はてなキーワード: コンシューマゲームとは
○ご飯
朝:なし。昼:キャベツとブロッコリーとたまごのスープ。キュウリ。トマト。夜:ウインナー、大根、人参、キノコ、トマト、たまごのスープ。冷奴。納豆。バナナヨーグルト。間食:柿の種。チョコ。
○調子
むきゅーはややー。おしごとは、おやすみなりー。
○刑事J.B.ハロルドの事件簿 キス・オブ・マーダー
1987年に発売されたコマンド選択式ADVのSwitch版リメイクを遊んだので感想を書く。
JBハロルドシリーズの第三弾、前々作で事件の本筋とは関係していなかったが印象に残る色気のあるキャラだったサラ・シールズが殺害されるところからストーリーが始まる。
……あれ? 2作目と同じ導入なんだけど? と頭がはてなで埋め尽くされたので少し事前情報を仕入れた。
どうも、3作目というよりは番外編で2作目のマンハッタンレクイエムの素材をそのまま使ったパラレルワールドの作品らしい。
なるほど、パソコンゲーム黎明期ならこういう手法もアリだったのかな? 当時の空気感はいかほどだったのか気になるところだ。
1〜2作目と同じく、ひたすらに聞き込みを繰り返すコマンド総当たり式アドベンチャーゲーム。
とはいえ、前作マンハッタンレクイエムと素材が同じだけど異なるストーリーなので、正直続けて遊ぶと頭が混乱してしんどかった。
その上、今作は輪をかけてストーリーらしいストーリー、謎らしい謎がなく、淡々と自供で話が進んでいく。
加えて、聞き込み相手ではない、ハロルドの仲間と証拠や証言を整理するパートが多い。
聞き込み相手はある程度当たりをつけつつ総当たりするのでそれなりに遊びがあっていいのだけど、仲間との整理は正直脈絡なく本当にただただ総当たりするしかないのが辛い。
さらに後半、聞き込み可能な相手が減ってくると、犯人と会話、仲間と会話、犯人と会話、仲間と会話と。まるで伝言ゲームのように仲間と犯人の間を取り持つことになるのは辟易させられた。
また集めた証拠品も結局関係あるのかないのかよくわからないものが多く、しっくりこない。
まあ、素材を使い回してパラレルワールドの作品を一編作ったことに、制作上のドタバタがあったのだと思うと、30年以上前の作品にあれこれ言うのは野暮なのかもしれない。
しかし、JBハロルドシリーズならではの、ひたすらに聞き込みを繰り返すゲーム性が嫌いなわけではなく、無口なハードボイルド刑事のハロルドのことも好きなので、そういういつもの部分を楽しんだ面もある。
現行のコンシューマゲーム機に移植されているシリーズはここまでだが、プロジェクトEGGなどでパソコンでなら続きも遊べるようなのでまたいつか次作も遊んではみたい。
結論から言えば、任天堂の偉い人たちにオンラインゲームの素養がない、もしくは、伝統的価値観への固執。
任天堂に限らず多くの日本のゲームメーカーは家庭用ゲーム機のソフトで成功してきた。
今でこそ大手も焦ってオンラインゲームを作り始めているが、13年くらい前まではオンラインゲームを作りたい人が就職する会社は外資を除けばソシャゲメーカーくらいしかなかった。
プレイヤー目線でみても、13年前の当時、PCでは既にオンラインゲームが成熟しつつあった一方で、コンシューマゲームは相当出遅れていた。
当時、ゲーム制作サークルの作知り合いの何人かゲームメーカーに就職していったが、彼らは皆コンシューマゲームに憧れ、それらを再生産したい願望を持っていた。
そうしたある種のエコーチェンバー化しやすい環境が、CC2松山さんのプチ炎上発言
https://note.com/wwise/n/ndf5b3d0b161d
を可能にさせるわけだ。
未だに「ゲーム=コンシューマゲーム」という業界なんだなと再認識させてくれる。
当然、そんな人達が集まっているわけだから、オンラインゲーム的なものを作ろうって機運にもなりにくい。
なので、第一の理由としては、作る人達のゲームに対する趣味嗜好が伝統的な家庭用ゲーム機的なものに偏りがあるだろうという説。
パルワールドというゲームが極めて奇抜なアイデアの組み合わせによってようやく成立するなら、まあ簡単には生み出せなかったよね、と言えるのだが、ポケモンの魅力が何かを理解していればパルワールドに近いものを生み出せる時間はいくらでもあった。
ポケモンの最大の魅力はそのペット的性質を持ったキャラクターにあり、この魅力を最大限に引き出すには、「ポケモンと一緒に空間を過ごす」というゲーム体験に必然的に帰着する。
このことはみんな分かっていて、だからNINTENDO64の時代ですら、『ポケモンスナップ』『ピカチュウげんきでちゅう』など、「ポケモンと一緒に空間を過ごす」体験を模索する試みがあった。
でも、2010年代に入っても何も動きがなかった。
3D技術やオンラインゲームの技術はすでに十分成熟しており、PCゲームでは家庭用ゲーム機に先駆けてオンライン対戦ゲームやよりリッチなゲーム体験ができるようになっていた。
ポケモンGOが出てきて、ようやく次の動きが来たかと思えば、これは任天堂が作ったものではなくIPだけ貸しているのだそうだ。
やり方や発想が、没落してゆくスクエニの姿と被っており、嫌な予感を感じさせた。
「今、バトロワが流行ってます。だから弊社の人気IPドラクエと組み合わせれば売れます」
「今、MOBAが流行ってます。だから弊社の人気IPポケモンと組み合わせれば売れます」
IPの切り売りが始まってしまったか、というか、それしかやることがないんだ、という残念感。
ポケモン本シリーズの方も、最新作でも未だに最大4人の協力プレイしかできないらしい。
なぜたった4人? 発想が通信ケーブルの時代から進んでおらず、基本的にゲームがオフラインに閉じている。
なぜ普通に、素直に、MMORPG的なオンラインゲームとして作らないのか。
なぜ未だにコマンドバトル形式を踏襲するのかも謎。それって全然ポケモンの本質じゃない。
ゲームボーイ時代はスペックの制約上あれしかできなかったが、3Dでグリグリアクションができる時代に何をやっているんだろう感。
こんな保守的なポケモンの最新作の出来を見て、誰がこの会社でポケモンをアップデートしたいと思うだろうか。
パルワールドの作者も任天堂にいたらしいが、きっとそんな思いで任天堂を去っていったのだろうと勝手に想像する。
もしこれが、子どもたちを野蛮なオンラインゲーム世界に染めさせない健全なブランドイメージのために、あえてそうしているんだとしたら任天堂は長期的に終わりだと思う。
