はてなキーワード: 黄色ブドウ球菌とは
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 132 | 13075 | 99.1 | 49 |
01 | 79 | 11656 | 147.5 | 55 |
02 | 63 | 6676 | 106.0 | 57 |
03 | 21 | 1517 | 72.2 | 51 |
04 | 11 | 761 | 69.2 | 52 |
05 | 13 | 1559 | 119.9 | 72 |
06 | 28 | 2974 | 106.2 | 69 |
07 | 21 | 2141 | 102.0 | 32 |
08 | 38 | 9608 | 252.8 | 50.5 |
09 | 90 | 9541 | 106.0 | 39 |
10 | 140 | 9860 | 70.4 | 42 |
11 | 138 | 23118 | 167.5 | 38.5 |
12 | 234 | 17026 | 72.8 | 29 |
13 | 199 | 13998 | 70.3 | 40 |
14 | 136 | 13906 | 102.3 | 55 |
15 | 170 | 15154 | 89.1 | 29 |
16 | 166 | 13176 | 79.4 | 42.5 |
17 | 150 | 10436 | 69.6 | 30.5 |
18 | 179 | 15846 | 88.5 | 30 |
19 | 135 | 11948 | 88.5 | 38 |
20 | 152 | 25896 | 170.4 | 42 |
21 | 142 | 16929 | 119.2 | 42 |
22 | 135 | 12835 | 95.1 | 39 |
23 | 145 | 18671 | 128.8 | 41 |
1日 | 2717 | 278307 | 102.4 | 40 |
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アラサー後半に入ったある冬の日、顔面がかゆくてかゆくて死にそうになった。
生まれてこの方、肌だけは褒められてきた、強靭で綺麗な肌を持っていたのに、
その耐えられないかゆみを無心で掻いていたら、ぼこぼこと蚊に刺されのように膨らんできた。
そのうち治るだろうと放置していたら、日に日に増えて、蕁麻疹と皮膚炎は顔の2/3を覆っていた。
酒・タバコしない、野菜も魚も肉もよく食べ、水を飲み、ホットヨガに通い、寝具は週一で変えていた。
そんな、肌荒れから遠ざかった生活をしていた増田でも、年齢には抗えなかった。
そんな増田が蕁麻疹をほぼ完治(いつ再発するかはわからない)させた方法を書く。
洗顔と化粧水を使っていたけれど、主な原因はこれだったっぽい。
2年使って急にだめになった。
どうやらピテラが刺激になって、肌のバリア機能が落ち、黄色ブドウ球菌が皮膚で繁殖した模様。
高いし、こうなるまではかなり肌に効いてたから、より塗ってたけどどんどん悪化。
調べるとこういう人は結構いるみたい。
皮膚炎に覆われた顔には、何を塗っても痛くてかゆかった。
皮膚科で処方されたヒルドイドだけが、唯一刺激を感じなかった。
しかし、普段使いできるほど処方はしてくれないので、ジェネリックであるピアソンローションを使っている。
楽天なら1個1000円弱で買える。
正直高いし、匂いもケミカルで、洗顔料によくあるいい匂いでは全くない。
皮膚炎の肌にスチーマーって大丈夫かって思ったけど、存外効果はあったっぽい。
