「カレー味のウンコ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: カレー味のウンコとは

2020-04-28

anond:20200426200047

カレー味のウンコ食うのとウンコ味のカレー食うのどっちか選べ、って言われて、食った後に「こいつは自分意志で食ったんだ!」とか言われたらふざけんな、って話よね。

2020-04-27

anond:20200427090313

他の選択肢の方が苦しいか風俗を選ぶとしても

それはウンコ味のカレーカレー味のウンコかの話であって

「どっちも食いたくない」事に変わりはないんだが

どちらかを食えと強制される時点でそれは強制だろ

2020-04-06

次の選挙でも「消去法で」とか言って自民党投票する奴流石に頭湧いてるだろ

カレー味のウンコ食ったんだから

ウンコ味のカレーも食ってみろよ

多少マシかもしんねえぞ

2020-04-01

[] #84-1「幸せ世界

幸せって何だろう。

……なんてことをシラフで管まく奴がいたら、それは人の温もりに飢えているドランカーか、時間を持て余したバックパッカーのどちらかだ。

それ以外だと、弟みたいな哲学的未熟児(ガキ)か。

幸せとは水が沸騰することだよ。外圧によって変化する沸点こそ、幸せの有り様さ」

弟は以前に、そんなことを意気揚々と語っていたが、とどのつまり“人それぞれ”ってのを言い換えているだけだ。

陳腐結論を捏ねくり回したり、とっぽい言い回しで着飾りたい年頃だったのだろう。

本人は「山登りの疲れでハイになってた」って後に釈明していたが。

いずれにしろナンセンスなことで夢想したり、使い古された話で盛り上がれるのは若者特権さ。

無人島に何を持っていくか」だとか、「カレー味のウンコorウンコ味のカレー」だとか、そんな話を大人になってからするもんじゃない。

言うまでもなく、幸せってのが如何に不安定で、捉えどころのないモノなのかは自明の理だ。

例えば俺にとっての幸せは、自分時間スムーズに使いこなすこと。

弟は不安や不満のない、退屈しない程度に刺激的な、メリハリのある毎日を過ごすこと。

父は余裕を持ったスケジュール仕事を終えることで、母は家族と一緒にいられることだと言っていた。

キトゥンは知らない。

俺は猫じゃないし、猫の言葉も分からいからな。

まあ、このように身内の間だけでも多様なのだから幸せズバリ「こうだ!」って答えるのは無理な話なんだ。

弟のようにガワだけ取り繕っても、単なる言葉遊びにしかならない。

だが今回の話に出てくる“とある人物”は、それを壮大かつ究極的に追い求めた。

====

今回の出来事に巻き込まれたのは突然だった。

最初は順調だったんだ。

その日、家族はそれぞれの事情で外出していて、文字通り猫の子一匹いない状態

自宅には俺一人で、都合よく予定も埋まっていない。

それはつまり、俺は俺のためだけに時間を使えるってことを意味していた。

例えば、ラジオ体操筋トレもやりたい放題だ。

「9、1011……いや、もう20回くらいやったっけ……まあいいや、最初からやり直そう」

ランチ健康も行儀も度外視できる。

イレブン豚まんには、やっぱり緑のタバスコが最適解だな」

周りに誰もいないのを承知の上で、あえて独り言を呟いてみたりもした。

特に意味なんてない。

