はてなキーワード: 西武線とは
連休初日という事で、一つ映画でも見ようかという事で「心が叫びたがってるんだ」を観てきた。
長文なので、ブログにでも書けばいいんだろうが、私のブログは極めてテーマを限定したもので、書くところがないので、増田に書くことにする。
あらすじを超ザックリ言うと、幼い頃のトラウマで上手く喋る事が出来なくなったオカッパと、空気マン、空気ガール、怪我で夢破れた金属バットが、地域交流会の出し物でミュージカルをやる事になって、その過程でそれぞれの問題と向き合っていく、みたいな話である。
意外とよかったので、皆さんの連休の過ごし方の一つのヒントになればと思い、見所と気になった所を列挙していこうと思う。
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見所1
「描写のエゲツなさ」
基本的には上記あらすじから想像できるような、爽やかな青春群像劇である。
まず、4人の主役の1人であるオカッパ、順のエピソードが物語冒頭で語られるのだが、それが画に登場した瞬間に、「こんなのイヤな予感しかし無いじゃん」という不穏さから、「うわー、これ見たくない見たくない」と見事に展開していくのだ。
序盤でいきなり物語に引いてしまうか、「ん、これは創った人、凄いぞ」となるか決まると思う。
次に、キャラ描写も「うわあ、妙にリアルでやだなあ」と思わされる。
ここでは、重要人物、順の母、泉を挙げよう。
泉は序盤とそれ以降で人の弱さを見せつけるように、結構キャラが変わる。
それが、「まあ、そうなっちゃうのもわかるよ・・・」という感じで、さらに妙な厚みを持たせるのが、彼女の職業だ。
一応、割愛するが、見た瞬間「うわ、有りがち!」膝を叩き、その職業であるだけで、なにか彼女の抱えている事情を説明するオーラのようなものが見える気がするのだ。
これは若い頃、その職業の方とイマイチうまくいかかった私自身の偏見かもしれ無いが。
もう一つあげると、作中で出てくる「怪我をする描写」だ。
ここは画の力が凄い。
見た瞬間に「うわあ、イタタタ」となるし、絵面が容赦なく汚く、怪我一つでその後の憂鬱さまで伝わってくる。
他のレビューで、「変に生々しい」というのを見かけて、その点は同意見なのだか、その方の、「アニメなのに現実に引き戻されて乗れ無い」というのと、私の評価は逆で、ここら辺でグイグイ掴まれてしまった。
見所2
「構成の上手さ」
順と、主役の1人、空気マンである所の坂上が劇中劇のストーリーについて話し合うシーンがあるのだが、終わってから振り返れば、これがまあまあ重要な伏線になっている。
また、後半でこの劇中劇と本筋が同時進行するシーンは、私調べでは最大の見所と言ってもいい。
クライマックスは「それは読めるよ〜」というベタな演出なのだが、「でもそれしか無いよね、待ってた!」という形になるのだ。
それというのもフリが効いているからで、「おっ」と感心させて、その上でクライマックスに期待を持っていかせる構成がうまい。
見所3
「秩父の美しさ」
管理はされてるがちょっと古びた神社や夜中にポツンと浮かび上がるコンビニは妙な実在感がある。
北関東の豊かな自然と貧しい娯楽、少ない溜まり場が、閉じて煮詰まりがちな人間関係をうまく演出していると思う。
見所4
「主人公格の2人の歳なりの幼稚さ」
主人公格4人の中で、オカッパ順と、金属バット田崎は、わりとナイーブに描かれる。
感情的になったり、恥ずかしいシーンが多い田崎は、「まー無理もないかなー」と思わされるくらいには置かれてる状況がちょっと気の毒な感じなのだが、順の方は「おいお前さ」と言いたくなる幼稚さで大問題を引き起こす。
しかし、それがいい。
映画に登場する高校生は「そんなまとまった思考するか?」となりがちで、「大人が考えた高校生」である事が多いように思う。でも、本来、高校生なんて劇中の順くらい自分が整理できて無いもののはずだ。
だから、一瞬「それ無くねえ?」と思わされる順の行動も、「いや、高校生はこれでいい」という風に感じられる。
物語に協力する為に大人な台詞回しや行動を強制されがちな「劇中のティーン」だが、これくらい幼稚な方がリアルだと思う。
見所5
「キャラの小物」
順の小物に注目したい。
そのショートメール機能でコミニュケーションをとるのだが、小さい彼女が一生懸命ポチポチやるので、さらに小ささが強調される。
また、彼女はリュックを背負っているんのだが、これがいい感じのダサさで、彼女の「他人とコミニュケーション出来ない」事をビジュアルでうまく説明しているように思う。
他にも空気マン坂上の高校生にしては小慣れたファッションや、田崎の中途半端なワイルドファッションも、こだわって創ったキャラを感じさせる。
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というわけで、本筋も良いんだが、その周辺も結構楽しめる。
では気になるところを。
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気になる所1
「バケモノの子」ほどでは無い。
この話のテーマの一つは「言葉」なので、勢いセリフが重要なのはわかるのだが、それでも心情に関わる所では、「ここは絵でほのめかして、あとで言葉にしてもいいんじゃ無いかなー」という点は感じられた。
気になる所2
「仁藤のキャラが薄い」
ここまで言及されなかった最後の主人公、空気ガール仁藤だが、彼女のキャラが薄すぎる。
ナイーブな順、田崎と、空気を読む坂上、仁藤が対称をなす中、坂上の空気っぷりに関しては、劇中で説明がなされ、そのことでキャラが立ってくる。
劇中で言及される「彼女特有のいやらしさ」や、仄めかされる「弱さ」について、もう少しエピソードがあれば、俄然魅力的なキャラとして立ち上がってきたと思う。
気になる所3
「クラスメートがみんないいヤツすぎ」
いい意味で幼稚な順や田崎が、物語を混乱させて見せ場を作る中、じゃあクラスメートはどうかというと、これがちょっとブーブー言うだけで、物語の進行に非常に協力的だ。
特に順に対する寛容さ、というか子供の世話でも焼くような態度は、「いや、高校生なんてもっと聞きわけ無いでしょう」と思ってしまう。
気になる所4
「主題歌」
主題歌の内容は映画の話と似ていて、両方とも「言葉によるコミニュケーション」を主題としている。
そこらへんは放送作家出身の、作詞家・秋元康らしいところで、企画ありきで行ったのだろう。
問題は曲のスピードで、テンポが急に早くなるように感じられるのだ。
直前までスタンダードの名曲でミュージカルをやって、それでこの早い四つ打ちの主題歌にはいるので、「え、そんなスピード感ではやってなかったでしょ」と戸惑う。
ユニゾンも綺麗で、まあまあハマってるんだが、そのスピード感だけ、入った時にちょっと違和感があった。
ただ、観客で立つ人はかなり少なかったし、大枠では大多数を不快にするような違和感ではなかったんだろう。人によってはどハマりという評価を下せるくらいの微妙なラインだと思う。
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さて、鑑賞後の気持ちが冷めないうちに見所と気になる所を挙げた。
この作品の売り文句が、「あの花のスタッフが送る青春群像劇」なのだが、私はあの花という作品を「存在している」こと以外知らない。
で、アニメは好きだが、最近のアニメにありがちな萌え声演技が苦手で、俺物語からも脱落してしまったくらいの、アニメライトファンである。
そんな自分からしたら、「思ったより全然いいじゃん」と感じられる作品だった。
果たして、先輩レビュアーが挙げた、「コアなアニメファンには覚めちゃうが、一般のライトファンには受けそう」という評の、肩翼を担う形になった。
さて皆様はどう評価するだろうか。
http://anond.hatelabo.jp/20150709205200 の元増田です。
こんな勢いでホッテントリに入った経験がないので、多少うわついている。
何となく書いただけなのに。
ブコメやトラバもいろいろと興味ぶかく読んだ。鋭いものもあれば、頓珍漢なものもあった。
まあ、埼玉出身といっても、両親ともに埼玉出身ではなく、別に埼玉に住みたいわけではなかったけれど主に経済的事情により埼玉にマイホームを構えたような〝移民”家庭に生まれ育ったので、埼玉人としての自覚も誇りも乏しいのは事実だ。
両親はいまだに海を恋しがっている。
それでも、出身を否定されるのは気持ちがよくないものなのか、煽り耐性のなさを自覚しつつ、ついつい元のエントリにいろいろ追記してしまった。 我ながら大人げない。
一部コメントでも指摘されているが「いいところ、悪いところ」といいつつ、読み返すと過分に「いいところ」よりの内容になっていることに気付く。
そもそも、書き出しの時点で明確にすべての構成を意識していたわけでもないので、結果としてそうなっただけなのだが、なぜそうなったのかといえば、「思ってたよりいいところ」モードでふわふわしている状態だからだろう。
なにしろ、来る前は散々「お前みたいな軟弱モンは大阪に向かない」と言われたし、自分でも「あんな下品で荒っぽくて汚そうな街にはあまり行きたくない、ってか自分みたいなものがいって大丈夫か」と正直思っていた。
来てみたら、想像していたほどではなかったわけである。ギャップというやつである。
もっとも、大阪のほうがオイラをどう思っているのかは、いま今一つつかみかねているが。
悪いところだっていくつもあるが、それは「事前に想像していたこと」を強化することはあっても、覆すことはなかった。
だから、あえて書くまでもないという心理が働いたのだろう。
