はてなキーワード: 救急車とは
俺の家は、坂道の下にある。
坂道といっても、そこまで急勾配なわけでもなく、かと言ってつまらないほど平坦なわけでもない。
自転車ですいすい、仕事帰りに風の暖かさを感じながら下るのがとても楽しい。思わず目をつむりたくなるけど、それは我慢する。
そういうちょうどいい坂道がある。
そんなある日。
いつものように仕事帰り、自転車で坂道を下っていると、ちょうど坂道の歩道のほうで女性がうずくまっていた。
いろいろあるご時世だし、声をかけるのは少し躊躇したけど、まあ俺が恥をかくだけだしいいかと近づいた。
女性はうーうーと苦しそうに唸っていて、しまいには嘔吐してしまった。
吐いたものは妙に白くて、まるで染料のようで、少し甘い香りがした。
べつに、医学の知識があるわけじゃない。おれも昔、同じ薬を使って同じ嘔吐をしたことがあるから、すぐにわかった。
その薬を吐くとこう、妙に白いものが地面にこべりつくのだ。
俺は女性に「◯◯のオーバードーズですか?」と聞いた。女性は少し驚いたが、こくりと頷いた。
それならば、と俺は近くのコンビニででかい天然水を買ってきてガブガブ飲ませた。救急車とか、警察とかいう話は出してはいけない。俺が一番嫌だったことなのだから。
経験がながいから、準備もしないでフレームワークの更新などしない。
フレームワークによってはDBのデータを新しいのに書き換えて、戻らなくなったりするものもあるから、
なんだろう。
医者・医師会はこれまでコロナウイルスについて「正しく恐れる」ことが重要だとして、様々な啓蒙活動を行ってきた。
この「正しく恐れる」ための情報発信は、社会全体の感染抑制に資するものであり、重要な役割を果たしてきたと思う。
ただ、「医療崩壊」についても同様の明晰さと誠実さを兼ね備えた情報発信がなされているかというと、かなり怪しいと感じてしまう。
政府・経済側は「医療崩壊」の定義が曖昧だから良いように使う、といった批判があるけれど、同様のことは医療側にも言えるのではないか。
あいまいな定義で利益相反を無視して無駄に煽っているのは、お互い様なんじゃないか。
この辺りを整理すれば、もっと有益な議論や判断ができるのではないか。
論点を例示すると、
何かよく判らないけど「医療崩壊」とかするんですよ!
それが怖かったら愚民どもは俺たちお医者様の言うことを聞けよ!
と言うなら、それはコロナに関する無責任な情報発信と同様、利益相反の煽りでしか無い。
「正しく恐れる」ための情報発信を、それぞれの専門性のもとで貫いてほしい。
そうでなければ、専門家への信頼は地に落ち、誰も望まない混乱が今後も続いていくだろう。
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https://anond.hatelabo.jp/20210110030830
いくつか内容の理解に役立ちそうな情報をメモしておきます。...
https://anond.hatelabo.jp/20210110113704
いろいろ議論はあるけど、一つ重要な切り口は「公的病院」(公立病院、国公立大学病院等)と「民間病院」(医療法人経営の病院、開業医院)の性質の違いかな。...
一つの観点としての公的病院と民間病院の対比。どのあたりを変えると今後の効率化につながりそうか。
たくさん議論をいただいたけれど、定量的な全体の状況把握はやはり難しそうか。本当は厚生労働省あたりに頑張ってほしい。
「コロナウイルスとは」あたりまでは純粋なサイエンスコミュニケーションの問題であり、個人や行政から良質な情報提供があった。
あるいは、足りない部分は英語サイトを自分でたどれば議論もデータも豊富にあり、状況把握にも行動指針策定にも支障はなかった。
これが「医療制度とは」「医療崩壊とは」になると、やたらと強い言葉で根拠不明なことを言う人が増えて、よく判らなくなった。
しかも日本のことなので日本語の情報をたどるしかなく、もうちょっと何かないかと増田に書いた次第。
全体的なことは判らないままだけど、上記のようにもうちょっと効率的にできる要素はありそうということは判った。
