はてなキーワード: 立ち飲み屋とは
退職してちょっとしたところで一度だけ前職の人らが飲み会を開いてくれたけど、それ以外ほぼ全く人と話してない。髪切る時ぐらいだな。
もともとどこに行くにしても友達と一緒じゃなきゃ出かけたくないような一人で行動できないタイプなのに、よく生きてるなと思う。
まあいつからか友達みんな遠ざけてしまったのだが。いじられたくないのに、会話の間やつまらないと思われるのが怖くて自虐してしまうんだよね。
とりあえず孤独はこれ以上ないくらいにしんどいと重々わかったので、どうにかしようと思ってる。が、どうすればいいかわからない。
最近4軒ほど立ち飲み屋に行ってみたが知らない人と話す空気ではなかった。
一応東京にいて人はうじゃうじゃいるんだけど、よくもこう誰とも話せないもんだよなと。
お金も稼ぎたいのでとある勉強をしているけど、孤独感が強すぎてどうにも捗らない。詰んでいる〜どうしてこんなに詰んでいるんだ。もうすぐ30だし。人生短え。
以前にも書いたが、観光地の混雑で苦しまない、土日の神田がオススメだ。
神田といっても日本に数多ある神田の中でも、泣く子も黙るターミナルステーション・東京駅と、世界のオタクの聖地・秋葉原駅に挟まれた神田駅のことだ。
平日でもそれほど混雑しない半端リーマンの街・神田だが、観光客が少ないどこほではない。そもそも街に人が少ないので、土日や祝日になるとまじでゴーストタウンになる。
駅を一歩出れさえすれば、タクシーの列もないし、キャリーバッグに妨げられることもなく、ベビーカーも押し放題だ。
夕方から営業を始める飲み屋もヤワな感じで、客引きの兄ちゃんも押しがいまいち弱いので、ちょい飲みのパラダイス銀河だ。(せんべろ系立ち飲み屋も多いぞ)
特に最近マスコミ(の一部)で「裏千代田」と呼ばれる神田駅の東側、昭和通りを越える地域(台東区浅草橋や日本橋馬喰町との境目、千代田のイーストエンド)はおすすめだ。
①お玉ヶ池
むかしむかし、この周辺に住んでいたお玉という美しい娘が二人の男性からの求愛に悩んだ末、池に身を投げた伝説の池。現在は、埋め立てられてしまっていて、場所も定かではない。
②千葉道場
幕末の剣豪・千葉周作の道場があり坂本龍馬もここに通っていた。岩本町交番の南側に「玄武館跡」の碑がある
江戸時代の牢屋跡で、吉田松陰の処刑地。吉田松陰に関する碑が立っている。
④十思湯
サウナで一汗流そう。第2、第4金曜日はふれあいデーのため入浴料100円。
ともかく、もしも観光地の人混みで疲れたら一度、神田に来てみるといい。
確かに観光で楽しめるほどの場所ではないが、ミニストップも数店あるから、イートインコーナーでソフトクリームでも舐めるといい。
そこで、観光地の混雑で苦しむくらいなら、土日の神田に来い、と言いたい。
神田といっても日本に数多ある神田の中でも、泣く子も黙るターミナルステーション・東京駅と、世界のオタクの聖地・秋葉原駅に挟まれた神田駅のことだ。
平日でもそれほど混雑しない半端リーマンの街・神田だが、観光客が少ないどこほではない。そもそも街に人が少ないので、土日や祝日になるとまじでゴーストタウンになる。
駅を一歩出れさえすれば、タクシーの列もないし、キャリーバッグに妨げられることもなく、ベビーカーも押し放題だ。
夕方から営業を始める飲み屋もヤワな感じで、客引きの兄ちゃんも押しがいまいち弱いので、ちょい飲みのパラダイス銀河だ。(せんべろ系立ち飲み屋も多いぞ)
特に最近マスコミ(の一部)で「裏千代田」と呼ばれる神田駅の東側、昭和通りを越える地域(台東区浅草橋や日本橋馬喰町との境目の、千代田のイーストエンド)はおすすめだ。
じゃあいったいそこで何を楽しめばいいのかと、諸兄(姉)は疑問をもたれるであろう。
①お玉ヶ池
むかしむかし、この周辺に住んでいたお玉という美しい娘が二人の男性からの求愛に悩んだ末、池に身を投げた伝説の池。現在は、埋め立てられてしまっていて、場所も定かではない。
②千葉道場
幕末の剣豪・千葉周作の道場があり坂本龍馬もここに通っていた。岩本町交番の南側に「玄武館跡」の碑がある
