はてなキーワード: 立法会とは
大体あってる。
台湾と違って、そもそもイギリスが住人に選挙権を与えていなかったのが大きい。
立法会の選挙は、半数の35議席しか普通選挙では選出されない。残り35議席は職業によって有権者を分類する枠となる。うち30議席は、財界人を中心とした、人口の3%ほどのエリートしか投票できない。企業経営者や専門職などの資格を持たない残りの約97%の一般市民は、「その他枠」5議席にしか投票権がない。つまり、人口の3%が30議席、97%が5議席を選ぶので、一票の格差は途方もない。結果的に、議会は必ず、北京と良好な関係を持つ財界の既得権益層が主導することになる。行政長官の選挙に至っては、上記約3%の有権者が1200人の委員を選び、その委員が長官を選ぶ仕組みであるから、97%には一切投票権がない。
香港問題がニュースで頻繁に流れ、ホットエントリーにもしばしば登場し、ブックマークコメントもそれに応じて書かれている。
ほとんどのブコメが「香港の言論の自由がなくなる!」「中国酷い!」「民主主義が終わる」みたいなコメントで溢れかえっている。
ていうか、多分ほとんどの人が知らないんだろう。
香港が中国に返還された1997年、それに伴って香港基本法が制定されている。
この基本法の第23条に
香港特別行政区は、 あらゆる国家に対する叛逆、 国家の分裂、 叛乱の煽動、 中央人民政府の顛覆及び国家機密の窃取の禁止、 外国の政治的組織又は団体が香港特別行政区において政治活動を行うことの禁止、 並びに香港特別行政区の政治的組織又は団体が外国の政治的組織又は団体と関係を構築することの禁止について、 自ら立法を行わなければならない
と定められているのである。
これが2003年に一旦定められようとしたのだが、民主派が50万人に及ぶ大規模デモを行い、結果撤回に至ったまま、今日までずっと続いて、中国側が強硬に法制化したという経緯があるのだ。実際に、マカオの方はポルトガルからの返還後、同様の23条があったが、国家安全条例をすんなり制定して問題にならなかった。
どうしてか香港はこんな事になっちゃったかと言うと、これは香港がイギリス統治領だった事が大きい。イギリスはコモン・ローの国であり、ざっくり言えば慣習法の世界なのである。もっと平たく言えば、市民がみんなで色々決め事をしていくという世界なのだ。
で、国家安全条例は基本法にある通り、自ら立法を行う=香港市民が決めるから待っとけ、完全移譲まで50年あるからいいだろと、のらりくらり交わしていたように中国には見えた筈である。しかし中国側としてはこれは約束不履行である。
だったら犯罪人引渡しくらいなんとかしろ、つっても香港はデモばっかやって全然聞かない。挙げ句最近ではほとんど反中と言っていい抗議デモばっか。中国からしたらテメーらふざけんな!である。
まぁ、中国の苛つきのきっかけは、習近平の愛人問題を暴露する本を香港で出版しようとしたからだろうけど、そりゃ怒るわなw
だから、アグネス可愛そうじゃねぇんだよ。さっさと香港市民に都合がいいように23条に定められた条例を作らなかったからなのだ。
・・・と煽ってみるw
ちなみに、香港市民に聞くと周庭(アグネス)は人気はあんまりないらしい、どころか嫌ってる人も多い。理由はよく知らん。
mangakoji だって自治政府認められてないのでは?立法できないでしょ?立法院を作らせなかったイギリスの香港政策の置き土産だと
上に書いたろ? 2003年に一回、香港の立法会で定めようとしたんだよ。そしたら民主派が潰したんだって。ちったぁ調べれや。
当然この23条は天安門事件があったからだ。それ以降に追加した条文だ。延々ずっと中英間で返還交渉はやってたんで、その間に天安門事件が起こったからね。で、香港やべぇと。一国二制度はしゃぁないけど、国家転覆を目論むような動きははっきり潰すことにしておかないとやばいと言うんで入れた条文だ。だけど、決めんのはそっちでやってくださいって、そこまでは譲歩してあるんだよ。
ところが香港民主派が、これを認めやがらんのだ。その挙げ句最近では香港独立まで言い始めるんだから話にならんわけ。
細かい話をすると、香港がイギリス統治を離れた時くらいを境に、香港で民主化運動が藁藁と湧いてきたんだ。中国恐いというわけや。一国二制度とはいうけど50年しか猶予がない。
だからその間に、どうにかして香港に強力な民主主義を作っていきたいという動きが続いていたんだ。で、2047年の期限までに住民投票で独立まで出来るようにしようという考えがあったわけ。そのためには香港基本法23条に定める国家安全法の立法は邪魔だったから、別に期限もないしほっとけ、みたいな風に思ってたんだろうね。
