はてなキーワード: エヴァとは
アダルトチルドレンでも生きてってやるぜというのは自分で覚悟を決めてやっていくもので、エヴァがそれを提示しなかったからそれが不可能だという意味にはならないし、エヴァがそれを提示したところで自分ができるかは自分の問題という現実は変わんなくね?
青春を無駄にしたのは(俺もそうだけど)自分の発達や努力や運の問題であって、エヴァは関係なくね?冷静に考えて、エヴァにハマってなくても青春は無駄になっただろうなって思わない?
シンエヴァはご都合主義なところはありつつ、みんなが救われる物語だった。
この構図はすでに君の名は。や鬼滅の刃でやりきっており、シンエヴァは庵野お得意のオマージュでその構図をエヴァに持ち込んだだけだ。
しかも庵野はラストで明確に君の名は。をオマージュしたことを表現している。
学生っぽいカヲル君とレイも鬼滅の刃エンディングのオマージュとも見て取れる。
(まぁ、流石に鬼滅は最近すぎるので断定はできないが)
つまり、シンエヴァで救われた奴らはもうとっくの昔に君の名は。や鬼滅で救われているわけで、ただシンエヴァで答え合わせをしたに過ぎない。
ある意味鬼滅や君の名は。はエヴァよりご都合主義=清濁併せ呑んで清しか見せない=大人な物語で、
エヴァに救いを求めていた層はそう言うご都合主義な大人を嫌っていたのだ。
そんなご都合主義な大人を嫌っていた人達を大人の論理で救えると思うのか?
庵野は忘れてしまったかもしれないが、TVエヴァを書いた当時の庵野もそうだっただろう?
裸晒されてるだけでダメってのも状況によってはわかる
「理解ある彼氏」についても。あらゆる人類に「受け入れる力」は大切で、その意味で彼らは進んでるし彼らこそがNewタイプだと思う。
エヴァに関係ないからスルーしたけど増田はこだわりがあるみたいなのでやっぱり言及しときますね
理解ある彼氏 もとい 理解ある彼くん は ネットスラング で増田のいう貞淑な妻(anond:20210311011614)でも『受け入れているから理解を示している』でもありません
https://twitter.com/quzilaxxx/status/1366992311792533505?s=20
あとエヴァに関係なくメンヘラを幸せにするためだけに存在する都合の良い人間は存在しません
もっと言えばメンヘラ関係なく ○○ちゃん ○○くん を幸せにするためだけに存在する都合の良い人間は存在しません
思想ダダ漏れ、キャラクターへの思想投影ってTVのときからずっとそうだったでしょ。
投影元の庵野さんが大人になっちゃったからキャラもみんな基本大人びてしまっただけ。
なんていうか、想像通りの反応って感じ
そりゃそうだ
「表現の目的」を設定して、「それがどう表現されたか」を訳知り顔で語り、「自己の解釈を述べる」というサブカル作法
いろんな批評を読んだが、どこもかしこも「ボク(の論考)をみて!!」という思いに溢れていて素晴らしかった
逆に言えば、普通に作品のファンとして接した人間は概ね不評をつけている
そらそうだ
新劇場版から繰り返される大人になれというメッセージに、今回は保守的な「いかにも」な構図
文句言ってるエヴァ世代だけど現実を見ろ云々がズレてるのは同意。
気に入らなかったのはここだな。終盤でメッセージ変えただけの旧劇やったの、新しいもの作る気なさすぎだろ舐めてんのかって思ったのに、みんな感動したとか言ってて困惑した。セラピーかよ。
そういえば観てなかったなあと思って今観てみた
最後まで観れてしまったw
庵野氏の編集なのか
YouTubeとかニコ動でも他人のコンテンツを勝手に切り貼りしているものの絶妙な編集があったりするが、この編集もうまいなあ
というか、映像より膨大なセリフの情報量だけで成立してしまっているというか、
声優ってほんとにすごいんだなあと思ったり(コナミ
ただなあ、カオルくん
償えない罪はないというけど、償えない罪はあるんだよ
エヴァは聖書ネタもあるはずなわけだけど、どんな罪でも許せるのは神様であって、それは神様の特権でもある
人間は他人の罪を許せなくて寧ろ当然なんだよ
例えば、ウシジマくんの作者が描いている弁護士の漫画みたいに、
自分の子供がクズの運転する自動車に轢き殺されたとして、それを許せるだろうか