スチーマーをあてて、ピアソン塗って、皮膚炎にロコイド塗るようにしたら2日後には皮膚炎は消えてた。
スチーマーをあてるまでは1ヶ月治らなかった。
将来への不安、死ぬ事への恐怖、結婚できるかどうかとか、そういったものだけを普通の人は「つらいきもち」として認識しているらしいことにここ数年やっと理解が至った。自分の場合はそれとはまた別の正体不明の「つらいきもち」も存在していて、これも含めて一般的な「つらいきもち」だと認識していた。みんなもそうなのかなぁと思っていたけど、違ったっぽい。これじゃ普通の人とは微妙に話が噛み合わない上に誤解されるわけだなぁと。
自分も自分で、なんでそんな斜め下の解釈するんだと腹が立つ事がよくあったけど、その「斜め下」の解釈がむしろ一般的であって、自分が運悪く例外的な経験をしてきた事で認識が違ってしまっていたらしい。
そしてこれまでは、自分のこの「つらい」の正体を正確に把握できた事がなかった。何故かと言うと、気持ちの原因を思い出すことが精神的に非常に苦痛だったため。
原因というのは家庭環境、養育環境のことで、学生時代にもこれについての問題意識はあった。
ふとした切っ掛けでスーザン・フォワードの「毒になる親」と出会って実際に読もうとしたけど、冒頭の数ページ読むだけで精神的に不安定になってしまい、結局その時はそのまま先には進めなかった。大学卒業後も同じことを4年くらい繰り返していた。
でも一人暮らしを始めて2年経ち、転職をしてという直後から半年間立て続けに起きた出来事に対処する一環としての取り組みの結果、最近では「つらい」の比較的ちゃんとした輪郭と、具体的な内容と原因が把握できつつある。「毒になる親」も最後まで目を通すことが出来たし、関連する他の書籍にも手を出せている。
自分の「つらいきもち」の正体は自分の歴史的経緯から来るものだという事が確信できた。ただ、その歴史的経緯を自分に対して現在も無意識に適用しているのは自分自身だという事も段々分かってきた。
一言で表すなら「毒親の影響」ということになるけど、もう少しちゃんと表現するなら次みたいになる。(まだちょっと分析甘い)
今認識できている範囲の話だけど、これらが自分の「つらい」のキモのように思っている。
「毒親」ってワードを使うとすぐケチ付けてくる人間がいるから面倒だし、言葉が暴力的にストレートだから別の表現が必要だと思わなくもないけど、それでもこの単語は凄く的確な表現だと思う。
幼い頃から刷り込みで自己否定などの「毒」を植え付けて、親と同じ空間におらず暴言を吐かれていない瞬間でも、自主的に自己否定を繰り返すよう教育することで、大人になったり独り立ちした頃には苦しみのたうち回り…みたいな。のたうち回るような元気が残ってる人がどれだけいるのかって話だけど。
虐待によるトラウマを除くと、毒親による影響で特に大きなものは親を自分に内在化してしまうことだと思う。これにより何が起こるかというと、自己否定をデフォルトとしてしまうことが挙げられる。
この自己否定はポジション的には超自我とかにあたるもので、本来なら自己否定なんかじゃなくて規範としてどちらかと言うとポジティブな物として機能しなくちゃいけないんだけど、親が精神的に未成熟だったり自分の人生の課題に対して答えを出せていないとかで不安定な場合は、「毒」を規範として植え付けられる結果になってしまうのかなと。
それがどのようにして植え付けられるのか、憶測込みだけど文字に起こしてみると案外悲しい感じになった。
思考するだけだとそんなでもなかったけど、文字に表してみるとやっぱりこう、悲しいというか、しょうもないというか、酷くがっかりする。
休日に少しでも長く寝てたり、病欠したり、平日に休暇を取ったりすると