でも香港基本法の解釈権は中共にあるんだ。そして、どういう解釈をすればそうなるのかまではよく知らんけど、法解釈を巧みにやれば中国が立法公布してしまえるようになってたのさ。それが今回の顛末なわけ。
はてなーも、遠藤氏の記事をブクマでホッテントリ入りさせるくらいだから、ある程度は知ってるはずなのにね。
その遠藤氏もどういう経緯があったのか知らんけど、あそこまでよく知っていながら、民主主義派だからだと思うけど、結局「習近平がー」の人なんだよね。
でも、中国が余りに強引な法制化をしたのは、香港が悪いと思うよ。香港民主派がってことだけど。さっさと自分らで上手く制定しておけば、中国だって文句は言えなかったはず。
も一つ付け加えるの忘れてた。
これはあんまり知らない話なので噂レベルの話にしかならないけど、この香港民主運動の裏には、宗教団体が絡んでいるのではと思ってる。デモ連中がどうやってデモ中に食ってたか知ってるか?
食ってたっていうのは文字通り、食事をってことだけど、宗教団体が食わせてたんだよ。
香港が中国政府に完全に乗っ取られてしまうと一番困るのは宗教団体だ。法輪功など、中国政府は宗教を弾圧する。チベットやら何やら例を上げるまでもなかろう。
資金的な後押しがなければ、あんなデモ活動なんて出来るはずがないと思うので、多分民主運動を裏で操ってるのは宗教団体だろうと個人的に思ってるけどね。
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皆さん、こんにちは、香港柳川日本語教室の校長先生です。まずは、この一か月の間、香港で起きた政治的な運動を簡単にまとめてみたいと思います。
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七月一日:55万人のデモ
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ここ数年、日本国内にて、一か月の中に三回も50万人以上の国民が参加した政治的運動はありましたでしょうか。不思議だと思いませんか。僕達が猛暑の中で、何時間もかけて練り歩きながら政府に自分達の要求を訴えてきたのには、ちゃんとした理由があるのです。まず、そんな人達の姿を茶番劇のように捉え、「騒がしいな」と軽く言葉を放り投げてきたあげたには、特に以下の文章を頂きたく思います。
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日本のどこのメディアのどの半人前がどのように誤解したかは知りません。ただ一つ、今、香港にいて、正々堂々と日本の皆さんに伝えられる真実は一つ:このままでは「香港」が亡くなってしまいます。
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「政府側が一歩譲っているのに…」
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日本人の方々のツイッターやフェースブックを見ていると、よく、このようなコメントが見かけられます。正直、見ていて悲しいです。それ以上に、ちゃんとした情報の伝授ができていないマスコミの事が憎くて憎くて仕方がありません。
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政府側は何も譲っていません。政府は逃亡犯条例改正案については、「延期」としか言っていません。確かに、今期の立法委員会では制度的に逃亡犯条例改正案の審議を通すことができなく、来年の七月で自然に「事実上の廃案」になるのですが、「廃案である」と明言されていない以上、決して油断してはいけないのです。
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今回のデモが起こったのも、この改正案が突然持ち出され、民意の反対を無視して急遽、強行採決されそうになったからです。なので、来年、また持ち出してくる可能性は大にありなのです。我々香港人は、この改正案が二度と復活できないよう、改正案の「完全撤回」を政府がはっきりと宣言すること求めています。
