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はてなキーワード: 漫画とは

2024-06-14

メンゴ先生女性ということを知らなかった人がいた

たまに流れてくるTwitter漫画の内容を見て男性だと判断したらしい

漫画の内容から判断は正しいんだけどね!?

…ひょっとして原作作画という概念一般の人は知らないのか?

かにBL漫画に出てくるチンチンってなんで謎のスマートチンチンなんだろう

いや、あんジャパニーズチンチン見たことないけどなぁってずっと疑問だったんだけど

こないだ始めて白人洋物の裏AVみたらしゅっとしたスマートチンチンだったので

あぁ、これかぁってなった

一部のオタクファッションや立ち居振る舞いがオタク臭くなる理由考察

結論から言えばアニメ漫画(以下二次元)の影響と、オタクコミュニティ価値観のせいだと思う。

アニメ漫画の影響

現実大衆受けするファッション二次元で映えない

大人っぽいキレイめコーデやシンプルカジュアルなコーデは二次元にすると地味だし

二次元では女子のヘアアレンジ男子のかきあげ前髪は「おしゃれに気を使う」という行為ではなくただのキャラ付けしかない

二次元ファッションメイクスキンケアについて描写されることはほとんどない

オシャレ=一張羅着て髪をとかす程度。

あとは魔法メイク道具ひとつ魔法少女に大変身!とか。

二次元学校職業制服スーツ特殊コスチュームキャラが多いので大衆受的なファッションを目にする機会がない

コーディネートを考えるという概念が身につかない

社会人ものでもTPOにふさわしくない格好が多い

お仕事ものでも下ろしたロングヘアーとか、ありえないくらい着崩したりしたりがあって現実だったら不潔っぽくなるようなキャラが多い。

言動社会人としてはどうなんだというものが多い。

オタクコミュニティの影響

オタクコミュニティ現実で人と合わせないことがかっこいいとされてるし大袈裟多様性を重視する傾向がある。

大人の人が子供服を着たりプリキュア文房具会社に持ってっても「好きなものを好きなように使って何が悪い!」と言ったら賞賛されるし、マナーとか不文律とかは「同調圧力」と嫌悪されている。

現実では通用しない価値観、考え方、ネットスラングや構文がオタクコミュニティの中では「良いもの」とされているため現実ではズレた人になる。

■まとめ

大衆受けする身だしなみや立ち居振る舞いの知識二次元からは学べない

現実では社会性がない人は嫌われるが、社会性なんてクソ喰らえって言ってた方が賞賛される

そういうのがあってオタク臭いオタクが出来上がるのではないかなと思う。

anond:20240613235910

何か言いたい時に漫画コマ引用する奴は頭が悪い人だから話を聞いちゃダメって最近教科書には書いてあるんですよお爺ちゃん

2024-06-13

anond:20240613205020

マジでなんのギャグかミー厶なのか教えて

どんな検索したらいいのこれ

1つもわからないよ

ごめん令和どころか

昭和漫画ヲタクおっさんなんだ

ワンピースほど楽しい漫画はない

100巻もあると

本棚でいったんばらばらにしてから

また巻数順に揃えるのが楽しい

ところで皆ミセスなんたらのこと知ってたの?