煽るなと言いつつお前が煽ってるだろ、というのはそのとおりで、正直すまんかった。
が判らないと解釈できなくない?ということ。個別事象ではなく全体像を踏まえないと、状況や医療者の提言、また為政者の行為(あるいは行為しないこと)を評価できない。
日本国民は残念ながら上記のような定量的な考え方で意思決定を行う訓練を受けておらず、副作用かもしれないエピソードをニュースで見たからといってHPVワクチンを撲滅して喜ぶ人たちなので、あまり大きな期待はしていない。ただ、(あるいは左記のような国だから順接として、)個人的にはもう少し全体像を知りたいと思う。
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追記1・みなさんの反応
tobalno1 全身麻酔での手術後は数日間呼吸器管理になってICUに入室することも多いから、コロナで呼吸器や病床が埋まるとあらゆる科での重症の手術をストップしないといけなくなるんで全ての科で医療崩壊するよ。
これは公立病院については今ある脅威。一方で、コロナを受け入れていない医療法人経営の病院は大丈夫なのではないか。あるいはICUを持つような医療法人経営の病院はほとんどコロナ対応をしているということなのか。その辺の定量的な情報もあまり発信されていないように思う。
noho-sibe コロナ関係の対応が逼迫するだけでも十分医療崩壊だと思う、今コロナに感染するリスクが高くなっているわけだし
コロナに関してはそうだけど、それ以外の医療についても崩壊するというイメージ作りが行われているので、その確度が知りたい。「コロナが大変」と「コロナとその周辺が大変」と「もう何でも全部大変」はかなり違うのに、その辺りを混ぜて定性的に煽るのは不毛。
skgctom というか医療に限らず、自粛で仕事なくて死にそうな人とコロナで仕事増えまくって死にそうな人が同じ国の中で別々に苦しんでるのがほんとやるせない。中国みたいな共産国なら簡単に人員のやりくりが出来るんだろうか
一文目について同意。煽り合っている場合ではない。中国がどうなっているのかはよく判らないけれど、日本とは制度も規模も違いすぎるのであまり参考にはならないのではないか。
furseal コロナに割けるリソースが限界を超えることを医療崩壊と呼んでるのは明白。そうなると、高度医療から提供が難しくなる。医療者はそれを避けたいが、どの病院も機能しなくなるまで崩壊してないと言いたいならどうぞ
このコメントのように、「どの病院も機能しなくなる」ことまで示唆する人がいる一方、本文にも書いたようにそこにいたる機序があまり説明されていないのが問題。専門性の壁があるので全員コロナ医師・全部コロナ病院には出来ないなら、どの病院も機能しなくなるというのは単なる煽りではないか。
nmcli きのう都内では透析患者の病床が満床というニュースが出た。今日以降は透析を受けられずに死ぬ都民が出てくることになる。コロナ以外の死者が増えたらもうこれは医療崩壊だと思うが、その視点がないのはなぜ。
このニュースかな。
コロナ感染透析患者 都内は満床 https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210108/1000058672.html
基礎疾患のある人がコロナになると大変というのはよく知られているし、その近隣の医療機能が飽和するといった影響はあるだろう。ただ「どの病院も機能しなくなる」といった発言が散見されるので、もう少し粒度の高い情報発信が、建設的な議論のためには必要と考える。
yzkuma 「それは医療崩壊ですか?」そんなの今定義しても意味ないし議論してる暇もない。今どんどん「通常診療を切り崩して」コロナに充ててる。ベッドも人も資源も結構限界だって言ってる。とにかく外に出ないでください。
推奨行動指針としては「とにかく外に出ないでください」で良いのかもしれない。ただ市民としてはどのような根拠や予測の元にそうなっているのか知る必要がある。その議論や情報共有が無意味とするのは危険だし、現状の課題把握にも将来の改善にもつながらない。あなたは全知全能の独裁者か何かか?