自分のためだけに時間を使えるってことが重要なんだ。

これほど贅沢で、多幸感を覚える方法はないだろう。

勿論これは客観的見解ではないが、異論を挟める人間は今この場にいないんだ。

だが平穏というものは、得てして容易く壊れやすい。

「やあ、マスダ!」

ブレイクタイムの時、そいつ唐突に現れた。

ガイドと名乗る、未来からやってきた輩だ。

「……」

一切の誇張なく、本当にいきなりである

しっかり戸締りをしていたし、入ってきた気配すら感じなかったのに、いつの間にか部屋の中にいたんだ。

だがガイド普段の振る舞いを知っている俺からすれば、これは驚くに値しない。

「……どうやって入ってきた」

「それは言えない決まりなんだ。事情があってね」

こいつの時代不法侵入という決まりはないのだろうか。

あと、人のテリトリーにずかずか入ってきて、一方的に「こっちの事情を汲んでくれ」と主張してくるのも随分だ。

「不躾なのは百も承知さ。それでも優先したい事柄から、こうやって来たんだ」

こいつと出会ったのは一年前だが、どうにも苦手な相手だ。

自分未来に生きているって驕りが、所々に見え隠れして鼻につく。

己の価値観や振る舞いが相手とは違うって前提が、まるでないように動いてくる。

ちゃんと聞いてくれよ。キミが今いる世界、ひいてはボクたちのいる世界消滅する可能性もあるんだ」

なんとも大仰だが、ガイド言葉結果的真実であることが多い。

それは分かっている。

分かっているのだが、真面目に聞けというのは無理な話だ。

なにせエイプリルフールから

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2020-01-18

お前らがベストと思う都知事候補を晒せ

東京都知事選って、「この顔触れで選べって、カレー味のウンコか、ウンコ味のカレーか?の究極の選択しかない」的なツイートばかり目にする。

まあ小池百合子丸川珠代だと、カレー味のウンコか、ウンコ味のカレーだろうな。

山本太郎が参戦するかも、元官僚古賀とか前川とか、熱血修造とかも参戦するかもだが。

でも、今なら、選挙半年前だから、「まだ、間に合う」。

カレー味のウンコか、ウンコ味のカレーか、と嘆く前に、「カレー味のカレー」を、はてな民が探しだして、その人に出馬を促せば、いいじゃないか

ということで、3人ほどカレー味のカレーを用意した。(うち2人は冗談だが)

お前らも、「この人なら、都知事に向いてる」という人を推薦してくれ。

冗談1.前澤友作

社長も辞めてヒマなんだし、選挙資金はあるし、いいんじゃないか?

都民のみなさんに100万円お年玉です!」とか「都民を月に連れて行きます」なんて、夢があって、いいんじゃないか?

ただ、本人にその気はないだろう。

冗談2.池上彰

知名度都知事必須条件ならば、池上無双ほど「最強の知名度」を有してる候補はいない。

しかも、知性もある。恐らく能力もある。

但し、本人がやる気かどうかは知らん。

本気3.保坂展人世田谷区

上2人は冗談だが、ここは本気。

都市行政に詳しく、首長経験があり、かつ反安倍スタンスな人は、この人しか思い付かない。

米内元新潟知事みたいなスキャンダルもない。

山本太郎だと都政が行き詰まるのが目に見えるが、保坂氏なら大丈夫だろう。

野党各派は、三顧の礼で、保坂氏に鞍替え出馬を促すべきでは?