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しかし、政府側にはそのような態度が一切感じられません。悲しみ、憎み、失望、これらの感情に疲れ果てた三人の香港人が、この二週間の間、自分の人生に終止符を打ちました。中には二十一歳の大学生の女の子がいました。彼女は「この命と引き換えに、二百万人の願いが叶うことを祈ります」と言うメッセージをマンションの階段の壁に書き込んだ後、飛び降りました。二十一歳です。もったいないにも程があります。「どうか、この子の犠牲を無駄にしないように」、と皆が次にできる事を考えていた時です、「昨日、恋愛問題に疲れた女子が自殺しました」と言う報道が流されました。
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香港には共産党の息がかかったメディアが多数あります。一番大手のTVBがその一つです。彼達はこの三人の「犠牲者」の件について、一言も触れようとしませんでした。報道があったとしても、「恋愛問題に疲れたから」や「建物の上で足を踏み外した」と真実を捻じ曲げていた物しかありませんでした。そして、最も信じられないのが、二日後、彼女が残した遺言が壁から綺麗に消されていたのです。「掃除しただけだ」と、堂々とカメラの前で強調する人達がいました。悔しかったです、唇を噛み締める事しかできない自分が凄く嫌でした。
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そして、連続十日もの「引き籠り」を終えて、やっとマスコミの前に姿を現した香港政府のトップであるキャリーラム行政長官は記者会見にて、必死に怒りを抑えようとした記者にこう聞かれました、「三人もの命が今回の件で失われています。あなたの感想を教えてください」。記者の質問に対して、キャリーラムは口を開こうともしませんでした。ただただ、沈黙を保つだけ、ただただ、何事もなかったのように、静かにスポットライトを浴びていただけでした。僕達香港の政権のトップは、この三人の命について、何も語ろうとしなかったのです。市民の声なんて、最初から聴くつもりなどなかったのです。
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それもそうでしょう、香港が返還されて以来、デモに参加する人数はどんどん増えてきています。その中、大学生や中学生、更には未成年の子供達の姿がよく見かけられるようになってきています。この理由については、香港政府がこの数年間やってきた二つの「仕事」を皆さんの前で並べながら、説明していきたいと思います。
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香港の沙田駅と中環駅の間を結ぶ「沙中線」と言う鉄道の工程が今、現在この瞬間、行われています。予算1兆3427億円で、そのうち、2279億円が予算オーバーとなりました。長さ17キロメートル、平均1キロメートルにかかる費用が787億円です。皆さん、北海道と青森を結ぶ北海道新幹線を造るのにいくらかかったか、ご存知でしょうか。答えは「長さ149キロメートル合計5300億円」です。平均1キロメートルにかかるコストは36億円でした。
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これは香港市民の税金で造られた施設です。しかし、香港市民の間では、この工程に対して大きく反対の声が上げられていました。理由は二つ:「要らないから」と「高いから」です。鉄道の連結なんてもともとあるルートで十分ですし、新しい鉄道が生み出せる効率を見てみると、必要性なんてそこまで感じられません。何よりも「値段」です。以上の数字を見れば一目瞭然です。中学生でも目を丸くするぐらい、意味の分からない予算だったのです。
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僕達は抗議を続けました、手紙をたくさん書きました、色々な専門家が政府に提言をしていました。それでも、香港政府は市民たちの意見を無視して、強引にこの鉄道を造り上げたのです。それも、この鉄道の工程にはいくつもの問題点が取り上げられています。ネジが無いやら、鉄筋が切られているやらの原因で、工程は延々と長引くばかり。「玩具じゃないんだよこれ?なんでそんなミスが起こるの?」と香港人は凄く怒りを感じています。
