「島嶼国」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 島嶼国とは

2020-04-03

放置戦略ロックダウン戦略

COVID-19について,ロックダウンを求める声が大きい.一方で,感染拡大を放置した方がマシだ,という主張もある.増田でも議論がなされているが(anond:20200402212148),私は,感染拡大を放置することを支持する.

放置戦略は,一時的医療崩壊大量死を招くだろうが,少なくとも一定期間後には多くの人が免疫を獲得することにより通常の社会活動を営めるようになることが保証されている.

ロックダウン戦略は,今この時点での医療崩壊大量死抑制することはできるが,ワクチンの開発に失敗した場合,あるいは開発に時間がかかった場合社会ゆっくりと壊死していくという危険を孕んでいる.

放置戦略は,個々人の命を賭け金にして博打を打っているように見える.だが実際には,社会を賭け金に博打を打っているのはロックダウン戦略の方なのだ

少なくとも放置戦略であれば,社会がそう遠くない未来に再稼働することは確実である.けれどロックダウンしてしまえば,再稼働できるかどうかはひとえにワクチンの出来次第ということになる.もしもロックダウンを緩めたら,再び感染は拡大する.真綿で首を絞めているようなものだ.

放置戦略博打ではない.COVID-19はエボラ出血熱と違い,多めに見積もったとしても致死率が1割にも達しない感染である人口数万程度の島嶼国であればともかく,人口100万人以上の国がCOVID-19で滅ぶことは絶対にありえない.上の増田言及されているdeztecjpさんは何度も,スペイン風邪で滅びた国はないと指摘している.今こそ私たち100年前の教訓を学ぶべきだろう.

もしも私がマーシャル諸島ミクロネシア連邦国民なら国家崩壊に繋がりかねない放置戦略よりもロックダウン戦略を支持するかもしれないが,私は日本国民なので,放置戦略を支持する.なぜなら日本人口サイズ経済規模を考えると,この程度の疫病で国が傾くことはあっても崩壊したり滅亡したりすることはまずありえないと確信するからだ.

生命は大切であり,その価値に貴賤はない.COVID-19で死のうが交通事故で死のうが経済崩壊して生活苦のあまり自殺しようが流通破綻して餓死しようが,等しくひとつの死である.なぜ我々はCOVID-19による死だけを避けなければならないのだろうか? COVID-19での死を避けようとして,他の原因での死を増やすのは本末転倒だろう.

感染対策は,それによって救われる生命が損なわれる生命を越える場合に限って行われるべきだ.天然痘の撲滅は多くの生命を救い,日本における日本住血吸虫症の根絶は大勢の人の健康を守った.しかし本当に重要なことは,それらの病気との闘いによる利益は,闘いによる不利益および闘わないことによる利益を,常に大きく上回っていたということだ.

今回のCOVID-19との闘いによる不利益は,闘わず白旗を揚げた場合不利益を大きく上回っているように私には思われる.

感染症との闘いを目的にしてはならない.それは社会幸福を増加させるための手段に過ぎない.感染対策が何も対策しなかった場合と比べて社会により多くの不幸をもたらすのであれば,それはやらない方がマシということだ.

個人が,自分の命を賭け金にした博打に参加したくないことはよく理解できる.私も肺炎になって苦しむのは嫌だ.だが長期的には私たちはこの病気共存するほかなく,ロックダウン共存を遅らせるだけだ.

私たち真珠湾攻撃するべきではなかった.さっさとアメリカ講和を結んで西太平洋におけるアメリカの弟分としての地位に甘んじていた方がよほど幸福だったのは,わが国の戦後史が証明している.今声高にロックダウンを求めるのは,もっと南洋に兵を送れと主張するようなものだ.短期的にはアメリカ軍を圧倒できるかもしれない.だが最終的には,多くの人が不必要に餓えに苦しみながら死んでいくだけになるだろう.

手洗いの励行や咳エチケットの普及といった対策は低コストであり,社会に及ぼす負の影響が小さいので賛成する.COVID-19対策を何もしなくてよいとは思わない.ただ,合理的範囲でのみ行うべきだというだけだ.

ブコメに応答

まぁ、放置戦略で真先に君が危篤になってしまう事は考えないのか?

自分家族死ぬ1割に入る覚悟について一言言及されてないのでやり直し

どの目線からものを言っているの?神か何か?自分死ぬかもっていう発想はないのかな?

