はてなキーワード: ディスカバリーチャンネルとは
恐竜が大好きな娘を持つ専業主婦の日常ツイートだったが、呟きを遡っていて2つのことに驚いた。
1つは、その娘の好奇心の強さだ。
小学校低学年にも関わらず、誰も知らないような細かい知識を詰め込み、大人でも挫折するような分厚い本を読み、自分なりの考察まで立てている。
私も小さい頃は恐竜が好きだったが、ポプラ社の恐竜図鑑を2、3度読んで飽きてしまう程度だった。そもそも生涯でそこまで強い好奇心を抱いたことがなかった。
母親は毎日恐竜話に付き合い、恐竜の本ならなんでも買い与え、恐竜グッズを作ってあげたり、ディスカバリーチャンネルなどを一緒に見てあげたりする。父親は週末になると博物館に連れて行ったり、恐竜の専門家と連絡を取って直接話をさせてあげたり、発掘体験などに参加したりする。娘の祖父母は孫のために恐竜のぬいぐるみや化石をプレゼントする。
そうした呟きを見る度に「娘のためにここまでやるのか」と驚愕した。私は自分が恵まれた環境で育ったと自負しているが、周りからこうした施しを受けたことはほとんどなかった。せいぜい図書館に連れて行ってもらったぐらいだ。これこそがいわゆる「文化資本が高い」ということなのだなと認識した。
私が体験したこの2点の驚きから、タイトルの主張を導き出せると考える。
その理由は、この娘の非常に強い好奇心が、間違いなく文化資本の高さに起因しているからだ。この家族は娘の「恐竜をもっと知りたい、もっと触れたい」という気持ちに100パーセント応えてくれる。自分の好奇心を妨げるものが何もないから、深く深くまで研究できる。そしてここで学んだ、勉強の仕方、知的好奇心の満たし方、(多様な体験をしたことによる)チャレンジする大切さなどは、後の人生においてかけがえのない財産となるだろう。
また、もう1つの理由は、この高い文化資本を提供することができるのは、極めて恵まれた一握りの人間だけだからだ。今の時代に専業主婦でいるためには夫が相当稼いでいる必要があるし、その夫がその稼ぎを維持しつつ家族サービスまでするには、とんでもないホワイト企業に入るしかないだろう。さらに祖父母が健在で何かあれば助けてもらえる体制を作っておくことも必要だ。また、家族が好奇心に対して深い理解を示していることも不可欠な点だろう。
以上の理由から、恵まれた人間の子はスタートラインから我々よりはるか先に位置しており、親のように恵まれ続ける運命にあるといえる。
社会人になってからめっきり字を書く機会が減ってしまったから忘れていたんだけど、子供の頃私は糸偏が綺麗に書けなかった。
仕事上なにかを書くときはアルファベットなことが多くて、丁寧に字を書くことなんて滅多にないから忘れていた。さっき珍しく部署内の人への書き置きを書いていて思い出した。
小学生の頃、フランスの日本人学校に通っていた時期があった。駐在年数の長い子が多い学年で、みんな少し日本語がおかしかった。いろんな地域の方言や、英語、仏語、独語の単語が滅茶苦茶に混ざったニホンゴで会話していた。珍しく出入り(転入や帰国)の少ない学年だったこともあって、とにかく言語への頓着が薄かったんだと思う。
「書き」に関しても同じで、綺麗に文字を書こうという意識が、少なくとも私にはあまりなかった。高学年になれば「日本にいた頃習字教室に通っていました」というような子がひとりふたりいたんだろうけど、残念ながら低学年のクラスには母国でスキルを蓄積している子はいなかった。両親がこどもちゃれんじと青い鳥文庫を根気強く与えてくれなかったらどうなっていたんだろうと思うとゾッとする…高かっただろうにありがとう。まだ英語の和訳みたいな文章書いちゃうけど、なんとかなってるよ。
小2の春だったかな、そんな学年に日本から転校生がやってきた。訛りのない標準語を話す、おっとりした女の子だった。口数の少ないおとなしい子だったけど、私たちにとって彼女は台風みたいな革命児だった。
