はてなキーワード: 歌手とは
先月、パート先で本部社員を呼んでの集計研修があったのだけど、癖つよつよな先輩の集計ミスがつもりにつもって数万円の違算に膨れ上がっていたことが発覚し、研修どころではなくなった。それで、今月の最初の集計がまた研修になった。
研修当日の朝、研修担当の社員の人から、「私が店に着くまで絶対に集計業務を始めないように。お金を触らないように」という内容が丁寧語で書かれたLINEが来た。私と癖つよつよな先輩の出勤時間は9時だが、社員の人が店に到着予定の時間は10時だった。その間の一時間は、協力して通常業務をするように、とのお達し。
それで、私は乾燥機の埃を取り、癖つよつよな先輩は店の内外を掃き掃除し、店内床のモップかけをした。作業は9時50分には終わったけれど、社員の人の来る気配がない。
「来ないですねー」
と三回くらいぼやき合ってから、不意に癖つよつよの先輩が言った。
「そうですねぇ、読s」
「あたしは追っかけ!」
「追っかけですか」
「そう、追っかけ。○○○○(某全国的に有名な歌手)と同時期にデビューした、歌謡曲を歌ってる歌手を追っかけてるの。写真あるよ」
若くてイケメン……だけど、20年以上前に流行った髪型……○○○○と同世代というと私よりも少なくとも5歳は年上……なんかすごいな、色々と……。
と、そこから本部社員の人が来るまで、癖つよつよの先輩の20年にも及ぶ推し活の話を興味深く聴いたのだけど、その話をまんま書くのは面倒なので、てきとーに書く。
・癖つよつよの先輩は推しのマネージャーと繋がっていて、連絡を取り合う仲。
・推しは知名度は○○○○ほどではないが、全国各地を興行している。
・だが最近推しは知名度が上がったのか、大きな箱にしか来なくなった。
・昔は県内にも推しのファンが癖つよつよの先輩以外にも沢山いたのだが、今は推しと同ジャンルの歌手が他にもいるせいで人気が分散してしまい、今リアルタイムで推し活してる県内のファンは癖つよつよの先輩くらい。
「え、推しって、呼べば来るもんなんですか?」
「そーよ。マネージャーに電話して、何月何日にどこそこに集まるから来てって言えば来てくれるよ」
「知らない世界観だぁ。てっきり私は、推しとは遠きにありておもふものかと」
「呼べば来るのよ。まあ、お金はかかるけどねー。だからファンの皆で少しずつ出し合って、呼ばないとなのよー」
なんだろう。明らかにメン地下ではないのだが、それよりも推しとファンの距離が近いっぽい。
たまたまつい最近、演歌歌手はテレビ出演よりも全国各地のドサ回りで食っているって話を他の人から聞いたんだけど、そういう演歌歌手は地方の温泉地にあるスナックとかに呼ばれて歌いに来るとか。それと似たような話だろうか。癖つよつよの先輩の推しは、演歌歌手ではないらしいけど。
コンビニバイトの方の仕事仲間の推し活女子(某有名VTuberを無名だと思い込みながら重課金し続け追っかけている)が聞いたらすごく羨ましがりそうだ。
50代のオッサンから見る20代後半の女の子の話だから、そこに食指がわかない奴らはすまないが帰ってくれ。
その店は居酒屋とバーの半々くらいのところで、カラオケもあって、遅くまで営業しているので、主にカウンターに座るオジサンの常連客と、テーブル席に座る次に来るのがいつになるのやらという若い新規客が入り乱れている。もちろんオッサンは常連側である。
そして予約やら先に来ていた客やらであれよあれよという間にオッサンはその女の子の隣に座ることになったのである。
