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はてなキーワード: 基礎控除とは

2024-11-21

anond:20241121191948

国民民主党投票したら日本の将来が明るくなるぞ!!!

最重点

所得税基礎控除等を103万円から178万円に引き上げ

特定扶養控除年収要件の引き上げ

ガソリン減税(トリガー条項発動、暫定税率廃止二重課税廃止

重点

消費税5%への時限的引き下げ(物価上昇+2%賃上げ)、単一税率、インボイス廃止

中小企業等への賃上げ支援のため、原材料費人件費などの価格転嫁に応じる等

取引条件を改善した企業赤字でも賃上げした企業への固定資産税等の減免措置

AI半導体蓄電池などの成長分野におけるハイパー償却税制投資額以上に減価償却を認めていく)導入

暗号資産所得(最大55%)→申告分離課税20%)に変更

これもう、次の参院選国民民主投票しない人いないでしょ!!

anond:20241121191147

国民民主党投票したら日本の将来が明るくなるぞ!!!

最重点

所得税基礎控除等を103万円から178万円に引き上げ

特定扶養控除年収要件の引き上げ

ガソリン減税(トリガー条項発動、暫定税率廃止二重課税廃止

重点

消費税5%への時限的引き下げ(物価上昇+2%賃上げ)、単一税率、インボイス廃止

中小企業等への賃上げ支援のため、原材料費人件費などの価格転嫁に応じる等

取引条件を改善した企業赤字でも賃上げした企業への固定資産税等の減免措置

AI半導体蓄電池などの成長分野におけるハイパー償却税制投資額以上に減価償却を認めていく)導入

暗号資産所得(最大55%)→申告分離課税20%)に変更

これもう、次の参院選国民民主投票しない人いないでしょ!!

2024-11-20

年末調整確定申告をできるだけ分かりやす

そもそも税金は「自分で払わせて貰う」もの

まず大前提として税金はみんなが自分自主的に支払います

国や自治体個人財産勝手に取得することはできません

勝手に取るには

「本当に取ることが正しいか?」

という確認をしっかりした上で強制的に取られます

なので「税金自分で支払う」が大前提です

所得税所得に対する税金

次に所得税というのは一年間に得た収入のうちの一部を税金として納める仕組みです

一年間にこんだけ収入があったか税金はこれだけ払います

という感じで税金を納める儀式確定申告です(他の税金もこのタイミングで一緒に払う)

ちなみにこの収入額の合計から税額の計算は「納税者本人」が計算して自分で記入しま

税務署計算してくれたりしないので、自分ちゃんと間違わず計算して税額を入れましょう

今は便利なツールがあるので収入金額入れたら確定申告書まで全部計算して入れてくれますけどね

「払わなかったらどうなる?」→上記に書いたように強制的徴収されます

収入を少なめに言っても分からないんじゃ?」→あなたお金を払った人は「必要経費」として申告してるのでバレます

必要経費領収書について

上記収入というのは、何かしらで貰ったお金から必要経費」を差し引いた額になります

死ぬ気で働いて10万円貰ったけれど、その仕事をするのに2万円かかってるなら収入は8万円になります

税金を払うぐらいなら必要経費にした方がマシなのでみんな必死必要経費しま

そこで必要なのが「領収書」で、ちゃんと物を買ったりサービスを受けた証拠があれば必要経費になります(ならないのもある)

加えて企業税金を払いたくないのでしっかりと従業員に支払ったお金必要経費として計上しま

仮にあなた自営業をしていて、何かしらお金を受け取った場合お金を払った側は領収書を使ってしっかりと必要経費しま

この仕組みがあるので収入を少なめに申告したらバレます

各種控除について

サラリーマンを始めとした一般人にとっては生きていくのに必要お金が「必要経費」です

いちいちこ必要経費いくらだったか計算するのは面倒なので、ざっくり年間で50万円までは必要経費でいいよ、という感じなのが「基礎控除」っていうやつです

他にも「生命保険普通入るよね」「個人年金とかも積み立てるよね」という感じで「必要経費にしていいよ」といういろんな控除があります

パートで働いてる妻と子供がいるんだけど」というのが配偶者特別控除扶養控除になりますし、他にも医療費住宅ローンなんかも控除されます

こういう各種控除を受けるために保険に支払った額や家族状況などを申告して税額を決めます

源泉徴収について

一年働いて給与総額を計算し、控除なんかも計算して確定申告すると

税金をこれだけ払ってください」

という感じで催促されますが、世の中の大半の人は貰ったお金をすぐ使うので手元には無いことが多いです

お金を持ってない人からはどう頑張ってもお金徴収できないので国としては困ってしまます

そこで考え出されたのが

「毎月少しずつ徴収しよう」

という考え方です

ただ、毎月請求書を送っても世の中の大半の人はそれを無視してしまうので

「だったら支払われる給料お金の源泉)から差し引いてしまおう」

という悪魔のような考えが「源泉徴収」になります

ちなみに給与から差し引くのは給与を支払う企業で、企業徴収した税金を翌月10日までに国に納めます中小企業半年に1回まとめてで良い)