彼女は私たちに「日本」をたくさん持ち込んでくれた。まず、たまごっち。誰かの誕生日パーティーの席で耳慣れない電子音にざわつく私たちの前で、彼女は恥ずかしそうに「ごめん、私のたまごっち…」とポシェットから小さなおもちゃを取り出した。衝撃だった。彼女がそれを操作するのを、みんなで息を潜めて凝視した。平城京でスマホをいじったらあんな感じの視線を浴びると思う。彼女もまさか同い年の子供がたまごっちを知らないとは思いもしなかったみたいで、徐々に衝撃から解放された同級生たちから質問攻めにされて目を丸くしていた。その日から彼女のたまごっちは学年中(2クラス35人くらいだったかな)の関心の的で、毎朝進化したか、おやじっちは来たか、何か変わったことはなかったかと聞かれていた。私は彼女と同じ通学バスだったので、朝家まで迎えに行くついでに、玄関で見せてもらっていた。いま思うとまじでうざいな。
次に衝撃的だったのが、あたしンち。海外で生活する子供にとって、日本の漫画はとてつもなく貴重だった。小説は日本語の発達を懸念した親に買ってもらえるけど、漫画はなかなか入手できなかった。誕生日や、一時帰国中に買ってもらった子はヒーローだった。数少ない母国の娯楽なので、家にある漫画は片っ端から共有した。ガッシュ、コロッケ、NANA、GALS!、犬夜叉、コナン、ボーボボ、神風怪盗ジャンヌ、ケシカスくん、フルバ、ナルト、もうとにかくなんでも読んだ。
でも所詮小学生、不条理ギャグ漫画とマセた少女漫画とファンタジーバトル漫画しかなかった私たちのラインナップに、彼女のお母様が好きだという「あたしンち」が加わった。
ただの日常漫画だけど、それが私たちには衝撃だった。なんせ、知らないのだ、日常を。スーパーのタイムセールも、放課後の買い食いも、制服も給食も、私たちにとっては未知の世界の常識だった。おしゃれな少女漫画じゃ描写されない日常ネタは最高のエンターテイメントだった。ディスカバリーチャンネルでも見てるみたいだった。
レモン石鹸、ミックスベジタブル、二枚組のトイレットペーパーなんて概念は完全にあたしンちから学んだ。お子さんを連れて海外赴任されるご予定のある親御さんは、日常系漫画やアニメにすぐアクセスできる環境を整えておくといいと思う。本当にどんな教科書よりためになった。
最後、本筋からだいぶ逸れちゃったけどこれが一番書きたかったことで、彼女は硬筆の書写がとても上手だった。小学校入学前から教室に通っていたらしい。
先述の通り「綺麗な文字」という概念がすっぽ抜けてた子供だったので、彼女の漢字練習帳はあまりにも衝撃だった。で、「組」だったか「紙」だったか忘れたけど、びっしり並んだ完璧な糸偏を見たときに彼女への憧れがMAXになった。大人みたいな字を、同い年の子が書けるんだ!すごい!かっこいい!私も書きたい!それと同時に、もしかして日本を離れている私は母国の子供に比べて知識や技能に遅れを取っているんじゃないかと不安にもなった。その日家に帰って最初に両親にその目標を伝えて、大喜びの2人に日本スーパーで小さな漢字ドリルを買ってもらった。糸偏だけじゃなく、苦手だった「女」も「海」も「方」も「子」もたくさん練習した。
日本語を書くことに抵抗がなくなったのはあれがきっかけだったと思う。周りの同級生も彼女の綺麗な書き文字やオーソドックスな標準語に感化されて、国語学習に意欲的になった。本当に、彼女は私たちに大きな革命を起こしてくれたんだ。
他にもナルミヤの子供服とかプロフィールシートとか、転校生ちゃんが私たちに教えてくれたものはたくさんあったんだけど、どれもあの日本人学校っていう特殊なコミュニティにいた私たちには衝撃だった。これが生まれたのが全部自分の母国なんだって思うとゾクゾクした。いつか帰るのが堪らなく楽しみになった。そんな8歳の思い出である。