その子もオッサンも会釈をしたあと会話の糸口を見つけられずなんとなく携帯をいじっていると、店主の女の子(32)が、「増田さん!その子ノニちゃん(仮称)って言って、最近よく来てくれるようになったの!ノニちゃん、この人は増田さん。いい人だから乾杯くらいしてみな!」と言うので、オッサンの酒が来たタイミングで乾杯をした。
ノニちゃんはどうやらウイスキーが好きで、1ヶ月に1杯、知らないウイスキーを、ストレート→ロック→ハイボールの順番で飲んでみるらしい。
「ここのお店は色んなウイスキーがあるので、種類の数がこのままだったら2年は飲めちゃいそうです」
ノニちゃんはそう言って笑った。ほぼ角ハイボールしか嗜まないオッサンにとっては異文化である。
メガネをかけていると垢抜けないだとか、デブだとか、目がギョロっとしていて怖いだとか。
出会った時のままでも十分すぎるほど可愛くて、でも「デブ」という言葉に対抗して減量したり、メガネを外してカラコンをしてみたり、それに対して「目が強いよね」と言われて結局またメガネに戻したりする姿は、努力家なことを思わせた。
お店のカラオケでジェネレーションギャップを感じながらも、オッサンのわかる歌として歌ってくれたヘッドライト・テールライトはオッサンの心を鷲掴みにした。
歌声についても賛否両論あるらしく、「いつか絶対全員に上手いねって言わせてやる」と息巻いていた。オッサンとしてはノニちゃんが歌手デビューして、こんなところでは歌えなくなってしまうのが心配である。
そしてオッサンとノニちゃんはなんとなく会えば話す仲になり、なんならオッサンはノニちゃんにハマり、ノニちゃんにシャンパンやらワインやらをご馳走したり、オッサンとノニちゃんが隣に座った日はノニちゃんの会計はオッサン持ちになったりしたのである。
連絡はしてくれる。飲みにも行ってくれる。オッサンの大好きな笑顔で喋ってもくれる。
ただ、ノニちゃんは自制が効かなくなっているというか、自暴自棄になっているというか、そういう状態が目立つようになった。
ノニちゃんはどうやら仕事を辞めたらしい。ほんの数週間前まで「ほんとに楽しい!天職だと思う!」と嬉しそうに語っていた仕事を辞めたのだから、相当のことがあったのだろう。ただ、懲戒免職や会社都合退職ではないと本人から聞いた。
店主の女の子:ダイアさん(仮称)は、最近ノニちゃんが危なっかしくて仕方ないから、オッサンがいる時だけでもちょっと気にかけてくれると嬉しいと言っていた。もちろんオッサンはノニちゃんが好きなので普段から気にかけているが、より気にかけて見てみた。
すると飲み放題を頼んでいるとはいえ前より圧倒的にスピードが早く、飲んでいるお酒の量は増えていた。
以前ノニちゃんは「私はゆっくり飲まないと長持ちできないから」と言って、飲み放題で元が取れるちょうどの量を飲んでいた。
それがゆっくりなのか疑問に思う人もいるかもしれないが、ノニちゃんのスピードは元々それくらいだ。
長持ちできない飲み方をしているのに長居して、結局限界を感じて吐いてしまう前に帰るということがよくあった。
この日オッサンは飲みに出かけていないのだが、ノニちゃんは1人で飲みに来たという。
そして面倒なタイプのオジサンに絡まれ、断りきれず次のお店に連れていかれた。
そして次のお店でホテルに行かないかと提案され、ダイアさんに助けてLINEを送り、ダイアさんはその場から早く逃げるようにアドバイスを返している。
