はてなキーワード: 公務員バッシングとは
国民を雇うものなのだから、やはり給与は多く、休みも多く、っていう夢を詰め込んだものにしないと、優秀な人材は残ってくれないというのに、なんでか知らんが給与下げろと大合唱。
その結果、多忙で、本来の力すら発揮できない人材だらけになるって、それはそれでどうなのでしょう。
公務員バッシングを行って、労働条件を下げていくって、憲法の足かせを受けて、何の行動も反論もできない相手にやってるのって、ハラスメントだよな。
国民総ハラスメント国家、日本だな。公務員バッシング、ほんとに恥ずかしいことだよ。
公務員の質が低いよなって、見下すなら、質を高める議論をしていかないといけないんじゃないの。
それなのに、質が低いから、給料下げろって、アホじゃないかと思う。
公務員を雇っているのは国民っていうなら、私は公務員に手厚い待遇をやりたい。
あのなんかよくわかんねえ転生スライムって、そういうことやってんだろ?
みんなで転生スライムみたいにやっていけばいいじゃんね。知らんけど。
学校になじめないとか昔っからその気はあったし、別の病院では簡単な問診だけでADHDだと診断が下りていたが、
ちゃんとテストを受けて実際に診断が下りるとなると緊張するもんだな。
だいたいの数値の高さが分かる棒グラフと結果が書かれた紙をもらったのと
口頭でふわっとした情報を教えてくれたので自分の傾向はわかったので不足はしていないが、少し残念だった。
ただ一番低い作動記憶ですら「ちょうど平均」だったらしく全体のIQそのものは高めにでたらしい。
高めといっても傑出して高いわけではなくてあくまで平均的な高さと説明をしてくれた。いわゆるメンサには入れない程度の高さなんだろうなとは思う。
もしかしたら自分は知的障害があるのかも……なんて思っていたのでその点は安心した。
ただIQの高さが年収や幸福度などと相関しないことを自分自身で証明してしまったので複雑な思いだ。
やる前からわかっていたことだが高めだからといってもなんの慰めにもならないな、本当に。
ちなみに一番高いのは知覚統合。ほか二つはそのあいだくらいと思ってくれていい。
そのあとコンサータの説明を受けて登録のための用紙を書いてその日は終わり。
いまはコンサータの登録カードが届くのを待っている。このあとは自立支援と障がい者手帳を申請して少しでも人生が上向くように準備をしていく予定だ。
発達障害を診断された話は数年前から擦られまくっているのでいまさらではあるが
生きづらくてまだ未診断の人がいれば頼れるものは頼ってもいいんだ、と伝わると嬉しい。
ちなみに今回、再度診断を受けてまでコンサータ服用をしてみようと思い立ったのはこの記事を読んだから
http://hattatu-matome.ldblog.jp/archives/59287875.html
俺以外にもいろんな人が投薬に前向きになったんじゃないかな。
ブログ運営って大変だとは思うが凹凸ちゃんねるさんには引き続き更新を頑張ってほしい。無理のない範囲でかまわないので。
前の病院で診断が下りたあと、母にADHDであることを告白した。
学生時代に離婚をして女手一つで育ててくれた母だ。大人になったとはいえ当時は同居していたし報告することが筋だろうと思い言ってみた。
「その血は父親の血だ」
母は目をかっぴらいて俺に即答した。ショックのあまり言葉が出なかった。数年経ったいまでもはっきりと思い出せるくらいに鮮明に覚えている。
たしかに父は母に聞かされてきた愚痴によると友人の挙式日をマジで忘れたり、万札がいきかうような麻雀をしていたらしいし、
俺が幼い時から父と母が口論の末、父が切れてよく母に手をあげてはそのたびに壁に穴が開いた。
ありえない物忘れや高額レートのギャンブルに感情のコントロールが効かない……そういうところはたしかにADHDっぽいところはある。
俺は別に療育をしなかったことを責めたわけでもない。ただ「ADHDだ」と伝えただけなのにな。
幼少期から俺に愚痴をこぼし、「あんな人間になるな」と言い聞かせるほど父を嫌っていた母からでたその言葉は、俺には重かった。
ADHDであることを父のせいにした母には失望したし、もう縁を切ってもいいかと思ってしまった。
当時の地方に生まれて育った田舎者なので療育の知識はもちあわせていなかったし
先日亡くなったH占い師の”ありがたいお言葉”を信じている程度には頭はよくなかった。※でも家族全員金星人で一家離散したな。占い通りだね、よかったね。
やりたいこともやらせてもらえないし、口論になったら個人の尊厳を平気で傷つけるような人で、大嫌いだった。
だが女手一つでFラン大学とはいえ卒業まで支援をしてくれたなんだかんだ母との縁は切ることはできないだろうと思っていた。
でも今は違う。
俺はどうやら嫌いで憎らしい父の分身なんだってわかってしまって、心の底から失望してしまい、もういいかなって思っている。
で、一度失望してしまうと過去の抑えつけてきた思いがどっとあふれ出した。
・付け焼刃で勉強した児童心理学(?)を真に受けて俺の描いた絵を「暗い。笑顔がない」と破り捨てなかったら?
・「塾に通わせてちゃんと勉強させてあげてください。この子は秀才です」と先生に言われたのを無視しなければ?
・「父じゃなくて〇通の人と結婚すればよかった」なんて話を聞かされなければ?
