく

反応の中に「3年で終わるのは新陳代謝を促すためはないか」と言う声もあった。実はあんな書き方にしたが、3年で補助金が切れることそのもの文句があるわけじゃ無い。

(補助が終わって人が変わると、後任とされる人物であっても、その後の相談にあからさまに手抜き対応する中央官僚はどうにかなってくれと思うが)

問題は、3年後ももしかしたら続くかも知れないと言ううっすらとした望みをずるずると引きずらせるようなのが良くない。

政治家がやってきては「大変参考になるもので、このやり方を〇×(地名モデルと名付けて、日本中に広めていこう」とかリップサービスをしたりして。

これだけ上手くいっているんだからしかしたら今後も続くんじゃ無いか?と言う事を思わせたりする奴が結構いる。

〇×モデルじゃないんだよ。駄目なまま3年たったら潰すんだよ。

最初からそうやって詰めろと言う話だし、それを承知の上で乗り込んでくる奴らだけに覚悟を決めさせてやれ。

出資者からもその確約を取らなきゃならん。

当時の誘致資料役場が持っているので知らんが、風の噂では、補助期間が終了した後も〇×年は取り組みを続けると国の公募時にお約束していたらしい。

そんなものはマジ論外!!

補助機関が終了した後に、どのような体制にするかを決める。

一社方式でも上手くやっているところはある。俺も遊びに行くついでに話を聞いてまわっているのでいくつか。

まぁガチ行政職ならどっかで聞いたことがあるような話だと思うが…。

終わりと同時に身軽になる方式

補助機関が終わったらきれいさっぱり体制を切って身軽になり、本質的に続けたい社会問題に対してアプローチする仕組みに持って行ってるやつ。

個人的に遊びに行った某友人帳の聖地たまたま成功していた地域団体があったので話を聞きに言った。

そこでは数年で助成が終了する事を熟知していた中心人物がやっていた。

彼女は、元々中央官僚最初から終わりを見越してスタッフ家業がある家の息子とか、地元建設から出向社員地域おこし協力隊員も本来業務に加えての業務として形で受け入れたりと言った工夫をしていたらしい。

要は、商工会などから出資を受けるとき最初からそうやって話を持ってった訳だな。

補助金を用いて、最初活動の基礎基盤ができたら彼らを元の場所に返したり、地域活動の方を副業として本業別に持ってもらったりといったやり方に変えていったそうな。

本人も一社活動で得た人脈を生かし、本業別に持っている。そちらで稼ぎながら一社を動かしているようだった。

から見るとワープア体質は変わってないのだが、その団体実施する本来目的の部分(ある施設運営と、定期的なグローバルニッチな国際イベントの開催)は、利用収入スポンサー収入で、直接的な自治体から金銭補助無しで続けられている。

がっちり金が環流するスキームを作ってその金でやらせ

ブコメに「文化的雪かき」と評した人がいたが、まさにそんなパターン

衰退していく中でも誰かがやらなければならぬミッションを維持するならば、最初からその金を回すように設計する方式

某緩い感じの空飛ぶ魔女アニメ聖地から小2時間ぐらいで足を伸ばした場所。持続している地域団体があったので個人的に遊びにいったついでに話を聞いた。ここはそんな感じの所だった。

うちの所なんか目じゃないくら過疎化が進んでいて、もうすでに自治体として集落維持を明確に無理と判断したような所がいくつもある土地

高齢化が進み、住人が病気などで入院すると帰らない、と言う形で一人抜け二人抜けと消えていく状況。それを孤立しないようにサポートしながら、元のコミュニティを維持しつつ緩やかに移転誘導し、人がいなくなった廃集落が、せめて美しく朽ちる事ができるようにケアをするのが、まぁ、彼らの任務だよな。

そして、同時に、それでも地域に残ることを選択した若者達の職場になることが目的

もちろん金になんかならない。ではどうするかというと、同時に必須仕事を任せている。

森林の整備の仕事。元々森林組合があったのだがほとんど有名無実化していた。それを団体母体とし、県の森林環境贈与税による森林整備を受けさせるという手堅い仕事を与えた。さらに、ここに国の助成金を入れて、ささやかバイオマス発電小水力をやり、ソーラー発電による発電なども手がけて収入を得ている。

その金でできあがった収益を用いて、雇用を維持し、人を雇い、なんとか回しているようだ。自治体から下ろされた仕事は、自治体の安い下請けのような仕事ほとんどだ。しかし、コアとして収益源を与えているため、その地域の平均給与+αぐらいのおちんぎんが支払われている様だった。