自分は許さないと思うんだよなあ、クリスチャンとしても許さない、殺人犯が死んでも許さないかもしれない
それを許せるのはまず神様だけであって、人間は神にはなれない
私は神のように罪を許す、という人がいたら、それはある意味では神への冒涜だ、傲慢だ、おまえは神ではないだろ
人間にできるのは神を見習って、模倣しようと努力する、もがくぐらいしかできない
神でもないのに他人の罪を簡単に許せたり、他人の生き死にを決めるのは思い上がりも甚だしいである
さて、しかし、この動画はTV版のことはスッポリ抜けてるのか
今更だけど、映像技術的には本当に綺麗になったんだよなあ
ただ、CGになっても現場は色々大変なのではないかと推測するけど、
どこか超絶的なメカの作画とかの有り難みがなくなってしまったようにも感じる
老害の考えなんだろうけど
CGがない、乏しい時代にどうやってたかというと、まず、手で描くしかなくて、
当たり前だが当然庵野氏も参加しているオネアミスのラストの戦闘シーン、
子供の頃に観た記憶が強いし、確認するのは面倒なので記憶で書くが、
並列して飛行する戦闘機が次々にプロペラントタンクを切り離したりとか、
第二次大戦のドッグファイト映像などを参考にしたのだろうか、
銃の弾丸も発射されればちゃんと溶けて、重力による曲がった軌跡を描いていく
庵野氏が参加したか分からないメガゾーン23のパート"2"の方も、
敵メカの触手が戦艦内の人間まで貫いて破壊したり、
スターウォーズのモーションコントロールカメラのようなものを頭の中で構築しながら描いたのであろう、
敵視点の絶妙なカメラワークで描かれるハーガンだったか、宇宙戦闘用のロボ
それから、当時はPC-9801などで超遅いレンダリングをするしかなかったわけだが、
ディスプレイをカメラで撮影する、もしくはディスプレイの映像を手でなぞってワイヤーフレームの作画をする、
そういった手法もあったように記憶している
しかし、近年はもう複雑なメカはCGによる作画が主体になりつつある
いまだに手で描いている伝統工芸というか職人芸みたいなものもありはするし、
なんだかんだ爆発や煙はCGでは違和感がある場合、メカはCGでもエフェクトは手で描いて合成しているのだろうが、
そういえば永野護だったか、自分がメカを複雑に設定するのは簡単に作画できないようにするためとか言ってた気がするが、
彼のような嫌がらせ?はCGには通用しなくなってしまった、これはこれで素晴らしいことなのだけど問題がなくなったわけではなくて、
一つはCGに描かせれば人間は必要ないのかというとそんなこともなさそうで、
結局はCGに人間の作画っぽく描かせるような職人的な指定をしたり、
レンダリングした結果に人間がいちいち手を入れて修正したり、
自分は門外漢だがそんな感じではないだろうかと推測する(もちろん、技術が向上するとともに人間の労力もどんどん減ってはいくのだろう
ただ、やっぱりTVをリアルタイムで観ていた頃のことをこの15分映像でもちょっと思い出したりはするものの、
自分的には、すでに終わった話をなんで今更蒸し返すの?みたいに少しイラついて思わないところもなく、
しかしながら、現在公開されているエヴァに高評価の人たちもいるわけで、
ぐだぐだ言わないで観ろ、で観てみたら、自分のその苛立ちも吹っ飛んでしまうぐらい良いのかもしれないけど、
正直なところ、今すぐ、万難を排して観に行かなきゃ、とか、
前売り券とかで買わないと特別なパンフとかが入手できない、とか、
そういう感情がまったく湧いてこなくて、
昔々の学生だった頃、社会人に成り立てというか、
就職氷河期で社会人に成りたくてもまともな社会人に成れなかったあの頃だったら、自然とそう思えたんだろうけど、
そういう意味で言うなら、旧劇場版の現実に戻れの実写シーンは、
というか、自分は旧劇場版も劇場では観てなかったんだなあ、後々家でDVDとかになってから観たわけだけど、
実写シーンは憤慨したというより爆笑したというか苦笑したというか、自分はそんな感じだったし、
だから、現在公開しているエヴァが、
「大人になれ。結婚しろ。子供を産め。でなければ帰れ」
