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はてなキーワード: 科学者とは

2014-04-27

正義卑怯

理研石井先生論文疑義があると匿名タレコミがあったという話ですが、

http://d.hatena.ne.jp/warbler/20140424/1398320093

このタレコミになんとかアイツの論文の穴をみつけてやろうという悪意を感じるわけです。

愉快犯がやっているのか、小保方フォロワー仕業なのかは知りませんけれど。

自分生命科学系の研究現場10年くらいうろうろしていますが、今回見つかったような画像切り貼りは古い論文を探せばいくらでも見つかります

コントラスト操作してバンドの見栄えをよくすることだって、それがなぜ悪いのかが広く知られるようになる前は、オートラの焼き加減を調整するのと

同じような気楽さでやっている人たちがたくさんいたはずです。

(こういうことを書くと「研究の場でそんなことはありえない!自分の周りでは絶対ありえない!」と言いたがるひとたちがたくさん湧いてくることも

知っていますが、そういうのは安全場所から正論を吐いて気持ちよくなりたいだけのひとたちだと自分は思います。もちろん今は画像データの取り扱いに

ついて慎重になるべきだということは誰もが知っていますが、かつてPCが急速に普及して学生でも誰でも簡単に画像加工が出来るようになったはじめの頃、

その当時は今とはまた状況が違っただろうという話です)

というわけで、論文コピペを日々熱心に探されている人たちはそれぞれ信念を持ってやっているのだとは思いますが、そのコピペが結果を欺こうとするコピペなのか、

そうではないのかをきちんと見極めてやってほしい。確かに画像切り貼りすることはまったく良くないことなのですが、過去に遡ってこんな風にアラ探しをされて

重大なねつ造無知ゆえの過ちを区別せずに、ねつ造疑惑だ!と声高にやられると、これは社会に対してほとんど悪影響しか与えないような気がするわけです。

実際、今回の件で、今後論文不正調査に科学者が極めて関与しにくい状況を作り出してしまっています。どう考えても良いことではありません。

そのことに対してどう責任をとるのか、と言っても仕方ないのかもしれないけれど、こんな悪意のあるタレコミを世に出す前に、もうちょっと内容について

吟味するなりこれが社会に与える影響について想像するなりできなかったものかと思います特にこのサイエンスライターの人は、わざわざ博士肩書

アピールして、自分は専門的知識がありますよ、と言っているんだから

2014-04-26

http://anond.hatelabo.jp/20140426222934

別に正しくないだろ。でFAなんじゃない。

ポジショントークじゃん。研究職がポジショントークするようになったらおしまい

 

研究職には、ただひたすら、この世の真理が知りたいから研究する。利益なんかどうでもいい。(だれか金に興味が有る奴が勝手に考えろ)

というマッド・サイエンティストみたいなタイプ

救いたい人がいる、だから研究がしたいという善人タイプ

どっちかでいいだろ。

将来何の役に立つか知らないけれど、役に立つはずだから研究しますって意味わからん

それならまだ、研究が大好き!ってほうが、よほど深く研究するだろうから、結果として役に立つだろ。

 

中途半端科学者中途半端な結果しかダセないと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20140426150553

から給料目当てってのが、文系の発想なんだって

理系ってのは研究がしたくてしたくて仕方がないから来るところ。

給料は案外中程度なんだよ。安くはないけど高くもない。

 

それこそ給料がほしいなら、金融業いけよ。トレーダーとか。って話。

おしゃれがしたいなら、ファッション業界いけよと。

迷惑なんだよ。金めあてでろくでもない事されたら。

いるだろ偽装論文とか、発表内容が嘘ばっかで後日訂正しまくりとかな有名な科学者

あいうのは困るんだよ。 何が困るって あれに対して 対応する 『時間無駄

研究職ってのは、スポンサーの獲得競争でもあるけど 同時に 時間との戦いでも有るんだよ。

自分が行きている間に 研究が完成する奴ばっかじゃないんだよ。

2014-04-21

誰が言ったか重要って話にするとな。有名になったら終わりで、精進しなくなるだろ。

昔は能力の有る科学者だったのかもしれないが、いまじゃすっかり政治家研究所内の政治闘争に明け暮れている。

みたいな話は御免被りたい。

 