ゲームの面白さの追求よりもブランドイメージの守ることを優先する会社が、ゲームの面白さを本気で追求する会社に勝てるわけがない。
知り合いの友達同士だけで遊ばせたいみたいな価値観の押し付けをとても感じるのだけれど、ゲームを本気で遊びたい人からするとマジで興ざめする。
仮にも、各家庭の教育方針は様々であるにもかかわらず、任天堂がその上限を勝手に決めてしまっているというこの不愉快さ。
ゲームはもはや子供をあやす玩具ではない。玩具という域を超えて、コミュニケーションのライフラインになっている人も多い。
20年とか40年スパンで想像力を働かせてほしいのだけれど、ゲーム上の世界についてどのようにリアリティを感じるか、何を楽しいと思うか、という価値観の長期的トレンド変化について真剣に考えてほしい。
それはある人の言葉を借りれば「コミュニケーションそれ自体が目的化する」価値観への変化。
ゲームに限らず、アニメなんかを見ても例えば「けいおん」では、友達がワイワイだらだらと過ごすだけの日常が憧憬として消費されている。
これは、コミュニケーションの基盤がリアルからオンラインへ移行し、その分リアルでの人間関係が希薄になることの埋め合わせと考えられる。
つまり、ある時期から、コンテンツ(とその周辺)にはコミュニケーション的な欲求が求められ始めた。
ゲームを楽しみたいという以前に、人々はコミュニケーション的欲求をゲームを通じて満たしたいと思うようになってきている。
パルワールドとは、そのような新しい欲望や価値観の中で生まれたオンラインゲーム体験がベースにある。
ゲームをあくまでも玩具と割り切って楽しむのか、それとも、ゲームをリアル世界の延長のライフラインの1つとして暮らすのか。
このような価値観の変化を任天堂の幹部らのおっさん達が、理屈でなく、体感として、自らの経験に基づいて理解できているのだろうか。
「データ入力をしていたかと思えば、営業っぽいことをやって、商品開発っぽいことをやってたかと思えば、マーケティングみたいなことをやっている」という謎仕事描写。
スタートアップというか、社員数30人程度の会社はこういうところある。
本業は全員商品開発で、主任クラスがマーケティングもするけど商品開発からは足を洗えていないプレイングプレイヤー状態。
営業はかろうじて一人確保できているものの、足りるわけがないので商品開発5:営業5みたいな人がいる。
はてなにいるような人ならわかると思うけど、ここ数年は働き方改革と人手不足の影響でデスマーチさせるような会社はめっきり減った。にも関わらず、何故かアニメではプログラマーやSEがデスマーチをしている。今どき血走った目で徹夜でキーボードカタカタしているSEなんかいない。そもそもSEという肩書なのにコードかいてたり、パソコンが一昔前の感じだったりネットで聞きかじりの知識で描いてる感がある。
はてなに居るなら、未だに「うちは三六協定やってないんで」とのたまう社長がいることも知っているな?
未だにコンシューマゲームの世界は「血走った目で徹夜でキーボードカタカタして」いるところも多い。
「SEという肩書なのにコードかいてたり」 増田が派遣の末端にいるか、派遣の中流を知らないことはよくわかった。
女性の制服はまず見かけないし、男性もほとんどオフィスカジュアルになっている。営業職ですらスーツは減っている。内勤なのにスーツや制服を着ているアニメはすごく違和感
「営業職ですらスーツが減っている」は意味不明で、それこそIT業界だけだろと言いたい。
おまえこれ、これは偏見だぞ。そんな職場いくらでもある。まさかおまえがエアプなのか?
店長はタワマンに住み(オタクショップ店長レベルでタワマンに住めるわけがない)、平店員は風呂なしアパート(いくらなんでもそこまでは無いだろ)。
全体的に言えることとして、増田はディフォルメ表現というものをもう少し理解した方がいい。
「おい、これ上司としての仕事は増えたが、権限はもらえてないから、ようするに平と上司の仕事だけやらされてるプレイングプレイヤーだろ!」
増田に特に異論がある訳ではありません。そもそも子供を持たない人生を経験していないので、それがどういうものなのかよく分かりません。
ただ、子供を持つ面白さについて、少し書いてみたくなったのですが、自分が多数派になるのかどうか分からないので、個人の感想程度の事と思ってもらえる方がいいと思います。
子供を持つ面白さってのは、対人ゲーの面白さに近いんじゃないかと思っています。
多くのコンシューマゲームは、ソロプレイを前提にしていて、一生懸命考えたり、攻略サイトを調べたり、人に聞いたりして正解と言えるものに辿り着いて、次に進められるようになっています。
ところが、対人ゲーとなると、その瞬間瞬間でとりあえず判断して、結果オーライだったり、失敗したり、それ以前に判断が追いつかなかったり、逆に何も考えていなかったにも関わらず、いい感じになったり、必死で読んだつもりが、相手が明後日の方向(と自分には感じられる)の行動を取ったりします。
時に、雑魚だと思っていた相手に一泡吹かせられて反省したりもします。
対人ゲーには正解がないのです。そして、だからこそ対人はエキサイティングで飽きないのではないかと思います。
私は、時給なんぼの仕事しかしていないので、高度なビジネスや仕事の事はよく知りません。
すごい仕事なら働いていてもこういったエキサイティングな経験はできるのかもしれないのですが、逆に平凡な一般人でも、子供がいるだけで日夜こんな経験が出来るのはありがたい事だとも思います。
正直な所、美味しいものを食べに行ったり、演劇を見たり、自分を磨いたり、今の言葉でいうところの推し的な活動に子供の頃からあまり興味がなかったので、一般論と言うにはとても弱いんじゃないかと自分でも思うのですが、逆に言うとそんな自分でも楽しめるのが人間の子供というものじゃないかと感じています。
増田に特に異論がある訳ではありません。そもそも子供を持たない人生を経験していないので、それがどういうものなのかよく分かりません。
ただ、子供を持つ面白さについて、少し書いてみたくなったのですが、自分が多数派になるのかどうか分からないので、個人の感想程度の事と思ってもらえる方がいいと思います。
子供を持つ面白さってのは、対人ゲーの面白さに近いんじゃないかと思っています。