ノニちゃんは友達にも連絡して友達の危機を装って逃げようとしたが、せめて出された酒は全部飲んでいけと恫喝されて、飲めばこの場から逃げられると思って飲んで店を出たところまでは覚えているらしい。
ノニちゃんの次の記憶は、路上で座り込んでしまってホストのような人に水を渡されたこと。
そしてその次の記憶は警察に声をかけられ、救急車に乗り込んだことだった。
少なくとも今までの自分なら、そもそもダイアさんのお店から出ていかないし、変なオジサンに連れていかれた変な店で飲むならグラスがあいてないのにトイレに行かないし、トイレに行ったとしても「ちょっと休憩」とでも言って何か別のソフトドリンクを頼むし、と後悔が止まらない様子だった。
仕事を辞める前のノニちゃんが出来ていたことが、出来なくなっているという。
ダイアさんは心配がっているし、ノニちゃんもこのままでは嫌だと言っている。
50代のオッサンから見る20代後半の女の子の話だから、そこに食指がわかない奴らはすまないが帰ってくれ。
その店は居酒屋とバーの半々くらいのところで、カラオケもあって、遅くまで営業しているので、主にカウンターに座るオジサンの常連客と、テーブル席に座る次に来るのがいつになるのやらという若い新規客が入り乱れている。もちろんオッサンは常連側である。
そして予約やら先に来ていた客やらであれよあれよという間にオッサンはその女の子の隣に座ることになったのである。
その子もオッサンも会釈をしたあと会話の糸口を見つけられずなんとなく携帯をいじっていると、店主の女の子(32)が、「増田さん!その子ノニちゃん(仮称)って言って、最近よく来てくれるようになったの!ノニちゃん、この人は増田さん。いい人だから乾杯くらいしてみな!」と言うので、オッサンの酒が来たタイミングで乾杯をした。
ノニちゃんはどうやらウイスキーが好きで、1ヶ月に1杯、知らないウイスキーを、ストレート→ロック→ハイボールの順番で飲んでみるらしい。
「ここのお店は色んなウイスキーがあるので、種類の数がこのままだったら2年は飲めちゃいそうです」
ノニちゃんはそう言って笑った。ほぼ角ハイボールしか嗜まないオッサンにとっては異文化である。
メガネをかけていると垢抜けないだとか、デブだとか、目がギョロっとしていて怖いだとか。
出会った時のままでも十分すぎるほど可愛くて、でも「デブ」という言葉に対抗して減量したり、メガネを外してカラコンをしてみたり、それに対して「目が強いよね」と言われて結局またメガネに戻したりする姿は、努力家なことを思わせた。
お店のカラオケでジェネレーションギャップを感じながらも、オッサンのわかる歌として歌ってくれたヘッドライト・テールライトはオッサンの心を鷲掴みにした。
歌声についても賛否両論あるらしく、「いつか絶対全員に上手いねって言わせてやる」と息巻いていた。オッサンとしてはノニちゃんが歌手デビューして、こんなところでは歌えなくなってしまうのが心配である。
そしてオッサンとノニちゃんはなんとなく会えば話す仲になり、なんならオッサンはノニちゃんにハマり、ノニちゃんにシャンパンやらワインやらをご馳走したり、オッサンとノニちゃんが隣に座った日はノニちゃんの会計はオッサン持ちになったりしたのである。
連絡はしてくれる。飲みにも行ってくれる。オッサンの大好きな笑顔で喋ってもくれる。
ただ、ノニちゃんは自制が効かなくなっているというか、自暴自棄になっているというか、そういう状態が目立つようになった。