というほどでもなく、まあ、アニメはアニメであって、現実は現実で色々あったよね、みたいなメッセージなのだとするなら、
今の自分はもうすでにそのメッセージは届いているのではないだろうか、
という気がする
まあ、それも観ないと分からんけど、頻尿だし、他にやることあるし、貧乳は好きなんだけど、
シン・ゴジラも自分は義務で観に行ってしまって、
というか、シン・ゴジラ公開している時期は、自分で言うのもなんだが、人生で最も成功したというかピークだったので、
臨時収入も入ったし、八岐之大蛇の逆襲を観にいくかな!みたいに思ってたんだけど、
トイレ最後まで我慢してたこともあるんだろうけど、正直、最初からいつ盛り上がるのかなあと思っているうちに終わってしまった感じで、
あー、庵野氏は大人になったんだなあ、周囲の期待に気持ち悪いほど応えてるなあ、みたいに思ってしまったりして残念だった
今公開しているエヴァは、そういう意味では周囲の期待を裏切ってもいるのだろうけど、そのケンケンとアスカとか、
あー、まあ、今の時代、ネットのちょっとしたネタバレで面白さを欠いてしまってるというのもあるんだろうなあ
でもなあ、完全にネタバレしてる作品でも、劇場で観ることによる満足感とか意表を突かれるというかいい意味で予想を裏切られるはあるんだがなあ
シン・ゴジラにはそれがなかったんだよなあ
やっぱあれだ、これは劇画オバQなんだろうな
自分がQ太郎で、庵野氏が正ちゃんなんだろう
となると、なんだかんだ自分が大人になりきれていないのか、文章がまとまらない仕事しよう
というか、自分の中ではもう終わってるというか、オワコンというか、飽きたコンテンツだと思うのだけど
あとあとになって家とかで観て、あー、映画館で観たかったかなあ、と思うような作品であることを期待するけど、
他にやること、やりたいこと、やらないとマズいこと、色々あるんで、
万難を排して観るほどのものでもない気がしてどうもなあ
イヤでもリークしてくる断片的なネタバレだけでも、not for meな気がしているので、
いつでもできることは敢えて今やらなくてもいい
そういう信条で生きてるので
『アスカは素子』 で 『理解ある彼氏=貞淑な妻』な増田に理解できるように書くのは難しい
そもそもなんでNewタイプに括られているか理解できないでしょ?
エヴァと完全に別の話になる
■ エヴァと多様性
↓
↓
↓
さすがにジョークとしても時代遅れすぎて今時タランティーノですら使わんセリフだと思う ただの庵野じゃん
Newタイプ
アスカは人間の生活や価値観を捨てた、クチの悪い軍人だと思ってた。なと思ってたので、その視点はなんだか新鮮だった。
増田の中でアスカは素子だと構築しているならそれで何も問題ないよ
『そうなんだ』っていうだけ
新ではメンタル病みの描写が随分優しいし、シンジ以外はそこまで追い詰めてない
↓
そういう描写あったっけ?見逃してるかもしれないので破とQチェックしてみる。
???? 結局、アスカに病み描写あると認識してるんだよね????
当たり散らすのはもちろんお人形とアスカは1人でも大丈夫ってやってるのは健康そうじゃないよ
倫理的にもエヴァのメタ的にも (過去にガイナ名義でCPれるゲームは作ってはいたけど)
===================
===================
A『そんな私にも理解ある彼くんがいます。彼くんのおかげでなんとか日常を送っているわけです』
<Aの彼くん 理解力3万>
B「その程度で理解力がある?笑わせるわね。私の彼くんの理解力は53万よ」
<Bの彼くん 理解力530万>
彼『うわーーー』
A『そんなの間違っているわ!理解力は人を傷つけるためのもじゃない!メンヘラの私を幸せにするためにあるのよ!』
理解ある彼氏=貞淑な妻という解釈・理解は 価値観の違いで片付けられるレベルの話ではない気がするが
エヴァ世代はもうすっかり爺さん婆さんだからトイレが近くなるといわれている。
しかしエヴァと同等以上に上映時間が長い映画はいくらでもある。
オタクは映画館は20年ぶりか?そんなわけがない。オタクは映画を和洋問わず浴びるほど見るはずだ。最近も何かしら見たに違いない。しかし今まで映画の途中でトイレに行く話など聞いたことがない。
なんだと思ってたの?
