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はてなキーワード: 高田馬場とは

2017-04-06

上石神井を出ても自分は生きてゆけるのか、という問題

来年、この住み慣れた街を出て行くことになる。

その街の名を上石神井(かみしゃくじい)という。

西武新宿線という、おもに川越所沢などあまり品のある方ではない埼玉県民を東京に送り込むための路線において高田馬場から急行で2駅・13分の立地である

私は大学進学に合わせて上京し、とくに大きなトラブルもなく3年間を過ごしてきた。

「とくに大きなトラブルもなく3年間を過ごして」しまったのである。 

上石神井駅は決して大きな駅ではないが、特急以外の全ての電車が停まり山手線圏内へのアクセス性も非常に高い。

牛丼屋は松屋すき家から選ぶことが出来る(私は吉野家アンチなので、これは幸いであった)。

駅のすぐ近くにはアッサリ系のラーメン屋二郎系ラーメン屋が激安ドラッグストアを隔てて並立しており、その日の気分に応じてラーメンの濃淡を選ぶことも出来る。

駅に直結している西友は24時間営業で、しかも深夜にはアルバイトハセガワさんという美人もいる。

コンビニファミリーマートおよびセブンイレブンがあり、ポイントカード宗派争いにも寛容である

セブンイレブンの向かいにはホットモットもあり、弁当を買うにあたって選択肢には事欠かないことだろう。酢豚が食べたければ少し離れたところにオリジン弁当もある。

その他にも美味いパン屋や、チャーミングなババアのいるクリーニング店ちょっと洒落パスタのお店なんかまであり、要するに至れり尽くせりなのである

借りたアパートもまた良かった。駅徒歩7分の好立地で家賃4万2千円(共益費込み)。

隣人の大学生は重度の花粉症であること以外はまことによく出来た人物で、鼻をかむ音さえ筒抜けの防音性でありながらそれ以外の物音に悩まされたことなどかつて一度もない。

しろ隣人の鼻をかむ音に「ああ、今年も彼の花粉症が始まる時期か・・・」などと歳時記的な感傷にさえ浸っていたくらいである。

頻繁に外れる網戸に業を煮やし、内側からガムテープを用いて目張りのように固定したせいで友人から「ガス自殺の部屋」という不名誉称号をこそ付けられてはいものの、私の生活にはおよそ十分な住まいであった。

例えばの話である。私がこれからどこかに引っ越したとして。

もしも、その駅には吉野家しかなかったら?

もしも、最寄りのスーパーは20時に閉まってしまったなら?(しかも、そこにハセガワさんの存在しないことは自明である。)

もしも、オリジン弁当酢豚が食べたくなってしまったら・・・

私の大きな失敗が、そして不安がここにある。

初めての一人暮らしで、あまりに好条件な暮らしの出来る街を引き当ててしまったのである

ご存知のことかもしれないが、一度上がってしまった生活水準というものはなかなか下げられるものではない。

その「高い水準」の指すものが、たとえオリジン弁当酢豚であっても、クリーニング屋のチャーミングなババアであったとしても、である

これから就職活動を終えて引っ越す街を、愛せる自信がないのだ。

これほどまでに自分のために誂えられたような街を、日本のどこにでも見つけられることなど出来るだろうか。あり得ないのではないか

郷土愛をあまりミクロなところに見出ししまった私を、就職活動はどこへ連れてゆくのだろう。

願わくばこの街から通勤できる会社に入りたいものである

(追記:西友美人はもちろん仮名である

ハセガワのような在り来たりの苗字を、読者諸兄にあっては思い思い当てはめて頂きたい。そして全国のハセガワさんと、このハセガワさんを慮る諸兄は安心して頂きたい。)

2017-01-22

[] 2016年度版トイレランキング

最後の方駆け足になっちまった個人的山手線トイレランキングを発表するぜ!

記憶あいまいになっている部分もあるのでもしかしたら間違いあるかも・・・

申し訳ないながら全部男子便所に対する評価です。全部改札内トイレだったと思います。)