それに、わざわざ「やっぱりこんなにひどかった」を書いて溜飲を下げるよりも「意外にこんなところがよかった」を見つけていったほうが人生は楽しい。
「コイツのいう埼玉は、俺の知っている埼玉と違う」という視点からのブコメもあったが、それは埼玉県の特性に原因があると思う。
埼玉県は求心力が乏しい。多くの県民が東京のほうを向いているからだ。
西武線、東上線、埼京線、京浜東北線、大宮以北の高崎線・宇都宮線、伊勢崎線それぞれの沿線住民がそれぞれに自分なりの「東京」と結びつき、沿線住民相互の交流はそれほど密ではない。
このことに気付いたのは高校時代だ。どの沿線から通っているかで、明確なカラーが存在していた。
「東京のことをあんまり知らない」という指摘もあったが、それもこのことと関連している。
そもそも東京は広すぎる。埼玉から通いながらすべての東京を網羅するには、膨大な時間とエネルギーが必要だろう。
実際、知らない東京はたくさんある。
東京にあこがれる関西人に中目黒のことを聞かれたって、よくわからん。
ここで、「もっと埼玉を知りたい」にならないのが「埼玉移民」の子孫のサガだろうが。
個人的には「土井善晴センセ」に着目してくれた人がいたのがうれしかった。
実をいうと、こちらに来るまでセンセが大阪の人だというのを知らず、勝手に京都のイメージを持っていた。
大阪だと知ってから、テレビで拝見して、なんか「ああ、自分がメディアで刷り込まれいたのと違う大阪が動いている」という気がしたのである。
そういえば、「土井善晴的なものの源流は米朝師匠」というコメントも見かけたが、「なんだかんだいって米朝師匠は神戸出身。大阪は松鶴師匠や」という意見も聞いたことがある。
この辺については、ぜひ関西の方に伺ってみたい。
昨日のことだ。
大学の夏休みも後半に差し掛かったものの、相変わらず暇を持て余していた俺は、夜の新宿で一人のおばあさんと出会った。
その時の出来事がずっと引っかかっているので、ここに吐き出してみようかと思う。
(※ 昨日実際にあった出来事を、短編小説風に書いてみました。
長文ですが、宜しければ暇潰しにでもどうぞ。 )
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大通りの横断歩道を渡りきったところで、歩き食いもみっともないからと、立ち止まって新作のマックシェイクを飲んでいた。
イヤホンからONE OK ROCKが聴こえる。もう片方の手でスマホからFacebookをチェック。
ふと気付くと、隣にある周辺地図を指して、おっさんが道案内をしている。
相手は、おっさんの倍近い年齢はありそうな、新宿には似ても似つかないおばあさん。
なんの気もなく目を向けながら引き続きマックシェイクを飲んでいると、突然おっさんに話しかけられた。
新宿にはいくつもの路線が集まっているが、西武新宿線の駅だけは孤立している。
ここから歩いたら10分近くかかるだろう。かくいう俺も西武新宿線沿いに住んでいる。
「そうですねー。そこそこ距離ありますね」
そう答えると、そうですかー…という少し暗い声がおばあさんから返ってきた。
「西武新宿線に、乗って帰られるんですか?」
今度は俺からおばあさんに声をかける。
「そうなの。昔はこの辺りに住んでたんだけどねぇ。40年も前だからすっかり変わっちゃって、迷っちゃったの。」
と、おばあさん。
正直に言うと、この時点で少し厄介なことに巻き込まれたかもなという予感がした。
ほっておいたらどう見てもこのおばあさんは駅にたどり着くのに時間がかかるし、危なっかしい。
おっさんは見るからに良い人だが、さすがに西武新宿駅前まで案内するのかどうかはわからなかった。
「杖をどこかに置いてきちゃってねぇ。傘を買ったのよ、ほら。」
聞いたわけではなかったが、嬉しそうに傘をあげるおばあさん。
足が悪いのだろう。今気づいたが補聴器も着けている。
「お元気ですねぇ! 今おいくつですか?」
「85歳!」
元気な返事が返ってきた。
「そのお歳で都会に一人で出てこられるなんて、ご立派ですね!」
おっさんが引き継ぐ。俺も同感だった。
しかしいくら元気とはいえ、やはり道に迷っている85歳のおばあさんを置き去りにするのは酷だろう。足も悪いみたいだし…。
「西武新宿線だったら、山手線で高田馬場まで行って乗り換えた方が、歩く距離は短いかもしれません。」
そう提案すると、
「あぁ、そうですね!! その方が、いいかもしれませんね!」
「そう。ありがとう。」
ニッコリと笑うおばあさん。
(面倒くさくないと言ったら嘘になるけど、"やらない善よりやる偽善"かもな。今日はもう予定もないし、俺も付き合うかぁ、、! )
おばあさんの笑顔を見た時、そう思った。
「じゃあ、行きましょ。」
おっさんが先陣を切る。俺も歩き出す。
「でも、二人に悪いじゃない。。」
申し訳無さそうな声を出すおばあさんに、
いえいえ僕らも同じ方向なので。 と各々答える。
おばあさんの足は、遅かった。とても。
おっさんはそこそこゆっくり歩いてくれていたのだが、どんどん距離が離れていく。
おばあさんが急がなくてもいいように と思い、俺も出来る限りゆっくり歩いてみたが、それよりもおばあさんは遅いのだ。
仕方ないので少し差が出来たところで止まって、追いついたらまたゆっくり歩く というのを繰り返すことにした。
住んでいる場所的に、新宿を経由して帰るのはどう考えても遠回りだったが、そのことは言わないでおいた。
普段なら3分くらいで歩く道を、10分近くかけて、新宿駅に着いた。
「すごいわぁ。」
コクーンタワーを見てか、高層ビル郡を見てか、おばあさんはそう漏らした。
「夜景綺麗ですねー。」 カメラが趣味だというおっさんは、そう言いながら写真を撮る。
新宿は、道端はさておき、たしかに夜景は綺麗だ と俺も思った。
40年の月日を、おばあさんは今この場にいる誰よりも感じていたに違いない。
「それじゃあ僕はあっちなんで、ここで。」
おっさんはここでお別れのようだ。
そう言って違う路線の方面へと去っていった。
良い人だったな と素直に思った。
「じゃ、行きましょうか。」
おばあさんの速度に合わせて歩いていると、都会の街は一層慌ただしく見えた。
帰宅する人々は皆、すごい速度で通り過ぎ、横切り、追い越していく。
一体、なにをそんなに急いでいるのだろう。
当然Suicaなど持っていないおばあさん。切符俺が買ってきますよ と言うと財布を取り出した。
「はい!これ、あげる!」
そう言って差し出されたのは、1万円札。
(小銭はないのかな。というか、あげる…?)
「え、いや、、いらないです…!」
突然の出来事に焦る俺。
「いいから。」
少し強引に差し出してくるおばあさん。
困った。お金が欲しくないと言ったら嘘になるが、なにもお金をもらうために付き添ったわけじゃないのだ。
ここで受け取るのは、なんだか違う気がした。
「いえいえ、本当に結構でs」
俺の発言を遮るようにして、おばあさんは今日一番力強い声で、そう言った。
「そう、ですか…。」
流石に受け取らざるを得なくなってしまい、ありがたいような、申し訳ないような複雑な気分で1万円札を引き取る。
「私ね、子供も孫もいなくて…。だから、今日は本当に楽しかったわ!」
おばあさんは、俺のことを孫のように思う気持ちでこの数十分を過ごしていたのだ。
さっき「面倒なことに巻き込まれた」などと思っていた自分が、恥ずかしくなった。
「そうでしたか…。…僕も西武線なので、途中まで同じ電車です。もう少しの間、お話しましょうね。」
それが偽善なのか善なのか自分でももうわからなかったが、そんなことは
「そう!嬉しい!」
というおばあさんの一言で、どうでもよくなった。
おばあさんと一緒に歩いていると、人が歩く速度以外にも色々な発見があった。
まず、多くの人が周りの人のことなんていちいち見ていない。
よく見ずに直進するので、ゆっくりしか歩けないおばあさんは怖かったと思う。特に歩きスマホは本当に怖い。
そしてJR新宿駅は、入る改札によってはホーム行きのエレベーターもエスカレーターもないことがある。
意識したこともなかったが、これにはとても困った。改めて他の改札に行くのも階段を上るのも、おばあさんからしたらどちらもシンドイことこの上ないのだ。
結局階段を上ることになったが、俺が普段何気なく一段飛ばしで15秒もかけずに上る階段も、足の悪い人にとっては小さな山のようなもの。
「よいしょ」という掛け声と共に、片足で一段一段登っていった。
本当に疲れるのだろう。 登り終わった後おばあさんを見てみると、汗をびっしょりとかいていた。
山手線は座れなかった。
ただ電車を立って乗るだけだけでも大変だったに違いない。
ホームに着くと、「ちょっとあそこに座らせてもらおうかな」と、乗り換え口までの道の途中の椅子に、俺らは腰を下ろした。
世間話をしてる途中、
「お兄ちゃん、やさしいのね。」
おばあさんはそう言ったが、さっきまで考えていたことを思い出すと、俺はなんて答えたら良いのかわからなかった。
西武新宿線も座れなかった。
おばあさんの杖代わりの傘に、力が籠もる。
一駅が、くそ長い。こんなに長く感じたのは初めてだった。
辛そうに立っているおばあさん。隣に立っている俺は、なにもしてやれない。
やはり西武新宿駅からの始発に乗るべきだったとか、優先席のある車両に乗るべきだったとか、色々な後悔が頭の中で渦巻いた。
電車内の人々は、皆が皆スマホをいじっていて、気持ち悪い光景だった。
もちろん誰もおばあさんの存在には気付かない。
それぞれが自分の世界に閉じ篭っている空間は、なんだか無性に寂しかった。
目の前に音楽を聴きながら、スマホをいじっている青年が座っている。
(そこの同い年くらいの青年!目の前に困ってる人がいるだろ!気づけよ…っ!!)