a8888 今必要なのは公的病院の急性期病床とその人員で、私的病院の慢性期病床がいくらあっても意味がないからねぇ。そういう意味では、ずっと病床を削減してきたせいだという批判も的が外れているのよね。
このコメントのように、単なる病床数ではなく、病床の性質も踏まえた議論も必要、というのが、医療者が市民や為政者に発信できる重要な情報。これを踏まえて今後の制度改善が行われれば良い。煽りは不毛。
医療崩壊がバズワードなので、それを「否定しようとする」とか言われてもよく判りません🦁
soratansu 第1波時よりも少ない病床数で乗りきれると思っていた医療体制側は非難されて然るべき https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG041BM0U1A100C2000000
本文と少し視点は違うけど、この辺もしっかりしてほしいと思う。
余命があるとかじゃないけど、一人暮らし開始直前にちょっと珍しい症例になった。一時期は突然死リスクが爆発していた。
色々やった結果、また珍しくじを引かない限り死ななくなったらしいし、運動もできるし、日常生活は不自由なく送れる。薬は要るけど。保険は入れないけど。
ただ、少しの体調不良が発生した時に、はたして持病のせいなのか判定するすべがないらしい。持病由来の症状が出たらもう死にかけの合図で、少しずつ体調が悪くなっていくタイプの持病じゃないと思ってたんだけどな。
手術(4回した)のためにX線を浴び過ぎて、もうちょっとやそっとでは体内をスキャンしたくないんだそうだ。がんリスクが高まるから。
それに加えて私の症例が珍しいからデータがあんまりなく、「なんとも言えない」ことが多いらしい。
会社は理解がある。症状が出たら主観的に元気でも動かない方がいいのだが、この前はそれで即座に救急車が呼ばれ、上司や先輩付き添いで病院に行かせてもらってしまった(コロナがあまり及んでいない地方なのでみんなオフィスで勤務している)。
救急で病院行って先生に言われたのは、「よく分からない、たぶん死なない、症状激ヤバでないかぎり救急ではない」ということだった。
救急車事件の後は37度前半の熱が出て(主観的には元気)、今の時期ということと私の持病はコロナにかかるとリスクがあるかもしれない系であるということで休みからの先生の指示を仰ぎ、「コロナでリスクがあるかはなんとも言えない、ないとも言えないしあるとも言えない」と言われる。
今月また37度になって、また主観的には元気なので今回はリモートで働かせてもらった。
親と電話すると、必ず健康かどうかを聞かれる。目の前で死にかけられた人間が一人暮らししてんだから当たり前である。が、今正直に救急車事件とかを言ったところで心配かけるだけかけて何もさせてあげられない。遠いのでコロナ禍終わるまで会えもしない。なので元気だよと答えている。実際、平時なら37度前半くらいは元気のうちに入るような気がする。
出た出た、「今それどころじゃない!」で批判封殺奴。あーあー聞こえなーいみたいな奴。おめーが匿名掲示板で未来を見据えてる(冷笑)つもりでもやもや(嘲笑)を解決したところでウイルスはいなくなんないんだが?
俺の足元もいつかはぐらつくが、それより先に飲食や観光のやつらの足元がおぼつかないようだな。こいつらは経営者だし二階を担ぎ上げていた自民党支持者が大半だろう。自己責任だよ?ざまあみろ。毎度言うが違うってやつは最初からそう言え。
ニーメラーの詩を知ってるか?俺はこのままじゃやばいって思ったからずっと自民不支持だった。安保法改正のころとか当然反自民だった。今声上げないとやばいってずっと思ってたし声上げてた。野党に投票もしてた。その結果が今だ。私、言いましたよね?って感じだわ。マジで。今更自民支持者のために声を上げようなんて思わないよ。トンキン医療崩壊おめでとう。救急車待ちながら盲腸で死ね。
過去を振り返ることも批判も大事だ。それでウイルスはなくならないかもしれないが、自分の投票行動を反省することはできる。お前を含むニホンジンはそれを怠ってきたよね?野党は批判ばかりとか言って野党を批判してたよね?
自民党とか森加計桜学術会議の時点でグダグダしてたよね?池沼作戦のごはん論法で国会空転させてさ。安倍が事実と異なる答弁した回数100回以上だぞ。そんなグッダグダでなあなあな自民党が行政担ってるんだから当然コロナ対策もグダグダになるよね。何の驚きもないよ。統計まで改ざんしてたけど、今の感染者数これ正しいの?しかも改ざんしてたの厚労省だったよね?もっと多いんじゃないの?不審死が結構出てるけど。
大震災の時菅直人でよかったわほんとに。自民とか今国会開いてないんだぜ。この緊急事態に。
始まった緊急事態宣言も前回の時と比べてスッカスカだし、しかも終わる期間まで決めてるわけじゃん。ナニコレ、意味あるの?俺はそう思ったね。でももう決まったことだからお前は文句言わないんだよな?「過去を振り返って文句言ってもウイルスいなくなんないから!!!」だっけ?決定した瞬間にもう過去になるもんねしかたないね。