一位

大崎 anond:20160625163747

利用者数が少ない、空間が広く取られている、それなりに綺麗、便器数も多い。

利用者数の少なさと空間の広さが他と差をつけたポイント。綺麗さはそれほどでもない。平均以上ではある。

土日に歯を磨いているおっさんがいたら俺かも知れない。すまんね。

二位

恵比寿 anond:20160508205123

照明が明るくて割と綺麗で臭いが少ない。

デパートトイレみたいな感じでよろしいね

三位

巣鴨大塚

anond:20161120185911

anond:20161120190409

良く似たレイアウト。割と綺麗で人も少ない。個性はないがそつなくこなしている感がある。


特別

上野パンダ口付近) anond:20160424194257

めちゃ広い。山手線一の広さではないだろうか。他の駅も見習ってほしい。ただ設備が古くて臭いもわりとある

臭いダメな人は避けた方がいいかも。


ワースト二位

鶯谷北口付近) anond:20160828235535

ワースト一位

渋谷ハチ公口付近) anond:20160716213600

立ション感覚が味わえるのは他になかった。


他、印象が薄かったり一長一短あったりなトイレ

五反田 anond:20170109191205

御徒町 anond:20170109192210

高田馬場 anond:20160416223158

秋葉原 anond:20161127202418

新橋 anond:20160703180637

新宿 anond:20170122201400

新大久保 anond:20170122195304

神田 anond:20161016202414

西日暮里 anond:20161023220241

代々木 anond:20161023215725

池袋 anond:20160925202634

田端 anond:20161120191019

田町 anond:20161113214349

東京 anond:20160713223116

日暮里 anond:20170104235423

品川 anond:20160820220240

浜松町 anond:20170103155734

目黒 anond:20170122195852

目白 anond:20160616004630

有楽町 anond:20160619195111

駒込 anond:20161120185439

人多すぎ

原宿 anond:20160507210827

2016-07-07

http://anond.hatelabo.jp/20160215200833

そうでもないぞ。新宿区って広いし。新大久保だって高田馬場だって新宿区

個人的には水商売の人(いわゆるお水だけじゃなくて飲食店全般)が住んでるイメージあるな。家賃は高いけど住んでる人は庶民的な感じ。

2016-05-14

http://anond.hatelabo.jp/20160514175752

平日でもそんな待つところあるんだ

高田馬場カリスマ人気の皮膚科で、事前予約制ありで待って1時間程度、

初台だと30分くらいかな…

基本的駅前アクセスよいと混みやす

一般的には皮膚科そんな待たないと思う

2016-05-02

山手線詩集

神田で カンカン 怒ってる

すでに 飽き飽き 秋葉原

まあまあ まちまち 御徒町

上野で うええと 嫌な思い

ぐうぐう 寝ている 鶯谷

日暮里 ポリポリ つまみ食い

ニシシと 笑って 西日暮里

田端で バタバタ せわしなく

駒込 こまごま 目が回る

巣鴨に カモカモ いいところ

つかつか 大塚 歩いてる

いいから 行け行け 池袋

目白で じろじろ 見られてる

ババンと あらわれ 高田馬場

ぽくぽく 悩んで 新大久保

しんしん 新宿 雪が降る

ヨヨヨと 代々木で 泣いている

原宿 ハラハラ 気が焦る

しぶしぶ 渋谷は 似合わない

恵比寿で 冷え冷え 風が吹く

ろくろく 目黒も 行けやしない

五反田 ゴタゴタ 言い争い

先々 どうなる 大崎は 

品川 しなしな 花が枯れ

たまたま 田町で 出会ったの

まままま いいから 浜松町

シバシ 新橋 手厳しい

有楽町に 悠々 到着

とうとう 東京 今日の気分

2016-04-16

[] 今日高田馬場に行ったんだ

山手線も残すところあと2駅くらい。

僕「(ピコーン!)なんだここは!改札かと思ったら西武線乗り換え口じゃねえかババア!」

高田ババア「そうだよ!とっとと回れ右して向うの階段から外に出なこのスットコドッコイ!」

トイレ早稲田方面にだけある。広いがちょっと臭い

2016-02-23

まぐれで関関同立合格するも無い内定卒業し丸2年

大学オープンキャンパス(横浜市戸塚区)行ったときなぜかホテル高田馬場で、翌日はついでとか言って早稲田学習院オープンキャンパスにも、行ったんだが、パパは俺にその辺の大学に行って欲しかったのか、そうとしか考えられんが。

2016-02-08

カードショップ店員の態度の悪さ

 カードショップ店員の態度が悪いことが多い。

 分からないことなど、聞いても「そんなことも」知らないのって態度。

 

 殿様商売なら良いかもしれないけど、「市場規模考えるとどうなの?」って感じる。

 初心者やす努力しなくて良いの?

 ばかなの?

 死ぬの?

