「ロジカル」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ロジカルとは

2022-03-07

合理性のないものを無理やりロジカル説明しようとするからことなく歪になるんだよ。

2022-03-05

今となってはロシア視点の正しさなんてどうでもいい

しかしたら西側工作だの、プーチンの言ってることにいくらかの真実があったのだとしても。

情報戦に負けたんだよ。ロシアあやふや大義に基づいてウクライナに攻め入ることで世界の敵になった。

これから世界歴史において、完全に悪、枢軸側として扱われることが確定した。

大日本帝国もこんな感じだったのだろうね。子孫たる日本人としては大変残念だけど、冷静に考えて権威主義には限界があるんだよ。

西側はなんだかんだと頭のいい人間組織的に集めて仕事させてロジカル物事解決するのに長けている。

独裁なんてのには限界があるんだよ。

まったくもってロシア側に立ちたい人間の気が知れない。

2022-02-17

anond:20220217164958

ロジカル説明されてそれに納得したら意見は変える。

自分らのほうが絶対正しいという前提で、相手を茶化したり、陰謀論者のレッテル貼りする人らに何か言われても意見の変えようがない。

2022-02-13

anond:20220213204953

一件ロジカルだと思われるけど、それをやったから北〇鮮や中〇、その他の独裁国家が生まれているのでは?

2022-02-09

トレーディングカードゲーム増田

要するにお気持ち長文を攻撃表示にしてターンエンドしてきたので、それに対してロジカルトーキング破壊を試みたら伏せ配置されていたロジハラ指摘で効果無効化されたって話だろ

ロジハラってなんだ

ロジハラロジハラっていう言葉はよく聞くけれど、ロジハラと話し合いあるいは説得の違いってなんだ

ロジカル人格攻撃するのがロジハラ

2022-02-08

anond:20220208133243

fxxk you

普段部下の話を最後まで聞き、ロジカルで的確な判断を下す素晴らしい上司あんな化け物に豹変するとは思わなかった

人事異動って怖いネ!

2022-02-07

anond:20220207112419

口の回るロジカルな夫なら、平時念書を書かせて、

激高した時にそれを見せればいいのでは?

anond:20220207023523

はてなで反出生主義をロジカルに唱えているような人は

自分論理的で頭がいいと思っているのかもしれないが

実際その論理的能力を活かして世の中に貢献するほど

頭がいいわけではなさそうなので

もっと本能直感に従ってエモーショナルに生きた方が

いい人生になるんじゃないですかということですね

トラバリーのどこにも書いてなかったなそれは……。

anond:20220207022716

そもそも私が何を言いたかたか忘れかけているわけですが、

改めて前の方のトラバを読み返してみますと、

はてなで反出生主義をロジカルに唱えているような人は

自分論理的で頭がいいと思っているのかもしれないが

実際その論理的能力を活かして世の中に貢献するほど

頭がいいわけではなさそうなので

もっと本能直感に従ってエモーショナルに生きた方が

いい人生になるんじゃないですかということですね

まあ余計なお世話と言われればそれまでです

anond:20220207014837

これは自分の印象でしかないですが、

大部分の人間はそこまでロジックに特化してないにも関わらず

今の世の中の潮流としてロジカルに生きるのが正解だと勘違いしているのではないですかね

はてなの人たちを見ていると特にそう感じます

anond:20220207011700

私は反出生主義の存在を知って、ロジカル人生設計人間社会を突き詰めて考えることに根本的欠陥があると気づいたんです

人間能力には限界があるので、よりよく生きるにはもっと神に祈ったり本能直感判断すべきなんですよ

anond:20220207011024

私はロジックを重視していません

ロジカルに考えると反出生主義に到達することは必然からです

私の価値観では、障害者を育てている人間は最も上等な人間だと思います

anond:20220206193403

ロジカルに反出生主義に到達し一人世界呪いながら死んでいく人間より

感性子供を産み育て社会を維持していく人間の方がよほど上等な人間だと思います

反出生主義者にはロジカルであること以外に誇れることはありますか?

