はてなキーワード: オッズとは
よく文科省の研究へのお金の出し方などの選択と集中について、こういった批判を目にする。
そのあとには決まって、「どれが当たるかわからないのだから幅広い研究に~」と続く。
しかし、この意見はそのたとえなら、「馬券を全通り買えば当たる」と言っているのと同じではないか。
何かを馬券に例えるならば、その正解は「一銭も出さない」ことが正解となるだろう。
反論として「それはギャンブルの還元率がマイナスだからであり、研究はトータルではプラスである」というのは考えられる。
それならば好きなだけ出せばよいのではないか?
まあ政府の支出を増やすには国債を刷るなりなんなりのマイナスがあるとして、国債の利率と研究投資の還元率を比べて総額を決めて各研究に割り振るのが正当だろう。
しかし競馬は走る馬の数も週のレースの数も決まっているが、現実社会は複雑さが遥かに高く、研究対象も手法もすさまじい数になる。
したがって、がん治療薬に10円、ワールドトリガー研究に10円。
それが馬鹿らしいというのなら、各研究のリターンを算出して合成オッズを出してそれに基づいて配分。
すでにほぼ選択と集中の域な気もするが。
「馬券を何も買わない」か「3連単を全部買う」のどちらも選ばないのならば、そこには必ず選択と集中が存在している。
批判するのならば、その買い方はおかしい、という批判をしないといけない。
前走好走の馬ばっか後追いで買うから散々な目にあっているんだ、とか、上位人気5頭の馬連ボックスとか回収できるわけないだろ穴馬混ぜろとか。
競馬ファンだって、みんな馬柱がこれが当たりだよってプレゼンしてくるのを聞いてこのどれかが当たり馬券だと思って買っているんだ。
コンサルにてアナリストをやった後、データサイエンティストを名乗りながら仕事をしています。そんな中で嫌だったなと思った人たちとプロジェクト
最近はアウトカムでの評価の流れにはなってきたが、まだまだモデルの評価をする事は少ない。
でも何故か相変わらずロジステックとCox回帰をやれればおっけーであり、モデルの精度が当たらなくてもオッズ比と説明変数の
有意差だけでていれば上手く行く分野。 本当に心が痛む上、まだまだ「医者でなければ人であらず」が通ってしまい、モデルの説明よりもお医者様のお言葉が1stにきてしまう。また分析プロジェクトの
設計らしい設計があまり出来ないのもつらいところ(モデルの精度が出ていないのにそのオッズ比・有意差に何の意味があるんだと思う)。後日本の製薬企業から「何とか工夫で有意差がでないのか!!」
という謎おしかりを受ける・・・いやそんなん無理ですやんと切実に思う。やる気でこの世界の数字は変わりません。
割と良いBIみたいなんが良くも悪くもあるためアナリストの人たちがやった気になっているやつ。Web関係のアナリストは、アナリストを名乗って欲しくない人の方が多いイメージ(勿論しっかりWebアナリストやっている方々は知っている)。広告内容を分類し、CVを予測、そしてマルチチャネルの予算からのCVを最適化案件をしていたらWebアナリスト様から「私の作るLPは最適です。なので予算4000万です」という謎の最適の主張を受けたのはいい思い出(何故かデザイナー様がWebアナリストもやっていた)。広告内容のuser2vecでのレコメンド実装にチャレンジして評価して、協調フィルタリングよりも精度はよさげだな喜んでいたら、どっかのよくわからないレコメンドツールというのが汎用性もあるし、既存のツールに1万ぐらい払えば追加できるとそして何故か「最適化」されているという言葉に役員が騙されて決済がおりていたのを聞いたときは殺意が沸いた。どうせ既存のマーケティングオートメーションのレコメンドエンジンなんて協調フィルタリング・ロジぐらいだろうと思っている。本気で分析やっている人がそうそう最適化なんて言葉を使わないと思うんだ・・・。まぁここの反省はWeb業界といってもみんなコーディングがりがりではなくてGUIでいいならそれでが割と多いという事を学んだ (注意)。