2019-03-30

[] #71-8「市長市長であるために」

≪ 前

ウサク曰く「票が欲しけりゃ媚を売れ。媚びは売っても賄賂にならぬ」

東に単純な子供がいれば、行って芸を見せてやる。

西に意識の高い若者がいれば、行ってハッとさせてやる。

南に愚痴中年がいれば、行ってただ頷いてやる。

北に暇な老人がいれば、行って長話を聞いてやる。

そして、公約を掲げて期待を煽る。

役所要求される面倒な手続きシンプルに。ハンコなんていりません!」

所詮公約ってのは口約束みたいなものだ。

保証はできないので、信頼してもらうしかない。

から媚を売って、それを担保にして信頼を得るワケだ。

公約を守れなかったら当然その信頼を裏切ることになるが、その時はその時。

努力及ばず”、“結果及ばず”なんて、この世の中じゃあ日常茶飯事だからな。

名前を隠して市長投票!」

演説最後キャッチフレーズを入れて、自分投票せよと言うのも忘れない。

ダサいまり文句でも記憶に残ってくれれば上等だ。

そんな調子市長は様々な場所に顔を出し、有権者への評価を獲得していった。


そして投票日も間近に迫ったある日、事実上の決戦が始まった。

市長とフクマ討論会が開かれたのである

今まで対立しながらも邂逅すらなかった二人が、ここにきて初めて直接的な戦いを繰り広げたんだ。

市長は『クールビズ月間』というのをやったことがあるが、あれは明らかに電気供給を間違えた結果の苦肉の策だ」

クマはいつも通り、市長が考えたこれまでの政策を挙げて、その結果や過程がビミョーであることを指摘していく。

だけど、コレに対する対処法をウサクは伝授済みだ。

「フクマさん、あなた選挙運動一般市民から寄付という形で金を受け取っていたように、私はそこに致命的な問題があるように思えません」

「うん?……どういう意味?」

これがウサク直伝の戦法。

反論しにくい指摘に対しては、毅然とした態度で“反論している感じ”を出す。

分かりにくいことを言って煙に巻き、指摘する側の事情を絡めて理解を遅らせるんだ。

「では、次は私から質問です」

そして処理が追いつかない内に、こちらは質問をぶつけていく。

「フクマさんは様々な公約を掲げていますが、それらを実行するための具体的な予算の配分について教えてください」

しかも、ここで繰り出す質問は、曖昧な答えを許さな要求だ。

「配分?……えー……」

市長を引き摺り下ろすためだけに立候補した人間がそこまで考えているはずもなく、フクマ言葉を詰まらせる。

そうして言い淀んでいる間に、市長はどんどん質問攻め。

「先ほど電気供給の話をフクマさんはしましたが、我が市がどこの発電所から、どの程度の電気を頂いているかご存知ですか。我が市には風力発電もあり、理論上何パーセントを賄えているかを踏まえた上で足りなかった場合代替案も数種あるわけですが、フクマさんの案もお聞かせください」

「それは……」

市長は捲くし立て、フクマはそれに言葉を途切れ気味に挟むことしか出来ない。

ネットレスバトルをちょっと上品にしたレベルでいい。大衆雰囲気で世相を観てる』

討論会の前日、ウサクは市長に向けてそう言っていた。

まり、いま行われているやり取りは不毛に限りなく近い。

そんなことを市長選に関わるこの場面でやっているのだから世知辛いと思わずはいられない。

とはいえ事実市長が優勢な雰囲気を醸し出していたのは否定できなかった。

「私より有能で、町をより良くしたいと志す人間はきっとどこかにいるでしょう。ですが、それは少なくともあなたではない。今日討論会で良く分かりました」

最後市長はフクマに決定的な一言を放つ。

投票はまだだったが、決着は明らかと思える出来事だった。


…………

そして投票が終わり、結果が発表される。

市長78パーセント、フクマ22パーセント

めでたいかはともかく、市長の再当選と相成った。

実はフクマ支持者の半数は投票すらしていないという、締りの悪いオチもついたが。

「まあ、理由はどうあれ、よかったな市長

「我が知恵を出したのだから当前の結果だが、実行したのは貴様だ。その点は誇りに思え」

ありがとうございます皆さん。政治に長年関わってきて、ここまで市民の方々に応援していただいたのは初めてです」

俺たちは今回のことで考え方を、市長への評価見直した。

周りの力が大きくても、多少アレなところはあっても、市長には市長でいるだけの相応の理由があるのかもしれない。

弟も何か思うところがあったのか、嫌っていた市長に賛辞の言葉を述べた。

市長あんたはカレー味のウンコでも、ウンコ味のカレーでもない。美味しくないカレーだったんだな」

そう言って市長背中を叩いて、すぐさまどこかへ行ってしまった。

弟も随分と軟化したものだ。

「え……どういう意味ですか、今の」

あんたは立派な政治屋ってことだよ、市長

(#71-おわり)