あぁあ、なんかいろいろ思い出してきたら頭が回らなくなってきたわ。つか酒を飲みながら日記なんて書くもんじゃないわ。
俺って何だったんだろうな。いろいろなあったかもしれない可能性を考えては勝手に傷ついていく。馬鹿な自傷行為だ。
この酒を飲んだらもう寝ることにする。つらつらと駄文に付き合ってくれてありがとうございました。
親が口論してる中、爆泣きしてる妹の面倒を見てた。
自分がパチスロしたいからって夏休みに入った妹の世話を押し付け。
俺には塾に通わせず片落ち実業高校、妹は通わせて県内トップの進学校。
県外とはいえ実業高校からも進学できる可能性のある公立を探してきたから受けさせてくれという嘆願も拒否。
口を開けば公務員バッシングなのに俺には「公務員になれ」。お前の挙式に当時の県知事か副知事が出席したんだろ?バッシングする筋合いねぇだろボケ。
「父と結婚せず電〇の人と結婚すればよかった」ってよく言っていたが、幼少の子どもでもその言葉の重みはわかるからなボケが。
俺がその言葉がもとでずっと不信感あったの気付けボケナス。つかアッシー君メッシー君がいたってそんな女の話を未就学の子供にするなカス。きもいんじゃ
発達障害のこともそもそも鬱などのいろんな精神疾患のことも全部大学~社会人になってはじめて正しい知識を知ったし、
統合失調症だってお前の言う”普通の人”にだって患うことはあるんだよ。なにがあの子の親はキ〇ガイだ。
当時付き合っていた彼女が「被差別部落出身かもしれないからでていけ」って言ったのは一生覚えてるからな。
暴力を許さず抵抗する活動を私も続けているが、今回のような事件が起こりうる社会を作ってきたのはまさに安倍政治であって、自民党政権ではないか。敵を作り、排他主義で、都合の悪いことは隠して口封じをし、それを苦にして自死した人がいても自身の暴力性に向き合わなかったことはなくならない。
https://twitter.com/colabo_yumeno/status/1545410438724079618
弱い立場にある人を追いやり、たくさんの人を死にまで追い詰める政治を続けてきた責任は変わらない。「誰の命も等しく大切」と多くの人が言う今、人の命の重さは等しくないんだなと感じさせられてしまう。
https://twitter.com/colabo_yumeno/status/1545410440280150017
安倍政権に上記のような問題点が皆無だったと言うつもりはないが、やはり正当な評価とは言えない。自分は護憲平和主義者なので安倍自民に投票したことは一度もないが、やはり肯定的に評価したい気持ちが強い。功罪を比較すれば、やはり功績のほうが大きい。
そもそも「敵」をつくって排撃するような政治は安倍政権の特徴ではなく、それ以前の小泉政権から民主党政権にかけて強くみられたものである。2000年代の政治では、「構造改革」「既得権益の解体」「税金の無駄遣いの撲滅」の名の下に、公共事業と地方土建業者、霞ヶ関官僚、公務員人件費がバッシングされた。「税金の無駄遣い撲滅」政治の行き着く先が2012年の生活保護バッシングであったのであり、これついては自民党はもちろん旧民主党系の野党もまさにど真ん中の当事者であって、無責任であってはならないだろう。
2012年12月以降の安倍政権では、こうしたバッシングの政治から完全に決別した。安倍元首相は「改革」「既得権打破」などとはほとんど口にせず、「アベノミクスで経済成長」を掲げた。税金の無駄遣いより、成長による税収増を目指すようになった。連日のように公務員叩きや生保受給者叩きを行っていたワイドショーの内容が、一気に「アベノミクスとは何か」の解説へと変わっていった時のことは、鮮やかに記憶している。
安倍政権にも確かに問題点が多くあったが、少なくとも公務員や生活保護へのバッシングには決して加担しなかった。既得権叩き、無駄遣い叩きではなく経済政策で解決を、という方向に大きく舵を切る役割を果たした。既得権者や税金の無駄遣いを叩く、ギスギスした陰鬱な政治から、まっすぐ成長をめざす明るい政治へ転換した。このことは安倍元首相の功績として、高く評価されるべきだと思う。
過激な公務員バッシング政党だった「みんなの党」はいつのまにか消滅し、一時は全国的なブームだった橋下維新も大阪以外では支持を広げられなくなった。新自由主義が政治の世界からなくなったわけではないが、表向きそれを扇動しようとする政治勢力は安倍政権期に退潮した。左翼やリベラル派の人たちについても、民主党政権下では政治的な立ち位置が迷走していたが、安倍政権ではわかりやすく元気に反政権・反体制のポジションをとれるようになったと言える。
安倍政権のせいで悪化したとされる中国・韓国への感情にしても、時系列データを見ると、大幅に悪化したのは民主党政権の時期であり、安倍政権期は横ばいか、7年トータルでは逆に若干改善している。これだけではなく、安倍政権の時期の大幅に悪化したとされるデータを探すのは難しい。たとえば貧困率は小幅の改善で、自殺率は大幅に改善している。安倍政権で日本社会が大幅に悪化したかのようなリベラル派の議論は、ネットでいくらでもデータを検索できる時代において、支持者を減らすことはあっても増やすことはないだろう。
『映画秘宝』の元・編集長による恫喝DM事件が発覚した当初、一部の『映画秘宝』関係者が「映画を観て、差別に反対し、社会の不正や権力に立ち向かう姿勢を学んでいたのに云々」といった主旨の言葉を述べていましたが、果たして本当にそうでしょうか?若い読者の中には信じてしまう人たちがいるかも知れないので、元・愛読者の一人だった私が記憶に基づいて(と言うのも手持ちのバックナンバーはほとんど処分したので)、これについて反論のような事をポツリポツリ試みたいと思います。
『映画秘宝』が現在のサイズになって間も無い当時『映画秘宝』は、自民党政権を援護射撃するメディアの一つでした。これは何も『映画秘宝』に限った話ではありません。当時は、例えば『ミュージックマガジン』の故・中村とうようが「自民党を壊してくれるなら小泉純一郎を支持する」と公言していたように、小泉政権を支持する反・権力系メディアやその関係者は珍しくなかったのです。
同じ頃『映画秘宝』は、当時の秋田書店の漫画雑誌『少年チャンピオン』で連載されていた漫画『アクメツ』を誌上で紹介した上で「この漫画は傑作なので『映画秘宝』の読者も読んで応援しよう!」と推薦していました。ご存知ない方の為に解説すると漫画『アクメツ』は、小泉純一郎をモデルとする政治家(※ハンサムに描かれる)が行う改革を応援する為に、主人公である高校生テロリストが改革に反対する勢力の人間たち(※こちらは醜い外見で描かれる)を殺害しまくる(しかも、その殺害の模様を映像で配信する)と云うのが大まかなストーリーです。
