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はてなキーワード: 第一人者とは

2023-12-30

イデオロギーに囚われてもいいじゃないか

政治資金不正公開情報から解き明かしてみませんか?あなたもできる調査報道マニュアルNHK取材ノートhttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/nhk_syuzai/n/n87775f7c20b6

という記事で圧倒的に星を集めているのが以下のコメント

さすがプロ有意義ノウハウ共有だ。暇空の致命的な問題点イデオロギーで目を曇らせて客観的判断を誤った点にあるのであって、行政自治体のカネを国民監視すること自体民主主義の根幹なのだよな。

しかし、正当な手段でやっている限りイデオロギーに囚われてなにが悪いのかと思う。

ここに指摘する「暇空の致命的な問題点」とはいわゆるColabo問題のことだと思うが、あれは少なくとも住民監査請求において監査実施され一部の認容とされている。そして現在住民訴訟でその他の部分の違法性が争われているところだ。

現在活発に行われているオンブズマンによる監査請求はそもそも監査実施されないもの実施されても一部の認容すらされないものが大部分だ。

典型例が、記事中で次のように紹介されている、政治とカネ」の問題第一人者として知られる神戸学院大学の上脇博之教授だ。この方は活発に検察庁マスコミ等に告発しているものの「法的に問題ない」または「軽微な修正必要あり」とされているものが大部分だ(むしろ暇空茜の方が現時点ではヒット率は高いとさえ言える。)

また、この方は昔から市民オンブズマンとして活動を続けており、そこに党派性な偏りが強いことは種々指摘されているとおりだ(それこそ暇空茜と同様に)。

ただ、イデオロギーに囚われてこちらの追及は是、あちらの追及は否とするのではなく、手続き的に正当であるかぎり、そういった取り組みは是認されるべきだと考える。

例えば右が左の問題を中心に調べても、左が右の問題を中心に追及したっていい。各々の持っているリソースは有限なのだから、興味の持つものを中心に調べたって良いじゃないか

追記

ブクマ私怨がどーたらついたので。

暇空茜はそれと並行して「俺の税金をこんなことに使うな」という趣旨発言もしていて、動機として十分だと思うよ。例えば、相続税逃れのための養子縁組につき、最高裁養子縁組相続税逃れ、2つの意思の併存を認めている(最判H29.1.31

まぁ私怨100%でもいいけど。

2023-12-26

「昔のインターネットが楽しかった」ではなく「その時の自分が楽しかった」だろ

湾岸ミッドナイトから人生を学べない悲惨な者たちを啓蒙してやる必要がある。

どうせ彼らも一度は湾岸ミッドナイトを読んでいるだろうけど、そこから人生について学べなかったのだろう。

そんな彼らにもう一度読めと言っても無駄だろう。

からここからは俺の言葉で語る。

「今のネット一極集中だ」

昔もそうだ。

ゴノレゴ侍魂という言葉を聞けば誰もがピンと来る。

だがここで私が昔通い詰めていた日記サイト名前を10個上げても、そのどれもが分からないという人が大勢いるだろう。

何も変わってない。

当時から一部のサイトに人気は集中していた。

それは裏に会社がいるとかなんかじゃない。

だってずんだもんの動画」と言って頭に浮かべた動画統計をとれば10人程度の投稿者動画が全体の8割を占めるだろう。

だがずんだもんを使っている投稿者はその100倍も200倍もいて、その多くが誰からも「ずんだもんの動画」という言葉で真っ先に浮かばれることがないのだ。

「昔のネットで注目されるのは簡単だった」

これだって今でも変わらない。

ちゃんと新しいことをやれば注目される。

昔のネットではHPブログを始めるだけで新しかったというだけだ。

HPを作るのにかかる労力が軽くなるに連れて、HPを作るだけじゃ注目されなくなった。

SNSを始めるのに勇気がいるうちは始めただけで注目されやすかったし、生成AIに早くに飛びついて続けている人は下手の横好きでも第一人者群に潜り込めてたりする。

レッドオーシャンになっていない領域に飛び込む勇気があれば、それだけで今だって注目される。

真っ赤になった海の上で昔と同じことを繰り返して注目されなくなったとボヤくのは、単に自分分析力の不足に過ぎない。

「今のネット民度が低い」

warez全盛期だった頃と比べればずっとマシになっているとさえ思う。

本名投稿してる癖に問題発言をしてリアルまで巻き込んで丸焦げになった人間

匿名での悪ふざけから人生を壊してしまった人だって何人も居た。

老人会的には「小学校小女子(こおなご)を焼きます」と2chに書き込んで警察を呼ばれたとい逸話なんか懐かしいのでは?

