はてなキーワード: 被災者とは
上司の挑戦状
http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20110322#1300804667
なんか気が向いたので作成。
部長の暗号と、その辺から拾ってきた防災マニュアルの落とし所を見つけてサクッと作成したもの。
詳細化と詰めで、この変をきちんと参考にされたほうがよいかと思います。
事業所のための「防災マニュアル」(愛知県防災局防災課防災支援チーム)
www.pref.aichi.jp/bousai/jigyousyo_manual.doc
で、ここから下が折衷案的な叩き台。見づらいのは勘弁。
地震についてのみなので、家事とかについては追記が必要。でも文章長くすると部長が読まなくなるか・・・
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1:普段の心がけ・準備
2:緊急時に実施すること
3:危機を脱してから気をつけること
4: 救急措置
1:普段の心がけ・準備
a)非常用具をあらかじめ会社・自宅に準備しておく。用意するべき品は下記6種類で、リュック等に入れて取り出しやすい場所に保管しておく。※定期的に賞味期限等を確認すること
【防災用品】・携帯ラジオ ・懐中電灯 ・ヘルメット ・防災ずきん ・ロープ ・非常用のトイレ ・手動の携帯充電器 ・紐つき笛 ・乾電池 ・ヘルメット
【貴重品・身分証明】・現金(小銭も必要) ・預金通帳や有価証券の写し ・健康保険証の写し ・認印 ・年金手帳 ・家の鍵 ・免許証
【食料品関係】・飲料水(1人最低1日3リットル) ・乾パンやクラッカー ・レトルト食品 ・ビタミン剤 ・缶詰(缶きりや栓抜きも忘れずに) ・粉ミルク、哺乳瓶(赤ちゃんがいる家庭は必需品) ・嗜好品
【衣類関係】・下着(家族分) ・衣類(長袖も忘れずに) ・雨具 ・タオル ・マスク10枚 ・メガネ(衛生不安からコンタクトは難あり)
【医療用品】・ばんそうこう ・包帯、ガーゼ ・消毒薬 ・常備薬 ・鎮痛剤、胃腸薬等 ・紙おむつ
【その他】・ティッシュペーパー ・ウエットティッシュ ・生理用品 ・軍手 ・マッチ、ライター ・洗面具 ・ローソク ・スリッパ(スニーカー) ・筆記用具とメモ用紙 ・軍手・ポリ袋
b)家や会社の中を安全に保つ
・本棚が崩れ落ちないように整理し、テレビ・箪笥・食器棚などを固定金具で固定しておく。
・ベッドの周り・上に倒れてくる・落ちてくるようなものを置かず、安眠できるようにする。
・日々の生活の中で、災害が発生した際にすぐに対応できるよう、時間や心に余裕を持った行動を行い、また事前の情報収集を心がけること。
・ワークライフバランスを保ち、イザという時に動けるように疲労やストレスをためないでくこと。睡眠や趣味や運動を十分に行うこと。
・自宅・通勤途中・仕事場・家族の勤務先・子供の学校の5箇所について、緊急時に非難する、避難所の確認を行う。
2:緊急時に実施すること
a)地震が発生した際は、丈夫なテーブルや机などの下に避難する。ビル街では、ビルの外の広い場所(看板が落ちてこない場所)に非難する。
テレビ等を押さえることは危険なので注意すること。室内の場合、ドアを開けて非常脱出口を確保する。
b)海の近くにいた場合、津波に備えて揺れが収まり次第すぐさま高台・コンクリート製の丈夫な建物の3階以上に避難すること。
3:危機を脱してから気をつけること
被災後は、電気・ガス・水道がとまり、それによって交通機関がマヒを起こす場合がある。
交通機関のマヒが食料・毛布・薬品・ガソリンなどの物資の不足を引き起こすので、皆で分け合い、節約をして過ごすこと。
冬場に暖を取る際は、ストーブ等の一酸化炭素中毒に気をつけること。
b)不安と付き合う
被災後は、被災の恐怖と共に、日常とはかけ離れた環境に身をおくことになる。肩の力を抜いて、軽く体を動かしてリラックスするよう心がける。
十分な睡眠をとれる環境を早くつくりあげ、体温・体力・気力を維持できるようにする。