心の中でそう叫んだ時、何かひっかかった。
…そうだ。これは俺だ。
普段の、そしてさっきの俺。
スマホでネットを開いて、音楽を聴く。いつもやっていることじゃないか…。
きっとそれだって、見えていないだけだったんだ。俺も。
駅では我先に歩くし、歩きスマホもする。
そう思ったら、どんなツラして目の前の人に声をかけたらいいのか、わからなくなってしまった。
目の前の、気持ち悪い自己中な人々。
笑えた。そして、ゾッとした。
幸い、ようやく着いた次の駅で人が降りた。
座ろうとするサラリーマンに、
「すみません!そこ、座らせて頂いてもいいですか?」
と急いで声をかける。
一瞬「?」という顔をされたが、おばあさんを見て納得してくれた。
「そうやな。その通りや。」
その一言の暖かさは、今も俺の中に残っている。
周りの人は敵じゃないんだと、そう思えた。
「ありがと!」
おばあさんは、また笑った。
「俺、次の駅で降ります。あと4駅ほどですので、降りそびれる事のないようにお気をつけて下さい。」
屈託のない笑顔のおばあさんに、
「こちらこそ、ありがとうございました。」
そのやりとりが終わった辺りで、丁度電車が駅に着いた。
「では。」と俺。
「さようなら。」とおばあさん。
もう一生会うことはないんだろうな と思ったが、それは顔に出さずに電車を降りる。
ドアが閉まってもおばあさんは笑っていた。
でも電車が発車した際、不安そうな顔をしたその一瞬を、見送っていた俺は見逃さなかった。
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あれから一日経って、老人に優しくない街や社会についてだったり、
受け取った1万円の重みについてだったりを考えている。
大変そうな人の存在に気付くことくらいは、出来る社会でなきゃいけないよなと思う。スマホやめることは出来ないにしてもさ。
若いうちは老いた後のことなんて考えないし、出来れば考えたくない。
自分が高齢者になった時に生きやすい社会を作っていくことは重要な課題だし、
将来されたら嫌なことは、今他人にもしちゃいけないんだよね。
とはいったものの自分もそれらが出来ていない一員だと気づいたのが昨日なので、
社会にどうこう言える立場ではないことも痛いほどわかってて、だからまずは自分から変わっていこうと思います。
それを1時間程度の短い時間の中で手にしてしまったのだから、なんだか罪悪感に近い想いがある。
面倒くさいとか思ってたし。
初めから「1万円あげるから案内してください」って言われてたら、どうかな。
俺なんかよりもっと丁寧に親切に案内してくれる人が殺到したかもしれない。
でも結局は、おばあさんの言ってた「嬉しかった」って一言が、本質であり真実なんだと思う。
喜びとか感謝の気持ちが先にあって、言葉だけじゃなくて形でもその想いを伝えたくて、
今回はその想いの形に、お金という形式を選んだだけなんだと思う。
たしかに1万円を受け取る時、「あぁ、俺が思っていたよりもずっと喜ばれていたんだなぁ…」と思った。
お金って汚いイメージもあるけれど、気持ちを形に出来る大切な手段の一つでもあるのかもしれない。
出来ることなら世の中のビジネスが、今よりもっと"感謝の形"で回るようになるといいのかもなぁ。
書こうと思ったことは以上です。
Facebookなんかで書くと善人アピールっぽくて気持ち悪いと思ったので、
ここに書かせて頂きました。
(とはいえ増田でも同じなのかもしれないし、心のどこかにそういう動機が含まれているのは否定しないです)
「こんにちわー。集団的自衛権についてちょっとインタビューしてるんですけど、お話聞かせてもらえますか?」
「テレビですか?」
「えっと、インターネットですキリッ!!」
彼女は集団の前面にいるというより、後ろの方でiPhone片手に写真を撮ったりツイッターのようなものをやっていた。
「どうですかね。ご飯でも食べながら。」
「あ、いいですよ。じゃあ行きます?」
「えっ、まだ集会終わってませんけど。」
「いいです、いいです。」
ぼくらはその足で新宿を目指した。彼女が新宿からなら一本で帰れるから、というのがその理由だった。ルミネのレストラン街にあるお店へ。
先ずはビール。
適当に話を聞きつつ、MBAに打ち込んでいったのだが意外と興味深い話を聞けた。
彼女は別に集団的自衛権に強く反対しているわけではなく、ただデモに参加したかっただけとのこと。その話を詳しく聞いてみると、原発再稼動反対デモで知り合った男を捜しているそうだ。デモに参加すればまた彼に会えるんじゃないか、と。
初めて参加したデモの後、その場にいた主催者たちと飲み会へ行ったらしい。素面の時は喧々諤々の議論をするも、一旦お酒が入ればただのすけべな男たちでしかない彼らに嫌悪感を覚えながらも、一人お酒も飲まず(飲めない)語っている人がいた。それが元カレだったそうだ。付き合うまでにそう時間もかからず。さらにあって二週間後くらいには、その男が彼女の部屋に転がり込んできたという。どうやら地方から出てき住む家のない、いわゆるネットカフェ難民だったそうだ。そうやって一ヶ月ほど一緒に暮らしたが、ある日大喧嘩をしてその彼が出て行ってしまったという。
そんな話をしていたら、直感的にやれる、と思ってしまったので、居酒屋へ連れて行くことにした。
軽くカクテル的なものを飲ませたらすぐに酔っ払ってしまったので、早々と居酒屋を出て、人気のない駅ビルの階段に連れて行くと、その場に座り込んでしまった。ほとんど利用者のいない階段だが、たまに人が通るのでその時は介抱している振りをしながらやりすごしていたが、誰もいなくなると、服の上からおっぱいをもんだりした。でも、ブラが硬くておっぱいの感触が伝わってこない。そこで、フレアスカートの中に手を突っ込み、パンティの上から刺激した。
ああ、これはいけるわ。
そう思った僕が次にしたのはおまんまんを直におさわりすることだった。
濡れてる・・・。
指を突っ込み、ぐちゃぐちゃにかき回す。
ぷ~ん。
なんだ?