邦楽聞く機会なんてなくて初めて聞いたか

どのくらいの強さなのか漫画かなんかで例えて教えて

anond:20240613171630

察してちゃん問題

男女とも言わなきゃわかんないぞ

相手受け身がイヤなら

具体的にしてもらいたいことを教えればいい

「ありがとう」「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「気持ちイイ」「もっと」と褒めて伸ばせ

受け身だと淋しい」とか何とでも言ってオネダリせよ

もっと積極的に」なんて抽象的なことを言われても

具体的にどうしたらいいのか困惑するだけ

女性性的なことで「察して」とか無理だから

そっちの動画視聴の累積時間全然うから男がよろこぶことの知識も無いんだよ

BL漫画読む腐女子なら知識あるかな

BL漫画動画と一緒でファンタジーからかえって危険かも

好みもあるし「股より胸の方が好きなのかなあ」程度しか察せないよ

積極的になると「初々しい恥じらいが無くなった」とか言う奴もいるしな

それから相手が何が好きか嫌か痛いか観察したり直接訊く

興味があって調べるような女性

ananとか女性向け雑誌のそういう特集を読んでるんじゃないか

売れてるってことはそれなりに興味がある女性存在するんだろう

興味が無い女性はたくさんいるだろうが

その中にも協力的な女性はいるだろう

追記

妻にセックスダメ出しをされ続けてつらい

https://anond.hatelabo.jp/20240609181437

男女逆だが具体的に伝えてもうまくいかない場合もあるんだね

ダメ出し」の方法ダメそう

男性はその気が無いと物理的にできないからなあ

飛行機で描いてたら隣の女の子漫画家さん?ってキラキラした瞳で言われた

「うん(大人向けの漫画だけどまあまあいいや)」

盛り上がったわ

anond:20240612202143

そんな事言い出したら少年向けレーベルでも「ラノベ」とは呼べないものも数多く出てくるよ

初期のスニーカー文庫ロードス島戦記富野由悠季小説版ガンダムなど、かなりの硬派路線だったと記憶しているが。富士見ファンタジア文庫はそれよりはライトだが、既存漫画アニメゲームの流れを汲むものだった。

それらとは少し毛色の違う、いわゆる狭義の「ラノベ」の始まり電撃文庫からだと思う

バトル漫画における理不尽な高速移動TOP3

1. バトル中、視界から急に消えて背後に居る

2. 「さらばだ、また会おう」「ここは一旦引くぞ」「まだ遊びたかったが、急用だ」などと言い、煙などで一瞬で消える

あと一つは?

anond:20240521131450

ジャンプラのコメント、前回は我ながら良い着眼点解釈で上位に入れてよかったと満足できたんだが、今回はみんなの解釈の幅を狭めるようなコメントで上位に入りすぎてしまった。これはあくまで一つの解釈に過ぎなくて、これが正解とは限らないし(コメントしたあと自分でもダサい解釈だと思ったし)みんな自由解釈していいんだよ。作者さんに申し訳ないなあ。いろんな読み取り方ができるようにあの漫画を描いたんだろうに…

SLAM DUNKちょっとずつ読み進めている。

バスケほぼミリしらに近い状態から、ある日ふと思い立ってSLAM DUNKを読みはじめて2ヵ月くらい経ったが、進捗は亀の歩み。昨日16巻を読み終えて、17巻に手をつけたところ。

まりにもバスケを知らなすぎて、画面の隅々まで楽しめている気がしなかったので、『Bリーグ解説 リアルバスケ観戦がもっと楽しくなるTIPS50』という本を読んでお勉強。おもにBリーグの話だけど、バスケルールポジション試合の流れなどの基本から解説されてるのでありがたい。しかも、THE FIRST SLAM DUNK から入った人のために90年代初頭と現在とでどんな変更点があるのかまで解説してくれる。


いい本の助けを得たとはいえ、もう年なので興味津々ではあっても自分でやらない競技のことを一から覚えるのは容易ではなく、やる気に脳ミソがどーしても着いていかない。

でも、試合中の選手立ち位置視線の方向などに着目すると、選手たちや監督のねらいが見えて面白いこと、そしてバスケは数の優位性で闘う競技であるからして戦略の組み立てや読みというもの大事だということは、なんとかかんとか理解した。

数の優位性というワードは、バスケミリしらだけど、私はおなじく数の優位性を重視する競技である囲碁をやるので、なるほどそういうことなのかと、試合中に着目すべき点を把握できたかと思う。

そんな事を理解した上で県大会の陵南戦のとこを読むのはとても楽しかった。読む上で特に重視したのは、画面に描かれた湘北・陵南の両チームのメンバー立ち位置。そして陵南のエース仙道挙動

