はてなキーワード: 男性更年期とは
>とにかく毎日が退屈だ。仕事もつまらない。セックスもばかばかしい。打ち込める趣味もない。これからどうしよう。
めちゃめちゃ分かる。でも今そのような状況・マインドになってるのはこれまでナンパばっかりやってきたからとか自堕落な
生活を送ってきたからとかじゃなくて、ひよっとすると加齢による内分泌系の問題かもしれないよ。
それくらいの年齢だと男性更年期の可能性があるから一度、検査してもらうのもひとつだと思う。
テストステロンが基準値以下だと、保険適用でホルモン注射してもらえる。
おれは検査してもらったらギリギリ基準値は越えてしまっていて注射売ってもらえなかったが、
グローミンっていう市販の塗布薬使ったらだいぶ楽になった。(プラセボも効果かもしれんが。。。)
まぁ、ホルモン補充療法もリスクがないわけじゃない(男性不妊の原因になる可能性等)から
易怒性(いどせい、Irritability)とは、生物における興奮性のことであり、
それを取り巻く環境が変化したことに対しての反応として現れる。
この用語は、刺激に対しての生理反応として使われることもあれば、
病的で異常な度を超えた過剰興奮性としても使われる。
性ホルモンの分泌バランスの乱れ・変化との関連では、女性では月経前や妊娠中、
更年期に女性ホルモンの影響でイライラしやすくなります(月経前症候群、更年期障害)。
男性も加齢に伴い男性ホルモンの分泌が低下して起こる男性更年期障害によってイライラが起こり得ます。
病気との関連では、こころの病気(双極性障害、統合失調症、依存症など)のほとんどはイライラを引き起こしやすいことが知られています。
また、脳の病気(脳卒中、低酸素脳症、脳炎、認知症、発達障害など)やけがによる高次脳機能障害もイライラの原因となることがあります。
夫の何気ない言動に対する不満がストレスとなって溜まり、妻の体や心にさまざまな症状を引き起こす病気のこと。
医学的な病名ではなく、石蔵文信・大阪樟蔭女子大学教授が、男性更年期外来で中高年の夫婦の患者さんを診察する中で気付き、
命名した。
夫源病は夫の何気ない言動に対する不満、あるいは夫の存在そのものが強いストレスとなって、自律神経やホルモンのバランスを
崩し、妻の心身にめまい、動悸、頭痛、不眠といった症状が現れる。症状だけを見れば、40~60代に起こりやすい不定愁訴である
先日、男性不妊治療を受けてきた。約2.5cmを開腹する手術だ。手術は無事済んで、今は次の検査まで経過を見ている段階だ。
今まで開腹手術を受けたことがなくて、不安で男性不妊治療について調べてみたところ、男性不妊治療の当事者による記事がかなり少なくて驚いた。多くが奥さんの不妊治療ブログの中で「夫から聞いた」という体で書かれており、男性不妊治療を受けた当事者からの声ではなかった。
そういうわけで、当事者から男性不妊治療に関して何かしら情報を発信出来たらよかろうということで、この日記を書くことにした。
私が診断は精索静脈瘤による造精機能障害だった。精巣の周りに静脈瘤が出来て、その熱により精巣の機能が低下する障害だ。↓のサイトが詳しい。
http://www.kameda.com/patient/topic/reproductive_technique/04/index.html
症状は、精巣の機能低下によって、精液中の精子の運動率(運動が活発な精子の割合)が低下するものだった。運動率が低下すると、それだけ子宮まで到達できる精子の数が減ることになる。精索静脈瘤を改善するメリットとして受けた解説は以下の通り。
・運動率、正常形態精子の割合向上(無精子症の人も精子出現に至るケースがある)
・精巣機能の悪化予防(二人目不妊の要因の多くが精索静脈瘤によるものらしい)
・陰嚢痛等の違和感解消
精巣周りの静脈が太くなりすぎて熱を持つ状態になっているのが問題なので、余分な静脈を結紮(けっさつ。縛って止めること)して切断する手術を行うことになる。手術は二通り紹介され、一つが鼠蹊部を2,3cmほど開腹して顕微鏡で患部を見ながら手術を行う方法(顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術)、もう一つが5㎝程4か所開腹して内視鏡を入れて患部を手術する腹腔鏡手術だ。それぞれの違いを示すと大体こんな感じだ。