ノニちゃんはどうやら仕事を辞めたらしい。ほんの数週間前まで「ほんとに楽しい!天職だと思う!」と嬉しそうに語っていた仕事を辞めたのだから、相当のことがあったのだろう。ただ、懲戒免職や会社都合退職ではないと本人から聞いた。
店主の女の子:ダイアさん(仮称)は、最近ノニちゃんが危なっかしくて仕方ないから、オッサンがいる時だけでもちょっと気にかけてくれると嬉しいと言っていた。もちろんオッサンはノニちゃんが好きなので普段から気にかけているが、より気にかけて見てみた。
すると飲み放題を頼んでいるとはいえ前より圧倒的にスピードが早く、飲んでいるお酒の量は増えていた。
以前ノニちゃんは「私はゆっくり飲まないと長持ちできないから」と言って、飲み放題で元が取れるちょうどの量を飲んでいた。
それがゆっくりなのか疑問に思う人もいるかもしれないが、ノニちゃんのスピードは元々それくらいだ。
長持ちできない飲み方をしているのに長居して、結局限界を感じて吐いてしまう前に帰るということがよくあった。
この日オッサンは飲みに出かけていないのだが、ノニちゃんは1人で飲みに来たという。
そして面倒なタイプのオジサンに絡まれ、断りきれず次のお店に連れていかれた。
そして次のお店でホテルに行かないかと提案され、ダイアさんに助けてLINEを送り、ダイアさんはその場から早く逃げるようにアドバイスを返している。
ノニちゃんは友達にも連絡して友達の危機を装って逃げようとしたが、せめて出された酒は全部飲んでいけと恫喝されて、飲めばこの場から逃げられると思って飲んで店を出たところまでは覚えているらしい。
ノニちゃんの次の記憶は、路上で座り込んでしまってホストのような人に水を渡されたこと。
そしてその次の記憶は警察に声をかけられ、救急車に乗り込んだことだった。
少なくとも今までの自分なら、そもそもダイアさんのお店から出ていかないし、変なオジサンに連れていかれた変な店で飲むならグラスがあいてないのにトイレに行かないし、トイレに行ったとしても「ちょっと休憩」とでも言って何か別のソフトドリンクを頼むし、と後悔が止まらない様子だった。
仕事を辞める前のノニちゃんが出来ていたことが、出来なくなっているという。
ダイアさんは心配がっているし、ノニちゃんもこのままでは嫌だと言っている。
ラジオでアーティストのファンの名称を教えてってコーナーやっててそれに合わせて楽曲紹介してるんだけど、
そういうのってアイドル発祥だよなと思ってググったらわりと古くからあんのな
ほかは素晴らしいのに演者の質だけが見劣りする作品ってなぜか「(演技以外の)全部が素晴らしいから名作」って評価が意外とある
ドラマでもなんでもそうだけど、本来俳優・声優の演技力って滅茶苦茶大事だし、何なら作品の根幹といってもいいくらいなんじゃない?
キャスティングの段階から重要だし、現場でも演技指導はする。そうしないと作品として成立しないなんてのは子供でも分かる
けれど、なぜか俳優や声優の演技がイモなのに、他がよいからという理由で謎の高評価ってのはちょっと納得がいかない
もちろん俳優が完璧である理由はないが、全く無知な視聴者からしても「こいつは素人だな」という人がキャスティングされているのに、そこをあえて無視するのはどうなの?
そんなの俳優の価値って低いの?棒読みとキャラクターを全無視しているのを許容してまで評価できるものなの?
芸能人声優が嫌われるのは、そこに重点がおかれていない、ってことでもあるんだよ?
