分かるか?直訳で黒い茶…でも日本人は紅茶と呼ぶんだ。当たり前だよ。黒くねえよ。
インフルエンザ流行ってるからさ、紅茶の殺ウイルス力に期待して『午後の紅茶 おいしい無糖』を買ったんだよ。
よくよく見たら茶葉が何か書いてねえんだ。昔はパッケージに記載あったらしいけど、今ないんだよ。
俺は俺が何を飲んでるかも分かんねえ。酷い世の中だと思う。これが反知性主義なんだと思う。
まあそんな正体不明の飲料を飲むわけだ。結構おいしいよ。甘くないし。
茶葉書いてないけど多分スリランカのお茶だと思う。大体スリランカって言っとけば間違いないんだ。こういうのは。
スリランカ。分かるか?インド亜大陸が指し示す、島嶼国家だ。かつての名をセイロンという。
約65000㎢の国土と2000万の人口を持つ。日本の東北地方くらいの大きさだ。
(当然俺は今ウィキペディアを見ながら書いている。お前らがウィキペディアの項目:スリランカを見ないから、こうして写経している。)
国語はシンハラ語とタミル語ってやつらしい。ウィキペディアを見よ。すげえ丸文字だ。
このままウィキペディアを読んでいってもいいんだが、それはまあそれとしてだ。
「インフル予防に普段飲まない紅茶買ったったwwww」みたいな糞くだらねえノリでも
スリランカと繋がっているんだ。
この世界が狭く感じるか?