多くのコンシューマゲームは、ソロプレイを前提にしていて、一生懸命考えたり、攻略サイトを調べたり、人に聞いたりして正解と言えるものに辿り着いて、次に進められるようになっています。
ところが、対人ゲーとなると、その瞬間瞬間でとりあえず判断して、結果オーライだったり、失敗したり、それ以前に判断が追いつかなかったり、逆に何も考えていなかったにも関わらず、いい感じになったり、必死で読んだつもりが、相手が明後日の方向(と自分には感じられる)の行動を取ったりします。
時に、雑魚だと思っていた相手に一泡吹かせられて反省したりもします。
対人ゲーには正解がないのです。そして、だからこそ対人はエキサイティングで飽きないのではないかと思います。
私は、時給なんぼの仕事しかしていないので、高度なビジネスや仕事の事はよく知りません。
すごい仕事なら働いていてもこういったエキサイティングな経験はできるのかもしれないのですが、逆に平凡な一般人でも、子供がいるだけで日夜こんな経験が出来るのはありがたい事だとも思います。
正直な所、美味しいものを食べに行ったり、演劇を見たり、自分を磨いたり、今の言葉でいうところの推し的な活動に子供の頃からあまり興味がなかったので、一般論と言うにはとても弱いんじゃないかと自分でも思うのですが、逆に言うとそんな自分でも楽しめるのが人間の子供というものじゃないかと感じています。
増田に特に異論がある訳ではありません。そもそも子供を持たない人生を経験していないので、それがどういうものなのかよく分かりません。
ただ、子供を持つ面白さについて、少し書いてみたくなったのですが、自分が多数派になるのかどうか分からないので、個人の感想程度の事と思ってもらえる方がいいと思います。
子供を持つ面白さってのは、対人ゲーの面白さに近いんじゃないかと思っています。
多くのコンシューマゲームは、ソロプレイを前提にしていて、一生懸命考えたり、攻略サイトを調べたり、人に聞いたりして正解と言えるものに辿り着いて、次に進められるようになっています。
ところが、対人ゲーとなると、その瞬間瞬間でとりあえず判断して、結果オーライだったり、失敗したり、それ以前に判断が追いつかなかったり、逆に何も考えていなかったにも関わらず、いい感じになったり、必死で読んだつもりが、相手が明後日の方向(と自分には感じられる)の行動を取ったりします。
時に、雑魚だと思っていた相手に一泡吹かせられて反省したりもします。
対人ゲーには正解がないのです。そして、だからこそ対人はエキサイティングで飽きないのではないかと思います。
私は、時給なんぼの仕事しかしていないので、高度なビジネスや仕事の事はよく知りません。
すごい仕事なら働いていてもこういったエキサイティングな経験はできるのかもしれないのですが、逆に平凡な一般人でも、子供がいるだけで日夜こんな経験が出来るのはありがたい事だとも思います。
正直な所、美味しいものを食べに行ったり、演劇を見たり、自分を磨いたり、今の言葉でいうところの推し的な活動に子供の頃からあまり興味がなかったので、一般論と言うにはとても弱いんじゃないかと自分でも思うのですが、逆に言うとそんな自分でも楽しめるのが人間の子供というものじゃないかと感じています。
増田に特に異論がある訳ではありません。そもそも子供を持たない人生を経験していないので、それがどういうものなのかよく分かりません。
ただ、子供を持つ面白さについて、少し書いてみたくなったのですが、自分が多数派になるのかどうか分からないので、個人の感想程度の事と思ってもらえる方がいいと思います。
子供を持つ面白さってのは、対人ゲーの面白さに近いんじゃないかと思っています。
多くのコンシューマゲームは、ソロプレイを前提にしていて、一生懸命考えたり、攻略サイトを調べたり、人に聞いたりして正解と言えるものに辿り着いて、次に進められるようになっています。
ところが、対人ゲーとなると、その瞬間瞬間でとりあえず判断して、結果オーライだったり、失敗したり、それ以前に判断が追いつかなかったり、逆に何も考えていなかったにも関わらず、いい感じになったり、必死で読んだつもりが、相手が明後日の方向(と自分には感じられる)の行動を取ったりします。
時に、雑魚だと思っていた相手に一泡吹かせられて反省したりもします。
対人ゲーには正解がないのです。そして、だからこそ対人はエキサイティングで飽きないのではないかと思います。
私は、時給なんぼの仕事しかしていないので、高度なビジネスや仕事の事はよく知りません。
すごい仕事なら働いていてもこういったエキサイティングな経験はできるのかもしれないのですが、逆に平凡な一般人でも、子供がいるだけで日夜こんな経験が出来るのはありがたい事だとも思います。
正直な所、美味しいものを食べに行ったり、演劇を見たり、自分を磨いたり、今の言葉でいうところの推し的な活動に子供の頃からあまり興味がなかったので、一般論と言うにはとても弱いんじゃないかと自分でも思うのですが、逆に言うとそんな自分でも楽しめるのが人間の子供というものじゃないかと感じています。
増田に特に異論がある訳ではありません。そもそも子供を持たない人生を経験していないので、それがどういうものなのかよく分かりません。
ただ、子供を持つ面白さについて、少し書いてみたくなったのですが、自分が多数派になるのかどうか分からないので、個人の感想程度の事と思ってもらえる方がいいと思います。
子供を持つ面白さってのは、対人ゲーの面白さに近いんじゃないかと思っています。
多くのコンシューマゲームは、ソロプレイを前提にしていて、一生懸命考えたり、攻略サイトを調べたり、人に聞いたりして正解と言えるものに辿り着いて、次に進められるようになっています。
ところが、対人ゲーとなると、その瞬間瞬間でとりあえず判断して、結果オーライだったり、失敗したり、それ以前に判断が追いつかなかったり、逆に何も考えていなかったにも関わらず、いい感じになったり、必死で読んだつもりが、相手が明後日の方向(と自分には感じられる)の行動を取ったりします。
時に、雑魚だと思っていた相手に一泡吹かせられて反省したりもします。
対人ゲーには正解がないのです。そして、だからこそ対人はエキサイティングで飽きないのではないかと思います。
私は、時給なんぼの仕事しかしていないので、高度なビジネスや仕事の事はよく知りません。
すごい仕事なら働いていてもこういったエキサイティングな経験はできるのかもしれないのですが、逆に平凡な一般人でも、子供がいるだけで日夜こんな経験が出来るのはありがたい事だとも思います。