江戸時代の牢屋跡で、吉田松陰の処刑地。吉田松陰に関する碑が立っている。
④十思湯
サウナで一汗流そう。第2、第4金曜日はふれあいデーのため入浴料100円。
⑤検索中
ともかくだ。
確かに観光で楽しめるほどの場所ではないが、ミニストップも数店あるから、イートインコーナーでソフトクリームでも舐めるといいよ。
神田といっても日本に数多ある神田の中でも、泣く子も黙るターミナルステーション・東京駅と、世界のオタクの聖地・秋葉原駅に挟まれた神田駅のことだ。
平日でもそれほど混雑しない半端リーマンの街・神田だが、土日や祝日になるとまじでゴーストタウンになる。
駅を一歩出れさえすれば、タクシーの列もないし、キャリーバッグに妨げられることもなく、ベビーカーも押し放題だ。
夕方から営業を始める飲み屋もヤワな感じで、客引きの兄ちゃんも押しがいまいち弱いので、ちょい飲みのパラダイス銀河だ。(立ち飲み屋も多いぞ)
特に、最近マスコミ(の一部)で「裏千代田」と呼ばれる神田駅のイーストサイド(台東区浅草橋や日本橋馬喰町との境目の、千代田のイーストエンド)はおすすめだ。
じゃあ、いったいそこで何を楽しめばいいのかと、諸兄は疑問をもたれるであろう。
①お玉ヶ池
むかしむかし、この周辺に住んでいたお玉という美しい娘が二人の男性からの求愛に悩んだ末、池に身を投げた伝説の池。現在は、埋め立てられてしまっていて、場所も定かではない。
②千葉道場
幕末の剣豪・千葉周作の道場があり坂本龍馬もここに通っていた。岩本町交番の南側に「玄武館跡」の碑がある
江戸時代の牢屋跡で、吉田松陰の処刑地。吉田松陰に関する碑が立っている。
④十思湯
サウナで一汗流そう。第2、第4金曜日はふれあいデーのため入浴料100円。
⑤検索中
ともかくだ。もしも観光地の人混みで疲れたら一度、神田に来てみるといい。
確かに観光で楽しめるほどの場所ではないが、ミニストップも数店あるから、イートインコーナーでソフトクリームでも舐めるといいよ。
自分も同じような気質だから、今になって父の大変さがわかった。
アスペ気質の人間が社会でやっていこうと思ったら、「ありのままの自分」という言葉を信じたら手痛い目にあうということを。
アスペ気質ゆえ周囲から舐められ馬鹿にされ押し付けられ、それでも些細な形成逆転を時にするために、理論武装や自分にしか出来ない事を磨き上げる。愛想よくしていい相手とそうでない相手も見極める。アスペ気質は理想家だからこんな自分が凄く嫌になることもある。
それでも頑張るのは、家族のため、子のためだったのだろう。
自分の今までを肯定しないとやっていけなかっただろう。気持ちだけでも肯定するために、酒の力を借りる。タバコも吸う。家族の前で再び理想の自分を演じるために、どこかでリセットしなければ頭の中が情報過多でおかしくなりそうだから、父は、必ず家に帰る前に寄り道をしていた。パチンコだったり、本屋だったり、安い立ち飲み屋だったり。そんな父を、母は、自分ばっかり楽をして!子育てを押し付けてと怒ったり、アスペ気質の父を、スマートじゃない面白みのない人望のない男と子供たちに腐していた。ならば自身が馬鹿にしているそういう男にしか選ばれなかった母も母だが。
妻からも愛されず、子供たちも妻に習い軽んじる。父の心の拠り所はなんだったのだろう。
母のしんどさもわかる。私は発達障害の気があり何度も学校に呼び出された。子供に対し何もしてくれないと嘆き、たまに遊園地に私を連れて行ったら、いいとこ取りしていいわねと腐していた。生まれてきてごめんなさいという気持ちに何度もなっていたが、父は外遊びが苦手な私に、母のようになんで外で遊ばないの?友達がいないの?と急かすことは一切せず、好きな漫画の話をして盛り上がったり、古本屋さんでいっぱい本を買ってくれた。
今思えば、父は自身と同じ気質の私と気持ちに寄り添ってくれたのだと思う。
父の癌が発覚したのは三年前。死んだのは去年だ。あれほど腐していた母なのに、献身的に介護をしていた。ホスピスに行こうか、ほかの名医と言われる先生のところに行くんだと必死で病院を探し回っていた。尻を叩く母が居なかったら、私も社会生活を営めたかどうかも怪しかった。