魚住ファウル4回で安全のために下げられてしまって以降、仙道がチームを引っ張っていくことになるのだが、飄々とした姿勢を崩さなものの徐々に疲労と焦りから追い詰められていき、判断ミスをするようになる。湘北に有利になるとき、その直前には仙道がはんだんを誤っており、更にその前のシーンまで遡って仙道視線の先を見れば、どうして彼が間違えてしまったのかがわかる。

臨場感と勢いのすごい漫画から、流れに身を任せてバーッと一気に読んでしまいたい気持ちが強くなってしまうのだけど、我慢して画面のなかにチェックポイントがないか探し、見つけたらその結果を生んだ原因を見つけるためにページを遡ることを、ちまちまやっていく。勢い任せに読むのもいいんだけど、私にはこういう楽しみ方の方が性に合ってそうな感じがする。


陵南戦のあとで田岡監督自分が湘北をナメていたのが敗因で、選手はよくやっていたと言うシーンがあったけど、選手たちもけっこう湘北をナメているというか、ど素人桜木はもとより、PG宮城をそうとう軽んじていて、試合画面でも流川ゴリディフェンダーをつけるとなったらまず宮城についてる人員を外すということをやっていて(仙道などは仲間にはっきり指示出ししてる)、それが宮城ファインプレーに繋がったので、読んでて思わずニヤリとしてしまった。


数巻続けてスリル満点の試合が続いていたので、日常パートがメインの17巻はちょっと息抜きの巻。晴子さんの流川への気持ちとか、安西先生が直々に花道を特訓する話もいいんだけど、私は仙道推しなので、仙道主将になったのに部活サボってるシーンが印象に残った。この人もうダメかもしれんな、少なくとも高校バスケでの余生においては。


仙道は、チームをたった一言で持ち直させることの出来るカリスマ性を持ったまとめ役でありつつ、個人能力も高い点取り屋のスーパースターでもある。しかし、湘北との闘いではリーダーとしての持久力がそうある訳じゃなくて、常に背中を預けられる相手必要としていることが明らかとなった。なので、魚住引退したあとで、仙道が力を発揮することはおそらく無いんだろうなぁと。

彼はだいぶ流川に似たところがあるので、流川未来の姿とも言えるし反面教師とも言えそうだと思う。仙道はおそらくここで潰れ。流川もこのまま日本一高校生プレイヤーを目指すだけでは早晩潰れてしまうのだろう。流川にも背中を預けられる相棒必要で、それは先輩ではなく同輩か後輩でないといけないのだ。まあたぶん、それって花道が適任なんだろうなぁー。

などと思いつつ、読破までの道のりはまだまだ長い。

漫画でよくある設定

男だと思っていた仲の良かった幼馴染と引っ越しで別れて、再会したら実は女の子だった。

近所に住んでて相手性別に気が付かないのありえんだろ。

ランドセルの色、学校での健康診断いくらでも気がつくきっかけはあるだろ。

男性向け漫画に出てくるいい歳して幼児みたいなツインハーフテイル女

学マス、手毬の曲聴いてからリリース楽しみにしてたし、SSR揃えて全員親愛度9にした。10も増えてきた。

めっちゃしかった。身内に不幸があって心に空いた穴をゲームすることで埋めていた感じで、1ヶ月ずっとやってた。

 

でもキャラの2曲目が刺さらない。佑芽引くまでに出たアイヴイはエピソードもあっさりしていてこれに課金する気にはならないなと思った。ことねも引いてないし、サポカはストーリー読むのによっぽど必要にならない限りもういらないと思ってる。

ソシャゲ漫画短期間で燃え上がっていつの間にか飽きちゃってるのが悩み。ブルアカはエデン条約面白かったのに最終章の途中で止まってる。そんな感じになりそう。

anond:20240612201458

TONOという漫画家子宮検診の漫画描いてたけどブチって肉を裂く音がして大量出血してめちゃくちゃ痛かったらしい

子宮頸がんは男から感染するし男にキスされたりクンニされると体毛が刺さってそこから肌荒れになるし基本的に男はばっちくて女の健康に悪い存在だぞ

自己レス:2日待ってみたが詳細不明なままの模様

 