せっかく若い頃は能力があったのに、政治闘争に明け暮れるうちに、すっかりスキルセットは古くなっていて

話はうまいが、作ってるもの時代遅れ。それが今の日本だろ。

 

結局、研究所予算製で、研究で稼がない。そうなれば、研究やめて権力闘争するわなぁ。

外部の人間ですらデーターがおかしいって指摘できるのに、直属の上司データーの不正に気づかないくらい腕が錆びついてるんだろ。

相当な人間が、科学者から政治家転職していて腕が鈍ってる。そんな国にしちゃいかん。

悪意のあるなし以前に、腕が鈍った人を多数出した事実をみなきゃいかん。

円城塔もっと楽しむためのノンフィクションはこれだ!

SFもっと楽しむための科学ノンフィクションはこれだ! http://d.hatena.ne.jp/huyukiitoichi/20140417/1397744529 を受けて10冊選んでみました。

「『現実とはなにか』という認識が変わっていく」ような本はありません。

言語

ヨーロッパにおける完全言語を求める歴史を扱った『完全言語の探求』と多くのプログラミング言語設計者へのインタビューをまとめた『言語設計者たちが考えること』は、あまり読者が重なっていない気がしますが、円城塔きっかけにして両方読んでみるのもいいのではないでしょうか。

つぎの著者につづく」(『オブ・ザ・ベースボール』収録)の冒頭で語られるエピソードが『完全言語の探求』から引いたものであることは単行本収録時に追加された注で明示されていますし、「道化師の蝶」に出てくる無活用ラテン語についても『探求』で触れられています

一方『言語設計者たちが考えること』については、読書メーターで「小説を書く人も読むと良い」(2010年12月10日)とコメントしていて、『本の雑誌』の連載でも取り上げています(2011年11月言葉を作る人たち」)。また『本の雑誌』の連載では『言語設計者たち』以外にも時々プログラミング言語言語処理についての本が取り上げられています

最近連載のはじまった「プロローグ」(『文學界掲載)も今のところ、より望ましい文字の扱いや処理についての話をしているので、いささか強引な解釈ですが『完全言語の探求』『言語設計者たちが考えること』と繋がっている小説です。

翻訳

ロシア語作家として出発しアメリカ亡命後に英語作家に転身したナボコフは、自分自身の書いた文章を別の言語翻訳する「自己翻訳」を相当数おこなっていますが、それを主題とした評論書です。

円城塔本人も語っていますが、「道化師の蝶」ではナボコフモチーフとして使われています。友幸友幸が「希代の多言語作家であることもナボコフへの参照のひとつでしょう(若島正は『乱視読者の新冒険』のなかでナボコフを「稀代の多言語作家」と形容しています)。その希代の多言語作家の「わたし」とそれを翻訳する「わたし」が重なるようで重ならない「道化師の蝶」の筋立てにも、同じ作品について作者と翻訳者の両方の役割を演じたナボコフの影が見出せます。また「道化師の蝶」の姉妹編といえる「松ノ枝の記」での、相互翻訳相互創作する2人の作家という設定も「自己翻訳」の変奏と見ることができるでしょう。こうした創作翻訳交錯する2編を再読する上でも、この評論書が良い補助線になるのでは。