母も年々弱くなってきた。
結婚も出来ず、子供も残せず、親不孝で、なんのための生まれてきた子供なんだろうと自分のことを不甲斐なく思うこともあるけれど、生まれてきたことじたい、許されてきたのだと思う。
つらつらと思うことを語りました。見てくれてありがとう。
女性は大好きなんだけど、どこか下に見てしまっている自分がいる。
30近くになってお金に余裕ができてからファッションとジムにハマり、それまで垢抜けないオタクだったけどそこそこの美形になった。
すると周りの女性たちの目がすっかり変わった。「かっこよくなったね」「おしゃれになったね」と話しかけられるようになり、食事に誘うと即OKだし、向こうから食事に誘ってくる場合もある。
仕事で新しく知り合う女性も明らかに「優しい」。というのも、以前は話していると「それ以上は踏み込んでくるなよ」というガードを感じたのだけど、今はそれをまったく感じない。初対面から友達のように喋れるし、何なら恋人のようにいちゃいちゃもできる。
立ち飲み屋に行ったら連れはNGなのに自分とは抜け出すのOKでそのままセックスできるし、待ち合わせで視線を感じて話しかけると「今度飲もうよ」とLINE交換できたりする(後日会ってセックスしました)。マッチングアプリでもすごく出会える。
それまでとの差に見た目が違うだけでこんなに接し方が変わるのかと衝撃を受けた。
モテるというと語弊があるかもしれない。自分からいってるから。でも、何というか、ものすごく「警戒がゆるく」なったんだよね。話すのもデートするのもセックスするのも、すごくガードがゆるいんだよ。
以前は違ったんだよ。デートに誘ってもぜんぶの日程NGにされるし、当日に風邪引いたとか言われるし、手握ろうとしたら振り払われて足早に帰られるし。
今なら手を握ったらこっち見てにやっと笑って握り返されるし(何だよ、その顔!)、そのままビルの影でキスできたりするんだよ。
こんなに態度が違うんだから、なんというか、ぼくは女性と恋愛する気がなくなってしまったよ。セックスできる愛玩動物ぐらいにしか思えないよ。
だって向こうに恋人がいようが夫がいようが、口説いたらセックスできるんだよ。ガードがぜんぜんないんだよ。興奮するけど、その女性の心理に怖くなってしまうよ。
今、前職の先輩と不倫しているんだけど、それが3人いて、3人とも夫がいるのにそれをお構いなしにぼくといちゃいちゃして、うっとりした顔でくっついてきて、セックスするんだよ。気持ちいいし可愛いなぁと思うんだけど、やっぱりこんなことになると恋愛する気なくなるね。
ぼくは女性を人として見れなくなってしまったよ。この変わり身を見てしまうと、恋愛なんて無理だよ。たぶんツイッターで偉そうなこと書いているフェミニストの人も、ぼくはセックスできるよ。そうなるともう終わりだよね。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 126 | 18489 | 146.7 | 44.5 |
01 | 87 | 9733 | 111.9 | 63 |
02 | 49 | 5749 | 117.3 | 55 |
03 | 13 | 7073 | 544.1 | 178 |
04 | 30 | 4476 | 149.2 | 60.5 |
05 | 26 | 4290 | 165.0 | 107 |
06 | 40 | 3922 | 98.1 | 70.5 |
07 | 69 | 6449 | 93.5 | 54 |
08 | 92 | 8643 | 93.9 | 34 |
09 | 105 | 12298 | 117.1 | 67 |
10 | 220 | 18827 | 85.6 | 46 |
11 | 129 | 20071 | 155.6 | 68 |
12 | 137 | 10419 | 76.1 | 28 |
13 | 72 | 5139 | 71.4 | 43 |
14 | 94 | 7542 | 80.2 | 47.5 |
