はてなキーワード: tcgとは
それに関連するというか補完だけど、総合ルールなしにプレイしているゲームってこんな風になるんだよね
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=23823&keyword=&tag=-1
以下の順番で効果を考慮してダメージを決定します。なお、「ダイガスタ・スフィアード」は03、「BF-アーマード・ウィング」は06に該当します。
03:自分への戦闘ダメージは相手も受ける、戦闘ダメージは代わりに自分/相手が受ける
したがって、「ダイガスタ・スフィアード」の効果により「BF-アーマード・ウィング」のコントローラーに発生するダメージは、「BF-アーマード・ウィング」の①の効果によって0になります。結果として、どちらも戦闘ダメージを受けません。
これってようは戦闘ダメージの計算に関する裁定なんだが、総合ルールのように体系だって書かれてはいない
総合ルールってのは高度に集積化したマニュアルであり、人によって遊び方が変わらないようにするためのもの
ダメージ計算ってのはとても難しいのだから、そういうものをきちんと体系化して誰でも理解し計算できるようにしないと現実のTCGでは大変なことになるんだが、なぜか遊戯王はそれをしない
総合ルールという法律があってはじめて裁定がくだされるわけだが、その総合ルールを公開しないまま裁定だけが増えても意味がないんだよね
「PS5全然買えなくてさ〜」
全部テンバイヤーが転売・投機目的で買ってて、本当に欲しがってる俺らのところに届かないよねっていう話をよくするんだよ。
それについては俺も同意見でオタクアイテムをテンバイヤーから買ったことは一切ないし、「うんうん。テンバイヤーは迷惑だよな。やめてほしいよな」ってその場では言うんだけど、
俺昔からスニーカー集めてて、StockXとかスニダンみたいなリセールサイトもレアスニ販売の実店舗なんかも利用しまくってるのよ。
それで、おそらくそのスニーカー転売をやってる連中がもっと儲かるもんはないかって探した結果がPS5、ガンプラ、TCGの買い占めなんだよな。
心の中では「スマン、俺が今履いてるスニーカーを俺に売った金でそいつらがお前らの欲しいものを買い占めてる」って申し訳なく思うんだけど、
それでもスニーカー買うのやめらんねえんだよな〜〜〜〜〜
過去何度か出たけど、鳴かず飛ばずで消えてったワンピースのカードゲーム
今回も映画公開に合わせて新しいシステムのカードゲームとして発売されたが、スターター、ブースター共に転売ヤーに買い占められて売り切れ
未開封商品として高額転売されてる他、シークレットレアのパラレル(絵違い)が数十万で出品
誰も買えない=プレイヤーがいない状態でショップ大会が開かれる
田舎の店が、商品を仕入れてネット転売、大会の申請して参加者を身内だけにして優勝プロモ回収
転売ヤーは「やらない理由無いよね」って思ってるんだろうけど、プレーヤー自体は増えてないし、今週末から映画の入場特典でデッキを配るけど、それすら転売商品として狙われてるし、貰った一般人は「よく知らないカード貰ったけど、どこにも売ってない」とすぐに忘れてしまう
結局転売ヤーが美味しい思いするだけで、数字しか見ないバンダイが全国大会とか開くも会場は閑古鳥で、他の突発TCGと同じく1年くらいでサ終する未来しか見えない
公式世界大会が行われる対戦型TCGについて「バランスが悪い上にルールの整備度が低くて破綻している」という指摘に対して、「そもそもそういうゲームじゃない」というのは焦点がズレていて反論になってないと思う。
これ論理が破綻しているというか、「サリーアン問題」に近いものがある気がする。
「公式大会をやっている」=「バランスとルールが整備されていなければおかしい」を結びつけている等号(イコール)が本人の脳内にしかないのにそれをこの世界に押し付けるのを当たり前だと思い込んでる。
言葉を無理にでも圧縮して「なぜ、公式大会をやっているゲームでは、ルールとバランスが元増田が比較対象にしたMTGと同じ程度のレベルで整備されていないとおかしいのか」についての論、せめて現状出来てしまっているロジックの飛躍(ミッシングリンク)を埋められる物を言わなきゃおかしくないか?
