はてなキーワード: 理解力とは
そこはベッドタウンであることだけが取り柄のしがない町であった。
しいて特産品を挙げるのならのなら、現代の価値基準で言えば圧倒的な勝ち組家庭がモーレツに嵐を呼びがちな国民的アニメぐらいである。
私はそんな都心に近いことだけが拠り所のそこで、そのアニメの主人公たちからは1回りぐらい下の家庭に産まれた。
十二分な中流であった。
私を産んだ時に既に母は40を超えていて、父はそこから更に2歳ほど年を取っていた。
両親の性格は今で言えば大人の発達障害、その血をかけあわせて出産適齢期を過ぎた母体から世界に飛び出した私は、当然のように見えざる発達障害を抱えていた。
物心ついた頃、テレビで見た自閉症特集で「自分はこれをギリギリ回避しただけなのだ」と子供心に嫌というほど感じたものだ。
発達障害からくる情緒不安定、また生まれつきの運動音痴とリズム感の無さが幼少期の私を苦しめた。
せめて産まれたのが3月でなければ……。
持って産まれた才能と産まれた時期によって本能レベルの優劣を植え付けられた幼稚園時代、思い出せる記憶はおゆうぎ会で失敗した結果泣き出して最後には小便を漏らしたことだけだ。
他の記憶はどうでもいいものと辛いものしかないので忘れてしまったが、一番辛い記憶は忘れきることが出来ていない。
小学校に上がってからは、持ち前のコミュニケーション不全と癇癪持ちにより友人を作りかけては次々に失っていった。
ただ、両親が共働きの鍵っ子で、ゲームや玩具だけは持っていたため、それを目当てに厚かましい連中によく家を遊び場にされていたことを覚えている。
私にとって人と一緒に遊ぶことは食い物にされることだった。
結局彼らとの間に友情が芽生えることもなく、クラスで班分けがあると決まって彼らは本当の友人たちと群れあい、私は余り物のグループにいた。
同じグループにいる者たちは、今思えば全員が発達障害だったのだろう。
その顔つきは目がつり上がってこそいないが、うっすら自閉の色に染まっている。
スポーツは苦手だった。
ゲームも自分で遊んでも家をたまり場にしている連中よりうまく出来ないことにイライラしがちだった。
それで暗記が好きな子供だと勘違いされたのか、学校の教師は私に自信をつけさせようとよく電車や動物の名前を答えさせようとしたが、私は物についた名前に興味はなかった。
科学や論理に基づいてどういう事が起きているのかが好きだったのだ。
その理由は結局の所、生まれつき物覚えが悪い自分でも、名前を覚えなくても概念だったら分かるし、テストで出るときも穴埋めの周りにヒントが沢山あるので昔の偉人の名前なんかよりはずっと覚えやすいと感じたからだろう。
私の中にただ一つ人より出来ると感じられるものがいつの間にか産まれていた。
そんな私を見て、両親は中学受験を勧めた。
勉強が好きだと思ったのだろう。
新しい環境で、勉強の好きな同級生と一緒になれば、自閉症じみた我が子にもちゃんとした友達が出来ると信じた両親は、私を塾に通わせることにした。
塾に通うことの条件として私は大嫌いだったスイミングスクールと習字教室を辞めることを提案した。
取引は成立した。
それから私は受験勉強をそれなりに頑張り、それなりに手を抜き、結局暗記が得意でないことで躓き、志望校から2段階落ちる滑り止めの私立に入学した。
中学受験の勉強どころか学校の授業さえ本当に真面目にやっていれば受かれるような学校だったが、親戚や両親は私を賢いと褒めてくれた。
私だけが、自分がいかに努力しておらず、そもそも勉強自体も苦手なのかを思い知らされていた。
そして、同じく受験勉強をする塾の同級生を見ているうちに、自分が得意げにしていた「記憶力が足りない代わりとしての理解力」というも、実際は大したことがないことを嫌というほど分かっていた。
我が子を無事私立へと送り出したと胸を撫で下ろす両親とは裏腹に、私は自分という人間の程度を思い知らされた烙印としてその学校の制服へと袖を通した。
nandenandechan 読んで貰うために、かなり気遣って書かれている文章。/かなり好意的に見てる女オタクから見ても辛い。一般的な人から見たら言わずもがな。
youichirou アラフォー男だが、オタク同士じゃなくてああやって一般に膾炙するからにはもうちょっと大人しい企画にするのが望まれるのではないか、とは思っている。大洗や京都市営地下鉄のはよいバランスだと思うが。