指で中をかき混ぜれば混ぜるほど、まん臭が強く匂った。
臭い。
と、4~5人の男女が階段を下りてきたので、さっと介抱モードに突入。彼らも酔っ払っているらしく、女子の声で「だいじょうぶー」とか声を掛けられたけど、彼女の隣に座り肩を抱きつつやり過ごした。しかし漂うマン臭。彼らに気づかれたら、と思うと気が気ではなかった。
介抱しながら、彼女にどこ住んでるの?と聞くも、明瞭な答えがない。そこで仕方なく、バッグを見させてもらい、住所を確認、そのまま西武線に乗って彼女の部屋へ送っていくことにした。
アパートについたときにはだいぶ酔いも覚めていたようで、自ら鍵を出し、部屋に入った。そのままベッドに倒れこんでしまったので、僕は冷蔵庫から水を出し、彼女を抱え起こして飲ませてやった。
「ほら、ちゃんとシャワー浴びないとだめだよ。」と彼女を気遣うふりをし、なんとかマン臭の処理だけはしておかないと、と考えた。
それでも彼女はベッドに倒れこんでしまうので、仕方なく服を脱がして全裸にした。その際、やはりマン臭がぷーんと漂ってきてしまった。
臭い。
クンニは無理だ。もう濡れてるし、入れちゃおっかな、と思った。
そこでぼくも全裸になり、臭さを我慢しながら手マンで受け入れ準備を整える。喘ぎ声が漏れてくるので意識がないわけじゃない。そこで、キスをすると、僕をぎゅっと抱きしめてきた。もうだめだ。暴走モードの下半身はマン臭に勝った。
「いい、入れるよ?」
ぐぐっとおまんまんに侵攻し、腰を動かした。
臭い。
やっぱり臭い。
でも発射の際、そのマン臭のついた洗っていないペニスを彼女の口に入れて、フェラでイカセテもらった。そのまま出した。臭かったけど、気持ちよかった。
昨晩、十一時半過ぎまで残業が延びたが、ホテル代の申請のためには更なる非人道的な頑張りが必要らしく、仕方なくオフィスを後にした。
埼玉の自宅への終電はとうに出てしまい、帰れない。仕方なく、八ヶ月ぶりに実家に帰った。
学生時代、午前一時近くに池袋から終電が出る西武線を乗り過ごしたことはなくて、終電乗り過ごしちゃった///という台詞を言ったことは最後までなかったとどうでもいいことにあたる。男の私だが、一度くらいは言ってみたかった。
いつからか始まった駅の高架化工事はまだ終わっていないらしい。
来るたびにちょっとずつどこかが変わってる。前回は泥酔と二日酔いでろくろく周りを見る余裕はなかったから、さらに少し前、前々回からの一年間の変化を目の当たりにしていたのだろう。
家路に着く。変わらない門戸を開けると、自分が知らない甘い香水の香りがした。
今年から務め出した妹の'体質改善'だそうだ。その妹が後少しで帰ってくるというのでそれまで母と雑談する。
妹の年俸は、二年目で自分の年収を超えるらしい。うわ、自分の会社はやっぱりブラックだな。おどけて言うと、添削教師を務める母が、「十年以上続けてるが土曜に初めて出社することになったからあの会社も遂にブラック企業になった」と愚痴話を始めたので笑って流しながらも黒いモヤモヤを抱えずにはいられなかった。
実家だという安心感と何かしらのコンプレックスは、この家ではセットだ。それが苦しい。
その第一号にして、家を出る理由にもなった、今ボストンに赴任中の父……それを知って帰る気になったのだが……に会いに半月家開けるから、何かあったら宜しくねと楽しそうに予定を話す母に、自分はやはり何も言えない。相槌を打つしかない。
妹が帰ってきた。社会人になった妹は学生の頃よりさらにケバくなっていて正直ヒビった。お水とは無縁の業界のはずだと思っていたのだが、母は今娘は全身狩猟モードなのよと好意的な目線。全く問題ないらしい。SEとして働くうち、自分の見識が遠く狭くなったのだろうか……
カビの巣と化した自宅のユニットバスに湯船を張ったのは数回しかなく、久々のお湯に、浴びるように浸かった。体を洗おうとしたが、ボディタオルは、父と母と妹の三枚しかない。石鹸も、シャンプーも。消去法で全て妹のものを借りた。
よくよく見れば至る所が"3"つのペアだった。歯ブラシ。タオルケット。マグカップ。いつの間にか新調されていた居間のソファセットの席の数。この家に男は今一人しかいないのだなと思った。
寝間着は、横も縦も大きい父よりも上背があまり変わらない妹の方がちょうどいい。何も言わなくても用意していただいた母の親切が心に響く。
朝、出かけに、実家に残していった本棚から軽く読めるものがないか探す。そこだけは自分が家を出た時から、時間を止めていた。わざわざ持っていくまでもないと置いていったネットランナーズの表紙に2005年のネット用語と大きく書かれたポップが堪らなく懐かしい。あの時読みたいと段ボールで持ち出した単行本のいくつかは既に手放した。電子書籍化したけど、バックアップに失敗して誤って消した後それっきりの文庫もある。だが、ここにある本だけはあの日選り分けた当時のままだ。最近続編が出版された梨木香歩の家守綺譚(ハードカバーの方)と蟲師の5巻で迷った挙句、隣の父の書棚から冬目景の漫画「ももんち」を抜き出して、鞄に入れっぱなしになっていたKindleWhitePaperを代わりに突っ込む。頭がどうかしていた。
今、東京都中央区の賃貸住宅に住んでいる。中央区歴8年その前は世田谷区に8年住んでいた。
子供3人と夫婦の5人家族。30代後半、中小企業の部長をしていて、共働き。
子供が増えたので、住宅問題が勃発し、60平米台の2LDKに肩を寄せ合うように住むことに限界を感じて近くのマンションを探し始めて、あちこち調べていて色々と思ったことを書いてみる。
ベイエリアでもざっくり3エリアあり、八丁堀、新富町、築地、明石町、湊などの都市エリア。勝どき、晴海、月島、佃、豊洲(駅に近いエリア)などのメインベイエリア。豊洲(はずれの方)、有明、東雲、新豊洲などのネオベイエリアとしよう。
それぞれ住んでる人も、街の色彩も違うが、主に勝どき、晴海、月島、佃、豊洲の中心地の話をする。
このエリアはここ数年で恐ろしい程大規模タワーマンションが建っており、これからもっと立つ予定だ。
総戸数200戸などは小ぶりな方で、SKYZ、ドゥトゥール、勝どきザタワーなど、総戸数1000戸以上のマンションが昨年から立て続けに売り出されている。しかも、今後の開発計画を聞くと、このメインエリアの再開発計画を勉強会ベースで立ち上がっているものだけ見ても、このクラスのマンションが最低でも10本は立つ。しかも、オリンピック後は晴海の選手村は中層の住宅となるはずでこちらも住宅となる。
現時点でこれらのマンションの平均価格帯は70平米2LDKで6000万円~8000万円。もう麻痺してしまったが、たまに実家に帰って不動産のチラシを見ると如何にこの価格がとんでもないか分かる。いくら金利が安いとはいえ、頭金を1000万円入れても月の支払は18万~23万、管理費や修繕積立をすると20万~25万円となる。
ほとんどの人間がローンで買っているらしいが、普通に逆算すれば世帯年収は1000万円以上ないといけないことになる。
で、、実際売れているのか? 僕が実感値で感じる限り、、やはり「売れている。」ようだ。キャピタルゲートプレイスもSKYZも完売した。
むしろ、いい間取りや手ごろな価格帯の部屋は倍率が高くなかなか買えない。
・・・で、、ここで疑問が出てくる。誰がそんなに買ってるんだ?ということだ。
一般的には、1000万円以上の年収の人間は3.9%とか言われている。
3.9%の人達だけが1400世帯と考えると、すさまじい光景だ。
平均的な世帯人数が2.5人として、人口3500人の中央区のタワーは、言いようによっては、約9万人規模、東京郊外のベットタウンの綾瀬や八潮と同規模の街の富裕層だけを集めたたった一本の建物なわけだ。
前述のたとえをしたのは、いろいろ聞いたり、見たりしていると最近売り出されたタワーの内、比較的間取りがコンパクトで仕様が高級なものを買っているのはよく言われる外国人などを除けば、地方の裕福な高齢者がかなり多いように見受けられるからだ。購入者は北海道から鹿児島などまで広範囲にわたっていて、現在はセカンドハウスとして、将来的にはこちらにと購入する人が後を絶たないとのことだ。
彼らの購入背景として代表的なものは、娘、息子夫婦が首都圏に居て、東京にはちょくちょく来るとか、健康不安を抱えて医療が充実したところで日々を過ごしたいとか、一戸建て&クルマ中心の地方の暮らしは面倒だ。
とかいう意識と、それを相続税対策という資金の裏付けが後押ししている。
本来、これだけの金額のマンションを購入できる60歳以上で地方となると、もはや地場の経営者や開業医などが大半だろう。これまでならロータリークラブや商工会議所で音頭を取って地方の発展を真剣に考えていた人たちはもはや表向きではそういうことを言いながらとっくに匙を投げて順次脱出しており、現状の地場産業はせいぜい自分と息子世代向けのキャッシュマシーンくらいにし考えていない。
というか、彼らにもどうにもできないのだから、今ある資産で将来に備えるのは当たり前の話で別に非難すべき理由はどこにもない。現実を真正面からとらえてちゃんと意思決定をするだけの合理的な判断力と資金力を歳を取っても持っているわけで、むしろ尊敬すべきだろう。
3.購入者像-②郊外庭付き一戸建てに魅力を一切感じないエリートサラリーマン
時はカネなりである。大江戸線や、有楽町線の銀座や六本木に向かう路線は朝8時でも座れる。通勤時間は丸の内で15分、汐留10分、赤坂25分、六本木25分といったところか。