日本の他の大手IT企業障害だって数日たっても障害内容も復旧予定もわからずとか聞いたことないやん

(https://anond.hatelabo.jp/20240610205122#)

 

日立は、ランサムウェア被害出てまーす(2017年05月15日)って言ってから、完全復旧の見込みってリリース出したの2日後(2017年05月17日)だったね

でもまぁ、日立被害出てまーすリリースを出すその2日くらいから前から問題認識してたらしいので、あと2日待ってみるか

ただ、報告は早い方がええよね、気になる。はよはよはよはよはよはよはよはよ

 

 

一応待ってみたが、ニコニコ動画もといKADOKAWAは、日立みたいに2日で完全復旧の見込みリリースをしなかった模様

と言うかランサムで~すとすら、6月13日7時 時点では発表してないのよね。ただシステム全体を再構築しまぁす↑いつになるかわかりましぇーん↓って発表しただけ

『これでどうやって株主総会(6月18日開催)乗り切るんやろ?🧐』って気になってたが、

株価は下がってはいものの、大幅下落ってほどでも無いし、株主誰も気にしていない説あるか?ワンチャン乗り切れる?

 

 

現在の状況

 

 

やっぱこれ、えらい人か、えらい人ウケの良い野心ある人が、無茶苦茶な事言って、それを反映した設計の結果の被害の拡大な気がするなぁ

ぜんぜんコスパよくなかったね・スピードアップにもなって無いね(なる訳ない)だし、

そもそも立場的に、地方仕事を作ったり、災害に強い企業の在り方を見せるべきだったりしません?どこのどなたのことだとは申しませんけど

 

まぁ、意外にもちゃんとしてて、今、増田書いてる13日7時以降に、完全復旧の目処が立ちました!ってバァァァァァンとかあるかもしれんし、

ぜんぜん設計には問題がなくて、これは想定できない・・・🧐っていう新たな事例になる可能性もあるけどね

 

 

いずれにしても、外野的には追加事例 1となり参考になるので!気になるので!報告はよはよはよはよはよはよはよはよはよはよはよはよはよ

 

 

ワイもニコニコ漫画お気に入り使ってたけど全部は覚えてないやで

いろんな出版社の入れてたから面倒やけどいろんなサイト巡るしかないんやろなあ

コメント解説・反応とか見れないのが残念や

(https://anond.hatelabo.jp/20240610213727#)

出版社個別アプリも入れてるがニコニコ漫画コメント見るのが好きなんよな

少女漫画巣作りドラゴンコメント出たのワロタやで。神話系の解説もすこ

生き返ったら、ユーザー漫画だけ検索する機能欲しいわ

【関連】https://anond.hatelabo.jp/20191222101417#

2024-06-12

映画「違国日記」は漫画とは別物 anond:20240610112303

削ぎ落されたのは〇〇や△△をめぐる本筋外のエピソードだけじゃなくて映画出演する権利を与えられたメインキャラクター性格描写となる部分も、であって

おかげで一部のマッチョ志向増田琴線に触れた「男性キャラクターは男らしさを降りないと存在を認められない」という特徴は、映画だけを観ている限りではほぼ消臭されている。瀬戸康史演ずるキャラクター普通の優しくかっこいいおじさんだ。

それは新垣結衣演ずる槙生も同じで、最初からやたら「良い人」だ。原作だと変人でとっつきにくいキャラクターが15歳の少女を引き取るという思いきった行動に出てくるというギャップ存在する。

だが、嫌々ながら売り言葉に買い言葉でやむを得ず引き取ってしまった後悔を内に秘めた「キツい」性格ワーキング成年女性である描写映画では存在しない。(執筆中は邪魔をするなと釘をさすくらいのやりとりが最初くらいはあってしかるべきだろうが、意外なくらい主人公二人の間には壁(映像表現では、部屋と部屋の間の扉にあたる)がない)

