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はてなキーワード: 秘密とは

2024-03-20

怪物』の最後はやっぱり死んでると思った

先の鼎談記事で興味持って是枝裕和の『怪物』を見た。

第一章、第二章とホラー過ぎて怖かった。韓国映画なら祈祷師が呼ばれて悪魔祓いすることになりそう。

予告の映像だとクラス全体、学校全体が何か秘密を隠してる!それは何なんだ!ってスケールが大きそうな話に思えるけど、そんなことなく隠し事してるのは少年2人でこじんまりした物語だった。

主人公少年2人、小さい方はめちゃめちゃかわいかった。

で、問題ラストシーン。親と教師が探しにきた時は大雨だったのに、2人が脱出して出てきた時はめちゃめちゃ快晴。これだけなら台風一過かなと思うが、2人が出てきた場所秘密基地がすぐ見える場所なのに近くにいるはずの親や教師の気配はない。最後妄想・霊体で駆け回るのかなとも考えられる。火垂るの墓最後兄弟が駅をうろつくシーンみたいなことをしているのかなと。

でも実際は生きてたみたいで2人は彼らの嘘で人生終わった先生落とし前をどうつけるんだろうかね、という部分が気になる

秘密保持契約って意味ないな

一般的契約だと契約違反があっても金銭とか物で担保できるようにあらかじめ設定できるけど

秘密保持契約って漏らされたら終わりな秘密なことが多くて、その場合万が一に備えようがないよな

普通契約に例えると、一般個人相手に5000兆円貸しますみたいな。担保の取りようがない。

アクい業界と金ダメなら命でってなるけどもし漏らしたら殺し屋に殺させますって事前に契約したところで命より大事もののために漏らされたら意味ないし。

2024-03-18

ファミレスガストの水がめちゃ美味しいんだけど、あれって何か秘密があるの?

2024-03-16

anond:20240315173426

2024年3月16日、ワイの日記やで。

今日フェミちゃんと会う約束やったんやけど、時間指定を忘れてることに朝になってから気付いた。でもなんとかなるやろと思って、お昼過ぎ公園に向かったんや。

公園に着いてみると、フェミちゃんはもう待っててくれてた。彼女は青いワンピースを着てて、普段強気イメージとは違う、柔らかい雰囲気を醸し出してたんや。

「お待たせしたか?」ワイがそう聞くと、フェミちゃんは笑って、「大丈夫よ。ちょうどいいタイミングよ」と返してきた。そして、いきなり意外な話を切り出したんや。

「実は、女性が救われる世界発見したの。ダンジョンを抜けた先にあるんだけど、一緒に付いてきてほしいの」

ワイは一瞬、何を言ってるんやろうと思ったけど、フェミちゃん真剣眼差しを見て、これは冗談やないと感じた。

ダンジョンって、どこにあるんや?」ワイが尋ねると、フェミちゃんはこう言った。

「市外の古い城跡にあるの。そこには、古代から伝わる秘密が隠されていて、それを解き明かすと、女性が真に自由になれる場所にたどり着くと言われているの」

「どうやってそこまで行くんや?」ワイが更に尋ねた。

「私の車で行こう。準備はもうできてるの。大丈夫あなたには特別役割があるから、一緒に来てほしいの」

この会話を通して、フェミちゃんの深い信念と、彼女が目指しているものに対する熱意を感じたんや。彼女はこの社会が抱える根深問題に対して、具体的な行動を起こそうとしてる。それがどんなにファンタジックに聞こえても、彼女の目には確固たる決意が宿っていた。

ワイは迷った。こんな非日常的な冒険に飛び込むなんて考えたこともなかったけど、フェミちゃんの誘いを断る理由も見つからんかった。そして、何よりも、この旅がもたらすかもしれん変化と発見に、少なからず興味を引かれたんや。