15 | 124 | 8285 | 66.8 | 39.5 |
16 | 156 | 12423 | 79.6 | 43 |
17 | 176 | 15108 | 85.8 | 45.5 |
18 | 133 | 14289 | 107.4 | 44 |
19 | 116 | 21079 | 181.7 | 50 |
20 | 86 | 12200 | 141.9 | 44.5 |
21 | 58 | 8212 | 141.6 | 54 |
22 | 112 | 23294 | 208.0 | 43.5 |
23 | 99 | 22393 | 226.2 | 47 |
1日 | 2349 | 280403 | 119.4 | 47 |
ジュゴン(9), 日系アメリカ人(5), ガサ(4), クソゲス(4), タマキン(5), 立ち飲み屋(5), ルポ(9), ロリータ(8), 憲兵(4), 野古(4), ギアス(4), 狂犬病(4), 違和(3), モナー(3), ナカイキ(3), RE(3), メーデー(3), 盗用(28), ーーーーー(15), ヘテロ(13), ーーーー(17), 女装(17), コカイン(11), 基地(14), ピエール瀧(8), 中絶(7), マップ(7), ーーー(15), 中年(16), バーカ(9), ミソジニー(9), 研修(9), ーー(10), 飲酒(10), マイノリティ(16), LGBT(32), 白人(15), 必須(13), AM(12), BL(17), PM(12), ポリコレ(26), 童貞(26), め(31)
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6109018(3044)
自分はヘテロ男性なんだけど、ただ女性っぽい髪型、服装が好きでそういう格好をしているのね。
まぁ、たまにおじさんにトイレでビックリされたり、ジムで女性更衣室に案内されたりするぐらいで、特に生活に支障はなかったんだけど、最近、明らかに周りの見方がウザくなってきた。
立ち飲み屋で飲んでたりすると、「LGBTですか?」とか聞いてくる(男も女も)。男友達と二人でいると「パートナーですか?」って聞いてくるやつもいる。
しかもそういうやつらはおしなべて「安心してください。自分は味方ですよ」みたいな顔してる。
少なくとも以前はそんなことなかった。ここ1、2年の傾向で、明らかにLGBTへの関心が高まった結果。はぁ、まったくうぜぇうぜぇ。「余計なお世話」だ。そもそもおれはヘテロだし。「自分は異性愛者です」と「カミングアウト」しろとでも言うのか。だったらお前が先にしろ。
正義ぶった憐れみの視線ほどウザいものはない。みんなでマイノリティのみなさんを憐れんであげましょうみたいな現代の風潮ははっきり言ってクソだ。くたばれ。
そのときはinterpalとか、ok cupid とかやってて、白人女子に会いたくて、英会話喫茶にいったり、みんなで集まってワイワイするパーティみたいなのをやったけどからっきしだった。
大体そういうパーティーは男性が外人で女性が日本人で、たまにいる白人女子にも大量に男が群がるという、ハプバーのような光景であった。
自分がモテなかったのもあるが、母数がおもなネックだったように思う。かなり時間がかかったように思う。
~~~~
それはとある街のHubに入ろうとしたところ、白人の女性が入り口で同じように入ろうとしており、やっぱ入らずに出てきた。
40前半で二人子持ち。でも割と綺麗。Hubのような男が女に群がっているのが嫌いだということで、意気投合(俺もきらいっす)
それが白人の血が混ざった人との初体験。翌日自宅にブルガリの時計を忘れて行って、そのまま質屋に売ってしまおうかと一瞬思ったが
思いととどまった。この人は割といい人で、まぁ全部おごらされるけど、悪い気はしない。さばけていて、いろいろ話してくれた。
実家がかつて金持ちだったこと、2人の息子となかよく暮らしていること、離婚したこと。セフレの男性がいること。