………なんてことを、久しぶりにペンで丁寧に文字を書きながら走馬灯のように思い出していた。細田さん、締切日変更の連絡がありました。お席にお戻り次第メールボックスをご確認ください。
たくさんの反応をいただいて驚きました。訥々と昔語りをしてしまって今更ながら恥ずかしいです。目を留めてくださってありがとうございました。
以下、だらだらと長い蛇足になります。まとめるのが下手でごめんなさい。
・日本人学校について
紛らわしい書き方をしてしまってすみません。ひと学年ふたクラス、合計して35人弱でした。正確な人数は覚えていません…というか、何ヶ月かに一度は転校生の出入りがあるので常に変動的でした。日本人学校の規模としては大きい方なのではないかと思います。
これは余談なのですが、フランスの日本人学校はかなり郊外にありまして、在籍する小学1年生から中学3年生までのほぼ全員がスクールバスで通学していました。大型バスで、人数の多い地域は複数台。あんなに大きな国なのに日本人学校は一校しかなくて、かなり遠くから通っている子もいました。渋滞で遅れて3限目にやっと到着、なんてのはしょっちゅうだったように記憶しています。
これは後に両親から聞かされた話なのですが、「自分の国の学校があるんだからうちに来なくてもいいでしょう」と日本人の編入を拒否する現地校が多かったようです。生徒数が多かった理由のひとつかもしれません。
・漫画について
漫画は片道1時間以上の通学バスの中で読みました。先述の通り乗車している児童生徒の年齢幅が広いので、有象無象のジャンルが飛び交います。…飛び交うというのは言葉通りで、読了後は座席に膝立ちをして、「愛してるぜベイベ2巻読みたい人!」と叫ぶとどこかの座席から返事とともに頭がひょっこり出てきて、その子目掛けて投げる、という方法で漫画の貸し借りをしていたんです。自分のものですらない漫画を。今思うと血の気が引きます。子供とはいえ酷い扱い方…猛省です。何十人規模での読み回しに耐えた漫画は手元に戻ってくるときにはボロボロでした。高学年の男の子たちはアドバンスでパワプロやってたなあ。
私が渡仏していたのは2001年頃から2005年頃までなので、その間もしくは以前の漫画は幅広く読みました。素敵な体験でした。
・現地での生活について
日本人学校に通っていると、現地の子供と接する機会はほぼありません。現地の習い事等に通っていれば別かもしれませんが…。地元のサッカーチームや水泳クラブに入っている子もいたような気がします。フランス語の授業もありましたが、あくまで第二外国語的扱いで、あまり熱心な内容ではありませんでした。
まさしく、私のヒーロー(ヒロイン)です。近所だったこともあってとても仲良くしてもらいました。私が先にフランスを離れてしまい、年賀状のやり取り程度はしていましたが、いつの間にか疎遠になってしまいました。当時の友人たちとはSNSで繋がって十数年ぶりに再会して飲みに行ったりすることもありますが、残念ながら彼女の話は聞いたことがありません。元気にしているといいな。
・不肖、私自身のことについて
渡仏前後に別の国で生活をしましたが、それぞれ現地校へ通う機会に恵まれたので日本人学校で過ごしたのはフランスだけでした。あの日々がなければミックスベジタブルどころか起立、気をつけ、礼すら慣れない状態で帰国していたことになります。本当にありがたいことです。親からもこどもちゃれんじからも漫画からも学ぶことのできない日本独自の学校文化、たくさんありますよ…前へならえとか体操隊形に開けとか…。逆上がりや二重跳び、跳び箱なんかは日本人学校の体育でできるようになっておいて心底よかったと思います。
それなりの年齢で帰国して普通に大学まで卒業させてもらい、今はメーカーで海外営業をしています。いろんな国に住んだし、仕事で海外へ渡る機会も多いですが、私には日本が一番合っていると感じています。