「わかった、行くで。フェミちゃんがそこまで信じてるんやったら、ワイも見てみたい」とワイは答えた。

フェミちゃんの顔には、安堵と喜びの表情が浮かんだ。「ありがとう、本当に。これは私たちだけの冒険になるわ」

そうして、ワイたちはその場を後にし、未知の冒険に向かって出発したんや。この先に何が待ってるかはわからんけど、フェミちゃんと一緒なら、何とかなる気がしてる。

anond:20240316131634

記者って人の秘密を知って政治家官僚を脅せるが、法曹には平身低頭よな

大手報道社員はたまに逮捕報道があるが、また不起訴なんだろうなあ

2024-03-13

anond:20240313160212

ゆーても秘密質問なんて最初に設定してから回答を求められることがまずないわけですよ

10年に一度あるかどうか

そんな質問を真面目に考える人間がそこまで多いかどうか、

真面目に考えなかった人間バカと切り捨てるのも違うと思います

秘密質問馬鹿正直にソーシャルハッキングされそうな回答を設定してる化石ってまだ存在するんだな

anond:20240313154506

でも秘密質問がない場合登録メールアドレスへのパスワード再設定用アドレス送信をもって本人確認とするわけで

メールをハックされたらそのアドレス使ってるサービス全部アウトだよね(´・ω・`)

anond:20240313154850

けっこう頭使うよなー秘密質問って

まあ俺の場合は俺の家族三人以外絶対に誰も覚えていない最初に飼った猫の名前

「メルちゃん」で安定してるが

anond:20240313154318

ペットは?って質問に対して「妻」とか「子供」とか書いたりするから秘密質問足り得るんだと思ってた

anond:20240313154318

[「秘密質問」は安全か? | NTTデータ | DATA INSIGHT | NTTデータ - NTT DATA](https://www.nttdata.com/jp/ja/trends/data-insight/2017/0721/)

2015年5月Google社(※3)はGoogleアカウントの復旧に使用された数億件の質問とその答えからハッカーが正解する可能性を調査し、「秘密質問は、それ単体でアカウント復旧の仕組みとして使用するには安全性も信頼性も十分ではない」と結論付けました。

例えば「好きな食べ物は?」という質問に、英語母国語とする利用者の19.7%が「ピザ」と答え、スペイン人利用者への「あなた父親のミドルネームは?」という質問には、10回の推測で21%が正解に辿り着けると報告しています

windowsとかで設定する「秘密質問」って意味なくね???

Q 初めて飼ったペットは?

A 犬

これの一体どこが秘密質問だってのーーーーーーーーー???

パスワードの方がよっぽど破られにくいしwwwwwwww

2024-03-12

娘の知らないこと

JD(18)の娘がこう言ってきた「スイッチゲームDLするの。モンハンってパパ知ってる?」と。

あー「CMで一狩りやろうぜ」のアレでしょ。OK今日ゲームやる時間を延長したる」と答えたあと

友達かしらんけど、狩りを始めた。マカライトがーとか言ってるの。

あのな。

パパはお前が生まれる前からモンハンやってるし、ハンマー使いスタン職人プロハンやぞ。ハンマー一筋20年超え。

ママには秘密にしてるが、お前の名前はな、生まれときに待合室で狩ってたモンスター名前採用してるんや。

2024-03-11

anond:20240311143207

お前だって努力すれば歴史的偉人になれたのに

そういう努力をしようとしたことさえないだろ?

地元で爺婆の声援に応えたり

自分を慕ってくる友達の面倒見てあげたり

都合の悪いことを追求されても穏やかな態度で秘密を守り通す努力してないだろ?

