はてなキーワード: レジとは
ラジオを聴いてたら出演者が、1000円の袋を買ったとか、この袋が使いやすいとか話題にしてた。
俺はそんなに金をかけるのは馬鹿らしいと100円ショップで手下げ袋を買った。
今ではその百円の袋も使ってないわ。
レジ袋を使いまわしてる。
大きめの袋でも小さく畳めてポケットに入れやすいし、破れても三円とか五円とかだし。
買い物の時に忘れても、そのうち使えばいいやと思って、新しいレジ袋を買うのに勿体無い気がしないし。
本屋や図書館みたいな空間にAmazon等のオンライン書店から書影を借りて並べるの
オンライン書店の「関連本」や「この本を買った人は~」のお勧め枠と違って本がずらりと並ぶ光景があるから目的ジャンル以外の本も自然と目につく
リアル書店と同じように平積みも面陳列もあって本屋に入って目当ての本の場所に移動するまでに新刊や売れ筋本のチェックができる
電子書籍になってるなら試し読みで十数ページは読めるから立ち読みできる機能もつけられる
裏表紙にはあらすじを表示させる
気に入った本を手に取りレジに持っていけばそのまま「買う」ことができ後日家に届く
なんだったらアカウントを取って誰でも「本屋」を開設できる機能をつける
自分で選書して絵本専門店でも学術専門書店でも作ることができてAmazonのアフィリンクも貼り付けて本当に「稼ぐ」こともできるようにする
いくらアフィ稼ぎができるからってオリジナル本屋なんて手間かかるから誰も作らないって言うだろうけど、いやいや膨大な本を選んで1つ1つこだわりながら書棚に並べていくのは「マインクラフト」と同じだし、POPを作ったり並べ方工夫して店を飾り付けていくのは「どうぶつの森」だ
3年続けたレジのバイト。ただのレジ打ちだけど、自分なりに頑張ってやりがいも見出してた。
そのはずなのに…いざ辞めることが決まるともう毎日面倒でしょうがない。
こんな事やりたくないとすら思えてきた。
あとたったの15回の出勤で終わりなんだから、ミスの無いように一生懸命やりたいのに。
バイト中ずーーーっと帰りたいと思ってる。
なんだかな。こんなもんなのか。
今日、近所の電器店でアレに使う大容量HDDなどを物色しておりましたら、 「萌えー!萌えー!」と叫びながらフロアをうろつくおっさんを発見いたしました。
ああ、夏だな。
ああいうおっさんの存在を根本から抹消したらさぞかし楽しいだろうなとバッファローの200GBHDDを凝視しながらレジへと並びました。
ふとおっさんに目をやると、いつのまにやらおっさんが幼女に寄り添っているではありませんか。
これはいけませんと、買い物かごにあった唯一武器になりそうなUSBケーブルを握り締めていると、 おっさんと幼女の会話が聞こえてまいりました。
「もえ。お父さんから離れたらダメじゃないか」 「ごめんなさい」 ああ、アレだ。
親子だ。
もえって名前のお子さんですか。
利発そうなお嬢さんですね。
抹消されるべきは私ですね。
想定していない言動をすると流れを止めるので、言うべきタイミングで言いそうな言い方で言いたい。
レジ袋有料化の後、袋に関しては最初に「袋お願いします」か「袋はご入り用ですか?」で伝達するプロトコルが固まってきたように見受けられる。
この段階で、「二枚お願いします」と言うと「えっ」となりそう。あたためるものがあるかどうかはまだ認識するフェーズじゃない。「あたためをお願いしたいので二枚」とここで伝えるのは長いし、メモリも余分に消費する。「こちらあたため…あっ」となる可能性も高い。流れで聞いてくれて良いのだけれど、さっき言っただろってムッとする人もいるし。
弁当は手に持って移動するという話を見かけたこともあるが、昼飯時に限って許される行動な気がする。人が少ない時間帯にしか外に出ないようにしているので、変な時間に変な持ち方をしている人がいたらギョッとされそう。あとオフィスではないのでバランスを取りながら鍵やドアを開ける自信がない。
まあ別になんとでもなるだろうし、何回かやっているうちに自然なタイミングも分かるのだろうとは思う。でもこういう余計なことを考えるのが面倒になって、レジ袋有料化してから弁当類を買っていない。
コンビニ弁当が選択肢からはずれると、変な時間に食べられるものってすごく減るなあと思い、恋しくなってきた。今なら人も少ないし行ってみるか。ヤクルト1000とマウントレーニアとアイスか何かは買いたいので袋は二つ欲しい。最初の袋の有無の確認のタイミングで、あたためをお願いしたいので二枚お願いしま…いや変だ。もういいや。
品出しとかしていると影からずーっと見てきてレジに着くとすぐ飛んでくる30代くらいの男性客が1ヶ月ほど前から必ず勤務日にいる。(固定シフト制)
自意識過剰かもしれないけど毎回同じお酒1本を買っていて、それを持ってずっと私の近くをウロウロしている。長いときは30分くらいそんな感じだった。
特に実害はないけど怖いものは怖い、家も近いし深夜に帰るので苗字を知られるのがなんとなく嫌で名札の紙を裏返してバイトをしてる。
↑で、毎回店長に名札を裏返すなと怒られている。
店長いわく「まだなにもないし考えすぎ、名前が見えないとお客様にも迷惑がかかるので辞めてください」
まあ考えすぎの部分にめちゃくちゃキレてるけどそれはともかくとして、店員の名前がわからなくてお客さんに迷惑がかかるって具体的に何?クレームいれる時くらいしか使わなくない?アパレルとかならまだわかるけど、こんな片田舎のスーパーで名前をでかでかと首から下げる意味が本当に分からない。レジ担当がどうとかならもう偽名、源氏名じゃだめなの?みんなそんな店員の名前見る?