批判の大切さを理解しろ。その批判が正当かどうかは別の問題だが、批判自体するなというのはクソ極まりない。ニホンジンはそこがクソ。そこがわからないくせに「選択肢がありませ~ん」「消去法で自民で~す」。あのね、本当にざまあって思ってるよ。自民支持者ども。棄権した奴も同罪な。飲食の経営者の自己責任論者は自分の人生に自分で責任つけろや。
https://anond.hatelabo.jp/20210104114710
皆様の温かいコメント大変身に沁みます。ありがとうございます。
嘘松というコメントもありますが、実際に起こった出来事です。以下コメントへの返信です。
妻は統合失調症になった際に明らかに落ち着きがないように見えましたので、これをアカジシアと呼んでしまいました。通常アカジシアとは薬の副作用で起こるものなのですね。私の理解不足でした。申し訳ありません。病院の待合室で普段は行わない貧乏ゆすりとか立ち座りとか落ち着きないような動作があったのは事実です。
妻は外国籍であり日本語が不自由なため、入院させるのは難しいと判断したからです。医師からも英語対応の病院はあまりないとの回答で、妻に合う病院を探す時間もないことから自分で見ることを決断しました。今のかかりつけの医師は英語で対応いただけてなおかつとてもよい医師です。他にも英語対応の病院を探しましたが、1か月先とか、コロナの影響でメンタルを崩す方が多いみたいで常に混んでいるようです。
睡眠不足は何かしら影響はあるかもしれません。幻聴による睡眠不足なのかはわかりませんが、睡眠不足とともに劇的に症状が悪化していきました。コロナ鬱と見分けがつかない方もいるかもしれませんが、監視されているとか、普段よりも怒りっぽくなったとかは統合失調症の初期症状かもしれません。うちの場合は、夫婦喧嘩が急に多くなり、私も声を荒げて怒ることが多かったように感じます。症状が悪化するだけですので、声を荒げることは絶対にやってはいけません。妻が統合失調症の薬を服用してから、パタッとなくなりました。
統合失調症は頑張りすぎるとなる病気だと思っています。人一倍頑張って無理をして、ストレスの容量が溢れちゃうんだと思っています。周りの方は「もっと人に頼っていい」とか言いますが、頼るって難しいですよね。実際に体験していないと「何をしてほしいの?」とか「早く入院させれば」で終わっちゃうんです。自分の場合、上司が理解のある方でものすごく仕事のサポートをしてくれたり、介護職の母が毎日電話をくれたりで自分は周りに恵まれているんだなと感じました。周りで経験されている方もいるので、まずは状況を話してみることが大事だと思っています。
以下、自分が電話したところです。都内在住なのですが、区がやってるこころの相談室は混んでてつながったことないです。病院に行ってくれないときに、救急車を呼びましたが、外傷がないと病院には連れて行ってくれません。無理にでも本人を説得して病院に行くしかありません。「最近寝れてないので、一度病院に相談しに行こうか」とか言い方を変えてみるのもありだと思います。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/ercenter.html
コメント:夜間でとにかく緊急性がある場合はかけることをおすすめします。
コメント:薬の副作用が出たとき電話しました。病院が休みの日曜日に対応いただけるのはとてもありがたいですし、医師が対応してくれます。
12月22日
東京日程・3度ほど面談(面談者には今後検査を受けるよう対応)
16時から党の常任幹事会(両隣の議員に検査を受けるよう対応)
12月23日
長野日程 県常任幹事会に出席し記者会見(それぞれで対象者に検査を受けるよう対応)
東京日程・16時から財務省担当者と面談し帰宅(担当者に検査受けるよう対応)
12月24日
11時半頃、参議院診療所に秘書が「羽田議員は無症状だが近くで陽性者が見つかり検査を受けたいがどこで受けられるのか」相談の連絡
診療所は「無症状では民間検査しか受けられない」と回答し民間検査が受けられる医院のリストをFAX
深夜に38.6度の発熱をする
12月25日
リストに載ってた主治医のいるクリニックでは検査ができなかったので(多分検査予約でいっぱいだったという話かと)ネットでまめクリニックに予約をし27日に検査となる
党会合の予定を休み終日自宅待機 体温は朝が36.5度 夜が38.3度
12月26日
終日自宅待機 体温は朝が37.5度 夜が38.2度
12月27日
秘書が15時35分からのまめクリニックの検査に車で送ってる途中で呼吸が荒くなり「俺肺炎かな」と言葉を遺し意識失う
その場で停車し秘書が救急車を呼び、東大病院に搬送した後16時34分死亡確認
体温は朝が37.1度
家族は濃厚接触者、病院に移送した秘書も隔離(立憲は家族と秘書に電話で聞き取り。今後保健所が詳細な調査をする中で、また異なる話が出るかもと)
スポニチや東スポが流した「会合に出て倒れた」というのは事実ではない
【LIVE】羽田元国交相 死因は新型コロナ感染症 (2020年12月28日) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=xXWauMQaAuY
病院名とか詳細は党HPのほうが詳しい(ただし質疑は書き起こされてないので動画を見て)