 

せめて小室圭さんやメーガンさんレベル努力経験してから

努力を語れ

anond:20240311172438

見慣れた景色エッセンスには

ぼくを拒むわけがある

わかっているさ 百も承知

から千まで話したところで

さみしさには変わりない

この気持ちをどうにかしようと

ついうっかり増田を開いて

ついうっかり増田を書いて

ついうっかり ついうっかり ついうっかり秘密のうわぬり

このスキャンダルは、生放送中に柳井正さんが誤って番組秘密暴露したことから勃発した

みたいな書き出しから始まる詐欺広告全然減らないな

ほんとうにXになってからろくでもないな

2024-03-10

物腰柔らかで敬意に満ちた振る舞いは他人への不信の表れ

他人を一切信頼していないからこそ、隙を作らないし見せない振る舞いに至る。

一見すると気品にあふれて好まれるが、誰とも人間関係距離は近づかない。

からも薄っすらと好かれるが、誰にも愛されることはない。

逆に、粗野で暴言を振るうのは他人への信頼の表れである

こういった人々は一部に嫌われるかもしれないが、しっかりと愛される。

信頼に応えようとする返報性の原理である

暴言を見せてくれた→リスクがあるのに弱点を晒してくれた→信頼に応えたい!

人生を楽にする秘密がここにある。

少年よ暴言を吐け。

これが真理である

2024-03-09

anond:20240309144243

現実セックスは、からだを使った親密な対話であり、それをベタに言うと愛し愛される喜びということになる。

その一方現実社会のしがらみとか事前事後の面倒臭さがあり、それをパートナーと共に乗り越える協力ゲームという側面もある。

コンテンツとしてのエロとは全く別物だけど、だからといって子作りのためにイヤイヤやるというものでもない。

レスられると傷つくのは男女ともでしょ。一緒に暮らしてて対話してもらえないのって悲しいじゃん。

追記

経産婦でエロ耐性がないってのは、本来個人的秘密対話であるエロを遊び道具にしたりコンテンツとして衆目に晒すことに対する耐性がないだけの話だから、誰かが言ってたように「うんこする人がスカトロ趣味というわけではない」というのとまったく一緒だと思うけど。

自分うんこはするけど、うんこあんまりみたくないし、いじりたくもない。

anond:20240309154739

盗んだ人が最悪そうなっても構わないという

秘密の恋はあったんですよね

妻に秘密がバレそう

モールス信号を覚えてからというもの

大好きって意味になるように何度も何度もリズムよく指でトントンしてました。

最近は妻もトントンしてニヤリと笑ってきます。真似、されている!