 まあ、遊戯王なら良いけど。

 mtg専門ショップは本当態度悪いよ。

 mtgなんて片手間ショップの方が接客態度が良い。

 某立川高田馬場は酷いな(笑)

2015-12-16

親のケアとはこういうことか

小学校低学年までは東京在住→北関東引っ越しだったので、親に連れられて徒歩ないし電車で出かけた記憶は、幼少時に集中していたりする(北関東車社会なんすよ)。

そして東京と言えば雑踏・人混みという印象が強いし、それはまあだいたいあってるのだが、ウチの親は、この人混みを巧みに避けて自分を連れて行っていたことに今頃気づいた。


例えば駅での乗り換えでは、大きな駅で乗り換えないよう、その前後の駅を使うようにしていた。

新宿の代わりに代々木中野高田馬場で、東京の代わりに神田で、上野の代わりに日暮里という具合に、上手いこと乗り換えていた。

やむなく大きな駅で乗り換える場合(池袋とか渋谷とか)はいもの3倍位、自分の立ち振る舞いに口うるさかったっけ。

そもそも都内にいながら、大きな駅があるような場所には殆ど出かけず、大抵の用事はなるべく近場で済ませるよう、当時は電話帳をフル活用して調べていた。

徒歩で公園に行く場合は、人が集中する出入り口は使わないどころか、一切近づけさせなかった。


大きくなってから分かったけど、こういう人混みが誘拐犯ホイホイ・痴漢ホイホイであることを踏まえると、実に真っ当で現実的判断だったと思う。

というか、彼らは人口密度が上がれば上がるほど元気になるという意味でも変態なのかも。

まあ、親に言わせれば当然のことをしたんだろうけど、とても感動してしまった。

2015-07-17

http://anond.hatelabo.jp/20150717010721

高田馬場のFIビルは、半分くらいアタリだと思ってる。

お安くはないが、手堅い。一通りロシア料理から居酒屋であるし、

少なくとも文流かとん久いけば、がっかりということはない。

2015-06-10

http://anond.hatelabo.jp/20150610192227

あるある、あたしも経験者。ただし中学生ではなく高校生だったけどね。制服着て、学校のバッグ持って、よくやるよね。

西武新宿線、いつもより遅い電車に乗ったときのことだ。鷺宮最後に乗り込んで、ドアにへばりつくように立ってたら、下落合高田馬場の間の急カーブにまぎれて後ろから下半身押し付けてくるのがいる。しかも手が伸びてきて胸をつかんできた。ああいうのの手首つかむのとか、気持ち悪いじゃん? だからばしっと叩いて、手の伸びてきた右斜め後ろを見たら、すぐそこにある高校(そこそこ名門)の制服のガキ。背は私より低いくらい(165センチない)。

唖然としているうちに、列車高田馬場に到着してドアが開いて、「駅員さん、この人痴漢です」と言おうかなと思う間もなく、さーっと逃げてった。5月の半ばで、何もなければとても気持ちの良い天気の日だったんだ。あのクソガキのせいで、小学校ときバスの中であったしつこい痴漢小学生なので、下半身押し付けられても何をされているのかまったくわからない)の体験を思い出して、実に胸糞悪い思いをした。20年ほど前のことだが、いまだにむかついている。

あのクソガキ、きっと別の日に別の人に同じことしてる。私が「駅員さん、この人痴漢です」と言えなかったために。そういうことも私の中で心の傷になってる。

そういうの、男に言っても絶対理解されないしね。「自慢してる」とニヤニヤされて終わりだ。女同士で愚痴のこぼしあいになれば御の字、年上の女性に言えば「あなたにスキがあるからそういうことになる」と言われることすらある。

2015-01-22

http://anond.hatelabo.jp/20150121194106

昔、高田馬場不動産屋で似たようなことあったな。

えらく安い物件があって話を聞きに行ったら、

やれ汚くて住めないだの謎の長い髪が落ちているだの理由を付けて下見させてくれなかった。

かわりに似たような価格帯の5駅くらい離れた糞みたいな物件すすめてきやがった。

これ契約させるための見せ物件かと納得して即座に帰ったけど、

気の弱い人や切羽詰まった人なら押し切られていただろうな。

2015-01-12

高田馬場

学校に近いので高田馬場ラーメン二郎に行くことが数回あったのだが、なんど注文してもネットでよく見るああいうのにならない。どういえばいいの?