3.データベース関連
どっかの人のにもあったが、「あっ、データ分析分かるんだよね?」という事でVB6とAccessの改修をやらされそうになったときは全力で拒否った。
4.やる気を説いて来る人達
やる気で数字が変わったら誰も苦労なんてしないんだよ・・・。半教師有り等で精度向上見込めるといってもいくらなんでもこのデータでは
5.ホワイトボックステストを要求されたとき
モデルのホワイトボックステストってどうやってやるんだ?精度を検証用データでやっていれば良いじゃないかと思っていた。ただそこの金融系でITプロジェクトは、基本的に「ホワイトボックステスト」やらが必須らしく・・・おいおい・・。とりあえずカテゴリーの目的変数がそれぞれの値を取ることを客先で見せてかつレポートで「こうこうこうゆうときにカテゴリー変数が変わりますよ」という彼らがいう境界線の確認を全てやることになった。カバレッジ100%も言われたが、流石に無さ過ぎるので諦めてもらった。
6.KGIとKPIしっかり切り分けてBI作成していたら集計屋かといって来られる時
どこかの人にもあったが、私はビジネスが動けばよいと思っているので難しい分析をしなくても上手く行く時は、集計で上手く切り分けて、要因分析をやる(裏で決定木とかで境界値とかは見ていたりする)。ただ何故かそれで集計ばかりしかしていないと怒られる。別に研究者ではないし、難しい分析をしてクライアントへの説明に時間を取られたり、展開が難しくなるぐらいならば皆と合意した上で、KPIとKGIを切り分けてダッシュボード作成をしっかり出来る方が実はビジネス上上手く行くだ。むしろ自分への戒めでいつも難しい分析が本当に必要なのかと思ってるぐらいである。
注意 因みに私の別部署でインフラ基盤周りのWordpress関係が炎上していた。そこそこの大規模でWordpress使うって大変らしいのに・・・。
蠱毒っていう「とにかくいろんな毒虫を100匹集めて、一箇所に集めて殺し合いをさせ、生き残った一匹を呪術の媒体にする」っていうのあるじゃん。
あれを調べると「蛇から虱まであらゆる生き物でやって、蛇が生き残ったら蛇蟲、虱が生き残ったら虱蟲、とする」って書いてあったわけよ。
でもさ、俺が思うに絶対あれギャンブルに使われてたと思うわけよ。
とか絶対やってたとおもうわけよ。
確かに、呪術師A、B、Cが予想した奴らは強敵だよ。でも、例えば虱よ。
絶対勝てないじゃん。
例えばさ、これが競馬なら、勝てないと言われているクソ馬でも、なぜか他の馬が事故ったり、その日は調子がよくて勝てる「大番狂わせ」があるわけだ。
呪術師D「これだからギャンブルはやめられねぇ」と虱に有り金突っ込むみたいなのが想像できない。だって、蠱毒に大番狂わせって絶対無さそうだし、最終的に呪術の媒体とするならもし虱に大幸運が降りてきて周りが勝手に殺し合って生き延びた虱とか絶対不適切じゃん。
そう考えると虱に賭けるやつってオッズが5千兆でも絶対いないでしょ。多分、呪術師Dが「虱に賭ける」といった瞬間に主催の呪術師から「おまえ、俺の蠱毒を弱い呪いにするつもりか!?」って怒られると思うし先輩のメンツを潰すわけにもいかない。
そうなるとやっぱり平等にどれが当たってもおかしくないって状況にしたほうが、主催としてもドキドキだし、ギャンブルに参加する呪術師も今までの戦績とかから選べてドキドキ・ワクワクだと思う。多分、呪術師Eあたりは「予想屋」として一儲けできる。集められた蟲たちも「自分が生き残れるかどうかは時の運」って思えば多分張り切り方も違うと思う。
例えば、虱のような一見生き残れないようなやつには武器の使用を許可する。ほら、これだけで虱のオッズだけ突き抜けたたのが解消された。例えば、毒を持ってないのに気持ち悪い外観だというだけで参加させられたゴキブリもいるだろうから、ステージセレクトはランダムにする。これで「冷凍庫ステージ」とかきたら寒さに強いゴキブリはかなり有利で、蛇は冬眠しちゃうから相当不利だろうな。もう、参加呪術師もワクワクドキドキ、主催も最高のエンターテイメントを提供出来ると思いながら飲むワインは格別だよね。