僕は昔、成城や二子玉川に住んでいたこともあるので小田急線や田園都市線のラッシュのすごさはよく知っている。西武線に至ってはもっとすごい。
高年収のサラリーマンと言えば、商社、マスコミ、広告、テレビ、通信、金融などだが、これらは汐留、丸の内、赤坂、六本木に集中しており、激務の彼らは、満員電車がなにより疲れることを知っている。経費節減でタクシーチケットもおいそれとは切れない現在、近くに住まないとやってられないという現実的な事情と、合理的な彼らは無駄なところで見栄を張ったり、無駄遣いしたりしない。古き良き一戸建てファミリーを無理して演じることに魅力を感じないのだ。
彼らは、自分が浮き沈みの大きい業界の中でいつ今の高給が無くなるか分からないから大切に使おうとする。つまり、多少高くてもいざと言うときに売れる物件、あわよくば儲かる上に、会社から近い物件を物色するようになる。先の不安は給料の多少にかかわらず皆同じである。但し、今取れる選択肢の幅が給料と勤め先で多少異なるだけだ。
彼らは、将来が安定しないことを知ってるから、住み続けるしか投資回収できない郊外の一戸建てを嫌い、ベイエリアのマンションを買う。
4.購入者像-③空中移動族
新築マンション相場は中古相場と密接に関係がある。そしてその中古相場は同一エリアの賃貸相場と密接に関係がある。
新築マンションを新たに購入する動機はいつでもこれだ。
「ここに住みつづけたいけど家賃が高い」
つまり、逆説的に言えば同一エリアに高い家賃を支払っている人がたくさんいると、常に潜在的な高級物件の購入希望者を抱えていることになるわけで、彼らの基準は常に「今の家賃」vs「月々のローン支払額」で、現在の似たような条件で子供の小学校も中学校も転校せずに月々の支払が下がるならメリットが多く常に中古物件を探す人間が増える。
中央区はその点では非常に面白く、大川端リバーシティーを中心としたURなどの賃貸タワー群がその中央区とタワーマンションのエントリーユーザーの製造装置になっていると考えている。
リバーシティーは日本で最初のタワー林立再開発エリアで現在もずば抜けて環境がよい。さすがに築年数は20年を超えてきているが、それでも豪奢な造りと素晴らしい眺望、下手な田舎より緑が多い水辺の生活にファンも多い。、、、が実に10棟近くのタワーや大規模住宅が並び立つこれらのタワーの中で分譲タワーはいくつか?実は三井不動産のフラッグシップ センチュリーパークタワーなど3本しかない。
家賃は、2LDK中心で、URや三井で23万円~30万円。都営で14万~20万。
こんな家賃を払い続けている人たちが数千世帯単位でおり、常に同じ島の中でマンションを探している。
実際、僕が保育園や幼稚園の他の保護者に聞くと、5年以上月島、佃、勝どき周辺に住んでいる人たちはほとんどが住み替えを島の中でしている。すごい人では、10年の内に最初はリバーシティのURに居たけれど、近くのマンションを3回購入し、家族構成が変わる度に周辺のタワーマンションを移動しているのだ。
しかも、この買い替えは当たりのマンション価値の値上がりもあって、やればやるほど儲かる人が出る始末なのである。
10年くらいのスパンでいえば、高級タワーに住みながら、10年実質家賃を払わなかったうえに、1000万円ほど資産が増えたなんてことが起きるのがざらに起きるのがこの島なのだ。
彼らは、常に中古や新築の近隣物件に目を通して良いものがあれば住み替える。そして空中を移動しながら資産を増やしていく空中移動族なのだ。
2020年のオリンピックに向けて、ベイエリアの開発は進む。晴海は選手村跡地が中層の住宅群になり、報道センターは商業施設になるそうだ。築地市場は16年には新豊洲に移転し、新豊洲は活気を見せ、逆に築地の広大な後地は良すぎる立地を生かして汐留からつらなる再開発の目玉になる。
日本の抱える限界集落や、医療制度の崩壊、地方と中央の経済格差の拡大や、郊外ニューターウンの高齢過疎化など致命的ともいえる地方の問題、製造業からサービス業への基幹産業のシフトなど国家レベルの変化進む中で、わずかに残った地方や郊外の資金的、人的リソースをベイエリアは天空を貫く塔に貪欲に接収しながら今後急速に発展するだろう。
一部にはベイエリアの住宅の過剰供給を懸念する声もあるが、そういう意味でいえば、私はまだまだむしろ足りないくらいだと思う。
逆に言えば、このシナリオは一部の例外はあれど、全体として地方都市が、壊滅的に沈みゆくこととワンセットになるはずだ。
地方の担い手と資金をタワーに10万人規模の市町村の富裕層だけをどんどん引き抜いていくのだ。
その中には、腕のいい医者も、意欲のある実業家も、有能な実務家も、スタースポーツ選手も、皆に夢を与えるアーティストが含まれている。
コアな人材とお金がどんどん中央に流出することで地方は加速度的に貧しくなってゆくだろう。
地方が苦悩しているうちに残酷なまでにベイエリアの街は発展と集約を進めていく。
6.ベイエリア、この島に来るという選択。
僕が保育園の保護者同士のコミュニケーションや、近所の住民と接していて思うのは、ベイエリアの住人は非常に合理的な人が多いということだ。
見栄やステータスなどを追う人たちも無駄遣いが好きな人も少ない。とても自然体でただ、少し冷えた目で現状の自分が置かれている経済状況と今後の東京の見通しを考えている人が多い。
また、職業柄もあり様々な情報を持っている人が多く、非常に緻密に計算した結果この島に住んでいるようだ。
そういう意味で、今、まだ、なんとかなんとか勤め先があって、がんばって稼げている人が、合理的にこれからの生活と人生の質を向上させたいなら、このエリアはおすすめできると思う。
では、ベイエリアのこれらの島でやって行くために注意することを個人的視点からいくつか書いてみる。
①子供が何人できようが共働きを目指す。
男性1人の働きではこの時代、不安定すぎる。嫁や彼女、女性なら自分が正社員で勤めているなら絶対に仕事を辞めてはいけない。
専業主婦を抱えて、郊外の一戸建てをローンで買うなんていうのは、今時、一流企業の中堅なんかじゃ到底できない神の国の話だ。
ただし、二人で働けばベイエリアに住むのは難しくない。僕はオスプレイ型と呼んでいる。二つのエンジンで垂直に離陸して(マンションを買って)、高度を持ってから滑走する生き方だ。飛行機のように滑走路が無い(親の資産や特殊な能力)人は、二人で働けるうちに一気に高度を上げるべきだ。あと、子育てはどんなにしんどくても2人で仕事はやるべきだ。たとえ保育園代が妻の稼ぎを越えても仕事は辞めてはいけない。オスプレイは片方のプロペラが止まったら即座に墜落するのだから。
独身男女はパートナーが仕事することに対してネガティブでないかを確認しておくのが重要だろう。
ベイエリアでは、確かに保育園は不足気味だが、急速に充実してきており交通の便や医療サービスが充実していること、公園や道路が大きく街が整備されている割に交通量は多くないことから子育てはしやすい。
現在の課題は高校以上が近くにあまりないということだが、私学をメインに子どもの将来を組み立てるならさほど問題ではない。
まずは、自分たちがしっかり稼げる心身の状態を維持することが人生においては重要だ。この街は腹を括って働くことを決めた家族にはとても優しい街だ。
この島には賃貸物件のタワーがたくさんある。
前述のリバーシティー21もそうだし、日本一の巨大マンションTOKYO TOWERSもミッドタワーは賃貸だ。
家賃は安くはないが、私が住んでたURの定期借家物件、JKK(都営住宅)の物件も古いが設備は過不足なくおすすめだ。
家賃は東京郊外、世田谷区、杉並区などと比べれば5万円~8万円ほど上がるが、クルマを所有して賃貸住宅に住んでいる人ならクルマさえやめれば十分対応できる。
中央区はカーシェアリングがかなり盛んで(法人も多い為)今のところ借りたい時に近くで借りれないことはほぼない。
それに、そもそも銀座まで歩いていけるのに自動車の必要性が著しく低い。
都心に通っている人なら通勤の楽さにビックリする。生産性以前の問題だ。勤務地によっては毎日2時間は得をする。
まずは、賃貸に住んで月々のローン負担や街の住み心地を確かめ、好条件の分譲物件を探す方がいい。はずれは少ないとはいえ、購入する際は売れない物件を高掴みすることは避けたい。じっくり価値ある物件を腰を据えて探す為にもまずは賃貸からエントリーだ。
③賃貸vs持家 思想にこだわらない
この島の中のタワーマンションの価格は非常に安定している。なので、ローンで購入して、金利負担と管理費修繕費、固定資産税、売却時の購入価格との差額だけを足して、住んでいた期間で割った金額がこの島に住むコストと考えることができる。
物件選びが確かなら家賃換算で10万円以下で高級タワーマンションの3LDKに住むことも可能だ。
どうせ、家族構成も仕事先も変化するのだ。期間コストで考えれば目先の購入金額は高く感じても、中途半端な郊外物件を買うより売却可能なタワーマンションの方がよっぽど安全だし、満員電車に揺られて片道1時間かけて家賃12万円の狛江のアパートから会社に通い、週末は自家用車で買い物に出て環八で渋滞にはまる生活より期間コストも安くなる場合がある。
買ったが最後、一生住むとか、買わずに一生賃貸とかそういう極端な考えをせず、変化に合わせて売却と購入を繰り返して空中を移動する柔軟性を持とう。