正直な所、美味しいものを食べに行ったり、演劇を見たり、自分を磨いたり、今の言葉でいうところの推し的な活動に子供の頃からあまり興味がなかったので、一般論と言うにはとても弱いんじゃないかと自分でも思うのですが、逆に言うとそんな自分でも楽しめるのが人間の子供というものじゃないかと感じています。
俺は涼宮ハルヒの憂鬱がきっかけでオタクコンテンツの世界に足を踏み入れた、歴としたキモオタだ。
「ハルヒからオタクになったやつはにわか」という風潮の中で生きてきたから自分は一生にわかオタクだと思っていたが、どうやらそんなことはないらしい。
アニオタであることに加え、当然不細工な面を携えて生きてきたわけだが、いつの頃からかそんな状態を脱しようという努力をするようになった。
なぜそんな努力を始めたのかは自分でもわからない。依然としてオタクコンテンツが大好きなままだったし、もともとアニメやゲーム(コンシューマゲームにゲーセンの音ゲーにカードゲームにと色々やっていた)などに浸り続けてとても楽しく生活していた。オタクコンテンツを楽しみ続ける生活が嫌になったとかそんな気持ちは微塵もなかった。
何か決定的なきっかけがあってそんな努力をし始めたわけではないと思うが、何はともあれキモオタ不細工男という立場から抜け出そうと試みたわけだ。
3,4年の試行錯誤の末、主にコミュニケーションの取り方と見た目の雰囲気を「まあ悪くない」程度にまで持っていくことができた。これは本当にめでたいことだ。
本当にありがたい。俺はとても運が良かったのだろう。
そうした努力のおかげか、俺には大学時代から仲がいい女友達がいる。
俺の見た目などが改善し始めたあたりからの付き合いで、こいつはなぜか俺のことをとても気に入っている。
(以下、この女のことは"ハルヒ"と称することにする。この呼称に他意は無い。本当にただ俺が涼宮ハルヒの憂鬱が好きだからそのキャラから取っただけだ)
ハルヒはちょくちょく俺に絡んできた。
今でもLINEのやりとりは続いているしたまに一緒に飯も食いにいく。
何があったわけでもないのに焼肉を奢ってもらったこともあるし、この前は爬虫類展に行きたいというからついて行ったら入場料を出してくれた。金払いのいい女だ。
この女、大学を卒業してからやたらと俺に求婚をしてくるようになった。
付き合ってほしいと言われたことはない。
LINEで、
「ねえいつ結婚するの〜〜」
「住むならどのあたりがいいかね〜〜」
(「しゅきしゅきしゅき」とピンクのうさぎが喋っているスタンプ)
みたいなメッセージたちがたまに送られてくる。
大学を卒業後、半年くらいメッセージをほとんど返さなくなったくせに急にこの調子だ。どういうことなんだ。
ハルヒは漫画が好きで俺と趣味がかなり合う。俺も一緒にいてまあ楽だしそこそこ楽しい。
養ってくれ〜と言ったら「いいよー」と返されたこともある。
そのことをきちんと覚えているらしく、ハルヒが仕事が辛いという話をしてきたから「やめれば?」と適当に言ったところ、
「辞めたらあなたを養えないじゃん」
と言われた。
俺を養ってくれる女なんてこの先出会えるのだろうか。
養ってくれるのなら結婚することもやぶさかではない。というか将来のことなどを考えるとこの良物件を逃したくはない。
きっととても贅沢な悩みだと思うし、「なんだよ自慢かよ」と感じる増田もいるかもしれない。
ここまで読んだだけでも、「くそが…」という気持ちになった増田もいるだろう。
もちろん取り留めのない感想を述べてもらっても全く構わないが、できたら解決策や対処法を一緒に考え、提言してもらえると嬉しい。
大学を卒業した後、ハルヒからなぜかメッセージがあまり返ってこなくなった時期があった。
それまでは即レスで返ってきていたのに、俺が何かLINEでメッセージを送っても7割は既読無視。たまにかなり遅れて返信が来るといった感じだった。
その期間に俺は──
彼女が出来ていた。
キモオタ不細工を脱した俺は、2つ年下の女を引っ掛けて彼女にしていた。まあこれも運が良かっただけだ。
俺の悩みというのは、ひとことで言えば結婚だ。
今の彼女は俺には勿体無いくらいいい子で、とてもいい彼女だ。それは間違いない。
長門は家事なども全てこなせて、気が利いて、何より俺のことを好きだと言ってくれる。俺も長門のことは本当に可愛いと思っているし、好きであることは否定のしようがない。
俺は長門と一緒にいることで、癒しとか安心とかいった気分になっている。
癒しとか安心を感じることができているのは良いのだが、それはそれとして、面倒だと感じることも多々ある。
これがよく聞く「彼氏、付き合い初めはすっごい優しくて色々お出かけとかしてくれたのに段々そういうこともしてくれなくなってきたんだよね…」というやつだろうか。なるほど。
しかしわざわざ金を出しておしゃれで高価な飯屋に行ったり、わざわざ休みを使って人の多いデートスポットに行ったりといったことをするのは、端的に言えば面倒なのだ。
体力や手間や金などのコストをかけて、わざわざそんなところへ出かけたくないというのが本音だ。
というか、俺は普通に休みの日は一人でオタクコンテンツに浸っていたい。俺はキモいアニオタだからな。
それでもたまーに出掛けたりご飯を食べたりしているが、面倒だし割に合わないと感じている。
それに、長門に対して安心や癒しや安らぎを感じはするけれども、別に楽しくはないのだ。
友達と一緒に遊んだりオタクコンテンツを楽しんでいる時のような、面白さとか楽しさとかそういったものは一切感じていない。
ただ癒されているだけだ。楽しくはない。
自分でもわからないが、彼女ができたと報告することで、結婚して養ってもらう話が反故にされてしまうのではないかと危惧したからかもしれない。
もうここに関して、完全に俺が悪いことは否定できない。間違いなく俺が悪い。俺がここでそんな不誠実な態度をとったからいま悩んでいるのかもしれない。俺が悪いです。、
つまるところ長門は彼女としてはめちゃめちゃいいのだが、結婚相手としてハルヒと長門どちらが適しているかと考えた時に、ハルヒに軍配が上がる、という話だ。
長門にそれとなく結婚のことを聞いたことがある。俺と結婚できるのかどうかを。
「する!」
と元気よく即答されてしまった。
「できる」ではなく「する」ときたもんだ。
付き合った後に俺がどれほどダメなところを見せても、長門から俺への愛は変わらなかった。
