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はてなキーワード: 生徒会とは

2020-01-26

えっ、話は聞いているよ 調査も始めた

だけど、介入してほしいの?生徒会室くる? 

ジュースぐらいあるよ?

きのこ派たけのこ派? 

 

ふつうの?よくわかんない。おやつはつぎで。

               生徒会

anond:20200126023202

生徒会わずかでも、ひとを武力等でおどすのであれば、なにもしなければよいのだろう。従おう。

なにもしない。

普段どおりにせよ

anond:20200126021536

生徒会:さようか、ではなにもしない。

anond:20200126015809

生徒会

 勘違いをされると困る

 生徒会とは 生徒を守るためのもの

 ただ、あなたがたが なされていることが 生徒を守ろうとしているとは われわれは考えない。

同人誌 AKB48 マジスカ学園

まじじょ生徒会より 生徒へ

  儀を見てせざるは優なきなり

  えんぴつ ノートなきもの 生徒会へ出頭

  教科書 自己責任 部活等先輩と教科書は同じである

 

  授業へ出席せよ

  これは訓練ではない

  くりかえす これは訓練ではない

2020-01-25

生徒会 生徒会暴走したとして

そう、選挙以外に 生徒総会など 生徒会文句を言う場があるのです。 体育館の裏だけが決闘場ではないのです。

 

クラス委員から 各委員会へ

委員会で意見が集約され 生徒会長へと上がり

生徒会長が生徒会役員を引き連れ、先生方と対決することになるのです。

 

反対に、生徒会暴走している場合

委員から生徒会招集され

クラス学級委員長とその後援の先生と、生徒会が対決することになるでしょう。

 

生徒会とは あくまでも、生徒の代表であり、生徒を代表して学校と話し合う代表なのです。

生徒を守るためのものそれが生徒会

そして、生徒会が間違っていると思った場合

委員生徒会を止めるのです。

 

ゆえに、生徒会がとまらず、生徒総会が開かれた場合、生徒の意見であり最終調整

そこで、生徒の意見議決された場合。それは生徒の創意となります

 

ここで気をつけなければならないのは、ここまでの手続きを踏んで

お起きなちからとなった生徒の創意は 生徒には重すぎる力であり

今度は、その力を制御することこそ

 

ブレーキこそが生徒会役割となるのです。

不良用語で言えば計算力が勝負チキンレース

2020-01-23

anond:20200123141730

階段で転んだモ、生徒会ではあるが、

ワックスがかかりすぎているなどは、清掃へ

すべりどめが破損しているなどは会計

つぎ

生徒会というのは、生徒を守るために選ばれた生徒の代表である

2020-01-11

ツイッター議論

毎日のようにドンパチしているけれど、あれ鳥坂先輩と成原博士毎日プロレス技掛け合っているようなものなのだから、あれに振り回されるよりは生徒会和菓子ほうじ茶飲んでた方が幸せなのだろうと思ったか生徒会行ってきます

2019-12-27

2010年代すきなアニメ10

一連のアニメベスト10記事の締めくくりとして、バランスとか客観性とか原作改変とか単体で見て楽しめるかどうかとかそういうめんどくさいこと考えずに個人的にめちゃくちゃハマった作品本能の赴くままに列挙してみる。

ストライクウィッチーズ2』(2010年

ストライクウィッチーズ』という「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」の衝撃から数年を経て作られた続編。キャラクターに焦点を合わせて第501統合戦闘航空団をより可愛く描いてくれたのは素晴らしいとしか言えなかったし物語の各所で示される関係性が尊すぎてオタクは死んだ。EMT! EMT! 何といってもエイラーニャ描写が良い(語彙力崩壊)。「Sweet Duet」が流れたときのあの荘厳さよ……。2期6話のことは子々孫々に語り継いでいこうな。