うちの場合これを目指そうとしたんだけど、何もかも中途半端でぶっ壊れたんだよなあとは思うんだよね。

情報公開する。関わる人を増やす、誰かがいなくなってもまわるような仕組みを作る

かけ声は巨大な大風呂敷でいいんだよ。目標は高くしてもいいし、口に出さなきゃ絶対現実にはならないわけだから

都市部人間はそんなもん潰せとか無駄だとか言うけど、そう言うのを跳ね返すためにも必要だ。こういうのは棒ほど祈って針ほど叶う世界から

でも、上手くいってます言い続けるのはよくない。むしろ困ってます、上手くいきません、でもがんばります、と言う形で情報公開をしていった方が良い。そうすると、関わる人が増えていく。関わる人が増えていくと、何かあったときちょっとでも助けてくれる人が増えてくる。

そして、こう言う場面ではいろんな意味で、皮肉揶揄こめて「超人」と言われる人が現れる。

その人がいろいろぐいぐいと進めていく事になる。けど、その人が何かの拍子に飽きちゃったら、もう終わりだよね。

から、続けていきたいなら、その人に頼らない仕組みにしなくちゃだめ。そうしないといつまでたっても「個人商店」のままで、そこから先が広がらない。

そんで、人間から、いろいろなひずみが溜まってくる。多選の弊害みたいな感じな。俺はそれが怖い。そうはならないようにしなくちゃならない。

公務員なるみなさまへ 限界集落ワープワ最賃野郎からひとこと

公務員は「実務をやる」ではなくて「仕組みを整える」「続けていく事ができる環境を作る」という事がメインの仕事だと思って取り組んでください。

頭のいい人は「おちんぎんさえ出せば人が集まるだろう」と言い、人が集まらないのはおちんぎんが悪いからだと言いますが、それだけじゃ解決しません。

もちろん、最低おちん〇んでも働いてくれる、実家住まい高齢童貞小梨介護はあるけど親の年金ベーシックインカム(笑)になっていて搾取し放題の都合のよい、クッソ頭の悪いワープワはフィクション以外にはいないので、生きていけるだけの賃金を払う必要はあります

でも、この領域に高い金を出せば解決するもんでもありません。経済的合理性だけ考えりゃ、いくら金を積まれてもどうにもならないところですから。そう言う意味では、経済原理を持ち込むのは無理がある。

そのバランスを取って、じっくり取り組んでいただきたいと思います




と言う夢を見た。

2022-12-06

町営地域作り公社の俺が来たぜ

anond:20221206001603

いやあ、耳が痛くてもげそうだぜ!やめてくださいしんでしまます

団体の専従者数名が就職せずに「善行」で飯食って行くのが目的の全てみたいな誰も得しないショボい自己満足活動は今もザラにある。
そういうところに公金をイージーに流し込む行政問題がまず一つ。

俺に正論ロジハラするのやめてくれませんか。

最初に言っておくけどこれ全部フィクションからね。わかった?わかったなら次に進んでよし!

からねえ奴は増田に来る資格なし!

恐らく日本中に無数にある問題

日本中いくらでもある限界集落

国の予想では近い将来人口ゼロ集落が続出すると予告されている町。

町だが、面積が無駄に広く人口密度はそこらの村よりも低い。自治体を維持するために昭和の大合併平成の大合併合併しまくった結果だ。

合併したのに従来の役場はそのまま支所という形で残し、行政改革をせずにくっつたけたけ。無駄に体力を消耗。当然集落の整理なんてできるはずも無くて、だらだらと消滅に向かっている。

THE 補助金行政

この町がなんとなくでもやれていたのは、地方交付税に加えて、特殊助成金比較簡単に取れるからだった。

電源立地補助金ほどは打ち出の小槌ではないが、そこそこ破綻してない申請書を書ければ、国から自動的に金が来ると言う程度の助成金がとれた。

ところが、近年になって渋くなってきた模様。そこでそれ以外の補助金に手を出すようになったのだが、流行キーワードはこれ

地域の力を生かす取り組み」

国もこの手の自治体に頭を悩ませており、いろいろな助成金を作って自立を促したり、整理を促したりしている。

その中で、良くも悪くも鈍い感じの自治体改革を促すために、自治体単体ではなく、民間企業や、地域住民による地域作り団体などと共同で取り組む計画を求めるようになってきた。