(そもそも元増田が比較対象にしたMTGだって裁定が揉めて大会でジャッジが呼ばれることはあるし、デッキやカードを握っている比率がヤバイレベルで偏ってしまっていることだって多数報告されているのに、遊戯王が圧倒的に劣っているかの如く語っていることに違和感があるわけだが)
うむ。
「俺はお前より賢い!少なくともゲームが上手い!」って証明したいならMTG、それもドラフトやるのがいい。
対して「俺の考えた最強に面白いデッキで戦う最高にかっこいい俺を見ろ!」がしたいなら遊戯王だ。
どっちも結局はクソ強いカードが環境を蹂躙してゴミにしているが、そういった問題と無縁のTCGはまず存在しないと言って良いからな。
すげーたまに奇跡的に環境がバランスよくなることもあるがそれは奇跡が起きただけであって、人間ごときがコントロールしきれるものじゃねえんだ
MTG:収入のほとんどをつぎ込む。ゲームが面白いっていうより強そうな人の話を聞いて高値のカードを集めて売るのがメインになってきてやめた
ガンダムウォー:公式大会に名前載るくらいやった。十字勲章G集めがダルすぎてやめた
レンスト:一番ハマったかもしれない。とあるプロモが東京のイベント限定で萎えてやめた
サンクル:パラレルレアも集めるの・・・・・・?結果辞めた。舞Hime参戦時の掲示板の荒れっぷりも酷かった
パスドラ:カードはしっかり集めた。おかげさまで全カード持ってる。上の4つは次のTCGの資金のために売ったりして残ってない。結構ハマってたのに終わった。惜しい
他にもモンストとかバトスピ(好きなコラボのだけ)とかも買ったけど、あまりやってない
という事でまた何となくTCG熱が出てきた訳だけど、最近動画で見た「OSICA」とか「ワンピース」とか見たけどコンテンツ的に引っかかるものがある
今はやりだと遊戯王とかポケモンとかだけどシリーズ長いのはカード集めるのが大変
マスターとリンクスやってるYP(遊戯王プレイヤー)です。最高ランク維持しており、非公認ですが大会入賞は一々数えてない程度にはあるのでちょっとだけやり込んでる方だと思います。紙はやってません。
元増田の言っていることは現代の遊戯王には当てはまらず嘘に近いです。例えば増田が例に上げている灰流うららは以下を『含む』効果を無効にするを効果を持っています。
この効果では、例えば「デッキからセットする」効果や「デッキから発動する」効果は無効にできない。含んでいないのだから当たり前である。もちろん、上記に対する公式の裁定は大量にある。しかしこれらを読み解かなければプレイできないというよりはテキストを読めないプレイヤー向けに予めおいてあるというだけであって大抵のプレイヤーはこんなものを全部読んだりはしない。日本語が読めれば意味がわかるからだ。
https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=12950&request_locale=ja
因みに『含む』を強調したのにはわけがあって、この文言があるかどうかで遊戯王では有効な範囲が変わる。例えば効果の処理時に『モンスターを特殊召喚する』か『カードを破壊する』か選べる効果が発動された場合、『モンスターを特殊召喚する効果を無効にする』効果では無効にできない。効果の発揮時点ではモンスターを特殊召喚するかどうかは定まっていないからだ。一方で、『モンスターを特殊召喚する効果を含む効果を無効にする』効果であれば無効にできる、理由は簡単で、効果のテキストに特殊召喚する効果が含まれているからだ。テキストを読めばわかる。