昔も今も、想像力が足りない人、リスクよりも目先の承認欲求を優先する人は炎上しているし、その過程で人を不用意に傷つけている。

リアル知人に言及して「Mさんがこんな馬鹿なことしててドン引きでしてよオホホホ」なんて全世界に知らしめようとする人間割合に大差なんて無いと思う。

「今のネット広告が酷い」

ウィルス入り広告を踏んでもアンチウイルスが反応してくれたり、そもそもポップアップブロック出来るだけ今の方がマシだ。

悪質なブラクラ危険なガセ情報、それらが飛び交っていながら自己責任連呼された時代に比べれば、ネットに強い弁護士を探して訴えればいいという知見が広まった現代の方がまだ大人しいだろう。

エロ系の広告は昔から跋扈していたし、それを踏んで架空請求をされた人が大勢いてニュースで「払わないでください。カモリストに乗ります」と再三警告されていたはずだ。

ユーザーが悪質な広告になれるに連れてそれを掻い潜ろうとする新たな悪質広告誕生しているが、そこにある民度の低さは今も昔も変わらない。

「そんな広告を平然と掲載するサイトが悪い」と人は言うが、昔のネットで悪質な広告が突然出てきた時、それが果たして全て怪しいサイトだけだったか

まあそもそも昔のネットは怪しいサイトばかりだったと言えばそうなんだが。

「今は業者や金目当ての輩が入り込みすぎている」

昔のネットだって業者と金目当ての輩が作り出したものだっただろ。

古のインターネット象徴する中心的スラム街たる2chだってひろゆきによって運営されていたもので、それは慈善事業なんかじゃなかったはずだ。

YahooGoogleをハックするSEO対策はいつの時代も盛んで、ソースコード無関係単語を書き込んでアクセスを踏ませようとするサイトがいくつあったことか。

出版社副業感覚運営する情報サイトは無数に存在していたし、個人が大掛かりなサイト運営するモチベにアフィリエイト収入の影響は決して小さくなかった。

そうじゃない単なる承認欲求や手慰みのために活動をする個人の数は現代にも大勢残っている。

何をどう比べた結果でこんな結論を出しているのか。

俺はこんなくだらん妄想にやり返すためだけにいちいち統計を出す気がないが、お前がそれでも言い返したいなら統計を出してくれと言いたくて堪らん。

インターネットは何も変わってない。

変わらずに楽しい

変わらずにクソだ。

変わらずに金の話が飛び交っている。

変わらずに承認欲求で回っている。

そして、いつの時代も、オッサンが「最近の◯◯って分からねえんだよな」と言いたがるのも変わってない。

世は全てこともなしってことだな。

はてさて、神はどこにいましか



 いない┐   ┌───わからない

      │ _..-ー''''''l'''''― ..、

     ./   .l,  |     `''-、

   ./     .l  .|       \

   /ゝ、     l. |         ヽ

  ./   .`'-、    l. |           l

 │      ゙''-、 .l,|             l

  |         `'″          |

 │     インターネットで見た ,!

  l                   ./

  .ヽ                  /

   .\              /

     `'-、              /

       `''ー .......... -‐'″


             ∧..∧ 

            (´・ω・`)  おあとがよろしいようで

           cく_>ycく__) 

           (___,,_,,___,,_)  ∬

         彡※※※※ミ  旦

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

   \   ドッ!!     /  \ ワハハ! /

     \          /      \    ∞

   l|||||||||||||| ∩,,∩ ∩,,∩  ∩,,∩ ミ∩ハ∩彡

   (,    )(,,    )    ,,)(    )(    )

2023-12-20

anond:20231220190738

業界第一人者が妙な宗教にハマりがちなのもそういう思考親和性いからなんだろうか

anond:20231220144723

藤原寛人(筆名は新田次郎)かな

気象庁役人富士山測候所レーダー新設する工事責任者だったが

在職中からバンバン小説書いてて、このレーダー新設工事成功させて退職執筆に専念した

山岳小説はいまだに第一人者じゃないかしら

2023-12-17

修論ヤバい、私の進捗も終わってるし、私以上に実験していないだろう同期たちが全然焦っていないのもヤバい、同フロア研究室M2たちは平日深夜まで実験したり土日に学校来たりしている、のに!!所属する研究室、立派な成果を出した先輩方も多くて、分野の第一人者教授のもとで実験できる環境を誇らしく思っていたのに、相当レベル下がっているのかもしれない、下げてしまったのかもしれない

2023-12-15

『葬送のフリーレン』が成し遂げた日本オタク史に残る偉業

エルフ」は日本フィクションにおいて非常に人気のある存在であり多くの作品に登場するが、

一方で、不思議と「有名なエルフ」がいないという問題があった。

エルフといえば?」「ロードス島戦記ディードリットと…あとは…」という感じ。

いやディードリットでさえ最近オタクは知らないだろう。

しかフリーレンはついに成し遂げた。

エルフにして主人公しか作品は大ヒット。

彼女エルフ代表格、エルフ代名詞エルフ第一人者となったのだ。

少なくともあと10年くらいは「エルフといえば?」「フリーレン」ということになるだろう。

この偉業はもっと讃えられるべきだと思う。

2023-12-04

弱者叩きの第一人者って

ホリエモンじゃね?

権力の◯というか、強者タレントには絶対噛みつかないし、

あと、統一教会自民党には絶対噛みつかないじゃん

2023-11-24

東浩紀さんとある意味同類になってしまった池内恵先生

東浩紀

若くして名を上げ、先駆者・俊英として後進を引っ張り上げてやったことが何回も。そして自分が目をかけて引き上げてやった後輩からだいたい裏切られる

ちなみにこんなこというと東浩紀信者と言われそうだが、奴はしょっちゅう(酔っては)失言かましているが、少なくとも失言を無かったことにはしない・失言だったと認めるという点において俺はあのオッサンを信用している。