ネット上ではホリエモンやちきりんが ストック型じゃなくてフロー型の思想を持て!とか、煽りまくってるが、この島の住人はフローで稼げる力を持った人が大半だが、もっとしたたかで柔軟だ。
彼らは自身の賞味期限や稼ぐ力の変動、抗えない市場の激変においてストックがモノを言うことを知っていてフローで稼いだお金を決して無駄にせず日々の営みの中で着実にストックに変化させている。
たとえば、月島に住むある中堅商社の友人は独身だが、自身で駅前の2LDKのマンションを買い、ローンを払いながら、同じマンション内の別の1LDKの賃貸に会社に住宅手当をもらいながら住んでいる。
自分の2LDKのマンションは家賃25万円で他人に貸している。ローン支払いを他の人にしてもらいながら、もし空室が長く続くようなら自分が住んでロスを減らすという考えだ。
もちろん結婚したら、自分のマンションが空いていればそこに住むし、そうでなければまた近くに借りるかもう一軒買うという具合である。
現状は激務だが、ローンを早めに終わらせて、賃貸収入が入るようになれば人生の保険になるので起業にチャレンジしたいと言っている。
フローをストックにストックを使ってまたフローを増やし、またストックに。
謙虚で、粘り強く、情報収集を欠かさず、無駄遣いはしない、ただ、時間と自分がしっかり稼げるための環境と、家族を大切にしてゆくにはこの考えはとても有効だ。
そしてその思想を実行に移せる数少ないエリアがこのベイエリアなのだ。
7.最後に
僕は東京では家を買うつもりはなかった。
しかし、満員電車での通勤が苦痛でたまたま移り住んだベイエリアで、すっかり考えが変わった。
日本中でこのロジックが通用するのはおそらくここだけだろうし、それを知った日本中の人たちがどんどん流れ込んできている。
別にすべての情報は隠ぺいされているわけではない。なのに僕は全然このロジックを最近まで知らなかった。
ベイエリアには誰でも住むことができるし、ローンを組んで家を買うこと自体は比較的多くの人が体験することだ。
僕は自分の人生に慎重な方だし、自分の実力を過大に評価もしていない。
驚くほど稼いでいるわけでもないし、夫婦二人で一生懸命働いているだけのサラリーマンだ。
でも、ベイエリアではそんな人たちに合理的に資産と家族を形成しながら高い行政や民間サービスを受けるチャンスが開かれていて、住環境も良い。他の選択に比べてリスクが比較的低いと思う。
夏までにはなんとか僕も空中移動にエントリーしたい。
引き続きベイエリアのタワーマンション探しをがんばろうと思う。
追記
だらだらと書いたものを投稿したらすごい反応もらっててビックリした。
ツイッターなどでいくつかツッコミが入ってるので、ちょっと追記。
>地震が来たらどうすんだ?!破滅やで!
という話については、単純に安全性に関しては僕はタワーマンションの方を信頼している。311のあの日、20階以上の僕の部屋はグラス一つ食器棚から落ちていなかった。
同じタワー内でも上層、中層、下層で揺れ方が異なるようだが、僕はできれば大地震は家に居る時に来てほしいと思っている。
資産価値の下落に対するリスクに関しては、もはや、人間のコントロールできる範囲ではないわけで。そもそも、タワマンがぶっ倒れ、東京が火の海になった中でそれでも資産を保全したいというほどリスクを取りたくないということであれば何もできない。そん時はその時。。元々大して資産もないわけだし、無一文になっても、結局元に戻るだけ。自分の努力でコントロールできないものを恐れすぎて満員電車の中で人生を終わりたくない。この辺は正直リスクをゼロにはできないからエイヤーの世界。当然、エイヤーするのは家族がいるからだけどね。
僕はむしろハイパーインフレの方が怖いので、ローンは10年固定で組む。
>おまえ業者やろ!
まぁ、絶対言われると思ったw
まったく違うのだけど、、自分の文章を見返すと三井不動産にセールストークのテンプレートとして売って頭金にしたいなと自分でも思うw
これはそうだね。この数年ずっと、いろんなディベロッパーのマンションを見てきたけど、やっぱり気になる。
だからやっぱり大手のディベロッパーの大規模物件に絞って探している。
さらに追記
「売れている」「売れてない」とかは言ってるのは単なる僕の主観なので、実際のデータ云々はしらないです。
>売りたい業者だろうが!そんな売れてないよタコ。
っていうつっこみもあるけど、単純にこの数年条件に合う物件を申込してローンを仮審査通しても、抽選ではずれて買えてない。
なんでもよければ買えると思うけどね。1LDKとかでは抽選1倍の部屋もあるし。
僕が買いたい物件が、高倍率で外れて買えてない状況を単純に「売れている」と言ってるだけだけど、いじくりまわされた業界のデータより信憑性はあると思うよ。
買いたい人が買えない状態を「売れてる」って僕は認識してます。
>なんで増田で書くの?
って言うのもあるけど、かなりプライベートな話なんでね。
途中までノリでブログに書いてたのだけど、やめて、もったいないから、おもしろ半分で投稿したらこんなことになった。
>釣りもできない海沿いに住む意味がわからない
リバーシティー周辺は釣りできるよーw
僕は関西に居た頃釣りが趣味だったのだけど、今は隅田川でシーバス釣ってる。これは田舎出の僕的にはポイント高い。足場がよいので八王子あたりからわざわざ来るアングラーもいる。
ロッドにルアーだけつけて風呂入る前にキャストしに行く。かなりスレているからライトゲームになるけど結構釣れる。さすがに釣れた魚は食わないけどね。
>自分が住んでない家のローンを組むのは銀行NGなんじゃないの?
これはそんなことはない。
オリックスなどは自分が住まなくても貸してくれる「フラット35」なんていう謎な商品もある。
今もあるのか知らないけど。
追記の追記の追記
もはや完全に炎上。三井さん。僕に広告費ください。
>文字どおり地に足が付いてない感。共働きの強い決意をした瞬間、嫁の実家近く以外の選択肢は消えた
これを書いた人は、共働きの実際を知ってる人。
その通りだと思う。共働きの子育ては保育園だけで解決できるほど甘くない。
僕が中央区に引っ越したのは妻の母も中央区に来たことも大きい。今では元々世田谷に住んでいた妹夫婦も中央区ベイエリアに引っ越して来た。
一族丸ごとこのベイエリア発展、地方郊外壊滅シナリオに乗っかっていくと、更に共働きもかなり楽になる。
妹夫婦も共働きで。妹の子供を含め、子育ては認可、無認可保育園、おばあちゃん、妹など同一エリアのサービスのフル活用と身内の協力で成り立っている。
民間サービスでは、フローレンスや聖路加をはじめとした病児保育施設の充実もありがたい。
共働きオスプレイ編隊を作ってこの殺人的な日本の社会環境を機動的に乗り切ろうと試行錯誤している。
>全く個人的な印象だが、ベイエリアのマンションというと、どうも潮見のマンションでの猟奇殺人事件が起こって以降、偏見がとれないままでいるのだよなあ。
なるほど。確かにそんな事件もあった。
僕は逆に世田谷の低層住宅に住んでいたころ近所の一戸建てで一家殺人事件が起きて、本当に夜怖い思いをしてセキュリティを始めて意識するようになった。
タワーマンションは戸締りが玄関一か所で室内は心から安心できるのも実は気に入っている。ベランダから侵入できる奴はたぶんサンタかスパイダーマンなので来てくれると子供が喜ぶのでそれはそれでよい。
実家でも、学生時代も、ずっとずっと電車とバスでの移動の同僚(女)は、埼玉の田舎町に越した今でも駅周辺以外の地理をほとんど知らない。
このあいだ茶碗を割ってしまったとかで、バスに乗り、電車に揺られ、東急ハンズで茶碗を買って、また電車とバスで帰ってきたそうだ。
自転車でも原付でも買って、近くのホームセンターにでも行けばいいのにと思って尋ねたら、存在を知らないらしい。
「駅から国道○号線を超えて次の道路を、北の方に向かったところにあるよ」
もう3年近く住んでいるはずなのに。
ユニクロの場所も、ニトリの場所も、コジマ電気の場所も、ツタヤの場所も知らない。
彼女の頭の中の地図は、駅の周辺以外には空白地帯が広がっている。
今度みんなで埼玉県内でどこかハイキングに行こうという話をして、プランを提案させたら、いったん池袋に出て、西武線で埼玉県に入り、そこからバスに乗ってというプランを提案してくるから恐れ入る。
なんでたかだか30kmも離れていないところに行くのに、わざわざ都内を経由してV字に移動しなければならないのだ。
<未だ書き途中です>
<アイデアがあったら教えて!>
どうも。私です。
輪番停電の間、日常生活をどうやって今と変わらないようにしていけるかについてメモっていこうと思います。
あくまで自分用のメモなので、他に見聞きしたアイデアで良いモノがあれば順次メモって行こうかなと思ってます。
電池を使うものは電池が切れてないか確認を。
この機会にリユース式の乾電池に変えて充電しながら使用すると、ゴミも少なくて良いと思う。
ソーラーライトは先ほど自分も買ってきましたが、どれくらいの明るさか未だわかりません。
ちょっとした気休め程度でも、あるのとないのでは大違いかなと思います。
ロウソクも一番に思い浮かびますが、ちょっと扱いを間違うと火災につながるので使用には十分の注意を。
火災を起こして、保険会社にこれ以上負担掛けさせないで下さい。
使用時は絶対万全の状態&目を離さないこと!