いきなり両親を亡くした中学生を引き取るのだからどう考えても善人に間違いないのだが、少女に、私を引き取ったのは自己満足のため?(大意)と問われて違うよ、愛しているよ(大意)と答えるのだからこてこての善人である

新垣結衣(槙生)は自宅を汚部屋にしていた。これを「良いのよこれで、私には」と開き直って見せれば傲岸不遜なキャラクター付けになるのだが、なんか申し訳そうな反応(てへぺろ系)を示すので、むしろメシマズキャラクター同様の「欠点のある女性カワイイ描写になっている。

 

そういったわけで観賞していて「ピンチの予感/ストレス→緩和」のふり幅が小さく軽い、低ストレスで見ることのできる映画となっている。去勢された男性や自信満々の女性を観たくない自分と向き合いたくない、という男性にも安心だ。

 

日本映画にはそれほど詳しくないが、例えば吉田恵輔作品を見る時のような圧・いたたまれなさを感じることはないだろう

少女小説、もしくは「女性向けラノベ」とラノベ関係

言いたいこと:少女小説ラノベに含めても無視してもボコボコに叩かれる」という難しい状況がある。

女性けが省かれるラノベ150選

いま、ライトノベルオールタイムベストを選出する作業が進められている。

ラノベ社会に認められるためには、売り上げだけが唯一の評価である現状では差し障りがある。文化としての成熟には体系化と批評存在必須であり、その一歩としてたいへん意義のある活動と言えるだろう。

その暫定的な成果であるラノベ150選が先日公開された。

あくまで叩き台であり、作品数的にもより拡張した形を目指していくようだが、現時点でも各年代に目の行き届いた、ラノベ歴史の流れを俯瞰できる内容となっている。

ただ、この手の企画はどのような基準で選んだとしても、あれがないこれがないという不満はどこかから出てしまものだ。ラノベ150選も例外ではない。

その中で今回特に目についたのが、「女性向け作品がない」という声だ。

これに対する企画者の返答は、女性向け作品については単独ガイドブック等が先行して存在しているから、というものだった。

合理的判断だと思うのだが、これでも納得していない人は多い。少女向けをないがにしろにするのか?と憤慨し、容赦なくボッコボコである

増田は、ライトノベル少女小説(もしくは「女性向けライトノベル」)の歴史のものについてはともかく、ライトノベル少女小説との関係性についてはちょっとした知識がある。

今のままでは企画者氏があまり不憫なので、これについて簡単解説しておこうと思う。

「ソノラマ・コバルト系」から始まったライトノベル

用語としての「ライトノベル」が誕生したのは、1990年

ニフティサーブSFファンタジーフォーラム内で増えてきたある種の若者向け小説話題を別会議室独立させるにあたって、管理人神北恵太氏が命名したものである……

といった事実は、ラノベ史ではすでに常識と言っていい情報だ。

もちろん名前はそうでも、ジャンルとしてのラノベ自体が90年に突然生まれたわけではない。起源をいつとするかは諸説あるものの、ラノベ作品はそれ以前から存在していた(存在命名の順であってその逆ではない)

そのようなラノベ小説群は「ライトノベル」が定着する以前には、個人コミュニティごとにさまざまな呼ばれ方をしていた。そのうちの一つに、ジャンル代表的レーベルから取った「ソノラマ・コバルト系」というものもあった。

言うまでもなく、コバルト文庫少女小説代名詞というべきレーベルである。つまり命名の時点では「ライトノベル」は少女小説(の少なくとも一部)を当然に含むような形で規定されていたということだ。

(ここでの「少女小説」とは当時のコバルト文庫ティーンズハート文庫などのことであり、たとえば吉屋信子や創刊直後のコバルトシリーズなどは当然ながら想定していない)