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日本で同じような事が起こると、皆さんはどのような反応になりますか。「謝罪して辞任するのが当たり前」、僕達もそう思います。と言うか、それが民主主義の道を歩む国のあるべき「当たり前」の制度です。しかし、この鉄道の工程の責任者たちはつい先日、香港返還記念日に、中国共産党の参加者がたくさん集まるパーティーでシャンパンを飲み終わったばかりなのです。もちろん、まだまだ現役です。
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二つ目は中国と香港を結ぶ「港珠澳大橋」と言う海上道路です。予算オーバーが5732億円、合計1兆6257億円の工程でした。僕達にとってこれほど要らない物はありません。香港にいる人間が何故このような道路を使う必要があるのですか。この海上道路を使う人間は大体中国人観光客です。日本人の皆さん、もし安倍首相が「税金を使って中國との海上高速道路を造ろう!そしたらもっとたくさんの観光客に来てもらえる!」と参議院で叫んでいる姿を知ったら、皆さんはどんな気持ちになりますか。
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もちろん、これに対しても、香港人は立法会を囲んだり、デモを起こしたり、皆さんの一番賛成できる「平和」な手段で政府と話し合える窓口が作れればと頑張っていました。しかし、結果に変わりはありませんでした。僕達の政府は中国政府に媚びる事しか考えていなかったのです。
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他にも、たくさんあります。香港には公立病院が不足しています。インフルエンザのピークにもなると、トイレのドアの前にまでベッドが置かれていて、そこに貧弱な老人が寝転んでいるのです。看護師も医者は睡眠不足のなか、必死に病院の中を走り回り、数えきれない患者たちの世話をしているのです。また、大学の入学定員も極めて今の人口を満足できていません。そんななか、中国からの入学生は増える一方。そこそこ勉強できている香港人の若者が進学できない状況になっているのです。
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日本のメディアは今の香港の政権がどれほど市民の意見を踏みにじってきたか、報道してきたでしょうか。今回の政治的運動をきっかけに自殺した三人の若者達の事について、どこまで詳しく伝えていたのでしょうか。それに対する香港政府の態度を、また、どれほど具体的に、客観的に描写することができていたのでしょうか。
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もしくは、あなた達は香港の大手の報道をそのまま翻訳して載せ上げてきただけでしょうか。
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昨日、若者達が立法会ビルディングを包囲し、夜、中に突入しました。ガラスを割り、歴代立法会の司会の写真を踏みにじり、色スプレーで至る所に「落書き」を残して、深夜に去っていきました。と言うように日本では報道されていますが、もう少し、現地の香港人の目から見た光景を伝えられればと思います。
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ガラスは割りました。それも一枚や二枚ではありません。何枚ものガラスが割られました。確かに、あれは暴力です。認めるべき物は認めないといけません。しかし、「どんな状況においても、暴力はダメだ」と強調するあなたに質問です。これまで、この数年間、僕達が何万通の手紙を書いても、何回デモを起こしても、何時間練り歩いても、政府は僕達に目を向こうともしませんでした。このような政権に対して、一体、僕達が次に取れる手段とは、どんな物なのですか。「ガラスを割るイコール暴力」ですか、では、もう一つ質問させていただきます。民意を無視し続けてきた政権の暴力はいかなる物なのですか。若者達の命に目を置こうともしなかった官僚達の沈黙の暴力はまた、許せる物なのですか。
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「なんでそこまでして立法会の中に入りたがるのか」