このとき源泉徴収される税額は、単純に支払われた給与のみから計算されるので各種控除や前の月の収入なんかは気にしてくれません

年末調整について

毎月同じ額の給与を貰っている人は源泉徴収された額がピッタリ税額と一致しますが

残業したり休んだりして収入が変わる場合は毎月の源泉徴収だと総額と合わなくなります

なので12月源泉徴収一年給与合計を計算して源泉徴収額を調整しま

1年を通じて払いすぎてた人は12月源泉徴収額がゼロになったりマイナスになって返ってきたりしますし

逆に払えてない人(基本的はいない)は徴収額が増えることになります

このときに各種控除も一緒に申請してくれるので、企業年末調整ときに「保険の支払い証明書出してね」などと言ってきます

ただ、一部の控除に関しては年末調整で出来ないので確定申告をする必要があります

確定申告について

年末調整で税額が確定した人は確定申告する必要はありません

企業からお金を貰ってるサラリーマンじゃない人(自営業)とか、年末調整で控除しきれてない人、会社には言ってないけど他にも収入がある人なんかは確定申告しま

ちなみに「ほんのちょっとだけ控除の申告忘れてた」っていう人は、確定申告したら戻ってはきますが、微々たる額なのでやってもやらなくても別に良いです

一方で「ほんのちょっとだけ収入の申告忘れてた」って言う人は絶対確定申告してください(マジで

インボイスマイナンバーについて

さて、上記で「収入を過少申告しても絶対にバレる」と言いましたが、実はあんまりバレません

なぜかというと企業間の商取引個人への売買を全部把握できるはずがなく、経費として計上されても確認するのが大変面倒だからです

そのため、税務署は一部の怪しい申告に対して「本当に経費として支払ったか証拠領収書)見せて?」という感じで取り調べを行って証拠がなければ税金を払わせます

この手の見せしめを行って他の納税者にも圧力をかけているのが税務署です

一方でこの辺をちゃん管理しようよ、というのがインボイスマイナンバーになりますインボイス消費税の側面が大きいが)

消費税の話をし始めると終わらないのでざっくりマイナンバーインボイスを使ってキッチリ追跡してる、と思えばいいです

年収の壁について

 働き控えの本当の壁は配偶者控除扶養控除、3号保険基礎控除を上げても緩和効果は乏しい。

 また、基礎控除生活コストの上昇に追いついてない論だが、給与所得者なら給与所得控除、事業者なら青色申告控除と経費参入に対する多少のお目溢しで収入に対する控除額は増加している。

 配偶者控除扶養控除、3号保険廃止に伴う増税分に対し、基礎控除を引き上げるという論ならまだ支持できる。

 国民民主党に対する不信感は、会議に紛れ込んで、目標だけ提示し、その方法論を示さないという社会人なら論外のクズムーブにある。

2024-11-18

anond:20241117203454

横だけど基礎控除引き上げって実際に直接恩恵あるのって基礎控除以上に働いてるか働きたい人だけだからぶっちゃけ大した人数に関係ない、むしろ引き上げられたら短時間労働言い訳にしてる層の分相殺されるよね

それなら微々たる額でも一律の方がより多くの人に影響するしわかりやすいし、何より「支持したくない」が出ないよ(まあそれ以外の面はともかく)

2024-11-17

anond:20241117190827

減税といっても微々たるもんだからなあ

国民民主基礎控除引き上げが高所得者優遇とあれだけ叩かれてるけど

市民税減税も似たような面あるし..

