余命があるとかじゃないけど、一人暮らし開始直前にちょっと珍しい症例になった。一時期は突然死リスクが爆発していた。
色々やった結果、また珍しくじを引かない限り死ななくなったらしいし、運動もできるし、日常生活は不自由なく送れる。薬は要るけど。保険は入れないけど。
ただ、少しの体調不良が発生した時に、はたして持病のせいなのか判定するすべがないらしい。持病由来の症状が出たらもう死にかけの合図で、少しずつ体調が悪くなっていくタイプの持病じゃないと思ってたんだけどな。
手術(4回した)のためにX線を浴び過ぎて、もうちょっとやそっとでは体内をスキャンしたくないんだそうだ。がんリスクが高まるから。
それに加えて私の症例が珍しいからデータがあんまりなく、「なんとも言えない」ことが多いらしい。
会社は理解がある。症状が出たら主観的に元気でも動かない方がいいのだが、この前はそれで即座に救急車が呼ばれ、上司や先輩付き添いで病院に行かせてもらってしまった(コロナがあまり及んでいない地方なのでみんなオフィスで勤務している)。
救急で病院行って先生に言われたのは、「よく分からない、たぶん死なない、症状激ヤバでないかぎり救急ではない」ということだった。
救急車事件の後は37度前半の熱が出て(主観的には元気)、今の時期ということと私の持病はコロナにかかるとリスクがあるかもしれない系であるということで休みからの先生の指示を仰ぎ、「コロナでリスクがあるかはなんとも言えない、ないとも言えないしあるとも言えない」と言われる。
今月また37度になって、また主観的には元気なので今回はリモートで働かせてもらった。
親と電話すると、必ず健康かどうかを聞かれる。目の前で死にかけられた人間が一人暮らししてんだから当たり前である。が、今正直に救急車事件とかを言ったところで心配かけるだけかけて何もさせてあげられない。遠いのでコロナ禍終わるまで会えもしない。なので元気だよと答えている。実際、平時なら37度前半くらいは元気のうちに入るような気がする。