とか頻繁に怒鳴られてたけど、あれは完全に自己紹介だったなと思う。当時はそう思う余裕は無かったなとも改めて気が付いた。
うちの場合は問題の中心は父親だったんだけど一方の母親は何をしていたかというと、俺をかばうどころか、フォローするどころか、傍観をするどころか、「あの人がおかしな事をするのはお前のせいだ」と罵ってくるタイプの人間だったので、自分の両親は味方ではないという認識だった。問題のある人間は問題のある人間とくっつくんだな、という気持ち。
兄弟は妹がいるけど、妹は味方というよりは共通の敵を持つ他勢力みたいな認識だったな…。
去年会って話をした時には、当時俺に対して「哀れだな…」と思っていたらしい。それは俺を庇って同様の被害を被るよりずっと利口だと思うし、去年妹と会話をして結果的に問題の改善が進んだし、妹が逞しく成長してくれていてむしろとても助かったと思ってる。「こっちに来るんじゃねえぞ、そのままいけ…!」みたいな。ありがとう。
少し前まで、どんな些細なことであっても何か考える度に最終的に「死にたい…」という結論に結びついていた。
去年あたりから「自分の親は毒親だった」と認識でき始めて、更にここ1,2ヶ月は「毒親」と濁すんじゃなくて、自分が経験させられた事を「親からの虐待だった」と自分に対して説明することができるようになってきた。
昔と比べてかなり進歩したと思う。昔ならそんな認識は恐ろしくて出来なかった。自分はそんな酷い目には遭っていないと思いたかったんだと思う。
そして少しずつだけど、自分のことを大事にするという概念が掴めてきているような気がする。
自分のことを大事にするといえば、最近また新たに気付いた事があって、これは個人的にはかなり収穫だと思ってる。近いうちに効いてくるはず。
初めの方で書いた「その歴史的経緯を自分に対して現在も無意識に適用しているのは自分自身」の事なんだけど、これについての現時点での理解をちょっと整理したいと思う。
大きく2つあって、1つ目は、この記事中で何度か出てきている「自己否定」「毒」という存在の在り方と、これがそもそもどこから来ているかについて。
自己否定が起こるのは自己評価が低いためだと思う。じゃあ、自己評価が低いのはなぜ?という話になってくる。
自分の欲求をちゃんと満たしていないためだというのはあるかもしれないけど、自分の場合はそれよりも重大で根本的な問題として、延々とされ続けた親の否定的な刷り込みの存在が強いと思う。
親から虐待や人格否定を受けることで幼い子供の自己認識は「自分は無力な人間、ダメな人間」となり、それがそのまま人生脚本となり、無意識にそのように振る舞ってしまいそのような人間になる。
それを精神的に未熟な親が自己有効感を得るエサとして利用(虐待、人格否定)し、それにより子供は更に自己無力感に陥り…という、子供にとって悪夢のような悪循環が発生する。このサイクルが「否定的な刷り込み」の実態であり、毒親が子供に植え付ける「自己否定」や「毒」の正体なのだと思う。
この強い自己否定感、自己無力感は、親が自身の無力感や精神的な不安定さをカバーするために押し付けられた親自身の問題であり、こう認識してしまうともう親に対して「ぶっ転がすぞ」という気持ちでいっぱいになる。
以前は親に対してこんな認識を持つどころか「もう人生だめだ…死にたい…」となっていたのでこの気持ちも進歩だと思う。
つまり、自分に対する自分の認識は、無意識に親の自分へのニーズを反映したものであり、自分が自分を正しく認識した上で自分に下している判断ではない。
内面化した親のニーズで自分を見ていたのだ!(強調したい部分)