ストライクウィッチーズ劇場版』(2012年

最高オブ最高。『ストライクウィッチーズ2から脚本のアラを取り除いて熱血描写を入れた結果として最高の劇場版に仕上がっていた。何も言うことないです。尊い

咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』(2012年

能力バトルアニメとしてのワクワク感すごいし、「改変完了…!」が好きすぎて何度も聞いてしまう。「勝利へ-決意-」と並ぶ咲シリーズ屈指の名BGMですわ。何よりもキャラの可愛さがすごいし百合の花が咲き誇っているのも良い。穏憧、単体でもむちゃくちゃ可愛い上にカップリングとしても萌え要素に溢れていて最高だった。制服交換シーンほんとすき。

戦姫絶唱シンフォギアG』(2013年

戦姫絶唱シンフォギアシリーズどれも大好きなんだけど、どれか1つ挙げろって言われたら1期と迷って2期を挙げる。雪音クリスちゃん大天使すぎない?????? マリアたち新キャラとの対立とそれでも通い合う心という物語としての良さに味方になったクリスちゃんが響&翼にデレデレになっていて可愛すぎる。特に4話が素晴らしい。クリスちゃんいいよね……食事マナーが悪いのも萌えポイント

ヤマノススメ セカンドシーズン』(2014年

2クールかけて百合ップルのイチャイチャをやってくれたの最高だったしあおひなはベストカップルだしゆうかさんとかえでさんの夫婦感も素晴らしすぎるしほのかちゃんかわいいしここなちゃん天狗だし実際に富士山登ってみたらかなりキツかったよね。やはり飯能女子高生はYAMA育ちなのか……。あとヤマノススメ サードシーズン2018年)が『よりもい』の直後に放映されたせいでひなたが北極行きそうとか言われまくってたのは草不可避だった。

ガールズ&パンツァー劇場版』(2015年

ガルパンはいいぞ

響け!ユーフォニアム2』(2016年

アニメとしてのクオリティも高い上にポニテポニテで最高じゃなかったです? 中川夏紀さんと傘木希美さんが画面に出ずっぱりで満足オブ満足。声優陣もこれまた素晴らしい。関係描写も光っていたというかなかよし川が最高すぎた。やはりのぞみぞは脈ないのではこれは。

ハイスクール・フリート』(2016年

かわいい女の子がたくさん出てきてお船が出てきてかわいい女の子がキャッキャしてて船の内部構造作業風景が描かれてかわいい女の子イチャイチャしてて最高の作品だった。Not for meならぬJust for me。ほーいいじゃないか、こういうのでいいんだよこういうので。ミケシロとメイタマ、いいよね……………………。実は関係性の設定が緻密に張り巡らされていてそれをさりげなく視聴者提示してくるもんだから掛け算が捗る作品でもあるんだよな。10話のマロクロ掘り下げは絶品と言うしかなかった。……ああああ~~~~~航海科全員可愛い~~~~~~~~砲雷科も天使しかいない~~~~~~~~~。よーしパパはいふりカメラ写真撮りまくっちゃうぞ~! 来月は劇場版も公開されるからみんな見に行こうな!(前売り券をまとめ買いしながら)

ガールズ&パンツァー最終章1話』(2017年

び、BC自由学園~~~~~~~安藤押田~~~~~~~~~~~ああああああ~~~~~~~ケンカップル百合~~~~~~~~~~~~~すき~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!1!! なんか普通の続編なんでしょと思って見に来たら完全に顔がいい女の百合ノックアウトされたし厄介BC自由オタクになって劇場を出てくる感じになっていた。

ガールズ&パンツァー最終章第2話』(2019年

んんんんんんん~~~~~~~安押が君付けで呼び合ってる~~~~~~~~ンアッマリー様の裁定すき~~~~~玉葱の歌最高~~~~~~~知波単かわいい~~~~~~~~~~~~~~~~~~最後胸熱展開すき~~~~~~~~~~~~~~~知波単がんばえ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!! どうでもいいけど生徒会で使う紙を実家発注した上に電子化提案する後任に絶対に紙を使えと指導するのコンプライアンス的にヤバくね?