2019-03-25

[] #71-3「市長市長であるために」

≪ 前

今回の選挙戦を冷めた目で見ていたのは俺だけじゃなかった。

例えば近所の喫茶店常連のタケモトさんやセンセイがそうだ。

二人はそれぞれ愛用の銘柄を吹かしながら、どちらに投票するかという雑談を交わしていた。

「センセイ、あんたはどっちに投票する? オレは『禁煙法』の件があるから現市長絶対イヤだが……」

「私も市長には投票したくないですね。あれのせいで余計な対立を生みましたし……でも、そうですねえ……」

市長は以前、『禁煙法』を作って市内のタバコ流通使用を止めたことがある。

結局、それは上手くいかなかったが、対立や重税などの遺恨を残した。

市長政策によって引っ掻き回されるのは今に始まったことではないが、喫煙である二人は特にこの一件を根に持っていたのである

だが、それにつけても歯切れの悪い言い方しかできない。

「ふぅむ、今の市長がアレなのは確かですが、ではフクマという人物市長であるべきかというと……」

それは喫茶店マスターも同じだった。

権威象徴がいれば、得てしてそれをやっつけようとする者も登場する。

これが冒険活劇モノならば権威象徴は分かりやすい悪役で、やっつけようとする者はヒーローだ。

しか現実はそう単純じゃないことをマスターたちは分かっていたのである

「そうなんだよなあ、フクマ演説は『今の市長ダメ』っていう批判ばっかで、『自分こそが市長にふさわしい』って内容じゃないからなあ」

市長が日々どのように働いているかなんて知らないし、何を考え、何を食べているかなんて知らない。

ただ、市民が実感できるような何かをやると、大抵は顔をしかめる人々で溢れるのは確かだ。

それを指摘するフクマの主張も尤もだろうが、だからといってフクマ投票するのが賢明判断だとも思えなかった。

さしずめウンコ味のカレーと、カレー味のウンコみたいものだ。

普通カレーが食いたいという、当然の前提が存在しない二択。

ある意味フィクションよりも残酷といえるかもしれない。


投票の期日は刻々と迫る。

後半に差し掛かっても市長の形勢不利は明らかだった。

現市長は地に足をつけずブラブラさせながら、綺麗な歌を口ずさむ。歌詞メロディのおかげで今まで気にならなかったけれど、実は音痴なんです』

クマ市長批判は、支持者を順調に増やしていっていった。

人は変化を恐れる生き物らしい。

変化で得られるメリットよりも、そのままでいるメリットを重く見る。

市長がこれまで市長でい続けられたのも、人々が変化を恐れていたからだろう。

逆にいえば、いま変化がおきようとしているのは、それだけ皆が市長ウンザリしてきていることの証明でもある。

市長はこれまでも変な政策を打ち出してきて、それはいずれも空回り。

クマはそのことを大衆に気づかせた。

その気づきによる快感のせいで、他にもある重要事柄を見逃していると気づかずに。

そして俺はその様子を冷笑気味に静観していた。

どうせ、どう転ぼうが、俺には大して関係がないと思っていたからだ。


…………

しかし、転機は不意に訪れる。

その日の俺は、部屋で弟とテレビを観ていた。

「ユーマ・フォーリング・ホーーーーーース!」

弟は飽きもせずアニメリバイバル放送で盛り上がっている。

俺は他に観るものもなかったため、キトゥンの世話をする合間に流し観していただけだ。

「これ前にも観てないか? よくそんなハシゃげるなあ」

「観てないよ。第2シーズンキャストで声を録り直してるし、作画の細かい修正もされてるんだから

「いや、つまり同じだろ」

そうしてダラダラと観ていたアニメも終わり、次の番組の間に挟まる地元日報ニュースが流れた。

『フクマ氏は、市長になった暁には現政策の全てを見直すことを語っています

内容は選挙戦についてであり、俺は「またこれか」と舌打ちした。

チャンネルを変えようとリモコンに手を伸ばしたその時、フクマ演説する映像、その音声が耳に入った。

市長の考えた外来生物保護法についても、大幅に作り直すか、まるごと廃止するつもりだ』

……『外来生物保護法』だって

次 ≫

2018-11-28

anond:20181128162025

ウンコ味のカレーカレー味のウンコとどっちか食べないといけないとしたらどっち食べる?みたいな話だよ。