oka_mailer "「あ〜……(苦笑)炎上しないか若干心配ですね……」"共感もするけどこういう「自分にとって精一杯の抵抗」ができるのも一部の「過激な人」のお陰なんだよなってのは。
z1h4784 仁藤さんが増田のようなスタンスだったら…というコメントがあるけど、現実には仁藤さんの問題提起より先にこの増田があっても誰にも読まれないんだよ。ああやって焚きつけるのが必要なこともある
hobo_king これは俺も思う。客寄せに使うならトラブりそうな部分は排除しておくに限る。ただこの手の話が出てくるのが「予算が少なそうなコンテンツ」からばかりというのが何とも痛々しい。現地の手弁当感が見えるというか。 表現
WinterMuteWinterMute 30で消える設定は本当にいらない。なぜなら客がまったく喜ばない無意味な設定だから。願望がどうとかも的外れ(客にとって嫌なことでしかないので)。単なる「まずい設定」
ytRino 概ね分かる。自分も温泉むすめは存在していいと思ってるけど、温泉むすめに非の打ち所がないかのように切れ散らかしてるのはそれは無理でしょと思う
karagenkig 萌え絵は普及してきたといっても、この設定で広くPRし老若男女に好感をもってもらうつもりだった企画者のセンスが謎の案件。表現事案というより、広報センスというか。
Kouboku この設定考えたキモオタ、相当アホだよね。叩いてくれといわんばかりのアホ設定
GOD_tomato 童貞の魔法使いみたいに馬鹿げたキャラ設定だわ。だからオタクのミソジニはと言いたくなる。
be_it_sore 自分はいわゆる萌え系の女の子も好むオタク女だけど、というかだからこそ30過ぎたら消えるとかいきなり現実突き抜けられるのツライ(かと言ってツイフェミみたいに騒ぐつもりはない)
lolmogniysy 作品には必ず作者の思想が反映されていて、フィクションの内容は現実で言論主張を行うのと同じ影響力と責任を帯びる。作品無罪などという妄言は表現に伴う責任を否定していて全てのクリエイターを踏み躙ってる。
mukudori69 この設定を「わざわざつけた」ところに悪意としか受取りようのないものがあるんだよな…作品内で年を取るわけでもないなら時限設定つける意味全然ないし。仕掛けた人(美人時計の人)への不信感が募る
molmolmine こんなに共感できる増田も珍しい/オタク業界で飯を食べてるので、炎上する案件に関しては、感覚を令和にアップデートして上手くやってくれよ…と同胞の無事を願う気持ちがある。
moqojiy オタクは客としてチョロいと思われていて、そういうビジネスを転がしてる人がいて、省庁や自治体までもそういう人たちに転がされてるのはなんだかなと思っている。
robokichirobokichi 今日日深夜アニメでも未成年者の飲酒は無いので、あの設定をあるあるで済ませるのはいかがかと。この件きっちり自浄しないと萌え文化が再び日蔭者の集まりみたいに見られそうで嫌だな。
sametashark この話し方するとすぐ「実際30上なんていらないw」「むしろその設定が股間くすぐる」って勘違い野郎が出てくるのが嫌なところ。常に温度高めでキレて圧力かけてくれる集団も、これも、両方必要なんだよ…
kk23 この件の設定とかラノベのエロ表紙とか「これくらい良いっしょ」っていう作り手側の感度の低さが度々表出するなあ、規制などされてほしくないからこそもちょっと考えてほしい。もし修正されたんなら別。
BT_BOMBER 正直「深く考えてない」と言われれば、そうだろうなという気もする。ただその場合、自然と炎上設定が選択されたことになるので、ある意味考えて設定してるよりヤバいように思える
tana_bata 概ね同意。俺もオタクだけど萌えはNG(勝手にやってろ)なので、ああいうのはうまく隠してやってほしい
wuzuki 朝日新聞が運営する女性向けメディア「かがみよかがみ」を思い出す。あれも、18〜29歳の女性の投稿のみ募集してるんだよね。女性のコンプレックスを扱いたいみたいだけど、「そういうとこだぞ」感。
HanPanna 収入が500万切ると存在が消える温泉むすこの存在が待たれる。
questiontime 「30で見えなくなる」は、あのコンテンツの最も邪悪な一面。
amble_dream 萌えやエロでコーティングなんて最近珍しくも何ともないけどその妙に生々しい年齢制限は一体何なんだとは思うな
