はてなキーワード: 正常性バイアスとは
基本的には20〜50人規模のベンチャーが多いのでガチの5名ベンチャーとかはそんなに知らん
というかそういうとこは企業メンバー以外を雇う余裕なんて無いから仕事が回ってこない
資金繰りとか事業規模とかもあるんだけどそもそもパワハラ系のベンチャーからは速攻で逃げる
起業メンバーだけでやってて採用始めました、っていう新興ベンチャーに多いけど
サークル仲間みたいな感じの運営で後輩シゴキみたいなノリのパワハラまみれになってたりする
JTCと違ってその手の研修を受けたことが無いので本人達も無自覚
そこに対して何かを言っても意味が無いので逃げること
「うちは失敗を許容します!」というのは嘘で、ベンチャーほど小さな失敗でも経営を揺るがす可能性がある
例えスペルミスみたいなバグであってもレビューする側はマイナス点を付けるのでできる限りミスを無くす
それでもバグが出るのは当たり前なんだが、かといってベンチャー側にそれを許容できるだけの体力は無い
そして何かしらの形でバグ混入の責任を取らされることになる(間接的なクビ宣告もある)
まぁそうなったらハチにでも刺されたと思ってさっさと辞める方がお互いにとって良いと思う
とはいえバグ混入はJTCやオープンソースの比じゃないレベルで気を付けないとダメ
この辺は営業系の資料作成とかデザイン作成でも同様でみんな厳しい目で見ているし
厳しい目で見てないベンチャーはさっさと退場することが多い
バグ混入にも関係するが他の人のミスを自分で引き取るのはやめた方が良い
みたいな言い方は避けないと前述した責任を取らされかねない
みたいなのを山ほど見てきたし、それを上手く押し付けられる人が生き残ってる
この辺はJTCだろうが外資系だろうがどこでも一緒ということ
「自分の知らない打ち合わせが何回かやられている」
みたいなのは全部その後に何か良くないことが起きる
そしてどうせ辞めることになる(潰れたりもする)のでさっさと次の職を探し始める方が良い
「最初は賃金を安く設定しても働きぶりを見てそのうち上げてくれるだろう」
絶対に上げてくれない
これはもう、絶対に上げてくれない
上げてくれるのは上司が辞めてその穴埋めをするために立場が上がるとか、そういうときだけ
そして前任者が辞めるにはそれなりの理由があるのを実感することになる
なので基本的にはジョインしたときの賃金が全てなので絶対に折れないこと
心配しなくてもベンチャーはたくさんあるので相場相当なら必ずどこかが拾ってくれる
みたいなプライベートな話をして心理的安全性を確保しても、辞めるときは辞めるので無駄
まぁ少しは話しておくことがいわゆる潤滑剤になるけれど、そこを頑張って友達作ろう、みたいなのはやめた方が良い
世の中にベンチャーは山ほどあるので次の仕事は普通に見つかるし
個人的には狭い世界で生きるよりも違う世界を見る方が人生として楽しいと思う
出てきては消えるを繰り返すし、成功するベンチャーは結局最初からコネを持ってる
コンサル出身、JTC出身、銀行出身みたいな人が中心になってお仲間で起業して、コネで仕事引っ張ってくる
そしてそういうベンチャーの美味しい上層部はお仲間で構成されているので後から入ってもそこには加われない
それなりの給与を出してくれるベンチャーはもちろんあるけれど、失敗にはめちゃくちゃ厳しいし責任を取らされる
ベンチャーにずっと残って一攫千金っていうのはなかなかハードルが高いし
楽しいかどうかは別として
ベンチャー系とかは転職を繰り返すのが一番コスパがいいんだけど
逆に転職せずにベンチャーに残るのは相当リスキーだし楽しくないと思う
クビ宣告とか上場ゴールとか解散とか褒められて慰留されたりとか、人生経験としての波は非常に大きいので振り返ると凄く楽しい
メンタルも異様に強くなるし海外含めていろんなことが見えてくる
JTCは本当にHUNTER×HUNTERの島の中って感じがして、社会全般は暗黒大陸だな、と思っている
■はじめに
気づかないうちに宗教団体Sの信徒になっていたので退会しました。
ネット見てたらそう珍しいことではない(Sにとっては常套手段)だけど個人的には初めてだったし、