率直に言えばどちらも食べたく無いよ。

2018-08-22

キャバクラダメ

キャバクラって恋愛いたことを商売にしているって点で、カレー味のウンコを食べさせられているのと同じ気がする。

キャバクラボトルを入れてモテるって話をよく聞くけど、単に金を捨ててるだけだから

2018-07-04

anond:20180704220722

まず、投票することで変えられるという幻想を捨てないといけない

日本は、実質的には民主主義国家ではなく、官僚公務員によるアリストクラシー国家だと認識するところからはじめないといけない

選挙では、誰かを選ぶことが重要なのではなく、あたか国民の総意があるように見せかけることが重要なのだ

日本における選挙とは、アリストクラシーお墨付きを与えるためのツールなのである

カレー味のウンコウンコ味のカレーの片方を選ぶことに意味はないのだ

選ばないという選択肢があることを忘れてはならない

そして、選ばないという選択肢こそが最も力強く、最も民主主義的な行為なのである

投票率が下がれば、もはや公務員たちが国民支配する根拠が大きく失われる

国民の大多数が政府無視してしまえば、国家運営など出来なくなる

納税申告を誰も行わず投票にも誰も行かない、国民政府の行うことに対して悉く無視を貫くようになれば、ようやく公務員たちは目が覚めるのではないか

その時、国民側も相応の痛手を被るかもしれないが、変化のための痛みだと思ってあきらめるしかない

変化を求めないならば、投票に行くべきだろう

残り少ない人生を逃げ切れればよいと考える老人のみが、投票に行くメリットを有している

2018-03-08

anond:20180308160237

ー世の中が「急に変化する」リスクを防ぐ役割ぐらいならあるんじゃねーの

なら、

生活保守の方が「社会迷惑をかけなきゃ自由にやってくれ」みたいなふうになるし、よくもわるくも無関心・不干渉でいてくれた

 └生活保守肯定って、ウンコ味のカレーカレー味のウンコどっちがいい問題

とまで言うのはやっぱりおかしいな。

全否定しているんだと考えないと、生活保守の(一面でも)肯定するのをうんこカレー問題(どっちも人間尊厳を危うくする)となぜ同一視してるのか理解不能だって事だよ。

anond:20180308150233

正義なんてその時で変わるんだから当たり前だと思うし、生活保守肯定って、ウンコ味のカレーカレー味のウンコどっちがいい問題な感じする。

2016-10-20

[] #3-1「チャットーク」

みんなはクラスメートとか仲間内雑談をするとき、傾向とかなかったか

例えば俺たちの場合は、ウンコ味のカレーカレー味のウンコかみたいなことに思考リソースを割くのが多いかな。

弟のマスダたちの場合は、思春期ということもあってかエロ関連の話が流行みたいだ。


その日も弟は自分の部屋で、仲間たちと雑談を繰り広げていた。

「僕がエロいと思うのは、この曲線だと思うんだよね」

私、女だけど、骨の形よ。人間の体の基盤こそ最強だと思う」

「胸! 大は小を兼ねる! 安定需要!」

大人はよく最終的に尻に帰結するって主張するらしいぜ」

さて、弟たちのしている話が最終的にどこに向かうかは大した問題ではない。

問題なのは弟の部屋は俺の部屋でもあるということだ。

だってこのテの話は別に嫌いではないというか、こういう話で学校の隙間を埋めていた経験も人並みにはある。

しかし、何度も聴いていた名曲騒音に聞こえるように、同じことは繰り返せば繰り返すほどツマラナくなり、最終的には嫌悪感すら抱くようになる。

そうならない内に、一時的にその話をしないようにして、忘れる必要があるのだ。

「お前ら、いつまで同じ話をしているつもりだ。いい加減に次のステップに進んだらどうだ」

ちゃんと進んでいるよ、今はエロ度をランク分けしている最中なんだ」

「やっぱり普段は隠されている部分はエロ度高いよな」

私、女だけど、その理屈だと結局は骨って結論になってくるよ」

ポルノ! グラフィ!」

「それが同じ話だと言っている。結局はエロいかエロくないか、そしてどの程度エロいかを話しているだけじゃないか場所ちょっと変わっただけで、お前らはグルグル回っているだけなんだよ」

