はてなキーワード: スプレッドシートとは
2年半ほど経ちますが、空前のNTT退職ブームなので便乗しちゃいます。
まず既知の通りNTTグループは社員数約28万人と非常に大きな組織であり、その中で研究所はエリート中のエリートが就く位置にある。つまり上記の方達は警察でいえばキャリア組にあたる方達にあたる。以降キャリア組と呼ばせていただく。
一方で、私は地方のノンキャリア警察官のようなポジションにある子会社(大株主は研究所)出身なので、その分際でこのようなエントリーを書くのはおこがましいかもしれないが、
キャリア組層のエントリーなのに共感できる部分がとても多い上に、すでに [ 10年勤めたNTTを退職しました(無能編) https://anond.hatelabo.jp/20181126192228 ]のようなノンキャリアそうな人(←失礼はご愛嬌)のエントリーもあったりしたのでちゃっかり便乗させてもらう。
データとデー子もこんな感じなのだろうか。ぜひ知りたいものだ。
書き方は釣りっぽいけど、今30代前半以下のPCユーザーにはフロッピーディスクを実際に見たことがない人達が多いはずで、あのアイコンが「保存のメタファー」として直感的でなくなってるのは確かだと思います。
ただ、検索を虫眼鏡アイコンで、電話を黒電話アイコンで、電気を稲妻アイコンで表象するのと同じように、ひとたびユーザーの側に「これはこういうもの」という強力な連想が確立・共有されてしまえば、ユーザーが必ずしもその表象されてる実物を知らなくても大きな問題は起きないようにも思います。
それより何より、自分が昔から気になってるのは、この保存アイコンに代表される「機能アイコン」の特殊性についてです。多くの人々が感じているように、機能アイコンには意味がわかりにくいものが多い。たとえばWordやExcelだとこんな感じ:
https://gyazo.com/c0d77ae6fd252d756b40f95da10c9cc7
https://gyazo.com/f2807738b32978daa8edb8ab9f9b8441
「これアイコンにする意味あんのかな、単体で見ても全く意味わからんな」というものがたくさんあるよね。
何で機能アイコンってわかりにくいか、考えたことありますか? デスクトップメタファーでは、コンピューターの中にあるオブジェクト(ファイルやディレクトリ)を実世界に存在する書類やフォルダに見立てて、それをアイコンとして表現することで直感的に理解・操作できるようにしているわけですが、機能アイコンはそうじゃないんですよね。機能アイコンが表現したいのは、オブジェクトではなく、アクション(行動・働きかけ・変化)なんです。
①その機能を表象するモノをそのまま使う(フロッピーや虫眼鏡や錠前など)
②その機能を表象するモノに、動作や変化を示唆するプラスやマイナスやバツや矢印を重ねる(削除行に×マークをつけたスプレッドシートなど)
③その機能を実行したときの視覚的結果を表す(中央寄せや下罫線など)
このうち①は、実世界での活動になぞらえられるような基礎的機能にしか使えない。②は、もともと小さい機能アイコンにさらに小さい意味素を付け加えることになるので、とても見にくいうえに、似たような機能アイコンを区別しにくい。③は、ごく簡単な結果であればよいけれど、複雑だったり抽象的だったりする結果を表現することはほとんどできなくなる(たとえば、上のExcel機能アイコンの「アイテムの後ろの空行を削除する」や「XPS形式の添付ファイルとして電子メールで送信」など)。①②③のいずれも、アクションをオブジェクトで表現することに本質的に無理があるからわかりにくいわけです。
じゃあ、なんでそんな「本質的に無理がある」ものがここまで普及して広く使われているのか。この問いを突き詰めると、機能アイコンはもはや直感的理解を助けるためのメタファーではないからだ、という答えにたどり着きます。
例えば、わかりにくい(アイコンとしての具象性が劣っている)からといって機能アイコンを取り去るとどうなるか考えてみると、「いや、やっぱちょっと困るな」となる人は多いのではないでしょうか。もしリボンUIに文字だけで機能がずらずら並んだらものすごく見にくいし、目的の機能を探しにくい。つまり機能アイコンの利点は、今では①UIの省スペース性(たくさんの機能を有限のUI領域に整然と詰め込める)と、②瞭然性(学習さえ済んでいれば、文字列の読解処理を経ずに瞬時に判別できる)の2つにあるのです。
機能アイコンはデスクトップメタファーとは違って、ユーザーの学習コストは下げてくれない(直感的理解は全く支援しない)けど、一度学習してしまえば、日々その機能を利用するときの操作コストは格段に下げてくれます(元増田も、保存アイコンがないよりは、フロッピーアイコンのままのほうがずっと楽なはずです)。これが確実にユーザーエクスペリエンスを向上してくれているわけですね。
個人的には、だから機能アイコンのことは機能シンボルって呼ぶ方が実態に則してるんじゃないかなと思ってます。アイコンは偶像だけど、シンボルは約束事、協約ですからね。
常に動きながら戦闘するような場面ではもちろん遠すぎて使わないがね
(テンキーに割り当てたスキルをゲーミングマウスから使うなどはありえるが、それは別に物理キーがなくとも可能なので例外とする)。
立ち止まってる時に、UI操作や特定機能をワンボタンで実行するためにあると良い。
ネトゲはWASD(通だとESDFとか右にずれてく)とその周囲のキーだけじゃ全然足りないから、テンキーでもゲーミング独自のマクロキーでも沢山あればあるだけ良い。
それらにShiftやAltやCtrlを組み合わせて3倍以上のキーでも余裕で足りないからね。
あと、さらに付け加えるなら、ゲーム攻略をするときにGoogleスプレッドシートなどで期待値や効率を計算しながら遊ぶのはコアゲーマーあるあるだから、
いくらタッチタイピングがそこそこ出来ても、テンキーではない方の1~0キーをブラインドでミスなく打つのはかなり難しいからね。
GASを使うのは初めてだけど、なんとか形になった。
自動化っつってもそんなに大層なことはやってなくて、
そんな感じ。
感想として、前にもここに書いたけど純正エディタはすごく使いづらい。
頭文字が大文字じゃないと動かない関数なのに自動変換してくれなかったり、閉じ括弧補完してくれなかったり、インデントも行毎にいちいちTABキー押さなきゃいけなかったり、(これはたぶんだけど)ES6に対応してなかったり。せっかくjs使ってるのに…!
あと、今回はスプレッドシートとGmailしか使わなかったんだけど、カレンダーとかも交えた方が後々幸せかもしれない、と思った。
とにかく純正エディタから早く逃れたくて最後の方はやっつけになってしまった。
無料で使わせてもらってる手前、あんまり文句も言えないんだけど、もうちょっとリッチになるだけで大分使う人増えそうな感じがするだけに、すごくもったいない気がした。