比較項目 | 顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術 | 腹腔鏡手術 |
---|---|---|
入院期間 | 日帰り | 3日程度 |
値段 | 30万円前後 | 15万円前後 |
再発率 | 低 | 高 |
合併症発生リスク | なし | あり |
結論から言うと、顕微鏡下精索静脈瘤低位結紮術を選択した。健康に関することはできるだけの出費をしていきたい。体は資本だ。
蛇足だが、治療法の説明の中で執刀医の大切さを主治医に教えてもらった。主治医によれば、間違えて精管や尿管を切ってしまい担ぎ込まれた患者がいたそうだ。他にも、動脈を切ってしまい、逆に精巣の機能が低下してしまった患者も診てきたらしい。これから精索静脈瘤の治療をする人には、執刀医選びに細心の注意を払うことを強くお勧めしたい。
手術前は陰毛を全部剃るように言われる。手術の患部なので、丁寧に剃っておいた方がいい。剃ると意外とさっぱりして良い。毛も床に落ちない。
手術は部分麻酔で行われた。麻酔がよく効いて痛みはなかったものの、体内から血管やその他諸々の管が引っ張り出される感覚はある。精巣に伸びている静脈が引っ張られるので、自然と精巣の中の管も引っ張られる感じがする。私の時は大きなディスプレイに顕微鏡で映し出された映像が投影されていた。執刀医が活き活きと「この透明なのがリンパでね、このドクドク動いてるのが動脈。おっ、この静脈太いねー」と手術実況ライブをしてくれた。手術時間は手術室に入って出るまででおよそ1時間。開始時は緊張したものの、看護師さんと雑談しているうちに緊張がほぐれて、手術実況ライブを見る頃には完全に慣れていた。
手術後(当日)は食事後にすぐ痛み止めを飲んだ。痛み止めは痛くなってから、と聞いていたが、親知らずを抜いた時に即痛み止めを飲んでいたことを思い出して迷わずすぐ飲んだ。
術後一日目は、ちょっと試したくなって痛み止めを止めてみた。痛み止めが切れる10時間後頃になると、やっぱり痛みが出てきた。仕事(デスクワーク)にあまり集中できない程度の痛みになるので、痛み止めはまだ必要だった。通勤時間が1時間を超える人は、有休取得か痛み止め常備を強くお勧めする。
術後二日目も、痛み止めを止めるとまだ痛みが出てきた。ただ、一日目とは違ってやや鈍痛に近い感じになってきていて、対一日目比で7割くらいの痛みだった。かなり集中して仕事をすれば、一定時間は痛みを忘れられるくらいの痛みではあるが、痛み止めは常備しておいた方が良い。
術後三日目になると、痛み止めを止めても割といける感じになった。二日目と三日目の差は大きい。まだ若干痛かったが、耐えられない痛みではなかった。痛み止めは仕込んでおいた方が安心。
術後四日目以降は、痛み止めなしでも普通に生活を送れるようになってきた。ただ、歩く早さは六日目くらいまでいつもの早さに戻らなかった。(大体速度半減くらい)
術後十日目になると、手術前にだいぶ近づいてくる。十四日後になる頃には、「患部に触れるとちょっと鈍痛がするが、日常生活上では気にならない」くらいになり、状態が安定する。これはどの手術でも同じだと思われるが、半年くらいは患部が固く膨らんだ状態になるらしい。
私みたいに試そうと思わなければ、四日目まで痛み止めを飲んでおけばほとんど痛みなしで生活を送れる。
術後精液検査はまだ行っていないため、成果はわからない。ただ、目視で確認しても濃度?鮮度?の向上を感じられた。量も少し増えたかな。割と成果を期待してる。
今回の一件で不妊治療についてググったけども、その苦悩の多くは女性から発されるものだった。「不妊は女性のせいにされがち」とは話で聞いてはいたものの、実際に目の当たりにするとこれほど思い悩んでいるのか、と認識を新たにした。
いろいろ読んでみると、この精索静脈瘤については若干とはいえ開腹を行うため、尻込みする男性が多いようだ。そういった男性に、手術を経験した身として少しでも実際を伝えられれば、腹積もりが出来て幾許かの不安を取り除けるのではないかと願っている。
まぁ、こうした治療以前に、不妊治療自体が男女両方をまとめて診るのが標準になってくれるといいのだけど……。
登録した後に精液検査を受けてきた話とそれにぶら下がってる記事を知った。関連性高いからこの辺の記事への反応で書いても良かったな。
精索静脈瘤、意外とよくある症状??