まぁエヴァの登場人物で掘り下げがあるキャラはみんな病んでるけどな
裸族が基本スタイルの生物なら放っておけばよいのでは?シンジも裸に無反応だし
そもそも母親や父親や兄や弟や姉や妹や友達や上司や部下がマッパだと不快感があるのは性的な目線は関係無いし
この増田が良いと思う。ただし優生思想・加害云々は同意しないしこじつけだと思う
https://anond.hatelabo.jp/20210126180100
長文読むのがイヤならアフィーサイトにわかりやすいマンガあったよ
https://twitter.com/quzilaxxx/status/1363730195790794756?s=20
炎上するかどうかすら興味はないと思う。正直に作品を作っても商売としてやっていけることに確信的だから
メンヘラはこうだについても嘘がつきたくなかったし
アスカ厨ムカつくについても嘘がつきたくなかったし
エヴァもうやりたくないんだよなぁと俺が思うエヴァからの解放にも嘘がつきたくなかった
ムカつくから爆破するな?の気持ちをシンでも入れたように作品の発表の機会があれば
そこに反撃を盛り込んでくるだろう
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 96 | 15276 | 159.1 | 58 |
01 | 39 | 3736 | 95.8 | 42 |
02 | 22 | 1901 | 86.4 | 42 |
03 | 7 | 1031 | 147.3 | 98 |
04 | 18 | 3273 | 181.8 | 110 |
05 | 8 | 992 | 124.0 | 93 |
06 | 19 | 2091 | 110.1 | 54 |
07 | 34 | 4835 | 142.2 | 40 |
08 | 54 | 9200 | 170.4 | 64 |
09 | 157 | 20941 | 133.4 | 51 |
10 | 148 | 12629 | 85.3 | 41 |
11 | 144 | 17796 | 123.6 | 54 |
12 | 178 | 17407 | 97.8 | 36 |
13 | 129 | 11143 | 86.4 | 44 |
14 | 111 | 15293 | 137.8 | 58 |
15 | 149 | 24124 | 161.9 | 53 |
16 | 212 | 15955 | 75.3 | 44 |
17 | 92 | 10400 | 113.0 | 78 |
18 | 97 | 12489 | 128.8 | 54 |
19 | 122 | 11668 | 95.6 | 54.5 |
20 | 105 | 12206 | 116.2 | 52 |
21 | 156 | 17702 | 113.5 | 54.5 |
22 | 119 | 19896 | 167.2 | 58 |
23 | 69 | 9325 | 135.1 | 66 |
1日 | 2285 | 271309 | 118.7 | 51 |
槓(17), 大明(13), メーガン(5), ニアサー(5), ヴィレ(7), 他家(8), seconds(4), ヴンダー(3), ケンスケ(8), モヨコ(10), チョーカー(3), エヴァ(126), ネタバレ(34), 有料化(10), 成熟(12), 考察(28), ウマ娘(13), 麻雀(14), 劇場版(10), 監督(19), ラスト(10), 映画館(15), Q(17), 点数(8), 産ま(12), 法学部(10), 誘わ(10), 物語(23), シーン(23), 救わ(15), 生理(15), メッセージ(14), 嫁(21), 大人(52), 描写(16), セリフ(10), ムカ(12)
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同じ学校の優等生。彼は私の知らない世界をたくさん知っていて、それはもう楽しかった。
が、彼はマイルドオタク。当時win3.1のPCを所持し、エロゲームに精を出す程度の。
そして当時のオタクのご多分に漏れず、エヴァンゲリオンに猛烈にハマった。