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凄くな肝心な問題だと僕は思います。どうか、一度、子供達の立場になって考えてほしいです。二百万人もの香港人がデモを起こして政府に要求を訴えたのにもかかわらず、ちゃんとした解決法を考えようとしない政権に対して、あと、何ができるのか。仲間達の自殺が誤報されるなか、官僚達が沈黙を保つなか、残り、何ができるのか。ただただ、許せなかっただけなんです。自分の利益のためなんかじゃなく、誰かの苦しみに涙を流しながら、彼達はより多くのスポットライトを求めて、立法会に突入したのです。「僕達は香港の政権に見捨てられたんだ。せめて、せめて、この叫びを世界各国に聞いてもらいたい。それで何かが変わるのであれば、それで少しでも未来が明るくなるのであれば、僕達は命ですら投げ出してみせる」。これが、子供達の真の声です。
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はい、写真も踏みにじりました。あなたは自分の自由を奪い取り続けてきた人間の写真を目の前にして、拝むことができますか。取り外して踏みにじったところで暴徒扱いしないでほしいです。若者達の靴の下にある人間のほうがよっぽど「暴徒」です。「共産党さまさまに喜んでいただけるために」とずっと中国政府に媚びてきた官僚達が、どのような笑顔で、香港人達を裏切ってきたのか。そんな適当に誰かの写真を外して踏みにじるような行為、誰がやってどう得するのですか。少しは考えてほしいです、「どうして」を。
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色スプレーでの「落書き」ですか。「逃犯條例(逃亡犯条例)改正案の廃案宣言を名言しろ」、「香港行政長官の辞任を求む」、「抗議活動の暴動と言う定義を撤回しろ」、「抗議に参加して逮捕された市民を釈放せよ」、「警察の武力濫用に対しての調査と処罰を行え」などと言うメッセージがほとんどでした。スプレーで「汚れた」所は洗えばいい、なんなんだったら僕が子供達の代わりに洗ってやります。その代わりに、誰か、彼達が流してきた涙を拭いてやってください。本当に汚れているのは立法会の壁なんかじゃなく、今の香港の政権なんです。
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日本のメディアが「伝え忘れた」事をいくつか書き残したいと思います。立法会の食堂にてドリンクを取った後、子供達は自主的にお金を残していったのです。立法会の中には歴史的価値がある物がたくさん展示されています。子供達は「触るな」と書かれた紙をガラスに張り、他にも壊してしまうと取り返しがつかなくなってしまう物がまだあるか、巡視していました。図書館の正門には「図書には手をつけるな」と書かれた表示板が置いてありました。
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この若者達を「暴徒」を名付けようとしているあなたに質問です、「暴徒」とは一体、どんな人達のことなのですか。
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そして、最後の最後まで、残ろうとした若者が四名いました。あと十分でフル装備の警察達が立法会に着く時です。「一緒に出るぞ!」と何十人もの若者達が叫びながらこの四名の仲間を迎えに戻ってきたのです。現場にいた一人の記者が声を震わせながら帰ってきた一人の女の子にこう聞きました、「もうすぐで警察が来るんだよ?怖くないの?なんで戻ってきたの?」。女の子は涙をこらえながらこう答えました、「怖いよ、凄く怖いよ。でもね、このままだと、もうこの四人に会えなくなるのかもしれない、そう考えると、もっと怖いの。だから、皆で決めたの、一緒にここを出ようって」。それを聞いた記者は涙でいっぱいになり、質問を続けることができませんでした。
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「自分達の町のために」、「友達のために」、「弱い人達のために」、「苦しんでいる人達のために」、本当ならプリクラを撮って、ユーフォーキャッチャーを遊んで、カラオケではしゃいでいるはずの年齢の子供達が、このような心境を抱えて、政治的な議論の一番の前線に立ち、戦っているのです。