池内恵

我が国における中東研究第一人者。若くして名を上げ……という程の知名度一般層には無かったが、少なくとも本業分野では若いころから有名だった。

推薦し引っ張り上げてやろうとした後輩から恩を仇で返される。

結論

二人とも人を見る目が無いというか、本質的に目下の人間に優しいんだろうなと思う。当たり前だが悪いのは恩を仇で返す奴である

2023-11-15

名前募集中」と「Kate Yup」

名前募集中」というYoutuberが一時消息不明となり、

その「友人」がtiktokライブで連絡がつかないと発表

数か月後にインスタのストーリーに「名前募集中」がタコを食べる動画をアップしたが

その動画内で「名前募集中」が

SOSに見えるハンドサインを送る

撮影中に誰かにしかけられる様子がある(これまでの彼の動画スタイルは完全一人)

また、別に「暗闇をただ走るだけ」の短いストーリー動画があげられており

名前募集中」は誘拐監禁中なのではないか話題になっている。

 

ところで、Kate Yupという海外大食いYoutuberがいる。

彼女海産物などを手づかみでひたすら食いまくる汚い系の大食いYoutuberだが

様々な点から監禁疑惑がもたれていた。

・腕や顔に傷やあざのようなものがある(本人曰く口の周りはヘルペスとのこと)

字幕が不自然大文字になっている部分があり、つなぎ合わせると「SOS」などの単語になっている

・時折動画内に何者かの声で指示が出ている様子がある

疑惑に対する釈明動画一人称「I」ではなく「She」である

彼女投稿2019年最後に絶たれているが、この都市伝説が独り歩きした結果

今でも再生数は伸び続けている。

 

最も有名なKate Yupの動画サムネイルには

ソース悪魔の角のように突き立てられた二本の「タコ」の足が刺さっている様子がセンターに映っている。

名前募集中」も元々タコ24時間食べてみたなどの動画を上げていた人間なので、

消息不明後の最初動画が「タコ」を食べていても不思議はないが……

 

個人的にこういう都市伝説系の仕掛け動画は嫌いじゃない。

 

今や日本の変なホラー第一人者ともいえる映画監督白石晃士2005年に発表した映画ノロイ」だが

ファウンドフッテージフェイドキュメンタリー技法を使っており、

作中の登場人物公認ファンサイトや、ブログ出版社サイトなどを数年がかりで仕込んでいるという

力の入れようだった。

他にもホラー系のYoutuberがかなり大掛かりで長期間にわたる仕込みで行う、ホラー企画などを行っている。

 

またテレビ東京で今年の11/18(もう3日後か)に「祓除(ふつじょ)」という式典を行う特番を用意している。

11/8に事前番組放送され、Youtubeでも視聴できるが

完全にモキュメンタリーホラーじゃねーか!とホラー好きの間で話題になっている。

2023-11-01

anond:20231101174727

ビジネスフェミニストにとっては、とにかく目立ってみんなに名前を知ってもらうことが大事なのね。

もう既に実績があって有名になっちゃった人は、わざわざスカートエッチしわを見つけて大騒ぎするのは時間無駄と思ってるけど、

そうじゃない無名フェミニストは、私があのスカートエッチなシワの存在最初に指摘した、エッチシワ鑑定の第一人者という肩書が欲しくて、

弱者男性ネットに上げた写真を全部見て回っている訳ヨ。

当人はそれが楽しくて仕方ないのだから、まぁ、いいんじゃないでしょうかね。

2023-10-21

anond:20231021193617

新しいジャンルブログとかで追っかけ続けて第一人者ポジションになることとか。

ブロガー金融庁HPで連載してるみたいな

2023-10-05

寒ないか

いつものように夜空の下をタンクトップ一丁で佇んでいたのだが、存外に寒い

耳が冷たくなる。イアマフが欲しくなる。

タンクトップにイアマフをした人を今まで見たことがないので私が第一人者になるかもしれない。

しかし外にいる他の人を見てみるとみな長袖ないし七分袖だ。

昼は暑い方だと思っていたが、夜に冷えることを知っていたのだろうか。

知らぬ間に自分だけ12月タイムリープした気分になる。

小さい秋すら見つけられぬまま時間けが過ぎていく。

2023-09-26

万物黎明』は人類歴史を誤解している

はじめに

急進的な著者の本が主流紙で書評されることは、ましてや好意的評価されることは滅多にない。デヴィッド・グレーバーとデヴィッド・ウェングローによる『万物黎明』は例外であるわずか2ヶ月前に出版されたこの本は、すでに世界で最も影響力のある英字新聞雑誌の多くから賞賛を受けている。

著者のアナーキズムの主張に疑問を呈する書評家でさえ、「3万年にわたる変化に関する岩盤の前提を覆す見事な新説」(アトランティック誌)、「多くの大陸と数千年にわたる文明に関するめくるめく物語の数々、そのすべてが自由であることの意味に取り組んでいる」(ワシントン・ポスト紙)と称賛している。また、ソーシャルメディア上の左翼的投稿者たちからも、好意的コメント-場合によっては絶賛!-が寄せられている。

しかし、以下に掲載する2つの書評は、いずれも唯物論人類学者によるもので、この本の人類史に関する記述は、大量の反対証拠無視しており、その政治的主張観念論的で自発主義であると論じている。どちらの書評特に女性抑圧の原因を考察していないことに批判である

クリスナイトはユニヴァーシティカレッジロンドン人類学上級研究員で、アフリカにおける人類起源研究するチームの一員である。著書に『Blood Relations(血のつながり)』など:Menstruation and the Origins of Culture』、『Decoding Chomsky: Science and Revolutionary Politics』などがある。The Dawn of Everything』の書評はTimes Higher Education掲載された。

