はてなキーワード: 在日特権とは
「ネトウヨ」をいわゆる在日特権が存在するとの主張ないしかかる主張を行う者と定義するならば(第一の意味での「ネトウヨ」)、私が「ネトウヨ」文化に触れたのはかなり遅い。明確にその存在を意識していなかった期間が相当あるため正確には分からないが、成人はしていたと思うし、おそらくは大学も卒業していたのではないかと思う。私は、第一の意味での「ネトウヨ」文化にかぶれたことはないし、また遅くとも13歳以降に、こうした文化を肯定的に受容することはなかっただろうと断言できる。
しかし、「ネトウヨ」をいわゆる反「サヨク」的な主張ないしかかる主張を行う者と定義するならば(第二の意味での「ネトウヨ」)、私(というよりも私と同世代の多くの者)が「ネトウヨ」文化に触れたのはきわめて早期ということになろう。第二の意味での「ネトウヨ」は、実のところ独り「サヨク」のみを嘲るのではなく、第一の意味での「ネトウヨ」をも含むきわめて広範な物事を冷笑し相対化する。いわばポストモダンの腐ったような人間ということだ。第二の意味での「ネトウヨ」文化は身の回りにあふれすぎており、物心つく前からこれに接していたといって差し支えないだろう。今ふり返るに、中でも最も私に影響を与えたのは漫画雑誌であった。私は、遅くとも13歳ごろには第二の意味での「ネトウヨ」文化にかぶれていたと思う。
すでに述べたとおり、第二の意味での「ネトウヨ」文化は身の回りにあふれていたから、私と同世代の人間がこれにかぶれないことは難しかっただろう。実際、私の同級生はほとんど皆、程度の差こそあれ第二の意味での「ネトウヨ」文化にかぶれていたと思う。そのような中で、私が第二の意味での「ネトウヨ」文化から脱することができたのは、学問、具体的には憲法学を中心とする法学の影響が大きい。月並みな表現だが、人権理論や多くの裁判例に接することでお題目としてではない基本的人権の重要性を実感することができた。また、これは私にとっていっそう根本的だったのだが、法制度という社会を営む装置の一端に触れることで、斜に構えて賢しらぶる子どもじみた態度を捨て、自らが責任をもって社会に参画する、社会を作るのだという心構えが、多少なりともできてきたようにも思う。私が第二の意味での「ネトウヨ」文化から脱することができたのは法学のおかげであると言ってよい。そして私はもともと法学に興味があったわけではなく、これを学ぶようになったのはめぐりあわせ以外の何物でもない。今でもたまに「ネトウヨは頭が悪い」といった類の言説を見かけるが、第二の意味での「ネトウヨ」に関する限り、これは正しくない(私の中学・高校はかなりの進学校だった)。第二の意味での「ネトウヨ」文化から脱するための知識・学問(私の場合には法学であったがそれ以外の契機もありうるだろう)にめぐりあえなかったというだけだ。頭ではなく、運が悪いのである。
ネトウヨ発祥の画期は2002年の日韓W杯だと言われているが、俺が2chに入り浸りはじめたのもその頃だった。中学生だったかな。
まとめサイトもまだなく、「2chはヤバくて危険なサイト」といった空気がギリギリ残っていた時代だ。
その頃は「ネトウヨ」でなく「嫌韓厨」と呼ばれていて、そのとおり2chでは「厨」として扱われていた。
一部の板だけで活動していた連中(多分にネタ混じりだったろう)が、日韓W杯をきっかけにして活動を大規模化した。
それに影響されて、なんとなく韓国に対するネガティヴイメージが広がっていったのがこの頃だった。
でもまあ、まだ「韓国ってバカだねー」「日本は相手してないのにねー」という、あしらうような空気だったと思うし、
無関係の板に乗り込んできて政治活動を展開する「嫌韓厨」はやっぱり嫌われ者だった。
俺もそういう雰囲気からネトウヨ文化を知ったので、韓国に対しても嫌韓厨に対しても、どこか冷笑的に見ているような感じだった。
韓流ブームに対する反発、竹島問題の再燃、マンガ嫌韓流の発売など、世間的にも嫌韓の空気が盛り上がった。
ネット上では、韓国が何をパクっただとか、在日特権がどうだとか、虚実入り乱れた情報が絶え間なく供給され続けていた。