・細田さんの締め切りについて
ディスカバリーチャンネルで観られる事くらいは知っていて欲しいなあ
いちいちやり方で衝突したりするのがよくない
ディスカバリーチャンネルで初対面の裸の男女で無人島サバイバルする番組あるけど
主導権争いする回は見てて苦しい
そういうもんだ
日本とは大違いだ
2016年の漢字は「反」かなって思った話
この世界の片隅にを見た
たいへんいい映画だと感じたが、正直アニメに関する知識がないのでその点ではなにも言えるものではないのだが
ここまで趣味のようなものが全開な戦争ものを、とくに邦画で見たことがなかったので、正直にいうと興奮してしまった。
どこかのブログでも書かれていたが、押しつけがましくないのである。
はっきり言って邦画で戦争を扱うとすぐ「戦争はよくない」とかいう人物が出てくる(女子供に言わせればなお良し)
辛気臭くてしょうもなくて、いっちゃなんだが北朝鮮のプロパガンダレベルな定型句だ(そもそもそういうのをセリフで言わす?って話だったりするけど)
思ったのはこれはいつだったかの老人ホームの話に似ているなと思った
老人ホームで老人がやらされているのは、手をつないで童謡をうたったり、お手玉をしたりと、まるで幼稚園のようなことをするんだと。
似てるんだよね。こうすればいいんでしょ。はいはい。っていう公式に当てはめた作業のような仕事っぷりが邦画の戦争映画と
だれのためなのさそれ。入居している老人のためじゃないんだよね。老人ホーム側の都合なんだよね。
どっかの老人ホームではそういうの改善して、麻雀とか取り入れて大人気らしいんだけど、やっぱそういうことだよなっておもった
NHKなんかほんとファッション反省みたいなくっだらない戦争ドキュメンタリー作っててしょうもないんだよね
ヒストリーチャンネルだったか、ディスカバリーチャンネルだったかで
銃の世界とかでずっと第二次大戦の銃について流す番組やってて、こういうことだよなって思った
べつに銃について知りたいわけじゃないんだけど、たまたまその時銃についてだったんだけど
だけど、こういうのNHKでやったらどうなるよ。そらもうすごいことになるだろうねw
NHKって障がい者の番組やったりして攻めてるってことになってるみたいだけど、戦争にかんしては全然だよね。北朝鮮レベル
好戦的か反戦的かのちがいなだけ。反戦的だったら知的だとか思ってそうなところがまさに北朝鮮な感じ
歌番組だったら紅白歌合戦みたいなね。あれまさに老人ホームメソッドだよねw
おててつないでみたいな、若者代表のアイドルが介護するように、老人演歌歌手となんかするお遊戯的番組
当たりさわりのない番組、あの感じまじで北朝鮮感あるよね、みんな不自然な笑顔だし
そんなことがアメリカでトランプが登場したときに日本でどう語られたかといえば、ポリティカルコレクトネスだよ
なるほどっておもったね
こうすればいいという公式がポリティカルコレクトネスなのよね
日本の戦争映画も老人ホームも紅白も、みんなが納得するよしなにな最適解なわけで、そういった公式に対する反発がいくつも起こっているわけで
たまたまアメリカで起こったから関心高く語られてるけど、こんなことはいくつもあるよなって思う
この世界の片隅には、べつにトランプと一緒にするのは失礼な話だけど、でもようやく出てきたって感じだよね
そうだいいぞ!やってやれ!戦争映画はこうすればいいとか思ってるやつらにみせてやれ!みたいな感じはあったね
この世界の片隅にをほめるやつは、ほかの映画腐すからウザいとかいう書き込みをみたからこの辺にしとくよ
でもね、そのくらいこの界隈のこうすればいいんでしょ、はい私いい子でしょ?みたいな糞な感じあったから
ようやく出てきたな~って思ったね
ブコメにて指摘
ごめん!