2024-03-08

ドラゴンボール探しの旅に出て5年が経った

残るはイーシンチュウただ一つ。

鳥山明先生が亡くなったニュースは、あっという間に世界を駆け巡った。

世界はその偉大な業績を称え、そして悲しんだ。

しかし人々には希望があった。

誰しもが彼の代表作、ドラゴンボールを思い浮かべていた。

「7つのボールを集めることができれば、我々の願いは叶えることができる。」

ドラゴンボールは本当に存在するのか。誰もが当然に考える疑問だ。

ところが彼が亡くなった数日後、とある出来事をきかっけに事態は急転する。

誰一人立ち入ることが許されなかった鳥山明の自室から、星が描かれた3つのドラゴンボール漫画に登場したものと全く同じ形のレーダーを彼の長男が見つけたのだ。

そこには漫画で書かれた鳥山明から手紙が添えられていた。

父らしいと思いながら読んでみると、そこに書かれていたのは誰にとっても驚きの内容だった。

なぜなら、そこに書かれていたのは、彼が漫画家として成功できた本当の理由だったからだ。

鳥山明ドラゴンボール出会いは彼の小学生時代に遡る。

いつものように学校からの帰りを急いでいると、道端にぐったりと座り込んでいる一人の老人がいた。

彼は、今にも息絶えそうな様子で鳥山明に語りかけた。

少年老い先短い老人の最後の頼みを聞いてくれ。

ここに探知機が一つある。とある最新製品の試作品なので見慣れないのは仕方ない。

この探知機に従って山に入っていくと一つの水晶玉が転がっているはずだ。

それをワシのもとまで届けにきてほしい。お礼は弾む。」

鳥山少年は一切疑うことのないような澄んだ瞳で言う事を聞いた。

そして老人には険しくとも、少年にしてみれば何でもないような山道サクサクと登り、岩肌の隙間に挟まっている水晶玉を見つけた。

どこかから強く投げ込まれたようにめり込んでいたが、少年が手を伸ばすとまるでそれに返事をするようにゆっくりと光って地面に落ちた。

少年水晶玉を手にすると、大急ぎで山を下っていった。

少年の手に握られている水晶玉を見て、老人は表情を激変させた。

先程までの息絶えそうな呼吸は激しくなり、目玉が飛び出しそうなくらいに開かれていた。

お礼を期待する鳥山少年から何も言わず水晶玉を奪い取ると、彼は懐からさらに6つの水晶玉を出して眼の前に並べ始めた。

お礼を貰えなかったことに不貞腐れていたものの、少年好奇心はすぐに老人の異様な姿に奪われた。

老人は興奮した様子で水晶玉を並べなが、「ついにやったぞ」「いよいよだ」といった言葉を繰り返している。

「いでよシェンロン!」

老人が突然叫ぶと、辺りは一瞬で昼のように明るくなった。

少年は急いで目を塞ぐ。

相変わらず眩しい世界の中で、静寂だけが続いていた。

老人の声が聞こえないことが気になり、やっとの思いで薄く目を開いてみると、大きく口を開けて目をかっぴらいたままの老人が見えた。

あうあうと、声にならないような音が喉から漏れている。

老人の目線の先を追うと、そこに見えたのはこちらを見下ろすように中に浮かぶ大きな龍だった。

それに驚き老人を再び目を向けるが、老人は一点を見つめたまま動こうともしなかった。

気がつくと、周囲は夜よりも暗い闇と静寂に包まれていた。

老人が何も言えないでいると、目の前の龍は頭に直接語りかけてくるような声で「さあ願いを言え」と一言だけ言った。

その声が聞こえたと同時に老人の呼吸が荒くなり、何かを喋ろうにも喉が詰まって喋れないような、そんな様子で悶え始めた。

そうかと思っていると、老人は急に立ち上がり、大きく一つ息を吸ったかと思うと吐き出すことなくそのまま倒れ込んでしまった。

目は大きく見開かれたまま、ピクリとも動く様子はない。

突然のいろいろな出来事におどろいて動けないままでいる少年の頭に、さらに声が鳴り響いた。

「そちらの人間は願いが言えなくなってしまった。お前で良い。さあ願いを言え。」

少年事態が飲み込めないまま、まるで夢でも見ているような気持ちでそこに立っていた。

そうだ。どうせ夢なのだから。そう思って少年は答えた。

世界一の漫画家になりたい。」

亡くなった鳥山明の部屋からつのドラゴンボールレーダーが見つかった半年後には捜索チームが組まれていた。

添えられた手紙には、彼がドラゴンボール出会った経緯についての漫画と、そうしてレーダーを利用して秘密裏ドラゴンボールを再度集め始めていたことに関する内容だった。

漫画が終わると、その後には自分がいつ死んでもいいように、その時はこれらのドラゴンボール長男に託すと手書き文字が書かれていた。いわば遺言状である

彼が再び何を願いたいのかまでは書かれていなかったが、「これを見つけたということは俺はもうこの世にはいないということだ。それは残念なことだが大丈夫。俺はお前を信じている。」とだけ書かれていた。

捜索チームのリーダー鳥山明氏の長男が担った。

長男秘密を守りながらも信頼できる人間を集めた。

生前に返しきれないほどの恩を受けたであろう彼の信頼できる弟子や、同じ時代にしのぎを削りあった漫画家や編集者たち5人が集まった。もちろんトリシマもいる。

はじめのうちはレーダーが一つしかないために捜索の効率はとても悪く、誰にも悟られないように慎重に進めていることもあって全く見つけることができなかった。

レーダー範囲より外の反応はレーダーの端に表示されるだけなので、水平方向に移動した時に見られるわずかな収差をヒントに距離予測して地点を絞り込んでいった。

飛行場が近くにないような場所ヘリコプターを使ったりもしたが、そうした交通手段が揃っている場所であることのほうが稀で、迂闊に他人を巻き込めないという状況も手伝っていたずらに時間ばかりが過ぎていった。