この頃にはもはや「あしらう」空気はなく、「同じレベルで殴り合い」だったな。
同じ頃に、はてなダイアリーを中心に「リベラル」なコミュニティを築き上げていたのがはてなで、
俺も、まだ出来立てだったはてなブックマークを使いはじめたりして、はてなの文化に染まりつつあった。
個人的に印象深かったのが、最初期のまとめブログのひとつである「ワラタ2ッキ」が嫌韓ネタを取り上げはじめたこと。
知ってのとおり、はてなでは左寄りの論客が多かったので、高校〜大学くらいだった俺は、ますますネトウヨには嫌悪感を抱くようになっていた。
そのあと、2006年に嫌儲騒動があって、ワラタ2ッキもなくなって、アニメ・ゲーム系のまとめサイトがわらわら出てきたのが2008年頃だ。
私は平成2年生まれで、日常的にまとめサイトを見るようになったのは高校生の頃。
そのころハム速はまだVIPのクソスレや釣りスレを纏めてた牧歌的なサイトだったけど、痛いニュースとか、保守速報的なネトウヨまとめが台頭してきたころでもあった。
たぶんこのころ、2008年くらいが「2chまとめが市民権を得つつあって」、「同時に韓国や中国へのヘイトが高まり始めたころ」だと思う。「売国」の民主党への政権交代がこの翌年。
私は日韓W杯の八百長とか韓国起源説(笑)とか在日特権を「糾弾」するまとめサイトを見て韓国ヘイターなネトウヨになり、思春期をネットDE真実に捧げて暗い青春を送った。
大学生になって、自制的内省的な年齢になったとたん、ネトウヨとしての暗い情熱(というか洗脳)は掻き消えたんだけど、もう少し若い時分にネトウヨにかぶれてしまっていたら、今でも私は変わってない気がする。
何歳の時にネトウヨ文化に触れるかってその後ネトウヨを卒業する年齢に大きく関係していると思っていて、Facebookでいまだに年甲斐もなく韓国ヘイトしているおっさんは、自分の価値観が変容しない、凝り固まった歳でネットDE真実を見つけてしまったから今でもそれを続けているんだと思うし、あのころ何歳だったかでネトウヨとの距離がある程度決まる気がする。
こういうレッテル張りは相手がすごいマイノリティの場合にのみ有効だけど、ミソジニーはもうそんな段階じゃないんだよな
もう「ミソジニーはモテない童貞」とかいうと、「そうやってレッテル張りして自分を過大評価してる女プギャー!本当に嫌われてるのに自分を省みない女プギャー!これだから女は!」と返される時代。
今のミソジニーはモテようがモテまいが関係ない。なぜなら嫌韓と同じ「ネットで真実」だから
そもそもフェミニストに限らずミソジニーに対して「モテない童貞」と片付けてまともに反論してこなかったことが敗因。どれだけ馬鹿馬鹿しい意見だろうと、黙って去りたいほど毒々しい奴らばかりだろうと、地道に反論するのが必要だったんだよ
http://anond.hatelabo.jp/20170310105854
この場合被害者である子供を取られた男視点の訴えなら「疑うなんてセカンドレイプ!」と言えるかもしれないが、加害者視点の話だから
加害者視点で、いかにも叩いてくださいと言わんばかりのわざとらしい書き方だから、釣り認定されてんだろ
たとえば「ウリは韓国人ニダ。ついさっきチョッパリの女に国技のレイプをかましてきたニダ。在日特権でやりたい放題ニダ!日本最高ニダ!」という文章があったら、これは100%レイシストの創作だと思うだろう。
これを創作認定することが「被害者の日本人女性へのセカンドレイプ」と言い出す人は誰もいないだろう。
実際レイシストはよくこんな風に自分の頭の中の在日韓国人視点で、在日韓国人へのヘイトを煽る文章を書いている。「アジアのこころ」とか。ミソジニストも同じだ。
「韓国人が井戸に毒を入れた」というヘイトデマと同じように、いやそれ以上に、女へのヘイトデマは溢れている。
このように。
https://togetter.com/li/1067983
もちろん経済的に困窮しているときには,他人のことを考える余裕がなくなるってのはあるよ.