2024-11-16

anond:20241116230336

横増

日本所得税基礎控除額を上げるという話の場合、「(金額が)一律の控除」ではないか

たとえば基礎控除額が現状から50万円上がった場合、税率が5%の人には2万5千円で40%の人には20万円の減税になる

から立憲民主党提案してる低所得者対象とした給付金といったフォローの無い、単純な基礎控除額の引き上げしか実現しなかった場合低所得者にはメリットの薄いものになる

anond:20241116204638

19995~2019まで基礎控除38万で一定だったのは1995以降物価上がってないか

もし物価通りに調整してたら90年代後半からゼロ年代は控除減らして増税しないといけなかった

2020年以降は基礎控除48万と2割以上増えてるけど1995からの累積で見て2割も物価は上がってないのでこれでも物価より大きく控除を増やしてる

anond:20241105232348

そもそも仮に「微々たるもの」だったとして、微々たるものだったら許されるって前提なのがいまいちよくわからんのよな

扶養控除だの基礎控除が云々って要するに、

・最低限の生活費用は「経費で落とす」ような扱いとする

・全部経費で落とされたら、収入は無しとみなす

収入がない人を「養っている」人はその負担に鑑み税負担を軽くする

って設計でしょ?

最低限の生活費用とやらを法律ハードコーディングしてて、昔は適宜調整してたのにここ数十年調整しなくなった、

それ自体が単純に制度として違和感があるんよ

微々たるなら別にいいみたいな文脈で語られる話なのかと思ってしま

単純に最低時給で何時間働いた分とかに変えればいいのに

ほんとに皆んな減税でいいの?

https://anond.hatelabo.jp/20241115200210

自分もそんなに経済に詳しくないけどさ。減税で手取り増えてラッキーってそんな単純な話なの?

自分はどちらかというと高所得で、株とか不動産を持っている。だから資産が増えるのは単純に嬉しい。でも国家全体の話を考えたら、岸田の単年度の節税とは違う、基礎控除を大幅にあげるような節税政策はつまりインフレ加速政策じゃないの?

現状の物価高やインフレ対応して、ある程度基礎控除を変動させるべきなのはわかる。ただ、178万まであげるのは妥当なのか?

国民民主の掲げる節税政策や高圧経済で得をするのは誰なのか?これ以上不動産物価が上昇して普通市民は困らないのか?それを考えて支持してるんだろうか。

もちろん全ての政策トレードオフ。小さい政府で続けて行くべきって考えならいいんだけど。そのときに喜ぶのは富裕層や持てる者だけなのでは。

年収の壁って言い方が悪い

複数の壁があり制度も複雑なので、それでは救われない人がはっきりと浮き上がってしまった

 

単純に基礎控除の増額という、働いている人なら誰もが恩恵を受けられる減税ですよとアピールすればよかった

でもそうしたら余計に財務省から反対を喰らうか

もう終わりだよこの国

2024-11-14

anond:20241112185048

読んでて「ほーら左派はこんなにトチ狂ってますよー」っていう晒し上げかとばかり思ってたら…

まあ増田が本当はどっちシンパかはどうでもよくて

左派矯風会化やTERF化など、現象だけ見れば逆転現象が起きてるのは事実である

これと、特に陰謀論について限界左翼限界右翼が見た目に区別がつきにくくなってる蹄鉄理論

また何故か立憲や朝日プライマリーバランスがー基礎控除引上げは財源ガーと

緊縮・増税を叫ぶ謎現象は、相互関係しているのだろうか?

2024-11-11

いち国民民主党支持者として今回の報道に思うところ

結論

党首脇甘いなぁ…やらかしてんなぁ…とは思うし、不快には思うけど、(今の報道通りなら)党首個人問題から、党の支持はやめない

自分は党の政策を支持しているだけだから、支持を止めるのはそれを納得のいかない形で反故にされた時

【以下、蛇足

からまー不快ニュースが飛び込んできて…党首やらかしてんなぁ…

財務省陰謀だとか何とか色々言う人はいるだろうし、この後色々会見が行われるだろうから、それはそれで静観したいけど、思うところを吐き出す目的でこれ書いてみた。ちなみに報じること自体には別に不快感はない。虚偽でない限り、それが彼ら報道仕事なので。

とりあえず報道記事についているはてブコメントは…なんやろ、みんな政治家政党アイドル的要素求めてんの?という感想。こういうニュース不快に思うし何やってんの、とは思うけど、じゃあ政党支持を止めるのかというとそれはまた別の話。