また空打ちが可能かどうかがカードごとの特性を把握しなければわからない、というのも普通に嘘だ。例えば元増田はAとBの処理を行うカードと雑な説明をしているが、実態としては『Aの処理のあとBの処理をする』効果と、『Bの処理をしたあとにAの処理をする』効果がありえる。ここでプレイヤーがAの効果を処理できない状態であった場合、後者の効果だけが発動できる。これは後者は発動した結果としてBの処理を行えるのに対して、前者はBの処理を実行する前提条件としてAの処理を実施しなければならず、発動したとしてもAとBの両方の効果を処理できない、つまり空打ちとなってしまうからである(だたし、前段が部分的に処理できた場合に後段の処理を実行できるか、みたいな裁定頼みのケースは多くはないもののある)。一部の特殊裁定を除いて、基本的には遊戯王のルールは統一された規則に則っている。もちろん規則自体が裁定の積み重ねの結果であるという面は否めないが、基本的には規則がわかっていればテキストを読むだけで理解できるルールになっている。また一部の特殊裁定については古いカードが殆どである。
遊戯王は初期にルールが未整備な状態でテキストを作成しその後テキストに合わせてルールを作ってきた、という経緯は確かにある。しかしどうしてもルールに組み込めなかった一部の古いカードを除いて基本的には事後的に統一されたルールの中で処理が可能であり、少なくとも最近刷られたカードはルールを前提としてカードが作られている。古いカードについても、再販時にはルールを前提としたテキストのエラッタが行われている。元増田のような嘘が非YPに信じられてしまうのは悲しいので、嘘は嘘であると主張しておきたい。
そして現役YPからみて『遊戯王』が破綻しているかと言われると、主語が大きすぎて何とも言えない。遊戯王はもはや紙(OCG、TCG)だけではなくマスターデュエルやデュエルリンクス、ラッシュデュエル、そしてもうすぐリリースされるクロスデュエルと展開を広げている。自分がやっているのはマスターデュエルとデュエルリンクスだが、確かに現在のマスターデュエルの環境は破綻していて先攻が圧倒的に有利な回りくどいコイントスゲームになっている。ただこれはシステム的な要因ではなく先行に有利なカードがなぜか規制を受けずに野放しになっている(マスターデュエルではOCGのカードが遅れて実装されるが、OCGの同時期に規制されていた過去のカードであっても規制されずに使えるものがある)からであり、ほぼ『抹殺の指名者』と『勇者』が悪いので規制がかかれば正常に戻ると思われる。リンクスは現在群雄割拠の良環境である。クロスデュエルはクローズベータをやったけど破綻してるので転けると思います。
根本的に間違ってるんだよね。
MTGは「トレカに能力値をつけてカード型ボードゲームみたいに遊べるようにしたもの」で、そこから派生した多くのTCGは「MTGっぽいゲーム」として存在してるっていう歴史がまずあるの。
んで遊戯王は漫画の中でまさにその「MTGっぽいゲーム」としてモロにMTGっぽいゲームであるマジックアンドウィザーズを登場させたんだが、そこには「漫画的に面白くないシーンをなくす」っていう調整が行われたわけ。
マナという概念の削除はまさにそれで、正直漫画で読むと今何マナ出てるのかって全然分からないの。
これはまさにMTGをそのまま漫画に使ったデュエルマスターズを読んでもらうと分かりやすい。
[第1話]デュエル・マスターズ - 松本しげのぶ | 週刊コロコロコミック
マナを削除した変わりに遊戯王が導入したのが「大型モンスターの召喚には生贄が必要」「一番強いモンスターを倒さないと相手を直接攻撃できない」というシステムなんだけど、これは漫画的にもかなり分かりやすい。
お互いが守りを固めれば「このあと出てくる大型モンスターで勝負が決まる」と分かるし、相手が生贄用のモンスターを大量展開すれば「このあと切り札が出てくる」と把握できる。
なによりこの状況を逆転するのにどれぐらいの手数がいるのかが「相手の一番強いモンスターの突破しにくさ」を見れば8割方把握できる。
MTGだとこれが「残りLP・お互いのクリーチャーの数・マナ・手札」とやたら大量の情報を処理する必要があるが、遊戯王はシンプルに「相手より強いモンスターをこっちが出せば良い」に集約されていて漫画的にとてもテンポがいい。