俺の指摘は間違ってはいなかったが、弟たちはそれが逆に自分たちへの無理解だと受け取ったらしい。

「これはとても大事な話なんだ、兄貴。そんなガワだけを見た評価をして、俺たちに冷や水ぶっかけないでくれ」

「そういえば、『ぶっかけ』ってエロくね?」

私、女だけど料理にも使われている言葉から、この場合はその料理エロいか審査していく必要が出てくる」

今日の夕食はうどんだ! ぶっかけうどん!」

「いい加減にしろ。お前ら、このまま同じ空気を吸い続けて皆がエア性行でもしていると俺が言えば満足なのか? くだらん、不毛なことにエネルギー割くのは程ほどにしろ

会心ジョークだったが、これが彼らの逆鱗に触れたようだ。

俺が思っているよりも、弟たちがその雑談で背負っていたものは大きかったらしい。

「ふざけんな!」

私、女だけど、今の発言は無神経!」

戦争だ! 皆、手斧を持て!」

トマホーク! ちょうな!」

「おいおい、やめろ、暴れるんじゃない。ここは俺の部屋でもあるんだぞ」


十数分に及ぶ私闘は、開き直った俺が木刀を用いた演舞披露することで決着となった。

とはいえ自分たちの部屋に大きな傷を残すという、誰も幸せにならない決着だったが。

それから、弟たちの雑談場所はもっぱら近所のカフェになったらしい。

まだエロエロくないかで盛り上がっているのかは知らないが、弟たちが出禁になるか、それまでに雑談内容が次のステップに移行するのが先か。

そんなことをクラスメートたちと雑談しながら昼休みを過ごすのが、最近の俺たちの流行だ。

(#3-おわり)

2016-08-09

[]

今回は少年ジャンプ+

先週分の感想。書く時間がなかったので簡易。

ファイアパンチ 15話

最初の、祝福者を用いた資源の確保方法ディストピア感が溢れていていいと思う。

まあ、人道的な範囲内でかつ効率よくできる方法は他にいくらでもあるよなあ、と思ったりもしたが。

作者がこういうの好きなのは今に始まったことではないから、これもその一環なのだろうな。

あと、あの子アグニのことをやたらと語っているけれども、この子主人公そこまで絡みなかったよね。

このキャラ人格的に考えると、妄言的な意味合いも含めているだろうから、そう解釈するなら不自然ではないけれども、これにページ数割かれてもなあ……。

仮にやるとしても、もっと小出しに描いたほうがいいよね。

肝心の主人公の方はほとんど進展してないしさあ。

ファミリーゲーム 

第年秒の短期中連載。

後先を考えない設定、展開だけれども、短期連載だからコレぐらいのほうがいいかもね。

単純に異能力バトルとしてだけで評価した場合、正直あまり惹かれない。

けれども、そこに「家族」人間ドラマといったテーマを含めつつ、エキセントリックキャラクターたちを主要人物にして面白そうと思わせるあたり侮れないなあ。

それにしても、作者を介入させる設定なんて、久々に見たぞ。

けれども、先にメタを絡めた設定にしておいたことで、奇抜なキャラクター言動や展開も成立していたキライはある。

群馬アイドル神話セブン 第4話

画力があと3ランクほど高まれば、意外と不条理ギャグ漫画として読めるんじゃないか最近思い始めてきた。

少なくとも、最近はちゃんと読者も楽しませようというネタ選びやノリになってて、「ウンコ味のカレー」又は「カレー味のウンコ」くらいにはなってる。

逆にいえば、現状ではジャンプルーキーの延長線上を抜け切れていない。

2015-04-16

http://anond.hatelabo.jp/20150415212755

カレー味のウンコを躊躇なく一気食いできる奴がいるらしいけど、テメーのことか?

2013-08-26

http://anond.hatelabo.jp/20130826210207

カレー味のウンコウンコ味のカレーならカレー味のウンコを食べる!、なぜならウンコであることのデメリットは味がウンコであることだからだ(ただしここで言う「味」は臭いや食感も含む)!

と言い切った上岡龍太郎の再来かあなたは。

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