それでも地道に場所を絞り込み、一つは5,000m級の山の上、一つは1,500mの海底、一つはアマゾン奥地の原住民族に神と崇められている祭壇から、3つのドラゴンボールを集めることができた。

残りの一つは、日本とは国交のない、しかも今現在戦時下真っ只中の高い壁に分断された自治区範囲に絞られた。

鳥山家長男は、難民支援目的とした多額の資金を手に、そのために作った慈善団体代表として同行することでやっとの思いで入国を許されることができた。

そのために使った金額は、実に鳥山氏が生涯稼いだ財産の半分以上に至り、彼の行動の一つ一つが世界中で報道されてしまうことで、余計な注目を集めることになった。

どこにいてもマスコミの目から逃れられない状況は足かせでしかなかったが、支援活動の間を縫ってはレーダー確認し、やっとのことで場所を絞り込むことができた。

今、目の前には爆弾で崩れ去った瓦礫の山がある。

マスコミの目を盗み、現地のコーディネーターの反対をのらりくらりとかわしながら瓦礫の山を登る。

ドラゴンボール位置を示すレーダーの点が中心に移動し、今まさに自分の足元に埋まっていることを指し示す。

しかし、どうやって掘り起こせば良いのか、途方に暮れながらひとまず座り込むことにした。

いたずらに瓦礫をめくってみると、それはまるで当たり前にそこにあるかのように淡く光を湛えて転がっていた。

それこそが紛れもないイーシンチュウだった。

とうとう最後の一つ、イーシンチュウを手に入れた彼は、支援活動も放り投げて早々に日本行きの便に飛び乗った。

残りのドラゴンボールを持ち歩くことで万が一のことがあってはいけないし、過酷環境下で願いを叶えること自体危険だと考えていた。

他のメンバーにしてみれば、彼が日本への帰国を急ぐこと自体がイーシンチュウ発見の合図である

彼が日本に着く頃には、全てのメンバー鳥山邸に集合していた。

すぐにでも願いを叶えたい気持ちを抑えて、皆で願いを叶えるための準備を進める。

ここまで一緒に戦い抜いてきた仲間である。誰の言葉で願いが叶っても良いのだ。

焦って願いが失敗してしまうことのないように、この日メンバー全員で何度も願いの言葉練習した。

翌朝、目が覚めると外が騒がしかった。

家の中庭に他のメンバーが何かを囲うかのように集まっている。

その中心に横たわっていたのは、一部が焼け焦げてはいるがトリシマだと分かった。傍に黒く焦げたアタッシュケースが転がっていた。

メンバーたちは動揺を隠せないでいるが、リーダーである長男だけは落ち着いていた。

彼は最後までメンバーを信じていたわけではなかった。

誰かが裏切り皆を出し抜こうとしたときだけに発動する罠が仕掛けられていたのだ。

それがシェンロンをよびだす呪文である

鳥山明氏の遺言状とも言える漫画の一部、シェンロンを呼び出すシーンに手が加えられていたのだ。

正しい呪文は「いでよシェンロン!」であるが、漫画には「ででこいシェンロン!」に書き換えてあった。

そしてその呪文に連動するように、ドラゴンボールを格納しているアタッシュケースには細工がしてあった。

それが音声認識による爆弾起爆だった。

メンバーには直前に正しい呪文を教えるつもりだった。つまり、誰かが出し抜こうとして間違った呪文を唱えれば途端にアタッシュケースが爆発し、たとえそれでシェンロンが現れてしまったとしても、爆発によって願いを叶えることはできなくなるという仕掛けだった。