作品全体が「俳優や声優なんて誰でもいいんじゃね?」っていう立ち位置なんだよ?ひどいと思うよ
もちろん、棒読みのド下手な人でも意味がある状況は存在する、と俺は思ってる
例えば本人出演とかね
コナン映画で実際のサッカー選手が本人役で出演したけど、それは本人だから意味があるし、酷い演技も笑ってやり過ごしてあげるのが吉だと思う
サッカーがテーマならやはり実在のサッカー選手が出た方が話題性もあるし、意外な一面が見れるからね(純粋なコナンファンには不評だが)
あるいは、映画の中で歌手が演技しているという場合も意味があると思うし、漫才の映画で実在の大物落語家を出演させるのもありだろう
ようは、その人がそこにいる理由が明確なら俺は許せる
けれど、無意味なキャスティングやその人を起用するために無理やり作ったキャラクターとかはいらないし、その人たちの棒演技で作品が台無しにされたら目も当てられない
48歳男、独身。
音楽を聞くのが大好きで毎晩ある歌手がアコースティックギター弾きながら歌っている動画を見ながら自分も一緒に歌っています。
それがほぼ毎晩1〜2時間やってるので、「これはもしかしてギターも弾けたらもっと楽しいのでは?」
と思いました。
ただ賃貸なので諦めていたんだけど、よくみたら運良くうちの2軒隣にこじんまりした演奏用レンタルスタジオがありました。
挫折しないように弾きやすいギターを探していたら、Taylor Academy12というのが弾きやすいとのこと。(挫折予防に寄与するなら価格は気にしない)
あとは音が美しいかどうかを楽器屋さんで確認しようと思います。
ルーチンとしては、毎晩ギターのチューニングは自宅でして、その直後隣のスタジオに入る。
で、週末に近所の島村楽器の教室にいくとかをイメージしています。
ちなみに最初に書いた歌手の音楽のジャンル全体がすごく好きで、海外なんだけどそこの言語(非英語)は5年かけてだいたいマスターし、歌詞の美しさとかはそのまま理解できるようになりました。この調子で努力してギターも弾ければな〜と欲が出てしまった次第。
自殺した人を憎んでいる。
わたしの妹。
あの子は不登校だし働かないし醜いしヒステリーだし愛されたがりなのに愛そうとしないし気に入らないことがあるとすぐに脅すようにアームカットするし嫌いだった。
首吊ったときはそりゃそうだと思った。
不出来で嫌われて当然なのに、お母さんはずっと妹のことばかり。
わたしの方が頑張ってるのに。
勉強も仕事も趣味も何もかも妹よりがんばって、理想の娘、自慢の娘になれるよう、がんばってきたのに。
周りの人に認められるよう、たくさん頑張ってきたのに。
あの子が全くしなかった努力を、わたしはたくさんしてきたのに。
お母さんの蔵書、お母さんの卒業制作、お母さんの好きな歌手、お母さんの好きな映画、この世で誰よりも知っているのはわたしなのに。
あの子は興味すら持たなかったそうでしょ?
若くにお父さんと別れて、経済的に苦労してきたお母さんのため、早くに独り立ちして、お金を入れてきたのもわたしだよ?
ヒステリー起こすたびに、この世で1番あの子を思って心を折っていたお母さんを、口汚く罵ったあの子がそんなに大切なの?
お母さんに、「もうあなたのことを愛せない」と言われたの。
あの子が死んだことが、わたしを愛せない正当な理由になるとでも?
わたしのほうがお母さんのこと愛しているのに。
妹が憎い。
死んだことによって特権を得た妹が憎い。
お母さんは変わってしまった。
わたしを愛してくれた母は死んだ。
妹が殺した。
わたしが頑張ってきたことも努力してきたことも心を砕いてきたことも全てあの女の死が台無しにした。
「ごめんね、お前は2番目なの」と泣く母を抱きしめるのは地獄の苦しみだった。
死んだら1番になれるのか。
死んだらわたしを蹴落とすことができるのか。
生きていることは意味がないのか。
わたしに残された努力の余地は、あの子と同じように、死ぬことだけか。
お母さんだって困っていたくせに。いつまでも働かないでわがままばっかりのあの子を。
死んだら全て許されるのか。
死んだ妹への憎悪と、愛されない悲しみと、お母さんから「要らないもの」と扱われる苦しみから、逃げたくて、死にたい。
死んだら妹のように全て許されてまた愛されるはず。
お母さん、遠方の結婚式に行って、帰ってきたと思ったら、真っ先にあの女の仏壇にお土産を供えに行ったの。
居ないものとして扱われるなら、死んでも構わないよね。
わたしが死んでも、恨むなよ。
塔は「ご維新」の頃落ちてきたという。
その塔の主人となる大叔父は「本を読み過ぎておかしくなってしまった」という。
どんな本を読んだのだろうか?