分党首が自分選挙区だったとしても、問題個人や家庭の範疇である限りは、不快には思うけど支持は続けると思う。

ただ、うん、党首への信頼って意味だと、残念なことしてんなぁ…とか、他人迷惑けんじゃないよ…とか、党の支持率に影響するぞ何やってんの、とは思う。

国民民主党に求めているのは政策実現であって、極めて清廉潔白アイドル集団政党、ではない。ただし、二度目があったら支持取りやめを考えるだろうし、個人や家庭の範疇をこえる事象…例えば法的な問題を含み始めたらそれもまた支持を考え直すと思う。

それくらい、手取りを増やすという政策には期待を寄せているし、その実現のためだけなら、支持を継続すると思う。自分日本人成人男性の平均ちょい上くらいの年収だけども、給与支給の度に税金の多さに困っていて、生活も正直きつい。基礎控除が上がれば少なから手取りは増えるだろうし、その道理も指示できる内容だから支持している。逆にいうとそれを実現できるかどうか、それを裏切るかどうか、だけが国民民主党を支持するしないの分かれ目だと思う。

逆にこれを突破口として他の政治家が攻勢を仕掛けてきたら、それには「政策関係ないやんけ…」とは思うかなぁ…。大なり小なり、誰も生きてりゃ傷を持っているだろうに。

2024-11-10

anond:20241102212930

ほど、基礎控除にも影響があるんか

ANAL

2024-11-06

僕の考えた最強の年収の壁問題解決

文章書くの苦手なので、以下AI君にまとめてもらった。

少子化と「年収の壁」問題を同時に解決するために、以下のような税制社会保障制度改革提案します。

1. 基礎控除の減額、配偶者控除および扶養控除の撤廃

税控除制度シンプル化するため、基礎控除を現状より減らし、配偶者控除扶養控除は撤廃します。

2. 世帯内で年収の振り分けを可能にする

世帯年収を各構成員に分割して申告できるようにします。例えば、以下のような世帯場合年収ベース):

祖母:200万円

• 父:1500万円

• 母:300万円

• 子:0万円

この場合税金に関しては以下のように分割して申告可能します:

祖母:500万円

• 父:500万円

• 母:500万円

• 子:500万円

こうすることで、税負担分散でき、子供が増えれば増えるほど所得税率が実質的に下がるため、少子化対策にもつながります

3. 健康保険の支払い

分割された年収を基に各自健康保険料を支払う必要があります。ただし、子供については18歳までは健康保険料の支払いを免除します。

4. 世帯構成員の条件

世帯構成員は、任意の中心人物から3親等以内で自由に設定できるようにします。これは、会社役員報酬のように、当該年度の開始前に設定する必要があります

5. 年金制度統合と支払い

全員が厚生年金統合され、上記の分割年収に基づいて支払う義務を負います。ただし、20歳未満および60歳以上の構成員年収を過度に振り分けて世帯年金支払いを逃れることがないよう、以下の規制を設けます

20歳未満の子供や60歳以上の構成員に対する年収の振り分けは、他の成人の年収を超えないようにします。

例えば、以下のような年収分配は不可とします:

祖母:1000万円

• 父:0万円

• 母:0万円

• 子:1000万円

メリット

この制度によって、所得税負担の軽減が実現され、特に子供が多い世帯メリットが大きくなり、少子化対策に有効です。また、税金保険料負担の柔軟性が増し、家計の安定に寄与することが期待されます

以上が、僕の考えた最強の「年収の壁」問題解決策です。

anond:20241106103219

具体的な数値が何も提示されていないので、毒にも薬にもならない、どう反応して良いものか困る。

108万円を少し超えた場合に支払う税額との間を指数関数敵につなげるとあるがどのように推移させるかは記されてない

年金の控除も減らしてとあるいくら控除額を減らすのが明記されていないため、場合によっては基礎控除と変わらない結果になるかもしれない

社会保険への加入義務金額ではなく労働時間とあるが、週何十時間以上かの値が明記されていない

よって適正なバランスの取れた税制度がいかなるもの読み手解釈によって左右されるため不毛な議論を生むことしかない。

もちろん、年収の壁を逆に下げるというアイデアは買うがそれを納得させるだけの説明が不十分である

何%上げると税収がどのくらい増減し、国民収入がどのくらい増減するか、説明必要

anond:20241106105750

壁の直前でスパイクしてるグラフは既にあるし

どこまで働くかなんて仮定質問しても、「もっとたくさん働けるだけ働きたいです」って答えになるに決まってる

 

まあワシは基礎控除だけじゃ学生にとっての壁は動かないし

パート妻は壁がなくなってもたいして働かないと思ってるけどね

 