それからというもの、学校でオタク仲間がいようがいまいが、口を開けば「エヴァ」である。
用語について長々と解釈を垂れ流し、ことあるごとに「ミサトすわぁ~ん」と猫なで声を発し、
私はというと、視聴を勧められはしたが、家庭環境の問題で見ることができず、
そうこうしているうちに、彼と仲間たちの姿があまりにもみっともないと感じられるようになり、
やがてエヴァに関わるもの全てに対して、冷たい視線のみを送るようになった。
あと、キャラクターの人格に反して、グッズなどで脱がせていることも、女性として嫌悪感を持った。
大人になった今、別に作品自体がどうのと批判するつもりはまったくない。
ただ庵野秀明という人が手掛けたものが、長文でお気持ちや解釈を垂れる男のオタクを量産することに、
多少なりともゲンナリはしている。
おかげでシン・ゴジラとかも全く触れたいと思えない。
彼とは高校卒業後別れ今はメールもしていないが、おそらくは妻に隠れて仲間と解釈を長文でやりとりしているのだろう。
そう思うと妻さんに勝手に同情してしまうし、こう言いたくもなる。
「気持ち悪いな!」
"常識的な嘘"を書けば、アスカとケンスケを受け入れる人は多かったと思うんだよな
メンヘラはこうだについても嘘がつきたくなかったし
アスカ厨ムカつくについても嘘がつきたくなかったし
エヴァもうやりたくないんだよなぁと俺が思うエヴァからの解放にも嘘がつきたくなかった
頭が弱いのだろう
オタクは現実に生きてないって別にそんなことはないわけで、エヴァの呪縛から抜け出せてないとされる人たちも普段は給料の大半をソシャゲのガチャに費やしたりアイドルの握手券に費やしたりしながら日々を生きている。シンジくんのように背広を着て必死に働きながら。
あとこれ
そもそも彼・彼女らがいうところの『成熟』とか『大人』って鼻で笑っちゃうレベルというか
ネオテニー種である人類、大人と呼べる成熟をしている人間は2割もいれば上々ってレベルで
8割はお子ちゃまだと思ってる
シン・エヴァンゲリオンは私にとって完璧なエンディングだった。
言うべき人が言うべきセリフを言い切って、みんなが解放されたと思う。ただ一人を除いて。
女子校に通いアニオタ声優オタ腐女子として目覚め、それらを順調にこじらせていた真っただ中だった。
そりゃドはまりするわ。謎めいた舞台装置は厨二病をこじらせた根暗な女子にはドストライクだった。
はまって、はまって、毎週ダッシュで学校から帰ってきて、18時だったか18時半だったか、録画もしつつ必ずリアタイしていた。
(今思えばウテナと前後した放映で、よくよく当時のテレビ東京の夕方アニメ枠は頭おかしかった)
前半は惰性で見ているところもあったが、物語が進むにつれてのめりこむようになった。放映時のことは今もよく覚えている。
MAGIにハックしかける使徒とその迎撃は、PCなんて持っていなかった私にこんぴゅーたーかっこええ!と思わせるに十分だった。
バルディエルのぐっちゃーのシーンが放映された日、夕飯は焼肉でさすがにちょっときつかった。
ミサトさんと加持さんの例のシーンはぴったり夕食時で(夕食時に食卓で親の前でエヴァ見るなよ、と今なら思う)、
母親から冷たい声で「あんた、いつもこんなん見てるの?」と言われたトラウマは今も忘れない。あれが私の冷や汗デビュー。
高校の声楽の授業でヘンデルのメサイヤ歌った時は22話のアスカのことを思い出して最高に興奮した。
でも私がひそかに熱狂していたのは、個性の強いメインキャラやストーリーそのものではなく、オペレータの日向マコトの存在だった。
上記イロウルによるMAGIハックの回ではやや出番は多かったが、基本的にセリフも少ない。
マヤちゃんほどキャラが立っているわけでもなく、人柄を掘り下げられることもない。
(が、ロン毛の青葉シゲルよりはやや目立つあたりがまたいい)
そんな彼に一瞬強いスポットライトが当たったのは、24話。いわゆるカヲル君の回。
カヲル君がセントラルドグマに降下していき、管制室に緊張が走る中で当初のプランどおり自爆を考えるミサトとのやりとり。
ーーーーー
ミサト:初号機の信号が消えて、もう一度変化があったときは・・・
マコト:分かってます。その時はここを自爆させるんですね。サードインパクトが起こされるよりはマシですから。
ミサト:すまないわね。
ーーーーー