2019-12-07

anond:20191207210731

違う違う、生徒会選挙に出てる経験をしたイカしたやつなんだよ。

中学の頃生徒会長候補勝手に決められて全校生徒の前で演説させられて落ちたけど未だに理不尽だと思ってる

クラスから一人選ばれるんだけど、一番似合うやつは既に学級委員になっていた。学級委員生徒会兼任出来ない。

から消去法で選ばれたと思うんだけど、俺はやりたくないと言った。一言もやるとは言ってなかった。

当然やる気ないので、それっぽい綺麗事文章だけ作って演説したけど、他の候補の中身のある演説とは全然違かった。我ながら。

でも俺の内心は関係なく負けという事実は残るので、「選挙で選ばれなかったやつ」になった。

俺はどうすればよかったんだろう。

あそこで奮起出来るような人間じゃなかったから、こんな冴えない人生を送っているのだろうか。

2019-11-27

国民政治に興味をもたせるには

若いうちに自分が決めたものや働きかけたもの所属組織学校)が取り入れて変わることだと思う。

私は高校の時、生徒手帳が毎年配られるのに使いづらいし周りも使ってなかったので担任にいってこういうページを入れたらみんな使うのではないかと言ってみた。

担任は乗ってくれて、一緒に簡単提案書類を作って学校側に働きかけてくれた。そうしたら学校採用して翌年から提案したページを実際に追加した。

この一件で自分が不満のあるとこがあれば、自分が動けば変わるのだという成功体験を得られた。

それまでは、単なる受け身生徒会の総会とかも適当にやっていたが、積極的に関わるようになった。

国の政治も同じだと思って、選挙地方選挙含めて毎回投票している。

投票率が伸びないのも、自分所属する組織国家)に受け身からなのではないだろうか。

それは自分組織の一員であること、そして、上が決めたものは従うものだと刷り込まれていることが原因ではないだろうか。

学校教師が決めた枠内の形式上生徒会ではなく、きちんと意思決定プロセスに関われる形になればもっと政治に興味を持つ気がする

2019-11-22

高校ときの話

私が高校1年だった頃の話。

生徒会役員を決める選挙生徒会長に立候補したとある男子が見た目がキモいという理由で落とされた。

クラス投票するときに一人の生徒が「みんなあいつに投票するのなしな」と発言し皆ノリでそのようにした。

その後再選挙が行われて陽キャ女子生徒会長に。落選した男子はただの役員に。

加えて役員を選ぶときも一人の男子キモいからという理由で彼の名前も書くなとか言いだす。

私は正直こいつら頭おかしいんじゃないかと思いつつ、その生徒の名前を書いて提出。

言い出した奴は票の回収係で「おい、誰だよこいつの名前いた奴」とか言い出す始末。

私は別にその生徒らのことはキモいとは思っていないしやりたいならやらせてあげればいいじゃん。という心境だった。

ここで話が終わればただの票の操作が行われたで終わるがまだ続きはある。

正直今思うと胸糞悪い。

翌年の生徒会役員選挙でうちのクラスの中心的な人物Aが立候補

彼は成績も良くて人望も厚い。

ただ私は周りが彼を持ち上げる風潮に納得行かず正直好きか嫌いかで言うと嫌いであった。

前年にみんなを誘導した奴が今度は「みんなAの名前書けよ〜」と言い出す。

当然選挙の結果はAが生徒会長に。

当時の私は何も考えていなかったが今改めて考えると内心 は? と思う。

票の操作に加担したクソ野郎がなんで選ばれるんだ。見た目は置いといて真面目そうな生徒が落とされて。

理不尽しか言いようがない出来事だったと思うと同時に 社会 ってこういうもんなんだなと再認識した。

2019-11-19

anond:20191119132056

論破すればいい

バカじゃねーの死ねガイ

なんで直ぐに矛盾点を論破されるようなエビデンスもない脆弱な論拠で物事主張してんの?