主治医によると、レアな症状ではないとのことです。特に、2人目を授かりにくい原因の8割弱が、精索静脈瘤によるものとのことでした。
書き漏れていたのですが、全症状について手術する必要があるわけではなく、触ってもわからないレベルの静脈瘤であれば薬で処置が可能とのことです。ただ、「陰嚢を触って血管が太いような感触がする」「陰嚢内の血管がふっくら浮き出ている」といった症状がある場合は、手術が必要と言われました。精索静脈瘤の診断は、10分程度の診察とエコー検査のみで簡単にわかります。私の場合は、初診料を除いて7,500円ほどでした。
ちなみに、精索静脈瘤は片方の陰嚢にしかなくても、もう片方にも悪影響がでる場合があります。精巣の温度は体温より2~3度低い状態が正常です。そのため、例えば右の陰嚢に精索静脈瘤がある場合、その精索静脈瘤の熱が左の陰嚢に伝わり、左の精巣の機能を低下させうる、ということです。
肉体的な苦しみの強さじゃなくて
それによって日常生活に支障がでたり、正常な思考が妨げられるという点では同じだし
肉体的な苦しみは少なくとも、射精欲求によって不倫や犯罪行為に走ってしまうリスクもある(もちろん悪いのは理性でコントロールできなかったその本人だが、射精欲求がなければそもそもコントロールする必要がない=「理性」のリソースを他のことに使える)
また、生物としても
不妊について考えたことがある男性ならご存知かと思うが、不妊を予防するにはいわゆる禁欲は逆効果であり、最低でも2,3日に1回ほどの射精が推奨されている。また、定期的な(確か月20回以上)射精が前立腺がんや男性更年期などのリスクを下げることも有名である
ある人が豊かな生活を送るには「運動睡眠瞑想野菜」が必要と言っていたが
この生理=射精欲求という考え方はあまりピンと来ない人もいるかもしれない
でもちょっと考えてほしい
にも関わらず「寝なくてもいい身体になりたい」と思う人は結構多い
まったく寝なくても問題ない人がいるとしたら
その人と比べ毎日7時間寝ないといけない人は大きなハンデを背負っている
(あるいは前者に大きなアドバンテージがある)
さて、ここまで長々と語ってきたが
結局何が言いたいかと言うと
「男性が女性の生理に対して理解するのも大切だけど、女性も男性の射精欲求を理解してね!」
ってことだ
ある意味、昔は男性の方がそういうフリーダムな社会だったと思うが。
男性更年期障害が女性と比べて問題とされるのが遅れたのも、そのせいだと思ってる。
更年期になるくらいの年齢の男性だとそれなりの地位を築いていて、目下の人間相手にイライラをぶつけても許される状況である事が多かったからね。
家庭においても男尊女卑だから、妻にイライラをぶつけても妻が我慢するしかなかったわけだし。
でも女性はそれでは許されないから、女性の更年期障害は問題であり治療するべきものとかなり昔から言われていたわけだ。
現代はそういうのも職場でやればパワハラ家庭でやればDVだのと言われて問題になるようになり、更年期障害の男性も女性と同じようにイライラを我慢するしかなくなったから
職場でパワハラを受けて、数ヶ月休職。復帰したものの、1年後に仕事の負荷が高くなった事を気に退職。
で、現職に復帰。
精神的なモノだと思ったんだけど、違った。
・お腹に異常が
胆石があった。薬で溶かしているが、治るかどうかは判らない。ただ、お腹がずーんと沈むような痛みの原因が判ったので、これ鬱じゃなかったんだと思ったら、単なる腹痛という事で我慢できるようになった。
・姿勢が悪かった
腰。背中、首と3箇所ヘルニアに。一本歯下駄をはいて、姿勢矯正したら治った。姿勢大事。
・子供が出来ない事が原因だと思っていた
奥さんが子供嫌いで子供が出来たのに堕ろした。それが原因かと思ってた。で、自分はセックス上手なので、セフレができて「貴方の子が生みたい迷惑かけない」みたいな女性まで現れて、具体的に子供を産む事が実現しそうになって、そこで初めて「ん?子供欲しいワケじゃないんじゃねぇ?」と気がついた。
これは呼吸器系が異常に緊張するからだと判った。気管も筋肉なので、訓練すれば脱力出来る。で、克服した。
・嫌な人を避けたい
これはまぁ職場を変えたら解消した。恐らくこれはあったんだろう。けど、今の職場だって困った人はいる。恐らく、トリガーは対人関係だったけど、根本原因では無かったのだろう。