でも,経済的に余裕がある層ですら,全体的には右傾化してるってことなんでしょ?
考えたんだけど,その理由は 2 つくらいあってその一つは
って言われて育ったからじゃね?
(まあプロ野球がタブーって感覚は最近はあんまりないと思うけど).
なんや知らんけどパブリックな場で,政治と宗教の話題は NG って言われてきて,
かといって他の場所で政治・宗教のことが学ぶ機会が与えられたかって言うと,
そんなことなかったわけで.
つまり,どういうことが保守的/リベラルな考え方である,っていうことを
で,もう一つの理由なんだけど,やっぱ人間,わからないことは知りたいやん?
まとめサイトが嫌韓・嫌中コンテンツ流しまくり⇒あいつらは馬鹿にして OK
在日特権なるものがあるらしい⇒あいつらは叩いて OK.日本から出て行け
ネットで女叩きは普通.ま〜んとか普通にいってる?⇒女はクソ.日本は女尊男卑の国
淫夢厨ってのが流行ってる⇒ホモは面白おかしく消費して OK.野獣先輩最高
って認識になると思うのよ.
で,そのもう一つの理由ってのは,実情を反映したネットリテラシー教育をされてないってことだと思うんだよね.
教育されてないから,こういった発言を真に受けて右傾化してるんだと思うよ.
ネットリテラシー教育ではそれっぽいこと(ネットには嘘が多いとか,SNS の使い方とかなんとか)を教えてるんだろうけど,
例えば,教えてる側が
ってことがまず疑問.よく考えるとネットリテラシーというよりは,普通のリテラシーの問題かもね.
教育を受ける側も,
はいはいそうですか,嘘を嘘と(ry ですよね.それくらいできるっつーの(笑)
って高をくくってるんじゃないですか?
進学校の生徒も工業高校の生徒も高学歴大学生も F ラン大学生も,まとめサイト見るやん?
そこには当然,管理人の思想が反映されてるわけやん?それをわかって読んでますか?
だから構図的に,前途有望な高校生・大学生達(もちろんそれ以外も)が,
ということを「学んでいる」のが実情なんじゃないかと思ってるんだけど,どう思う?
在日韓国人3世として、東京で生まれ、それから39年東京で生活しています。
で、ネットでよくみる在日特権って、あれは本当にあるんでしょうか?
地域限定なのでしょうか?
私の生まれ育った在日環境では、ネットでよくみる在日特権を全て享受している人って見たことないです。
生活保護受給者は、親戚などでも多いですが、在日特権で言われているような生活保護費を貰っているという話は聞いたことないです。
日本人一般のサラリーマンと同様に生活している私のような在日でも、
税制や資産などで、優遇を受けている人なんて、見たことないのですが、
税制優遇を受けたいわけではなくて、在日特権が、存在しているのか否かが知りたいです。
永住は、在日特権の最たるものだと理解していますが、それ以外で在日特権が存在しているのであれば、
その内容を具体的に知りたい
もう少し具体的に書くと「金が裏で右翼団体から賄賂(確か50万円だったかな)もらってて、その見返りにその右翼団体をカウンター活動の標的から外していた」という「疑惑」な(あくまでも現時点では疑惑)
で、それを知った金一派が被害者を居酒屋に呼び出して袋叩きにし、その現場には「のりこえねっと」の李信恵もいて暴行を黙認、放置したまま仲間たちと酒盛りを続けていた、とまあそんな感じ
このとき李信恵は「どうせ死ぬなら外よりも店の中での方がよくねw」的なことをほざいてるのが、被害者が隠し持っていたレコーダーにばっちり録音されていて、発覚当初に「暴行があったなんて知らなかった」という言い訳が大嘘だったことがバレたり、他にもいろんな関係者(ジャーナリストやら大学教授やら)がずいぶん前から事件を知りながらもそ知らぬ顔してたのがバレたりしてちょっとした騒ぎになっていたりする
なぜなんだろう。毎日きちんと働いてる。お金がかかるような趣味もない(できないくらい仕事が忙しい)。無駄遣いもない。
それでも家が買えない。
土地が高すぎ。ハウスメーカー、マンションデベロッパーとも新築はぼったくりすぎ。
中古を売るやつらは身の程知らず。なんで中古が何千万なんだよ。きったない中古にそんな価値あるわけねーだろ。
ローン35年って気が狂ってんのか?