遊戯王OCGはそんな遊戯王の中のマジック・アンド・ウィザーズを「再現して遊ぶこと」に比重が置かれているゲームなわけ。
つまり商品価値は「遊戯王に登場したプレイヤーのようにデュエルが出来ること」なの。
「MTGよりシンプルなTCG」だとか「プレイヤー数の多いTCG」だとかはあとから生えてきた付加価値であって、本質的には「テレビや漫画のヒーローの真似をするグッズ」なんだよ。
つまりは遊戯王OCGもまた「相手より強いモンスターをこっちが出せるかどうか」を競い合うゲームなわけで、そこに細やかなリソース管理を求めるようなマナなんかは邪魔なの。
客が求めるのはアニメや漫画のキャラクターっぽい「ド派手な盤面の転換」「相手に絶望を与え愉悦で高笑いできるような展開」を引き起こせるカードなわけ。
それにOCG側が答えてきた結果、いつだってパワーバランスは崩壊しまくってるし、意味不明な強さのカードが多すぎてもう皆念仏みたいなことを唱えてソリティアしあうようになってるわけよ。
でもそれは「遊戯王がゲームバランスを取るのが下手なゲーム」だからじゃなくて、「アニメのキャラクターみたいに次々カードを出しまくって相手に超凶悪な盤面を押し付けられるゲーム」だとか「そんな最悪な盤面を跳ね返して逆にマウントを取ってねえねえどんな気持ち♫できるゲーム」を求めるユーザーの声に従ってきたという背景があるわけ。
いつの間にかアニメと比べてOCGでの展開が複雑奇怪なものになってるのは、ユーザーの中で「凄いデュエリストはこれぐらいの戦い方をする」のハードルが上がってきてるから。
でもそれが段々アニメでの描写とゲームでの描写にズレを起こしてるのは事実なんだが、そこにあるのは「世界トップランクのデュエリストみたいな超高レベルな頭脳戦を繰り広げてる缶を味わいたい」ってユーザーの思いが先鋭化したものなのよ。
MTGのプレイヤーが求めるのは「世界的な大会の優勝が確かな権威を持てるような緻密な作りのゲーム」だろうけど、遊戯王のプレイヤーが求めてるのは実際に緻密なゲームなのかではなくて「緻密な頭脳戦を繰り広げてるっぽさが味わえるか」なわけでそれはもう全くの別のものなのよ。
【追記】
コメント返しはしないと言ったが、やはりこういう誤読があるので後でいくつか問題をだす。単にテキストが整備された程度で解決しないことが未だに大量にある。発動できるかどうかに関しても実に難しいんだよ
“発動ができるかどうかは状況やカードごとにバラバラだ” これはちょっと違うかな。第9期(2014年)くらいから改善されていて、テキストを読めば発動できるタイミングがわかるようになっている。
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けれどそれだけではない
「遊戯王はマナやエネルギーの要素が無いからそもそもゲームとしては破綻してる」って話を聞いてまあ言いたい事は分かったけど序盤から派手に動けたりコストを貯める地味なシーンがないのでデュエルを省略せず描けたりとアニメや漫画だと滅茶苦茶優秀なんですよね。
遊戯王のアニメやマンガをみていればわかるけど、一ターンに何度も召喚を繰り返したりして強力なモンスターを呼び出すなど派手な演出が非常に多い
ゆえに販促アニメとしては非常に優秀だし、何をしているのかわからなくともなんか凄いことをしている雰囲気を出せればいいので映像作品として向いている
マナを管理するのはカードを動かすより地味な上にリソース管理という側面をださないといけない
それを本格的にしだすとカイジになってしまうので、動きを重視する場合には遊戯王のほうが向いている
話が変わるが「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」という漫画はオススメだからよめ。
ではアニメやマンガではないカードゲームとしての遊戯王はどうなのか?