お前は生徒会じゃなくて仲良し学級がお似合いだよw

大人の学級会

男子論破すればいい、女子は泣けば同情してもらえるんだなになるインターネット学級会

まずはそういう不毛二元論を窓から投げすてろ

から私は生徒会室いくわ

2019-11-10

学生運動が一番盛り上がっていたこからそろそろ50年になる。

この記事

校則生徒会もない理由 麻布、「自由」への高校紛争 : NIKKEI STYLE https://style.nikkei.com/article/DGXMZO50884940R11C19A0000000/?n_cid=SNSTW001

学生運動は1960年代~70年代初頭に盛り上がったまあ何というか、ざっくりいうと権利闘争だ。中途半端に時期がリアルすぎて(今の団塊の世代青春真っただ中にあった出来事=当時大学進学率20%以下のエリートたちにとって身近な活動だった)、うまくまとめられないまま、ビックリするほど若年層に歴史が伝わっていない。

調べてみると現在そこそこの地位だったり会社上層部だったり芸能人だったりは結構かかわっている。意識高い存在自体大学生だったとざっくり言っていい。

さて、この闘争は当時、大学生だけのものではなかった。ごく一部のエリート高校中学含む)でもこの動きはあった。これがその一部を書いた記事だ。麻布高校はずっと東大入学TOP10に入るくらいの有名進学校セーラームーンタキシード仮面地場衛原作版)の母校のモデルで、私服登校ができる。自由からこそ踏み外す人がいないというか、そういう学校だ。この事実が、ネットニュースをはじめメディアで取り上げられるのを初めて見た。

当時20歳だった当事者たちが、50年たつと70歳になる。

ビートルズがただの若者が好む外国の歌から教科書に載るくらいの存在になるくらいの時間がたった。

そろそろ誰か、当時のモブ学生がみんなそうであるように、今普通に生活していて「今どきの若いもんは」なんて言ってる壮年が、回顧録だとか自伝だとかであの頃を書き出すころだろう。

あの頃は若かった、金はなくとも自由があった、なんていって。

そろそろ総括の時間だろう。いい加減、自由がどうして存在しているのか、向き合うために必要言葉を”大人から記してほしい。

2019-11-02

anond:20191102121900

ワイが高校のころ生徒会の奴がやってたやで

バイト代と称して一部を抜き取ってたやで

2019-10-19

anond:20191019091141

その点『生徒会役員共』の生徒会

・やってることがほぼ雑用

会長支持率は98%。なお一番多い理由は『自分でなければ誰でも良い』

という極めてリアル生徒会

創作にでてくる実際は存在しない現代日本の三大組織

教師より権力持ってる生徒会

・すでに解体されて存在しないはずの財閥

 

あと一つなにかある?

学園モノとか読んでると気になる。

権力持ってる生徒会はこの世のどこかにはあるのかもしれない。

2019-10-03

人間差異をなくした完全に幸福世界

その異変を初めて体感したのは、日常のほんの些細な出来事からだった。僕はその日、幼馴染で親友の桐王寺勝也と一緒にいつもの通り学校から帰宅していた。通っている高校から僕たちの住む団地までの道のりには、三つほど信号横断歩道があった。僕たちはちょうど真ん中の横断歩道で、大きな荷物を抱えた一人のおばあさんを見つけた。まるでマンガアニメに出てくるような紫の大きな風呂敷を胸の前で結びこみ、マンガアニメのように身体をふらふらとさせながら信号を待っているマンガアニメのようなおばあさん。僕たちは顔を見合わせると、背後からそのおばあさんに話しかけた。

「おばあさん、荷物、重かったら僕たちが運んであげようか?」

勝也がそう言うと、おばあさんはピタッと動きを止めて、静かに僕たちの方を振り向いた。その顔には信じられないと言ったような表情。そして、口をわなわなとふるわせながら、しゃべる。

「今、なんて言った?」

その言葉には、人間の心に鈍感な男子高校生でもわかるくらいに怒気を孕んでいた。まさか言葉と表情に僕たちは面食らってしまった。僕たちは再び顔を見合わせた後、勝也がもう一度口を開いた。

「だから荷物重かったら運んであげようかって……」

「その前だよ!」

いきなりの大声に思わずビクンッと身体を張り詰めさせる僕たち。

「そ、その前って……?」

僕たちは後ずさりをしながらも、そのおばさんに尋ねる。

「アタシのこと、なんて言った!?