2022-02-06

anond:20220206152802

ロジカルに考えたら反出生にならざるを得ない

ぼこぼこ考えなしにガキ産んでる奴はアホ

2022-01-15

自己肯定感が高すぎる人が苦手

自己肯定感が高すぎる人は

自分意見が間違っていない前提で話すのがつらい。

それも根拠なき理由で。

 

1番タチが悪いのは

自分ロジカルに考えていると思っちゃってる人。

全然ロジカルじゃないのに、自己肯定感の高さゆえに論理的に正しくない自分意見ゴリ押ししてくる。

 

自己肯定感が高い人って大抵

陽キャ実家が裕福なことが多い気がする。

まぁこ自体は良いことだけど、

まれ環境にいたか自己肯定感高いのかな。

 

何というか、みんなが同じ方向を向いてる間は話が上手く進むが、

チーム内で「あれ、それってちがくね?」という意見が出始めると

めちゃくちゃ衝突するようになる。

説得にやたら苦労するんだよなぁ。

 

俺の思い込みかもしれんが。

 

現場雰囲気で進んでる時はスムーズに話が進むが、ガチロジカルな人が現れると衝突してるのをよく見る気がする。

学生の頃は自己肯定感高い人って好きだったけど、社会人になってから苦手になったかもな。

 

結婚した後、実はモラハラだった…って言われる人、大抵自己肯定感が高すぎる人が多いんじゃないか?という偏見もある。

 

ただ、自己肯定感の高さを羨ましく思うこともあるけどね。

2021-12-19

"ラディカルなのは"

約 8,770 件 (0.30 秒)

もしかして: "ロジカルなのは"

リリカルなのはOPMASSIVE WONDERS』 を忙しい人向け ...

https://www.nicovideo.jpニコニコ動画アニメアニメ

1:19

... StrikerS · 破壊される星たち · 忙しい人向けシリーズ · 情熱 · ベルカ式編集 · 幽閉される大事ものたち ...

ニコニコ · nexard · 2007/08/09

樋口恭介 on Twitter: "※ただ、補足すると、小泉義之立岩真也も妻 ...

https://mobile.twitter.com › rrr_kgknk › status

ただ、補足すると、小泉義之立岩真也も妻に教えてもらって読んでいるので、実のところ、本当にラディカルなのは妻であり、樋口傀儡しかないのですが…

ふふ

2021-12-14

道徳の授業に、はてブは使えないんですかね?

セルフまとめ以外のトゥギャッターとかブコメとか、それに対する反応とか併せて見てれば「気持ちの良い言い切りには気をつけろ」とか「批判は両者両面からやれ」とか多角的に考える訓練になると思う。

あと、主張がロジカルじゃないときブコメで指摘が入ったりするし、時事ネタと絡めて学べるから頭にも残りやすいと思う。ダメ

道徳の授業で心に残ってる訓話とかなくない?

2021-12-01

靴下の干し方間違ってるバカが多すぎる

ウチの奥方が、いつも靴下の口の方を洗濯バサミで挟んで、つま先が下になるように干してるんだが、それは間違いだと思うのだ。

しかに、「靴下の干し方」でググってみると、たいていのページで、つま先を下にして干すのが正解と言ってるが、オレの専業主夫(?)数年の経験で得た知見からは、逆につま先を上にして干す方が絶対に早く乾く。

履き口の方が下だと、水分が下の方に溜まってゴム劣化するとか、水分の重みでゴムが伸びるから劣化やすいとか、もっともらしいことが理由に挙がってるけど...

水分で劣化するなら、小一時間洗濯機の中で水や洗剤とモミクチャになってるんだから、そっちの方が圧倒的に劣化の要因になるわw

普通に脱水して残ってるくらいの水分の重みでゴムが伸びるわけないだろ。だいたい、それ履いた状態半日とか丸一日とかずっとゴム伸ばしてんだから、そんな水分の重み程度の伸びが劣化に影響するわけねーだろw

靴下をつま先下にして干すと、つま先の丸くなってる部分に水が下がってきて、一点に集中する。そして、つま先は当然閉じているわけだから空気流通がなくて表面からしか水分が蒸発しないので、乾くのが遅くなる。