日向くんはミサトが好きで、そのためなら死んでも構わないと、すこし掠れた声で決意を伝える。
が、そもそもミサトは加持さんと付き合っているのはネルフ内でも自明で、つまり日向くんの恋は叶わないことが前提だった。
劇中で恋心はちょいちょい漏れていたが(そしてEOEで彼のLCL化を導く使者はミサトの姿をしていた)、明確に伝えたのはこの時だけで、
盛り上がるストーリーと逆に一瞬だけ静寂が訪れるこのシーンが、ミサトと加持さんの例の直接的なシーンよりも大人の世界に見えて、
14歳のあの時から今に至るまで消えない記憶として残っている。
私は報われぬ恋をしている日向くんに、ミサトではなく正面を向いてひとりごとのようにそっと告白する彼に、恋をしたのだ。
そんな日向くんは新劇でも登場はしたものの、TV版や旧劇で見せたミサトへの恋心を表に出すことはせず、
新劇だからあの片思い設定もなくなったのか、ま、尺の問題もあるだろうししゃーないな、と思いつつ見ていたところの、今回のシン・エヴァンゲリオンだ。
物語終盤で特攻するためにヴンダーに残るミサト。彼女を一人残して脱出ポッドに乗るクルーたちが映る。画面右に日向くんもいた。
そのシーンで残ったミサトを思い、自分も残る、と言ったのは、日向くんではなくQから登場した新キャラの長門っちだった。
いやいやいやいやいやいや、ちがうだろ、いや、ちがうだろ。そこは日向くんでしょう。そのセリフを言うなら日向くんでしょう。
画面にいるじゃん、長門っちの右にいるじゃない。いや、長門っちも思わぬ感じでいいけど、
でもそこに日向くんがいるのよ、なぜ彼がそのセリフを言わないの?
いや、新劇はTV版とも旧劇とも関係ないから、この世界線なら日向くんはミサトのこと好きじゃないしそんなセリフ言わない、ってことかよと一旦は自分を納得させた。
が、その後私を待ち受けていたのはTV版も旧劇も貞本漫画版すらもすべて包含した、完全なるエンディング。
繋がってるのかよ!!!!TV版と!!!!旧劇と!!!!!お帰り惣流の方のアスカちゃん!!!!
だったら日向くんの恋心はどこいったの?なぜ、彼にこそミサトのもとに残りたいというセリフを言わせてくれなかったの?
日向くんはね、ミサトが加持さんとの間に子供生もうがなにしようが、もうそういうのに左右されないんですよ。
そんなことはとっくに受け入れて覚悟して、仕事に生きるミサトを部下として支えていこうって決めて、ネルフからヴィレまでずっとついてきているんですよ。
彼女も作らず結婚もせず、日々仕事(というには壮大だな)に忙殺されながらも、ずっとそっとミサトを見守ってきたんですよ。
あのバイザーをつけて髪形を変えて自分を捨てて頑なに艦長として生きざるを得なかった14年間のミサトにずっと寄り添ってきたんですよ。
加持さんが死んでミサトは一人になったけど、そこに付け入るとかじゃなくてただそっと寄り添ってきたんですよ、メイ見たもん!!!
もうおっさんになってプラグスーツ着るの恥ずかしいだろうに、がんばって着ちゃうくらい覚悟決まっているんですよ。
(完全に余談だけど予告編でプラグスーツ着るシーン見て鼻血出たよね)
なのに最後の最後にすら、日向くんに思いを語らせてあげないなんて。そのシーンが無いならともかくあるのに!なんで!
見終わった後、エヴァがこんなに見事に完結した余韻と、その中で唯一成仏しなかった日向くんの恋心を思い、私は虚脱状態になった。
そしてこのエントリーを書くことでやるせなさを供養しようと思っていたのだが、はたと気づいた。
叶わぬ恋だからかもしれないけど、決して自分の気持ちを押し付けることはなかった。
だから今回、ミサトの意思を尊重して脱出することこそが、彼の愛をそっと示す行為だったのではないか。
一緒にいたいとかそういう意思表明をするなんて表層的なことではなく、もっと深い部分で愛しているからこそ何も言わず、指示に従い下船したのではないか。
14年前からこの時までの長い時が、彼の恋を愛に変え、その最終的な結実があのシーンだったのではないか。
「日向くんが何も言わない」というシーンを見せるために、敢えて他のキャラにセリフを言わせたのではないか。
日向くんの恋心は消えてなんかいなくて、ちゃんと成就したんだ。
私が好きだった、他の人を好きな日向くんは、ちゃんといたんだ。