読書メーターコメントは「素晴らしい」(2011年4月28日)。

数学 全般

最初期に書かれた『Self-Reference ENGINE』や「オブ・ザ・ベースボール」「パリンプセストあるいは重ね書きされた八つの物語」(『虚構機関』収録)などに顕著ですが、円城塔小説には、掌編の積み重ね(積み重ならず?)によって全体の物語が作られるという構造がよく現れます。これは辞典を順番に読んでいく感覚ちょっと似ているかもしれません。『数学入門辞典』を読んでいると、たとえあまり数学に詳しくなくても、円城塔小説に対してしばしば言われる「よく分からないけど面白い」という感覚を味わえると思います。ただし、円城塔小説に出てくる数学用語がこの辞書に出てくるなどと期待してはいけません。

一家に一冊」だそうです。 https://twitter.com/rikoushonotana/status/402707462370758656/photo/1

数学 数学者

円城塔小説には数学者やそれに準ずる人が多く登場しますが、『史談』は数学者を語った本として真っ先に名前のあがる定番の名著です。著者は類体論確立したことあるいは解析概論の著者として知られる高木貞治。かの谷山豊はこの本を読んで数学者を志したそうです。

数学部分については河田敬義『ガウスの楕円関数高木貞治先生著"近世数学史談"より』という講義録があるくらいには難しいので適当飛ばしましょう。

考える人2009年夏号 特集日本科学者100人100冊」で円城塔が選んでいたのが高木貞治とこの本でした。

数学 モンスタームーンシャイン

ムーンシャイン現象は、『超弦領域』収録の「ムーンシャイン」の題材で、他に「ガーベジコレクション」(『後藤さんのこと』収録)にも単語だけですがモンスター群とコンウェイが出てきます(コンウェイは「烏有此譚」の注にも言及あり)。作品内に数学的ホラ話といった雰囲気がしばしばあらわれる円城塔にとって「怪物的戯言(モンスタラスムーンシャイン)」はいかにもな題材かもしれません。

ムーンシャインを扱った一般向けの本というとたぶん最初に『シンメトリーモンスター』が挙がるのですが翻訳が読みにくいし『シンメトリー地図帳』にはあまり説明がなかった気がするので、この『群論』を挙げます

数学の専門書ですが、第4章「有限単純群の分類/Monsterとmoonshine」は読み物風の書き方になっています。ただし詳しい説明なしでどんどん話が進んでいくところも多く、きちんと理解するのは無理です(無理でした)。

第4章を書いている原田耕一郎はモンスター群の誕生にも関わりが深い人で、多くの文章モンスタームーンシャインについて触れているので、雑誌などを探せば難度的にもっと易しい文章が見つかるかもしれません。

数学 確率

円城塔小説には「オブ・ザ・ベースボール」のように確率についての言及もよく見られます。『数学セミナー』『数学のたのしみ』『科学』等で高橋陽一郎が書いた確率論についての諸入門解説記事、は探すのが面倒だと思われるので、もっと入手しやすいこの本を。

確率微分方程式で有名な伊藤清エッセイ集です。「確率」より「数学者」の項に置くのがふさわしい本ですが確率の本として挙げます

読書メーターコメントは「素晴らしい」(2010年10月24日)。

数学 力学系

やはり専門が力学系ということもあり、力学系関連もしばしば登場します。

本のタイトルを見て「力学系力学は違う」と指摘されそうですが、副題は「カオスと安定性をめぐる人物史」。力学系歴史に関する本です。実のところどんな内容だったか覚えていないのですが、「いわゆるこの方程式に関するそれらの性質について」(単行本未収録)で引用文献に挙がっているか大丈夫でしょう。

数学 ロジック

Nova 1』収録の「Beaver Weaver」をはじめ、ロジック(数学基礎論)関連も円城塔小説に頻出する素材です。

とりわけ計算可能性、ランダム性、busy beaver、コルモゴロフ複雑性……とあげてみると、まずはチャイティンの諸作が思い浮かびますが、あれはむやみに勧めていいタイプの本なのかちょっと疑問なので避けます読書メーターでは、最近出た『ダーウィン数学証明する』に対して「 チャイティンチャイティンによるチャイティンのためのいつものチャイティン」(2014年3月20日)とコメントしています