人減ってめちゃくちゃ大変そうだけどさっさと辞めてやろ〜の気持ち、早くバイトなんかしなくていい富と財産をもった屈強な黒人男性になりたいぜദ്ദി´._.`)
カフェインが気になる → ティーパックを使い回す、みたいな感じか。デカフェを買うのでなく。
歯に食べ物が挟まったが糸ようじがない
→ 髪の毛を抜く
スリッパが摩り減ってスポンジが飛び出る
→ ホッチキスで留めればまだ使える
眠りが浅い
→ 重い布団を使う
ついに加齢臭が始まった
→ 耳の裏をよく洗う
赤ちゃんがグズって泣く
→ レジ袋を目の前でガサガサ振る
立ち小便のキレが悪い
立ち小便のキレが悪い
→ 残尿ボタンを押す習慣をやめる
頻尿だ
→ 体を温める
泣きたいのは、こっちの方だよ
電池が切れた
→ 手で温めればまだ使える
→ まず油モノをキッチンペーパーで拭う
部屋が片付かない
→ 人を家に呼ぶ
→ 根を詰めて解析する、よく寝る、散歩する
トイレットペーパーをめくるのが面倒くさい
→ 引っ掻いて回す
→ いつか読める。そのときを待つ
勤務中、いつの間にかオーナーが事務所で誰かと話していたから、面接かなと思ったらいつだったかに産休を取るとかでいなくなったSさんだった。復帰するらしい。うぇぇ。Sさんは私にとっては今の当店の従業員の中で最も組んで仕事をしたくない人なのだ。
何でSさんが嫌なのかというと、彼女はシンプルに物凄く口が悪いのだがその自覚がなく、見た目もまさか秒で人をイラッとさせる天才とは思えないほどのおっとり系なのだ。なんと言ったらいいのか……皮肉って感じもなしにするすると暴言が口から出てくる感じ。言われた方は思わず耳を疑ってしまう。
オーナーがSさんと話している間、私は一人で店番をしていた。そしたら事務所のドアが開いて、制服姿のSさんが出て来たから驚きだ。Sさんは昼勤なのだが、復帰を機に夕勤にシフトを変えたのか、単に慣らしで「暇そうな時間」(平日の夕勤、暇じゃありません)に今日だけ入ったのかは不明だ。
「お客さんから、私と同じ年くらいの女の人が夕方にいるって聴いたんですけど、それってたぶん、増田さんのことですよね。他に女いないし。増田さんって本当は一体、何歳なんですか?」
「38歳(当時)」
と答えたら、
「えーやだ、すごく失礼……。38歳の癖に私と同じくらいの歳って……うそぉ、私、こんなに老けてるって思われてるの……」
しかも今にも倒れそうな蒼白な顔で言われた。
「増田さんのお子さんって今の何歳なんですか?」
「8歳と5歳(当時)」
という会話からの、
「そんな小さい子を置いて、よくこんな時間に働いていられますね」
そういうおめえ様の御令嬢は2歳でございましたね。
「あんまんッッッ!!」
何の前ふりもなく。私が出勤して事務所のドアを開けたとたんにそれ。私は黙ってあんまんを什器から取って包んみ、お客様に「あんまんお一つでよろしかったですか?」と確認してから出した。突然の命令にもイラッとしたが、その後なぜかSさんが言い訳をし始めたのにもかなりイラッとした。その言い訳とは、
「私はあんまんを見てと言っただけで、取ってと言いたかったんじゃないんです。増田さんが取ってくれなくてもよかったんです。私、自分でやれるんで」
ついつい意地悪な気分になったので、
「なるほど。で、『見て』とは!? 何の為にですかな!?!?!?」
と聞き返したら、Sさんはしどろもどろになって「だからぁ、あんまんがまだ残っているかどうかぁ、確認して欲しくてぇ」と言い訳を重ねた。中華まんの什器はあなたのすぐ真隣りにあるのですがね!