知恵袋とかで自分と同様の状況にある方からの質問を見かけたりもしたので、せっかくなので書いておこうといった程度の忘備録です。
若干のフェイクも含めてぼかしつつ書いていますが、困っている人がいたとして
検索に多少でも引っかかることが出来ればとも思い、いくつかの固有名詞は生かしました。
増田の作法をよく知らないので、馴染まないところがあったらごめんなさい。
■宗教団体Sを知る
遠方に住んでいる友人から連絡があった。
私が転職したことを友達伝いに知って数年振りに連絡をくれた。嬉しかった。
近況報告をする中で、通っているという宗教団体Sについて熱く教えてくれた。
電話で何十分と教義を語る友人の熱意には驚いたが、私は宗教全般にそこそこ興味があったので、
その時点でSという団体名すら知らなったものの、友人の話をフンフンと聞いていた。
■友人と会う
しばらくして、友人が私の暮らす地方に遊びに来るという。
たまには日常を離れたいだろうし、そうした先に私の暮らす場所を選んでくれたのが嬉しかった。ここは良いところなのだ。
友人がこちらに滞在している間、ちょうどSで盛大に護摩を焚く行事があるので、
ぜひ当地にある分院に立ち寄って参加したいという。
■集会に参加する
久しぶりに対面した友人と施設に向かう。
清潔感のある施設の中に入るやいなや、教団の建物や教祖一家の写真、彫像が各所にあり、友人がいろいろ解説してくれる。
集会ができるようなスペースに通された。祭壇などがある空間にスクリーンがかかっている。……スクリーン?
結局、護摩とは本拠地で焚くもので、そこから離れた当地ではネット中継を見守るということだった。
複数(ドローン含め10台はあるか)のカメラが効果的に切り替わって飽きさせない。
世界各国から本拠地へと集まった何人もの信徒の名前のテロップが即座に入る。
離れたところにいるらしい合唱隊やオーケストラの生演奏も映る。
厳かに登場した教祖の姿に、故人である始祖の過去の映像が重なる。始祖の生前のスピーチも流れる。
大きなスクリーンに投影された映像は常に高精細で、乱れることが一切ない。
中継でありながらも綿密かつ予定調和的に作りこまれた映像にどことなく「ゆく年くる年」感を覚えながら、
音楽隊はどんなメンバーで構成されているのか(職員?一般の信徒?)とか、ボンヤリ考えながら、
厳粛にこなされる儀式の数々を相席食堂の千鳥の気持ちで見守っていた。
■お浄めを受ける
Sについてネットで軽く予習していたがこれについてはよく分からなかったので尋ねると、
短冊形の用紙にお願いする内容を記入する。
お浄めが結局何なのかよくわからなかったけれど、一つのお願いを500円で聞き入れてくれるというなら、
お賽銭や社会科見学のお礼のつもりで浄化してもらおう。ついでに知人の商売繁盛の祈願もしておこう。
友人も短冊形の用紙に色々書き込んでいた。
寺社で御祈祷を受ける時も同じような内容を書くので、こんなもんだろう。
友人の名前やSでの所属情報などを書く欄もあったのでそこは友人に記入をお願いした。
カウンターで用紙を渡し、お浄め、商売繫盛の祈願代として1000円を払う。それとは別に1400円かかるという。
ん?聞いていなかったけれど、お金を払うカウンターで突っかかるのも嫌なのでとりあえず払っておいた。
対応してくれた職員さんは気のいい人でお菓子をくれた。今はこの地域に勤務しているが全世界に転勤があるらしい。大変だ。
施設に入ったときに「お帰りなさい」と言われたのも、そういうアットホームな雰囲気づくりに一役買っているのだろうか。
■帰宅する
帰宅後、控えの用紙を改めて見てみる。
「精進願い」と書かれたその控えを見ると、追加で払った1400円の内訳が「登録費」と年度末までの「会費」だということが分かった。
え、私、登録されてる?会費、払ってる?つまり信徒になったんか??ここで初めて気づいたのだ。
友人に連絡を取って確認してみると「この用紙を提出したことであなたは信徒になった。説明足りてなくてごめんね、退会はいつでもできる」とのこと。
本人確認もなく、押印もなく、教団の教義やルールの説明も、意思表示の機会もないままに、どうやら私は信徒にカウントされる存在になっていたらしい。