それだけではなく『映画秘宝』の読者投稿欄では「映画の中で公務員が死ぬ/殺される場面が出てくると、映画館で拍手喝采します」と云う内容の手紙を掲載したり、映画紹介記事の中に「公務員の奴らは他の仕事に就くことが出来なかった無能たち」という文を態々差し挟む形で書いたりと、当時の小泉改革により巻き起こった公務員バッシングの風潮に『映画秘宝』は全力投球で乗っかっていました。公務員バッシングをしてくれる雑誌メディアの一つとして『映画秘宝』を愛読しているネットウヨク的な人間たちも、当時は少なくなかったのではないでしょうか?少なくとも、読者投稿欄などに「小泉改革に乗っかって浮かれるのは止めた方が良い」という意見が載る事や、ライター内部からの批判記事が書かれたは無かったものと記憶しています。
町山智浩は小林よしのりに対して「ネットウヨクたちを生み出した責任を取れ」と批判したようですが、四人がかりで女性1名を標的にパワハラを行うような町山智浩たちが作っていた『映画秘宝』に対して、私は「貴方たちが過去に行った自民党政治への援護射撃の責任を取れ」と言いたいと思います。
奈良さん・小沢さん・ギンティさん・市川さんたちからの告発を受けた町山智浩ら4名は、近年『反・権力』の姿勢を盛んにアピールしていましたが、私の目から見ると「ナチスの戦犯が過去を隠して戦後を生き延びた姿に似ている」と思います。仮にも『反・権力』を謳うならば、過ちを犯した時には自己批判して、反省する事が肝要でしょう。それが出来ない、他人に厳しく自分たちに甘い町山智浩ら四人は、決して「反・権力」や「不正と戦う」と云う人間たちではないと私は思います。
元『映画秘宝』愛読者だった私。家族に『映画秘宝』を読むことを勧めてしまった私。この私にも『映画秘宝』のモンスターを育てた責任は有ると思う。だから、元・読者の一人として、恫喝DM事件の被害者に謝罪します。こんな人たちを批判するべき時の過去の時点で批判する事を怠り、彼らを増長させて育ててしまい、その結果として貴方を傷つける事態を招き、本当に申し訳ありませんでした。
今なお町山智浩ら四人に心酔しきっている状態の私の家族の洗脳をたとえ解けなくても、他の誰かの目を覚ます事はできるかも知れない。そのような一縷の望みを託して、読者だった当時の記憶を記しました。見出しに(1)と付けたので、気力が湧けばまた何か書こうと思います。悪文によるお目汚し、失礼致しました。
給料が安い理由として、「権力のあるオジサン世代が保育の職業的価値を理解していないから」が多いが、気持ちはわかるけど少し的外れ。
(1)これまで保育士になってきた人たちの社会階層は、それにつかなかったら専業主婦やスーパーのパートをやっている女性だった。エリート就活生は見向きもしない。こうした人たちにとっては、月手取り13万でも決して安くは感じられない。また、保育を家庭の中で「無償」で行っている専業主婦も依然として少数ではない。
(2)かつての保育士は公務員で、かなりの高待遇だったが、不況や増税反対の世論による財政逼迫、公務員バッシングなどを背景に、保育施設の拡大において民営中心方式が採用された。しかし、民営だと当然ながら経営難と事業破綻を恐れるので、現在は余裕があったとしてても人件費にはおいそれとは回せない。また経営者が過度な報酬を得ていても、公務員だった時とは違って、メディアは批判がしずらくなっている。
(3)安倍政権は2019年10月から、当事者や現場が切に求めている待機児童対策や保育士の待遇改善を後回しにして、無償化措置に踏み切ってしまった。これはたださえ疲弊していた現場の負担を激増させ、退職者を増やしている。今振り返っても天下の愚策だと思う。
広島県知事が県職員の10万円をうんぬんかんぬん言い出した頃から、夫の様子がおかしい。
公務員である私に対して、「確かに公務員は10万円もらう必要ないよね。」
「せめてボーナスはカットした方がいいでしょ。」などの嫌味が増えた。
さらに「嫁子の部署はコロナの影響受けてないよね。なのにいつもどおりの給料がもらえるなんて良いご身分だね。」と、私の収入は家計に直結しているのにそんなことを平気で言うようになった。
私の給料が削られたらお前も困るだろ。
今時公務員バッシングをする人なんて的はずれな馬鹿だけだと思ってた。
頭の悪い男を選んだつもりはないけど、みんな心のどこかでそうおもってるもんなのかなぁ。
少し前に転居したから、手続きのために市役所へ行く必要があった。
仕事前の朝は、まだ開いていなかった。
仕事のない土日は、やはり開いていなかった。
ということで、転居してから14日以内に届け出を行うことができなかった。
むろん、私が悪い。言い訳する気もない。
だから、窓口で怒られたら、素直に詫びるつもりだった。
しかしながら、おずおずと(役所的に)日付の辻褄が合わない書類を差し出した私に、窓口の若い女性が投げかけた言葉は、
「申し訳ございませんが」
だった。
「申し訳ございませんが、こちらの書類を記入いただいてもよろしいでしょうか?」
「事故発生の事由」という欄に書けばよいのが、「遅れた理由」であると気づくのには、ふた呼吸ほどを要した。
しかし、書類が醸し出す高圧感とは正反対に、窓口の女の子の眉はずっと「八」の字を描いたままだった。
ペンを持つ私の手が少し停止するたびに、すみませんが、申し訳ありませんが、と詫びの言葉が宙を舞う。
なんなんだろうか、この嫌な感じは。
この、腫れ物に触るかのような扱いは。
この子は、何に対して謝っているのだろうか。
ルールを破ったのはこちらなのに。
何だろうか。何かが、公務員を蝕んでいる。
私には、現代の行政システムを論じるほどの知識も経験もないし、そんな気もない。
ただ、一つだけ感じることは、こんな空気の中で、彼女たちは前向きに働けまい、ということだ。
市民のために。
いま、そんな発想が、生み出されるような環境ではありえまい。
魂の叫びを発しながら、彼女たちは、ただひたすら、毎日を乗り切ろうとしている。
そんな気がした。
どうだろうか。
国家公務員です。中央省庁じゃなくて、末端の末端のようなところだと考えてください。
特に中枢に関わってるわけではないですが、ここ十年ほどの職場の状況についてつらつらと書きます。
民間との比較というわけではなく、単に公務員の駄文だと思ってください。
・節電がきつい
廊下の電灯がすべてつくことはこのオフィスにきてから一度もありません。節電のために電球が間引かれていて、常に廊下は薄暗いです。また、夏は死ぬほど暑くて冬は死ぬほど寒いです。夏は冷房がついてるのにそれでは足りずに扇風機を回してうちわを煽ぎ、冬は暖房が弱いのでダウンジャケットを着て仕事をしている人もいます。特に女性の職員はきつそうです。
・人が足りない
年々、職員数は減っています。外注と非常勤を駆使してワープアを量産していますが、それでも人数は足りません。残業時間は増えるばかりですが、残業代は予算で決まっているので上限は決まっています。残業代の支払いを正すべき官公庁でサービス残業が横行しているというイギリス人が好きそうな設定になっております。その上で震災対応で給料が10%近く2年間減らされました。元に戻るときには「公務員が給料を急に上げた!」と報道されました。