これまた出勤した直後のことだが、制服に着替えた時点で、まだ仕事開始時間まで10分以上。余裕だなと思った瞬間、事務所のドアが荒々しく開いてSさんが現れた。
「レジを見てくださいッ!!」
「……なんで?」
「レジが壊れたんで見てって言ってるんです。そんな事もわからないんですかッ!?」
いや知らんがな。明らか私のせいじゃないし。
そんなSさんが復帰してきてしまった。どうか産休という名の一時的雇い止めの最中に当店の存在を忘れてどっか他のもっと美味しい仕事を見つけて転職してくれないかなと思ったが戻って来てしまわれた。
今日は一時間くらいシフトが被ったのだが、私がカフェマシンの部品を洗っていると、客足が途切れたタイミングでSさんが私のところへとことことやって来きて言った。
「おぉ、覚えてるよ!」
「本当ですか? うれしー。あーよかったー覚えてくれていてー。あ、そのボールペン、貸してくれたりします? 無いんで」
Sさんは相変わらずだった。
「いつ以来だっけ、一年、二年?」
「一年です。子供がやっと一歳になったんで。使えるお金なくて、早く稼ぎたくて居てもたってもいられなくて、戻ってきました」
神妙な顔でいきなり重い。この人の旦那さんのお給料が三倍くらいに増えて、こいつがコンビニでバイトなんかせずに遊んで暮らせるようになりますように……。
そりゃあ、直筆の感謝の手紙でも書けば必ず喜んでくれるのだろうが、いい大人の男が毎年毎年お手紙というのも、どうにも気恥ずかしい。
ということで毎年母の誕生日が近づくと、うんうんと唸って、結局は牛肉セットやら、ドライフラワーやら、温泉券やら面白みのないプレゼントを贈ってきた。
ところが、今年の俺には自信があった。悩む必要もない、しかも面白く、きっと便利なプレゼントができるという自信である。
今度60歳になる母が、珍しくゲームにハマっていた。ポケモンGOだ。
たまに実家に帰ると、車に乗りながら、道で歩きながらこんなポケモンがいる!とか、楽しそうに語っていたのだ。
俺はポケモンGOは最初にちょっと触ってやらなかったし、ソシャゲは廃課金する方で、
母をドン引きさせてしまう可能性が高いので、一緒にプレイしようという気は起きなかった。
あえて、100円分浮いたよ!とか語る母の様子を「ほーん」という感じで見ていた。
察しの良い方ならおわかりだろう。俺がプレゼントしようと画策していたのは、ポケモンGOの外部パーツである。
よく職場で一緒にソシャゲの話をする、俺と仲のいいゴミ野郎がいるのだが、彼がドヤ顔でモンスターボール型の、時計のようなアタッチメントを見せびらかしてきやがった事を思い出したのだ。
機能はよく知らなかったが、何やらポケGOがより楽しめるようになるグッズに違いない。そもそも俺はポケモンGOでボールを何か指でクルクル回転させて投げる的なテクも最近知ったくらいだ。
そして、母はとにかくデジタルに疎いのでその手のグッズの存在など知らず、買えば必ず喜んでくれるだろう、と。
母の誕生日の前日、俺は電器屋に電話をした。要件をスマートに伝える。「なんか、あの、ポケモンGOの拡張パーツ?みたいな。腕につけるやつありますか?」と。
電器屋さんも流石プロ、慣れたもので、「ああ、ポケモンGOの○○でよいでしょうか?最新版が丁度出たんですよ」とスマートに応えてくれた。
俺は完璧だな、と頷きながら取り置きをお願いし、そのまま電器屋に颯爽と向かい、レジにてブツを購入した。
小さい。そして、思っていたのと違う。滅茶苦茶無骨だった。黒くて、まあ時計型ではあるのだが、とてもじゃないが職場のカスが見せてきたような、ポケモン好きなら喜びそうなデザインのものではない。
俺は慌てて、外箱の説明を読む。
「これがあればポケモンを自動で捕まえてくれる!」という旨のことが書いてあった。
なるほど、便利なものである。「スマホを立ち上げる必要なし!運転中でもポケモンを捕まえられるよ」とのことだった。かがくのぎじゅつってすげー。