以後、他メディア化の機会などの関係男性向け作品の方が存在感はあったものの、ライトノベル(的なもの)は女性向けを含めたひと塊のカテゴリとして扱われていく。

2000年代に入り、語としての「ライトノベル」が一般に定着して以降も、この認識はそれほど変わっていなかったはずだ。

少女小説ライトノベルではない

この状況に大きな変化をもたらす出来事が、2010年代前半に起こった。

まずは2013年とある文学研究者ツイッターでこのような発言をしている。

少女小説ラノベそれぞれのジャンルについての価値判断を含んでいるとまでは言わないが、これが少女小説の側に立った発言であることはまず間違いないだろう。

少女小説ライトノベルではない。

それまでの一般的なラノベ定義史観を覆す、非常に大胆な主張である

ただ、一部のラノベ読者が過敏に反応はしたものの、この時点ではアカデミシャンとはいえあくまでいち個人の主張に過ぎなかった。

それが正式な形で世に出たのは、2014年のことになる。著書としての刊行である

この本で研究者氏は丹念に事実を積み重ねた論証により、まさに「少女小説歴史的にライトノベルではない」ことを証明してしまったのだ。

詳細は省くが、

少女小説戦前から少女文化独自伝統を直接的に受け継ぐ文学ジャンルライトノベル戦後マンガ文化等の影響から新たに生まれた新興の娯楽であり、その出自からして全く異なる別物である

ということだ。

この、市井オタクではとうてい太刀打ちできない完璧な形の少女小説ラノベ論の出現により、少女小説ラノベ派の多くは白旗を上げて沈黙することとなる。逆に、少女小説ラノベの枠内で扱われることに不満を感じていた少女小説業界関係者・読者は、我が意を得たりと快哉を叫んだ。

日本文学研究者による恐らく初めての本格的なラノベ論ということもあり、この本はもともとラノベ少女小説に興味のあった人間にとどまらず、幅広い層の人々に読まれていった。今やラノベ関連の研究ではほぼ必ず参照される一冊となっており、アマチュアでもラノベ定義歴史を語るなら必読と言っていいだろう。

これによりパラダイムが決定的に転換し、少女小説ラノベに含めるような人間は、もはやそれだけで時代遅れな「分かってないやつ」の烙印を押されるまでになったのだ。

フェミニズム的な意識の高まりにより、女性文化少女小説)の功績を男性側(ラノベ)が都合よく収奪してきた、という構図に気まずさを強く覚えるようになったのも、この傾向を後押しした)

この空気の変化は以前/以後と呼んでいいほどに劇的なものであり、刊行から10年経った2024年現在にいたっても、更新される気配は特にない。

少女小説ラノベでなくても

お分かりだろうか。

まり少女小説は「ライトノベル」ではない、というのは、もともと少女小説サイドが言い出した主張なのだ

現在では、ラノベ定義歴史との関連で(特に男性の論者が)少女小説に触れる際には細心の注意が要求されるし、実質的にはほぼタブーに近い。

企画者氏がラノベ150選から女性向けを除外したのも、世間のその暗黙の風潮におとなしく従ったという側面がやはりあるのではないだろうか。

加えて企画者氏の場合は、かつて不用意にレジェンド少女小説作家を「ライトノベル作家」と呼んで、少女小説から激しい批判に晒された当事者でもある。そのため今度は、なおさら慎重に配慮したつもりだったのだろう。本人としては。

結論として今回の件は、気遣いがすれ違ってしまった悲しい事例ということになる。

少女小説読者といっても一枚岩ではないし、自分はそんな配慮ぜんぜん嬉しくない。多数派がどれだけ否定していても自分少女小説ラノベに含めるべきだと言い続けるぞ。という人もいるだろう。その気持ちもよく分かる。

分かるが、少女小説ラノベに含めても無視しても必ずどちらかからボコボコに叩かれることになる、板挟みの苦しい立場のことも少し考えてみてはもらえないだろうか。

オールタイムベスト企画者氏は現在文化としてのラノベ保全のため「ライトノベル図書館」の設立計画を進めており、クールジャパン予算を獲得すべく自民党国会議員に働きかけている。ラノベオールタイムベストはその陳情材料にもなる予定らしい。

こうした活動文化的な意義を踏まえた上で、できれば多少の意見の相違は呑み込み、振り上げた拳をどうかそっと下ろしてはくれまいか……

という、無関係第三者増田からのお願いでした。

レスゾーン

長え! 一番言いたいことを最初に置いとけよ。

追加しときました。

核心部分が何で匿名やねん

はてな規約関係っすね

ラノベルーツの1つは少女小説である」と「少女小説ラノベである」は意味全然違うと思うが(後者を主張してる人いる?)