30の誕生日には、会ってくれてなんかしらんがやらせてくれた笑 ドンキにバイブを買いに行ったりもした。
そんな思いで
その日僕は、様子見のために会社が新しく立ち上げたバルに立ち寄った。
いつものようにSが近寄ってくる。
1名はすでに履歴書で確認していたのでなんとなく人物像を描けていたのだが、もうひとりを見て口から心臓が飛び出そうになった。
Kと名乗るその女性は、僕がまだこの会社でペーペーだった頃に猛烈な恋心をいだいたZに生き写しのようだったのだ。
少し鼻にかかる声、長い手足を更に大げさに振り回すようなリアクション、育ちの良さから来るであろう無自覚に人を見下ろすような言葉選び、そして時折、吸い込まれそうなほど大きな瞳で時が止まったかのようにこちらをじっと見つめてくる癖までも、何もかもが同じだった。
しかし、いくら生き写しのようだとしても初対面の見ず知らずの女性だ。
準備運動もなしに階段を一気に駆け上がったかのような鼓動をさとられないように冷静に挨拶を交わす。
ただ、そうやって話せば話すほど、彼女は隅々までもZと同じだということがわかった。
あれから15年が経とうというのに、まさかこんなに胸が苦しい思いをすることになるとは思いもよらなかった。
そんな時唐突に、Sからそろそろねぎらいの食事に連れて行って欲しいと提案を受ける。
この男は全く無神経なところがあるが、今日に限ってはその無神経さが染みるほどにありがたく感じた。
「それならば今日の閉店後はどうか。たまたま予定が空いている。」
そういうとSは早速その場にいる人間に予定の確認を行い、かくして閉店後、すぐ近くにある居酒屋でテーブルを囲うことになった。
はすむかいの、Kとの視線が直接交わらない位置に座ると、僕は周囲にさとられないように改めて彼女を観察した。
Zの娘なのではないかと疑わなかったわけでもないが、聞けば23歳だというKの年齢を考えるとそれはあり得なかった。
僕を含め、まだあってから日も浅いであろうバルの従業員たちに対しても、Kは喜怒哀楽を隠すことなく誰にでも等身大でストレートに交わっていた。
世間に出たての、恐れることも疑うことも知らなかったZと同じ、見ている人間をどこか心配にさせるほどの天真爛漫さに、もう若くないはずの自分の胸の奥にある甘酸っぱい感情が刺激されるのがわかった。
こちらが感傷に浸っていると、Sがこそこそと耳打ちをしてきた。
聞けばキャバクラに行きたいのだが一緒にどうかということらしい。
ある種悶々とした気持ちを引きずったまま妻子の待つ家に帰るのも気が引けると小声で承諾すると、Sは唐突に皆に向かって叫んだ。
「お前ら!次はキャバクラ行くぞ!」
よせばよかったという後悔と、別に自分がそういうところに出入りすることをKに知られたから何になるのかという自問自答に挟まれながらふと顔をあげると、なぜかKは目を輝かせながらSを見て「わたしも行きたい!」と言い放った。
Sは当然のようにそれを受け入れると、Kに加えてもうひとりの新人と、店長であるDを含めた5人でキャバクラに行くことが決まった。
すでに終電も終わっている。ここかはらタクシーに乗らなくてはキャバクラに行くことは出来ない。
Sと新人女性2名、自分と店長に分かれて2台で2つ隣の駅までタクシーを走らせる。
タクシーから出ると、Sはなれた様子で客引きに声をかけて早々と値段交渉を始める。
それを待っている間の悪さをさとられないように、残りのメンバーとは当たり障りのない仕事の話を交わす。
いよいよ交渉が成立し、客引きに連れられて店へと入ろうとすると、Sがニヤニヤとしながらこちらに近づいてきた。
「値切って安くさせたのでよろしくおねがいしますね!彼女らも喜んでましたよ!」
こやつ、女性の手前断れないだろうと支払いをこちらに押し付けようとしてきたらしい。
酔いも手伝ってか、この一言で完全に頭に血が上った。
「ふざけるな!どうしてお前はいつもそうなんだ!自分の根性を見直してこい!」
自分もいつもなら社長が一緒でなければこういった場所にはいかない。