これは間違いなく破綻しているし終焉に向かっているというのが正直なところだ
単純にいえば、相手1ターン目に後攻プレイヤーが自分の場にモンスターを並べることすら可能であった
先行プレイヤーの1ターン目なのに、なぜか後攻の側が手札のモンスターを次々に召喚し場を揃え、相手のカードをどんどん妨害してしまうデッキが存在した
マナ管理を要求するカードゲームにはまず絶対に起こり得ないことだ
先行1ターンでデッキを引き切ったり、相手の手札を全て0にするなど、遊戯王は本当になんでもありだ
アニメではモンスター同士の熱いバトルが楽しめるが、最近の遊戯王OCGではモンスター同士の戦闘がほとんどないことすら普通になっている
あまりに1ターンでできることが多く、様々なカードを駆使するためか、遊戯王は高度なパズルゲームと呼ばれることがある
もはや対戦ゲームですらない
この原因は、マナがないこともそうだが、レギュレーションなどを作らず禁止改定やエラッタのみに頼った手法が主な原因だ
古いカードも使えるというメリットはあるが、単純に膨大すぎるカードプールはデッキを複雑にしインフレを加速させる
これが直近3年以内のパックやストラクチャーのみで構築したものでしか大会に出られない、というならそうはならなかった
現代の遊戯王は一方的に相手の展開をみて関心するだけということも多い壁ゲーである
そしてそのインフレも実はまだまだ広がっており天井知らずというのも恐ろしい
なんと、ブラックホールやサンダーボルトが無制限カードになっている
15年以上禁止されていたカードが今では3枚フルに使えるのだが、それほど環境がインフレ化しているのだ
遊戯王はルールがややこしいと言われるが、その実態は総合ルールを設けずカードごとの裁定を積み重ねるという独特の手法にある
例えばMtGではカードの用語が増えるとそれに応じて総合ルールも改定される
イコリアというセットで登場したカードには「変容」という複雑なキーワード能力があるが、それも総合ルールに含まれており、事細かくルーリングがなされている
もちろん全てにおいてこれが通用するわけではないものの、多くのTCGはこういった総合ルールを基盤として、カードごとの裁定を最小限にしている
一方で遊戯王は簡易的なルールは存在するものの、カードがいくら増えても大本のルールはあまり変更がない
2年ほど前に大規模な改定があり一部はわかりやすくなったが、それでも根本的な部分は裁定だものだ
これはカードの発動や効果をなくすことを意味するのだが、この無効がどこまで影響しているのかはカードごとにバラバラだ
そしてそれを読み解くことは非常に難しい
例えば灰流うららというカードがある
このカードはデッキから特殊召喚をする効果を含む効果にチェーンして無効にできるが、特殊召喚効果を含む、とはどこからどこまでなのかはわかりづらい
一見、特殊召喚する発動する効果にみえてそうでなかったりと、カードごとの特性を全て理解していないと対処できないのだ
こういったことは本来総合ルールとして「~を含むという用語に関する記述」という形で明記されておかなければいけないのだが
遊戯王はそういったことは一切せず、全て裁定と言うかたちでカードごとに膨大な資料を用意している
他にも「スキルドレイン」「王宮のお触れ」「抹殺の指名者」「冥府の魔王ハ・デス」というカードはそれぞれ無効化の範囲が違っている
どのカードでどの効果を無効にできるかを理解するのは、極めて膨大な裁定資料を読み解くしかない
他にも、他のTCGだと空撃ちが可能であるのに、遊戯王ではそれができない
空撃ちとは無意味な行動のことであり、例えばフィールドにモンスターがいない場合には全体除去のカードを発動できない、というのが空撃ちの禁止に当たる
これは一見問題ないようだが、複数の効果のうちどれかが使用できない場面においてはややこしいことになる
仮に1つの効果で、AとBという2種類の効果処理を行うカードがあるとしよう
なんらかの都合でBだけが処理を行えない場合、遊戯王ではこれは発動できるのかどうか
実は「カードごとに違う」というのが正解だ
他のTCGでは、可能な限り処理を行うのが基本原則となっている
だからBだけが行えなくともAを行えるなら発動できるしAの処理までは可能だ
しかし遊戯王では前述のように空撃ち、つまり無意味な行動は原則禁止されており、発動時に効果処理ができるかどうかまでを条件としている
にもかかわらず、発動ができるかどうかは状況やカードごとにバラバラだ
もちろんそれを読み解くことはできるが、そのためには膨大な裁定資料をもとにしなければならない
この根本は、遊戯王がカードゲームとして重要なルール整備という基本動作を怠り、カードの裁定という形でその場しのぎの対処をしているからだ
少なくとも長い歴史を持つMtGやポケカに比べると、圧倒的にルーリングに関しては未整備なままだ
カードごとにルールが付与され、それを最低限度のルールで縛っているにすぎない
そこにカードという車を走らせるのがカードゲームだが、未整備でどこからどこまでが道路なのかもわからないところを、一切の制限や免許もメーターもない車を走らせているのが遊戯王だ
どこからがスタートでコースなのかも曖昧なままひたすらガソリンが切れるまでエンジン全開で走るだけのゲームが破綻していないわけがない
それも、単にレーシングカーだけでなく土木作業車や船すら走らせられるという状況だ
小学生の頃、近所に『どんぐり博士』と呼ばれるお兄さんがいた。
どんぐり博士はいつもカードゲームショップにいて、ペンギンの絵柄のカードを持っていくとレアカードと交換してくれた。
TCGの種類もダブりも気にせずペンギンのカードであれば無条件でレアカードと交換してくれるので、カードショップでバラ売りでペンギンのカードを買ってレアカードと交換し、レアカードを売却する事でお金を稼ぐというドングリ錬金術も一時期流行っていた。ちなみにどんぐり博士はショップのバラ売りでは買わない主義の人だった(過去にトラブルがあったらしい)。
先日、どんぐり博士のTwitterアカウントを見つけた。
プロフィールには反ワクチン、トランプ支持、陰謀論が全部揃っていて、シン•ウルトラマンに否定的なツイートを引用リツイートで延々と罵倒していた。
思わず懐かしくなって「○○町のカードゲーム屋にいた小学生の1人です。終焉の王デミスをトレードして貰ったこともあります」とDMを送ったら、あちらも覚えていたらしく、今住んでる場所も近かったので今度飲み& デュエルすることになった。
いや、ほんと酷い。なんでこうなってしまったのか。
情報集めのためにWebを見ていれば、どのサイトでもToxicなプレイヤーがひどい言葉で言い合いをしている。
SNSでは女性プレイヤーへのハラスメントがやむこともない。コメントによるセクハラ、匿名での嫌がらせも日常茶飯事だ。
5chには様々なプレイヤー晒しスレが立ち、SNS上で活動しているプレイヤーどころか、普通に店舗に出入りするプレイヤーにまで言及が及ぶ。
4月から、いろいろなカードゲームでテコ入れがあり、私のやってるゲームもかなり盛り上がっていたので、この1年は楽しくなりそうだなと思っていた矢先、
イベントでまたToxicなプレイヤーと対戦し、ひどい目に遭う。(身バレ防止のため詳しくは書かない。晒されるし)
終了後落ち込みながら「なにやってるんだろ」という気分になってしまい、なんのためにカードゲームをやっているのか完全にわからなくなってしまった。
ここ数年で楽しかったのは、ブーム前にポケモンカードをやっていた時ぐらいだ。
元増田だけど、ゲームスピードやルールに合わせてこの手のリソースを得るカードをデザインするのって難しいってことなんだと思う。
ラッシュデュエルでは《強欲なツボ》が割と大丈夫だったりするし。ポケカでも手札ディスカード7ドローはターン1までなら許されてる。
まあ、TCGが黎明期に壊れドロソ刷りやすいってのはあって、多分開発者自体が作っているゲームに習熟していないせいじゃないかなと思うよ。
「こんなんドロソ軽くせんとデッキ回らんわ」って軽くて2-3枚引けるカードをデザインするんだけど、デッキの構築力が上がってくると、明らかにドロソがオーバーパワーすぎることがわかったりとか。
覚えてるだけでも
とか大体初期のカードって印象。