私は「こうした大事なことは、まず家族との話し合いが必要」「自分のスタンスとは合わない」とそれとなく退会の意思を伝えるも、
友人からの返事は要約すると「あなたの気持ちは分かった。けれど、ここは様々な考えの人を受け入れるから大丈夫」と。
……もう何を言っても通じないと思うから、説得や議論はやめて、ほとぼりが冷めてから退会しようと決意した。
自分一人で解決しても良かったが、万一後から家庭内トラブルが勃発しても嫌なので家族に顛末を話すと「ちょっとそれはどうかと思う、賛同できない」と。そりゃそうだ。
しばらくしてから友人に退会すると伝えたところ、すぐに退会に必要な手続きを教えてくれた。
■退会する
先日お菓子をくれた気のいい職員が居たらちょっと気まずいので、その人と会いませんようにと思いながら向かった。
施設に入ると、数名の信徒が談笑していた。こちらをちらりとも見ず、挨拶もせずといった感じで、こんなもんかと思った。
平日の昼間という時間帯のせいかもしれないが、初めて行った日のように「お帰りなさい」と言ってくれる人もいなかった。
前回友人が精進届けを取ったのと同じ棚から退会届を出し、書けるところだけ書いた(ID、部会名などは空欄。氏名や住所のみ)。
望みも空しく対応してくれたのはあの気のいい職員だったので、なんかごめんよ、と内心思いつつ提出すると、
職員は退会届に受領印を押し、「はい、大丈夫ですよ~」と控えを渡してくれた。
こんなもんかと思った。施設に入ってから出るまで5分と掛からなかった。
■あとがき
結果、入会もあっけなければ、退会も超あっけなくできた。
信徒や職員にとって、こうした形で入会・退会する人の存在は珍しくもないのかもしれない。もう少し引き留められるものかと覚悟していたのに。
新興宗教では珍しく信徒が増えているというS。個々の宗教的バックボーンを否定しない(他宗教の行事参加OKなど)教義で
信徒を増やしているのかと思っていたけれど、こりゃ増えますな。
それにしても、入会させた人数で信徒としてのランクも上がっていくらしいのに、すぐ退会してもノーカンにはならないのだろうか?
入会~退会の渦中にいた時は正常性バイアスが働いて
「友人だって騙そうと思って私を入会させた訳ではないのだ」と信じていたけれど、
時間が経った今、友人の態度は誠実なものではなかったと思うようになった。
施設に行く前に「こんな田舎で護摩が直接見れるのは楽しみ」と言った私に
「友人がわざわざ私の居住地に来る(当地はお互いの出身地ではないので、私以外に知人も居ない)」、
「私の運転で観光地をまわる予定」という中で「お寺に行きたい」と言われたら断りにくく。
友人には「退会届け出したよ」との事後報告もしていないし、
「退会届け出したんだね」との連絡も来ていない(知らないはずもないと思うんだけど)。
今後、よほどのことが無い限り、私から連絡を取ることはないと思う。
入会~退会の間の約半月、Sからの連絡(郵送物、電話、集会への参加呼びかけなど)が
一切無かったことにはほっとした。もしかすると、もうしばらく経っていればIDカード等が届いたのかもしれない。
ネット情報によると、退会届けを出さずともフェードアウトしてSに関与しないことは可能だが、
導き親(今回のケースでは友人)が自分の費用も年度ごとに払うのであれば会員は継続されるらしい。
もし私のように意思とは関係なく入会してしまった人は、モヤモヤするくらいなら退会届けを出しても良いかもしれない。拍子抜けするくらいあっさり退会できる。
ただ、導き親と頻繁に会う仲だったり、悩みを抱えていたりしたら私も退会を躊躇ったかもしれない。
でも、なーにがお救け、導き親じゃ。救けてくれとも導いてくれとも頼んでなんかないんじゃ。
「スルーして死んだらどーなる」
↪︎ 他に救命者が期待できない場所で死亡したとき、保護責任者遺棄致死の罪に問われる。見殺しにしたトラウマは救命の記事を見るたびにフラッシュバックして自責の念に囚われるだろう。スルーのリスクより救命のリスクを重く捉えるのは、おそらく正常性バイアスだ。
ただの通行人は要扶助者になりえないので保護責任者遺棄致死の罪に問うのは無理です。訂正してください。