逆に、履き口を下にすれば、水分は一点集中ではなく、フチに沿って分散するし、口から空気が入って内側から蒸発できるのだ。

晴れた屋外に干すのなら、まぁ大差ないだろうけど、曇ってる時や雨で部屋干しするときは、如実に乾燥時間に差が出てくる。ゼヒお試しあれw

あとついでに、パンティーとか長袖の肌着とかも、大抵のヒトは、通常の着用した姿勢イメージ通りに、吊るして干すことが多いと思うけど、これらも逆に干した方が早く乾くからな。

パンティーは股間の布が厚くなってる部分を洗濯バサミで挟んだ方が、水分が分散して早く乾く。

長袖の肌着は、裾のほうを洗濯バサミで挟んで袖をたらした(逆バンザイした)状態にしとけば、風の通りにくい脇の下部分が外に向くから早く乾く。

ロジカルに考えれば分かることだw

2021-11-19

anond:20211119122850

これ反対の例になってないから全くロジカルじゃないよ。

反対の例を挙げるなら、半裸のイケメンキャラで、趣味ズボン下げとかか?

そんなの別に何とも思わないだろう。それにギャーギャーキャンセル仕掛ける方がどう見たって頭おかしい(というか自己中過ぎる)。

小学生の髪を染めたほうがいいのか

田舎から引っ越した。

引っ越し先は、小学生幼児も髪の毛がカラフル地域だった。

うちの子供はそのままにしておいたが、つい最近小学生を狙った通り魔が現れた。

通り魔がなにを考えているかはわからないが、いわゆるぶつかりおじさんは大人しそうな人を狙うという。

そのため、ロジカルに考えるとカラフルな頭の子供は報復を恐れるなどの理由で狙われにくくなると推測される。

校則に縛りがなければ、カラフルにした方が子供を守ることになり得だと思ってしまうのだが、地元ではありえないことなので悩んでいる。

2021-11-15

anond:20211114125922

ロジカル思考ロジカル議論全然できないけれど、

そこそこ体裁の整った長めのブログ記事を書くのは素人とは思えないくらい上手い(内容が正しいというわけではない)。

あと、言葉の瞬発力や批判されても黙ってしまわず言葉が出てくるのも常人離れしている。これはまあ意味のある議論ではなく、口喧嘩とかフリースタイルラップみたいなスキル

というように、言語スキルアンバランスさが特殊な人だなあと前から思っている。

思想リーダーに担ぎ上げるべき人ではないのは誰の目にも明らかなので、まわりの人も持ち上げるのやめてやれよと思う。

2021-11-04

anond:20211104185713

だって追及の仕方が揚げ足取りとかクイズかばっかりで小学生レベルなんだもん。。ロジカルに詰めれば真面目に答えざるを得ないのに。

2021-11-03

小説を書いていた俺が面白かった中世ヨーロッパの本を共有する

歴史を学ぶ上での四つの視点

かつて趣味小説を十年近く書いていた者だ。俺も理系だが、理系歴史を学ぶ上で決して弱みではない。むしろ物事を大局的に眺め、出来事意味や結果をロジカルに考えるうえでは助けになるし、論理的文章も得意だろう。なので、自信をもって執筆に向かってほしい。

とはいえ、いきなり中世ヨーロッパ舞台にした小説を書くのは難しい。農民であれ騎士であれ、生活の細部を思い描こうとするだけで筆が止まってしまう。朝起きて顔を洗い、用を足して食事をする、その半時間のことなのに細部がさっぱりわからず、筆が進まない。ありがちな悩みだが、深刻な悩みでもある。

仮に十年前の日本舞台にした小説を書こうとしても、「当時はスマホが既にあったか」「はやっていた音楽は何だったか」「あの事件はもう起きていたか」など、俺たちの記憶は甚だ頼りなく、資料に頼らざるを得なくなる。ましてや、生まれる前の出来事など仮定仮定を重ねた蜃気楼のようで、資料なしでは立ちすくんでしまう。よくわかる。なので、俺が読んで面白かった本を共有したい。