とにかく数字を出させるようになりました。基本的に公的機関は非営利ですので、仕事の件数が増えること=仕事がうまくいっている、ではありません。たとえば犯罪の件数などを考えてみてください。むしろ、減ったほうが社会的にはうまくいっているという場合もあります。それでも上司は数字が減っていると理由を求めます。そこで各部署の担当者はもっともらしい理由をでっち上げなければなりません。また、それらの数字をまとめる作業が月末、四半期末、年度末にあり、その作業にけっこうな手間がかかっていて、そのために残業をします。その残業代には前述のとおり上限があります。
・評価
何年か前から各々の仕事の目標を立てるようになっています。ただ、自由裁量がある程度利く場合ならともかく、毎日徹底したルーティンをやるだけの仕事もあるのです。もちろん、それは重要な仕事で、それがないと周りません。ただ、その人達になんの目標を立てろと?たとえて言えば、毎日溜まる土砂を他に運ぶような仕事なのです。その仕事を担当してる人は「年間土砂を何トン動かす」という目標を立てていましたが、思ったほど土砂が溜まらずに、目標は未達成となりました。もちろん、土砂が溜まらないことは社会的にはよいことです。
・綱紀粛正
2000年代初頭からのマスコミによる強烈な公務員バッシングにより、上層部は異常なまでにマスコミ沙汰を怖がるようになりました。当然だと思います。ニュースで取り上げられればそれがどんな些細なことでも偉い人たちで会議が開かれ、対策が打たれます。時給に換算したらえらく高い会議ですね。長い会議の後にほとんど無意味な対策がメールで流れ、その間に上の決定を待つ下の通常業務は滞っていきます。世間的にいわゆる、無駄、ってやつですね。
とまあ他にもありますがこのへんで。そりゃ唐突に首になることはないし、給料が遅配されることもありません。そのへんは恵まれてるところです。ただ、キツイのは全く意味のない仕事の量が飛躍的に増えてるということです。そして、その仕事のために本業をどんどん疎かにしなければならないということです。おそらく地方公務員はもっとひどい。民間でも同様のことが起こっていると思います(さらにもっとひどい)。自分で自分の首を締めてるのに、生産性なんて上がるわけないですよね、という話でした。
平成27年度末をもって高卒採用22年で退職したのでぶちまけたい。
昔話をするつもりはないが、一時期盛んに行われていた公務員バッシングのあおりもあってこの十年で随分と苦労が増えたんだよ。
採用された頃からすると職員数は30%ほど減ってるが仕事は倍以上に増えた。
8年前に昇任試験に受かって3年間の昇任待ちを経て、係長になったのは5年前のことだが、その時に税金の徴収の仕事を拝命したんだ。
採用直後のぬるま湯時代に一度やったことのある仕事だったが、なによりキツかったのが郵便の誤配による個人情報漏洩。
私の部下だけでも数千人単位の滞納者を抱える中で、アパートの新居住者が名前も確認せずに開封してしまう。
結果それは個人情報、しかも税金の滞納というデリケートな情報の漏洩ということで、そのたびにマスコミ発表や関係者への謝罪に忙殺された。
税金を滞納するような輩は住民票も異動せずに転居しまくるので、アパートの新居住者が手紙を開封しちゃうなんてのは昔からずっとあったんだが、
個人情報以外に何の財産も無いような底辺な輩ほどそれを騒ぎ立てる。
昨年は4回もその手の話で滞納者に延々と数時間なじられて脅され、上層部や市長からは個人情報の流出を防げと無理難題を言われる。
その上に、通常教務で税金を差押すればDQNが怒鳴りこんできてその対応もやらなきゃならない。
そして俺はうつ病と診断されて一ヶ月休業し、その後延長して都合三ヶ月休んだ。
正常な思考回路じゃないかもしれないが、もう公務員をこれ以上づづけたくなかったんだよ。
どんな仕事にだって感謝されて自分の仕事を肯定される場面ってあるだろ?
でも俺の仕事にはそんなこと一つもないんだ。毎日苦情とトラブルの発生を恐れて、上層部からは数字を出せと求められて、それでも残業はするなと無茶を言われ、
市民に接すれば税金泥棒だの、公務員は楽でいいだのとなじられる。
確かに俺のピーク年収だった一昨年の源泉徴収票は額面720万あるが、それに見合った仕事をしてきたつもりだ。誰にも恥じることはない。
でもな、四十年以上男をやってきて初めて人前で泣いたんだ。
この前滞納者と面談してる最中に不意に涙が止まらなくなったんだよ。
そいつはこう言ったんだ「お前ら役人は高い給料貰って貧乏人をいじめて税金ばっかりむしり取りやがる!お前らそれでも人間なのか!」
いつも言われてることだが、もう心のシールドがなくなってた俺にはもう耐えられなかった。
客に初めて言い返して洗いざらいぶち撒けて止めに入った課長に徽章をぶん投げて家に帰ったんだ。
もう俺は公務員を続けたくなかった。
でも駄目だ。
まぁ地方公務員で受付系の仕事をしているとだけいっておくんだけども
その中で一緒に働いている人達が結構仕事を教えてくれなくて困っている。
もちろん、最初の1ヶ月位は色々と優しく教えてくれてたんだけど、それを過ぎたくらいに段々とミスをした時の態度が厳しくなってきた。
上司曰く「もう2ヶ月経つんだから…」「もう4ヶ月経つんだから…」「もう(ry
と仕事を経た日数経っているんだから、言われた仕事は完璧にこなしてくれないとなぁ、ということらしい。
そして、周りの職場の人達は一度教えたことなんだから、教えなくても常識の範囲内でわかることなんだから
「もう教えないよ」「聞いてこないでよ」「だからね…(呆れ気味に)」
のリアクション。
まず一点目
わっちはろくにバイトもしない大学生活を出てすぐ就職していて、尚且つマナー・礼節を教える職場研修みたいなものは特にないままオン・ザ・ジョブ・トレーニングで働いているわけで
たった数ヶ月で仕事を覚えるだけならまだしも、その応用的なこと(いつもはこの流れだけど状況を見て手順を変える、仕事を早く進めるためにこういう方法をするべき、その仕事業界特有の方式・礼式etc...)なんかわかるわけない・覚えられるわけがない・すぐ実行できるわけがない。
もっと長い目で見守ってくれよとは本音で思うが、それは行き過ぎたわがままだということもわかっているので、新人が入ってくるんだからせめて何度も根気強く教えるくらいのことは前提に持っててもらわないとなぁ…とどうしても思ってしまう。
最近の公務員バッシングで人材資源のカットとかあって、仕事に余裕がないのはわかるけど、だからって新人に即戦力とか求められてもなぁ…よくて60%の精度の仕事で手一杯なんですわ…
(というかそんな能力あったら地方公務員のしかもこんなど末端職に応募してこn(ry )
次に二点目
100歩譲って即戦力になるのが前提だとしよう。仕事を一発で覚えて、尚且つ常識的な判断で超的確に無難に仕事をスマートにこなすことが当たり前だとしよう(そこから土台無理なんだが)。
ミスの時に怒られる時と言い、今後するべきことの指示が抽象的だったりその場のミスのみに通用するものだったりして、これからどうやって仕事していいのかわかんねぇよ。
(例:なにか自分ができることをひとつ作ろう、もうちょっと応用して考えようよ、もう少し頭を使おうよ、〇〇の時は××をすればいいんだよetc...)