実はこれだった。前立腺の炎症を抑える薬を飲んで、おしっこを意識して我慢しないようにした。ら、気分が落ち込む事がほぼ無くなった。逆におしっこを我慢したら鬱になった。
……とまぁ、いろーんな症状があって、それを1つ1つ対症療法して、克服して治した。元々いろいろ抱えていたのを、1つ1つ棚卸しした感じだ。
何か魔法のような、一発で鬱が治る何かがあるパターンもあるだろうけれど、自分みたいに、元々抱えてるものが多い人間が鬱になったら、その抱えてるものを1つ1つおとしていくのは非常に大変。何事にも興味を持って、システマだの日本武道だのヨーガだの、色々実践して、エッセンスを取り入れて、それでも結局医療に頼って前立腺治療して、とか色々な視点から自分を見る事が大事だと思う。
気持ちの持ちようではない。病気だ。ただ、単純な「脳の病気」ではないと思う。複合的に色々悪かったのが、トリガーで噴出しちゃう人もいる。自分はそうだった。
テストステロンが欲しい。
1年半ぐらい前からジムに通い始めたんだけど、まったく筋力がアップしない。昔はちょこっとやればがつがつ筋肉がついたのに。これがアラフォーなのか?!とせつなく思っていたんだけど、単純に追い込みが足りないことに気がついた。重りを動かしているだけではなにも変わらない。「持ち上げなきゃ死ぬ!」という危機感を感じることで成長ホルモンがどばどばでる……らしい。
というわけでマシーンからフリーウェイトに変えて、獣のようにうなりながらの追い込みにチャレンジすること2カ月弱。「重くて無理><」と心折れることも多いが、前よりは改善されたと思う。少なくとも重量は上がっているし、少し巨乳になった。
筋肉アップに不可欠なのが男性ホルモンの一種、テストステロンだ。ドーピングで使われるアレである。テストステロンの減少は男性更年期の要因であり、やる気や集中力の減退にもつながるとのこと。筋トレのためにも、仕事のためにもテストステロンを上げるしかないッ。
テストステロンを上げるには「美女と話す」とかよくわからない方法もあるらしいが、「筋トレ、タンパク質摂取、酒を控える、睡眠をとる」あたりが定番らしい。ホルモン補充療法やらアメリカからドーピングのお薬を取り寄せるという方法もあるが、少しハードルが高い。とりあえず「テストステロンでろ~、でろ~、でろ~」と念じながら筋トレを続けた。
そして先日、上空から撮影される機会があったんだけど、そこで気がついた。
「俺の頭頂部が激しく肌色になってる?!」
テストステロン増加は毛髪の減少につながるとされる。かくしてボクは自分のチャレンジが成功しつつあることを確信し、少し泣いた。
付き合ったり、別れたりを繰り返していた人とついに別れた。
二年以上付き合って、結婚も考えていた。だけど、いろいろな理由が重なって別れることを選んだ。
別れ話をすると決まって、「つぎ誰かと付き合ったらそいつを殺す」と脅迫してきたり、
「○○ちゃんと一緒にいれないなら死ぬ」などと言う人だった。もういい大人だというのに、私の気を引くのに必死だった。
普段はとても優しくて、わがままも受け入れてくれて、周りからも慕われている人なのに、別れ話をすると人が変わったように意味不明なことを言った。
怖かった。でも優しくされると、やっぱり好きだと思ってしまった。いま思えば精神的DVだったのだろうか。
結局、ズルズルと1年も引きずってしまった。
そんな彼に疲れ、ようやく愛想が尽き、「もう無理、好きでもない、お願いだから一人にしてください」ときっぱり伝えた。
先週のことだった。
その日の彼はいつになく冷静で「わかった」と言って、私の家を出て行った。
「もうこの街に来ることもないだろうから、最後に思い出の店で飲んでくるよ」
車で来ていたことを思い出した私は、「飲むなら電車か、代行で帰ってね」と言った。
「帰ります」
きちんと電車で帰ったかどうか確認したくて電話をすると、運転しているような音が聞こえた。
別れ話をしたあとは決まっておかしな行動をする彼だ。まさかと思った。
「ねえ、飲酒運転してるの?代行だよね?お願いだから馬鹿なことはしないで」
そう言うと、電話が切れた。