ところで、増田世界史勉強したいと述べているが、どうも「小説を書くための中世ヨーロッパ知識が欲しい」と「知識から漠然世界史について学びたい」が混在しているようだ。ブクマレスを見ると、その両方に対する回答がある。俺は、ひとまず前者について答えたく思う。後者については、中央公論社の「世界歴史シリーズか、講談社の「興亡の世界史」を読んで、そこから気になったキーワードからどんどん広げていくといいと思う。なお、俺は前者しか通読していない。

さて、過去世界を生々しく想像するためには、俺は四つの視点必要だと考えている。数理的視点物質視点、非物質視点それからエピソード視点だ。以下、それぞれについて述べる。各々の視点に応じて、手に取るべき書籍は異なってくる。

さらに、この四つの視点があると、頭の中で歴史知識を整理するのに役に立つ。少なくとも俺にとってははやりやすい。

数理的視点

過去世界は偉大なようだが、人口現代よりも少なく、都市の規模は小さく、穀物工業製品生産量も少ない。そういうわけで、もしもタイムスリップして中世大都市を眺めたとしても、その小ささに俺たちは意外さを覚えるかもしれない。確かに現代にも通用する芸術作品はあるかもしれない。時代は異なるが、ピラミッド紫禁城のような壮大な建物もあるだろう。とはいえ庶民はそんな生活とは無縁であったはずだ。パリ城壁は今や環状線であるが、今のパリ都市圏はそれを越えて広がっている。

さて、小説を書く上ではリアリティ必要になる。それを支えるのが数の感覚だ。例えば、ある国家人口がどれくらいで、即時に動員できる兵士がどれくらいで、都市都市距離がどれくらい離れており、移動速度はどれくらいか集落の規模はどの程度か。船舶で運べる量は。モデルとする時代数字をおおよその知っておくことで、明らかに自然描写は減らせるだろう。このあたりについては「銃、病原菌、鉄」や通史的に世界人口を扱った書籍が助けになると思う。細かいことは気にしなくていい。オーダーが合っている程度で充分だ。数字を確かめるだけなら、ウィキペディアだけでもいい。これは英語版を併用することを薦める。

物質視点

要するに衣食住の細部だ。先ほど騎士農民の一日を想像するのが難しいと述べた理由はこれになる。増田必要としているのはおそらくフランシス・ギースの出しているシリーズだ。都市農村、城の生活が細かく書かれている。

他に、当時栽培されていた植物動物については、「世界史を変えた50の○○」シリーズもいい。ある素材が手に入るか入らないか、あるいは知識の有無だけで国の命運が変わるというのは、たびたび起きてきたことだ。中世ではないが、例えばヒッタイトで鉄の製法が独占されたこと、柑橘類で長期航海の敵、壊血病が防げるとか、そうしたことだ。

また、具体的な書名はいちいち挙げられないが、図版の多い図解○○のようなシリーズも良い。もし、増田視覚的にものを考えるタイプならなおのことだ。慣れていくと建築芸術の○○様式というのが何となくわかるようになってくる。

加えて、児童書も侮っては行けない。専門家が監修した子供向けの本は、えりすぐりの内容を含んでいる。仮に含まれていないとしても、これだけは伝えておきたいという基礎知識は抑えてある。これは立花隆が言っていたことだったと記憶しているが、なじみのない分野を学ぶためには基本的な内容の本を三冊読むといいそうだ。なぜなら、本当に大事なことはその三冊すべてに書かれているからであり、結果的にその分野の基礎を身に着けることができる。

物質視点

これは当時の人間が何を知っており、どんな風に考えていたかを指す。直接は物質として残らない、人の頭の中にあった知識文化にまつわることだ。当時の科学知識価値観法律迷信などもここに含めてよい。

さっき中世人の朝を想像するのが難しいと述べたが、昼以降の社会生活想像するのはこれでさらに難しくなる。

たとえば俺は異世界ファンタジーをあまり読まないのだが、中世には叫喚追跡という風習があった。当時のイングランド自由市民犯罪が生じた場合には、その犯人逮捕処罰する義務を負っていた。隣保組織の長は角笛を吹き、大声で喚声をあげながら犯人を追跡しなければならず、また周囲の住民もその指揮に従って追跡に加わることが義務付けられていた。しかも、この協力を怠った住民に対しては制裁が課せられる。寡聞にして、こういうファンタジー小説は読んだことがない。