オール電化のお家で、停電中に調理が必要な場合はカセットコンロで食事の準備を。
カセットコンロは、テーブルの広いところにおいて下さい。
周囲に飛び火しないように気をつけて下さい。
~・停電中の調理・~
ガスを使ったお米の炊き方 http://cookpad.com/recipe/1268706/
野菜の霙煮 http://cookpad.com/recipe/1222961
常温で常備できる食べ物
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3815713.html
長いも
ごぼう (泥付きのまま)
かぼちゃ (丸ごとなら1ヶ月。)
キャベツ→ しめらせた新聞にくるんで温度が余り上がらない部屋や日陰へ。
うど → 光に当てると固くなるので、新聞紙にくるみ、冷暗所で保存。
そのほか詳しくはこちら。
http://www.eiyoukeisan.com/calorie/article/food_hozon.html
基本はスーパーに行って、その日と次の日の内に食べるものだけ買うように。
冷凍庫が働いていないときは、冷凍物同士はくっつけておいた方が保冷効果アリ。
その際、ストックとストックの間にアルミホイルを巻きつけたり保冷剤を挟んだりとより保冷効果が持続します。
また冷凍庫のドアのゴムパッキンを綺麗にしておくことも冷気を逃がさないためのコツ!
高層階にお住まいの方はなるべく停電時間内は昇降しなくて済むように用事は済ませておきましょう。
停電時間内は階段を昇降する事になりますが、重い荷物が毎日になるときついです。無理は禁物。
基地局は停電用の予備バッテリーを備えているという噂もありますが、実際に停電中は使用できるかどうかは不明です。
大幅に運転本数が減少
本数を減らして下記間を運行
運行本数は半分に
午前9時~午後1時半 & 午後6時~午後10時
の運転を取りやめ
また、停電期間中は信号も停電になります。大体の時間帯はわかっていても、正確な停電時間は知らされていないはずです。
だから、個人で不急の使用の場合は出来るだけ控えて下さい。自転車だって結構いいもんですよ。
日没~深夜の停電だと、明かりないので床のモノに引っかかったりしないように、
日中から家の中の動線にモノを置かないで、動きやすくしておきましょう。
止めない。仙台や宮城や福島や岩手の人たちの、復興が助けられるように。
みんなで頑張っていこうぜ!
転職が決まって東京に引っ越すわけなんですが、今年一年は借金返済に費やしたいので
なんとか居住費を安くしたいんですよね。ところが蔵書が2000冊くらいあるし捨てるのも論外なので
広くてやすいところに住みたい。東京で言うと、西武線沿線の急行が止まらない場所くらいの相場でルームシェアしたい。
リビングに本棚を置いて、部屋を一つずつシェアしたい。東京で一人暮らしは絶対費用対効果が悪いと思うんだ。
あと、寂しいのにうんざりしたいんで楽しい同居人が欲しい。こんな条件に当てはまる人いないかなぁ。
・収入はほどほどにある、(300~くらい)
・二十代から30前半
・酒が好き
・本を読む、映画を見る
・飲み友達を紹介してくれる
・俺と同じくらい掃除が好き。
別にゲイじゃないけど男性がいいね。女性と暮らすのはダルいし。
http://anond.hatelabo.jp/20100422132252
遅れるなんてこと。めったにないよ。大雪や台風のときも、最後まで動いてるのが西武線。最近は地下鉄乗り入れたんで、ちょっとごたつくこともあるけど、日常的に5分から10分遅れるなんてあり得ないよ。
乗降客の多い区間は高架線にして、普通電車と急行電車が走る線路を分けてあるから、ものすごいたくさんの本数の電車が、ごくごく当たり前に時間を守って動いてるよ。
西武球場で何かイベントがあるときは、臨時でいろいろダイヤを動かしてるけど、スムーズにいくよ。きっと、ダイヤを作る神みたいな職員がたくさん居るんだろうなあと、想像しちゃうくらいだよ。
なんか「早稲田受かった」とか言ってる奴いるし、もしかしたら需要あるかもしんないんで。
①住居
近い方がいいが、馬場は避ける。これヴェスト。たまり場になると留年は目の前だ。
リッチメンは神楽坂でも飯田橋でもその辺住むヨロシ。貧乏人は西武線の上石神井より手前辺りがお勧め。
通学として許せるラインは最悪でも田無。(西武新宿線の場合ね)
ただし、入学が決まってから家探しをする場合良質な物件は既になくなっている可能性がかなりある。
最悪、小川とか小平に住むことになってしまう学生が後を絶たない。最悪、クソパレスで一ヶ月しのぐのもあり。
四月・五月くらいになると引越しが遅れた奴らの物件がチラホラ出てきて、入居者も少ない時期なので
かなり安く入れることになる。また、馬場周りには学校の息のかかってる不動産屋があるし、
学校が紹介してくれるとこもある。そういうところを利用するのが賢い。
早稲田で「三畳一間の青春」的なものを送りたいヤツは、本キャンから早稲田通りに出る
メガネ屋付近の不動産屋を使うといい。三畳一間15000円とかある。あと、早稲田通りのマック辺りにあるトコもオススメ。
実にクソ極まりない物件がゴロゴロしている。そういう生活も案外楽しい。
家と駅の距離は徒歩15分を限界とした方がいい。地方民は普通に駅まで30分とか慣れてる場合も多いだろうが、
都会に来るとおまえは堕落する。留年へ確実に一歩近づく。学校からは多少遠くてもいいが、最寄り駅との距離だけはよく考えろ。
②食器は買うな
必要なのはテフロンのフライパン一個とどんぶり一個、それに包丁とまな板にハシ。
あとは適宜揃えればいい。手鍋が一個あるとさらに良し。
それに本棚だけは必須。なんだかんだと本は増えるし、積んでおくと図書館の本を失くしたり汚したりして
ひどい目にあうことがある。図書館のレア本を紛失すると学校にもあなたにも最悪なので、
この機会に本のありがたみをかみ締めるクセをつけよう。
③書類を忘れんな
奨学金の書類を出し忘れると死ぬぞ、気をつけろ。
他に「履修申請忘れたZEEE!」ってクズは毎年複数出る。
何とかなる場合もあるし、ならん場合もある。まぁ、なんていうか色々忘れないようにしとけ。
あと、忘れやすいのが年金の書類。学生猶予をきっちり申請しとけ、あと住民票も移したほうがいいぞ
のちのちめんどくさいからな。印鑑登録もしとけ、区民・市民カードなくすなよ。
④新歓は行っとけ
早稲田は予想外にタテの繋がりが薄い。新歓で早めに、「顔を合わせたら挨拶する」程度の
ヤツをキープしとけ。ハマリ授業からおまえを救うのはこいつだ。
マイルストーンは最初の一年だけ買っとけ、それ以降は買わんでもいい。サークルと授業のヤツだけ見とけ。
あいつら巨額の儲けをたたき出してる集団で、実際そろそろ税務署とかに目つけられてんじゃないかと思うんだが
あれとんでもない額の利益出してるだろ。
サークルは入っとけ、なんでもいい。だが左翼と宗教には気をつけろ。
あと、「チャラついた学生生活送ろうと思ってテニサー入ったのにガチテニスサークルだった死にたい・・・」のパターン
あるいはその逆に気をつけろ。
⑤掃除機は要る、ベッドは要らん
部屋に散った煙草の灰、埃、その他雑多なヨゴレ。これは箒では結構きつい。
掃除機だけは買っておいた方がいい。特に喫煙者、おまえら絶対灰皿ひっくり返すから。
ベッドは要らない。上げ下げ出来る分布団の方がずっと便利。
どうせ物は増える、インテリアに凝るよりも少しでも生活空間を広く取っておけ。
あと、寝袋を一個買っておくと自宅がモルグ化した際に便利だ。
学校近くに住むやつは、寝袋は大事。さもないと、終電逃した後男同士同衾するハメになるぞ。
あと、どーでもいいがたまにカーテンは洗えよ。臭いから。
⑥ぼっち化はできれば避けろ
友人なんか一人もいなくても、特段困ることも苦しむこともそれほどはない。
一人でメシを食うところなんか周囲に無限にあるし、暇だって幾らでも潰せる。
シャノアールで一人黙々と本を読んで過ごすのもアリアリだ。おれもいる、コーヒーくらい奢ってやるぞ。
しかし、ぼっちが明らかに苦しむのは「就職」の時期だ。単位はぶっちゃけどうにかなる、少なくとも文系なら。