こうして「おくにが考えたさいきょうの政策」を実現するために補助金を使っている。THE 補助金行政である

完成!官制やりがい搾取ワープワのすくつ

とは言っても、そんな一緒にやってくれる企業などはそうそう転がっていない。

地元でがんばっている社長さんとかいるんだけど、既に頼られまくってどうしょうもないぐらいになってるのが普通

地域おこしをするための地域受け皿がない。服を買いに行く服が無いみたいな話である

そこで国が用意している抜け道が、そう。一般社団法人である

行政出資比率が高くなると駄目な場合があるので、行政出資比率は見かけ上低くしているが、そのかわりに商工会議所とか、農協地銀信金とか、青年会議所関係かに声をかけて出資させて、一般社団法人を作る。(オイコラそこ、めんどくさそうなメンツとか言わない!俺もそう思う)

そして、そこと共同でやるという枠組みを作ることによって、えらい人の威光を保ったたままに補助金をゲットしようと言う仕組みである

さて、ここで求人をするとどうなるかというと、デフォルト最低賃金での募集になる。

なぜか。賃金はむしろ問題にされないから。

そもそも職なんかほとんど選択肢が無いような地域だ。社会貢献ができますよ、と言うところと、自治体出資している安定した組織に、学歴職歴関係なく就職できるという二つばかりが注目されて人が来るのである

から意識の高い系職員と、ほとんどコネで送り込まれてきたような意識の低い系職員が混ざり合ったカオスからスタートする事になる。

官制ワープ一般社団法人の末路

さて、こうしてできた一般社団法人。当時の政治家鳴り物入りで作ったお国制度補助金が出る3年間はある意味やりたい放題である

給料は安いが、儲けや結果は求められないままに、申請書をぺらっと書けば金は使える。拠点も昔補助金もらってうっかり作っちゃった交流センター事実上の払い下げ。

行政看板を使えるからみんなとりあえず話を聞いてくれるし、人も集まるし、金を配ってるような状態から表面上は感謝もされる。

国の政策集にものったりするから県知事国会議員が視察にきたりして、注目を浴びて自分がえらい人になった気になる。

しかし、多くは続いても3年である

何故3年かというと、中央省庁官僚がそれぐらいで担当替えするから。そして新しい担当になった人物は、前任者がやったそれがどんなに成功していても、引き継いだところで自分の実績にならないので、打ち切るのが普通なのである

当初の補助金が切れるとどうなるのか。

ここで、正論ハラスメント増田の一説を読んでみましょう

社会の中で困ってる人に手を貸そう的な活動において重要な・必要ものは、まず実務的な知識スキルマンパワー。(金のことを含む)行政との連携
でも実際に活動現場にずっと残りがちなタイプは「世直しさん」である理念を口にするばかりで実務軽視。無駄好戦的無謬正義マン。好きな言葉は「心によりそう」「つながり」。仕事がデキる実務家タイプは潮時を見つけていずれ退出していく。

ご覧の有様

国の補助金が切れた後、1年は現在体制が維持できるだけの金を町が用意してくれた。ただお先真っ暗なのはあきらかなので、実務的にいろいろやってくれていた頼りになる人ほど、培ったコネを使って退職していく。

そして、残るのは、

もう解散してしまえ、と思うのだが、この状況に至っても広げに広げた大風呂敷を畳む奴はおらず、地域キーパーソン声かけまくって作ったためにしがらみが多すぎて、いつの間にかこの一般社団法人を維持していくことが目的にすり替わる。

できあがり!行政仕事下請け屋❤️

そうして今はどうしているかというと、元々作られた地域振興のための団体、と言う看板は下ろせないままに、行政仕事便利屋みたいなポジションになっている。

上の奴は本来自治体職員が自らやるべき仕事だが、我々がやると、なあんと!全員最低賃金報酬非正規雇用で人をこき使えるよやったね!

社団法人を維持するためと言う大義名分役所から出してもらっていたが、心ある町議会議員から、それは利権だろと正論ハラスメントを受けて価格ヤスクを徹底された結果ご覧の有様です。

団体の専従者数名が就職せずに「善行」で飯食って行くのが目的の全てみたいな

ははは……。

この中で最も実入りがいいのがプロモーションビデオ作成なんだから笑える。

そして、町の仕事で安泰なんでしょとか、儲かってるんでしょとか言われる。うるせーばか

正論ハラスメントへの反論

非営利の「社会課題解決志向する活動」におけるコンプライアンスとは、もっと攻めの姿勢のものであるべきだ。

はい

自分たちだけが秘密ヒーロー戦隊じゃダメなんだよ。全てをオープンにして「出資者」も一緒に運用を考えるんだよ。何にどうリソースを投じるべきか、それでその先どうなるか。コンプライアンス制限じゃなくて指針なんだよ。
そして情報公開こそがその団体の、活動命綱だ。

はいはい

リアル社会でのリアル人助けってのは難しい「大人仕事」なんだぜ。

おっしゃるとおりです。

まぁ、今、地域おこし協力隊で面白い兄貴が来たのと、あと何人かを抱き込んで、反旗を翻そうと準備は進めている。今に見てろよ!

じゃなかった。

暖かく見守っていただけるとうれしいです。

2022-07-03

追想渡辺宙明。36年前、特撮アニメの話をしていた友人がいた。

彼は、電子戦隊デンジマンOPウエスタン調や、電撃戦隊チェンジマンOP影山ヒロノブカッコよさ、

トランスフォーマーコンボイ司令の玄田哲章の素晴らしさや永野護メカデザイン革新性を熱く語る男だった。

自動車鈑金塗装業四男だった彼は中学卒業農業高校へ進学し、それっきり疎遠になってしまった。

高校卒業後、東京税関職員になって麻薬トレーナーになったが独身で相変わらず漫画アニメ三昧の

日々を送っていると風の噂では聞いていたが、その友人がなんと結婚して36年ぶりに地元に帰っていると知り、

久し振りに当時の友人4人で会うことになった。地元日本酒蔵元クラフトビール醸造を始めて、

経営多角化で始めた日本酒クラフトビールを出すバルで会うことになった。彼は下戸ではないのだが、

まり酒に強くなく、36年ぶりに互いの近況を語り合い、俺はしこたま酔って楽しい時間を過ごすことができた。

閉店で店を追い出された後、俺は運転代行で帰る彼の車に酔った勢いで乗り込み、彼の奥さんに会いに行った。

彼の住む家は後継者がおらず空き家になった廃屋地方創生移住支援事業リフォームして住んでいるそうだ。

若い奥さんと娘4人と6人で暮らしていた。彼は仕事をしておらず、奥さんが農環センターという公民館みたいな

会場で教えるヨガ教室での謝金と、家の庭で育てた野菜と湖で釣った魚を、毎月8日と18日に開かれる

街場の市で売って得た僅かな現金収入しかないそうだ。そんなんで生活していけんの?と思ったが、

隣近所全員東京から移民でみんなで物々交換で助け合っているそうで、

よく見たら娘さんの女児服もクタクタで誰かのお古のスマイルプリキュアの変身コンパクトで遊んでいた。

何軒かの廃屋に人が住む気配を感じる山奥の見捨てられた集落を歩きながら、

心地よかった酔いもすっかり覚め、パソナ地域おこし協力隊に騙された友人への憐憫

竹中平蔵への怒りが込み上げたところで、夢から覚めた。

2022-06-20

年収200万円

Twitterトレンドに上がっていた「年収200万でも豊かに暮らせる本」。

年収200万で豊かに暮らせる事は「絶対に」ありません。200万円で豊かに暮らす事を強いているのなら、それは欺瞞であり、強権であり、詐術です。

貴方おかしいのではなくこの国のシステムが異常なのだ貴方が200万しか手に入らないのは、貴方能力が低いからでなく、この国の労働環境が異常なだけ

年収200万でも豊かに暮らせる本」ってのは本当に年収200万円の人には買えない。

あれは「年収200万になったとしても楽しく生活できるんだ」って中間層(300万円から800万円)の読者に安心させる娯楽本に近い。

要するにエンターテイメント。あたいは年収200万円以下の時にそう感じてたな。

こういうマインドを下方面に引っ張る風潮って上を見させて詐欺を行うやつらと同じくらい悪質だと思うわ。

今の日本常識的に考えて年収200万で「豊かに」暮らせるわけがない。そこには必ず、心の持ちようとか考え方って要素が入ってくる。それはもう洗脳だしプロパガンダ

この様なツイートもあり、物議を醸しだしている。

都会だと年収200万円辛いけど、北海道だと余裕で暮らせるので、辛いと嘆いている人は北海道移住札幌旭川函館小樽帯広以外で)してきてほしい。

仕事はあるし、地域おこし協力隊として働けば年収300万はもらえるし。

「そういうことじゃねーよ」と突っ込まれるのは覚悟の上だけど、都会を捨てて北海道に来てほしい。

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