しかし長門は現在、正社員雇用を狙ってアパレル店で働いているフリーターなのだ。
俺は結婚した時に自分と相手の生活、二人分の責任は持てないと感じているし、収入が不安定な長門ではそうした生活面や金銭面に不安がかなり残る。転職先を探してるとか言ってたし。お前新卒で入社した仕事を半年経たずに辞めたばっかりじゃん…それで今の店で働き始めたのにお前…
俺は長門のことが好きだが、結婚相手としてはハルヒには勝てない、というのが正直なところだ。
だったら、長門を今俺に付き合わせているのは良くないのではないか。
さっさと別れて、ハルヒと結婚したほうが全員のためなのではないか。最近ハルヒから結婚の圧が強いし。
そんなありきたりなことで俺は悩んでいるのだ。
俺はどちらも不幸にさせたくないのだ。
俺が悪いのに欲張りすぎることを言っているとは思うが。
長門と別れてハルヒと結婚するのなら、長門にショックを与えたくない。悲しませたくない。
なんかやむに止まれぬ何かの事情で、お互いに好きだけど仕方なく別れることになったとかそんな感じのエモいあれになれたら一番いい。
捏造とかそんな不誠実な俺が一番悪いのはその通りです。
まとめると
・長門にショックを与えたくない
ということだ。
円満に長門と別れてハルヒと結婚する方法、もしくはそれ以外の更なる解決法や対処法があったら教えてほしい。
長門がめちゃめちゃ金持ちだったら長門と結婚して終わりなんだけどな。
結局金ってことか。
長文でこんなこと書いてすまない。
推敲もしていないし、途中で「これ長すぎるな…」と思って雑に早足で書いてしまった。
・キモオタ故にリアルな目の前の女の裸で興奮することが出来ずに未だ童貞
・長門が俺のことを好きだと言ってくれたりすると本当に嬉しいし長門のことが好きだって気持ちになるしすごく愛しい気持ちになる。長門の悪口のようなことばかり書いてしまったかもしれないが俺は本当に長門が好きなんだ
・ハルヒのことは恋愛的にはまったく好きではない。少し変な友達、という感じ。
・長門に「俺、そもそも人生で結婚したいかどうかも自分でわかってないんだよね。このまま付き合ってても結婚できないかもしれないよ?」とは言ってある。それでもいいと言われた。
アニメ2期終了後くらいで始めた、微課金勢(指名券のみに課金)が今のウマ娘に思うことをつらつらと書く。
→ネタの仕込み具合が良い。自分は元々競馬を見る趣味はなかったので、ここから過去のレース映像を見たり、今やってるレースを見たりして楽しむことが出来るようになった。
→本当に無料で見られていいんですか!?ウマ娘のアプリ内ライブを見ると、他のアプリのものが物足りなくなる。カメラワークや演出のリッチさがすごい。イベントシナリオなどで見られる古いギャグっぽい動きも好き。
→今「玉座」と呼ばれるカードが話題になっているが、環境によって「使える、使えない」ものが極端になっている印象。極端すぎて怖い。
汎用カードも、「大当たり」か「外れ」という感じ。何より「1枚ではほとんど意味をなさない」というのが課金の手を鈍らせる。
もう絶対に変わらないとは思うが、「基本的に1枚で求められている練習性能が発揮できて、凸すると効果が少しずつ伸びる」(完凸で効果200%とか。)くらいにしてくれれば毎回回したいと思う。
・チャンミのグレードもっと細かくして
→今は「グレード」(評価S以上)と「オープン」(A+以下)の2種類しかない。
しかし、グレードで勝とうとすると廃課金者の「U以上」が求められる。
オープンは?というと、おそらく新規の人はほぼ勝てない。シビアに評価点を調整した「最強に強いA+」が出てくる。
また、グレードでもオープンでも、「試行回数」が求められる。育成に時間がかけられない人は落ちる。
今は、微課金の自分でも何も考えずに育成しても「S」や「SS」のウマ娘が育成できるようになっている。ここから逆に「Sを取れず、かつ強いスキルや適正を持つウマ娘」を育てようとすると、やはり試行回数が必要だ。
長々と書いてしまったが、つまりライト層や新規には全然優しくないシステムだ。時間も金もそこまでかけられない、趣味として楽しむ層にはしんどい。
(じゃあチャンミに出なければいいじゃん、という声もあると思うが、報酬はそれなりに美味しいので出られるなら出た方が良い)
実際の競馬と同じように、「未勝利、○勝クラス」「リステッド」「オープン」「G1〜G3」くらい細かく分けてくれたら、ガチ勢もライト勢も楽しめると思う。
ウマ娘は面白いし、競馬や引退競走馬への興味を持たせてくれた、自分にとってはありがたいコンテンツだ。単に勝ち負けではなく、そこにある文化や苦悩なども知ることができる。来月から始まる配信アニメも、アニメ3期も楽しみだ。正直、まだまだ長く続いてほしい。
しかし、ゲーム自体はとにかくしんどい。お金と時間が有り余るほどないと楽しめない。少なくともお金は必要だ。一時期の盛り上がりが鳴りをひそめているのもなんとなく分かる。新規が牧歌的に楽しむにはあまりにも求められる時間やお金がキツく、ライト層は環境変化にビビる。それを気にせず数十万以上をつぎ込める人間しか真に楽しめないからだ。
(ソシャゲは悪!時間の無駄!コンシューマゲームやれ!という意見もあるとは思うが、個人的には手元の端末でサクッと出来るゲームが1番長続きしたので、触れません。ゲームハードは売却したし、steamの買い切りゲームでも積んでるし)
ソシャゲなんか作りたくない。
毎月毎月新しいガチャのデータを入れていつもと同じイベントを作って、それで会社は数千万、数億、数十億と稼いでる、らしい。
私の給料は30万くらいだけど。
新しいことなんか何もできない。
下手なことをして売り上げが落ちることは許されないから。
ただただなんとか引き伸ばして開発コストを回収して利益を出して、赤字になりそうならサ終する。
何も楽しくない。
お前らがバカスカこんなゴミみたいなゲームに金を払うから悪い。
おかげでコンシューマゲームはAAAタイトルを目指す企画しか承認されず、
馬鹿の消費者がいつまで経っても消えないからゴミゲーばかりが量産される。
ワイは実況は常習的には見ないけど2000年くらいからもうPCネトゲ→ソシャゲ→スマホゲと移ってきたオンラインゲーム専門民からそういう意味では(コンシューマゲームの売上は)落としてると思うで
コンシューマで最後にハマってたのはグランツーリスモ2とかそのへんやな
オンラインゲーム作ってる韓国とか台湾とか中国とかの日本支社の売上には微力ながら貢献したはずやで