そして三点目
10000歩譲ってその指示をきちんと理解し、自分の中で反芻し、次に活かすぐらいの知能がないとどんな仕事も務まらない、ということにしよう(そうじゃない仕事もいっぱいあると思うが)
自分なりに考えて来客者に対応する上司の横からサポートしたら「余計なことしないでいいから自分の仕事しなさい」って言ったかと思えば、
これ調べますねっていつものように仕事の一部を手伝っていたら「あんたそれしかいっつもやらないけど、それしか出来ないの」って嫌味を言ってみたり。
積極的に行動しても、指示のない余計なことしないようにしても、どっちにしろ怒られるんじゃねぇかよ…俺はどうすればいいんだよ…
そりゃ状況によってやり方を変えればいいんだろうけどさ、そんな頭も経験も入って1年も立たない新人にあるわけがないことはわかりきっていることだろうよ…
どうしてわかりきってることでいちいち怒ってくるんだよ…
おいらからすれば、そんなの高校生ウルトラク○ズで大多数の高校生には絶対わからない問題出されて、「間違えた方にツッコんだら罰ゲームで泥だらけな。テレビじゃあ当たり前だよなぁ?」って脅されて一か八かで○か×のどちらかに突っ込んでいくみたいなもんだろうよ。
そして大体ハズレで怒られるんだよこんちくしょう。(なおあたっていても特にやるじゃん、というような言葉かけもない模様なので合っているかどうかもよくわからない時がある模様)
と、こんな矛盾した指示がそこかしこであるんだよ…頼むから統一してくれよ、指示を。それが現実に合わないんだっていうんなら、それで新人を怒るのをやめてくれ。
なんだこれ。ねぇ、社会ってこういうもんなの?これ以上にブラックなところなんてネットを探せばいくらでもあるということは知ってるけど、でもこれがホワイトだって言うんなら、ちょっとわっちは20代前半にして人生ゲームリタイアしたい気分ですわ。
また数時間後に出社しないといけない…はぁ…
2013.07.01
研究と報告96 自治体非正規雇用職員の働き方と賃金労働条件の実態と課題
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はじめに
私たちは1993年8月、自治体に直雇用されている非正規職員と、自治体業務を外部委託された職場で働く公益法人や民間企業労働者(=公務公共関係労働者)で「自治体関連労働組合協議会」(略称「関連協」)を結成しました。2009年の自治労連大会で、「自治労連非正規雇用・公務公共関係評議会」(略称「非正規公共評」)に名称変更し、今日に至っています。
病気にもなれない
非正規労働者にはほとんどの場合病気休暇はありません。病気になり有給休暇を使い果たすと欠勤になってしまいます。たとえば臨時職員(22条適用)がちょっと大病して休まなければならないとなると、6ヶ月で任期満了なので、病気であろうがなんであろうがそこで首を切られてしまいます。明日から働けない、仕事もない、身体もしっかり治ってない、そういう状況で放り出されてしまう人もいます。
私の地元の静岡でも清掃の臨時職員だったAさんは、自宅で脳幹出血で倒れてしまう。病院に運ばれてICUに入った。その後、かなり元気になられたけど言語障害があって職場復帰ができない。どんなに労働組合で運動して要求書を出しても、「臨時ですから…」ということで半年目に雇い止めになる。その後、その方は一時生活保護を受けたりしていましたが、いまはマヒが少しよくなり仕事を見つけられましたが月収が10万にも満たない。いま自治体の中で仕事をしている臨時職員はそういう状況の下で仕事をしているのです。
悲しみにも差
賃金も劣悪で、正規職員に比べると3分の1、ひどいところでは4分の1ぐらいの実態です。昔から村八分という言葉がありますが、火事とかお葬式のときは村八分にはしないといいますが、私たちは両親が亡くなったときとか、親族の悲しみにさえ差別があって、正規の方は配偶者が亡くなれば忌引休暇があると思うのですが、非正規職員に正規職員と同じように忌引休暇が付与されている自治体は稀です。悲しみにも差があってお葬式にさえ満足に休みが保障されていない。親が亡くなっても1日しか休みがない。あとは有給休暇を使うか、有給休暇さえもない労働基準法違反の自治体も少なくありませんが、有給休暇を使い果たすと欠勤になります。欠勤になると収入が減る。そのいたちごっこのような状況の下で自治体の業務を支えているというのが、いまの私たち自治体非正規労働者の実態です。
1、総務省「臨時・非常勤職員の実態調査結果」から何を読み取るのか
2013年3月29日に総務省が「臨時•非常勤職員に関する調査結果について」(2012年4月1日現在)を発表しました。自治労連は、自治体で働く非正規職員の数を含めた実態の公表を総務省に要請をしてきましたが、総務省がはじめて臨時•非常勤職員数を公表したのは2005年です。そのときは45万6千人。そして2008年にも調査をし、49万8千人と発表されました。
今回の調査では、60万3千人で、前回2008年調査より10万5千人も増えています。この間、総務省は「集中改革プラン」(2005年〜2009年の5年間)の作成を自治体に強要し、自治体は職員削減や民間委託を推進してきました。その結果、非正規労働者がどんどん増えているという実態が今回の数字に現れています。
20130524_001
調査対象/2012年は任用期間が6ヶ月以上、勤務時間が週19時間25分以上/2005年、2008年6ヶ月以上、勤務時間が週20時間以上/任期付短時間職員・再任用短時間勤務職員は除外
総務省は任期付短時間公務員制度の積極活用をすすめる「4・24通知」(2009年)を出していますが、昨年末の総務省調査では任期付短時間公務員は全国で3,745人です。この数字は、自治体の実情・実態に合わない制度であることを明白にしていると思います。
2.職種別
一般事務、保育士等、教員、講師、技能労務職員の順番で女性比率が74.2%を占めています。また、都道府県では看護師、給食調理員が前回より減少しています。
3.任用根拠別
特別職非常勤職員(3条3項3号適用)38.3%、一般職非常勤職員(17条適用)21.1%、臨時職員(22条2・5項適用)40.6%で、いずれの職種においてもわずかですが17条適用が増えていました。
今年3月15日の総務省交渉では、総務省は「任用根拠に関しては各地方の県なり市なりが独自に任用していることであり、各都道府県等に技術的な助言はしていません」と回答しています。しかし、各地方で交渉しますと、「総務省から非常に強い技術的な助言があり、非正規の任用に関しては本当に窮屈です。各市町村のみなさんが窮屈な思いをされているのはわかるのですが、総務省からきつい指導があり、改善をしていかなければいけないという実態はわかってはいますがなかなか改善できないのが実情です」という本音がポロッと出てきます。一方、市町村の担当の方との交渉の席上などで、「処遇を改善してほしい」等の要求をしていきますと、市町村の担当の方も「おっしゃっていることはよくわかるのですが、この任用制度の中ではいまの市町村のできる限界であって、やはり県からのご指導があるので非常に窮屈で難しいです」といわれます。