「毒親を内面化してしまっている」という表現は書籍やブログで何度か見かけていて、ただ実際どういう状況になっているのか全然理解できていなかったけど、この考えに至ってようやく合点がいった。であれば、ひたすらに自己否定をしてしまうのも納得がいく。親の抱える問題を解消できない限り自己否定は続くんだと思う。
親からしたら本来親自身が頑張らない限り親が死ぬまで未達だし、親が死んだ後であっても、内面化した親(のニーズ)から見て未達なので、子供は無限に自己否定し続けることになる。
自己否定の原因を正しく特定して認知を変えないと死ぬまで自分を否定し続ける。
こんなの「毒」じゃなかったら何だっていうんだ。現代の呪いじゃん。洗脳とも呼べるのかもしれない。まぁ「刷り込み」って「洗脳」の呼び方変えたようなもんだし同じようなもんか。
2つ目は、やり場のない感情とその矛先について。
ここひと月ちょっとは、過去に親との間にあった出来事と当時の自分の感情を、出来る限り思い出して言葉として書き出すという事をやっていた。
これによって狙っていた事は、自分の意思だけでは思い出し切れないトラウマ記憶に近い時系列の記憶に迫り、文字に起こして認識することで「過去の出来事、終わった事象」として自身に印象付けようとしたのと、あわよくばトラウマを芋づるで掘り当てて、当時の自分の解釈を現在の自分の解釈で認識を上書きすることでトラウマを軽減、解消する事だった。
精神的な負荷が高いから嫌だったんだけど、EMDR以外では1人で出来るもので現実的っぽそうなのがこれしか無かったので、今の自分であれば精神的に安定している時なら回復にそれほど苦労しないと判断して挑むようにしている。
結果的にはまだ解消に至ってはいないけど、認識できていなかった事を認識することが出来た。
自分で自分の感情を無視していた事に気が付いた。これ文字にすると厨二臭くていやだな。
無視していた感情というのは、具体的にはある期間の横暴を働く親とそれに対抗できない自分に対する強い憤りなんだけど、当時の自分はストレス発散の手段を親に奪われた挙句に愛玩動物の延長みたいな扱いを受けていたので、感情を解消したり発散する機会が無い状況だった。
自分の意思を表現すると「立場を思い知らされる」ので、あまりの怒りと無力感から自分の机に伏してバレないように動物みたいな唸り声を上げたりしていた。趣味も生き甲斐も取り上げられ仲間とも断絶されて、ストレスから肌も顔も荒れ放題、耳は切れて黄色ブドウ球菌に侵されてリンパが垂れ、首筋もあかぎれのように切れてしまい、腕の皮も荒れて剥け落ちてという有様で、生きているのがひたすら苦しかった。
病院には行っていたけど、治癒のスピードよりもストレスによる身体の破壊が早くて当然なかなか治らなかった。鼓動が早くなっていて体温も通常時より高く感じていたので、自律神経失調症にもなっていたなと思う。これまでで一番白髪が多かったのもこの頃。友達からは「お前、なんか覚醒するんじゃねえの」みたいな軽口を言われてちょっと救われた。高2〜3の頃だったと思う。
これを書いていると、今すぐ家を飛び出し実家に乗り込んで、徹底的に仕返しをしてやりたいという衝動を自分の中に確認できる。この期間は同じく家庭環境が複雑な友達が支えてくれていたお陰で、問題を起こさず自分も生き延びる事ができた。その友達との連絡は今はもう取れなくなっている。まだ生きていてくれると嬉しい。
この記憶を思い出した事で付随する感情も引きずられて出てきて、この時に気が付いたのがここ数年ほとんど自分の怒りらしい怒りを認識していなかったという事で、なんというか新鮮な気持ちになった。感情が揺れ動くのがなんだか嬉しくて、ちょっとワクワクした。