何が夢だよ。なんで家を買うのが夢になるんだよ。日本人なら日本国内で、普通に働いてるなら家が買えるように
政治、行政がちゃんと支援しなきゃだめだろーが。ナマポどもを甘やかしてる場合じゃねーんだよ。在日特権を与えてる
場合じゃねーよ。
就職に苦しみ、転職を繰り返して何とか這い上がってきた。8年半働いて退職金8万円という悔しい目にもあった。
それでも俺は家が買えないのか?自動車も軽自動車が精いっぱいなのかよ。
政治家にものを直接いう手段はない。選挙は必ずいくけど、たかが一票ではふざけた政治家を落とすことすら
できない。
家が買えない、日本死ねとでも言わなきゃこの問題、取り上げてもらえねーのかな。
http://www.nippon.com/ja/currents/d00208/
この「ネット右翼」の歴史的な始祖をたどると、2002年に行き着く。同年、FIFAワールドカップ日韓大会が開催された。W杯熱が列島を覆う中、既存の大手メディアの躁的な報道の過熱ぶりと、韓国チームによるラフプレーの黙殺(と彼らには映った)への不満感が、その噴出口として終着したのが当時のネット空間である。
既存の大手メディアがW杯と韓国チームへの批判的報道を黙殺する中で、ネット空間だけはそういった「統制」の外にある自由空間である、と彼らには映った。「ネット右翼」が既存の大手メディアへの強烈な不信感をいだき、それが特に韓国に対する報道のそれであったことが、その後の「嫌韓」という「ネット右翼」の属性を決定づけることになった。つまり日韓W杯を原初として、既存の大手メディアが韓国に対し、融和的な姿勢を崩さないことに怒りを覚えた少なからぬユーザーが、その不満のはけ口を求めたのがネット空間であり、「ネット右翼」はこの時から出発する。
2002年は日韓W杯よりも、日朝首脳会談と拉致被害者帰国の方が影響が大きかっただろ。
韓国に対するメディアの報道が融和的であることが発端なら、矛先は在日よりもメディアに向かうはず。
フジテレビデモのようなことは起こったが、それは在特会のヘイトスピーチとは別の文脈。
実際には「在日特権」という言葉が使われてるように、あくまで在日朝鮮人を対象にしたヘイトスピーチが主眼であって、
その発端は拉致問題発覚と、朝鮮総連に対し免税措置が取られていたことがネット上で流布したから。
「日本人拉致を幇助した犯罪組織を優遇するとは何事だ」という怒りがネトウヨの原点だろう。
後の安倍政権成立も原点はここにあるはずなのに、なぜみんなここをすっ飛ばしてしまうのか。
大阪市が朝鮮学校に市有地5千平方メートル売却へ 半世紀も無償利用 大阪地裁で和解協議
http://www.sankei.com/west/news/150808/wst1508080011-n1.html
訴訟資料などによると、同校は昭和36年9月に開校し、市は38年度までの無償使用を承認。以降も数回にわたって有償賃貸契約の締結に向け交渉が行われたが合意に至らず、無償使用契約が継続された。
しかし、平成18年以降、市のずさんな管理により別の市有地が暴力団関係者などに占有されている事態が相次いで発覚し、市は各市有地の貸与先との契約見直しを強化。21年に学園側から校舎建て替えの申し出があったのを機に有償化協議を再開したが、交渉が不調に終わったことから24年12月に大阪地裁に提訴していた。
朝鮮学園側は訴訟で、「『学校が存続する限り用地の無償使用を保障する』という内容の契約を締結していた」「民族教育を受ける権利を踏みにじり、朝鮮学校を閉鎖させる橋下徹市長の個人的な思惑だ」などと主張、請求の棄却を求めた。しかし、地裁の勧告を受けて昨年夏ごろから和解協議に応じ、今年5月の協議で市側に売買契約に応じる意向を伝えた。