国産オンラインゲームもそこそこしたにはしたけどそんなにハマったのはなかったやで
3ヶ月以上やったのやとMoEとかブレイドクロニクルとかMHFとかコンチェルトゲートフォルテとかFEZとかPSO2とかそのへんやろか
ゲーム開発者とユーザーは数ヶ月〜数年レベルで生きている時間が違っている。
最近だと、とあるタイトルの制作発表に際して、「『このキャラを出して欲しい!」と言うツイートをたくさんすれば、DLC等で実装される可能性も出てくるだろうし頑張ろう!」なんて言った呼び掛けが見られたが、ゲーム開発者からすると申し訳ないがだいぶ難しい。
勿論私は件のタイトルに関わっているわけではなく、リーク情報を持っているわけではない。
(任天堂が関わっているタイトルの情報のリークなんてゲーム開発に携わる人間ならどれほどリスキーなことかわからないはずがない)
とある企業でコンシューマゲームの開発をしていたり、アプリタイトルの開発・運営をしていたりするただの会社員だ。
ただ、企業ごとに細かい差はあれ大体のゲーム開発の流れは同じだ。
↓
大枠を作る
↓
会社内でチェックを受ける
↓
本制作に入る
↓
会社内でチェックを受ける
↓
(しばらく制作・チェックの繰り返し)
↓
↓
↓
発売
これが大体2〜3年程度で行われている。
発売(配信)
↓
↓
↓
↓
アプデ配信
といった作業が発生する。
では、制作発表はこの計画のうちどのあたりで行うのかと言うと、大体は本制作に入ったあと、発売の半年〜1年前のことが多い。(それこそ任天堂は直前にサプライズ発表することもあるが)
よほどのタイトル・よほどのコアユーザーでない限り、客は何年も先の予定など待っていることができない。楽しみに待ち続けられるのはそれくらいの期間が限界なのだ。
また、その時期より前になってしまうと開発中に大幅な方向転換があることも多々あるため情報を出せる状態ではないことも多い。
「※画面は制作中のものであり、実際とは異なる場合がございます」なんて言葉を使っても許されないレベルに内容が変わることもザラにある。
だから、初報を打つ時期というものには本当に慎重になり、大半が固まった時点でようやく……となる訳だ。
そうするとどうなるかというと、その時点からユーザーが「こうして欲しい」「ああして欲しい」と言ったところで、対応しようがなくなる。
作り終わったものに手を加えるのは本当に怖い。エンバグの大きな要因になるからだ。
DLCを販売する予定があるのではあれば、大抵の場合は設計時点から「ここにこういうものを加える」と決めておくのが安全な開発だ。
また、後からDLCを作成する際には、技術面以外でも金銭面に負担が非常に大きい。
開発自体にコストがかかり、社内のデバッグでコストがかかり、プラットフォームの審査に費用がかかる。(プラットフォームの審査は年会費のものもある)
これは事前に作った上で時期をずらして配信とかであればかからないはずのコストだ。
だから、よほどの利益が見込めない限り後から付け加えるメリットがない。
もし仮にファンの要望が通ったとしたら、それは本当にたまたま元々の開発の予定と一致していただけの偶然がほとんどで、残りは「余程の利益が見込めた」場合だ。
これはアプリタイトルも全く同じで、カスタマーサポート(以下CS)にきた要望にすぐ応えることは非常に難しい。
例えば、給料日より後に引きたいからガチャの期間を延ばせと言われても、もうガチャの期間を決めたデータが入ったアプリが配信されているのでそれを修正するには新しいバージョンをリリースする必要がある。
しかし新しいバージョンの配信にはやはり開発、モニター、審査の3つの過程を通過する必要があり、そもそも時間的にもすぐ対応することは困難だ。
さらに、カードイラストなんかは発注と制作で数ヶ月はかかると思って欲しい。リアルタイムに客の声を吸収することは不可能だ。
CSに寄せられた要望がすぐに叶う場合は、たまたま開発でもその問題を認識しており対応していたか、もしくは余程の重大なバグで修正しなければプレイできなかったり、法務的な問題が発生してしまうものだったかのどちらかだろう。
その他に関しては、寄せられた要望に対してコスト面などを考慮しつつ時間をかけながら修正していくことになる。
「無能運営」「クソ運営」と気軽に送ってくる方々も、裏側にはいろんな事情があってそれぞれ会社という枠組みの中で必死に対応しているのだということをどうか理解して欲しい。
(私はCSからのお問い合わせ一覧を見ると、世の中にはいろんな方がいらっしゃるんだなと思うと同時ストレスで体調が悪くなるので、CS対応の同僚が心配で仕方ない)
長々と書き連ねてみたが、勿論ユーザー意見・要望を送ることに全く意味がないわけではない。
DLCでの対応は無理でも、続編が出るとしたら参考にすることだってある。
厳しい内容でも(できるだけ社会人としての最低限の配慮ある文面であって欲しいが)、真摯に受け止めたいと思っている。
我々ゲーム開発者は結局面白いと思ってもらえるゲームを作りたい一心で数年かけて開発を進めているいるのだから。
けれどその一方で、ゲーム開発者とユーザーとでは時間的に大きな差があり、その要望を全て聞けるわけではない事を理解いただけるよう願う。
ゲーム業界でプログラマーとしてやっている身から考えを書いてみる。
「私のフォロワーの方にはクリエイターやゲーム関係の方がたくさんいらっしゃると思います。皆様の意見を聞かせていただきたいです。」
https://twitter.com/gamemakerdiary/status/1413185724849954817
ゲーム会社の経理や人事でも、好きなゲームに関わっているということで満足する人もいる。
小規模なゲームをひとりで全部作りたいのか、中規模以上のゲームのどこかを担当したいのかくらいは考えておくべき。
次は専門職。シナリオ、グラフィック、作曲といった専門の教育を受けてないと手も足も出ない分野。
これも解像度を上げると、コンセプトアート、キャラデザイン、ムービー、モデリング、ライティング、UIデザイン、録音、効果音などなど無数に分類される。
ゲーム会社、特にコンシューマゲームのプログラマーとしてやっていくなら、学生時代に身につけている言語や環境よりも、「大規模なものや複雑なものを怖れず学ぶ」資質が大事だと個人的には思っている。