ナンシーリンディスファーンジョナサンニールはともに人類学者として訓練を受け、人類進化階級社会性的暴力についての本を執筆中。ナンシーの近著は、リチャード・タッパーとの共著で『Afghan Village Voices』(アフガニスタンの村の声):Stories from a Tribal Community, 2020』であるジョナサンの近著は『Fight the Fire: Green New Deals and Global Climate Jobs』。The Dawn of Everything』の書評エコロジスト誌とブログ『Anne Bonny Pirate』に掲載された。

どちらの書評も著者のご好意により再掲載されている。

根本的に支離滅裂で間違っている byクリスナイト

本書は楽しく、有益で、時には爽快である。また、根本的なところで支離滅裂で間違っている。ヨーロッパ洞窟壁画が現れ始めた頃からの、比較最近先史時代について学びたいのであれば、必読の書であるしかし、人類最初に笑い、歌い、話し、芸術儀式政治創造し始めたのはなぜなのか、どうしてなのかを知りたければ、きっと失望するだろう。

この本のタイトルは深刻な誤解を招く。『万物黎明』? 『お茶時間』の方が正確だろう。ホモ・サピエンスヨーロッパに到着する何万年も前にアフリカで始まった文化の開花を体系的に横取りし、この物語はあまりにも遅く始まる。

欠点はあるが、この本は広報勝利であるフリードリヒ・エンゲルスが『家族私有財産国家起源』を出版して以来、左翼知識人活動家人類社会的起源先史時代過去について学ぶことにこれほど興奮したことはない。

短い書評では、本書の幅の広さと博識を伝えることはできない。その核となる政治メッセージ露骨だ。平等主義狩猟採集民が生活の中で共産主義実践したというエンゲルスの話は神話である。『万物黎明』はエンゲルスを見事にひっくり返している。第4章の結びの言葉引用すれば、「私有財産に "起源 "があるとすれば、それは聖なるものの考え方と同じくらい古いものであり、おそらく人類のものと同じくらい古いものであろう」。デヴィッド・グレーバーは、マーシャル・サーリンズとの共著『王について』の中で、神の王や森の精霊のような想像上の超自然的な存在が常に人々に対して権威行使してきたこから国家権力の原理人間の条件の不動の特徴であると主張している。

よりによってアナーキスト国家必然性を受け入れるのは逆説的に思えるかもしれない。しかし、本書はそのメッセージに重みを与えている。そう、著者は言う。アナーキスト的な自由は実現可能だが、それは貴重な瞬間や飛び地に限られると。もうひとつ世界可能である」という革命スローガンはもうたくさんだ。その代わりに、グレイバーとデイヴィッド・ウェングローは、「階層平等は、互いに補完し合うものとして、共に出現する傾向がある」と主張している。ある場所自由を手に入れるには、別の場所での抑圧を受け入れるしかない、と彼らは言っているようだ。

著者たちはダーウィン自然淘汰理論違和感を抱いており、現代進化論を「社会進化論」と混同している。現代進化論は科学であると主張するが、実際は純粋神話であるグレイバーとウェングローは、進化論をまったく認めない人類起源についての視点を、読者が真剣検討することを期待しているのだ。

彼らが認める唯一の科学応用科学であり、この場合は「考古学科学である。彼らは、政治社会生活については、古代人類の「頭蓋の遺骨と時折出てくる火打石のかけら」からは何も読み取れないと主張することで、「万物黎明」の年代わずか4万年前とすることを正当化している。この言い訳は、人類の最もユニークな特徴である芸術象徴文化が、これまで考えられていたよりも3、4倍早くアフリカで生まれたという、説得力のある最近証拠に照らすと、弱々しく見える。その証拠とは、骨や石だけでなく、ビーズ幾何学的な彫刻、埋葬品、砥石や絵の具壺などの工芸である

彼らが "フェミニスト "と呼ぶ人物(実際には進化人類学第一人者サラ・ハーディ)が、現代人の本能心理形成する上で集団的育児重要役割を果たしたことについて興味深いことを言っていることは、グレーバーとウェングローも認めている。しかし彼らは、「エデンの園存在せず、一人のイヴ存在しなかったのだから、そのような洞察部分的ものしかなりえない」とコメントしている。この種のトリック--この場合は、ハーディ研究が "アフリカイブ "の年代測定より200万年前にホモ属が出現したことに焦点を当てているという事実無視すること--は、明らかに人類起源研究が追求する価値があるという考えそのものを損なわせることを目的としている。

グレーバーとウェングローは、初期の平等主義を "有害神話 "として否定する一方で、狩猟採集民の多くが "自称自慢屋やいじめっ子を地上に引きずりおろすために、嘲笑羞恥心敬遠など、他の霊長類には見られない戦術を総動員している "ことには同意している。ではなぜ彼らは、私たち人間性規定する本能能力平等主義的な生き方によって形成されたという考えに敵対するのだろうか?