「怒りを感じていなかった」というのが実は大問題だったと思う。
この怒りの矛先は本来親に向けて抵抗するために利用すべきだったものなんだけど、利用できていなくて、そして最近ありありと思い出せたという事は当時のフラストレーションが解消されず残っているという事になると思う。解消できていないのならそれを感じなくなってしまっていたという認識はおかしくて、じゃあ認識できなくなっていたそれはどこに向かっていたかというと、これはまだ検証中ではあるんだけどどうやら自分自身に向かってしまっていたっぽい。怒りの矛先が自分に向かうことで、自己否定を一層強化してしまっていたんじゃないかと思う。
「しんどいのは親に向かうはずの感情の向き先が自分になってしまっていたため」と考えてみるようにした所、体が以前よりも軽くなり、洗い物が出来ない、風呂に入るのがつらいなどの恐らく精神的な問題が急に改善されだしたのは大変嬉しいんだけど、ネガティブな側面として最近色々な事にすぐイライラするようになってしまって困った……。これは多分……親に向けるべきものが溢れてコントロール出来ていない的なものかな……と思ってる。
でもこれは創作活動に転用できるエネルギーだと期待しているので、自己否定の改善と併せて、またしょっぱいながら活動を再開していけるんじゃないかと自分には期待をしてる。
つまり何が言いたいかというと、動けない、簡単な事ができない、しんどいという状態は何かしらのネガティブな強い感情が無意識に自分に向かうことで強いストレスを生じ、そこから起こる精神的な問題なんじゃないかと思う。と書いたところで気が付いたけど、よく見かけるような文になったし、そんなに発見ではなかったかもしれない。でもこれまでの情報との紐付けができたので、これはこれで知見かもしれない。
最近の取り組みは方向性は間違っていないと思う。例え間違っていても、死ぬまでに目的を達成するためにも引き続き認知の歪みを直す取り組みを続けたい。
「やりたい事をやらないのが苦しい」のは当然だけど、「やりたい事をやるのも同じように苦しい」というのは異常だし、このままじゃ今度こそ気が触れるかもしれないので、出来るだけ早く絶対にこの状況を脱したいです。おしまい。
一人暮らしを始めて転職して、そしてまた引っ越した際には保証会社を使ったので住所を自分からは伝えていない。確認は可能らしいけど。
ゴミ親父は前々から借金していた事が去年発覚して、その際に出向いて縁を切ってきた。俺のこの先10年間と俺の収入を返済に充てたかったらしい。ぶり転がすぞ。
母親は発覚直後もほとぼりが冷めてからも、問題には触れようとしない他力本願ぶり。あんたは昔から自分にとって都合の悪い事はどんな些細なことからでも逃げるよな。いや、借金は父親の独断だからその点だけは間違っちゃいないけど自分が住んでる土地?家?が担保にされてるのにそれは無いでしょう。
みたいな状態なので、実家はもうどうにでもな~れという気持ち。妹ちゃんも脱出がんば。応援してる。
早く人間になりた〜い
私は要は「あの手の犯罪系ロリ漫画は世間に流布するな」と言っているだけであり、そうした漫画を描いて流布させた者を死刑にしろとは言ってない。
ユダヤ人の件は確かに最終的に死刑にされた話だが、共産主義の件は何も共産主義国での大量粛清のことだけを言ったわけじゃないよ。
『原始共産制→奴隷制→封建制→資本主義→共産主義』というマルクスの説を無理やり各国の歴史に当てはめようとしてどれだけ歴史学が混乱したことか。
全然関係ない話に聞こえるかもしれないが、これを読んでるあなたは例えば掃除はしないのだろうか?あるいはお風呂には入らないのだろうか?
綺麗にしたいとは思わないのかな?