ラノベオールタイムベスト”に、ある少女小説を推すとした場合、(少女小説全体やレーベル全体ではなく)少なくともその作品は「ラノベ」で(も)あることが自動的に前提となるのでは。

逆に言うと、ラノベではないがラノベオールタイムベストに入れろ、は通らない。

逆になんでそんなに熱心に漫画しろラノベしろ女性向けのもの排除したがるのがわからんモチベが怖い。

排除ではなく、少女小説の側がラノベに括られることを拒否した運動があった、という話です。

クール・ジャパンから公金を引っ張るために少女レーベル未分化期を無視するのは仕方ないキリッ されて、納得は出来ないですけど………

リストから少女向けを除外した理由(と思われるもの)と、批判トーンをなるべく抑えてほしい理由は、別々に書いたつもりです。

wikipediaより「1990年初めにパソコン通信ニフティサーブの「SFファンタジーフォーラム」において〜「ソノラマ・コバルト」などのレーベルから出版物に「ライトノベル」と名付けたことが始まりコバルト入ってるやん

はい

その話を本文に書いています

その、とある文学研究者って誰だよ。名前を出してくれないと分からないよ。2013年の事なら記憶にありそうなものだが思い当たる人がいない。

ツイートの件はともかく、著書の話を見ても心当たりがないなら、たぶんそもそも知らないんじゃないかな……

そんな知らん研究者お気持ちなんか知らんがな その研究者とやらが何言おうが150選選んだのはその企画者だろう

その「知らん研究者お気持ち」が定説化して力を持ってしまっているという現実があるのです。

 「女の扱いがわからいから透明にしておきました!」

たとえとして適切か分かりませんが。

ナンパ不快に感じるA子さんと、女をナンパしない男は無礼だと信じるB子さんがいるとします。二人のナンパに対する意識は、事前に外から判断できないものします。

この場合男性が取るべき行動は、ナンパをするではなく、ナンパをしないになるのではないでしょうか。

後者消極的不作為に過ぎませんが、ナンパ行為はA子さんにとって積極的な「加害」となるからです。

部活をしない部活漫画

行け!稲中卓球部

読んだことがない。アラフィフ以上だと超有名。ウィキペディアにはめったに卓球をしないと書いてる

行け!!南国アイスホッケー部

サンデーに載ってた。部活はしてなかった。

幕張

ちょっと読んでた。野球部の話だが野球はしなかった記憶

究極超人あ〜る

単行本で読んだ。主要登場人物光画部写真部)。たまにしか写真の話にならない。

漫画「夢なし先生進路指導」1巻、今日までキンドル無料なのだけど感想ほしい

高校進路指導教師が生徒の「無茶な夢」に現実をつきつけていくマンガ、「夢なし先生進路指導」が今日までキンドル無料なのだけど、

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0CBRCZHK6?storeType=ebooks&qid=1717423056&sr=1-2&linkCode=sl1&tag=wwwynaojp-22&linkId=caada249fd346ce57340dbf8c2826fc1&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl

この作品はてなー感想を読んでみたい。

ぜひ無料のうちに読んで、ブクマ増田感想を書いてみてほしい。

個人的には、思春期の頃の「夢」(多くはあこがれの職業に就くことでしかないけど)って、「無意味人生を生きる理由目的)」になることも往々にしてあるから、一概に「夢はいけない」とはいえないけど、

でもやっぱり現実残酷から「夢」ってのは呪いみたいなもので難儀なものでもあるよなー、と思った。

マンガ面白い、いい作品だと思うけど、なんかすっきりしない、もやもやした感じも残るのはなぜだろう…

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