私たちは皆、社会的政治的に対等な人々と笑い、歌い、遊び、交わることができるとき、最も幸福を感じる。しかし、グレイバーとウェングローは、この事実を土台にする代わりに、狩猟採集民の祖先も同様に、攻撃的な男性による嫌がらせ虐待支配を選んだかもしれないと言っているようだ。進化人類学クリストファー・ボームが描く、反権威主義抵抗の中で形成された道徳意識の高い社会に対する反論をまとめると、狩猟採集民の祖先は一貫して平等主義を好んでいたという彼の考えを、彼らは「初期の人類さりげなくエデンの園に投げ返している」と表現している。

グレーバーとウェングローの基本的論点は、政治選択の自由に関するものである。彼らの考えを説明するために、人類学古典であるエスキモー伝統的な生活説明を思い起こさせる。アザラシを狩る彼らは、夏の間は家父長制的な家族構成確立し、冬の間は共同生活(夫と妻を含むすべてを共有する)に戻るだけである私たち人類は、その本性上、大胆な社会実験に駆り立てられるのだと著者は結論づける。その結果、奴隷制度や人身御供、大量殺戮といった極端なヒエラルキー形成され、破滅的な結果を招くこともある。しかし、遠い過去の良い点は、少なくとも現代のようにひとつシステムに縛られることはなかったということだ。

この歴史対立と交替に満ちているが、その周期性はエスキモーの周期性に倣ったもので、一方的な季節性であるグレイバーとウェングローは、ほとんどの狩猟採集民が季節だけでなく月の周期にも従っていることを知らないのだろうか。月経の満ち欠けと結びついた女性儀式は、基本的に月によって予定されている。

著者たちが問いかける重要な問いは、"なぜ不平等になったのか?"ではなく、"なぜ行き詰まったのか?"である。彼らは自らの問いに答えられるところまで来ているだけに、そこにたどり着けないことに深い苛立ちを覚える。自らに課したハンディキャップひとつは、女性人類学者による狩猟採集民の研究を見落としがちなことだ。例えば、適切な参照もなしに、彼らはモーナ・フィネガンの共産主義概念に触れている。彼女は、コンゴ熱帯雨林に住む女性たちが、男性たちが筋肉質な勇気と優位性を発揮する可能性を示すよう意図的に促していることを記録している--男女間の「力の振り子」で優雅降伏する前に、「ンゴク」と呼ばれる女性だけの儀式男性たちをあざ笑い、反抗するのだ。しかし、グレイバーとウェングローは、この政治的知性の表現を認める代わりに、ここでの成果やパターンを見出すことなく、それに言及している。

なぜ私たちは行き詰まったのか?正しい答えは、人類が農耕に依存するようになり、太陽暦が月暦の儀式よりも執拗に優先されるようになったからだ。私が最もよく知る先住民タンザニアのハザ族の弓矢猟師たちは、今でも彼らの最も重要宗教儀式であるエペメを、新月前後の最も暗い夜に毎月行っている。

太陽と月の中間的な存在であり、世界中でたどり着いた無数の妥協案のひとつが、中世ヨーロッパで毎年行われていたカーニバル伝統である庶民が今でも大切にしている伝統は、家父長制の秩序を逆転させるこのライセンスだった。

残念なことに、この「新しい人類史」は、その始まりがあまりにも遅く、アフリカ物語から切り離されているため、女性の抑圧とマンネリ化した現在の苦境との因果関係説明することができない。

すべての条件が同じだとすると byナンシーリンディスファーンジョナサンニール

グレーバーとウェングローの新著は、エネルギッシュで、献身的で、万華鏡のようだが、欠点もある。これは私たち問題を提起している。

デヴィッド・グレーバーわずか1年前に若くして亡くなった。彼の代表である『Debt』は、部分的には思わせぶりかもしれないが、その野心は当時としては刺激的だった。活動家として、またオキュパイ運動社会正義運動リーダーとしてのデイヴィッド・グレーバー活動は異例であり、模範的であった。LSE人類学部門の同僚たちからの彼への尊敬愛情は、そのことを物語っている。そして、彼の心は常に虐げられた人々とともにあった。

しかし、グレバーが善人であり、つい最近この世を去ったばかりであったからこそ、多くの人々にとって『万物黎明』が、今後長い間、不平等起源に関する理解の枠組みとなってしま危険性がある。

本書の裏表紙には、レベッカ・ソルニットパンカジ・ミシュラ、ノーム・チョムスキーロビン・D・G・ケリーといった、著名で立派な思想家たちから賞賛言葉掲載されている。ケリーはその代表的な例として、「グレーバーとウェングローは、私がこれまで世界歴史について考えてきたことを、事実上すべて覆した。この30年間で読んだ本の中で最も深遠でエキサイティングな本だ」。

この本は最近マスコミでかなり注目されているが、このような賞賛一般的見方になったら残念である

人類進化歴史における不平等起源という問題は、私たちがどのように世界を変えようとするかという点で、非常に重要であるしかし、グレイバーとウェングローは平等階級に目を向けることなく変化を求め、環境生態系説明を敵視している。これらの欠点保守的意味合いを持つ。

では、ここから。これは膨大な本の、乱暴部分的書評である私たちは、グレバー知的議論の切り口を愛し、得意としていたという知識自分自身を慰める。

ジレンマ

この本の最後段落、525-526ページで、グレーバーとウェングローは自分たち立場を明確に示している。彼らはこう書いている、

例えば、他のあらゆる点で厳密な研究が、人間社会には何らかの「原型」があり、その性質基本的に善か悪かであり、不平等政治意識存在する以前の時代があり、このすべてを変えるために何かが起こり、「文明」と「複雑さ」は常に人間自由と引き換えにもたらされ、参加型民主主義は小集団では自然であるが、都市国家のようなものまでスケールアップする可能性はない、という未検証仮定から始まる場合