「ご維新」の頃というのがいつか? というと、例えて言えば黒船がやって来たのが1853年だそうである。
大叔父はマルクスの「資本論」を読んだだろうか。おそらく読んだであろう。
「君たちはどう生きるか」の主人公の父親は戦時下において軍需産業で儲ける男である。
軍国教育を行っているであろう学校に対して300円寄付をして「学校なんて行かなくていい」とも言う。
鳥である。
ペリカンはどんなに羽ばたいてもその「世界」から逃れることができない。
死を予期したペリカンは「ひとおもいに殺してくれ」と言う。
インコ大王と一緒に大叔父のいる場所に行ったモブインコ2匹は、
しかし、そこは極楽などではなく、まさにいま崩壊しようとしているのである。
そして、その世界の存続を願っているはずのインコ大王の暴走によって崩壊してしまうのだ。
石によって、世界を司ることができるのが大叔父の血縁でなければならないとされている。
例えば北朝鮮のような国であったり、もしくは江戸時代の日本かもしれない。(あるいはもしかしたら戦争以前の天皇制かもしれない。)
そして、支配層が「血縁でなければならない」理想の世界は、崩壊するのである。
「君たちはどう生きるか」は広告を一切しなかった。
広告というのは、資本主義の象徴のようなものかもしれないと考える。
北朝鮮や旧ソ連のような共産・社会主義的な「"理想"の世界は崩壊する」が、かといって「資本主義の象徴」を使用しないという選択をしたのだろう。
川上量生は一時期ジブリに所属していたが(宮崎駿に怒られているシーンの動画が有名だけれど)、
川上といえばニコニコ動画であり、今回はニコニコ出身といっていいだろう「米津玄師」の曲を主題歌として起用した。
ネット出身の米津を主題歌歌手として起用するというのも「資本主義の象徴」を使用しないという選択かもしれない。
「君たちはどう生きるか」はそういった作品であった。
今あるのは
①悲しい俺に寄り添って励ましてくれる曲
僕が死のうと思ったのは/中島美嘉(amazarashiによるセルフカバー版も)
Gifts/superfly
②よし、気合い入れてがんばるか……!みたいになる曲
The show must go on/QUEEN
③しょうもなくて悩みが馬鹿らしくなる曲
こんな感じ。
どれにも分類されないやつでもいいしこの歌手の曲いろいろ聴いてみ、とかでもいいからさ
(追記)ごめんな、鬱になりたいとか落ち込みたいとかの気分があると思わなくて「どうしようもなく沈んだときに聴いてなんとか生きる」の意味で言ってた。せっかくだし④どんなに浮かれていても冷や水を浴びせられて悪い意味で現実と向き合える暗〜い曲も挙げてってよ。1~3と4で方向が逆だから4だけは4ってことを明らかにしてくれや。
なかなか良いこというてますな
この相談に対し、武田は「良い答えじゃないかもしれませんが」と切り出し「子育てはすべて失敗します」と断言。「子育てで成功した人は、ろくな人じゃありません。子育ては必ず失敗するためにやっていると思って下さい。失敗のために子を育てるということができることが親なんです」と語った。
自身も若き日にフォーク歌手になりたいという夢を母親に明かした際、母は背中を向けたまま「1年ぞ」とだけ答えたという。「九州博多のイモ兄ちゃんが、東京出てってフォークシンガーになるんですよ? なれるわけがない。どう考えたって99%失敗なんです。それを1%だけでもいいからやってみろって言ってくれるのは、あの時に地上に母1人しかいませんでした。この1%でもやってみろっていうところ、それが親なんです」と武田。
さらに「大谷翔平さんのお母さんだって、実はお腹の中で、本当はアメリカなんか行って欲しくなかったんじゃないかな。岩手のJAかなんかで働いて。地味な確かな仕事で」と米大リーグ・エンゼルスの大谷にも言及。「親が子に願う成功っていうのは、ありえないんですよ。子は親を裏切るところで道を作っていく。親と思うことと違うことを子がやり始めたら、お母さん、あなたの子育てがうまくいってる証拠です」と言い切った。