4.再度の任用の可否、任用期間の上限(雇い止め問題)
総務省は2009年1月23日、「地方公務員の短時間勤務のあり方に関する研究会報告」(以下、「研究会報告」)を公表しました。「研究会報告」は現行の臨時・非常勤職員の任用等のあり方について、ⅰ)任用の厳格化、ⅱ)任期の更新を期待させない、ⅲ)再度任用する際にも能力実証を経て新たな職への任用であることを強調し、ⅳ)一時金や経験加算を否定しています。
さらに同年4月24日、総務省は公務員課長通知「臨時・非常勤職員及び任期付短時間勤務職員の任用等について」を出し、「研究会報告」にそって、任用根拠の「明確化・厳格化」や任用の際に更新の期待を抱かせず、再度任用する場合にも任期ごとに能力実証に基づき「新たな職に改めて任用されたものと整理」するなど「更新への期待権」が発生しない任用管理を強調しています。
両者とも上限設定を強化する傾向になっており、今回の調査結果には、両者の影響があらわれています。
市町村の任用期間の上限を一般事務職でみた場合、「通算任用期間の上限あり」が特別職非常勤職員(3条3項3号)で215(前回214)団体、一般職非常勤職員(17条)で276(前回233)団体、臨時職員(22条2・5項)で466(前回447)団体と増えています。「通算任用期間の定めなし」が3条で483(525)団体、17条で512(554)団体、22条で881(962)団体と任用の厳格化が伺えます。
10年以上の更新を繰り返している団体についても調査しており、都道府県で12団体、政令市で6団体、市町村で444団体となっています。
2、自治労連の取り組みについて
1.「雇い止め阻止!誇りと怒りの大運動」-いっせい雇い止めを阻止しよう!雇用の安定と均等待遇で、より良い住民サービスをめざす
(1)自治労連第32回定期大会で「誇りと怒りの大運動」を提起(2010~2013)
私たちは自治体直雇用の非正規と公務公共関係の労働者の処遇を改善し、大きな運動にしていきたいと3年前から「雇い止め阻止!誇りと怒りの大運動」と名付けた運動を取り組みはじめました。
なぜ「誇りと怒りの大運動」なのかということですが、自治体の非正規・公務公共関係労働者の一番訴えたいところは何かといえば、任用の形態は非正規・公共関係労働者ですが、仕事に対する思いは正規労働者となんら変わりはない。仕事に対する思いや誇りはみんな同じではないか。その「誇り」を傷つけているのがいまの働かせ方の実態ではないかということで、これに対する「怒り」をきちんと打ち出していこうと、「誇りと怒りの大運動」という名前に決まりました。
(2)1年目、組合員の学習と意思統一、対話、労働実態の洗い出し等に重点を置き各地方組織、単組、支部の課題の明確化、総務省署名63,195筆を集める
1年目は自分たちのあり方を自分たち自身が確認し、職場の中にも自分たちはこうやっているんだということをキチンと訴えていこうということにしました。
非正規労働者というのはややもすると自分たちの置かれている立場、処遇は自分の責任なんだという気持ちがなかなかぬぐいきれない。当局から「あなた方はそういう労働条件で納得してこの仕事についたのでしょう。半年でおしまいという約束で仕事についたのになんでずっと働きたいと思うの?」といわれたときに、非正規という働き方についたのは自己責任なんだというところが払拭できないということがあります。
私たちは、なぜこういう雇用形態でしか働けないのかということをいろいろと学習するなかで、自分たちの雇用問題が、日本の国のあり方、自治体のあり方と深く関わっていることを学んできました。正規職員を削減し続けた結果、正規労働者がやるべき仕事を非正規労働者に行わせ、本来、自治体でしなければいけない業務をアウトソーシング(外部委託)する中でこんな矛盾が出てきているんだということがわかりはじめるのです。そうすると「これは自己責任ではないんだ」ということに気づくのです。
また当局がいうような「非正規のみなさんはそれがよくてそういう条件で入ったのだからそんな文句をいわないで働けばいい」ということを言う正規労働者も少なからずいます。「そうではない」ということを学習の中で深めていく。そして正規労働者の方にもそこは理解してもらう。
正規労働者と非正規労働者の溝を埋めていくのは労働組合の力で、要求を1つでも改善して前にすすんでいくような運動をつくっていく。その中で正規と非正規がなぜこんなふうに分断されなければいけないのか。そして民間と公務員がなぜこんなに分断されなければいけないのかということを学習し運動の中で距離を縮めていくというのが大事ではないかと思っています。
(3)2年目は1年目の取り組みを更に具体的な要求前進と組織化をすすめる―雇い止め・雇用中断の撤廃、通勤手当、特別休暇などの獲得、新たに39組織(13単組・8支部・18分会)確立と2地方組織で非正規公共評の立ち上げ、総務省署名70,790筆を集める
2.今後の課題
(1)「雇い止めをなくしたい」
労働契約法が改悪された中で、新しい雇い止めが起きてきていると思っています。これの法律は民間労働者が適用される法律ですが、民間が5年の有期雇用を入れれば、公務のところにも民間にならって有期雇用をどんどん入れてくることは懸念しなければいけないと思っています。とにかく雇い止めをなんとしてもはねのけたいというのは私たちの思いです。これを庁舎内や地域の中に広く打ってでていく。
自治労連は当初から均等待遇にもとづく任期の定めのない短時間公務員制度をつくるべきだという方針を持っています。当面、地方自治法203条、204条を改正し手当などが支給できるような環境をつくる。一方では均等待遇にもとづく短時間公務員制度もつくっていくことがいま私たちの運動の中の大きな柱になっています。
昨年まではこの運動の中で総務省に対して処遇改善を求める署名を取り組んできましたが、今年は最終年度ということで、署名を国会請願署名に切りかえて運動を大きくしていこうということでいま取り組んでいます。毎年、3月の春闘時期に提出していた署名ですが、今年は5月29日提出することとし、いま最後の追い込みの時期です。
2)組織内では、各地方組織や正規単組に「非正規はパ-トナ-」という意識と位置づけ(方針)の変化を作り上げてきています。この到達を踏まえ地域から公務に限らずワ-キングプアをなくす運動を継続しておこないます。
(3)地方組織での実態調査、自治体キャラバン等を積極的にすすめていく
いま自治労連の地方組織の中で、「憲法キャラバン」や「自治体キャラバン」の中で、自治体の非正規労働者の実態調査をさせてもらいたいと話をさせてもらう中で、「資料をおいておきますのでここに記入してください。そしてそれを是非返してもらいたい」という依頼すると、当局も「結構ですよ」と返してくれる。三重自治労連は、毎回、自治体の非正規の職種ごとの労働条件をつぶさに調査し、自治体当局との懇談のなかで、「おたくの自治体は隣の市町に比べると賃金がこんなに低い」と指摘し改善させています。静岡自治労連では昨年、23市に自治体の非正規の実態調査を依頼し、19市から回答が返ってきました。