もちろん、位置情報によってこの建物を離れようとしてもアタッシュケースは爆発するようになっていた。

そのことは他のメンバーには伝えていなかった。

ざわつくメンバーを尻目に、リーダーである長男レーダーを元にそこら辺に飛び散ったドラゴンボールを拾い集める。

流石のドラゴンボールだ。傷ひとつどころか、汚れさえも全くついていなかった。

動揺するメンバー事情説明して、この事故自業自得であることを理解してもらう。

メンバー達は安心したような、それでいて何かに怯えるような表情をしている。怒りの表情を浮かべるものもいるがもう知ったことではない。

そんな状況を仕切り直すように「さあはじめようか」と、長男一言だけ言った。皆は無言で頷く以外になかった。

いよいよだ。

「いでよシェンロン!」

途端に視界が光に奪われる。まだ朝だというのに、真夜中に突然目の前でナイター照明を焚かれたかのような明るさだった。

少しずつ目を開けて見上げてみると、まさに生前に父が漫画で描いたかのようなシェンロンがこちらを見下ろしていた。

父の圧倒的な画力に改めてため息が漏れた。

「さあ願いを言え」

これも父が漫画に描いたシーンのように、直接頭に響くような声だった。

漫画で見ていた分、少しは冷静でいられたために周りを見回す余裕もあった。

周囲はすでに夜よりも暗い闇に包まれている。

どうやらこの周辺以外の時間が止まっているらしく、ここにいるメンバーたち以外に何かが動いているような様子や音は感じられなかった。

それならば騒ぎになることはない。焦る必要はないのだ。

メンバー達と目配りをする。

失敗しないように何度も練習をしたセリフだ。

「どうした。さあ早く願いを言え。」

その声が皆の頭に響いたのを合図に、メンバー達は同時に願い叫んだ。

ここまできて裏切りがあったのであれば、それはもう仕方ない。

また探せばいいのだ。残ったメンバーの数だけ、探し続ければいいだけのことなのだ。

そんなことを考えながら願い事を言い切ると、「たやすいことだ」という一言が頭に響いた。

周囲が光に包まれると同時に目を閉じる。

そして眩しさが去ると、辺りに喧騒が蘇ってきた。

恐る恐る目を開けてみる。メンバー全員が不思議そうに顔をみあわせる。

それぞれの表情を見比べると同時に、自分たちの願いが叶ったことを理解した。

そう。皆の頭には、今まさに脱ぎたてのようなほかほかな暖かさに包まれた小さなリボン付きの純白なパンティーが、それぞれかぶらせられていた。

偉大なる巨匠であり我が父よ。あなたの願いはこれで間違いないだろうか。

皆で何度も相談した結果、どう考えてもこの結論しか至らなかった。

今まで人類に大きな夢と希望ありがとう。どうかこれで安らかに眠ってほしい。

そんな達成感と安堵に満たされながら、リーダードラゴンボールレーダーを踏み潰して壊した。

anond:20240308172104

お金もちの漫画家でもし個人年金保険買っていたりしたら暗殺されるだろうか

なぜか急逝感と秘密感がある

2024-03-07

35歳男の婚活事情を書く

やっと恋人を作れて落ち着いたのでいろいろ書いていく。結婚はここからじっくり。完全離脱全然できていない

できた恋人は18歳で、現在は付き合って3ヶ月を超えて安定期。顔はかなり可愛い。その相手の初彼氏が俺。パパ活ではない。

スペック

都内住み

35歳男

年収 1300万

身長 172cm

結構かっこいい方

学歴 早慶

経験人数 100超

過去恋人の数 6人。最後彼女と8年続いたのち別れた

相手に求めていたレベル

顔が非常に可愛いこと・18〜24歳・コミュニケーション能力が高いこと・家庭環境問題がないこと・メンヘラではなく(ある程度)自立していること

相手職業はなんでもかまわない。専業主婦志望でも可)