これという本が思い浮かばなかったので、いくらかためらいながらもこの本を挙げました。『メタマジックゲーム』か、あるいはヒネリも何もなく『ゲーデルエッシャーバッハ』でよかったのかもしれません。ただ『ゲーデルエッシャーバッハ』だけを読んでもほぼまちがいなく不完全性定理理解できないということはもっと周知されるべきじゃないかと思います

円城塔はこの本について「すごかった。(但し、かなりハード。)」(2011年3月27日)とコメントし、『本の雑誌』でも取り上げています(2012年10月ゲーデルさんごめんなさい」)。

初心者向きの本ではありませんが、不完全性定理について一席ぶつ前に読んでおくといいでしょう。


天体力学パイオニアたち』が上下巻なので、以上で10冊になります

別にノンフィクションを読まなくてもフィクションを楽しむことはできますが、ノンフィクションを読むことによって得られるフィクションの楽しみというのもまた楽しいんじゃないでしょうか。

追記: 小谷元子編『数学者が読んでいる本ってどんな本』に寄稿している13人のうちのひとりが円城塔なので、そちらも参照してみるとよいと思いますリストに挙げられている約50冊の本のうち半分くらいがノンフィクションです。上に挙げた本とかぶっていたのは『数学入門辞典』『天体力学パイオニアたち』『ゲーデル定理 利用と誤用の不完全ガイド』でした。また、はてブコメント言及のあったイエイツ『記憶術』もリストに入ってました。

http://anond.hatelabo.jp/20140420234350

オレは5行で読む気が失せた。まあ、そもそも内容に興味ない人向けには書いてないってのもあるんだろーな。

読みやすくするならとりあえず、

 ・ネットスラングを当たり前のように使わない。必要言葉まで削らない。

 ・文章に( )をなるべく使わない。日本語でも時制は意識する。

くらいのことはしろ、と思ったよ。

(例)

(原文)

僕の病名をピタリと当てたナースさんに、学生浪人生の頃に研究所の手伝いをし、多分野の科学精通した科学者さんの二人に次のような質問をぶつけた。「ネットで言う、かまってちゃんが【境界性パーソナリティ障害通称ボーダー)】というれっきとした精神疾患だと聞いたけど、どうなの?」

(改訂)

僕の病名をピタリと当てたことのあるナースさん学生浪人生の頃から研究所の手伝いをし多分野の科学精通ているという科学者さんの二人に、次のような質問をぶつけた。「ネット世界でよく言う『かまってちゃんは、いわゆるボーダーまり境界性パーソナリティ障害であって、れっきとした精神疾患なんだ、という話を聞いたんだけど、本当にそうなの?」

2014-04-20

http://anond.hatelabo.jp/20140420083107

突拍子もないことには 誰も文句を言ってない。

結果が論文内容と違うから 文句を言ってる。

 

まり科学者は突拍子もないことはみんな褒めてるんだぜ?勘違いするなよ。

みんな結果を待ってるんだから

だれもSTAP細胞がないなんっていってない。論文の手順では作れないから、正しい手順を早く出せとしか言ってない。

STAP細胞の有る無しを問題にしてるのはマスコミ。 科学者が言ってるのは正しい手順を早く出せ。

http://anond.hatelabo.jp/20140420082200

仕事からだろ。

突拍子のない実験

だれも、突拍子のない実験をしたことを文句言ってる奴はいないだろ。

あくまでも、発表した内容と実験の内容が違うから文句を言ってるだけだ。

STAP細胞の真偽なんて科学者は問題にしてないだろ。

発表した内容と実験の内容が違うから文句を言ってるだけ

 

まともな科学者なら、他人が、どうしてそんな実験をしたのか?なんて ことに関わる奴はいないだろ。どうでもいいんだから

問題は、発表された内容がその論文の範囲で正しいかどうかだけだろ。

研究内容が研究するに値するかどうかを決めるのは、理研の問題であって外野の問題じゃない。

2014-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20140419204615

それ以前に、すわノーベル賞!?って話になったら小学校の頃のポエムが話題になるような国民性

理学が発達するわけ無かろ。

STAP細胞が有るかな無いか、という0か1かの科学者としてはどうでもいいことに国民の興味が集中している。 

STAP細胞がありえないなんて、どうでもいいことをわざわざ証明したい科学者はいない。

あってもなくても、どっちでもいいんだよ。

問題は、STAP細胞の生成メカニズムを解明できるのかどうかで、解明できないならあっても意味が無い。

どうやったらSTAP細胞を作れるのか?には興味があっても。 STAP細胞なんて存在しないんだ!(またはするんだ!)みたいな話には興味が無いだろ。

その考え方の違いこそが、まさに文系理系の違いだが・・・

小学校の頃のポエムが話題になった段階で、どれだけの科学者が落胆したか。よく考えてほしいよ。

2014-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20140418112901

まあ、自爆テロに巻き込まれないように、と言うのは不可能だけど。

今回の件に関しては、笹井さんはもっと活躍出来る可能性が大きくあるので、

ここらで野依さんが全責任取って辞める、的なパフォーマンス世間を納得させるのが一番良いと思うんだけどね。

科学者の中ではこの内容きちんと吟味すればそりゃ騙されても仕方ないだろ、と言う話になるし、笹井さんの信用が一気に落ちる、ということもそれ程なかろうし。


科学コミュニティーとしてきちんと責任取って改善していかなくてはいけない、という点では、

圧倒的に早稲田責任が大きいでしょう。

博士号、ってのは1つの資格な訳で、雇う側は少なくとも「早稲田博士号」というもの全面的に信頼しているので。

それを発行した責任は取らなきゃいけないし、実際、論文自体博士号に値しないものが見つかってるわけだし。

その辺、一番改革を進めなきゃいけないところだけど、他の大学ではそういう授業を取り入れる、とか色々変化があって少しは今回の件も意味あったかな、と言う感もあるが、

早稲田自体はまだ何も結論出してないところがホントに苛つく所。

そして、マスゴミはその辺一切報道しないという。

http://anond.hatelabo.jp/20140418104131

いや、そりゃ論文執筆するんだから内容は理解してるし

データも見てるし、その内容自体には疑いようが無い、と思ってやってたのは事実だろ?

でも、そんなの、実際に一緒に研究を進めて来て信頼した、とは全く別のもの

実際、今回の捏造も全く見つけられなかったわけだし、一緒に議論とかはしてないのは明白。

それを「信頼」するというのは、自分の所の助教とかを信頼する、ってのとはまた別の次元の話。

他の教授とかで実績ある人を信頼する、とかそう言う話。

今回も彼女自身というよりは、バカンティとか若山さんとかを見て信頼してた感じでしょ。

逆にどんな一流研究者データでも批判的に吟味するのが科学者。偽造じゃなくてもアーティファクト、ノンスペは日常的にでる。

そうなんだけど、今回はその辺の吟味をしっかりしてないのが明らかになったわけでしょ?

Nature側の査読者も騙されたように、出てきたデータだけ見たら今回の捏造は見つけるのは不可能なわけで。

ただ、実際に実験を行ってたら画像なんてあの1つではなくて山ほどあるわけで(200回成功したとか馬鹿みたいなことを言ってるのが事実だとしたら。。。)

それらを全部とは言わなくても週一ミーティングみたいので議論してれば流石に全く別のところから持ってきた画像論文で使う、

なんてことを見抜けないわけが無いわけで。

から、今回、笹井さんと小保方さんの関係は、少なくとも同一ラボの共同実験者、と言う形ではなくて、

小保方さんは小保方さんのラボ持ちで、そこで実験や議論等は全て行い完結、笹井さんは別のラボの共同実験者として出てきたデータだけを見せられて

そこで吟味をするだけ、と言う状況。

それでOKを出すには、「信頼」関係がない限り不可能。中で捏造されたらわからないんだから

で、そこを信頼するのに、あんなのをいきなり信頼するなんてことは無いわけで、実際笹井さんも会見で若山さんとかの名前を出してたわけで。

http://anond.hatelabo.jp/20140418103303

一部に信頼しているデータがあると会見で言っていたぞ。

科学者としての教育を受けてないから人だからって、持ってくるデータを信頼するかどうかは別。

逆にどんな一流研究者データでも批判的に吟味するのが科学者。偽造じゃなくてもアーティファクト、ノンスペは日常的にでる。

人を信頼するどうのでデータの真偽を判別してるんじゃないよ。実験の内容・意味データ妥当性で判別してるんだよ。

小保方さんに騙された部分があったのは科学者としてのミスだったと素直に謝罪してた。

http://anond.hatelabo.jp/20140418003752

シンプルだけど本質的で良い質問です。まず双極性障害には1型と2型があります。簡単に言うと激しいのが1型、そうでないのが2型。

1型は怒りっぽくなるので対人トラブルを抱えやすいです。これは悪いことですね。また「過剰に」ポジティブになり、自分に「過剰な」自信をもちます。これは良い事のように聞こえますがそうではないです。

僕が知っているヒトだと、絶対勝てる!といって1000万借金して競馬に突っ込んだ、とか。俺なら当選する!といって突然選挙立候補しようとして家族を困らせた、とか。いろいろ。ヒヨコ300匹買ってきたとか訳分からんのもあったなあ。

2型は1型ほど激しくはないですが色々困る事はあります。怒りっぽくなるのもそうだし、観念奔逸といって色んなアイデアが頭を駆け巡って訳分からん状態、とかなります。集中困難にもなります

悪い事ばかりかというとそうでもなくて、ググると分かりますが躁病の天才というのは沢山います躁状態の時に科学研究芸術創作をすると良い結果がでる事があるようです。双極性障害のヒトの方が芸術家科学者になる確率一般人より高いという報告があります。また双極性障害患者郡はIQが健常人より高いという報告があります。唯一の「頭の良くなる」病気なのです。

躁状態は良い事もありますが、最大の問題は「躁がきたら次に必ず鬱がくる」ということでしょうか。あと躁状態鬱状態が一人の人間に同居するのでアイデンティティ確率が難しいというのもあります今日明日くるくる人格の変わる友人とは付き合いにくいでしょう?

2014-04-17

http://anond.hatelabo.jp/20140417071551

別にあの会見は一般人に向けて仕方なくやったことだけど、

本人に対する評価は別に一般人はどうでもいいことで、

実際に科学者の中で決まることなので、言ってることがおかしければおかしい、で終わるよ。

実際問題、どういう経緯でどうして彼があの立場になったか、と言うのはよくわかったじゃない。

まあ、予想通りというか、そうか、と。

単にあんなどうしようもない人をユニットリーダーとかにしてしまって、

しか論文を見たら素人バリ。こんなんじゃNature通るわけ無いだろ糞が、

ということで仕方なく書き直し。

大学院生にやるような感覚で横に座って一緒に書き直し。

相手は1000万もらってるユニットリーダーだというのに。

まあ、そこまではわかる、というか大体想像通り。

それ以外の部分でも、結局、名前は載せたけど、論文の書き直しについて主に加担して、

実験に関してはほとんどまともに議論してないことはよくわかったわけで。


まあ、「ユニットリーダー」なんだから、それ以上上の人間と細かく議論する必要は本来ないし、

そのユニット内できっちりやるものだけど、そのトップ捏造女じゃどうしようもないわな。


ただ、それを選んだのは理研で、その選考に少なくとも関わってるわけで、

彼の、自分は悪くない、と逃げようとする必死な姿には皆がっかりしたでしょう。

科学者側では誰も、浮気がバレた夫見たくうまく言い逃れたな、なんて思ってないし

きちんと責任だけ認めておけば良かったのに、と思ってるよ。


馬鹿なお前らは、小保方女の涙は可愛いから許す、で、浮気夫の言い訳みたいな笹井は許さん、とか

言い出してるんだろうけどね。

2014-04-13

http://anond.hatelabo.jp/20140413105730

あんたも多分本質理解してない。

捏造」と言う言葉が、悪意を持って人を騙してやろう、とかそういうことなんだ、と言う事に論点を持ってってる

メディアやあの馬鹿弁護士とかが問題。

まあ、悪意はあってずさんな捏造なのは現場知ってる人なら直ぐに分かることだけど、

そこはどうやっも証明できないので議論しても意味が無い。

から理研が言ったことは何か?