ゲーム開発は、ゲームエンジンやフレームワーク、ライブラリ、APIを多用する。それもネットで検索してもまったく情報がない独自のものだったりする。
そもそもゲーム機はOS自体が普通と違うし。ビルドに使用するツールチェーンもかなり複雑になっていることが多い。
簡単な例でいうと、Visual Studioよりもテキストエディタの方がシンプルで使いやすいと思うタイプは要注意だ。
複雑でも多くの人に支持されているツールは何か良いことがあるはず、と思ってVisual Studioを使いこなす気持ちを持とう。
学生時代の作品もProcessingなどではなくC++で書くべきとか言われるのもこの辺に通ずる。
あとプログラミングに自信がある人で、既存のライブラリは複雑で使いにくいからとオレオレライブラリを作ってしまう人も要注意。
実は俺もそういうタイプなので苦労した。
ゲーム開発は複雑なものをそのまま使わなくてはならない日がいつか必ず来る。
既存の複雑なものを使う能力と言うのは、つまり大量の(英語を含む)ドキュメントを読む能力、大量のソースコードを読む能力でもある。
シンプルで洗練されたコードも素晴らしいが、洗練されたコードをめちゃくちゃ時間かけて書く人よりも
多少いまいちでも手が止まらず書き続けられる能力がある人の方がまわりには多い。
そういう人は、いまいちなコードに何度も手を加えて最終的にはまともなコードにしてしまったりする。
ゲーム全般やゲーム開発に関する知識量は、プログラマーとしても最大の武器だ。
有名なタイトルがどういう特徴を持ったゲームなのか広く知るのには膨大な時間がかかる。ゲーム好きでそのあたりに詳しいだけでも強い。
Unityなどのゲームエンジンに触ったことがある、というのもスキルというより知識の武器という意味合いが強い。
入門書レベルではなく、UniRxとかのプログラムの書き方の根本からくつがえるようなライブラリ経験とか、Unreal Engineのソースコードをいじったことがあるとかレベルなら超強い。
大学のゲームサークルやインディゲーム開発のグループで経験がある人はここが強いように思う。グローバルゲームジャム参加経験者とかも。
それから、ここが一番言いたかった点なのだが、前述の専門職とまたがる知識のあるプログラマーはめちゃくちゃ重宝される。
グラフィックならシェーダーがめちゃくちゃ書けるとか、3DデータやIKを扱った経験があるとか、3Dベクトルや行列演算の数学が得意だとか。MayaやBlenderを使った経験があるだけでも強い。
サウンドならDAWや波形編集ソフトを普段から触っているとか、信号処理に詳しい人。
つまりデザイナーやモデラーや音楽家の気持ちがわかって、その人たちと専門用語で話ができるプログラマーはどこでも食っていける。
あと最近はAIに強い学生もゲーム会社は積極的に採用している。
ひとつの専門知識+プログラミング能力を身につけるのはわりとおすすめの戦略だ。ゲーム開発の全部に詳しい必要は必ずしもない。
CEDECなどのカンファレンスに参加して、どういう知識体系があるのか知って、自分の強みを考えよう。
https://anond.hatelabo.jp/20210430101328
近年、俺が良く遊んだ、面白かったゲームを並べてみると見事にMade In Japanがない。
(略)
「つまらなくなった」以前の問題として、国産ストラテジーゲームが絶滅危惧種であるというのが現状では。
とりあえず4gamer.net のタイトル検索( https://www.4gamer.net/script/search/index.php?mode=title )で、ジャンル: "ストラテジー"+特徴/開発地域: "日本"で検索し、発売日順にソートして2018年から2020年までのリリース状況を見てみようず(ちなみに、この条件に当てはまる最も最近のゲームのリリース日が2020/12/17なので、2021年は0本。なので実質として直近三年分のリリース状況になる)。
結果がこれ
複数プラットフォームでリリースされてるものは一つにまとめている。また、「ストラテジーゲームの定義」は面倒なので、ここではとりあえず「4gamer.netでストラテジータグが付いているもの」とする。
感想としては、ほぼほぼナンバリングタイトルと有名タイトルからの派生じゃねーか感がある。あと発売元もコーエーテクモゲームス、セガ、システムソフト・アルファーのヘビロテ。
「でもストラテジーゲームっていうジャンルは昔からだいたいこんなもんでしょ?」みたいな人もいるかもしれないので、同じ条件で2001年から2003年までの三年間のリリース状況を見てみようず。
注意点。当時の4gamer.netはPCゲーム専門だったので、上のデータと違ってコンシューマゲームについての登録がない。時代が時代なのでスマホアプリはそもそも存在してないし、ガラケーアプリについても登録は無い。
また、復刻版や廉価版については除外。パワーアップキットなどの追加要素単独発売についても除外。
現在と比べると、リリース数もさることながら発売元やシリーズ名もかなり多様性が有ったことが分かる。あと、上に書いたとおりコンシューマゲーム機向けの情報が抜けているので、実際にはもっとリリースされてたはず。
とはいえこの頃が国産ストラテジーゲーム黄金時代だったかと言うとそうでもなく、後にクソゲーオブザイヤー常連となる某社を筆頭にして、DOS時代と比べると技術的にもゲームシステム的にも後退した印象が強い。
某社、DOS時代は大戦略シリーズの焼き直しだけじゃなくて、「ブリッツクリーク」で諸兵科連合を考慮したシステムを入れたり、「パンツァーカイル」で士気システムや部隊編成システムを入れたりとか、「空軍大戦略」で航空戦に特化してみたりとか色々とシステム面でチャレンジしてたのだけれどなあ…
メーカー側が「ストラテジーゲーム」としているのに4gamer.net側は「シミュレーション」としていたりする例や、カジュアル寄りのRTSやタワーディフェンス系のゲームが含まれていないなどの指摘について。
指摘自体は妥当とは思うけれども、このあたりを深く突っ込んでいくと際限が無いので
と敢えて逃げている。定義論争はSFだけで十分だし、ここでやりたいことは網羅ではなく「同じデータソースを使って過去と現在の状況を比較してみる」ことなので。
ゲームタイトルをジャンルと開発国で絞り込み出来るのが楽なので。Impress Game watchは古くからの記事が残っているという点で非常にありがたいのだけれど、こういう形でタイトルを絞り込む用途には使いづらい。