ここまではいかないにしても、海外文学を読むとなじみのない、ちょっとしたジェスチャー迷信出会うことがある。欧米だと、指を交差させることで幸運を祈るし、ロシア人は今でも扉越しに握手をすることを嫌う(宇宙ステーションでさえ)。この辺にリアリティは宿る。ジェスチャー関係なら、中世とは少しずれるが「常識世界地図」が面白い。

法に関しては詳しくないがが、習慣や生活については先ほど述べたフランシス・ギースの本が参考になると思う。価値観では「中世の秋」がいいだろう。科学史については、増田理系から「磁力と重力発見」を薦めたい。難易度はかなり高いが、知識いか科学になっていくかを肌で感じられる。

当時の職業に関しては、未読だが「十三世紀のハローワーク」がいいらしい。

キリスト教宗教史に関しては、聖書エピソードの概略や聖人伝を知っているといい。絵画が好きなら名画で学ぶ○○といったシリーズがたくさん出ている。ただし、聖書がわかったからと言ってキリスト教がわかったことにはならないので注意。

エピソード視点

これは著名な人物の伝記に関する話だ。あるいは、当時の人々が親しんでいた物語も含めてもいい。こういう偉人の伝記や小話をたくさん知っていると、歴史好きの物知りとしてマウントを取ることができるが、その出来事世界史上でどのような意味があったかを語れなければ、自己満足で終わり益は少ない。とはいえ、興味深いのは確かで、プロットの参考になるかもしれない。

このあたりの知識のためには、児童書も含めて伝記を読みあさることになる。または、ハプスブルク家歴史だとか、各国史だとかを扱った新書を乱読する。絵画に興味があるなら、これも名画で見る○○のようなシリーズおすすめだ。

当時の人々に身近だっただろう中世騎士物語については、ブルフィンチアーサー王伝説シャルルマーニュ伝説をまとめている。それとは別にマビノギオン」も面白い。とはいえ、いきなり原典に当たる必要はなく、入門書を読めばいい。

ギリシアローマ神話は呉茂一の本が細かいところまで網羅しているし、ホメロスオウィディウス岩波文庫に入っているが、呉茂一の本は初心者には細かすぎるし、原典に当たるのは趣味領域から小説を書くなら入門書で充分だと思う。同様の理由で、「史記」だとか「ローマ帝国興亡史」なども趣味に属する。当時ならではの視点面白いが、鵜呑みにできない誤謬もあるだろう。

かに読んで面白かったもの

もちろん、単純に上記の分類にすべて本が収まるわけではない。大抵の通史・各国史はこれらを兼ね備えている。

以下、何となく面白かったものを思いついたままに書く。「中世ヨーロッパ歴史」「十二世ルネサンス」「ケルトの水脈」「西ヨーロッパ世界形成」(ただしこの本は著名な王の事績ほとんどの載っておらず、当時の価値観や考え方についてのページがほとんどで、そこがアマゾンで叩かれている)。それから、隣人から視点として「「イスラームから見た世界史」「アラブが見た十字軍」など。

書き洩らしているかもしれないが、今のところ思いつくのは以上だ。

他に、中世舞台にした小説映画おすすめだ。難解だが読み応えのあるミステリ薔薇の名前」、SFだが「異星人の郷」がいい。「大聖堂」は未読だ。「モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル」はコメディだが細部の正確さは中世映画随一であるとのこと。毒のある笑いに抵抗がなければおすすめ

増田に注意してほしいこと

中世風の舞台を描くために中世について勉強する。素晴らしいことだ。俺は敬意を表する。それに読んでいるうちにどんどん楽しくなってくるだろう。何かを知る、これは純粋な喜びだ。

だが、小説を書く以上、ある程度は想像力で補わないといけない。ある場面を書く際に必要情報があるとしても、そもそもその資料存在しないかもしれない。研究者でさえわからないことは多い。俺もこれだけ読んできたが、わからないことだらけだ。むしろ、疑問が深まった感さえある。細部も忘れてしまった。増田はぜひ自分で本を買ってメモを取るなり線を引くなりしてほしい。読み飛ばさず、時間を掛ければそれだけ得るものも多いだろう。