【どこでやっていたか

戦場はインスタなどSNS。たまにマチアプも入れたが、マチアプではマッチングしにくく金が飛びすぎて無理というか不快だった。基本的に同世代だったり美人でない人からアプローチはガン無視。たまに美人のそこそこ年下とマッチングしたりするがそのへんが相場限界で、あとは子持ちの美人の19歳などからアプローチされるなどした。正直マチアプではかなり難しく、マッチングしてもナメられていることが多かったのでガンガンアプローチ重要で常時ジャイアントキリング状態だった。

withだといいねされた数は300ぐらい。Pairsだと50。Pairsは上記彼女バレが怖かったのですぐ辞めた。正直ヤリモクではないのでいいねの数は重要ではないように思う。

1年で会ったのは6人。2人は25歳と26歳で試しに会ってみたという感じ。結婚自体はいつでもできそうだと確信したのでそれ以降は会っていない。残りの4人は全員18歳で可愛かったがそのうち3人は蓋を開けてみるとメンヘラだった。正直非常に大変だったので18歳の子1人でクローズすることに。妥協したつもりはないが、アイドル級で会うためだけに数ヶ月かかったのでもう出会えないと思う。知り合ったタイミングが神だったので、今知りあったらたぶん相手にもされないレベル

しかけた数でいうと1日20人ぐらい声をかけていたのでトータルでいうと7000人近く。やりとりでいうと200人ほどと話していた。仕事しろよ。

【18歳帯の難しさ】

まず年収学歴効果無効化される。年収200万だろうが1億だろうが資産10億だろうが、早慶だろうが東大だろうが高卒だろうが中卒だろうがそんなことはどうでもいい。

職業無職でも医者でも弁護士でも関係がない。確かに無職は引かれはするが、生活に困っていないのなら問題にならない。

早慶からすごいとか年収1300万だからすごいとかそういうのはない。聞かれもしない。自分から言うとキモいだけになる。そういうステータスが気になりだすのはおそらく就活後かもしれない。

主に顔等の外見とコミュニケーションスキルが最重要視される。ちなみに身長無効化されないし向こうから聞かれる。顔・年齢・身長はかなり聞かれる。

年齢切りがあるため、多くの場合即切りされる。また、ライバルが同世代あたりの16〜24歳のフツメンイケメンなので非常に苦しい戦いになる。

ほぼ全員が結婚を考えておらず、彼氏を欲しがっているだけで結婚したいと口では言うが実際に結婚フェイズを考え始めると引かれる。介護など入ってくるので。

自分相手恋愛対象の最年長になることがほとんどで、いかにおじさん臭さを消すかがキツかった。30代は顔がどうであれ基本的におじさん扱いになる。一瞬でもおじさん臭さが出るとアウト。

また話題や話し方など全然違うので最初地獄のような状態だった。少しずつ情報仕入れたりやや長期の関係を結んだ人から深い情報を教えてもらったりした。

それからふつう若い女性は見知らぬ30代と会ったりはしない。会おうと言おうものならブロックされる(何度もされた)。

おごりおごられ問題問題にならないというか、向こうが割り勘しようと提案してきたりお金を出そうとしてくるのでそれをガードして奢ることが多かった。まあ奢ったとしても財布はほぼ傷まない。

また良い子は中学校高校段階でガッツリ確保されているためそもそも母数が少ない。

自分精神状態

正直相手翻弄されることが多かった。自分はあとがないのに、相手別に将来いくらでも手に入るだろうという圧倒的余裕のせいで一挙手一投足に翻弄され続けた。絶望が多かった。基本的にナメられがち。

結婚は7年後かななどと言われる。7年後だとこっちは42なんだわ。

チャラくいけばよかったのかもしれないが、チャラいと仕事にも影響する上にチャラい男が好きな女があつまってしまうとか、それは自分ではないという思いもあり、そのあたりも大変だったように思う。