私の業種だとロックダウン死活問題ロックダウンが続けば自分経済的にも精神的にも死ぬから放置戦略で生き残る方に賭ける方が合理的

このままの戦略を採れば100%訪れる未来の死よりも,いま1割の死を引くかもしれないロシアンルーレットをやった方が遥かにマシなのは当然でしょーが.

仮に重症化して呼吸困難で死んだとしても,ロックダウンが続いて絶望の果てに首をくくるのと同じ結果になるだけ.どちらにしても最悪の結果になるなら,私は9割の生存可能性に賭けてロシアンルーレットやることを選ぶね.

“今回のCOVID-19との闘いによる不利益は,闘わず白旗を揚げた場合不利益を大きく上回っているように私には思われる.” / 政府による無策で経済困窮・混乱とそれ故の数万死が不可避、という前提がおかしくない?

ロックダウンてそんな何十万人も人が死ぬようなことになるの?定義おかしくない?

新型コロナに続き「世界的食料危機」の恐れ、国連とWTOが警告 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News

加えて,そりゃ数ヶ月や1年の短期決戦なら保つかもしれないけど,長期戦になったら補償やら何やらが膨れ上がって詰むんじゃないの? 全員がテレワークできるわけでもないんだから膨大な失業者が出るだろうし,それを全部政府の責任で食わせられる期間はかなり短いよね.

短期決戦ならいけるけど長期戦になったら兵站破綻するって,完全にいつか来た道じゃん.最初から戦争なんてするべきじゃないんだよ.無条件降伏しろ

このままだと待っているのは陰鬱戦時体制だ.それで勝てるのならともかく勝ちは保証されていない.だったら,多少の危険おかしてでも確実な自由を掴み取るべきだろう.

私は「私は死なない」と思いこんでる超楽観主義なのでわり同じこと思ってるんだけどそうでない人を巻き込むつもりはないので放置作戦には乗っかれないんだよね。新コロが厄介なのは「動くと巻き込む」だから

それを言ったら,ロックダウン作戦だってロックダウンしたくない人を否応なしに巻き込んでるので,お互い様なんじゃない?

ロックダウン派が勝てば私みたいな人間自分の適職から追われ,外出して気を晴らすことすらままならず最終的には自分で綯った縄で窒息死することになるし,放置派が勝てば既往症のある人や運の悪かった人が呼吸困難死ぬことになる.

問題は,私個人の生死というちっぽけな話じゃなく,ロックダウンを終わらせるあるいは緩められる目処っていつになったら立つの? ってことでしょう.そのときが来るまでに社会が窒息死しちゃったら意味がないわけで.1ヶ月や2ヶ月で確実にワクチンができるならロックダウン派に転向するけど,いつ完成するかわからんものに賭ける気にはなれないよねえ.

ずっと封鎖するわけでなく、感染拡大を防ぐために、一定のしきい値を超えて感染爆発の兆候が見えたエリアを、2週間程度封鎖するのが今回のロックダウン定義だと思っていたけど、2週間ですら致命傷になるんだろか。

2週間ってどこ情報? それどこ情報よー?

感染予防にあたる国立衛生研究所のブルザフェッロ所長は、記者会見し、「危機的な状況は脱した。感染者は減っていく」と述べ、先月10から3週間以上続く外出制限効果が出ているという見方を示しました。

そのうえで、「もし対策を変えれば成果が失われる」とも指摘し、今後も外出制限を続けることが重要だと強調しました。

イタリアの感染者 増えるスピード鈍る「危機的状況は脱した」 | NHKニュース

1ヶ月ほどやってもまだ足りないんだってさ.感染爆発を放置していれば今頃は大勢の人が回復して免疫を得ることによって普通暮らしが徐々に戻り始めていただろうに,まだ窮屈な暮らしを耐え忍ばないといけないらしい.勘弁してほしい.

最初から期限を切って「3週間だけロックダウン,そのかわりどんな事情があろうがロックダウンを延長しない」というなら協力しなくもないけど,なし崩し的に終わりが見えないロックダウン突入させられるのだけはごめんだわ.イタリアの教訓を見習え.