さらに大きな声で言うおばあさん。その衝撃波が僕たちの身体に当たる。

「お……おばあさん……って言いました……」

「そうだろうがぁ!」

おばあさんはそう叫ぶと、背負っていた重そうな荷物を振り回し、僕たちの顔めがけて投げてきた。

「うわっ!」

僕はとっさにかわすことが出来たが、勝也はもろにそれを喰らっていしまう。

「ぐへぇ

という声とともに、頭から倒れる勝也。そして、倒れた勝也の胸元に、すぐさま馬乗りになるおばさん。

「ちょ、おばあさん、何してんの!?

僕は慌てて止めに入るが、おばあさんの鋭いパンチが勝也の頬にはいる方が早かった。

「アタシの、ことを、おばあさんとか、いうんじゃ、ないよ」

「何してんだって!」

僕はおばあさんを羽交い絞めにした。なおもバタバタと暴れるおばあさん。足を限界まで伸ばして勝也を蹴っている。

「ッ本当の、ことを、いうんじゃ、ないよ!」

おばあさんはそう言うと、するりと僕の腕から抜け出し、大きな荷物を抱えてものすごいスピードでどこかに行ってしまった。

「なんだったんだ……?」

僕はその後姿を呆然と眺めるしかできなかった。そして、呻き声が耳に入り、我に返る。

「だ、大丈夫か?勝也!」

僕は勝也を支えながら、家に帰った。



翌日。勝也は顔を晴らしながらもいつもの集合場所に来ていた。

「勝也、大丈夫か?」

僕は開口一番勝也に具合を尋ねる。

「なんとか」

「……そっか」

僕たちはそのまま学校に向かった。学校に到着すると、昨日のおばあさんのことなんか忘れてしまうくらいの出来事が起こっていた。なんと、学校にあるありとあらゆる書籍教科書書類が校庭に集められていたのである

「あら、おはよう。二人とも。もう教科書は校庭に捨ててきた?」

クラス委員長生徒会役員も務めている八島真理がメガネを拭きながら教室に入った僕たちに尋ねてくる。

「え?いや、まだだけど……っていうか、どういうこと?教科書を捨てる?」

「ええ、そうよ。あんもの、早く捨てないと、先生に怒られちゃうわよ」

彼女はそう言うと、どこかへ行ってしまった。

「やめろ~!僕は、死んでもこの教科書は捨てないぞ~!」

大声でそんな言葉が叫ばれているのを耳にして、思わずそちらの方に目をやると、そこにはがり勉三俣啓介が先生たちに取り押さえられているところだった。

「ばかなことをいうな!」「早くこの子から教科書を!」

三俣を三人がかりで抑え込んで、教科書を奪う先生たち。

「やめろ、やめろ~!」

教科書を奪われた三俣はそれでも先生抵抗しようとあがいている。しかし、

「いい加減にしろ!」

という、先生の声とともに、三俣の顔に先生の蹴りが入る。ミキャという嫌な音があたりに響く。

「ッッ!?

三俣の声にならない叫びが聞こえた気がした。

「お、おい。早く俺たちも行こうぜ……」

昨日のことを思い出したのか、顔を蒼くしながら勝也が僕を引っ張る。

「あ、おい……」

僕は結局校庭まで引っ張られて、教科書や持っていた文庫本を捨てることになった。そして、授業が始まった。



今日は、私たち人間についてを授業で扱うことにする」

世界史七井がいきなりそんなことを言い始めた。僕と勝也は互いに顔を見合わせる。そうした瞬間、ちらっと空席が見えた。あそこは確か三俣の席だった気がする。あの後結局どうなったんだろうか。

「では、いきなりだが質問だ。われわれ人間は、みんな同じだね?」

七井がそんなことを聞いてくる。人間はみんな同じ、だって?確かに同じ部分もあるが、同時に違いもある。一概に同じだとは言えないはずだ。

はい先生

僕がそう思っていると、八島が手を挙げる。

八島君、どうぞ」

七井八島指定した。八島は席から立ち上がると、口を開く。

古来より人間には差異などなく、みな同質でありました。それは今も変わりません。なので、人間はみんな同じであると言えます

「その通りだよ、八島君」

七井は嬉しそうにいう。しかし、それに異を唱える者がいた。こちらもがり勉で、一番後ろに座っている一色だ。

「みんながみんな同じなんて、そんなバカたことありません。現に僕は目が悪くてメガネをかけているのに、彼女はかけていないじゃないですか!」

一色はそう言って八島を指さす。七井は一色に近寄ると、一式が欠けていたメガネをはずした。

「あ、な、なにすんですか!?

メガネを取り上げられて慌てふためく一色。七井はそんな一色のことを気にも留めず、手の中にあったメガネを握りつぶした。

「ああ~!」

一色の悲痛な叫び

「これで、同じだね?一色君?」

七井は先ほどの八島の答えを聞いた時と同じように、笑顔で聞いている。

「で、でも、性別だって違うし、体格だって違……」

一色はなおも食い下がろうとしたが、次の瞬間身体椅子ごと後ろに吹っ飛んでいた。七井が思いっきり一色のことを蹴ったのだ。そして、蹴られてうずくまる一色の近くにしゃがみ込み、再び七井は尋ねる。

「同じだね?」



その日を境に、世界は大きく変わってしまった。僕以外のすべての人が、人間はみな同じであるという考えを、まるで植え付けられたかのようにするようになった。やつらの言い分では、差異がないから、差別もなく、貧困もなく、幸福幸せ世界を築けるのだという。

僕は相変わらず学校に通っている。それは、僕が人間はみな同じであるという考えを持っていないということを知られないようにするためである今日も一日、学校が終わるまで何事もなく過ごすんだ……そうすれば、なにもされなくて済む。

ホームルームを始めるぞ」

担任の声で、我に返る。

今日は、皆に非常に残念なことを伝えなければならない」

淡々担任は喋り続ける。それが怖かった。

「どうやら、ウチのクラスで、同じ人間じゃあないものが逢いるらしいんだ」

ドキッとした。心拍数が上がるのがわかる。口から心臓が飛び出してしまうのではないかというほど急に心臓が動く。先生のその言葉で、クラスのみんなが一斉に僕の方を向く。

「えっ……」

僕は思わず声を漏らしてしまった。担任が僕に近寄ってくる。そして、笑顔で言った。

「同じだね?」

Happy End

2019-09-30

anond:20190930195039

じゃあその学校入学するなよ。

または生徒会総会で正式に議題としてあげてルールを変えろよ。

2019-09-11

後輩たちに軽々と立場を抜かされた話

きっと当たり前のように誰だって経験したことのある話なのだろうけど、後輩や周囲に対する感情落ち着け方がわからなくて困っている。

人によっては嫌味に聞こえそうなので、誰にも相談ができず、同じような境遇の人がいたら聞いてもらいたい。

自分のことを、天才とは言わずとも、それに似たような人間だと思って生きてきた。

中学生の頃は、200人ほどいた学年でそこそこの勉強をすれば20-30位程度は取れたし、一言もやりたいと言った覚えはないのに気が付いたら部活動主将やら、学年代表やらをやらされていたことがある。

また特待生で行った高校(大抵が滑り止めで受けるような学校だ)では、入試では学年1位、以後の定期テスト100人10位くらいにはいたし、生徒会なんかもやっていた。友達も多くて、週末には遊びたい人が多すぎて困るとか考えていたくらいだ。

環境に恵まれていたし、自分天才だと思い込むには最適な18年間だったように思う。

後悔が始まったのは、大学に進学して以降のことだ。

高校卒業後、親の勧めでアメリカ大学留学することになった。海外に強い興味があったわけではなかったけど、留学とかかっこいいし、英語ペラペラとかかっこいいっていうミーハー留学理由だ。

しかしいざ留学して、何年たっても英語が上手くならないこと、そして勉強をしてもしてもついていけない現実に、絶望した。まあそりゃ母国語じゃないんだし、それを選んできたのは自分なんだし、甘えがあったのだろう。卒業単位を取るために寝ても覚めても勉強して、しかしそれじゃ足りなくて、せめてもと藁にもすがる思いで必死教授に取り入ったりもした。

その頃から、大した努力もせずに簡単に点数を取れるクラスメイトの姿が目につくようになった。必死教科書を隅から隅まで読んでも授業に追いつけないのに、適当に遊んでるはずのクラスメイトのが圧倒的にテストの点数が良い。見栄を張って良い大学行ったっていうのもこんなことになった原因のひとつだろう。

追いつけない自分が悲しくて、高校生までのリーダーシップみたいなやる気はどんどん失われて。2人しかいない友達と時々遊んで、勉強して、あとはひたすらネットしている4年間だった。

まあ変に頑固だったので、結局ちゃん卒業したのは偉かったと思うけれど、あのとき感じた絶望はいつまで経っても消えていない。

大学卒業して、外資系コンサル企業日本支部入社した。そこには、例えば中途採用日本大学卒業している新卒のような英語が得意ではないような人もいた。

しか社員ほとんどがいわゆる英語ペラペラの人たちで、かつ、頭の回転が速く、自分じゃ見えないような未来を見据えている人たちばかりだった。

持ち前のコミュニケーション能力最初の1年間はわりと成績は良かった。同僚にも恵まれていた。

一年後、後輩が入ってきて、自分の中に焦りが産まれるようになった。自分と同じ日本語という母国語世界で生きる彼らの英語力は、発想力は、頭のキレは、1年も2年も前に入社している自分の数段も上だった。

自分のような大して頭が良くない、ちょっとコミュニケーション能力が高いだけの空っぽ人間じゃ、そりゃ人事評価なんてあっという間に彼らに抜かされてしまうだろう。未来を見据えることなんて自分にはできないし、人事から評価自分自身たしかによく理解できる結果だった。

だけど、だけどだ。

同僚が新卒向けの説明会に駆り出されることになった。今回で行くのは2回目とのことだったが、自分に声がかかったことは一度もない。

昇格をして、昇格者向けの研修が入ることになった。しかしその研修予定名簿の中に自分名前はなかったし、代わりに後輩の名前が書かれていた。

周囲の才能には憧れているし、同僚に、後輩に勝てたことなんて一度もない。

だけど自分なりのプライドってものがあって、自分無能なんだって、きっと信じたくはなかった。

中高生の頃のように、自分の実力より低い場所にいたら、もしかしたら今頃周りにちやほやしてもらえていたのかもしれない。

しか大学生のあたりから、実力より高い場所でもうずっと背伸びをし続けている。

仕事を辞めるために転職活動を始めて、何がやりたいのかわからなくなった。しかし結局条件ばっかり見ていた自分は、転職先ですら背伸びしていることに気が付いてしまう。背伸びしないと生きられないはずなんかないのに、背伸びし続けることをやめられない。それはまあ、もう少し真面目に自分と向き合った転職活動をすれば良いだけの話なので、今回は置いておきたい。

まり言いたかったのは、自分より優秀な後輩たちと、自分より優秀な同僚と、どんな気持ちで接すればいいのかわからないってことだ。

多分、変に負けず嫌いなところと、変にプライドが高いところが、彼らに負けたのだと理解することを拒んでいるのだと思う。(というか負けを認めれば済む話のようにも思う)

後輩のことを、同僚のことを、すごいな、敵わないな、と思うし、一方自分にもそんな頭があったらなと妬ましく思いもする。

また自分への人事評価を、妥当だ、悪い評価じゃないしって思う自分と、どうして後輩より劣っているのだろう、どうして自分には声がかからないのだろう、と考えている自分もいる。

たぶん全部ひどいわがままで、自分客観的に見られていないだけなのだろう。

ただ、自分と同じような境遇の人たちは、後輩たちに軽々と抜かされた自分を、後輩や同僚への気持ちを、どうやって処理してるんだろうって、少し気になった。

同じような境遇だった人がいたら、教えてほしい。

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