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どうか、より多くの人達に分かってほしい。今、香港で起きている事を、真実を、この政権の醜さを。ちゃんと捉えてほしい、既に三人もの尊い命が失われている事を、何人もの若者達が逮捕された事を、たくさんの血と涙が流れている事を。最後、できるのあれば、日本の社会の中でこの投稿を広めてほしい。一人でも多くの日本人の方に、香港の若者達の魂の叫びが届くように、ただただ、それを願うばかりです。
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#拡散希望
1月1日 - イスラエル中部テルアビブで銃乱射が発生、9人が死傷
1月12日 - トルコ・イスタンブールで爆発、10人が死亡、トルコ政府はISILによる自爆テロとの見解
1月14日 - インドネシア・ジャカルタのテロ・銃撃戦、被疑者はISILと関連
1月16日 - 2016年中華民国総統選挙、民進党の蔡英文が当選
1月30日 - シリアの首都ダマスカスで爆発、45人が死亡、100人以上が負傷、ISILが犯行声明
2月20日 - アメリカミシガン州で無差別発砲の銃撃事件、5人が死亡
3月20日 - アメリカ合衆国大統領バラク・オバマがキューバを訪問
5月9日 - フィリピン大統領選挙、ドゥテルテ当選(→麻薬戦争、8月までに1000人以上死亡)
5月27日 - バラク・オバマが現職アメリカ合衆国大統領として初めて広島市を訪問
6月12日 - アメリカ・フロリダ州で銃乱射事件、50人が死亡、ISIL系のサイトで犯行声明
6月23日 - イギリスで欧州連合離脱是非の国民投票、欧州連合 (EU) 離脱支持票が過半数を占める結果
6月25日 - アジアインフラ投資銀行の第1回年次総会
6月28日 - トルコ・イスタンブールの空港でテロ、死者36名、負傷者140名
7月1日 - バングラデシュの首都ダッカにて、武装集団による襲撃・人質立てこもり事件、死者28人、負傷者50人、ISIL系のメディアが犯行を認める声明
7月3日 - バグダードのカッラーダ地区の繁華街で爆弾を積んだ冷蔵トラックが爆発、200人以上の犠牲者
7月7日 - アメリカで5日と6日、警官に黒人男性が射殺されるケースが相次ぎ、全米で抗議活動が広がる中、テキサス州ダラスで7日夜、デモ警戒中の警察官5人が射殺される事件が発生
7月10日 - 日本で第24回参議院議員通常選挙、自公連立与党は合計70議席を獲得し勝利
7月12日 - (南シナ海に関して)フィリピンが「中国の主張は国際法違反」と訴えた仲裁裁判で違反判決(→中国はそれに従わず)
7月14日 - フランスの南部・ニーストラックテロ事件、84人が死亡、202人の負傷者、ISILの関連性
7月15日〜16日 - トルコで軍の一部によるクーデターが発生、未遂ながら200人を超える死者
7月17日 - アメリカルイジアナ州バトンルージュで警察官が銃撃を受け3人が死亡、3人が負傷
7月22日 - ドイツ・ミュンヘン銃撃事件が発生。犯人を含み10人が死亡
7月26日 - 日本で相模原障害者施設殺傷事件が発生。19人が死亡
8月8日 - 日本の天皇が生前退位問題に対してのお気持ちをビデオメッセージで発表
9月4日 - 香港にて第六回立法会議員総選挙、親中派は40議席、非親中派は30議席
9月14日 - 内戦が続くシリアで、米国とロシアの仲介によって、アサド政権と反体制派の停戦が発効
9月15日 - 4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。
9月17日 - 2016年マンハッタン爆発事件が発生、負傷者25人
10月17日 - イラクのハイダル・アル=アバーディ首相はISILに占拠された北部の都市モスルの奪還作戦を開始と発表
11月9日 - アメリカ合衆国大統領選挙、共和党のドナルド・トランプが民主党のヒラリー・クリントンを退けて当選
12月15日 - 日本の安倍晋三首相とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、山口県長門市で日露首脳会談
12月18日 - ヨルダンで武装集団が警官襲撃 観光客ら10人死亡
12月19日 - ドイツのベルリンで行われていたクリスマスマーケットにトラックが突入、多数の死傷者
12月19日 - ロシアの駐トルコ大使がアンカラでトルコ人警察官に銃撃され死亡
12月19日 - スイス・チューリヒでイスラム教関連設備に侵入した男が機関銃を発砲し3人が負傷
12月22日 - シリア政権は反体制派が拠点としてきた要衝アレッポを完全制圧したと発表
過不足の指摘などいただければ。