2020-02-22

海の業界改憲反対じゃなくて憲法改悪反対である

他の労組と一緒になって動いているか護憲派だと思われがちだが陸海空運送労組改憲反対という立場を取ってない

改憲反対を明確にしている陸海空運送労組沖縄系くらいで、陸海空運送労組沖縄系と憲法改悪反対か改憲反対かで対立してる(他の部分では協調して動く)

陸海空運送労組島嶼国である日本には物流インフラ防衛するための武力必要だと考えていて、第二次世界大戦で軽視された補給線強化などに関して政府連携して動いてる

これは太平洋戦争ABCD包囲網物流業界に苦い記憶として記憶されていて、それを2度と起こさないようにするための方策として選ばれているんだ

陸海空運送労組もただ従っているわけでなくて陸海空運送労働者戦時徴用されそうな予備自衛官化などの構想にはNOを突き付けている

戦争には行かないが物流インフラ武力防衛すべきだ、護憲派のようで護憲派じゃない、安倍政権に与するように見えて与しない、それが陸海空運送労組の基本姿勢

護憲派労組と同じように考えてると足元すくわれて利用されるだけだよ

2019-06-07

映画空母いぶき と 敵の似姿

映画空母いぶきの敵は 東亜連邦 島嶼国家カレドルフを中心とした海軍である

東亜連邦・カレドルフ国とはいったい何だろうか。

_

ネット情報から引用すると

"島嶼国家・カレドルフは

大国干渉を嫌う周辺地域の国々と結束し東亜連邦と名乗る国家共同体設立した。

東亜連邦過激民族主義燃え上がらせ 領土回復を主張して公海上に軍事力を展開。"

"カレドル王朝"時代復興をめざしている。"

_

原作(まんが版)空母いぶきの敵は中華人民共和国中国人民解放軍である

素直に考えれば諸事情にて名称が使えないことから創作され、中華人民共和国モデルにしていると考えるのが妥当だ。

_

なるほど新疆 カシュガル ラサ ホータン を含む清の歴史上の最大版図を自国領土とみなしチベットに侵攻し

南沙諸島西沙諸島などで軍事的な威嚇を繰り返している中華人民共和国モデルであると見えるのは間違いないだろう。

_

_

_

だが我々は宇宙戦艦ヤマト(1974-1977)の敵ガミラスを通じて、短絡的な判断が必ずしも正しくないことを知っている。

ガミラスは、軍服姿からナチスドイツ軍モデルであるように見える一方、太平洋戦争米軍モデルでもある。

_

_

結論から言おう。

カレドルフのモデル日本である

_

"大国干渉を良しとせず周辺地域の国々と結束し"  = 八紘一宇 五族協和 

                           第二次世界大戦日本のおかげでアジア諸国欧米植民地支配から脱することができた史観  

"カレドルフ朝時代領土回復を求める"=パラオマリアナ諸島トラック諸島 旧委任信託統治領日本領土とみなす

"やつらには国際常識通用しない(外務大臣セリフ)"=欧米社会からみた大日本帝国時代日本イメージ(何考えているかからない)

   ”わが代表堂々退場す” 

  (また”米軍が恐れた「卑怯日本軍”& ”日本軍と日本米軍報告書は語る” ともに 一ノ瀬俊也 著)

_

中華人民共和国敵役として映画に出せなくなった時点で、どんな敵を出せばよいかと考え抜いた結果、もっとも身近なものが形になった。

_

宇宙戦艦ヤマトに ガミラスドイツをやっつけるということで自らを戦勝国アメリカに擬すと同時に 遊星爆弾(=原爆/本土空襲)による攻撃を仕掛けたガミラスアメリカを倒す

という意識が潜在しているように

_

映画空母いぶき日本Aが日本Bと戦う話なのだ

2019-01-30

この話に落ちはない

紅茶英語でblack teaという。

分かるか?直訳で黒い茶…でも日本人紅茶と呼ぶんだ。当たり前だよ。黒くねえよ。

いかどうかも微妙だけどな。

インフルエンザ流行ってるからさ、紅茶の殺ウイルス力に期待して『午後の紅茶 おいしい無糖』を買ったんだよ。

よくよく見たら茶葉が何か書いてねえんだ。昔はパッケージ記載あったらしいけど、今ないんだよ。

俺は俺が何を飲んでるかも分かんねえ。酷い世の中だと思う。これが反知性主義なんだと思う。

まあそんな正体不明飲料を飲むわけだ。結構おいしいよ。甘くないし。

葉書いてないけど多分スリランカお茶だと思う。大体スリランカって言っとけば間違いないんだ。こういうのは。

スリランカ。分かるか?インド亜大陸が指し示す、島嶼国家だ。かつての名をセイロンという。

約65000㎢の国土と2000万の人口を持つ。日本東北地方くらいの大きさだ。

(当然俺は今ウィキペディアを見ながら書いている。お前らがウィキペディアの項目:スリランカを見ないから、こうして写経している。)