なので一般労働者メリットの大きい減税策と捉えています

anond:20241106103219

この意見は、現在の「年収の壁」を引き上げるのではなく、逆に引き下げるとともに税制全体の見直し給付による格差是正を主張しています意見自体には、現行制度限界を指摘し、より公平でシームレス税制給付制度提案するという一貫した考えが見られますが、いくつかの問題点矛盾があるため、以下の通り評価します。

 

問題点矛盾点の評価

 

1. 「年収の壁」を引き下げるという提案

• 「年収の壁」を逆に引き下げることで税負担を早期に増やすことは、一部の低所得者層非正規労働者収入減少を招く可能性があります特に収入が108万円未満の層や扶養控除による恩恵を受けている家庭にとっては負担が増大する懸念があり、低所得層生活への影響が無視されています

• また、基礎控除縮小により全体的な税負担が増す一方、給付を強化するとの提案がありますが、実際には給付がどの程度まで拡充されるか不確定です。給付拡充が適切に行われなければ、格差がむしろ拡大するリスクもあります

 

2. シームレス税制の導入と技術的前提

マイナンバーなどのデジタル化により、シームレス税制を実現できる可能性が高まるとしていますが、日本では現時点で情報連携問題プライバシー保護課題が残ります。また、全ての所得資産状況をマイナンバーで把握するには法整備必要で、段階的な導入が現実的です。

• 加えて、関数定義された税率体系が技術的に可能でも、税率を平滑化すると課税が分かりにくくなる場合もあり、納税者にとって理解やす制度であることも重要です。

 

3. 「資産課税」との整合性

低所得者高齢者資産課税についても検討必要です。彼らは既に課税された資産を持つ場合が多く、二重課税問題懸念されます資産課税を行う場合資産による応分負担必要との意見一定合理性がありますが、高齢者など収入が少ない層への負担が過重になりかねません。

 

4. 給付と逆進性の問題

給付を強化すること自体格差是正には効果的ですが、その給付資産状況や家族構成を加味して適正に行われなければ、逆に貧困層が救済されない懸念もありますさらに、少ない所得から少額の税金を取る場合、実際の手続きコストがかさむ可能性もあります

 

5. 政争に関する批判

政争によって税制改革が阻まれているとする指摘には一理ありますが、「得票が1割未満の政党政策に影響力を持っている」とする表現は、他の政党や支持者の意見を軽視している側面もあります民主主義原則を踏まえると、与野党間で妥協と調整が必要であり、全体の合意形成が欠かせません。

 

総合評価

この意見には、所得に応じた税負担見直しデジタル技術活用した制度改革可能性について、現行制度に対する合理的批判が含まれていますしかし、給付強化と税負担増のバランス不明である点や、低所得層への影響が軽視されている点が問題です。

年収の壁はむしろ下げるべき。所得控除は縮小し給付対処

年収の壁を控除枠の増加で対処しようとしているが、これは筋が悪い。

何故なら、年収の壁を引き上げても結局上の壁に当たるだけだから

なので、逆に年収の壁を引き下げる、つまり基礎控除を縮小し、年額20万ぐらいにするべきではないか社会保障負担義務・加入義務についても同様に引き下げるべきである

3行でまとめると

本文

基礎控除の縮小と言っても単に増税するわけではない。以下の様な事を行う。


元々与党でも年収の壁をなんとかすると言う話はずっと議論されており、与党側ではこの方式が有力とされていたはず。ところが選挙人気取りで大規恒久減税という事の意味を深く検討しないまま公約を掲げた政党が、票数以上に権力を持ってしまっていて、なし崩し的に良くない方向に向かっていると感じる。制度設計としてはこちらの方が難易度が高いのでおいそれとすぐに構築する事は難しい。だから12月までに実現しろと迫っている中ではできないことは明らかであり、将来にわたって禍根を残す方式になるであろう事は、想像に難くない。

今のまま単純に引き上げる方式だと、今度はその上限額に引っかかって働けないという事が出てくるだけである

そして、あとから所得控除を縮小する方式に引き戻すのはほぼ不可能になるだろう。不可逆的に、時代に合わない制度延命されてしまう。まだ電算システムがなかった時代事務手続き問題から作られた様な仕組みに縛られてしまう。