俺は、その品を母には渡さないことにした。
だって、そうだろう。
母が、唸りながら「ボールを曲げないとと捕まえられない」とか、「見て!こんな可愛いポケモンいる!このポケモン知ってる!?」とか、「ちょっとお父さん!今ポケモン出てるからもうちょっと徐行して!ああ、逃がしちゃった!」だとか。
確かに、そのアタッチメントを買ってやれば、ポケモンBOXはあっという間にいっぱいになり、母はスマホの充電を気にせず外出できるようになり、父は母を搭載しながらも気楽に車を転がせるようになるだろう。
でも、そういうことじゃないだろう、と俺は言ってやりたかった。
ポケモンを確実に捕まえられることに何の価値があるんだ。スマホの充電や父の快適のドライブに、一体何の価値があるというんだろう。
不便と、努力と、達成感。それこそが、ゲームというものではないのか。
俺は、60になるまでゲームの面白さを知らなかった母に、とてもではないが悪魔の知恵を授ける気にはなれなかったのである。
ということで、俺はもう予算も使い切ってしまったので、仕方ないから適当に安物の鉢植えの花と、急ごしらえの直筆メッセージカードで、母の誕生日を祝う事にしたのである。
母は、何やら喜んでいた。まあ、面白おかしく、かつ日常で使えるような便利なプレゼントが出来なくて申し訳なかった。
母は、きっと今日も、スマホの充電と戦いながら、ポケモンたちに勝負を挑んでいるのだろう。フルオートではなく、指先で、くるくるとボールを回しながら。
もしかしたら、あのアタッチメントを送れば、母のポケモンGOライフは快適なものになっていたのかもしれない。でも、俺はそうしなかった。
贈られることが無かったプレゼントは、俺の家の引き出しの中に、今だに眠っている。
きっとそれでよかったのだと、信じている。
たまーに行くレストランの日替わり定食を久しぶりに食べに行ったら
私のテーブルにもやってきて、
お料理持ってきてくれたの。
ただただ、
四角い箱の中身が4段ぐらいの棚になっているようなロボット。
って言ってもこれは正確に言ったら
テーブルの前までやって来て
おのおのでお客さんがトレイごと取らなくてはいけないって仕組みっちゃー仕組みなんだけど、
私がわーい!ってロボットお利口!って思って言った矢先、
お食事楽しんでください!って
言い終わらないうちにクルッと向きを変えて、
そう言いながら立ち去る後ろ姿を見送りながら、
こいつ……動くぞ!?の勢いで言いたい、
こいつ……あだち去ぞ!って
去っていく後ろ姿の背中と言っていいのかしら?その背中がシュールだったわ。
あだち去り機能搭載。
あれ人間がやったらちょっと失礼しちゃうわってな感じするけど、
これロボットだと、
なぜか全然気にならないし、
なんならお会計の時にレジの人間にあのロボット可愛いわね!って言ったら、
昨日から一緒に働いてるんです!って言うじゃない。
ふーん。
つまり新入りさんだったのね。
同じセリフしか言わないお料理持って行くロボットはにゃんにゃん鳴いていて、
微かにビートを響かせながらズンチャズンチャズンチャって声帯ではなくてスピーカーから鳴ってやって来るのは感慨深いわ。
でもこれ本当に店員さん何人分かのぐらいな働きって本当にしているのかしら?
人が運んだ方が早いけど客寄せパンダ的な感じもあるのかしら?
でもなんだか、
それだけでまたそのお店に足を運んじゃうかも知れないわよ。
あと、
背中には新幹線の車内で流れているようなニュースの電光掲示板の文字が流れる仕組みで、
いらっしゃいませって流れ続けているのが、
そんでちゃんと曲がるときはウィンカーみたいに矢印が出て曲がる方向を示していたし。
人間みたいに気の効かないところが逆に気が効いてる感じがして
本来ならこのぐらいなマイルドな接客でもいいんじゃないの?って我に返ったところよ。
まあ、
味は一緒って言うところが
うふふ。
なんだか
また寒くなってきたのか?