d-ff 温泉街にはおどろおどろしい成人映画の看板や「花電車」を謳うスリップ小屋もある。それを風情と、非日常と愉しむ人もいるがインバウンド狙いの官庁が後援するのは違う。昔々はTV局のPが女子アナ30定年説を語った。
dakarane 男性アイドルは40過ぎても普通にめちゃくちゃ市民権得て愛されるのに女性はかわいくても30で消されるもんなぁ。。絵になってもなお消される運命なのかー
bilanciaa いまの流れは「あー、やっぱり二次元オタクは気持ち悪い危険な人たちなんだ」って思われるだけだよ。
todomadrid ある層への配慮を無視して、一部の層への接待のために問題表現も含めるなら、ネガティブな反応も甘んじて受ければいいのでは。バッシング受ける覚悟もないのに、無邪気にやらかすのは、マーケティングとして稚拙。
anohtn 炎上マーケティングかと思うレベルに雑
kori3110 実際はともかく、会議で批判的意見がオミットされるやり取りの下りにリアリティがあってつらい……上手くやってくれってのには共感する/設定に無理ありすぎて話が入ってこないみたいな事、フィクションあるあるよね
hate_flag オタクは自らのオタク趣味の加害性について気づくべき、ってのはこういうこと。マンガもアニメも楽しいけど、その楽しさが誰かを傷つけてないか?ってことに完全に無自覚じゃダメなんだぜ
kinnosabakan わざわざ書かれてなきゃ暗黙の了解だが、毎年律儀に歳をとる訳でも無いコンテンツにこんな説明つける意味が何なのか?と考えると悲しい気分になる38歳。お前は要らない、というメッセージを受けながら入る温泉…。
shun_libra そもそもの話、そんな問題だらけの設定で、温泉むすめは温泉にどんな客を呼びたかったんだろうと思ってしまう。
kohakuirono ただひたすらに可愛い永遠を生きる女の子の神様設定に全振りしろよ。エロもいらないよ。何で30になったら引退みたいな生々しい設定付けるんだよ。エロ広告でもないのに男の願望駄々洩れさせてどうすんだよ。
kaerudayo 「30で消える」ってのがいちばんきもちわるかった。この増田が想像する会議の絵が浮かんだよ 、私も。
mamimu_memo 現実の三十路以降の女の生活、楽しいのにね / 男女問わずオタコンテンツに大人が描かれない問題の一種で、女性蔑視の設定のつもりなんてないだろうけど、無邪気にこういう設定されてもモヤるわ
frq440 めちゃんこ丁寧な説明だと思う。これに全ツッパしかできない、イチャモンにしか見えない人は味方の背中撃つタイプなのでフェミ批判者にとって迷惑というか邪魔。
Gl17 「女は30まで」とあからさまに設定して、後付けで神ですから~も無いものだ。逆にイケメン男子キャラでやったら年齢差別、オッサン忌避ということで超燃えるだろこれ、特にオタ男子内で激しく。逆ならフェミの攻撃。
superabbit 昔は温泉地に慰安旅行と称したおじさんたちが大挙して押し寄せて現地のおねえちゃんと買春やら女体盛りやら乱痴気騒ぎする文化あったからな。温泉むすめのコンセプトってその感覚のまんまっぽい。
web725 (ストレートの)男性にとって都合がいい設定を深夜アニメではなく広告として取り扱うというのが不味い / それを分からない人がいるというのも悲しい
planariastraw 自分がこの件に絡んでいる温泉の想定する客層でないことはよく分かったので今後は行かないようにしますわ。
ponponhanahana 温泉むすめに関しては仁藤さんがわざわざ見つけ出して燃やしたみたいな表現を見かけたけど、こんなんじゃ炎上は時間の問題だったのでは
i_ko10mi 会議の場の想像がリアル。SNSで炎上しそうですねー程度で終わるのめちゃくちゃわかる。
hurahuraotoko ここまで丁寧に分かりやすく説明されてまだ温泉むすめの何が問題だったか理解してなさそうなブコメと増田が見られるのが人にはどうしても理解力の差があるんだなぁ…とやるせない気持ちにさせられる。
Yoshitada そもそも基本設定が色々狂ってるんだよね。
mkotatsu コンパニオンの性的サービスへの悪ノリで作ったのか。公表しなければ燃えずに済んだのに単純に悪手。「不快な表現を排除するな」は古典的キモオタや障害者…な表現も、個人制作じゃなく公式設定にされて良いのか?