自治体の非正規の任用根拠や、賃金水準、特別休暇がどうなっているのか、ということも含めて返してくれます。そういうことが非正規運動の処遇改善のための財産にもなるので、実態調査を各地方組織にお願いしたいと思っています。
現在12地方組織に非正規公共評(千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、滋賀、京都、大阪、奈良、兵庫、広島、山口)が結成され活動を続けてきています。さらに発展させ、すべての地方組織に非正規公共評の確立をめざします。今年度から来年度にかけて岡山と埼玉で、非正規公共評の結成が予定されています。県内の横のつながりの中で運動をつくりあげて交流しながら、ここの町はこれが取れたのなら、隣の町ではこの条件を取っていこうという運動にできたらいいと思っています。
おわりに
女子高生との対話で
公務員バッシングがすごく強い中で、たとえば自治体のことを外で話すときはすごく勇気がいるんです。全労連のディーセントワークデーのときに私は地元静岡で街頭に立って道行く人たちに自治体非正規労働者の総務省署名をお願いしてきました。最初、道行く人たちはどういう反応をするのかと思っていたら、話し込んでいくと意外に「自治体で非正規の人がそんなふうに働いていて、そんなに賃金が低いのですか」という感じで話が盛り上がってくるのです。
正規職員に関してはどういう感触を持っているのかと思って、「正規もね、こういう働き方でね…」という話をすると、「そうよ、そうよ、公務員がたくさんお給料をもらっているって一概にいえないのよ」という意外な反応が返ってくるのです。最初は「公務員はお給料もらいすぎよ」という感じで石を投げられるのかと思っていましたが、対話して署名をお願いする中で「公務員はお給料もらいすぎよ」といった声は私は全く聞きませんでした。むしろ「そうですよね。自治体の仕事は大事な仕事だよね」という話のほうが多かった。「町役場や村役場や市役所にはこういう条件で働いている非正規がたくさんいるんです」という話をすると、「そうだったの、それは知らなかった」ということで快く署名に応じていただけました。
若い女子高校生たちはどうなのかと思って、たまたま試験が終わったあとだったのか集団で自転車で来て、私が署名行動をしていたら、「おばさん、おばさん、何をしているの?」といわれて、「おばさんは自治体でこういう働き方をしているから、働きやすいようにしてもらいたいと思って署名をとっているの」と話をすると、「エエッ、知らなかった」と。相手に話すときには「自治体の」といってもわかってもらえないので、市役所とか、町役場とか、村役場とか、相手に届くような言葉で話さないとわからない。「どこに住んでいるの」と聞いて、「そこに町役場があるでしょう。その中でこういうお仕事をしている人がいるでしょう。その人はこういう働き方をしているんだよ」という話をすると、高校生でも「そういう働かされ方はおかしいよね」というのが返ってきて非常に会話がすすむ。いまの若い子なので、「おばさんまだここで署名している?」というので「まだいるよ」っていうと「いま試験が終わったところで友だちが近くにいるから携帯でよんであげる」といってくれた。またある子は「いま署名というのをやっているんだけどさ、おいでよ」と声をかけてくれる。そうするとお店の中から女子高生たちがワァ~ッと出てきて、「何をやっているの?」って感じで人だかりになった。それで話をすると「ヘェ~」ということで署名してくれるのです。短時間だったのですが、女子高校生のお陰で30筆ぐらいあっという間に署名が集まった。話をしていくとこっちが思ったほどでもなく勇気を出して、ある意味ワクワクしながら街の中に出ていくというのは大事なことだと思いました。
補論
ILO要請団の思い出-「非正規問題は委員会審議に新たな視点をもたらす」と回答
ILO(国際労働機関)の「条約勧告適用専門家委員会」で、「同一価値労働男女同一報酬原則」をさだめた第100号条約にかかわり、日本のパート労働法の適用状況、男女の賃金格差や間接差別の改善状況などが審理されることにたいし、日本の自治体非正規労働者はパート労働法が適用除外とされ、関連労働者も含め均等待遇とは程遠い劣悪な待遇におかれている実情を訴えるため、6地方組織代表を含む総勢17人が、2008年10月、スイス・ジュネーブのILO本部を訪れ、要請しました。
自治労連の役員のほかに、地方組織からの参加者一人ひとりが職場レポートをもとに自治体で働く非正規・関連労働者の劣悪な賃金・労働条件等について涙ながらに訴えました。
私も代表団の1人として参加させてもらいましたが、非正規労働者の働き方をレポートしていこうということになり、現場で働く非正規の組合員に書いてもらいました。劣悪な働き方を競うような冊子ができました。
私はみんなのカンパでILOに行くわけですが、先ほどお話をしました脳幹出血で倒れたAさんも「大場さんカンパ」と言ってもってくれたものがあった
俺のスペック。
入庁5年以内。公務員っていってもいろいろあるけど業務内容からそれとなく判断してもらえれば。
身バレしなくないから多少ぼやかしたり他の話ミックスさせたりするけど。
1回でまとめられる自信ないから何回かに分けて書くかと。
べつにスゴい意識が高いってわけではないとは思うけど、自分の育った地域社会がよりよい環境になることに貢献したいと思って公務員なった。
生活の安定とかも大切だと思うけど、俺はそこまでこだわってなくて普通に民間も受けてそこそこのとこに内定貰ったけど
入ったあとのやれそうなことを考えて公務員に。
ちなみに入ってびっくりしたのは俺みたいなのは少数派なのねw
みんな生活の安定とか地元で生活するには他に職がないとか。だから、それなりに努力して公務員試験受けてるね。
今時、出産したら退職が暗黙の了解ってのが地元の優良企業と呼ばれてるとこでもあるし。
まあ、多少は予想はしてたけど入ってビビったのが古き良き(笑)価値観及び近年の公務員バッシングからくる風通しの悪さ、大量に残った古き良き時代(笑)の事務処理方法による非効率さ、新卒からずっと公務員いることによるタコつぼ的視野の狭さ、責任回避のための前例踏襲主義。
いい加減メールの使い方とか覚えてくださいwメールを送受信するためだけに若手の仕事を中断させないでください。
直筆関係ない書類をカーボン紙で複写作成させるとかやめてください。普通にコピーさせてください。
しかも個人情報とか全く関係ない単なるひな形を送るために、フロッピー郵送とかイミフなこと強制させないでください。
で、若かった俺はふつーに疑問を呈しちゃったわけですよ。
「これってこの形でする必要がある仕事なんですか?」「これってこうした方がいいんじゃないんですか?」ってw
まっ炎上するよねw
俺は初めて出会ったんだけど、間違ってること=人格否定って受け取る人、間違いの指摘=人格攻撃、謝ること=降伏宣言って受け取る人ているんですね。
しかも、年下からの指摘や疑問をこのうえなく屈辱に感じる人種が。
ちょっと周りを見渡してみるとそれは俺が1年目だからじゃない。
何十年もいる人もそれより上の年次の人にはなにイエッサーっ!!