だがそれでも、俺の皮膚上の黄色ブドウ球菌やカンジダ(全くの余談だけど、『カンジダ菌』って書いたら間違いですか? 教えてエロい人)はゼロにはなっていないし、皮膚の毛穴には寄生虫も住んでいる。(俺が不潔なのではなく、人なら誰でも当てはまることだ)
それらの菌や寄生虫を無理やり全滅させようとしたらかえって体に有害になるだろう。(近年アトピーに関して、特定の皮膚常在菌が原因なのではなく皮膚常在菌の多様性が失われるのが原因ではないかという説もありましたね)
そうですね。ところで貴方は子どもを持つ親だそうで、当然その子の母親と性行為を行ったのだと思いますが、「男女平等が達成されていない社会における全ての性行為はレイプと区別がつかない」と主張する人もいますし、
20代女性、非処女です。タンポンを一箱(8コ)使い切ったのでその話をします。
使用したのはユニ・チャームの「ソフィ ソフトタンポン コンパクト レギュラータイプ」という商品。おそらくもっともメジャーな商品で、生理用品コーナーはナプキンは色々な種類がおいてあるけれどタンポンはこれだけ、となっているような所も多いです。コンビニで見かけるとしても「ソフィ」というシリーズのもの。コンパクトというのは、詳しくは後述しますが吸収体を膣内に入れるための筒が、ジュースに付いているストローのように縮こまって売っていて使うときは引き伸ばすというタイプです。レギュラーというのは血を吸収できる量で、ライトとスーパーもあるようです。
観光地のコンビニ(お泊りグッズ関係はやたらと充実していました)で買いました。個数は一番少なくて8コいり1箱(ナプキンのような袋ではなく、紙箱)でした。中には、ナプキンの個包装のような、柔らかいビニール素材で個包装されたタンポンが8本入れられており、使用方法や注意事項が書かれた紙が同封されていました。イラスト付きでわかりやすいです。
注意事項は、8時間以上連続で使わないこと、連続使用しないこと(ナプキンの利用をはさむこと)、生理の終わりに入れっぱなしにして忘れないように気をつけること、一度に複数本を利用しないこと。
ただし、ネットで検索された利用者の話を見ていると、実際のところ、前者2つはあまりユーザーは守っていないような気がします(ソフトコンタクトの液を買うと「ケースは毎月新調しましょう」と注意書きが有りますが、たぶんあれ守っていない人多いですよね、そんな感じで)。ただ、これはTSSというごくまれに引き起こされるショック症状を防ぐための注意事項だと思われます。「TSS」とは、黄色ブドウ球菌の繁殖が原因の病気で、突然の高熱や嘔吐下痢などが引き起こされ、重症化することもあるというものです。老若男女ごくまれにかかりうるものですが、タンポンユーザーはその確率が上がるそうです。
個包装を破くと、プラスチック製の筒のようなものが現れます。長さは指先くらい、太さは女性の指よりは一回り太いかな位。ニベアのリップクリームと同じかそれより気持ち細いかくらいです。これは「アプリケーター」とよばれ、吸収体(血を吸う脱脂綿本体)を奥まで入れるためのガイドです。「ソフィ コンパクト」の場合、まずこれを引っ張ってカチッと言うまで伸ばします。ジュースのストローの要領です。
アプリケーターの先は丸くなっており、マヨネーズを絞るところのような孔があります。触ると先端はすごく薄く柔らかいです。穴の奥には吸収体というコットンを丸めたようなものが入っています。反対側からは、文字では説明しづらいのですが、注射器のピストンのように押せるようになっています。この棒部分を縮めるように押すと、アプリケーターの先から吸収体が押し出されるという仕組みです。アプリケーターの真ん中のあたりには、格子状の模様のような滑り止め部分が有ります。
挿入するときはまず下着を膝より下まで伸ばします。すっかり脱ぐのがおすすめです。体勢は、同封の紙には、便器に腰を掛けた状態と中腰で立っているイラストが紹介され「どちらか体がラクなものを」と書かれていますが、私は少し壁に寄りかかりながら半分仰向けに寝っ転がるような半分座るような体勢で足を開く(わりとセックスに近いような体勢)のがいちばんラクでした。床を血で汚さないように気をつけて下さい。よく拭いてからでも多い日でモタついていると危ないと思います。