地方の某病棟勤務の看護師だけど、とにかく認知症患者への対応に疲れてしまった。
あちこちで鳴り続けるセンサーコールへの対応、構って欲しくて押され続けるナースコール、頻回なトイレ介助、お尻を拭いたペーパーで鼻をかむ患者、オムツいじりで夜中でも更衣とシーツ交換、弄便、点滴の自己抜去、転倒でインシデントレポート、患者からの暴言暴力、徘徊、レスパイト入院のわがままな患者etc…
理解力も乏しく、何度伝えても分かってもらえない。紙に書いて渡したとしても、下手したら異食。
治療は終わっているけど、介護調整の為入院中の患者。「こんなところに連れてきて閉じ込めやがって、家に帰る!」と。病院が頼んで入院して貰っているわけじゃ無いですからね、どうぞお帰り下さい、その方がお互いwin winですから…と思ってしまう。
正直、認知症が進行して、もう、ぱったりと寝たきりになっている患者の方が扱いやすいです。
こんな高齢者のために、巨額の社会保障費が使われている現実も腹立たしい。
特に夜勤中はイライラが募って、優しい気持ちで患者対応できない。何のために、こんなことをしているのだろう…お金の為に働いているけど、ストレスフルなのに給料も安くてもう限界。
私の人生って何だろう?
生い先短い人達の為に、心身をすり減らして働いて…やりがいも感じられない。
転職したいけど、どこへ行ってもこうなのかな、と思うとやりきれない。
この先定年まで、何十年もこれが続くのか…
耐えられない。
こんな気持ちを持つのはいけない事だとは思うけど、自分の心に留めておくのも限界なので、ここに書き記してみる。
タイトルの通りですがノベルゲームは文章を読むゲーム、むしろ半分くらいは小説です。
オートモードという自動で文字送りしてくれる機能はありますが、スキップは文字が読めないほど高速で進んで選択肢までノンストップで文字が送られる機能です。
これを駆使してノベルゲームの内容を正しく理解できるのは恐らく非常に優秀な動体視力と理解力の持ち主でしょう。
実際に自分が言われたのは「スキップで読んだので話が分かりませんでしたw」です。(匿名性を維持するために多少文面は変えています)
つまりこの人はスキップをした=文章は読んでない、内容は把握していない なのです。
文章を読むことがメインのノベルゲームに対して、初見から全部スキップで読みました(※読めてません)、話が分かりませんでした。というのはただの冒涜であり失礼です。
こういった人々が動画を2倍速で見たり(それは見たとは言わない)、ファスト映画を見たりするのでしょうか。
ノベルゲームを遊んだ人は、作者に向かって「スキップで全部クリアしました、話がよくわかりませんでした」と言ってはいけません。失礼です。
そんな読み方をするくらいなら読まなくていいんですよ。
他の好きな動画でもなんでも見ればいいのです。
これを読んだ方の中には「ゲームの遊び方はプレイヤーが決める」と思った方もいらっしゃるでしょう。
それはそうかもしれません。そして作者にはどのように遊ぶか強制する力はありません。
ただ一つ覚えてほしいのは、ノベルゲームを全部スキップでプレイするような受け取り手のために、ノベルゲームを作る作者はいませんので、全部スキップするという人は自分のために作られたノベルゲームなどないのだと心得てください。