このあたりも定義論争になりそうだけれど、「シミュレーション」というジャンルは本質的にかなり幅が広くて…
市長視点で市政をシミュレートしたゲーム、社長視点で経営をシミュレートしたゲーム、パイロット視点で操縦をシミュレートしたゲーム、農家視点で農場経営をシミュレートしたゲーム、神視点で生命進化をシミュレートしたゲーム、魔王視点でダンジョン設営をシミュレートしたゲーム、小隊長視点で戦闘をシミュレートしたゲーム、師団長視点で戦術をシミュレートしたゲーム、国家指導者視点で戦争をシミュレートしたゲーム、蟻視点で蟻の巣をシミュレートしたゲーム、普通の人視点でアクアリウムの維持をシミュレートしたゲーム、こういうの全部が「シミュレーション」というジャンルに収まってしまうわけで。
でも元増田が言及してるゲームは戦争・戦闘要素が絡んでくるやつが大部分なので、幅広い「シミュレーション」より、戦争・戦闘要素が強い「ストラテジー」で絞り込んだ方が良いなという印象。(といはいえ4gamer.netの「ストラテジー」ジャンルには戦闘関係ないやつも結構入っているのは確かだしsteamはより大雑把だったりするのだけれど。)
ソシャゲってちゃんとやればちゃんとむずくて、頭使うんだよな。
ソシャゲはキャラが多い割にシナジーを考える必要があって、メタもちゃんと考える必要があって、そこまで踏み込むとかなり深い。まぁランキング上位狙わないなら、ネットテンプレで間に合うけど、それって他のアタマツカウゲームでも攻略サイト見てパクればクリアは簡単なのと一緒だしな。
まず、コンシューマゲーム市場が一度成長しきってしまって、今は縮小してるから、ゲーム難易度を高くして偏狭なアタマツカウゲーム大好きオタクにリーチする意味がないんだよな。
もうとっくにゲームはメジャーな物になって、その中で非ゲーマーをいかに取り込むかのステージなんだよ。
だから(何故か偏狭オタクは「高難易度だ!」と称賛する)古き悪しきファミコンゲーみたいな理不尽所見お断りのシステムだと売れる訳が無いんだよな。
ここは同じ感覚だわ。
ただ、任天堂に対して「キャラを好きにさせて~」みたいなのは間違いじゃないけど、ちょっと片手落ちだと思っちゃう。任天堂はもっと凄いと思ってる。
任天堂がやってるのはゲーム体験の拡張だよ。現実とのゲームをリンクさせて、ゲームを画面の向こうからこちら側に引きずり出そうとしてる。(リングフィットとか分かりやすい例だな)
今までのゲームもそれを通じて、生活の見方を変えたり、友達と協力したりって言う画面を超えた体験はあったけど、任天堂はその体験をもっと拡張しようとしてるんだと俺は見てるな。
逆にソニー(プレステ)は画面を通じて伝える事の解像度をあげようとしてる感じがする。
どっちもすごく楽しみだよ。ゲームの未来はまだまだ明るくて、ソシャゲも凄いけど、ソシャゲじゃ出来ないことをやってくれる予感がしてる。
2010年、2015年がインディーズの台頭で、ゲームの中の多様な感性を拡大して、ゲームというものの彩りを増やしてくれたのだとしたら、
20年からは今までのゲーム会社の再興で、ゲームの解像度が上がって、より広い人にゲームがリーチされて、より大きな感動を与えてくれることになると思ってる。
ソシャゲ、というかゲームそのものへの熱意がなくなってからもう6年くらい経つ。
高校生の頃は結構ソシャゲしてたし、Twitterで同じゲームしてる人をフォローしては語り合ったりしたよね。
でもあるとき急に「ゲームをいくらやりこんでも俺に対してのリターンが特に無いな…」って感じ始めて、そこから一切ソシャゲの類やコンシューマゲームもやらなくなった。(別にゲームをやっている人のことを否定したいわけじゃないし、ゲームの楽しみもよく理解している。)
しかし、去年の暮れに久々に、本当に久しぶりにゲームを買った。サクナヒメだ。めっちゃ楽しかった。
これがきっかけでゲーム熱に火が付き、早い話が「ゲームもっとやりてぇなぁ~~~~~~~~~~!?!?!?!」状態になっていた。
そして久しぶりにソシャゲもやってみるか、と思いGooglePlayStoreを眺めてみると、1つのゲームが目に留まった。ブルーアーカイブってやつ。これはオンライン麻雀の雀魂を運営する株式会社Yostarが手掛けているらしく、俺も雀魂はそこそこやっていたのでそのYostarが作ってるゲームかあ…と興味を感じたのでインストールした。(俺の中では雀魂はソシャゲに入らないけどどうだろう?)
インストール後、チュートリアルを進めいざストーリーを進めるぞ!!!!とかなりやる気に満ち溢れた状態でゲームをやっていた。
が。
ストーリーにぜんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっぜん没入できなかった。マジで。
単刀直入に言えば、「ゲーム内での価値観」と俺の価値観が全くと言っていいほど合わなかった。正反対過ぎた。
ざっくりストーリーを説明すると、治安の荒れまくった学園都市に先生(=主人公)がなぜか招待され、武装した少女たちを指揮して問題を解決していくというものなんだけど、例えば以下みたいなやり取りがあるわけよ。
少女(スポーティー)「あ、あんまり近づかないでください…汗かいているので…」
少女(スポーティー)「えっ、気にしない…?むしろちょっといい匂いがする…?」
はああああああああああああああああああああああ?
いやなにこれ?女でも汗かいたら臭いし嫌だし女は女でなんでちょっとまんざらでもない反応なの?普通大の大人が高校生くらいの女の子にこんな発言したらまず逮捕、通報されて懲戒免職待ったなしだぞ???
いや、わかる。そういう世界観なのはわかる。それにこういうストーリーを望むユーザ層に向けてのアプリだといわれてしまえば反論もできん。
誓ってもいいが俺は別にフェミニズムを信仰してないし、この描写で女性が性的に消費されているなんて戯言を言うつもりもない。
が、しかし、この描写は少なくとも俺の価値観的には一切受け入れられない描写だった。
そしてストーリーはこういう価値観を基底にして書かれているということを考えると、俺はもうこれ以上このゲームを進める気は起きなかった。
俺はこういう男性ユーザに過度におもねった内容のストーリーは合わないんだな…ということに気づけただけでも収穫なのかもしれない。