だから、一回蠱毒はルールを平等になるように整備するべきだよ。
とりあえず俺は
「当日参加するメスの蟲はスコア+15の状態でスタートする。(しかし、卵の持込および、子供による生存は不可とする。)」
「最初の180秒は爬虫類のみに競い合いをさせて、その後昆虫類→最小昆虫類という投入をする。」
「呪術媒体となった蟲が呪術的に弱い個体であっても主催はルールブックに乗っ取り媒体としなければならない」
あたりは必要だと思う。
サッカー日本代表の岡崎慎司が所属するプレミアリーグのレスターシティが優勝して話題になっている。
開幕前に優勝オッズが5000倍と言われていたくらい奇跡のおとぎ話で、この5000倍に賭けてた人は25人らしい。
実は私も5000倍ではないが、これに万越えのお金を賭けており、一気に隠居出来る金が貯まった。
実は昨季から賭けはしていたんだけど、ナイジェル・ピアソン率いるレスターが勝ちまくっていた時期があって、レスターが弱いチームなだけあって勝ちに賭けるとかなり倍率が良かった。
だから昨季終盤からレスターの勝ちにちょこちょこ賭け続けていた。
そこで今期もいけると思っていたところ、優勝オッズが5000倍。
ネタで万札賭けようか迷ってた。
そんな時、ピアソン監督の息子の不祥事でピアソンが解任され、代わりに壊し屋と言われるラニエリが監督に就任した。
(「壊し屋」とは、不調のチームをいじって毎回初めは上手く立て直すのに、軌道に乗ってきてもいじり続けて結局ダメにしてしまうラニエリのあだ名。)
だから賭けるのを一旦控えてた。
途中で賭けを降りて小金をもらうかも迷ったけど、最後まで粘って正解だった。
一生これだけで食ってはいけないけど、適当にネットビジネスでもしながら生きていけると思う。
みんな「ビッククラブは勝つ」とか思ってマンチェスターユナイテッドとかアーセナルに賭けたり、自分の論理で「絶対勝てる!」とか思って賭けて負けるけど、結構弱いチームに負けたりしてて、私の友達も大損したりしてるのね。
それよりも、弱い扱いされているけど、実はホームはめっぽう強いチーム(グラナダやローマ)、なぜかホームで勝てないチーム(マルセイユ)、毎回同じ結果に終わるジンクス(アーセナルはギリギリCL出場、ベスト16で散る。レアルはCLで準優勝しない。CLで2年連続優勝はない、など)なんかに賭けた方がいい。
ジンクスや傾向って言うのは、私たちが思う論理では納得出来なくても、なにかしら理由があってそうなっているから。
勿論負ける時もあるし自己責任。そもそも19歳以下はやってはいけないし、損する事もある。
でも、やっぱりスポーツが好きなら賭けるとそれだけ熱も入るし、なにより私みたいに儲かる人もいる。
日本ではパチンコは合法でカジノは違法。多分既得権益のために日本ではこうなっているだけで、海外ではブックメーカーは合法だし、イギリスに住んでいたときもサッカーファンはみんな試合前にブックメーカーチェーン(イギリスでは町を歩けば日本のタバコ屋みたいにどこでもある)で予想をし合って楽しんでた。
ちなみに私は日本語があるのでWilliam Hills(http://bit.ly/1jeHsTC)を使っているけど、bwin(レアルのユニフォーム広告やってるとこ。 http://bit.ly/1f5mE2F)
私はもう隠す必要がなくなったので、賭けの戦略を上に書きました。
直近だとレアル優勝、セビージャ>グラナダ、レノファ山口>ツエーゲン金沢なんかがおいしいと思う(私も賭けましたが、勿論自己責任で。)
まだ始まってもねーだろ!とか今年、日本人が世界大会で優勝しただろなど色々ツッコミが
入りそうだがとりあえず読んでみてくれ。内容は大した物ではないから読んだ後でがっかりしても俺は知らないよ。
なぜオワコンなのか?