すぐに掛け直したが「もうほっといてくれ。もうどうでもいいんだ。」と言って、切れてしまった。
しかし、「実際に飲酒運転をしている現場を見たわけじゃないんでしょう?それにどこにいるか分からないなら探しようがない」と一方的に話を終えられてしまった。
しばらくして警官が家に来たが、今の状況では何もできませんということだった。
その後も何度も彼に電話をし、「飲酒運転だけはやめて、今すぐ車を止めて」と泣きながら訴えた。
私のあまりの泣きように驚いたらしく、彼も落ち着きを取り戻していた。
結局、代行で帰っていたらしい。最後までかまってちゃんだった。
一度、「あなたのことが怖い」と言ったことがあった。すると彼は、「何が怖いの?本物の銃を持っていること?」と答えた。
驚いて何も言えなかったし、冗談だと思った。本当かどうかなんて証拠もないし、ただただ恐怖に怯えている。
殺されることじゃない。彼が自殺してしまうんじゃないか、という恐怖だ。
友達は私の身を心配してくれている。早く引越したほうがいい、とも。
本当は誰かに相談したいけれど、脅迫と呼べるほどのことでもないし、銃を本当に持ってるかなんて分からない。
独白がソーシャルメディアでしにくくなってきたので、この辺りにつらつらと書き綴ることにする。
twitterやブログで自分の家族の気持ちを知ったり、今晩帰ってこないけどどこにいるかを知るなんていうのはおかしな世の中になったと思う。
というか、自分の家の家族関係が微妙におかしなことになっているのだと気付かされる。
直接話しても解決していないことは案外多い。
昔は妻の年収が自分よりも150万くらい多い、とかそういうのも微妙にひっかかって将来が見えない自分に苛立ってた時期もあったけど、幸運にも今は年収が倍に増えたことでそういうことはいつの間にか解決されていたし、そんなこと気にしてたのがウソのようになっている。
経済的に、社会的に地位は安定してきたけれど、圧倒的に欲求不満が満たされていないままだった自分の状況は未だ放置されたままだ。
セックスレスはもう長年の域に入ってきた。1〜2年前は気持ちのギャップが大きすぎてもう張り裂けそうな気持ちだったと思うが、皮肉なもので人は年を取ると急に性欲も無くなってしまうのだと最近実感している。
いわゆる男性更年期の一種なのだろうが、これでまた人に説明しようのない悩みがひとつできてしまった。
妻は家庭を大事にさえしてくれたら浮気はしてもいいのよと言うが、浮気する前に言われてもそれは必ず裏切られる約束に違いないと感じている。浮気するほどモテないのでそんなことはきっと起こらないという余裕で言えるだけなのだろう。
40代に入り妻は趣味で家を空けて外を忙しそうに飛び回るようになったが、親の介護の問題もあり、あらためて夫との関係をメンテナンスする必要など感じる余裕もないのだろう。
何年か前に見た「最近恋してないなぁ」という妻のmixiの日記を思い出す。
40を過ぎて最近悟ったことは人間も所詮生き物であり、恋とか何とかいうのも最終的には子孫を残すために必要な感情の変化であり、性欲が落ちてきたというのは生殖の面では生き物としての役割を終えようという反応にほかならない。
最近恋してないなぁ、はそろそろ他のオスとも関係を持って子供を作ってもいいかなぁという意味になる。
そのころから夫の優先順位は相当堕ちていたことは間違いない。経済環境の変化もあり、自信がついたことで家族の関係は行く分か持ち直したように思うが、オスとしての立場は地に堕ちたまま拾われる気配は今後もない。
その方面の展開をとりあえず、忘れるか諦めるとして50歳になったら、自由人になろうと心に宣言している。
いまのところ、そんなに自由人になりたいわけでもないが、50になった時に体も心も健康を保っていて、経済的自立を果たして、何者にも縛られない自由な生き方ができる身分になっていたいと思うことにしている。
カネのことは気にせず、時間のことも気にせず、ただ自由に生きる。家族にも縛られず、寂しさは友達をつくって紛らわせながら、自由に生きる。パートナーはそのときにつくればいい。
その頃にはいまの気分は忘れ去られているだろう。
早く自由になりたいが、10年後にそれが得られると信じて今を生きることにする。10年後、人生の後半は自由に自分のことだけに集中して生きる。