で、あー年下の俺がいくら正しくてもこうゆうことを言っちゃいけないんだとさすがに分かったから別の方法に切り替えたわけ。
でも将来っていうか老後が心配すぎて仕事を辞める勇気なんてない。
と、書くととんでもないブラック企業で働いてると思われるかもしれないけど、
2,000人規模の企業に就職。残業も多かったけどその分給料ももらってきた。
ということで今は公務員6年目の若手として色々と仕事を任せられてる。
そのはずなんだけど、毎日毎日、職場に行くのが嫌でしかたがない。
別にパワハラとかがある訳でもないのに、朝起きると緊張で鳩尾のあたりが痛い。
足がすくむ。それでも何とか毎日出勤してる。
理由は分からないけど、とにかく仕事が嫌でしかたがない。
なんでだろう、なんでだろうこんなに仕事が辛いんだろう。
みんなこんなに辛いのに働いてるのかな。
それとも俺だけ?俺が社会に不適合なだけなのかな?
ニートとかフリーターやってる人は、将来に対する不安をどう処理してるんだろう。
自分はどんなに仕事が辛くても、将来に対する不安が強すぎて、正社員であることやめれない。
度胸がないというか心配症というか。
多分ニートだろうがフリーターだろうが、生きて行くだけなら何とかなるはずなのに。
http://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20080712/1215819201
そもそも公務員の採用試験ほど公正で客観的とされているものはないとするなら*1、なるほどその枠組みの中での不正はダメという理屈ならわかる。しかし昨今の公務員バッシングでは「筆記試験偏重で頭でっかちの社会性欠如の人間」を採用してしまうことへの制度的批判なども含まれているんだし、だったらこの手の批判を垂れる人たちには「民間では常識」の採用のあり方のどこがいけないのかを説明して貰いたいものだ。
企業がコネ採用をいくら増やして質の低い人間ばかりになろうが、その結果引き起こされる事態は全てその企業内で完結するものですが(あくまで一般論として)、行政機関で働く公務員となると、質の低い人間が増える事で迷惑を被るのは国民全員です。だからこそ公務員試験があり、法律にも職務に忠実に、且つ全力で専念する義務が明記されています。
公務員とは国民から強制的に(収めないと処罰される)集めた税金を使って行政サービスに携わる職務なのですから、採用過程も厳格に運用されなければなりません。だからこそ、今回の問題では批判を呼んでいるわけです。
東大法学部は国民全員参加の知力競争における文系偏差値最高峰東大文1の合格者から内定が許可されます。
他の類からも入れますが、教養学部での高い点数が要求され、文1からの内定者が400人なのに対して
、せいぜい10人程度です。東大法学部は特権階級なのです。現代社会の公家社会の幹部といえます。
そして受験競争は勢いが衰えないどころか、ますます加熱し、東大法学部志願者はあいかわらずたくさん居ます。
その理由は、結局日本は、東大法学部支配が続くという正しい直感があるからでしょう。
公務員バッシングや公務員制度改革は、国民のガス抜きのためのフェイクだろうし、
この微妙な時期に民間活力を生かしてその場をしのぎ、社会が安定してきたら官僚が復権することを
http://anond.hatelabo.jp/20080627001409
http://anond.hatelabo.jp/20080627000703
>一部の人は不祥事を起こしたりするが、多くの人は我々庶民を縁の下で一生懸命支えてくれている
↑本当にこんなことを思っているなら、世間知らずも甚だしい。
公務員の連中と一度、仕事でも個人的にでも付き合ってみるといい。
彼らに漂う事なかれ主義と前例主義と無責任さは独特の気持ち悪さがある
不祥事を起こすのは一部かもしれない。
でも、大方の人間は、
自分たちが絶対的に安定した立場にいることに気付いていないのか、
あるいは知らない振りをしている。
それは、「我々庶民を縁の下で一生懸命支えてくれている」とは違うね。
いや、それなら別にそれでいいんだよ。
http://anond.hatelabo.jp/20071007112814
の続き
子供を3名以上育て上げることができる人が生存競争における勝ち組
2名で中立
1名ではやや敗色濃厚だが、経済状態次第では子が孫を多数生めるので逆転可能
子供無しは敗北
よって、ほぼ全ての女性は望めば確実に子を残せる為、最初から勝ち組である。
(しかし同時に、妊娠可能期間を過ぎて以降は負け組に転落する危険性もある。)
一方男性は、いくら望んでも子を残せない可能性があるため、この世に生まれた時点では負け組である。
原始時代と異なり、現代では各人が保有する貨幣の多寡によって
生存確率が大きく変化するため、単純に子供が多ければいいということにはならないが
平均的に見て子供3名というのが1つの勝敗の目安であることに変わりは無い。
日本国内で言えば、例えば公務員全体の未婚率、子供の数の平均値と
統計的に有意な差が出る可能性がある。
これにより、経済事情による生存確率の差を判断することができる。
(場合によっては、公務員バッシングの材料となるであろう)
性差による生存確率の差、経済事情による生存確率の差については
学校では決して教えて貰えない。
学校では、社会が基本的に平等であるという建前に立っているからだ。
無論幼い頃はそういった教育も必要であろうが、
いざ社会に出る段階になっても空虚な平等論を信じていたのでは不幸になるだけだ。
アフリカのサバンナ、ブラジルのアマゾンの密林と同様に、猛烈な生存競争が日々続いている。
現代社会での生存競争を突き詰めていくと、銀行の口座残高をいかにして増やすかという点に行き着く。
口座残高がある一定量以上に増えれば、他人からの命令に屈することなく、自由な人生を送ることができる。
無論、山村にこもることによって自由になることもできるが、
この場合は社会サービスの恩恵を受けることができないため、結果的に自身や子の生存確率が下がる。
よってこのようなケースは除外する。
銀行の口座残高を増やすには、必ずしも銀行の仕組みや貨幣の仕組みを理解している必要は無い。
単に古来からの本能に導かれるままにビジネスを行って金を稼ぐ人間も多くいる。
泥棒や、売春などはその典型例であろう。
これらは人間社会では法的、倫理的に問題があるとされる行為であるが、動物の世界では日常である。
(例えばある種のサルにおいて、メスが食料と引き換えにオスに体を許す行為が報告されている)