[B! 医療] 【調査】女性に“AED” 男性4割「ためらう」 上半身裸に抵抗 専門家「必ずしも…」(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
よくある質問が見られるので、この機に回答をまとめる。
優しく治療するよw
馬鹿みたいなのは正常性バイアスで身を守ったつもりになって尻丸出しの無邪気な男さんだよwhttps://twitter.com/realkazmaniac/status/1516080376157904896
勉強になる。
いざセキュリティ上の実害に襲われたら成すすべもなくなる
2022-04-14
■DXって生産性あがるかに見えてセキュリティコストがバカ高くなる。 編集
DXって生産性あがるかに見えてセキュリティコストがバカ高くなる。原発みたいなモン
世の中の流れ的には当然DXしたほうが生産性が上がることが多いというのはその通りなのでどんどん進むだろうけど
いざセキュリティ上の実害に襲われたら成すすべもなくなるってことになれば、
正常性バイアスによって利便性とクリティカルな事態の天秤が働かなくなる
DXはデジタル化による生産性向上と同時にそれを進めるほどセキュリティに本気で取り組む必要があるし
そしてコストをいくらかけてもセキュリティ犯罪とのいたちごっこの部分で被害にあう可能性さえあるのでその対策も必要になる。
けど今は生産性向上の部分はもてはやすけどそっち方面のコストがめちゃくちゃかかるようになるだろうってのは割とスルーされてる気がする。
DXって生産性あがるかに見えてセキュリティコストがバカ高くなる。原発みたいなモン
世の中の流れ的には当然DXしたほうが生産性が上がることが多いというのはその通りなのでどんどん進むだろうけど
いざセキュリティ上の実害に襲われたら成すすべもなくなるってことになれば、
正常性バイアスによって利便性とクリティカルな事態の天秤が働かなくなる
DXはデジタル化による生産性向上と同時にそれを進めるほどセキュリティに本気で取り組む必要があるし
そしてコストをいくらかけてもセキュリティ犯罪とのいたちごっこの部分で被害にあう可能性さえあるのでその対策も必要になる。
けど今は生産性向上の部分はもてはやすけどそっち方面のコストがめちゃくちゃかかるようになるだろうってのは割とスルーされてる気がする。
日本人が平和ボケしてるとよく言われるが別にそれって日本だけの話じゃない。
世界的に見ても戦争なんて実際に起きるまでは起こるなんて思ってない。
誰もロシアが本当に侵攻してくるなんて思ってなかった。
当のウクライナ人たちでさえ、ね。
軍事侵攻がおこる前のハリコフとオデッサの住民に街頭インタビューした結果がこれ。
https://www.youtube.com/watch?v=2ESiBFEZTuI
あれだけ軍事力を国境周辺に集結させられていても、どうせブラフと高を括っている。
その一週間後に街が破壊されつくすというのに、なんて楽天的なんだろうと今見るとちょっと驚く。
が、なんてことはない、これがグローバルスタンダード、正常性バイアスってやつなんだ。
時々ブコメで正常性バイアスで認知の歪みが起きている、みたいな指摘がある。
今回のロシアによるウクライナ侵攻は多くの人にとって正常性バイアスにより誤った予想をしていたように思う。
ロシアの侵攻を予想していた人もいるし、海外だとさらに悲観的なものを危惧している人も珍しくないらしい。
ちなみに韓国には北朝鮮が威勢のいい事を言うとガチでビビる層が一定いるそうな。日本だと黒電話がまた言ってる、程度だけど。
今回の件とは全く関係なく、ブコメは正常性バイアスとか公正世界仮説などの誤謬を指摘しているけれども、認知バイアスは認知バイアスだと気が付かないからこそ認知バイアス足り得るわけで、それをもって非難するのはどうなのかなと考えている。
特に公正世界仮説を挙げる人は非難というよりも侮蔑的に使っているように読めるものを見かけることが多く、まるで「私は認知バイアスに陥ることはない」と言っているように思えてしまう。
正常性バイアスの極みかねえ。