そんなのどこの業界でも一緒じゃねーか!とも書かれそうだが問題はスキルの上昇ではなく
ポーカー業界が負けても楽しい仕組み作りや努力を怠ってきたためだ。
プレイヤーや運営側が利益の追求を優先してそういった仕組み作りが遅れた結果、
オワコンになっているという説を書いている。
そもそもポーカーで勝てるのは相手のミスにつけ込むからだ。あと当然、運も絡むがスキルよりも重要な要素ではない
(この辺の勝ち方や運の要素については書くのが面倒だからネットで調べてくれ)
ではミスの少ない上級者同士が対戦したらどうなるか?当然、お互いに勝ちにくくなる。
なので上級者やプロは中級者がプレーしているレートに下げて勝とうとする。
そうなると中級者は勝ちにくくなるので初級者のレートにも参加するようになる。
初級者は下のレートに籠もるかスキルを上げなければ勝つのは難しいだろう。
こうしてプレイヤー全体のスキルが上昇していく。運だけでは勝てないのは良くも悪くもスキルゲームの証明なわけだ。
現状では手持ちのカードの勝率、オッズ、オンラインであれば対戦相手の打ち方の分析ツールも使いこなさなければ
勝つのは難しい(その他諸々の要素)その上で相手よりも勝率が大きく上回っていて負けたとしても冷静な精神を保たなければ勝ち続けるのは困難だ。
(勝率5%以下の相手のカードにまくられて負けるのは多くの対戦をこなすオンラインポーカーでは日常茶飯事だ)
数学や日常では考えられない忍耐力、判断力、それからPCの分析ツールを使いこなすのは初心者にはとても大変だと思う。
ポーカーブームの火付けとなったのは2003年にアマチュアのプレイヤーがプロも参加する世界大会で優勝した事がきっかけと言われている。
優勝した種目はテキサスホールデム(日本でよく知られている5ドローポーカーではない。この文章もホールデムポーカーを主な対象にして書いています)
素人がプロに勝ちとてつもない賞金が手に入りオンラインでは短時間で日常の仕事より何倍ものお金を稼げたからだ。
ブームになった当時はルールもよく知らないプレイヤーも多く、ポーカーでの数学や相手に対する分析のツールも今ほど発達していなかった。
良く言えば戦術は単純だった。悪く言えば皆、下手くそだったと言う事だ
下手くそ同士ならミスも多いからコツを掴めば簡単に勝てる。当然、相手は弱点も多い。
簡単に稼げると知って世界中の多くの人がポーカーをやろうと参加してきたわけだ。
初心者が多ければ多いほど勝てる環境が出来上がる。しばらくそんな状況だったんじゃないかと思う。
あれから12年が経ちプレイヤーのスキルも上昇しポーカー関連のツールや戦術本もブーム当時には考えられないほど充実してきている。
引退してしまうプロプレイヤーも出てきた。オンラインでのポーカールームに参加する人数も減ってきている。
スキルの上昇に伴って稼ぎにくくなったのもあると思う。また過去にブラックフライデーという大きな事件
(アメリカの政策で主なオンラインポーカールームがプレイ不可能になり多額の資金が出金出来なくなった)
のようなトラブルもあった。
その事件以降、持ち直してきてはいるが前述の通り、スキルの上昇は止まらない。
戦術の複雑さについていけないプレイヤーはポーカーから遠ざかっていくかもしれない。
だけどスキルの上昇が止まるはずもなく進化し続け止めようが無い。
負け続けて資金を失い続けそれでも楽しくプレーできる人はどれだけいるのだろう?
ポーカーがギャンブルではなくマインドスポーツと認知されはじめてもいる。ある意味残酷だ。
初心者が入り込めず上級者だけが楽しめるゲームの未来はどうなるのだろう?