もっとも、描写に困った場合は、該当シーンを省いてしまうのも手だ。小川哲がどこかで述べていたが、ある歴史SFを書くときに、細部を省略したシーンがあるという。ストーリーにあまり関わらない部分を省くのは、立派なテクニックだ。読者だって中世建築の細部について延々読まされても困るだろう。

もうひとつ忘れてはいけないのは、増田研究者になろうとしているのではなく、小説を書こうとしている、ということだ。知識目的ではなく、手段だ。これを忘れてしまうと、他人の設定の粗を探したり、中世なのに価値観現代的なのを揶揄し始めたりする。こうなると、物語世界を素直に楽しめなくなる。

大事なのは歴史的正確さよりも、読者を喜ばせることだ。そういう意味では、演出として火薬が出てきたっていい。あるいは、読者が感情移入やすくするように、人を殺してなんぼの武将ではなく、戦争で人を殺すことをためらう武将として、描写する必要がある(ドラマ戦国武将がやたらと戦争を嫌い、優しいのはそのためだ)。異世界ファンタジーの読者が読みたいのは中世ではなく、中世っぽいものだ。そもそも中世ヨーロッパ風なのに唯一神を信じていないファンタジーは多い。

そういう意味では、本を読んでもその知識が直接生きることは少ないかもしれない。くれぐれも、読者に向かって知識をひけらかしてはいけない。あるシーンの正確さのために資料に当たるのはいいが、その成果を延々披露しては読者のストレスになるだけだ。もちろんそういう衒学的な歴史小説もあり、固定ファンはついているが、ネット小説の読者には少ないだろうし、ネット小説の肝であるPVを稼ぐことにはならない。これはいい悪いではなく、ネット書籍媒体の差だと思っている。

また、レッドオーシャン中世ヨーロッパファンタジーに飛び込むのなら、正確さよりも作者の専門知を活かしたものの方が(ブクマで書いている方もいるが)読者の目に留まりそうである。そして、くどいようだが、これだけおすすめの本を書いてきたが、読者が欲しいのは正確な知識ではなく血沸き肉躍る物語である

だが、作者にとっての最大の危険は、どんな物語よりも過去に起きた事実の方が面白いのだと気づいてしまうことだ。この罠にはまると、どんな小説所詮作り事と思われて素直に読めず、何を書いてもむなしくなってしまう。言い換えるなら、創作欲が知識に殺されてしまう。増田には、これに一番気を付けてもらいたい。

それを防ぐには、面白小説を読み、面白ものを書くこと、これに尽きる。先行作品としての中世ファンタジーを愛し、数多く読み、繰り返し読むこと。

知識の増える専門書を読むより、中世ファンタジーの書き方を読むべきだった、と増田がならぬよう、幸運を祈る。

anond:20211031163129

2021-10-14

トリプルアイズが「将棋採用」を再開、将棋有段者に勝てたら最終面接

2008年設立システム開発ベンチャートリプルアイズ」は10月12日採用試験において「将棋採用」を復活させると発表した。将棋採用とは、社内の将棋実力者と対局して、勝てばそのまま最終面接に進めるという採用試験

将棋採用は、前代表の故福原智氏(写真)が率先して行っていたもの福原氏はつねづね「将棋は、盤面の状況をロジカルに考えながら駒を置いていく。将棋が強い人は、処理の流れを矛盾なく組み立てていくプログラミングに向いている」と話していたという。

そこでロジカルアイズは、「将棋必要とされる、序盤構想の核となるロジカルシンキング、秒読みでも正しい選択をし続ける集中力時間内に次の一手選択する決断力は、これからITAI研究開発には欠かせないもの」という理念のもとで、将棋に強い人材募集することにした。

トリプルアイズが「将棋採用」を再開、将棋有段者に勝てたら最終面接へ | TechCrunch Japan

https://jp.techcrunch.com/2021/10/14/tripleize-shougi-interview/

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