私たちは今、神話を目の前にしている」

まり神話を打ち砕く者たちは、人間社会の原型は存在しないこと、不平等政治意識が生まれる前の時代存在しないこと、事態を変えるようなことは何も起こらなかったこと、文明や複雑さが人間自由制限することはないこと、参加型民主主義都市国家の一部として実践可能であることなど、正反対のことを言っているのだ。

このような断定的な声明は、非常に大胆に述べられ、新しい人類史を書いたという彼らの主張を魅力的なものにしている。しかし、2つのつまずきがある。

第一に、彼らの主張そのものが、彼ら自身政治プロジェクト対立している。第二に、証拠が彼らが言おうとしていることにそぐわない。

続き→https://anond.hatelabo.jp/20230926143527

2023-09-24

アジア大会が始まったか囲碁の日代表メンバーの紹介をさせてくれ

ちなみに15歳未満は出場できないので仲邑菫(14)は選考

なお仲邑菫のライバルである中国天才少女・呉依銘五段(16)と韓国天才少女・金恩持六段(16)は出場している

日程

男子個人戦9月24日28日)一力、芝野

男子団体戦9月29日10月3日)一力、芝野、井山、関、佐田

女子団体戦9月29日10月3日藤沢上野姉、上野

一力遼(26)

棋聖本因坊

キャプテン。めちゃ強い

河北新報御曹司

早大も出ていて身長も180超えと天に何物も与えられた男

芝野虎丸(23

名人十段

史上最年少の10名人、史上最年少三冠

直近の別の世界大会では元世界チャンピオン二人を破る

兄は龍之介二段

龍と虎の兄弟Youtubeも評判

井山裕太(34)

王座碁聖

囲碁史上初の七冠男。国民栄誉賞も受賞。

ここ10年以上囲碁界を引っ張る第一人者

若手の挑戦を尽く退けてきたラスボス魔王

関航太郎(21)

天元

打ち筋を見て何のAIか嗅ぎ分けるAIソムリエ

令和三羽烏、一力・虎丸・許さんを破って優勝したかと思うと

他の棋戦では下のほうで負けたり強いのか弱いのかよくわからない人

佐田篤史(27)

関西棋院エース

アジア大会代表を決める戦いで伊田篤史とのドッペルゲンガー対決を制して代表内定

藤沢里菜(25)

女性ナンバーワン

スリッパを履いたまま家に帰ろうとする天然

終盤のヨセが正確

上野愛咲美(21)

ハンマーパンチ相手大石をまとめて撲殺して大勝を狙う豪快な棋風

見てて楽しい

最近女性初の新人王へ輝いた

https://www.youtube.com/watch?v=U2sRNUi-fLs

上野梨紗(17

上野愛咲美の妹

最年少メンバー

代表決定戦で牛栄子(24女流最強位を破って内定

棋譜中継

Youtube解説ライブがないのが残念だが棋譜中継はここで見れる模様

AIタブで評価値も見れる

https://jgof.or.jp/19th_asiangames_go/results/mi.php

現地速報X

https://twitter.com/kidowebnews

追記

予選はとある夫婦任せだったが本戦から公式ライブがあるみたい

https://www.youtube.com/live/F-ivvkGlZ8U

他国代表メンバー一覧

台湾代表にはあの黒嘉嘉もいる

https://jgof.or.jp/19th_asiangames_go/players/

2023-09-10

史実ネタしか描かずオリジナリティの欠片もなくつまらマンガが界隈の第一人者なせいで嫌でも目に入ってくる

渋はなんとかしたけど静画ははよミュー機能実装してくれ

2023-09-06

社会学者しぐさ」はデマ拡散ビジネスの源流か?

社会運動のためなら不利なエビデンスを隠す有害な「社会学者しぐさ」って、既にビジネスモデルでは?