お金が勿体無いという以上にそれほど興味がないし、社長と一緒にいく理由も、社長は男同士が腹を割って話すのに必要な儀式だと譲らないからだ。
居酒屋で耳打ちしてきたときから、Sは全てを計算の上だったのだろう。
しかし、Sは怒鳴られて悪びれるどころか横目でこちらを一瞥して舌打ちをしただけでその場を去っていってしまった。
怒りにまかせて身を翻し駅前のタクシー乗り場へと向かうが様々に渦巻く感情を引きずったまま家に帰る気にはなれずに、しかたなく気持ちが収まるまで立ち飲み屋で過ごすことにした。
Kに対して下心がなかったわけでもなく、見栄を張りたい気持ちがなかったわけでもない。
それをSに見透かされたような気がして、そんな自分に一番に腹が立ったのだ。
このままではどちらにしても家族に合わせる顔はない。
唐突に孤独感に襲われると、そこから逃れるように8年前に別れたHを携帯電話のアドレス帳から探し出して呼び出しをタップした。
Hである理由はなかったのだが、Hなら電話に出てくれそうな気がしたのだ。
しばらくの呼び出しの後、「どうしたの?」と訝しげな様子のHの声が聞こえてきた。
「すまない。特別に理由があるわけではないのだけど、ただ、少し声が聞きたくなって。」
「今から来る?」
色々とこうでなくてはいけないと押し付けてくる彼女が面倒くさくなったのだ。
何となく彼女もそれに気づいていたのだろう、数回の着信を最後に、一切の連絡はなくなった。
その後半年もせずに僕は、親同士の知り合いによる紹介でお見合い結婚をした。
仲人の方が二人をよく見てくれていたのか、お見合いから早々に意気投合し、半年で挙式、そこからちょうど11ヶ月で長男が生まれた。
結婚生活には満足している。
それまで見ず知らずだった僕に、妻は本当に良くしてくれている。
ただ、2人目の娘が生まれて4年。その妊娠以降、セックスはない。
「30分あれば着きます。」
それだけいって電話を切った。
Hは8年前と同じ様子で僕を迎え入れてくれた。
相変わらず僕の服装や行動一つ一つに、こうでなくてはいけないと色々と注文をしてくる。
今なら笑って受け流せるが、これも半月も持たないだろうと心のどこかで考える。
テーブルをはさんで、何も生み出さない会話と発泡酒だけがいたずらに消費されていった。
気がつくと時計は3時を過ぎようとしていた。
何も連絡をしないままでは妻に怪しまれる。
”申し訳ない。少し飲みすぎてしまった。朝までSの家で休んでから帰ります。”
「誰にメールですか?」
Hの問に「あぁ、妻に。」とだけ答える。
Hも「そう。」とだけ答える。
「わかりました。お気をつけて。子供の出番までには間に合うと、きっと喜びます。」
子供の屈託のない笑顔に、急に冷水を頭からかけらたかのようにはっとする。
自分は今どこにいて、今まで何をしてきて、これから何をしようとしているのだ。
猛烈な後悔が押し寄せる。
涙で目の前はかすみ、アルコールを多分に含んだ血液は音を立てんばかりの勢いで回り始める。
周囲の音は一切が聞こえなくなり、ただただ息が苦しくなる。
いくら息を吸っても苦しさは増すばかりで、体内のありとあらゆるものが溢れ出ようと小さな口へと殺到してくるのがわかった。
身体の内部から気管が塞がれもう吐くことも吸うこともできない。
今日、僕がたどった道のりを妻はSからどのように聞かされるのだろう。
死にゆくときさえも後悔で終わっていく自分の人生に、薄れゆく意識はどうしようもない情けなさと悲しさで滲むように満たされていくばかりだった。
ふと枕から顔をあげると、先程の息苦しさが嘘のように新鮮な空気が身体へと流れ込んできた。
肩で呼吸をしながら逸る心臓が収まるのを待つ。
涙で目の周りがぐしゃぐしゃになっているのがわかった。
音色の違う穏やかな寝息が耳に聞こえてくる。
カーテンから差し込む光が、まだ夜が明けたてだということを教えてくれる。
僕は一度死ぬことが出来た。
後悔のない人生の終わりはきっとないだろう。しかし、家族をいたずらに悲しませることは避けることができるかもしれない。
まずはこのぐしゃぐしゃの顔をさっぱりと改めようと、寝室の扉を音を立てないように静かに閉じた。