ディスカバリーチャンネルの番組に「世界の名軍艦TOP10」というのがある。
これは専門家の意見やファン投票を踏まえ、脅威度・兵装能力・防御力・就役期間・革新性などの項目で歴代の軍艦を独自に数値化し、ランク付けしたという内容。
ランキングは以下のとおり。
すぐ気づいたと思うが、このランキング、日本の軍艦は1隻もランクインしていないのである。
確かに、この指標で大和や武蔵がランクインしないのはまあ仕方ない(脅威度ゼロだし就役期間も非常に短いし)。
侵略意志はない、ってことね。
それもどうだろ。'96年に李登輝が当選するかもってタイミングで台湾海峡でミサイル演習とかしてるし、独立宣言した台湾への武力行使を合法化した反分裂国家法もほんの5年前に成立させてるし。建造中の空母も、台湾を迂回しないと太平洋に出られない現状だし。
あと、1年か2年前、延々と夜間の沿岸上陸とか屋内戦とか要人捕縛(暗殺)の訓練やってる中国特殊部隊の特集をヒストリーチャンネルかディスカバリーチャンネルで見た事がある(撮影時期はもっと昔だろうけど)。訓練している建物が台湾の総統府にクリソツという(笑)。そのための特殊艇とかも開発してるらしいし。
さっきディスカバリーチャンネルでスノーボールアースの番組見た。
六億五千万年前から二千万年続いたスノーボールアースを生き抜いたバクテリアがいて、そいつらが現在の生命の祖先らしいんだけど、そいつらの一部は未だに氷河の奥深くの洞窟の壁にへばりついて生きてるのな。氷河の外にはそいつらよりはるかに進化した生物がいろんな環境に適応してもっと楽に生きているのに、そいつらは六億五千万年前から変わらず氷河の壁にへばりついて過酷な環境を生き続けている。はじめこいつら馬鹿だなって思ったけど、そうじゃなかった。もしもう一回地球がスノーボールアースになったら、少しでも進化したやつらは適応できずにほぼ全滅してしまうから、あいつらには生命存続の最後の砦としての役割があるわけで、全く進歩せず成長しないやつにも意味があるんだなとか考えてたら、なんだか胸が熱くなった。生命ってすごいな。
ふとテレビを見ると、ミツバチとオオスズメバチの闘いを描いた自然ドキュメンタリーが映っていた。餌を求めて巣に侵入するオオスズメバチと、集団で相手に取り付いてもろとも熱死させようとするミツバチ。俺が最初に見たのはディスカバリーチャンネルかなんかだったと思うのだけど、そのあと地上波の番組や科学の入門書なんかでもよく見かけるようになった。よくある「自然界の驚異」みたいな文脈でエンターテインメントとしても科学への入り口としても取り上げられているっぽい。
俺最初にこれ見たとき、「うわーミツバチすげーでもなんか気持ちわりー」って思ったのよね。なんか違和感がある。それが今日ようやくわかった。
でかくていかにも凶暴っぽいフォルムのオオスズメバチ一匹にみんなで立ち向かっていくミツバチ。あー美しいね、たしかにオオスズメバチは倒せた。でもミツバチのほうだってボロボロじゃん。一部は弱って死ぬし、そうでないのも大方はふらふら。これって空母一隻沈めるためにボコボコ突っ込んでった特攻機の群れを思い出して、たいへん胸糞悪いわけよ。その場ではなんとか撃退できたとしても、物量に物を言わせて大挙して来られたり波状攻撃掛けられたらおしまい、ってところまで構図がそっくりでアホらしくなる。もちろん彼らパイロットたちの犠牲には最上の敬意を払うべきだけど、だからといって総体としてのあの行いはとうてい肯定されるべきもんじゃない。
そういうノスタルジックでナショナリティな雰囲気を肯定するためのものとしてあのドキュメンタリー素材はウケているわけだ。だって、あれを見た年寄りが孫に何を言うかなんて簡単に想像つくじゃん。「ミツバチだってこんなふうに協力してがんばれば強い敵に勝てるんだぞ。おまえも(ry」 いや、ボロボロになってますから。しかもこのあと生き残れるかなんてわからんわけですから。
しかも、いわゆる「布団蒸し」戦法が使えるのがトウヨウミツバチだけってのがまた気持ち悪い。セイヨウミツバチは熱死しちゃうから出来ないらしい。特攻は俺たちにしかできませんってか。やれやれだぜ。
こういうのが放映されつづけるかぎり、協調性と自己犠牲を賛美しつづける美しい国の神話は終わらんよな。需要あるし、再強化するし。
ニコニコ動画の公式チャンネルに、アダルト動画を配信するDMMチャンネルってのができたらしい
http://ch.nicovideo.jp/static/DMM_confirm.html
DMMアダルトががニコニコ動画の公式チャンネルに参入した形みたい。
したら、それに対して、はてなやtwitterでも結構批判的な反応を見かけた気がする。