ワクチン活動家査読論文ではなく、出版と講演活動第一人者の既成事実を作ろうとする。

登山家も、登山チャレンジなどを配信して実力以上に見せていたらしい。

脳科学者」も、新書メディア露出ばかりする理由は、社会学者を真似してのかもしれない。

2023-09-02

弱者男性(50代)の人生

婚活とか半生とか、最近書き込んでいる人がいるかちょっと語らせてくれよ。

まあ、身バレ(ないとは思うけど)が怖いのでちょっとぼかして書くから、すこし矛盾があっても見逃してくれや。

歴史に名を残さないかもしれない俺が生きた証を残したくてさ

俺は、昔はイラストレーターになりたかった。学校に通ったけれど全然売れなくてさ、何にもなれなかった。

世は空前の大不況世界がそうだった。

から右翼的思想ってのが流行り始めてさ、まあ俺も不甲斐ない自分を誤魔化すために政党とは言えない団体だけど、右翼団体に参加してしまったんだ。

民族的に優れている。不況は我々の国に入り込んでいる連中のせいだ。」みたいなことを言えば仲間も同調してくれる。居心地が良かった。

イラストレーターになりたかった気持ちはずっと引きずっていたけれども、今でいう承認欲求はこの活動で満たされるようになった。

周りにのせられるように過激発言を憚らなくなった俺は、だんだん党(党というほどでもないが党と言っていた)の中で第一人者的な存在になってきた。

周りがそう仕向けたというのもあるかもしれない。

乗りに乗ったおれば過激活動を党としてやっていくようになって、ついに逮捕されちまったんだ。

ネットで調べたら結構名前が出ているからさ、あまり詳しく書かないけど、一応すぐに出所はできたんだ。

まあ、それで党も逆に箔がついてさ、より俺をおだてるようになってきたんだよ。ヤクザと変わんないな。

今思えばあそこで冷静になっていればよかったんだ。

イラストレーターじゃなくても普通にリーマンして、結婚して、子どももうまれたかもしれない。

こういう稼業をやっていると、好いてくれる人も多いけど嫌う人も多い。そして好いてくれる人はただ俺と知り合いだったらメリットがあるかもという目線しか見ない。

友人なんていない。

ただ、当時の俺はものすごくデカいことをやっている、やっていけるという万能感にあふれていた。

実際そうだった。

ここから身バレをしないようにするのは難しいので、ギリギリのところまで書くけど、

まあ、わかる人にはわかっちゃうけど、首相になれたんだよね。

そして大統領権限も一緒にもらっちゃって、首相大統領が一緒になったような地位につくんだよ。

全権委任法なんて法律も通っちゃったしさ!

自分命令をすれば誰かがやってくれる。そんな地位になった。

好き勝手一杯やったけれど、国内のことはコントロールできても海外のことはコントロールできない。

弁が立つイラストレーターになりたかった男が、軍事ことなんてわかるはずもないのに、細かいことまで支持したくなってたくさん作戦を失敗させた。

能力のない俺がマイクロマネジメントなんてできなかったんだ。

もう、俺の人生は終わりだ。

今は地下壕で、これを書いて人生を振り返っている。

今日、そんな俺でも結婚できた。

結婚したい中年にも希望になればいいかなって、なれねぇか。

まあ、あとのことは頼んだ。

2023-08-23

anond:20230822215153

ラブコメ主人公ダサいと叩いて女認定されてイキり散らしてた増田性的消費の増田を女として叩いてる(別に女とも男とも言ってない文章なのに)としたらさあ、色々終わってない

お前が女認定で本題を無視して叩くっていう手法を使ってる第一人者じゃん、そして自分が女認定されてボコボコにされた後に同じことをするという皮肉

全部が本当に同一か確認することはできないんだけど(あえてラブコメ記事更新しなかったよね?)言ってることを信じたらこういう構図になるよね

2023-08-21

女優ヘアヌードはもう見飽きた感があるけど、アナルまで見えてるのは確かに存在しないな

アナルが見えてるヌード写真集を出す第一人者は誰になるんだろう

2023-08-09

anond:20230808100835

そうなんだよ〜、あと薬剤師コースじゃなくて創薬コースから修士1年って扱いらしい(どうでもいいかごめん)

多分本人の性格的に、1.2は不可能なんだよね…MRなんて出来るタイプじゃない…

なので3.4か、修士卒→研究職みたい

旧帝以上じゃないと厳しいか〜😭一応かなり良い私大で、研究室の教授もその分野の第一人者らしいから何とかなりませんかね!?絶対営業できないと思う…

いやまあでも修士卒→研究職で丸く収まるのかな?

私はどうしたらいいんだ…全然分かんなくなってきちゃった…

とりあえずアカデミアは安定まで遠そうということがわかってよかったです…ウゥ…

2023-07-31

東京に住んでるだけの人って、どうやって文化享受してるんだろう。

西日本のよくある地方都市に生まれて。

大学だけ関西マンモス私大に通っていた。(院は京都)

関西は、文化的趣味(美術音楽、古伝を基礎にした先端の感性に触れる)機会があって、けっこう楽しかった。

大阪京都神戸。どこも自分の住んでいた古い町よりも深くて大きくて驚いた。驚くことで調べて地元の深さ広さ高さ長さも知った。「大阪」や「東京」という一語にくくれない。どんな都市文化だってそうだ。自分の街も関西についても0.4%だって知らなかったなってイキり散らした間抜け自分ダメージ

最先端のものを追いかけて、日本上陸サムシングに群がる有象無象クルクルパームーブって虚しいなと思った。彼/彼女らは、たいてい東京に3店舗くらい来て3年待たず撤退する不良債権みたいな事業ばかりを追いかけてる。殺虫灯に走っていく夏の夜の虫みたい。

もちろん、東京しかないものもあるだろう。人口が多いから成立する商売だ。たしかに5%くらいは東京のものかもしれない。でも5%なら、その他の市町村にも固有性はあるんじゃないだろうか。語彙「文化」は、まさに、そういった普遍性固有性を汲み上げるための教養であり、それを支え、そこに参与していく主体性と不可分ではないだろうか。

から東京に住んでいることだけで、自分たちを文化の中心にいると勘違いしてる人を見ると哀れだなと、としみじみ思った。

それで、社会人になってからだ。

出張に行くことも増えてきた。

そうすると、福岡だったり、仙台だったり、札幌だったり、熊本だったりと、それなりに栄えた地方都市の豊かさに心打たれるようになった。

ここには、東京でやった展覧会巡回展も来てくれない。海外アーティストライブだってやらない。でも国会図書館にはアクセスできる。

こういう場所暮らしている人々もまた、それぞれに趣味を楽しみ文化をつくっている。自分のいる場所が中心じゃない。

大人になると誰でも、この程度は判る話だ。

辛くならないんだろうか。東京に住んでるだけ、海外文化消費者第一人者自称することで、文化つくってる気になるなんて。

まあ、地方だって展覧会には行列ができる。でも東京で数時間ならんで観るくらいなら、その時間で、もっと文化的で豊かなことできそうだけど。

寂れた東京痴呆民の戯言だけどね。

なんか、悲しくなってきた。

追記

地方文化なんて単なる消費じゃないか!みたいな意見が大きな釣り針で垂らされていて、すこし驚いている。

聞いてみたいんだけど。

いい?