2014-10-22

東京メトロ都営で、住んでたら凄そうに見える駅ランキング

暇なんで作ってみた

都市から歯なれば場所は知らないです。

【75】広尾 永田町 大手町 桜田門 霞ヶ関 東京 有楽町

=====ハーバードスタンフォードMITレベル(住める場所があるのか疑うレベル)====

【70】麻布十番 表参道 広尾 

=================東大京大レベル=========================

【68】青山一丁目 六本木一丁目 銀座一丁目 日本橋

【66】竹橋 目黒 白金高輪 神谷町

【64】明治神宮 北参道 京橋

【63】溜池山王  虎ノ門

=================宮廷早慶上位レベル========================

【62】赤坂 二重橋 日比谷 三越前

【61】銀座 渋谷 

【60】麹町 四谷 市谷 中目黒 外苑前 新橋  九段下 神楽坂 新宿

【59】九段下 神楽坂 新宿 四谷三丁目 神田

=================早慶下位、上智ICUレベル=====================

【58】新宿三丁目 後楽園  豊洲 根津 茅場町 築地 泉岳寺 曙橋

【57】東大前 千駄木 湯島 代々木公園 門前仲町 新宿三丁目 八丁堀 三田 芝公園

【55】池袋 月島 新御茶ノ水 淡路町 代々木上原 秋葉原 西新宿 浅草 大門 浜松町 神田 新富町 清澄白河

=================MARCHレベル=========================

【54】小川町 中野 高田馬場 人形町 小伝馬町 上野 荻窪 新宿御苑 五反田 牛込柳町

【52】東池袋 入谷  茗荷谷 稲荷町 田原町 押上 森下 勝どき 

【50】本郷三丁目 末広町 蔵前 白山 若松河田 両国

=================日東駒専レベル=========================

【49】西早稲田 本駒込  護国寺 木場  春日 上野広小路 馬喰横山 住吉

【47】落合 南阿佐ヶ谷 新高円寺 東高円寺 中野坂上  巣鴨

【46】三ノ輪 新中野 雑司が谷 江戸川橋  西巣鴨

【45】新木場 北綾瀬  綾瀬 西日暮里 東陽町

【44】辰巳 江戸川橋 北千住 

=================大東亜帝国レベル=========================

以下Fラン

2014-09-12

優しさの値段 〜時給1万円の重み〜

 

 昨日のことだ。

大学夏休みも後半に差し掛かったものの、相変わらず暇を持て余していた俺は、夜の新宿で一人のおばあさんと出会った。

その時の出来事がずっと引っかかっているので、ここに吐き出してみようかと思う。

 

(※ 昨日実際にあった出来事を、短編小説風に書いてみました。

  長文ですが、宜しければ暇潰しにでもどうぞ。      )

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 大通り横断歩道渡りきったところで、歩き食いもみっともないからと、立ち止まって新作のマックシェイクを飲んでいた。

イヤホンからONE OK ROCKが聴こえる。もう片方の手でスマホからFacebookをチェック。

たから見れば、よくいる今どきの若者だったことだろう。

 

 ふと気付くと、隣にある周辺地図を指して、おっさんが道案内をしている。

相手は、おっさんの倍近い年齢はありそうな、新宿には似ても似つかないおばあさん。

 

 なんの気もなく目を向けながら引き続きマックシェイクを飲んでいると、突然おっさんに話しかけられた。

西武新宿駅って、ここから結構歩きますよね?」

新宿はいくつもの路線が集まっているが、西武新宿線の駅だけは孤立している。

ここから歩いたら10分近くかかるだろう。かくいう俺も西武新宿線沿いに住んでいる。

「そうですねー。そこそこ距離ありますね」

そう答えると、そうですかー…という少し暗い声がおばあさんから返ってきた。

 

 「西武新宿線に、乗って帰られるんですか?」

今度は俺からおばあさんに声をかける。

「そうなの。昔はこの辺りに住んでたんだけどねぇ。40年も前だからすっかり変わっちゃって、迷っちゃったの。」

と、おばあさん。

 

 正直に言うと、この時点で少し厄介なことに巻き込まれたかもなという予感がした。

ほっておいたらどう見てもこのおばあさんは駅にたどり着くのに時間がかかるし、危なっかしい。

おっさんは見るからに良い人だが、さすがに西武新宿駅前まで案内するのかどうかはわからなかった。

何より、自分も同じ西武線で帰るのだ。

 

 「杖をどこかに置いてきちゃってねぇ。傘を買ったのよ、ほら。」

聞いたわけではなかったが、嬉しそうに傘をあげるおばあさん。

足が悪いのだろう。今気づいたが補聴器も着けている。

 「お元気ですねぇ! 今おいくつですか?」

今度は耳元にではなく、補聴器意識して話しかける。

「85歳!」

元気な返事が返ってきた。

「そのお歳で都会に一人で出てこられるなんて、ご立派ですね!」

おっさんが引き継ぐ。俺も同感だった。

 