他の被災者は運命共同体であるので、冷静さと思いやりを忘れずに、相互に助け合って行動すること。
被災の恐怖を克服するために、希望のあることを考えたり、今までの生活について考えてみる。震災で受けた痛みを、正しく癒す方法や気持ちを大事にする。
4: 救急措置
被災の際に、救命処置や、応急手当を行う必要になる場合がある。
あらかじめ講習等できちんとやり方を学んでおき、非常用具に必要な道具を入れておくこと。※会社での講習実施が良い
a)救命処置
・人工呼吸
・AEDの使い方
b)応急手当
・応急手当マニュアル(メルクマニュアルや、iPhoneアプリ「家庭の医学」など)の準備
・骨折
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電池やランタンは売り切れ。
夜停電になったらかなり困る。
米やトイレットペーパー、水なんかも手に入らない。
とはいえガス水道電気といったライフラインも(計画停電を除けば)問題なく来ている。
家や家族を失い、未だ不安の中にある被災地の皆さんのご苦労を思えばその位なんでもないだろう。
でも実際多少なりとも不便さを感じているのだから、少々愚痴りたくもなる。
しかし今ツイッター等でそれを口にするのははばかられる雰囲気だ。
「贅沢言ってんじゃねえ。」
「おまえらに電気送るために被災地が計画停電に巻き込まれてんだぞ。」
「おまえらが買い占めるからこっちに物が回ってこねーんだよksg」
等々、いろいろ言いたいことはあるだろう。
だがこっちも生活がある。
懐中電灯と電池位買いたくなるだろうが。
それとも暗くなる前に全ての仕事を終わらせろとでも?
被災者から見たら「被災していない奴から見たら所詮他人事だろ」って言うだろうな。
はっきりいう。悪いが他人事だ。
今は外食屋が通常営業だから特に食料品は買い占めないが、いよいよ食うに困る状況になったら買い占めるだろう。
被災者に聞きたいが、もし逆の立場なら全てを被災者に捧げられるのか?
こんな風に書くと血も涙もない鬼のように聞こえるかも知れない。
少々愚痴位言ったってバチは当たらないだろ。
つーか既に重点的に被災地へ物資が送られているんだろ?
実際どれだけの非被災地民が「買占め」してんのかよ?
むしろ買占めてんのは(軽度の)被災地の奴らじゃないのか?
Wikiが用意されたので、そちらにコピーしました。 http://code.google.com/p/hack4jp/wiki/HowToJoinHack4JpForJp
3/21現在、被災者支援のためのサービスを開発するためのオンラインイベント“Hack For Japan”が開催中です。
しかし、特にGoogle Waveの操作が難しいので、「Hack For Japan への参加方法」もあわせて私が分かった範囲で、まとめてみました。
したがって、いろいろと文章が足りてないと思いますので、コピペして改定していってください。
今日は自分の作業があって手伝えないですが、より多くの人に参加してもらいたいと思っています。
※Googleアカウントの認証確認画面が出る場合は、認証してから、もう一度Google Wave のリンクをクリック。
右上に「anonymous@a.gwave.com」と表示されている場合は、真ん中にあるSign Inをクリック。
「Google Wave 3日目」は、現在、大変重いです。
「ちょっと、Waveを操作するの厳しいな」と思う場合、「Google Moderator 」での投票を手伝ったり、
Twitter のハッシュタグ: #hack4jp を追っていると何かできることが出てくるかも。
■追記■IRC freenode #hack4jp もできました。
以下のサイトを参照
linker journal : そろそろGoogle Waveについて書いてみる。
http://linker.in/journal/2009/11/google-wave1.php
ひとまず、発言のことをBlipと言っていて、それに対してReplyやEditができる。人が書いたものもEdit可能ということ(実際に編集するときは要注意)を覚えれば大丈夫。