海外から東京地方の人たちのところまで降りてきた"文化"が、最初から"文化"として存在していたと思ってるの?」

まだ評価が定まっていない、新しいモノ・若いモノの中から未来コンテクストとなるような本物を自分の目で見つける。

自分と同世代の人たちのあふれる才能にビビりながらも影響を受けていく。

もしくは深く長く高く広い伝統文化と、そこから湧出する人類普遍文化的性質との邂逅。

そのスリリングさ。

文化って、そうやって生まれものでしょ?

そんな文化の創出を支えていくのが人間醍醐味だし、現場にいないと、感じとれない大切なモノってあるでしょ?

文化」は東京に住んでるだけでつくれるモノじゃ、ないんです。

海外で生まれ文化を、周回遅れで東京享受する。

そんな受け身体験は、消費であって文化ではない。

または、京都奈良のような古都について。

評価の定まったもの、枯れた文化の上であぐらをかける人々にも出会えない程度の人脈と教養しかなかった君のどこが文化的なの?

まあ東京4世代から住んでいて、かつての東京の深みのようなものを、ある程度まで理解してるなら別だけど、住んでるだけなら、もはや首都神話観光業界が生み出したファンタジーだってかると思うけど。

東京サロン文化だなんて言うけど、どこでももサロン文化あるからね。明治維新の頃に、日本近代化したの知ってるかな。

最後に、ちょっと他の人の記事に反応するようだけど。

東京の雑踏に住んでいたら新しいもの出会う。

素敵だけど、それは個人的体験であって、文化とは別の価値

文化とは、人の集まるところにしか成立しないもの。そして人類の多くが集まって暮らしてる。

あと、蛇足だけどガルシアマルケス翻訳をみたの?原文を読んだの?

2023-07-23

生活保護無くせとか派遣第一人者が言ってますけど(笑)

老後に無一文になったら無銭飲食して日本全国刑務所巡りの終活旅行かな。

2023-07-18

anond:20230718012936

「経緯としては、トップ選手がセパレートを多く着用し始め、セパレートを着用することが強い選手ステータスになっているという事があります

ステータス

女性と同じ形ということは、男性ブラジャー型のトップスを着用することになります。そのような形のウエアはこれまでニーズがありませんでしたので、広まらないだろうと判断しています男性は半袖もしくはノースリーブお腹の隠れるタイプを着用しています。それで動き易さを確保できていると思われます

ニーズ

女子陸上ユニフォームがおなかを出す理由ステータススピードではなく。

男子が出さな理由ニーズスピードではなく。

やれやれ

QWERTYキーボードの経緯を思い出すぜ。

世界トッププログラマー殆どが使ってるんだからQWERTYキーボードが最速だろ。

dvorakとかの後発の素人の思いつきキー配列が速い訳がない。なんてことは無い。

しろタイプライター時代キーが絡まないように遅くしたのがQWERTYであって。

惰性で使ってるに過ぎん。

世界トッププログラマー世界全体の生産性を向上させようと本気で考えたらああはならない。

トップ勢は別に本気じゃないというだけ。

世界最先端第一人者フロントランナーが常に本気であらゆる面を完全にカバーしてると考えるのは……間違い。

2023-07-08

神戸の人にとってパン日常の一部なんだよな

神戸京都東京に住んだことあるけど、神戸だけ頭一つ飛び抜けてるのは確か

全体的なレベルが高いんよ

住んでる人が日常的に買って食べるから、安くないと売れない

しかも舌が肥えてるから、美味しくないとだめ

消費者生産者相互作用が味を高めてる

でもパンのために神戸に行くかっていうとそこまでではないか

あくま日常日常の延長としてパンがあるから暮らしの一部なんだよな

香川うどんみたい、という表現は確かだと思う

ちなみに香川にも住んでたことがある

うどん日常って感じ

でもわざわざうどんのために香川に行くのもどうなのとは思ってしま

あくま日常の一部なんだよな


ついでに自分日常的に食べてたパンうどん

神戸

ビゴの店 ガーリックフランス

日本フランスパンを広めた第一人者の店。

ドンクフランスパンもビコさん由来。

再加熱するのがおすすめ

ガーリックフランス https://shopblog.dmdepart.jp/ashiya/detail/?cd=102589&scd=002809

店舗 https://www.bigot.co.jp/shopinfo/芦屋本店だけど神戸にもある、東京にも1店舗ある)

京都

志津屋 匠(食パン

330円でこの質は他では出せないのでは。

おまけでパンの端っこが入ってるのも嬉しい。

300円ごとにポイントがつくのでつい買ってしまう(ポイント10個で200円割引)

https://www.sizuya.co.jp/menu/plain-4.html


香川

山下うどん善通寺市) ぶっかけうどん

ぶっかけうどん発祥の店と言われている。

ここのうどんのコシが好き。

釜揚げうどんも美味しいし、おでんもあるよ。

https://kagawakenudon.com/others/11163/

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