国語シンハラ語タミル語ってやつらしい。ウィキペディアを見よ。すげえ丸文字だ。

ちょっと前の日本女子高生よりも丸いと思う。多分。

このままウィキペディアを読んでいってもいいんだが、それはまあそれとしてだ。

このグローバル社会、我々は否応なく世界と繋がっているんだ。

インフル予防に普段飲まない紅茶買ったったwwww」みたいな糞くだらねえノリでも

スリランカと繋がっているんだ。

この世界が狭く感じるか?

狭く感じるのは深追いしないからだ。

世界は広いんじゃない。いや、広いかもしれないが、人の世界はその人が見る分だけだ。狭いのが普通だ。

世界は深いんだ。だから、つまんなくないし、やり込む価値はあるんだと思う。

2016-01-28

http://anond.hatelabo.jp/20160128104842

欧州住みだけど、日本にいると感覚分からんかもしれんが、別にコレにかぎらず元々大陸難民受け入れは多いし、それこそモザイクには元々なっていた部分はある。それと人道、人権優先、豊かな西欧というコンテキスト地政学的に陸続き、元々の難民発生自体欧州の支配下だった地域の国っていうことなどなどという前提はあるのだけど…。(ちなみにイギリスなど島嶼国日本と同様にうまく弾いてるよ)

読みを誤った部分もたくさんあって、一つは難民がここまで簡単に来れるようになってしまったこと。おんぼろ船でも性能向上や陸路でも周縁国自体治安の向上、経済力の向上などなどが近年で大きく可能にしてしまったのはあまり語られないけど、大きな要素の一つで想定以上に難民が来れるようになってしまったという。

まだたくさんあるけど、あまり日本では話に登らないだろう切り口でちょいと。

後、別のトラバに書いてあった現地で難民が起きないようにするような話は、さんざんやってるよ。日本からだとそういったニュース自体が手に入らないからアレだけど。

2014-03-28

http://anond.hatelabo.jp/20140327233218

あんまり学校教育に馴染まないと思う。

左方向からの拒否感が凄いし。

一応概説すると、海上交通輸送コスト陸上輸送コストの100分の1が相場

なので海洋国有利というのは大前提トラバに書いてる通り、内水交通も超重要だけどね(どっちもほぼないインカは明らかに謎文明。アレは本当におかしい)

戦争もそれは同じ。西欧諸国があれだけの植民地を取れたのは、船で軍隊派遣するのが一番効率的な手段だったから。

それが覆った、かに見えたのが鉄道発明鉄道の集中速度が速いので、ユーラシア大陸の中枢部、直接海軍で脅かすことができない地域ハートランド)の勢力が、鉄道で外縁部に攻めてきたら海洋国では対抗できない、という疑惑が出た。これが地政学の祖となったマッキンダーハートランド理論

よって鉄道発明以降、島嶼国家の最大の懸念は、ドイツロシアが合体した超大陸国家ユーラシアを制すること。

逆に言えばドイツロシアが別々の勢力ならなんとかなる。第一次世界大戦第二次世界大戦冷戦もこれで解釈できる。正しいかどうかは別にして。

クリミア問題というかウクライナ問題もそういう文脈で読み解くと面白い現実分析には役立たないが。

江戸幕府問題は関東平野をどういう土地解釈するかによって大分変わる。

分析すると長いし、寝る時間なので省略

2014-02-08

http://anond.hatelabo.jp/20140206012504

haruhiwai18 "ズデーテン"島嶼国であるフィリピン" →応答をいただいて有難うございます。/その場合 ズデーテンというチェコの"生命線"(産業の40%程を占めていた)と南沙諸島を比べられるか、という話になるかと思います。 2014/02/06


疑問ごもっとも。

長くなるので省きましたが、フィリピンはもともと国家の統制力の強い国ではない(婉曲表現)という問題があります

チェコが最終的に解体されたのは、ズデーテンを物理的に失ったという事実のものもさることながら、英仏に見捨てられたという絶望と抵抗せずに手放すという決定を下した政府への失望も大きな役割果たしてます