 しかしいくら元気とはいえ、やはり道に迷っている85歳のおばあさんを置き去りにするのは酷だろう。足も悪いみたいだし…。

西武新宿線だったら、山手線高田馬場まで行って乗り換えた方が、歩く距離は短いかもしれません。」

そう提案すると、

「あぁ、そうですね!! その方が、いいかもしれませんね!」

おっさん同意してくれた。

「そう。ありがとう。」

ニッコリと笑うおばあさん。

(面倒くさくないと言ったら嘘になるけど、"やらない善よりやる偽善"かもな。今日はもう予定もないし、俺も付き合うかぁ、、! )

おばあさんの笑顔を見た時、そう思った。

 

 「じゃあ、行きましょ。」

おっさんが先陣を切る。俺も歩き出す。

「でも、二人に悪いじゃない。。」

申し訳無さそうな声を出すおばあさんに、

いえいえ僕らも同じ方向なので。 と各々答える。

 

 

 おばあさんの足は、遅かった。とても。

おっさんはそこそこゆっくり歩いてくれていたのだが、どんどん距離が離れていく。

おばあさんが急がなくてもいいように と思い、俺も出来る限りゆっくり歩いてみたが、それよりもおばあさんは遅いのだ。

仕方ないので少し差が出来たところで止まって、追いついたらまたゆっくり歩く というのを繰り返すことにした。

 

 おばあさんは、八王子友達と会ってきたらしい。

住んでいる場所的に、新宿を経由して帰るのはどう考えても遠回りだったが、そのことは言わないでおいた。

 

 普段なら3分くらいで歩く道を、10分近くかけて、新宿駅に着いた。

「すごいわぁ。」

コクーンタワーを見てか、高層ビル郡を見てか、おばあさんはそう漏らした。

夜景綺麗ですねー。」 カメラ趣味だというおっさんは、そう言いながら写真を撮る。

新宿は、道端はさておき、たしか夜景は綺麗だ と俺も思った。

 40年の月日を、おばあさんは今この場にいる誰よりも感じていたに違いない。

そのまましばらく、夜の新宿景色をじっと見つめていた。

 

 「それじゃあ僕はあっちなんで、ここで。」

おっさんはここでお別れのようだ。

「途中までですみません。よろしくおねがいしますね。」

そう言って違う路線の方面へと去っていった。

良い人だったな と素直に思った。

 

 「じゃ、行きましょうか。」

おばあさんとの小さな冒険の続きが始まる。

 

 おばあさんの速度に合わせて歩いていると、都会の街は一層慌ただしく見えた。

帰宅する人々は皆、すごい速度で通り過ぎ、横切り、追い越していく。

一体、なにをそんなに急いでいるのだろう。

 

 

 山手線の改札の前で、その出来事は、起きた。

 

 当然Suicaなど持っていないおばあさん。切符俺が買ってきますよ と言うと財布を取り出した。

はい!これ、あげる!」

そう言って差し出されたのは、1万円札。

 

(小銭はないのかな。というか、あげる…?)

今日はどうもありがとう。とっても助かったわ。」

「え、いや、、いらないです…!」

突然の出来事に焦る俺。

「いいから。」

少し強引に差し出してくるおばあさん。

 困った。お金が欲しくないと言ったら嘘になるが、なにもお金をもらうために付き添ったわけじゃないのだ。

ここで受け取るのは、なんだか違う気がした。

 

「いえいえ、本当に結構でs」

「嬉しかったの!!! ……嬉しかったの。」

俺の発言を遮るようにして、おばあさんは今日一番力強い声で、そう言った。

「そう、ですか…。」

流石に受け取らざるを得なくなってしまい、ありがたいような、申し訳ないような複雑な気分で1万円札を引き取る。

 

「私ね、子供も孫もいなくて…。だから今日は本当に楽しかったわ!

おばあさんは、俺のことを孫のように思う気持ちでこの数十分を過ごしていたのだ。

さっき「面倒なことに巻き込まれた」などと思っていた自分が、恥ずかしくなった。

 「そうでしたか…。…僕も西武線なので、途中まで同じ電車です。もう少しの間、お話しましょうね。」

それが偽善なのか善なのか自分でももうわからなかったが、そんなことは

「そう!嬉しい!」

というおばあさんの一言で、どうでもよくなった。

 

 

 おばあさんと一緒に歩いていると、人が歩く速度以外にも色々な発見があった。

 まず、多くの人が周りの人のことなんていちいち見ていない。

よく見ずに直進するので、ゆっくりしか歩けないおばあさんは怖かったと思う。特に歩きスマホは本当に怖い。

 そしてJR新宿駅は、入る改札によってはホーム行きのエレベーターエスカレーターもないことがある。

意識したこともなかったが、これにはとても困った。改めて他の改札に行くのも階段を上るのも、おばあさんからしたらどちらもシンドイことこの上ないのだ。

 結局階段を上ることになったが、俺が普段何気なく一段飛ばしで15秒もかけずに上る階段も、足の悪い人にとっては小さな山のようなもの

「よいしょ」という掛け声と共に、片足で一段一段登っていった。

本当に疲れるのだろう。 登り終わった後おばあさんを見てみると、汗をびっしょりとかいていた。

 

 

 山手線は座れなかった。

ただ電車を立って乗るだけだけでも大変だったに違いない。

ホームに着くと、「ちょっとあそこに座らせてもらおうかな」と、乗り換え口までの道の途中の椅子に、俺らは腰を下ろした。

世間話をしてる途中、

「お兄ちゃん、やさしいのね。」

おばあさんはそう言ったが、さっきまで考えていたことを思い出すと、俺はなんて答えたら良いのかわからなかった。

 

 西武新宿線も座れなかった。

おばあさんの杖代わりの傘に、力が籠もる。

一駅が、くそ長い。こんなに長く感じたのは初めてだった。

辛そうに立っているおばあさん。隣に立っている俺は、なにもしてやれない。

やはり西武新宿駅からの始発に乗るべきだったとか、優先席のある車両に乗るべきだったとか、色々な後悔が頭の中で渦巻いた。

 

 電車内の人々は、皆が皆スマホをいじっていて、気持ち悪い光景だった。

もちろん誰もおばあさんの存在には気付かない。

それぞれが自分世界に閉じ篭っている空間は、なんだか無性にしかった。

 目の前に音楽を聴きながら、スマホをいじっている青年が座っている。

(そこの同い年くらいの青年!目の前に困ってる人がいるだろ!気づけよ…っ!!)

心の中でそう叫んだ時、何かひっかかった。

 

 …そうだ。これは俺だ。

普段の、そしてさっきの俺。

スマホネットを開いて、音楽聴く。いつもやっていることじゃないか…。

 

 思えば、電車内で困った人などそうそう見かけない。

きっとそれだって、見えていないだけだったんだ。俺も。

駅では我先に歩くし、歩きスマホもする。

階段の不便さだって、考えたこともなかった。

 

 そう思ったら、どんなツラして目の前の人に声をかけたらいいのか、わからなくなってしまった。

目の前の、気持ち悪い自己中な人々。

だって、そんな人達の一員だったのだ。

笑えた。そして、ゾッとした。

 

 幸い、ようやく着いた次の駅で人が降りた。

座ろうとするサラリーマンに、

すみません!そこ、座らせて頂いてもいいですか?」

と急いで声をかける。

 一瞬「?」という顔をされたが、おばあさんを見て納得してくれた。

「そうやな。その通りや。」

その一言の暖かさは、今も俺の中に残っている。

周りの人は敵じゃないんだと、そう思えた。

「ありがと!」

おばあさんは、また笑った。

 

 それから10分程経つと、俺の降りる駅が近づいてきた。

「俺、次の駅で降ります。あと4駅ほどですので、降りそびれる事のないようにお気をつけて下さい。」

今日は本当にありがとう。楽しかったわぁ。」

屈託のない笑顔のおばあさんに、

「こちらこそ、ありがとうございました。」

自然にお礼の言葉が出てきた。

 

 そのやりとりが終わった辺りで、丁度電車が駅に着いた。

「では。」と俺。

さようなら。」とおばあさん。

もう一生会うことはないんだろうな と思ったが、それは顔に出さずに電車を降りる。

 

 ドアが閉まってもおばあさんは笑っていた。

でも電車が発車した際、不安そうな顔をしたその一瞬を、見送っていた俺は見逃さなかった。

 

 

 

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 あれから日経って、老人に優しくない街や社会についてだったり、

受け取った1万円の重みについてだったりを考えている。

 

 駅の構造だとかは個人レベルではどうしようもないとして、

大変そうな人の存在に気付くことくらいは、出来る社会でなきゃいけないよなと思う。スマホやめることは出来ないにしてもさ。

 

 若いうちは老いた後のことなんて考えないし、出来れば考えたくない。

でも4人に1人が高齢者超高齢社会

自分高齢者になった時に生きやす社会を作っていくことは重要課題だし、

将来されたら嫌なことは、今他人にもしちゃいけないんだよね。

 

 とはいったもの自分もそれらが出来ていない一員だと気づいたのが昨日なので、

社会にどうこう言える立場ではないことも痛いほどわかってて、だからまずは自分から変わっていこうと思います

ここに書いたのは、その決意表明みたいな意味もあります

 

 

 1万円は、未だに少しわだかまりが残っている。

一日バイトして、ようやく稼げるか稼げないかの大金

それを1時間程度の短い時間の中で手にしてしまったのだから、なんだか罪悪感に近い想いがある。

面倒くさいとか思ってたし。

 

 初めから「1万円あげるから案内してください」って言われてたら、どうかな。

俺なんかよりもっと丁寧に親切に案内してくれる人が殺到たかもしれない。

 

 でも結局は、おばあさんの言ってた「嬉しかった」って一言が、本質であり真実なんだと思う。

喜びとか感謝の気持ちが先にあって、言葉だけじゃなくて形でもその想いを伝えたくて、

今回はその想いの形に、お金という形式を選んだだけなんだと思う。

 たしかに1万円を受け取る時、「あぁ、俺が思っていたよりもずっと喜ばれていたんだなぁ…」と思った。

お金って汚いイメージもあるけれど、気持ちを形に出来る大切な手段の一つでもあるのかもしれない。

 

 出来ることなら世の中のビジネスが、今よりもっと"感謝の形"で回るようになるといいのかもなぁ。

…なんて、社会を知らない学生の戯言です。すみません

 

 

書こうと思ったことは以上です。

Facebookなんかで書くと善人アピールっぽくて気持ち悪いと思ったので、

ここに書かせて頂きました。

(とはい増田でも同じなのかもしれないし、心のどこかにそういう動機が含まれているのは否定しないです)

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

2014-09-03

己の無力さに耐えられない

家の中で家族生活している事実に、ときどき不快になる。家族構成員が、自分の求める精神レベルに達していない。と思うからである

汚らしい空気、すなわち、人を蔑み、己を持ち上げ、この世の全てを哄笑するようなメンタリティ、これらが漂っている気がするのだ。だから、早くここから脱出して、自己改革のろしを上げなくてはと苛立つのである

もっと清涼な空気を吸って、明るく朗らかな世界に生きたい。私は、いつもいつも、そんなことを考えてきたような気がする。

元気はつらつで、大きな声で笑って、てきぱきと仕事をこなして、失恋に落ち込んで、友情に悩み、それでも希望を抱きながら猛然と生きる人間。そんな人間に私は憧れると同時に、「なぜ、俺はこの程度なのだ」という恨めしさを覚える。必死につま先立ちをして、手の指先にまで力を込めて伸ばしても届かない、あの輝かしき世界。全く腹が立つ。

もう夏休みが終わってしまう。この暇な一ヶ月間に、一体何をなしとげたというのだろう?このようにして大学2年が終わり、3年が終わり、4年が終わり、地獄社会生活が始まるのだろうか?一体なんだってこんなに「つまらない」毎日を送らなくちゃならんのだろう?デカい顔して、高田馬場の町を高らかに勇み歩く連中と、部屋の中で一人でPCと向き合う俺との間には、どんな論理的差異があるのだろう?「そっち側」に行きたくてたまらないのに、俺を頑に邪魔する透明な壁がある。ふざけるなと。ロケットランチャーかつぎ出して、向こう側の連中もろとも木っ端みじんにしてやろうか。

2014-08-14

早稲田大学で「ここは勉強するところじゃない」と言われた話

いま、大学一年生。早稲田大学基幹理工学部所属してる。サークルは、4月新歓でなんとなく雰囲気が合ってた映画サークルに入ってて、週1の集まりにたまーに参加するくらい。特に楽しいイベントも発生してない。高校とき想像してた大学サークルって、毎日毎日うぇーい!!」って感じで飲みまくって、サークル内で彼女作ったり、週末は海行ったりフジキュー行ったりとかだった。実際は、授業とバイトっていう定期イベントがあって、それをこなしつつ友達遊んだり、家で映画観たりする生活。まあそういう普通っぽい生活楽しいんだけどね。

サークル大好きな大学生とかバイト戦士と比べたら、時間はあるほうだと思う。それと受験勉強反動か、受験や成績と関係ない勉強とかが妙に楽しいって思うようになった前期だった。で、5月くらいだったんだけど、図書館で読んでた「物理数学直観方法」っていう本が面白くって夕方くらいから、ずっと読んでたんだ。数式も結構出てくるので、紙とペンを机に広げて、実際に手を動かしながら読んでた。勉強好きな人なら分かると思うけど、なんだか脳みそ調子がいいときってあると思うんだ。本に書いてあることがスッと頭に入って、勉強以外の余計なことは一切排除されて、お腹すいたとか帰りの時間とか全然気にならなくなるような状態。この間もそんな感じの「ベンキョウハイ」な状態だったんだけど、大学図書館って、21:00で閉まっちゃうんだ。本当は、最後のページまでぶっ通しで読みたかったんだけどね。渋々、本借りてキャンパス中庭にある階段で読んでた。膝にノート広げて。