基本的にはメンタル強靭化が課題で、ちょっとやそっとでは動じない鋼のメンタル相手が欲していることが多かった。少しでもこちらの話をするとぬいペニのようになるので大変。

婚活?をしながらメンタル強靭化し、モテ度も同時に上げていった。現状の立ち位置だと当初始めた頃よりかなりモテるし余裕がある。それでもただ若い女性に行くだけなら大丈夫だが、いろいろ限定して理想を上げるともう全然無理になる。

現在地獄からいったん解放された気分。こんなに真剣恋愛したのは元カノ以来で久しぶりだったので振り返ってみると楽しかった部分もあるかも。

【思っていたことなど】

自分エスコート能力等に課題があったりなどで能力が大幅に向上したし、相手気持ちをかなり考えることが多くなりこれは仕事でも活きた。

チアプをやっている人の中で、「お前も恋人探しをマチアプでしかやっていないんだろ」という前提に立っている人が多少いたように思う。俺はあくまで1つの手段として捉えていたし、俺は顔単独では一切好きにならないしいきなり会おうとも思っていないし、それで会えるような人とは会いたくないのもあって難航した。マチアプは確かに異性がたくさんいるが、マチアプを主戦場にすると色々と病むし余裕が消えるような気がする。

30代女性(とくに後半)には「いやプロフ読んだらあなた対象じゃないのわかるやん。通知来て変に期待するからいいねさないで」と思っていたことが多いかも。年齢詐称する女性がちやほやされるためだけに接触してくることもありしんどかった。

ただいくつか本を読んだ中で、同世代の異性に敵対する必要なくないかと書かれていてかなり納得したため、途中からは戦友のような気持ちイケメン探し頑張れと応援するようになったかもしれない。

インスタに関しては詐欺みたいなものも多く、比較長期間騙されたこともあった(金銭授受ではなく、加工詐欺や年齢詐欺)。自分の見る目の無さが発覚してかなり衝撃だった。

また、嘘つきヤリチンイケメン普通にハイスペイケメンがいるので、そういう人に横からかっさらわれていくとか、相手リアルの人に取られることが多く精神ゴリゴリ削られた。こちらの言動の1ミスで終わったこともあった。20代前半イケメンとの差別化は、彼らはヤリモクだとか性欲丸出しとか思いやりがないとか恋愛経験が少ないとかそういう部分だったかなと思った。

自分理想が高すぎることもあり、自分恋愛相談は既婚者女性や「この子はもう切ってもいいな」と判断した子にすることが多かった。既婚者女性彼女たちの人生に1mmも関係がないのでおもしろがってアドバイス豊富にくれたので助かった。既婚者や少なくとも彼氏持ちじゃないとキモいと言われてブロックされることが多いかも。男には相談してもバカにされる・見下される・嘲笑される・憐れまれる・諦めるように説得される・遊ばれているだけだと言われる・パパ活と決めつけられる・モテ自慢をされる・条件を変えるように言われる・無視される・人間関係が悪くなる・助言が参考にならない・自分が好きな相手の美醜を好き勝手評価される・どうせすぐ別れると言われる・結婚は無理でしょと笑われる・単に感情罵倒される・若い女って幼稚だから自分は無理など、ほぼ応援されず建設的な要素が一切出てこないため途中から秘密にし始めた。

まとめると結構キツかった。

今は戦線離脱しますが、みなさまもどうかご自愛ください

2024-03-05

anond:20240305153003

イジメられた体験カミングアウトされたことがあるが、あれは本人が簡単に忘れようと思って忘れられるようなものではないし、結婚となると結婚式に昔の友達呼ぶ?とかでバレるのも嫌だろうし、隠しておけない秘密のようなものなんだろう。

はじめにそれを話すのは、誠実な態度だとは思う。

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