就職活動はかなりの団体戦的要素が強く、色んな情報を交換できるヤツが明らかに有利。
居心地のいいサークルは探せば幾らでもあるので、四月五月にタダ酒をたっぷり飲みつつ探せ。
適度な孤独と適度な交友関係、これが大事だ。あゆみBOOKS→シャノアールのコンボを楽しみつつ、友人も作っとけ。
どうしてもダメなら芋研にでも入っとけ。
⑦ワセメシはデブを産む
オトボケ、メーヤウ、ライフ、エルム・・・。早稲田界隈のメシと言えば、ハイカロリー、油ギッシュ、ウルトラカーボンが基本だ。しかし、文・文構の場合文カフェのメシは高い割りに旨くはない。これがかなり悩ましい。早大生に野菜を食う機会は極めて少ない。これはもう自宅めしでなんとかするしかない。個人的にはシャノアールのタマゴサンド300円(飲み物なし)で済ます奴らが賢いように思う。
ワセメシを喰って当たり前だと思うと、10キロ20キロの増量は当たり前だから、マジで気をつけろ。上記のメシ屋をローテした結果俺は一年次で15キロ太った。尚、エルムは初心者には厳しい、大変個性ある(キチガイと呼ばれることもある)オヤジの経営するメシ屋であり、カルボナーラを注文するとエライものが来る。「ミートピラフ」というメニューもあるが、これの大盛りなんぞ頼んだ日には・・・。初心者は先輩と行くが吉。ちなみに俺は大好きだ。だが初心者はオトボケのミックスフライ定食あたりから始めとけ。
これらに近寄ってはならない。少なくとも卒業したいのであれば。
しかし、これらに特攻することは早稲田を100%楽しみきるということにもつながるので、自己責任でやれ。
かなりの魔窟だ気をつけろ。早稲田に入ると、二浪一留くらいの人種がゴロゴロいて感覚はあっという間に狂う。
⑨ノートは取れ
「ハマリ」授業をとことん回避し続けると、マジでなんのために大学に行ったのかわからなくなる。
基本的に講師は中々のレベルなのでノートをちゃんととり、自分なりに授業も満喫しろ。
早稲田と言えど、クソDQNはいる。授業始まって45分後にコッソリ入ってくるような奴らになるな。
あれは流石にアウトなんだが、誰も今更注意しない。
流石に許しがたい、程よい堕落は大学の華だが、それとこれとはハナシが違う。
たまには思いっきりハマリな授業を取るのもいいだろう。俺のオススメはスペイン語だ、全般的にハマリ傾向が高く
不人気なため教授の熱意をモロに受けられる。
⑩二文生とは距離を置け
おまえら、「二文」なんて存在しないと思ってるだろ。
意外なことにまだ200人くらいいるぞ、夜の人種は。本来もう残ってないはずなんだが・・。まあ一文も結構残存してるけどさ。
奴らは非常に面白い奴らで、絡んでいると果てしなく時間を浪費できる。
しかも来年度に残ってるのは全員過年度生、濃縮早稲田汁100%だ、一撃で染まる破壊力がある。
あいつらは六講に寝坊する連中だ!同じ時間帯で絡んでると間違いなく卒業できないぞ。
まぁ、その場合は栄誉ある第三文学部入学となるんだが、それは別のお話。
⑪大隈さんの像には手を出すな。
アレに手を出すと、リアルに退学です。
京大のアレみたいな洒落は通じません。基本、全裸ネタに寛容な馬場周辺だが、大隈先生の像に手を出したものは情け容赦なく断罪される。酔った勢いでも頼むからやらかすな。
なるほど!では元増田はぜひ西武線沿線に。東武線も安そう。伊勢崎線とか。単なる想像だけど。
でも俺は山手線の外側に出るのは嫌なんだーーーー!!
西武線沿線とかに行けば、都心から離れずとも10万円程度で最新設備の一人用マンションが腐るほどある。
http://www.athome.co.jp/apps/detail/detail/4550238801_kr_01_rail_12_13
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「ださいたま」とバカにされたり、出身を聞かれて「東京」と答えると思われている埼玉県民ですこんにちは
なんだかもうネタ県扱いにも慣れてきて、いろいろ言われてもあまり気にしなくなりましたが
埼玉ってこういう所なんですよ〜と説明したくなりました
取り合えず埼玉といっても結構広いのであくまである一人の増田(東武伊勢崎線沿線住人)の考えです
上でわざわざ沿線を書いたのは、埼玉では沿線が違うと文化が大きく異なるからです
伊勢崎線沿線の増田が東京に行くときには北千住で乗り換えて、目的地に行くので池袋は通りすらしません
また宇都宮線や高崎線沿線の人々は上野で乗り換えや湘南新宿ラインで東京に行きます
住んでいる所が埼玉県と分かると「あ、池袋で買い物したりするの?」などと聞かれますが正直行きません
県で一番大きな都市である大宮についても比較的よく行く県東(JR線・伊勢崎線等)の人々と
そのあたりをごっちゃにされて色々言われても何だかなぁ…と思うことが多々
東京は仕事場だったり遊び場所であったり第二の故郷であるなんて人もいますが
住む所ではありません、だって埼玉に住んでるし
そりゃ東京に比べたら全くもってパッとしませんが、住みやすい所だと思っています
私も子供のころは「埼玉ってダセー、東京に住みたい!」なんて思っていましたが
大人になるにつれて、土地や賃料の安さ・環境の良さが分かってきましたよ
東京は東京、埼玉は埼玉どっちもメリットデメリットがあるねという程度だと思うのですが
何故か埼玉はよく突っ込まれるんだよなぁ…
ただ、私はずっと埼玉県育ちなので関東から遠く離れた地方の人の考えは分からないです
周囲の友人にもいないし
埼玉は住むにはいい所なのでみんな住もうぜ!ということです
そこそこ都会とけっこう田舎までの好きなところが埼玉にはありますよ
今住んでいる所はそこそこ田舎で周囲は田んぼですが、自動車が無くても困りません
家などはそこそこ安く、情報インフラ面も良し(光ファイバーやらテレ玉やら)
そしてなにより東京に近い!!!
イベントがあったり、何か買い物がしたいと思ったとき気楽に行けます
横国は、横浜駅からバスがあるみたいだが?とりあえず、「2時間半」とはずいぶん違うんじゃないかと思ったというだけで、ちょっと足すのぐらいはそりゃあるだろ。
南武線は、半分ぐらいは毎日乗ってるよ。
それはそれは。なるほど小作から横浜とか、西武線エリアとかは無理があるねぇ。ただ、駅からバスとかチャリで15分の団地、というのはあらゆる意味で不利なのはどうしようもないな。
駅から徒歩10分圏にしか住んだことないんで気がつかなかった。徒歩無理圏って、自家用車前提の人ばっかりだと思ってた。
地方の人か23区の人なのかなあ…?
(単なる例として挙げたんだとは思うけど)横国のキャンパスは横浜駅前にはなくて、相鉄線の和田町駅か横浜市営地下鉄三ツ沢上町駅から歩いて20分くらいなんだよね。それだけで「乗り換え検索サイトの横浜駅」から余裕で30分くらいは違う。
南武線や横浜線…乗ったことある?端から端まで毎日乗るものじゃないよあれは…orz
さらに、「多摩センター駅(多摩南部の急行停車駅)前に住んでる人」ってのは実際にはほとんどいなくて、北多摩(西武線とか)や西多摩(青梅線とか)の、各駅停車しか止まらない駅からバスとかチャリで15分の団地、みたいな人のほうが圧倒的に多いのですよ…。これで30分から1時間余裕で遠のく。
千葉大にしても西千葉駅なので北多摩から東西線で行くと総武快速使えないし、埼玉大も与野だから結局都心経由か武蔵野線…ほんと勘弁してくれ…。都立大/首都大も世田谷→南大沢だし。
人口いっぱいいるのに国公立大空白の地、北西多摩に公立大一つ作ってくれ!!上北台駅前あたりで!地価も安そうだし!(半分本気)
北口はあんまり変わってなくね?多少きれいめなビルはたってるけど、あのロータリーが変わってないからあまり変化を感じない。
吉祥寺とか三鷹あたりで縦に大環状線みたいのを一本電車を通してくれればもっと東京は便利になるのに。井の頭線が吉祥寺につながったのも中央線や京王線があそこ走ってるのも地形の問題かな?
激しく同意。西武線に出るのにバスしか手段がないってのは面倒。
個人的に、吉祥寺は十分開発されてると思う。東急の裏あたりなんてもうわけわかめ。
それでもあそこが昔の雰囲気を保ってるのは、昔ながらの商店街の人たちががんばってるからじゃないだろうか。