めちゃめちゃ集中してるときに「図書館は21:00までです。」とかって言われて、教室も遅い時間は鍵がかかってて入れないのは辛い。心の中では「うおおお、明日までに読み切ってやるぜぇ」とか思ってて、集中力保ったまましばらく読んでいたら、警備員が近づいてきた。「遅くまで勉強かい?関心関心。」とか言われるかなとか思ったんだけど、全く逆のことを言われたんだ。「ここは勉強するところじゃないよ。」って。そのとき知ったけど22:30以降は大学を閉めるので、学生教授大学を出なくちゃいけない。もうこっちは朝まで読み切るつもりだったので、ちょっとイラときて、「ここ大学ですよ!?」と言ったけど、警備の人にいうのも筋違いだなって思って、大学の近くにあるジョナサン勉強続けた。

ってことが5月のことだ。

で、最近試験期間も終わって夏休みに入ったんだけど、最後試験のあとに学部の中で、ちょっとえらい教授が、夏休みの過ごし方みたいのをダラダラとしゃべるんだよ。なにを話してたかもあんまり覚えてないんだけど、最後の締めの言葉で、「...夏休みを楽しむのもいいですが、みなさんは大学勉強するために入りました...」って。それを聞いて、5月のこと思い出してまたイラときた。

理系でも学部生は研究室所属してる学生ほとんどいない。早稲田理系学生は、学校勉強するなら、空いている教室図書館に行くしかない。でもさ、図書館教室も21:00に閉まっちゃうんだよ。つまり早稲田では21:00以降は「大学勉強する場所はない」って言ってるんだ。(研究室所属していれば、徹夜できるけど、これは研究室を1部屋1部屋、警備員がチェックしないってだけなので、表向きには22:30以降は帰るっていうのがルール)21:00って小学校低学年かよ。学校は21:00以降は図書館教室も閉めて、帰りなさいっていう。それでも帰らない学生は22:30に警備員に注意させる。大学入った頃は、高田馬場(大学の最寄り駅)のロータリーで酔いつぶれてる学生をみて「大学生にもなってなにやってんだか」とか思ったけど、大学が夜は勉強するなっていってるから仕方ないな。高田馬場は、居酒屋カラオケも朝5:00までやってるからね。

2014-07-14

東京の好きな讃岐うどん屋さん

個人的に好きな東京讃岐うどん屋さんをツラツラと書いていく

ここ数年で、讃岐うどん東京にも浸透してきたのか、いいお店が増えてきていると思う。

丸香(神保町)
個人的には東京で一位の讃岐うどんと思ってる。うどんの美味しさもだし、店員さんのオペレーションの素晴らしさで、いつも並んでいるけれどスムーズに食べることが出来る。
すみた(赤羽)
うどんも美味しいけれど、おでんも食べて欲しい。
こくわがた(本郷三丁目)
ここと、おにやんまは師匠が同じ?なんだけれど、おにやんまより洗練されてる感じがする。
おにやんま(五反田新橋東品川)
五反田のお店が本店新橋の方が広くて新しいので、初めての人は新橋店の方がおススメ、東品川店は行ったことないので分からない。
手打ち讃岐うどん五郎(錦糸町)
お昼しかやっていないけれど、日曜日もやっているので平日行けない人は日曜日
蔵之助(高田馬場)
アレンジうどんが多いイメージ飲み屋としても使える感じ
慎(新宿)
新線新宿駅の近く、ここも飲み屋イメージ、後うどんが他のところより細い気がする。
東京麺通団(新宿)
セルフのお店なので、他の店と違って揚げ物が揚げたてじゃないので、揚げ物の美味しさは半減する。ただセルフから出来るカスタマイズを楽しむのがいい。最近茅場町にも出来たらしい


行ったことがなくて他に気になるお店は、「讃岐うどん いわい(十条)」「谷や(人形町)」「うどん酒場肉芝(田町)」「さぬきのうどんや(曙橋)」とかかな

他におススメとかあれば教えて欲しい。

2014-05-27

http://anond.hatelabo.jp/20140527151155

田端王子の間が「高級住宅街」とは大きく出たな

ありゃ、単なる普通住宅街

しまむらがあるのが高田馬場茗荷谷なら

近いのは目白台か、六義園のまわりぐらいだな、せいぜい

高級住宅街だと言って恥ずかしくないのは

どっちみち、増田文章から醸し出される釣り臭の源泉

しまむらを恥ずかしがって高級住宅街をはき違えてる

バランス感覚貧乏臭すぎで

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