彼女画像意図的修正し、論文投稿した。

これを彼女は既に認めていて、彼女いいわけではそれが悪いこととは知らなかった、と言う。

ただこれは、人殺した後に人を殺してはいけないとは知らなかった、と同じレベル

法律論的にも、そこに気持ち的な「悪意」があろうがなかろうが、意図した結果の行動であり、

それにより人が被害を被れば、それは「悪意」と見なす。

まり彼女自分で「悪意」があったことを認めてる。

会見では馬鹿弁護士世論を味方に付けるためにこの「悪意」について詭弁を振るってたが余りにバカらしい。

この一点において、彼女は何も言い訳できずに解雇されるに十分な理由がある。


もう一方の画像の取り違えについては、マトモな研究者なら誰もがアホか、と思うような言い訳をしてるけど、

それを単なるミス意図的もの証明するのは難しい。

ま、論文投稿するにあたって、「パワーポインタに載ってる絵を取ってきて使う」なんてことは万が一にもないわけだが、

それを多分あの馬鹿弁護士論文ってものを何も知らないからそんなバカな言い訳彼女と一緒に考えだしたんだろう。あれはさすがに笑ったけど。

いずれにしろ、あのようなずさんなミスをする時点で博士号資格剥奪するに十分な理由にもなるので、

意図的」な取り違えなら犯罪級で処罰

意図的」でないとしたら、科学者としてやりたいなら大学レベルからもう一回きちんと勉強しなおしてこなくちゃ行けないレベル

http://anond.hatelabo.jp/20140413095216

科学者コミュニティ当事者としてしっかり小保方さんの科学者人生終焉を見受けた上で、

彼女芸能人職人手品師としての才能を評価してるんじゃないですかー

「小保方さんは科学者ではなく○○だ」と言いたがるアカデミシャンの醜悪さについて

最近多いよねー。ブコメとかはてダとかで、こう言いたがる人。

「小保方さんはもはや科学者ではない。芸能人だ!」

「小保方さんはもはや科学者ではない。職人だ!」

「小保方さんはもはや科学者ではない。手品師だ!」

いやらしい言い方だよホント

特にこれがアカデミシャン自身が言っていたりするとマジで

そのコメントの醜悪さにうんざりする。

まるで科学者不正をしないかのような言い方だよね。

芸能人職人手品師とは違って、清廉潔白な者だけが科学者を名乗れます

とでも言いたいのだろうか。

博士号を授与されて科学者として理研雇用されてた以上、彼女科学者でしょう。

科学者街道ど真ん中のキャリアパスを歩んできた科学者じゃんか。

嘘と捏造にまみれ、実力を伴わない分相応な地位を得た科学者であって、

それ以上でもそれ以下でもない。

科学者コミュニティ当事者としてしっかり小保方&理研問題を受け止めないと。

他人事みたいな顔してるんだよ。

職人芸能人に小保方さんを押し付けるな。

http://anond.hatelabo.jp/20140413081142

何も理解してないみたいだから仕方ないと思うけど、

原子力村」って言ってる時はやらかしてるのは政治家達なわけで。

科学者が色々不正やら隠蔽をしたことなど一度もないわけで。

おかしなことがあればすぐに科学者から文句が出るくらいなわけで。

科学者自身が不正をしたらもう誰も何も信じられなくなるわけで。

後、「悪意がない」とかいうけど、彼女自身、「手を加えた」ことは認めてるので、

それを認識してる時点で科学者倫理的にも法律論的にも「悪意」とみなされます

科学者クラスタ小保方晴子に厳しいのに原子力ムラに甘いのはなぜ。

「悪意がない。」と言っているのは両方ともなのに、科学者クラスタは小保方攻撃に熱中するのね。

過程の手順を守っているかけが大事で、結果なんて大して興味がないのかな。

原子力ムラヤラカシへの評価はこうなのか?

患者は死亡したが手術は成功した。」

普通は結果が重大なら過程に問題がなかったか見直しするはずなんだが。

http://anond.hatelabo.jp/20140413001829

科学の扱い」と「科学者の扱い」を混同してないか?

科学には感情の入る余地のない分野が大半だが、科学者の扱いとなると感情も一要素。

2014-04-12

http://anond.hatelabo.jp/20140412230015

民意世界科学者世界、という分け方が間違ってるんだよ。

感情で動くアホの世界理屈世界、で分けなきゃ。

科学独立したものではなく、民意の下にある

民意の中から擁護論が出ていることについて、科学界の人間がやっきになって否定的な言論を繰り返している。

いわく「一般社会とは違って科学世界では~」

何様なのかなと思う。

研究費にも科学者の育成にも国民から徴収された膨大な税金が投入されている。

国公立はもちろん、私大民間にも多大な助成がなされている。

そしてその配分を決めるのは国民代表たる議員である

民主主義である日本では、科学世界独立したものではなく、民意コントロール下にあることを認識すべき。

民意を批判できるのは、教育課程においても研究においても私財のみを使っている人間だけだ。

芸能人小保方晴子科学者の姿はもう求めない件について

http://d.hatena.ne.jp/kagura-may/20140412/p1?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

自分感想と同じことを書いている人がいた。

親父ころがしが上手い女だ。世論は同情的で、会見は成功だろう。

自分は、アレを見て騙される人のレベルを疑うが、完全にあれは同情を誘うための演出がなされていたと理解している。

「前途ある優秀な研究者未来を潰すな」という意見があるが、研究者として見た時には一番やってはいけない捏造不正をやっているので、研究者としては学生からやり直さない限り未来はない。そして、博士論文での剽窃を見ると、優秀な研究者であるとはとても思えないのだ。

研究者コミュニティ彼女に厳しいが、当たり前だと思う。

科学者に対するペナルティ

不正をはたらく科学者に対するペナルティは、彼もしくは彼女を信用しないということだ。

不正の後もポストは守れるかもしれないし、だまし取った研究費を返却する必要もないかもしれない。しかし、その研究者が発信することに対して誰も関心を払わないし、勉強会研究会に招かれることもなくなる。新たな研究成果にたいして誰もアドバイスコメントをしてくれたりはしない。

他の研究者から無視をされるということは、研究者にとってもっとも辛いことである。その研究者がまともな神経を持っていればの話だが。

http://anond.hatelabo.jp/20140412071955

それを含めて、自明の理だとおもうし、みんなもう思ってることはあるだろ。

論文の奴見たけど、科学者はみんな同じことを思っているさ。

まじめに勉強して、ちゃんと自分努力をした人の成果を、努力しないでポジションに立った人が吸い上げていく。

日本中が今この構造に悩まされているでしょ。そりゃぁ、どこの会社も衰退してリストラになるさ。

だだ、疲れる。オレはオレの幸せだけを考えて保守的に行きたい。あまり政治には関わりたくない。すまんな。

いちおう礼儀として答えたけど、ここまでにする。ごめんな。

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