Replyは適宜、UI上で水色に表示される「Indent Reply」を行ったほうが見やすい。自分の発言の削除は、クリックして「Delete」を選択する。
左WindowでAllを選択すると、中央Windowに「Profile」の項目が表示される。
これを選択して、編集する。
右Window(Wave)の上の方のメニューで、一通りのことができる。
一番右の…を押すと、省略されている項目も表示される。
Waveの上の方のメニューの「Inbox」を押す。
左Windowの「Inbox」を押せば、中央Windowに表示される。
Waveの右下に未読(Unread)数が表示される。
ここをクリックすることで、未読の発言(Blip)に飛ぶ。
中央Windowには、未読(Unread)数と総数が表示される。
中央Windowの「New Wave」の横に「with:public」と入力して確定すると、
※「tag:hack4jp」の場合は、「hack4jp」のタグがついているものになる(13:26追記)
※ 左WindowでAllを選んでおく必要があるかも(14:00追記)
以下を参照。
(obsolete) Google Waveの使い方まとめ (Public)
https://wave.google.com/wave/waveref/googlewave.com/w+Q_RzOoZOA
・公開設定
Contactsnの+ボタンから "public@a.gwave.com" という仮想ユーザーを付け加える
・タグの設定
Waveの一番下のTags:の横のボタンを押して、"hack4jp"などを入力してエンター。
その他、必要なタグを付け加える。
Waveの上の方のメニューの「Link to wave」を押すと、URLを参照できる。
このURLを、皆に知らせる
・まず、福島原発は事故じゃない。あんな想定外の地震は数百年に1回しかないし、今回原発が問題になったのは津波が原因であることぐらいわからないのかな。んで、想定していなかったじゃねえかというバカに言いたい。後出しジャンケンは誰にでもできる。震災前に、その津波が来る可能性のある合理的な説明と、確率を明示してからモノを言え。
・ちなみに原子炉は安全に自動停止している。今の原因は冷却系への電源が絶たれたせいだ。とこういうことを書くと太陽電池とか発発とかいうやつが居るが、残念、多分全滅です。
・そもそも、さっさとBWRからABWRに建て替えればかなりリスクは下がった話。それを反対してきたのは「無能な働き者」原子力反対派だよ。
・なんか散発的に「原発を押し付けやがって」という声が聴こえるが、それと引換に膨大な補助金を受け取ってるだろと言いたい。
・「東京に原発を」なんて広瀬隆、現実的にはムリ、なぜ福島かといえば、極限にまでリスクを下げたとしても、まだ残るリスクを限定的にするため。まあ、やるなら周辺を廃村にしてやれば良かったんだろうけど。そのコスト誰が持つ?
質問に質問で返して申し訳ないけど、原子力を代替するには何か条件があるの? 単純に考えれば、代替できるだけの量の電力源を揃えれば代替できるわけだよね。
(1)を満たせる現実的な代替方式は今の所火力発電くらいか。富津火力発電所(総出力500kw/h以上)並の施設を原発の数だけ増設する必要があり、用地確保や建設といった初期投資がかかる上に、重油LNGの輸入にも継続的なコストがかかる。これらは税金や電気代等に跳ね返ってくる。(2)は産油国の事情に完全に依存するので不透明。昨今の中東諸国の民主化気運なども勘案すると、他の産油国も近い将来政情不安定になるリスクも考慮しなければならない。
なので原子力発電そのものからの脱却には賛成出来ない。むしろ、より頑丈で最新の災害対策が施された新しい原子炉へのリプレースを推進し、災害時の電力安定供給のために数ももっと増やすべきというのが俺の考え。
http://anond.hatelabo.jp/20110321012612
そう。「普通に考えた」だけ。
補完。
原子力損害とは
2 この法律において「原子力損害」とは、核燃料物質の原子核分裂の過程の作用又は核燃料物質等の放射線の作用若しくは毒性的作用(これらを摂取し、又は吸入することにより人体に中毒及びその続発症を及ぼすものをいう。)により生じた損害をいう。ただし、次条の規定により損害を賠償する責めに任ずべき原子力事業者の受けた損害を除く。
3条1項但書の場合は
第十七条 政府は、第三条第一項ただし書の場合又は第七条の二第二項の原子力損害で同項に規定する額をこえると認められるものが生じた場合においては、被災者の救助及び被害の拡大の防止のため必要な措置を講ずるようにするものとする。
しかし、中野剛志氏の印税の寄付についてTwitterで賞賛するツイートが大量にまわってきたので思う事があって筆をとった。
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/02/tpp_12.html
この中で中野氏は17日印税収入の半分相当額を赤十字に寄付したとの事。
内容は
この後には印税の寄付を公表した事への言い訳がつらつらと書いてある。
更に後半には大きく本の宣伝がある。
これだけみるとただの寄付行為に見えるが、よく見れば売名行為としか言えず心をえぐられる。
赤十字が募金を受け付ける9月30日までと言うのはわるが、その次の条件、政府がTPP交渉参加を正式に見送った日となっている。
つまりこれは、TPP参加が見送られたなら、それ以降は被災者なんか関係ないと言っている事も同義である。
確かにTPPと震災は関係ないし、寄付を行う事は悪い事ではない。
しかし上記の条件を付けた寄付をすると言う事で、結果として中野氏が言ってるのは「震災に半分寄付するから買ってくれ」という事になる。
ふざけるな。
現在でも死亡者・行方不明者数は時を追う毎に膨れ上がっている。
私の周囲でも、連絡のつかない者への希望は失われつつある。
もちろん福島の原発の問題は、被災者ではない皆さんも気にしておられると思う。
それを中野剛志は我々被災者をダシに自分の本を宣伝に利用した。
中野氏は、わざわざこれから入る印税を計算して半分寄付したそうだが、
我々に「ありがとう。復興の為に中野さんの本を買ってください」とでも言って欲しかったのか。
有名人がチャリティで私物等を供出し、その売り上げを寄付する行為と、本のプロモーションとして震災を利用するのは全く異なる。
本当に被災地の事を思って募金するのならば、公表する必要も無い。
普段は考察厨の強引過ぎるこじつけにうんざりしてたりするんだけど、まどかマギカとその放送中に起こってしまった東北関東大震災(東日本大震災)に関しては共通点を思い浮かべずにはいられなかった。
第9話でQBが"エントロピー"という言葉を出してまどかに対して語っているが、このシーンを見て「ついていけない」と感じた人もいるかもしれない。でもこれは現実でも起きる可能性のあるエネルギーの問題を抽象化したものだと考えられる。QB曰く「エネルギーは形を変換する毎にロスが生じる。宇宙全体のエネルギーは、目減りしていく一方なんだ」 実際に化石燃料などの資源から発電する時や、遠距離の送電をする時、あるいは電化製品などで別のエネルギーに変換される時に起きるロスが生じている。化石燃料は無尽蔵では無いし、一度発生させた電力を増やすことができない以上は、エネルギーは問題自体はいつか直面せざるを得ない状況にあった。多く国では比較的効率の良い原子力発電を使うことで問題を先送りできていたが、実際に福島第一原発が危機的状況になりさらに関東地方を中心に電力不足に陥ってはじめて、これまでの原発が抱えていたリスクがどういうものだったのか誰にでも理解できる形で表面化した。QB達のような異星人と同様に、なんらかの新しい発電システムを模索していかないといけないのは間違いないだろう。
また、魔法少女は"魔女"という人間に害をもたらす存在と戦っているが、そのことを他の人に気づかれることは無い存在として描かれている。これはリスクというものがいざ問題に直面しないと認識するのが難しいと言うことを表現してるように思える。もちろん事前にリスクに対してある程度まで対策を行うことは不可能ではない。しかし、未来を完璧に予知できない以上はリスクに対して完全に対策を行うことはできないし、なによりも普段の生活だけで精一杯な全ての人々にこのようなリスクの本質について認識させるのは難しいし時間もかかる。しばしばマスコミによってパニック的な消費行動が起きているが、それを避けるためにも個々人で様々な分野の研究結果やフィクションなどに目を通して悪い可能性というものについて普段から考えておくことは有益だと思う。本当に起こるかどうか不確定な物事へ、対策を行うと言う判断をしてそのための時間的・金銭的なコストを支払うことになるのは他でもない自分自身である。そういう意味で「徹頭徹尾自分のためだけ」なのだと思う。
ヒットしたフィクションの作品には、その時代の人々が抱えている問題を何らかの形で表現していることが多い。このような作品は将来的に生じるかもしれないリスクというものについて考えをめぐらす絶好の機会になり得る。だからこそ、自粛や自主規制は最小限に抑えて欲しいところである。しかし、すでに放送された「ワルプルギスの夜」後の破壊されて水に沈んだ町並みについては、被災地の現状を強く連想してしまう。もちろん偶然の一致によるものだろうが、現実問題としてそのような映像は被災者のPTSDの回復に悪影響を与える可能性もあるので、放送する側がどういう判断を下すのか気になるところである。
「こんな時に野球じゃ/お笑いじゃないだろう」ではなく、こんな時だからこそ積極的に活動をして欲しい。
でも、後ろを振り返ってほしい。あなた方と同じように心配で、不安で、何もできなくて精神病のようになっている人が、日本中にいる事に気が付いてほしい。
今、あなた方が被災地に駆けつけても、一般の人と同じくらいにしか役に立たない。
でも、普段の活動をすれば、不安になっている方の気を楽にすることはできます。
うちの母は連日放送される被災地の様子を見て、全然動けなくなってしまっていました。が、TVで仮装大賞のVTRを見て笑い、それをきっかけに立ち直りました。
「被災者の人たちのためにもがんばらなくちゃね」と、普段の生活を取り戻しつつあります。
今のあなた方は、いちお笑い芸人、いちスポーツ選手であると共に、大いなるセラピストです。
他の人にはそんな事はできません。あなた方はそういう舞台に立つノウハウを持っているんです。それを今、使ってください。
中には「不謹慎だ」「被災者の事をどう思っているのか」という批判もある事でしょう。当然です。
でも、確実に癒される人がいる事も忘れないでください。
心が折れかけている人を励まし、被災者を助ける活力を取り戻すためにも、今こそ、立ち上がってください。
批判されるからとか、自分はそんな気分じゃないから嫌だ、なんて言わないでください。
読売巨人軍など主催のセ・リーグが、29日に開かれる。NPBの加藤良三コミッショナーは「今年の公式戦は全試合被災地、被災者へのチャリティー試合とする。」と表明した。しかし、東日本巨大地震の犠牲者の全体数さえまだわからないこの時期に、セ・リーグを開幕しければならない理由はあるのか、疑問だ。
コミッショナーは「『野球』を通して被災地、被災者はもちろん、日本に、世界に元気を与えることが仕事であり、責務であり、使命でもあると考え、『前に進む』決断をいたしました」と説明する。
試合収入を少しでも多く集め、カネを儲けたいとの気持ちはわかる。しかし、興業が主眼で、エンターテイメント要素があるプロ野球は、今開くべきかどうか。
スポーツ界では、Jリーグが公式戦全試合の月内中止を決め、同じ20日開催予定の板橋Cityマラソン(東京都)と全日本実業団ハーフマラソン(山口県)も中止された。予定通りの開催を決めた大会もあるが、一般のイベントにも自粛が広がっている。
フジテレビが行ったアンケートではセ・リーグの開幕延期を求める意見が93%。選手会ではボイコットやストライキを求める声が、相次いでいるという。
いつからなら開催OKという答えはない。しかし、少なくとも29日ではないと思う。義援金集めが目的なら、もっと効果的な方法があるはずだ。被災者の心の傷は、遠く離れた東京に住む私たち都民の想像をはるかに超えているだろう。主催者や参加する選手にはそれを忘れてほしくない。
東日本大震災(東北関東大震災)への、日本ユニセフ協会ならびにユニセフの対応について
「ユニセフによる日本への支援は、第2次世界大戦直後の昭和24年に始まり、
昭和39年に終了いたしました。 その後、日本国内では、これまでも大規模な自然災害が
各地で発生しましたが、ユニセフの支援がそうした場面で提供されることはございませんでした」
「当緊急支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合(被災者の皆さまへの
支援が行き届き、ユニセフと 日本ユニセフ協会が提供できる内容の支援が被災地では
必要ないと判断される場合)、ユニセフが実施する他国・ 地域での紛争・自然災害などによる
いや、義援金は震災の復興に100%使われなきゃダメなんて言ってないから。ただ、募金者がどうしたいか、その目的に沿って寄付しましょうというだけのことで。
人間は自分や自分の家族を中心にして同心円的に同情心を抱くのは自然なことであって、今は他国への募金にまでは気が回らないという人がほとんどだと思うのよ。
状況が落ち着いてきた時に、他国への支援は改めて考えればいいことだし、実際、日本人はこれまでずっと他国への支援をやってきたから、国境なき医師団だって組織として存続できた面もあるわけだからね。
ただ、組織が組織として存続するためには非営利の団体であっても経費がかかるのは当たり前であって、「100%募金をそのまま被災者のために使う団体」なんてのは、そもそも規模としてたいしたことはないし、永続性を前提にしていない。ユニセフにしろ国境なき医師団にしろ、活動してゆくうえで経費はかかるのだし、しっかりした組織であればあるほど、組織の維持費が相応にかかるのは当たり前だね。
経費もろくに見積もっていないようなそんな危ない団体に募金なんてできないよ。
私は毎年、20万円くらい某カトリック系の慈善団体に寄付しているけれど、それは募金じゃなくて、「組織運営のための必要経費につかってください」と言って寄付している。運営者の方々がいかに善意の人であっても、通信費や宿泊費、もろもろの経費をいつもいつも運営者個人が持ち出すわけにはいかないし、そんな無理な活動が長続きするはずがない。
運営のための必要経費を募金から捻出するのは、運営の人たちも心理的に負い目があって、「運営費として使ってください」と言って寄付するとものすごく喜ばれますよ。
表題のブログに共感したことを伝えたかったので、いきおい余って書いてみた。
Twitter では短すぎるので、ここに書き散らかしてみる。
ブログで指摘の通り、震災からの復興には数年、もしかしたら十年以上かかるかもしれない。
それに比べ、僕らの復興支援という感情は、あまりにも短い一過性のものだ。
たとえば、僕は今回の震災を受けて、復興支援のために一万円を義援金として送ることにしたが、
1年後、「全然足りません。助けてください。」といわれてもう一回一万円を用意できるかどうかと言うとかなり怪しい。というか多分できない。
ましてや今回の震災では、東京電力県内の電力供給が数ヶ月にわたって不足する見込みであり、今のところは一生懸命節電に協力しているが、
真夏の暑い夜、クーラーをつけずにいられるかどうか、そもそも節電なんて忘れてがんがん電気を消費しちゃうんじゃないかとか、せいぜいそんなとこだろう。
このため、長期にわたって被災者を支援したい気持ちをシステムに変えるというのはすばらしいことだと思うのですよ。
ただし、僕はこのシステムを日本全体が支援できる形で実現してほしい。
いまさくっと消費税について調べてみると、平成22年度の消費税収入はおよそ9.6兆円。
いまは消費税が5%なので、消費税を期限付きで1%増税した場合、その効果はおよそ2兆円である。
これだけの金額が毎年被災者支援に使われるのであれば、かなりの支援になることが予想される。
僕だって今回一万円を拠出して、すごいことをしたと思っているけど、子供を含め、日本国民が全員1万円を拠出できるわけでもないし、義援金が一兆円を超えたなんて話は聞いたことがない。
すると、一生懸命感情を刺激して義援金を集めるよりも、消費税を1%増税した方がよっぽど効率が良いと思うのですよ。
まずは被災者の支援に必要なお金が集まれば、それを元手にいろんなことができる。
血液が足りなければ献血一回一万円でも良いし、がれきを片付けなきゃいけなければ土木作業を通じて雇用も生まれる。
ほかにもいろいろアイデアがあると思うけど、とりあえず大事なことは、被災者に対して感情にまかせて同情するのではなく、感情が持続的な支援に変わるような、システムを構築する必要があると言うことです。
できるだけ広範囲で。なるべくならば国家全体で。
http://www.athome.tsuruga.fukui.jp/nuclear/information/faq_01/q_01.html
上記URLより、
東京都民とその周囲がリスクを福島、新潟とかに押し付けたのと同様に
まあ、それは置いといて、
特に電力会社の縄張りを越えて原発を置いてる場所にお金を置いていってほしい。
お金の使い道は、万が一のための緊急避難経路のために使ったらいい。
福井の嶺南の人らは、いざと言う時に逃げる道がない。
東北、北関東、関東湾岸沿いの人達の不便な生活と生命の危機から救うためなら、
ただ、都市部の現状維持のために1円でも払うつもりは毛頭ない。
そもそも東京なんて地方から人と物と金を集めて成立させてるんだし、
いっそこのまま計画停電が続くのなら、官公庁は関西に移転すればいいと思う。
そろそろ本気で考えるべきた。
もっと手厚い交付金くれ。
房総半島でも三浦半島でも、いっそ東京湾にでも原発作ってみろ。
田舎なめんな。
都合のいい時だけ地方の代表者面すんなよ。
そうね、不公平とか、不平等とか、組織、人的、国とかは、考えてなかったな。
不平等とか、これまでの災害人はどうするとかじゃなくて、これは被災地の人を助けるんじゃなくて
被災地を復興することで、結果としてそれ以外の地域の人を助けようって考えなんだよね。
だから、
もともと私は「田舎の人」が好きじゃない。だからテレビに映る被災者をみても、お見舞いの気持ちとか湧かない。これがばれたら社会に殺される。こわい。そんな風に感じながら、地震後の日々を過ごしてる。募金したのも、自分を守るためにやっただけだ。東北の人がどんなに苦労しようと、知ったことじゃないよ別にって、本当はそんなふうに思っているのを隠すために。
自分より辛い思いをしている人に同情できなくて、同情している人を見るとイライラしてしまう。居心地が悪くてしょうがない。なんでみんな、そんなにひとつになれるの。ひとつになろうとできるの。
一時的に私有財産制の原則を停止する、当然資本主義の原則もかなり無視する、ということまで踏み込んだ話なら、別におかしな意見ではないですよ。
(もっとも内容次第では、憲法違反になりかねませんが・・・)
ただ実行面では問題だらけです。
・原状回復を行うにせよ、何が「原状」だったのか、国は家一軒一軒レベルの情報を持っていません。
・どこまで回復を行うのか、線ひきが難しすぎる。どんな線引きもある程度不公平で、どう決めてもそれが軋轢を生む。
・そんな大規模な復旧活動を行うにあたって、その計画を立案・実施できるだけの人的/組織的リソースを、国/自治体は持たない。
・基本をマーケットメカニズムで運用してきたのに、計画経済的なやり方で復旧計画を遂行するなんて無駄だらけになるのがわかりきっている
もし「一時的に私有財産制の原則を停止する、当然資本主義の原則もかなり無視しても、復興を早めたい」というなら、
「公主導で私有財産を含めたあらゆる財を再建する」ことより「被災者全員に一律○千万円配る」なんかの方がまだ有効でしょう。
「被災地にいけば金と需要がある」となれば、人や技術は計画なんかなくてもすっ飛んで集まって来るものです。まあ、配られた金を