そしていざ挿入します。イラストでは片手でくぱぁしながらもう片手でとイラストがあります。挿入感はありますが痛みは感じません。アプリケーターの真ん中の滑り止めのところを指で持って、そこまで(指が陰唇につくくらいまで)入れます。ぐ~っ…とじわじわいれること十数秒ほど。慣れればそんなに大したことはありません。
そして、吸収体を押し出します。滑り止めを親指と中指ではさみ、人差し指でピストン部分を押し込みます。これが個人的に苦手な作業で、けっこう力で押し込む感じです。しかも、説明書の「ギザギザ部を持った指と透明な筒を押す指が重なるまで押してください」に従おうとすると、私の場合だけかもしれませんが奥に当たってそこからさらにちょっとグッと押し込まなければいけません。痛くはないけれど、ましてや気持ちよくもないですけど、そこまで押すのはなんだか本能的に「うわうわいやいやいや無理無理無理」という謎の焦りが湧きます。
吸収体を十分奥まで押し切ったら、アプリケーターを抜きます。これも抜けていく感触はありますが痛みはないという感じです。吸収体につけられた紐だけがちょろんとはみ出ている状態になります。
念の為、ナプキンをつけたパンツを上から履きます。違和感や異物感は、あるといえばあるような、ないといえばないような…という感じです。入れてると思うと気になる気がするという感じで、何か作業でもしていたら忘れるし、気になって気が散るとかそういうことは(慣れれば)ありません。純粋な生理による痛みだとかの方が大きいと思います。
ただし、排泄時は、紐が…。
長時間使用していると、腟口に近いあたりが少しひりひりしてくることがあります。これはおそらく吸収体の挿入が浅いのが原因です。やっぱあの時もっとぐいぐい押しこむんだったとちらっと後悔します。痛みは全然大したことないのですが、痛む場所が痛む場所なのでなんだか嫌だなぁという感じです。使っていくうちに血を吸って膨らんで圧迫感が出るのかなぁ、と思っていたのですが、私はどうやら経血の少ない体質のようで、2日目に8時間以上使っても吸収体はほとんど膨らまないのでわかりません。
たナプキンが汚れることは今のところありません。これが予想以上にラクです。濡れた感触や、ムレや臭いの心配もないし、漏れたりするおそれもありません。
紐を引っ張って吸収体を出します。この際、わりと捨て方に困ります。トイレットペーパーでくるんでも、ぐるぐる巻きにしないと持った時に血が滲み出します。だから一応出すときは自宅で、自分で処分するようにしています。
このとき本当(?)は吸収体が血で柔らかくヌルヌルになっているはずのようなのですが、私の場合、いつ使っても腟口に近いあたりは白いままでした。この乾いた部分が中に擦れてちょっと痛いです。痛みは大したことないのですが痛む場所が痛む場所なので以下略。こういうふうに「白いところが残った、痛い」というのもよくある話しなのか、説明書に記述が有りますが、「使用するタンポンのサイズを落としましょう」とのこと。レギュラーでは私には大きすぎるのかもしれません。自分の血の量が少なめだとは考えたこともありませんでしたが、確かに4日目くらいからは一日中ナプキンを変えなくても良さそうな位だし、生理による体調の影響も小さいし、そうかもなあと思っています。
使ってみたら、実際の所ほとんど痛みや異物感はなかったです。2年近くかけて8本使った(生理のたびに使うことはなく気が向いたら使ってみたというペース)というペースだからかもしれませんが、交際相手の様子を伺う限りゆるくなったりもしていないと思います。
それでも、なんとなく、ゆるくなっちゃわないかなぁとか、いま中に入れっぱなしにしているんだよなぁという、そういう気持ちの問題は8回使ったくらいでは拭えませんでした。痛みや異物感はなくても、自分で突っ込むわけで、そういう精神的ななんとなくのハードルは意外としぶとく残ります。正直、「こういうのに抵抗がない自分になりたくない」みたいな気持ちがあるので、尚更かもしれません。
ただ、やはり便利です。ナプキンの場合の不快感やトラブルがなくなります。私は多い日の夜に超ロング38cmみたいなナプキンを使っても1枚では長さが足りなくて汚してしまうことがあるのですが、そういった「汚してしまう」系の心配はなくなります。臭いがなくなるのも大きいです。
次の生理までに、吸収体が小さめのスリムタイプを買ってみようかなと考えてみます。レギュラーだと白いところが残ってしまうのと、精神的な抵抗感も、小さいものなら薄れるでしょう。そして、1日目と2日目の寝るときだけ使う体制にしようかと思っています。