その時点では何も知らなかったから調べようと『dmmチャンネル ニコニコ』でググってみれば
googleの検索結果トップにこれがくる程度にはやっぱり批判されてるらしい。
http://bbs.nicovideo.jp/test/read.cgi/request/1239347013/25n
俺はこのチャンネルのせいでプレミアム・収入ともに減ると見た。
エロが堂々と存在するサイトに金払ってるなんて思われたくない人、多いと思うよ。
エロ解禁すれば収入増えると思っている運営の短絡思考に失望した。
予言するわ。
プレミアムは30万人より減る。
チャンネルとしてコンテンツ出してくれてた良心的な企業にもこれを理由に逃げられる。
今後周囲巻き込んで新しい事やろうとしても
「エロサイトやってるような奴らと付き合いたくない」とか言われて突っぱねられる。
なんとも随分とお怒りの様子
(しかしなんでまた語り口が「俺が楽しめない!」じゃなくて「社会が許さない!」なんだろう)
twitterでは「落胆した」「見限る」的なのが多かったかな。
自分が見た範囲では、
セガサターン末期ような迷走だと心配してる人や、
エロに縋ってまで朝三暮四に金がほしいかこの守銭奴!と怒ってる人や、
そこまで追い込まれてるのか…と落胆してる人が多くて、
総じてエロを取り扱う=終わりの始まりという感じなんだけど、そういうもんなんだろうか
さっとググると、
一般向けの健全(をアピールする)動画サイトであるYahoo!動画にもGyaOにもアダルト動画はあるようだし、
ビデオレンタルの代名詞としてそこら中に林立してるTSUTAYAもアダルトモノを取り扱ってる。
知っての通り、コンビニにもエロ本棚があるし、一般の本屋にもエロ本棚がある。
中高生の修学旅行のお約束、ホテルの有料テレビにも大抵エロチャンネルがある。
(そんな性が氾濫した社会はどうなの!というのは別の議論だからさておき、)
一般社会にはやっぱりある程度のエロがあるものなのよね。三大欲求だそうだし。
ということで、ニコニコ動画が「一般社会」への普及を目指している以上、
著作権違反の動画を消すようになったのと同程度には、アダルト配信は出てくるのが当然にも思う。
ざっと見た感じ、ニコニコ動画には数多くの公式チャンネルがあるようで、その中の1つにエロチャンネルがある。
その上、ちゃんと年齢認証を確保した場所で有料アダルト動画を配信してもやっぱり普通。
(比較にyoutubeを出さなかったのは、この点で無料+会員登録任意なyoutubeは話が違ってくるから)
…世にはこんな普通程度のエロの存在も気に食わないという人がいて、
(僕から見れば)異常なまでの潔癖さで「あらゆる淫らふしだらを世界から駆逐すべき!」と活動してたりもするけれど、
アレに見立てた乗馬動画がネタ半分とはいえ凄く再生数が伸びていたり、
踊ってみたに女が出ればすぐ嫁で、隙さえあればエロ動画を上げようとして、
今みたら消えてたけどいつか行ったときは桃白白とかいう露出狂のような人(全裸に乳首パッチだっけ)の「踊ってみた」が話題になってたり、まあそんな場なわけで。
いや全員がそうだというわけではないけれど、
僅かなエロも許さない天誅天誅という手合いの人はもういないだろうなあという。
仮にそういう人がいたとしても、公式チャンネルとして隔離されていた方が過ごしやすいんじゃないかなあ、開かなきゃいいんだし。
後は他に何か批判する理由があるとしたら、
1.ユーザの上げたエロは消すのに公式でエロとは何事だ、不公平だ
2.他の企業の参入を妨げるだろう、ふざけるな
とか、えーと、えーと…思いつかない。そんなくらいだろうか。
1.については、まあ不公平感があるのかもしれないけど、ユーザ側のエロを解禁したらそれこそ問題だから仕方がない。
アニメの著作権無視とはレベルが違って、最悪刑事問題になるし。
それにこれを不公平というなら、そもそも「著作権無視はダメよ」に梶を切ってるニコニコ動画では、DMMに限らず全部不公平になる。
ディスカバリーチャンネルもあるようだけど、多分その動画を転載したりMADにしたら削除されるんだろう。
(まあマッシュアップあってこそのニコニコなので、編集許可もほしいけども。そこらはニコニコモンズ使えって話なんだろうか)
2.については、先に書いたことと丸被りというか、
AVを取り扱うTSUTAYAにうちのビデオは卸さん!って会社が大量発生したなら別だけども…なんとも。
ということでまとまりはないけどともかく、なんでそう叩かれてるのか良く判らんのでざっと書いてみた。
あ、そうそう、別の意味で叩かれる理由は理解できる。
なんかモザイク濃いらしいよ。
うんそれで叩く人は仕方ない。温かい目で見守る。