所得控除は生活必要な最低限の金には税金をかけないのだ、という趣旨で言われているのだが、それならば消費税はどうなるのかなど、説明には無理がある。

その実体は何故かと言うと、租税手続きにかかるコストよりも得られる税金わずであるために、税務署手続きが回らないからと言う事で設けられているに過ぎない。

しかしそれは過去の話で、今時コンピュータを使わず賃金給与計算をされている労働者などほとんど皆無と言って良いほどに少なく、それを税務システム連携すれば良いだけの話である源泉徴収もそれほど手間ではない。

また、税務署計算についても同じ事が言える。マイナンバーカードシステムがきちんと定着すれば、様々な情報を合算することが出来る。階段状に段階的に適用される税率ではなく、関数定義されたシームレスな税率を適用する事が可能になった。

介護医療保険、その他副業収入生保などもマイナンバーシステムで結びつけられているので、もはや年末調整企業がやるよりシステムを作り上げて税務署が行う方が効率的であるとさえ言える。


そう言った方策を用いる事によって、現在ある問題点、資産が膨大にあるのに、収入国民年金だけで医療費控除使って住民税課税、と言った様な問題にも対処ができるだろう。

彼らの持っている資産はもう1回税金を払っているから、資産課税シンプルには二重課税だ。しかし、だからといって応分負担原則社会保険税や、新たに得る収入の税率まで下げる必要があるかと言えばない。

特に社会保険関係過去徴収しておくべきだったもの徴収できなかったが故に、彼らは資産を貯めているのだ、という事が言えるので、資産によって応分負担を求めるのは当然である

故にこの施策ができれば、偏ったバランスが少しは補正されだろう。


また、逆進性の問題についても対処がしやすくなる。少ない所得から税金をとっておいて何か、と言われそうだが、これは逆である

税額控除は、いくら増やしても収入ほとんどない人や、難病介護などによって困難を抱え控除枠が一杯になるほど金を使っている人などには恩恵がないのだ。


こういうことを言うと、いったん取って給付するのは無駄だ、という意見を言う人がいるが、それはコロナ前の常識だ。今は違う。

この間の給付付き所得控除を覚えているだろうか。コンピュータシステムで処理する事をまともに考えた形跡のない、減税と給付を両方組み合わせるような仕組みであった。

各所で混乱が見られてコストばかりかかったし、ミスも多かった。挙げ句本来行政システム効率化に使われるはずだったシステム開発者のリソース無駄にすり減らす結果になった。いったん取って給付無駄だという考え方が焦げ付いた典型である

控除のみにするとそもそも所得がない、難病介護などで困難を抱え既に十分に控除が行われている人、最も格差是正対象として手当てしなければいけない人に手が届かない。

故に、本気で格差是正するには、所得を超えた給付必要になる。今の所得によって一律に減税したところで補正し切れているとはとても言えない状況である

給付をメインにしていくほかないのである。今はマイナンバーシステムに口座を登録する仕組みがあるために、給付は以前よりも圧倒的に簡単にできるようになっているのだ。さらに今のフィンテック活用すれば色々な事ができるだろう。


時間がかかりすぎるという意見もあるが、時間がかかるなら今すぐ取り掛からねばなるまい。

政争の具になって押しのけられる愚策と、時間がかかってもより良い施策ならば、後者をするべきだ。

また、給付・控除の条件にマイナシステムへの情報のつなぎ込みを義務化しつつ手厚くフォローすれば比較的普及は早いと思われる。それこそ一過性コストである


今の控除を中心とした方式だと、所得控除で手が届かなかった人が次に頼る制度として、生活保護まで飛んでしまう。確かに生活保護は大切な制度だが、これは最小限であるが故に資産を持てないなど社会格差是正と言う面では良い制度とは言えない。

その手前で支援するような制度必要だ。

それには課税を強化しつつも、給付も強化するしか方法が無いのである


そう言った一つ一つの議論の積み重ねを行った上でスタートするべき話を、今回の政争で、しかも全得票の1割も得ていない政党によって不可能にされようとしている。

暗い未来が来そうだなと、そんな予感がしている。時代技術にあわせて制度アップデートしていくという発想でやっていきたい。

2024-11-05

なんか「ずっと最低賃金上がってるのに基礎控除が変わってないのおかしい!隠れ増税!」って言われてるけど

なんで最低賃金けが評価対象

普通に平均所得で考えるならわかるけど、所得はぜんぜん上がってなかったじゃん。いいとこ横ばい。

ぜんぜん隠れ増税されてないよね。

anond:20241105071555

基礎控除変わらなかったら壁も変わらんやん

所得控除から税額控除に変えて高所得手取りは増えないあたりが落としどころやろ

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