朝肌寒いかったので
かなり温めのホッツってところよ。
この時期の気温の寒暖差は
たまらないわね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
「ストローっていただけたりしないんですか」
と強い口調で声をかけてきたから、ビクッとした。ねぇとかあのーとかすみませんとかもしもしとかそういう前フリ0で大声で話しかけられるだけで驚きだが、唐突に謎の詰問口調なのも驚きだ。不意討ちだったので「そういうこと言うん!?」という驚愕の気持ちが顔面に出まくっていないか心配になりつつ、
「少々お待ちください」
と言って手を拭こうとしたら、Aさんがささっとやって来てお客様にストローを渡してくれたので、よかった。
それから一時間くらいあとに、二人の小さな孫を連れた老夫婦が来店。奥様の方が私に近づいてきて、
「k……ないんですか?」
と何か聞いて来たがマスクのせいで声がくぐもってよく聞こえなかったので、「もう一度お願いします」と言ったら、
「貸していただけたりしないんですか?」
というので、「失礼いたしました。お手洗いはあちらです。どうぞご利用ください」
と、つきあたりのトイレを差して答えた。しかし……「~いただけたりしないんですか?」って言い回し、最近流行ってるの? 言ってる本人は悪気がなく「いただけたり」で丁寧に言ってるつもりなのかもしれないが、言われたこっちは責められているようで気分がよくないのだが。
レジ接客をしていると、たった一言で相手を不愉快にさせる達人みたいなお客様によく当たるのだが、そういう人は自分で自分の人生の難易度をむやみに上げているのに気付かないんだろうな。南無阿彌陀仏。
三人組のお客様のうち若い女性が売り物のワインを倒した。ボトルが粉々に割れて中身が床にぶちまけられた。レジ接客中のAさんがレジ打ちを中断して片付けに行こうとしたのを、その時雑用をしていた私が止めて代わりに片付けを請け負った。
ボトルを割った当人は少しの間離れた棚の影に下がり、三人組のうちの若い男はヘラヘラと笑い、高齢の男は「店員に怒られるだろうがオラァ!」と若い女性を詰った。一体この三人組って何つながりなんだろうな? と疑問に思いつつ、床を拭いてガラスの破片を拾う作業を続けた。やっと床がきれいになったところでボトルを割った女性が棚の影からすごすごと出てきて、
「どうもすみません」
と言ったので、
「いいえ、大丈夫ですよ」
と答えたが、それがよくなかったのかもしれない。三人組は私が掃除道具の片付けをしている間にそそくさと帰ってしまった。で、私とAさんはお互いに「ワインの弁償のことはきっとお客さんに言ってくれたよな」と思い込んでいたので、弁償してくださいと客に言っていなかったのだ。なんてこったい。
二人揃ってとんだ失敗だが、私が「大丈夫ですよ」なんて言ったから弁償しなくていいと思われて客に帰られてしまったのかもしれないな……。Aさんは割れたボトルの残骸をビニール袋で包んで「客が割りました」というメモを貼って事務所の机の上に置いた。
今日は暇かなと思ったがワイン割られ事件のせいで無駄に忙しくなってしまったし、疲れた。なんか今日って試される日なのかな……。
トイレ掃除中に高齢のお客様がトイレを使いにやって来たので、掃除を中断。お客様はトイレを使ったあと、
「入ったトイレが掃除したてだと気分がいいやね、どうもありがと」
と言った。いつも思うが、高齢者のコミュ強ぶりはすごい。ごめんなさい、そんなときどんな風に返事したらいいのか、わからないの……。
『恐れ入ります』でいいと思うよ……。
そんな時にすらすらと「恐れ入ります」と答えられるような大人にどうしてならなかったのか、と、じっと手を見る。
よく来るおじいさんなお客様が今日は来なかった。たまに酔っ払った状態で来店するとき絡み酒っぷりを発揮されてかなり面倒くさいのだが、来ないとなんかどうしたのかな? と心配になる。高齢の常連客の皆さまは、ある日突然ふっつりと来なくなりがち。
面倒くさい客は嫌だけど、お年寄りなお客様には極力丁寧な接客を心がけている。へたすると私がその人の人生最後に喋った相手になりかねないからなぁ。つまらないことでイライラムカムカされたまま彼の世に行かれたら、なんか悪いなと思うし。
一番対応に困るのが、自分と同世代っぽい異性の客だ。なんか話の糸口を見つけて話しかけて来られても。仲良くなってどうすんの? と思って引いてしまう。引く私が悪いのか? でも本当に、今更他人と仲良くなってどうするのって感じだしな……。
数年前に夜勤していたある男性は、同世代の男性客から気さくに話しかけられたのがきっかけで、一緒に呑みに行くくらいの友達になったという。男の人って、そんなに気軽に友達を作れるものなのか? Aさんも、公園でポケモンGOしてたら当店の常連客(Aさんの親ほどの年齢)に話しかけられて友達になったとかいうし。私には信じられん、友情の安売り感。