お金という要素だけが先行し楽しいゲームの仕組み作りは置き去りになってなかったか?
最後に一部のプレイヤーは負けているまたは弱点があるプレイヤーにチャットで暴言を浴びせて
イラつかせ感情に任せたプレーに誘いさらにチップを奪い取ろうとする者もいる。
このような暴言を浴びせられたプレイヤーは今後もポーカーを楽しめるだろうか?
(この辺りは最近のポーカールームでは対策をしてきている。それからこの文は一部のプレイヤーに向けて
であり全体ではこういったプレイヤーばかりではない)
共同行動中の米軍に加えられた攻撃を集団的自衛権の行使ができない自衛隊部隊は一回盾になって引き受ける。しかるのちに個別的自衛権を根拠に反撃せよと自衛官たちに要求することだ。
まぁ言っていることは分かる。そういう議論はさんざん聞いたし、それは安保法案の「メリット」の方だ。ただ、「デメリット」の方も無視できない。で、結局として安保法案があった方が、自衛隊員の生命が守られるのか、さらに国民全体の生命が守られるのか、判断するのは極めて難しい。だからこそ自分は、「A投信を買うか、B投信を買うかみたいな、結構微妙な問題なんじゃないかということ。」と書いたわけだ。これは未来の予測についての賭けの問題であって、賭けのオッズがどの程度であるかの判断は人によって違う。そういう問題だということ。
なので、「メリット」の方だけ言って、「デメリット」との比較考量について議論しない議論、逆に「デメリット」だけ言って「メリット」を無視した議論。これはいずれも意味がないと思う。
名前だけ知っていた世界一の馬ジャスタウェイが、ジェンティルドンナという牝馬に負けた有馬記念。
結婚して、30歳になって、子どもが生まれる前にギャンブルのひとつでも覚えおいたほうが何かと都合が良いだろう、という打算もあり、レースが終わるとすぐ、友達に電話をして「来年から競馬を始めるから教えてほしい」と伝えた。
年明け、Amazonで幾つかの本を買い、本当に基本的な知識だけをアタマに入れ、向かった場外馬券場。
500倍の三連単に、2,000円1点買い。
当たれば100万円。
「万が一、もしかしたらビギナーズラックで当たってしまうかもしれない」
そう思うと胸が震えたが、もちろん馬券は外れた。
一着になったのは、「ブチコ」という名前のアイドルホースだった。
ルージュバックが圧倒的人気を集める中、岩田という騎手が、レース展開をスローペースに持ち込んで、強引に勝ちをもぎとった。
直前の第10レースでは、オッズも見ずにした簡単な予想が、1着2着3着すべて的中していたが、馬券は購入していなかった。
予想したなら買わなければならないことを肝にめいじ、オッズを見ると邪念が混じる自分の性格をあらためて自覚した。
馬券はずっと外してばかりだった。
500円が75,000円に化けた。
嬉しかった。金が手に入ったことよりも、自分の予想が当たったことが何よりも楽しかった。
そして、先週の宝塚記念。
2週間、時間をかけて入念に準備した。
上半期最後のG1は、今年に入ってから競馬を始めておれにとっても一つの区切だった。
過去の傾向から、人気の先行馬が1着2着に入ることが多いことがわかったので、ラブリーデイを軸馬。
レース展開は、予想通りに進んだ。
あの馬を除いて。
あの野郎。
レース後、おれは腹を抱えて笑った。
悔しさは無かった。
賭けた金が少ないこともあるだろう。
それでも、負けてなお、楽しくて仕方がない。
その通り。
予想をして、勝負をかける。
そして、見事に裏切られる。
きっと。
そうなんだろうか?
そうなのかもしれない。
それでも、おれには関係のないことだ。
日本ダービーのあと、儲けた金で、靴を買った。
おれは毎朝玄関で「この靴は、2015年のダービーで、万馬券を当てた金で買ったんだ」と思ってから会社に向かう。
畜生に金を預けて、勝った金で買った靴。