さて、仮にこのまま南沙諸島全域が中国の勢力下に置かれ、国際社会は何も対応せず、フィリピンも何もできなかった、となれば、フィリピン政府の力がさらに下がるのは避けられません。

それでどういう「悪いこと」が起きるかの予想は困難です。個人的には、最悪、ミンダナオでの紛争再開とかお家芸クーデター勃発も(率は低いにせよ)あり得ると思いますが。

そこまでいかなくとも、各地の地域ボス政府蔑ろにする傾向が強まるのは確かで、フィリピンが何か対外的な活動を行うのは難しくなるでしょう。当然、中国さらに他のターゲットに手を伸ばしていくことでしょう。

「そうなってから慌てても遅いんですよ!」というのがアキノ大統領の言いたいことなのでしょう。

2014-02-06

ミュンヘンの教訓」

haruhiwai18 "ズデーテン地方について、大戦回避しようとヒトラーに譲歩する中で割譲されたと強調" →"ミュンヘンの教訓"を適応するのはどうかと思 http://p.tl/l5ltid:cider_kondo氏、御高説拝聴したいので 詳しく解説を願います

cider_kondo id:haruhiwai18簡潔に。太田氏は間違い。ミュンヘン時点で独の軍備は整っておらず、開戦即敗北と国防軍認識。ヒトラーの勝利は純粋にブラフの力。結果、ヒトラー威信の上昇と国防軍内の反ヒトラー運動の衰退を招いた



haruhiwai18 id:cider_kondo氏"ミュンヘン時点で独の軍備は整っておらず" →間違っていないと思いますhttp://p.tl/oa_Uhttp://p.tl/THWOが、最初IDコールいただいた内容がやはり分かりません。http://p.tl/fPBe/そのうち教えてください。 2014/02/05Add Star不適切ブックマーク通報する

ミュンヘン会談の教訓の今日的な解釈は一つしか無い。

「間違った情報で判断した」

だけであるヒトラーに間違ったシグナルを出したとかその後のイギリス軍備が間に合ったとかはすべて後解釈である

もちろん、間違った情報で判断した、も後解釈と言えばそう。違いは「間違った情報しかなかったので誤断した」は繰り返し発生する、極めて理解しやす歴史の教訓だと言うこと。この点では歴史は繰り返さない、は寝言である

チェンバレンが融和策で時間稼ぎをしたからバトルオブブリテンで勝てた」は結果論

もちろん当時のイギリスの軍備はグダグダ航空機産業の再編に失敗したフランスよりはマシだったけど)だったから、開戦すれば必敗だ、と当時のイギリス人が思い込んでいたのは事実。これはそう誤断するようにドイツ側が相当に頑張っていたから、まあ、仕方ない面もある。だが「騙されて誤断した」というのが事実なのは揺るがない。

実際にはドイツ戦争準備はまったく整っておらず、チェコが本気で抵抗した場合に勝てたかは謎、というか無理ゲー臭が漂う。

少なくとも、当事者たるドイツ国防軍中の人達は、現在自分たちの戦争準備がまったく整っておらず、いざとなったらヒトラーを実力で排除するしかない、と思い切ったことまで考えていた人も少なからずいた。

もちろん、そういう情勢だと分からなかったから、当時の宥和策が間違いではなかった、と主張することはできる。できるが、したところで「正しい情報が無かったから誤断した」から逃れられるわけではない。

結果論で言えば、宥和策でドイツの膨張策を英仏が許容したことで、そのたびにヒトラー権威は上がり、ヒトラー自身の過信も強まり、反ヒトラー派は弱っていったのは事実

宥和策がヒトラーに対抗するイギリス軍備を建設する時間をもたらした、は結果論では正しく見えるが、だったらもっと強く出ていたらヒトラーは失脚していたはずだ、も相当に強い。

要するに昨今の一部で見られる

「今までの『ミュンヘンの教訓』は間違っていた」は単に「結果論VS結果論」という同じ穴の狢である

で、最初に戻ってズデーテンの話。ズデーテンを失ったことで、チェコヒトラーに対抗するだけの意思能力の両方を事実上、失った。

アキノ大統領がそこまで踏まえて言っているかいないかまでは元記事では不明だけれども、島嶼国であるフィリピンが、自国に属する海域をなすすべもなく失うようでは、話にならないのは確かである

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん