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はてなキーワード: 出生率とは

2013-10-21

生産性の欠如というけれど

http://sencha77.blog.fc2.com/blog-entry-338.html

自分場合、朝8時半くらいに出勤、だいたい終電帰り。

でも残業代は出るし福利厚生はいいのでまぁホワイトかな。

で、正直、平日に早く帰れたって何も嬉しくない。

いや、嬉しくないことはないけど。

たまに早く帰っても寝るだけだし。

余暇が増えれば出会いも消費も増えて景気よくなって出生率上がってハッピー

ってことだろうけど、

28年生きてきて一度も異性に好かれたことのないクズ人間なので、

いきなり暇ができたところでどうにかなるはずもなく。

仕事してる間は自分クズだってこと忘れてられるし、

成果だせば褒められるし。

人間的魅力がゼロなぶん、仕事貯金額でそれを贖おうとするのは悪いことなのか。

や、一連の記事が言及してるのはそういうことじゃないだろうし、

ターゲットも違うんだろうけど。

まぁ世の中にはそういう人間もいるってことで。

2013-10-20

http://anond.hatelabo.jp/20131020225918

そもそも成熟化した国家ほど、出生率が下がるのは実証済み。

なので、この意見は正しい。

今非正規の問題がクローズアップされているけど、雇用の流動化とか、働き方の自由と言う点においては、

小泉がやった制度あながち間違いではなかったのだと思う。

問題は、それについて来れなかった有権者企業だったのじゃないかって思うね。

非正規雇用を、単に安い労働者しか見なかった企業家。安定を求めて正社員しか考えない労働者

双方の意識改革が求められるんだろうけど、まあ、無理やろうなー

いっそのこと、全ての労働基準法無視するって考え方もあるけど……

まずは退職金増額補償解雇を認めるとか、正社員を認めないとか、そのあたりから始めては

って、絶対法案通らんわ

2013-10-14

http://anond.hatelabo.jp/20131014232453

他人の子供の育児をする職に就いている人は出産ができなくて自分育児ができないって一理あるかって思ったけど、

女性保育士って全国で何万人いるんだ?

そいつらが仮に出産しなかったとしても出生率には影響ないんじゃないか・・・

まぁ、保育士って薄給なのに仕事量が多くて責任も重い仕事からきつくってメンタル病んだりして辞めてく人多いんだよね

で、派遣で一般企業で働いたりしてるんだよな

2013-09-16

http://anond.hatelabo.jp/20130916135353

ところで、ここ50年でイスラムの男女不平等は劇的な改善があったの?出生率がだいぶ下がってるけど。

http://anond.hatelabo.jp/20130916140032

男女平等重要だとも思ってないよ。

別に出生率低下もどうでもいい。

意味もなく男女平等が下らないって言ってるのが滑稽だっただけ。

http://anond.hatelabo.jp/20130916134514

死ぬかもしれないから産まないってのが出生率低下の原因じゃないでしょ

http://anond.hatelabo.jp/20130916132922

それは宗教的要因や途上国であることが原因かもしれない。

男女平等イスラム途上国があれば出生率はどうなるの?感覚常識的に下がるの?本当?

http://anond.hatelabo.jp/20130916131110

そうだよ。

から先進国出生率がどうとかって話は男女平等を掲げていることが要因かどうかはわからないのに

男女平等disって何がしたいのってこと。

2013-09-14

http://anond.hatelabo.jp/20130914155802

少子化経済と絡める人って良く見かけるけど貧乏途上国のほうが出生率高いことはどう思ってるの?

日本に限っても一番収入の多い東京出生率が一番低くて沖縄はその逆だったり

あるいは過去日本と比べても収入は今より低くて出生率は高い時代ほとんどだったわけで

過去に出来たから、出来るはずだというのは、甚だ論点がずれています」っていうけど、過去や諸外国の実例と比べてずれてる論は空論では?

自説に都合の悪い歴史無視してたら現実社会問題は解決できんだろう

そもそもこんなとこで「年収300万だと暮らしていけない」「少子高齢で日本はもうだめ」的なことを語られても

俺も貧乏でも頑張るぞとはならないし年収出生率が上がるわけでもない

2013-09-13

http://anond.hatelabo.jp/20130913173154

横だけど、フランスアメリカ少子化じゃないけど?

出生率2超えてる。

あと、衰退と言う意味では、人口減でもドイツロシアなんかは経済成長しているよ。

2013-09-12

アベノミクスがわれわれ庶民生活に何も還元されなかった件

物価が高くなった割に給与は低いまま

非正規雇用を更に流動化させた結果、出生率若者結婚率が大幅に低下もこれに拍車を掛けている。

朝日新聞投資家大企業の懐が潤っただけって言ってたけどホントそうだよな

挙句大企業内部留保として蓄えるから市場にカネが出回らず結果としてインフレ不況になってしまってる。

これをアベノミクス経済効果だというなら、庶民切り捨ても一つかなと思うようになった。

2013-08-31

http://anond.hatelabo.jp/20130831220041

数十年後は再生医療とかで寿命が飛躍的に伸びて出生率上がらないのに人口減らなくなりそう

2013-08-22

http://anond.hatelabo.jp/20130822003036

出生率が3人とか2.5人ってのは人口増加

出生率2人を割らないと少子化とは言わんでしょ

http://anond.hatelabo.jp/20130822001449

1957年から激減して団塊Jrが生まれる頃までほぼ横ばい→その後ゆるやかに減少、という感じか

団塊Jr出生後、1975-1980くらいなんだけど、女性パート労働者が増えた。

オイルショックによる不況男性収入が減り、それを支える形で女性労働市場に出てきた(「団塊世代を総括する 三浦 展」)

その辺から出生率が2を割るようになってる。 つまり少子化が進み始めた。

2013-08-21

http://anond.hatelabo.jp/20130821233259

おつかれさまです。 私の場合は1歳児あり、嫁さんは派遣で働いてもらってます

結局のところ男女どちらか専業主婦or主夫の方が効率がいいし、子どもと触れ合う時間も増える。第二子も生まれやすいって事なんでしょう。

子どもと触れ合えないという辛さは保育では解決できないからなぁ。 いいお母さんですね。

あとこんな話(女性労働力参加と出生率の真の関係について-OECD諸国分析と政策的意味 http://www.rieti.go.jp/jp/papers/journal/0604/rr01.html)も。

団塊専業主婦が多い世代で、団塊Jrを生み出した。ってのはその辺もあるかもな、と思いました。

うちの嫁さんは第二子を希望してて、妊娠したら専業主婦になりたいって言ってます

まぁそれも悪くないかなと私も思ってます。私の家事量の一部を仕事に向けられそうだし。

2013-08-05

http://anond.hatelabo.jp/20130805191914

合計特殊出生率は晩産化進行中は数値が減るんだよ。今増えているように見えるのは長く続いていた晩産化が限界に達して止まったからだ。

うーん、俺の書いてることとなんら矛盾しないので特に反論する必要が感じられないよ。

前のエントリ書いたのはブクマしてくれた人がひょっとして「合計特殊出生率」を「出生率」と混同してるのかな?って思ったから、その説明を書いたの。あなたがその違いわかってるなら特にあなたにいうことはないよ。

ちなみに晩産化って止まったの?俺はまだ進行してると思ってた。だったら合計特殊出生率が減る理由がひとつ減って喜ばしいことだね。

あと俺はもう少し長期の結果をみないと合計特殊出生率が回復傾向にあるかどうかはわからないと思う。

数年程度しかも0.15程度なら「たまたま」上がったり下がったりもありえるしね。

同様に「回復は止まる」「(回復してるというのは)違う」と断言してしまうのもどうかと思うよ。

その他の点について。

1. 「全部義務教育」はご指摘の通りです。

2. 教育費800万について

教育費 平均」でググった結果、文科省の調査をベースにまとめているサイトがいくつかあったのでそれを参考にした。

http://www.nomu.com/loan/lifeplan/k_education_01.html

ここはH18年文科省子ども学習費調査」等を元にしてるので少々古い。

http://educationalcost.com/list.php

ここはH20文科省子ども学習費調査」等を元にしてる。金額に大きな違いはない。

子ども学習費調査」に興味があるなら元ネタをあたって欲しい。2年に一度実施してるようだ。最新はH22年版がH24年に発表されている。

俺は見てないが、おそらく高校授業料無償化の結果なども反映されてるんじゃないかな。

http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/1268105.htm

習い事込みの根拠はこちら。上の「子ども学習費調査」の付属資料で、こいつの最終ページをみると、塾や習い事さらには教材費なども含まれていることがわかる。

http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/01/27/1289326_1.pdf

大学授業料はこちら。同じく文科省

http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/houjin/1266851.htm

この800万に含まれないのは、食費、被服費、おもちゃレジャーなど遊びに使うお金、ひとり暮らしする場合はその仕送りなどで、確かにあなたの言うように、800万ですべてがまかなえるわけではないよ。

俺がいいたかったのは「教育費」だ。そこのところで「全部義務教育」と書き間違えるし、批判されても仕方ないな。

3. 後段の「そんなんじゃ全然たりねーよ」について

補助だけで子育て全部まかなおうなんて誰も書いてないから誤解のないように。

病気云々については各種保険健康保険生命保険、不就業保険)がいろいろあるので各自の判断で使えばよい。

仕送りも同様。地方ならば住居費を安く抑えられるのだから、その分節約しておくこともできるだろう。もちろん最終的には個別の家計事情大学進学を断念することだってあるだろう。

地方都心なみに住居費をかけておきながら、そんな住環境で「仕送りできないか大学進学できない」というのは筋違いな主張という気がする。

あといざとなれば奨学金もある。まああれは低利の借金からご利用は計画的にだけど、本当に大学勉強したいやつなら多いに利用すればいいだろう。

俺がいいたいのは、育児支援教育支援、雇用対策を今よりもっと充実させないと少子化は防げない。

少子化が今の水準で下げ止まると日本は破滅するよということ。

この大前提認識を共有できてるだろうか?

できてないなら、そこにたいして反論してくるのは構わない。ぜひ「少子化でも別にいいじゃん」理論を聞かせて欲しい。

少子化対策待ったなし」を共有でkてないのに、その他の部分を議論するのは不毛だと俺は思うので、レスつけるのは勘弁してくれ。

出生率解釈について。あるいは少子化対策雑考。

例の「いうほど国は何もしてないのか?〜エイベックス松浦氏ポエムに寄せて〜 」のエントリhttp://anond.hatelabo.jp/20130804050326 )の元増田です。

あれの「出生率2005年の1.26から2011年の1.41まで上昇してきた」にたいしてのブコメid:sea_side氏よりこんなブクマがつけられてたのだが・・・

「まだ不十分ながら少子化対策が形になって現れてきたとも考えられる。」これは違う。若い時に産まなかった人の一部が今産んでるだけで、若い人が産まない状況は変わってないのでこのままなら回復は早晩止まる。





これは俺の書き方も悪かったんだけどいわゆる「出生率」の話じゃないかな。俺の書いたのは「合計特殊出生率」の話だ。

1.26や1.41という数字も出していたし、日本では一般に出生率合計特殊出生率として語られることも多いので、誤解を与えた(かもしれない)表記については勘弁して欲しい。


ちなみにブコメが言いたいのは、人口の分厚いアラフォー団塊ジュニア女性が駆け込み出産してるから出生率が上昇しただけ、彼女らはじきに産まなく/産めなくなるし、その後の世代は人数減ってくので、出生率上がってるのも今のうちだけだよということだよね。出生率だとその通りの解釈でいいのだが、合計特殊出生率場合は、「各年齢の平均出産数」を足し算するので、人口構成の偏りの影響をうけない。


アラフォー世代がいっぱい産んだからすごく数値が上がりましたとか、逆に20代前半女子がいっぱい産んだんだけど人数少ないから大して数値上がりませんでしたー・・・みたいな話にはならないということな。もしブコメの指摘のとおり今後伸びがとまったとしても、人口構成が理由ではなく、別の理由ということになる。


ブコメに対するフォローとしては以上です。以下はすべて余談。コンビニ店長じゃないがすげー長くなったのでよろしく。


上に書いた「合計特殊出生率の増減は人口構成が理由ではなく別の理由による」・・・これは裏を返せば、合計特殊出生率2005年から2011年まで0.15上昇しました、というのも十分に数字どおりの意味があるということだ。

もちろん俺もこれが政治行政のおかげだ!すごい!と短絡するつもりはなくて、他の影響、たとえば出産関連の商品・サービス提供している企業マーケティングの一環として、団塊ジュニア世代に向けてメッセージ(まあ広告のことだ)をたくさん発して、商品・サービスのものも力を入れて開発しましたとか、金利の低い経済状況も手伝ってこの世代向けに手頃で子育てやすそうなマンションが大量供給されたとか、広義での「人口構成の偏りの影響」はあると考えている。

彼らにしてみれば団塊ジュニア出産育児需要を、彼らが出産適齢期を迎える15年ほど前から今か今かと楽しみに期待していたのがいっこうに産んでくれなくてアテが外れてしまい「もうここ5,6年が最後の勝負やで!頼むでもう!」とばかりに必死にやっただろうからね。

第2次ベビーブームときだって合計特殊出生率理屈で言えば上昇しないはずなのに、実際には一時2を割ったこともあった合計特殊出生率が(ひのえうまじゃないよ)、2.15近辺で数年間推移したことがあった。

企業マーケティング以外でも、たとえば、お隣さんもお向いさんも赤ちゃん産まれるのを間近で接して「じゃあうちもそろそろ」なんてベビーブーマー以外の世代までその気になっちゃうなんてのは十分考えられることだ。子ども産むか産まないかっていうのは、政策だけでなくこのような「社会雰囲気」の影響も強く受けるんじゃないかと思う。


社会ふいんき()の次は金の話だ。もう書いてる内容がめちゃくちゃだな。


正直俺も楽観視できないとは思う。なぜなら若者仕事がなく結婚できない出産できないからだ。

要するに金の問題だ(ほかにも人生価値観多様化ということももちろんあるが、そういうのはもう仕方ないのでここでは置く)。


金がないことに対するひとつの解としては、最近話題のベーシックインカムだ。ただこれには数十年単位での時間がかかる。

俺がその手前の段階で期待してるのは、仕事の細分化によるワークシェアだ。

いまひとりの人間に500万払ってやらせてる仕事を300万ずつ2人にやらせる。

雇用規制を緩めるのとセットだが、暇な時はひとり解雇できるようにすれば企業にもメリットがある。

400万の仕事を250万ずつ2人にやらせる。300万なら180万ずつ2人にやらせる。あるいは500万の仕事を200万ずつ3人でもいいし、150万ずつ4人でもいい。

これを社会全体でできるようにすれば、解雇されたやつも他の企業にすぐ移れる。

解雇普通になれば、世間体も問題ない。

企業はムダの少ないフレキシブルな人員計画が可能になる。

いわゆる雇用の流動化というやつだ。

アルバイトとは異なり、年金健康保険などは従来どおり加入させる。もちろん年収が少なければ年金の支払いも少なく老後もらえる額も減る。

からどのみちこれだけではダメだ。ダメだが今できる少しでもプラスになる雇用対策、少子化対策としてのワークシェアだ。

そうやって年収200万の若者結婚し(あるいは同棲事実婚で)400万の世帯収入を無理なく見込める環境をつくってやる。200万の収入は心もとないが、世帯収入400万ならなんとかなる。

そうやって将来不安雇用不安出産不安を少しでも軽減してやる。


余談に余談を重ねるが、俺は主にネット進化IT化によって、基本的には仕事の総量は減っていくと思っている。

海外に流れてくのもあるだろうし、それがなくても今まで10の人手が必要だった仕事が5とか3とかゼロでできるようになってきている。

ゼロサムではなくマイナスサムだ。それをなんとかゼロサムキープするために「細かく切って皆で分ける」というワークシェア必要だと思っている。

それでもおそらくは数十年単位での一時しのぎだ。

それで時間稼ぎしておいて、ベーシックインカムなどより抜本的な対策を考える。そういう話だ。



次は金の話とも密接な関連のある出産育児支援の話。


出産子育て支援もっと大事だ。

今、大卒まで全部義務教育でも子どもひとり800万と言われてる。塾とか習い事込みの金額だ。

これを大卒までの22年でわると年間36万になって1ヵ月3万だ。民主党が月2.6万だっけ?子ども手当やりますって言ってたけど、かなりいい線いってると個人的には思ってた。ま、民主党はそれ以外の問題がありすぎたんだけどね。

ともあれ2.6万は結局半額1.3万になって、いまでは月5千円?元に戻っちゃった。乳児で1万だっけ?

あの2.6万をパチンコに使わず必要ないとき(公立の小中学校なら月2.6万もいらん)はちゃんと貯蓄するようにしておけば、そして22歳まで支給すれば、子育て不安は相当なレベルで軽減される。


パチンコ不安なら2.6万支給じゃなくて高校大学も学費をどーんと下げる。高校授業料無償化になったけど、ケチケチせず修学旅行無償でいいじゃないかと思う。

元増田国会予算の話でいうなら此度の高校授業料無償化で、一般会計から4000億円支出されたんだそうだ。文教科学振興費5.3兆円のうち、0.4兆円な。


もっと大事なのは保育園幼稚園でここは非常に金がかかる上に、親も若年で経済力がない。ここも無償化だ。

このサイトhttp://educationalcost.com/list.php)によると公立保育園で120万。1歳から6歳まで年間24万。対象が500万人(乳幼児1世代100万人の計算)として約1.2兆円。

文教科学振興費がプラス1.2兆円は相当な負担だが、幼保一元化などサービス効率化によりなんとか捻出する。

そして待機児童ゼロに。駅近、駅中にも設置。ここはさらお金時間かかるだろうけどね。

さらには出産から義務教育終了までの医療費無料化。これは一部自治体で近いレベルまで実現されているが拡大する。

乳幼児期の出産子育て支援については、もうこれをやらずに他に何をやるのかというくらい大切な、少子化対策の1丁目1番地だ。

育児手帳出産手帳だっけ?話題になってた。あれやめてこっちをやって欲しいくらいだ。


とにかく大事なことは、出産育児なんとかなりますよ。というメッセージとそれを裏付ける具体的支援だ。

乳幼児期の費用医療費さえなんとかなれば、もう公立義務教育終了まではなんとかなる。

高校授業料無償化されている。

そして公立大学の学費も上のサイトによると、215万だが同じく2万円補助してみると4年間で96万円。ほぼ半分の負担になる。

(国の負担は50万人×4学年=200万人×24万=年0.48兆円の支出となる)


こんなもろもろで就学前120万、大学100万、それから上の800万には高校無償化の影響が入ってないようなので高校3年間で50万減として、合計270万親の負担が減るなら合計530万。年間24万の月2万となって33%減。とくに就学前負担が減ることによる心理的効果は大きいのではないかと思う。800万には塾や習い事も入ってるので「必要不可欠」な金額としてはもっと減る。


国庫負担はここに数字あげただけでも2兆円を超える。試算してない待機児童ゼロを目指すための保育園認定こども園)の充実と医療費をあわせるとさらに増える(このへんは別途どこかで試算が出てるだろう)。

自分国家予算とにらめっこしてモノゴト発言しましょうねと言っときながらなんだが、厳しい数字なのは間違いない。

ただ、それでも年金問題ヤベーよという話に比べると、はるかに見通しが立てやすいし、金額的にも現実味のあるレベルではないか

なにやり少子化改善することは将来の日本経済のためだ。


急激な少子化日本経済破壊する。合計特殊出生率1.2なんて論外だ。この資料(http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/newest04/point.pdf)によると、合計特殊出生率1.35で37年後の2060年、日本人口は8600万人になるらしい。33%減だ。

同じ8000万でも若者老年バランスがとれてる8000万なら問題ない。でも合計特殊出生率が1.35ということは頭でっかち人口ピラミッドでの8000万だ。じきに将来5000万を割るとわかっている中での8000万だ。その社会はどんな社会だろうか?そんな市場世界グローバルカンパニービジネスしたいと思ってくれるだろうか?

荒廃しきったマンション団地住宅地商店街オフィス街だらけの国に、世界中から観光に、留学に来たいと思えるだろうか?

全国津々浦々「リアルデトロイト」みたいな国だよ、37年後の日本は。あれデトロイトリアルか。

あいいやとにかく「日本全国総デトロイト化計画」待ったなしだよ。

デトロイトは全盛期185万人の人口が今半分以下の70万だって日本人口6000万でデトロイトになれる!そうなりたいのかという話。


今ならまだ間に合う。合計特殊出生率1.41を1.5にすればメディアちょっと騒いで社会に前向きな雰囲気生まれる。日本いけるやん!」という気分になれば経済にも好影響が間違いなく出てくる。

そうして1.8まで回復すれば、ひとまず「急激で破壊的な」人口減は防ぐことができ、ひといきつける。あるいは人口1.2億から減るとしたって、緩やかに9000万くらいまで減少したとしても、もろもろ破綻しない仕組み、構造に変えていく時間を稼げる。人口9000万への軟着陸というイメージだ(9000万は適当数字だよ)。

そこからまた腰をすえて「2」を目指し、また抜本的な社会保障制度の構築を目指して、国民みんなが前向きに考える。

そんな社会になればいいなと思ってます

最後におまけでウィキペディアの出生数と合計特殊出生率の推移グラフを載せときます

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/77/日本_出生数と合計特殊出生率の推移.jpg

2013-08-04

いうほど国は何もしてないのか?〜エイベックス松浦氏ポエムに寄せて〜

https://www.facebook.com/maxmatsuura5/posts/280056632132977

はてブで話題になっていたエイベックス松浦氏Facebook投稿

投稿本文そのものちょっと呆れはしたものの、まあ誰しも税金払いたくないからね、という一般的感想しかなかったのだが、コメント欄で本人が、

税金を払いたくないわけじゃない。ちゃんとしてくれと、言ってるだけさ。

国民のためにちゃんとしてくれるならば喜んでもっとたくさん払う!


みたいなことを書いていて、残念な気持ちになった。


ちゃんとしてるなら税金喜んで払う?え?そうなの?

本文ではそんなこと一言も言ってなかったのに?


そもそも国がどのくらいちゃんとしてないか分かって書いてるんだろうか。

ニュースワイドショー政治家がーー官僚がーーと言われているその印象だけで喋ってるような軽薄さ。


「国がエンタメになにしてくれたか」って言ってるけどなんの話?

CDが、浜崎が売れなくなったのは国のせいなの?で、補助金しかったの?

補助金がないとやってけないならその程度の仕事しかしてこなかったってことじゃないの?

まあ「税金払いたくねー」というだけなら十人並みの愚痴としてまだわかる(それに金魚のフンみたいのがいっぱい「いいね!」してるのは意味わからんが)。

それで終わりにしておけば「そうだね」で済むのに、有名人文化人として格好いいこと言っておかなきゃみたいな色気が出てしまったのか。


はたして今の「増税不可避」は国がしっかりしなかったから招いた事態なのか?

ここからちょっと真面目モードで。何はともあれ国の仕事っぷりというのは「予算」で読み解くのが基本なので、それを見てみることにする。

いや、読み解くというほど大層な話はしない。ほんのさわりだけだ。


さて次の表は平成25年度一般会計予算、歳出の部。

92兆円の歳出に対して、ここには書いてないが税収は43兆円。

不足分49兆円のうち43兆円は借金国債発行)でまかなうことになっている。

元本返済(下表の債務償還費)12兆円の4倍弱の額をまた借金しようということだ。


------------------------------------------------------------------------

国債費          22兆円(24%)

        利払費等 10兆円(11%)

       債務償還費 12兆円(13%)

地方交付税交付金     16兆円(18%)

一般歳出         54兆円

        (内訳)※1兆円を超えるもの

       社会保障費 29兆円(31%)

       公共事業費  5兆円(6%)5.2兆

     文教科学振興費  5兆円(6%)5.3兆

       防衛関係費  5兆円(5%)4.7兆

         その他  8兆円

   食料安定供給関係費  1兆円

    エネルギー対策費  1兆円

──────────────────

計            92兆円

------------------------------------------------------------------------


このひどい予算は、多少の増減はあれど、ここ数年ずっとこんな感じ・・・いや、ただふたつ、国債費と社会保障費は増え続けている。

で、肝心な92兆円の内訳だが、22兆円が国債費、これはつまり借金返済だ。

16兆円が地方交付税交付金地方自治体へあげるお金自治体県民税と市区町村民税を徴収してるのになぜそれと別にからもあげるのかといえば、自治体によって税収に差がありすぎて赤字自治体もいっぱいあったり大変なので、再分配しますねーということだ。

次に社会保障費で29兆円、言うまでもなく年金給付医療健康保険等)、その他(生活保護等)に関する支出年金医療も、国民年金健康保険料として払っているのに、なぜ一般会計から支出するのかといえば、年金健康保険だけの財源では足りないから。

さて、ここまで合計で67兆円。92兆円のうち73%もの額が、基本的にはすべて「お金がないから」やむを得ず発生する支出となる。

そして国債費も要するに社会保障費を賄うために膨らんだものという経緯を考えると、少子高齢化という日本社会構造の変化が日本財政を直撃し、増税やむなしの流れになっていることがわかる。

地方交付税交付金にしても、地方財政逼迫の主な原因は他ならぬ少子高齢化だ。


要するにそういうことなのだ別に政治家役人がさぼっていたわけではない。

医療の発達で高齢化少子化必然であり、経済発展少子化を促進するのも日本特有のことではない。

ちなみに出生率2005年の1.26から2011年1.41まで緩やかな回復傾向にあるのは、まだ不十分ながら少子化対策が形になって現れてきたとも考えられる。

もっと前の段階から少子高齢化政治行政でなんとかできたじゃないかという議論もあろうが、バブル景気で我が世の春を謳歌してきた国民責任がないと言えるのか。

バブル崩壊後も、たとえばIT分野で芽生えた新しい産業の息吹を官民よってたかって叩き潰したのはなんだったのか。

貧困層富裕層も「増税には常に反対」するという、こんな国民ばかりで、まともな政治、まともな政策の実行が可能なのか。

貧困層は「消費税は逆進性があるので反対」、富裕層は「所得税モチベ下がるので反対」「相続税モチ(ry」、企業も当然「法人税増税反対」。

あのー消費税所得税法人税でだいたい税収の8割弱占めてるんですけど、じゃあどこ増税したらいいんでしょうかね?

たばこ?酒?ふたつ合わせても2兆円そこそこでいくら増税してもたかが知れてるんですけどね。


増税がだめならムダ削減ですね。もっともっと仕訳やりましょう。

・・・で1兆円くらい削減できたとしてなんか変わるんでしょうかね?

特定の政治家はそれですごーく名前売れて喜んだと思いますけど。

実際は数千億の削減だった?国家予算全体からみたら焼け石に水だよね。


脱線したが件の投稿の話。

政治行政が「真に国民のため」に動くならば、やはり増税は避けられず、問題は「いつ増税」「なにを増税」「どのくらい増税」であってその議論は多いにやればよいと思う(あとはもちろん少子化対策ね)。

だがこの松浦某のように「国がちゃんとやれば喜んで払うよ」などと知ったふうなポーズをとりつつ本音は「払いたくねー」というのが企業経営者とは呆れるばかりだ。

企業経営してるなら、というか選挙権のある大人なら日本財政の現状やそこに至った経緯は、上に書いたようなざっくりレベルでまずは構わないから頭にいれておくべきだと思う。

日本人として常識だと俺は思っていたこのレベルの前提知識が氏にもあれば、あんな投稿恥ずかしくてできないはずだ。


毎年10兆円借金返済してるそばからあらたに4、50兆円の新しい借金をしていて、その主な原因は少子高齢化だという、そこを議論のスタート地点にしないといけないはずなのに、のんにのんきなポエム書いててまったく幸せな人だと思う。ただもっとエイベックス社員幸せも考えてあげてください。

松浦氏はあの投稿に「いいね!」してくれる取り巻きの外に、もっと大切にすべき人たちから軽蔑視線が(おそらく大量に)あるであろうことを知るべきだ。

2013-07-14

馬鹿時代

俺みたいに無闇に頭を鍛えてしまうと、自己実現がどうとか、生きる意味がどうとか中2っぽいことを考えてしまって、子供を作る気がなくなってくることがある。周りにもそういう奴いっぱいいる。

イギリスかどっかでは、知識階級出生率が低いため、国民の平均IQ有意に低下しているらしい。

これから馬鹿時代なのかもしれない。無駄に頭回る奴らが減っていき、馬鹿であまりモノを考えない奴らが世界を支配し始める。

そうは言っても、馬鹿達の中では頭回る奴が有利であることに変わりはないから、馬鹿の中からたまに産まれる頭良い奴がまた徐々に勢力を回復するだろう。

しかしそうして頭良い奴らの勢力が一定ラインを超えると、現代と同じことが起こってまた馬鹿の勢力が台頭するだろう。

そうして、互いに逆位相関係にある馬鹿と頭良い奴らが入れ替わりながら歴史を作っていくのかもしれない。

2013-07-06

http://anond.hatelabo.jp/20130706154722

これは違うよ。「無限大に発散する可能性はゼロだ」と断言できるかどうかカギであって、

あの、出生率の値が不明であるために「無限大に発散する可能性はゼロだ」と断言できないことを期待値に組み込むのは、

「箱の中に宝物が入っているかいないかの2通りだから入っている確率は1/2」論法なんですが

http://anond.hatelabo.jp/20130706154722

無限大に発散する」可能性が残った場合には、期待値レンジ無限大が含まれてしまった場合期待値無限大に置かざるを得ないでしょ?

出生率になんらかの仮定をしないと、「無限大に発散する可能性がある」かどうかもわかりません。

子供再生産は無限再帰なので、発散するなら全ての枝が発散し、収束するなら全ての枝が収束します。

http://anond.hatelabo.jp/20130706151510

「発散するか収束するか不明」の独立した枝が無限個あった場合の、期待値の総和が無限大でなければ

まず、開始ノード期待値への寄与は、そのノード期待値×そのノードの出現確率です。

いくら枝が無限個あろうが、ノードの出現確率ゼロ収束していくなら、開始ノード期待値無限大に発散しないことはいくらでもありえます

ちなみに、この「子供再生産」は無限再帰なので、子ノードが発散すれば親ノードも必ず発散します。

 

冷静に考えてください。

出生率人口置換水準を大きく下回る状況がいつまでも続けば、人口は有限時間でほぼ0になるということを考えれば、

出生率の値やその動きに何らかの仮定をしないと、「無限大に発散する」と断言できないことは容易に理解できると思いますが。

http://anond.hatelabo.jp/20130706145341

構いませんよ。その数値が社会が要求する数値であるならば、その数値に基づいて計算して、社会が否定できるわけがないので。

社会という枠組みの上で争うならこれで十分です。

出生率が1.4あたりをうろうろしている今の日本では、共同体の維持拡大は既に絶対正義ではありません。

人口の減少を念頭おいて政策を考えることも多いです。理想ばかり追いかけていては、崩壊が早まるだけですから

 

実際に不定なものをそのままにしておいても

いやだから、それだと「発散するか収束するか不明」であって「無限大に発散する」とは言えないんですよ。

不定と言っても、むしろ下がっていくかもしれないわけですから

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