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2013-05-16

女子高齢化を推し進めるinRed

女子力」ってinRedってイメージがあるね。 「大人女子」とかのコピーのせいかもだが。

内藤理恵子 の読書http://riekonaito.blogspot.jp/2013/02/inred.html

「30代女子」という 言葉誕生したのが

2007年の9月号。

うそう、この辺から女子高齢化が。

5)ってか、女子って言葉を推さないと、

たぶん、女性は消費意欲失せる・・・

「オトナ女性」だと、「しっかりしていて節約もできるイメージ

「オトナ女子」だと、「いい歳してこんなに買っちゃった、てへぺろイメージ

からかなぁ・・・

そして多様な消費を喚起すべく、いろいろな女子力が開発されていった。

今号のInRedの連載だと、

こんなアドバイス・・・

*「バージン」は喜ぶ男もいるから売りにすべき

*ただし、言うタイミング重要

*まだ好きになってない場合だと「重い」と思われる

真剣に付き合うようにあったらぜひ告げてみて

・・・だそうです。

いや、これはマジで「オトナ女子」という概念アリだと思いました。

10年前の『大独身』だと「30代処女恥ずかしい」という

感じがしたけど、いまでは少数派でもないし

タイミングによってはセールスポイントに」という扱いに上昇している!

いやまぁ熟処女もありだよね。

http://anond.hatelabo.jp/20130516222730

http://anond.hatelabo.jp/20130516113104

 

今でも20くらいの女の子が「女子力」使ってるものなんだろうか?

いやあれは「原子力」みたいなもので、崩壊するときに出るエネルギーでしょ。女子崩壊するあたりから放出される力だ。

 

トラバ

よく読んだらあくまで「くらたまの連載」の中の話題であって雑誌特集じゃないじゃん。

ミスリード誘う言い方すんなよ。

一応、フォローすると、私は最初から特集とは書いていませんよ。 なんかオトナ女子こわい。 というかその余裕の無さをどうにかしろ。 ↓女子高齢化すすみすぎだろ。。。

人口推計(平成23年10月1日現在) http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2011np/

2012-12-04

http://anond.hatelabo.jp/20121203123955

鈴木敏夫ジブリ汗まみれ 2010年1月12日 庵野秀明ゲスト回その2 続き)

 

鈴木仮想敵って何なんだろう。

内藤目標ですか。

鈴木:何なんですか。

庵野:まあ、目標みたいなもんですかね。設定のひとつですよね、目標設定の。到達点じゃないんですよ、それがゴールではないんですよ。

鈴木:ゴールではないんだ。

 

鈴木:宮さんも仮想敵になったことあんの?

庵野:うーん、まあ、あります

鈴木:あ、そうなんだ。

庵野:人としては較べようがないんで、やっぱり作ってる作品になると思うんですけど。超える超えないっていうのは。そういうのは、何をもって超えるかとかそういうのはありますけど、まあ、なんだろう……意識ゼロじゃないですね。

鈴木:宮さんを仮想敵にしたのは、作品で言うと何やってたときなの?

庵野仮想敵にしたときは、『もののけ』ですね。

鈴木:ほお。

庵野:ちょうど師弟対決とか世間で言われてたとき。『エヴァ』の前の映画(『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』)やってたときに『もののけ』がやってたんで。

鈴木:なるほど。

庵野:あのとき殆ど同時だったんで。興行では勝てる気はなかったですけど、中身では勝ちたいと思ってましたね。

鈴木:どうだったの。

庵野:……。

鈴木:まあ、そんなに簡単には言わないだろうけど。

庵野:まあ、言わんとこうと……。

鈴木(笑)

庵野:……怒られそうだから

 

ナレーション

 

鈴木:誰かが頑張ってるから僕も頑張る、それは誰なの。

庵野:それはもう過去自分だったりするわけです。いまの『ヱヴァンゲリヲン』がそうですね。前の『エヴァンゲリオン』よりいいものを……いいものっていうか、いまの自分が入っている分。12年分を出して、別のものにしようと。「誰か」って最終的にスタッフなっちゃうんですけどね。スタッフが頑張ってるから自分も頑張らないとになりますね。

鈴木:後身の育成ってどう思ってるんですか。

庵野:うーん。考えなきゃなと思ってますけどね。

鈴木:今度のね、米林(宏昌)ってのが面白いよ。いまのこの『(借りぐらしの)アリエッティ』やってるんだけど。シナリオは宮さん中心にやってるんだけど、コンテは全部自分でやってるから。だからいわゆる芝居は彼が、演出は。それでそのコンテ、宮さん見てないから。

庵野(笑)

鈴木:だいたい上手な人って、ふつう教えるのって苦手だよね。宮さんだって必ずしも上手じゃないもの

庵野:そうですね。宮さん、何もないところで人に教えるのは難しいんじゃないですか。

鈴木:実際の作品作りながらだったら、ね、色々出来ると思いますけど。

庵野:そっちのほうがいいと思います。『エヴァンゲリオン』、テレビが終わって僕はボロボロで一回ガーッと落ちて、そこから跳ね上げてくれたのも宮さんのお陰で。

鈴木:だからある意味では励ましてくれたりもするわけだね。

庵野:だったと思います、いま思えば。本当に引き篭もって、本当にあのときはこのまま生きててもしょうがないな、みたいなこと考えてたときに、電話一本くれて。「とにかく休め」と。半年ぐらい休んでも大丈夫から自分がそうだから(笑)。そういえば宮さん、3年くらい休んでたなあ、とか。あれでちょっと立ち直りましたね。やっぱりアニメが好きだったんですね。やっぱりアニメを作りたいなっていう風に戻ったんじゃないかと思いますね。

鈴木:宮さんのとこぜひ来て下さい。宮さん元気になるからだって庵野のこと好きだったものね、宮さん。いまでも本当によく話すよ。どうしてるって話を。

庵野:また遊びに行きます。大変そうですね。

おわり

2012-12-03

鈴木敏夫ジブリ汗まみれ 2010年1月12日 庵野秀明ゲスト回その2

第1回

http://anond.hatelabo.jp/20121203123633

 

ナレーション

 

鈴木:ひどいこと言うんだもん、色々(笑)。『もののけ(姫)』のときもねえ……。『もののけ』どうだったって聞いたら、「レイアウトダメになった」って(笑)

庵野ダメでしたね。よく宮さん(宮崎駿)、このレイアウト通したなというくらいダメでしたね。

鈴木(笑)。かなり自分で描いてんだけど。

庵野:いやー、ダメでしたね、レイアウトはかなりね。レイアウト世界一の人だと思ってるんで。

鈴木はいレイアウトマンだもんね。

庵野:ええ。あの空間の取り方のなさっていうのは、ちょっと、あれは歳取ったのかなって思っちゃいました。

鈴木空間がなくなっちゃったんだよね。

庵野はい。すごく平面的になってて。

鈴木:すごくフラットなっちゃったんだ。だからすごいのはお話のほうで、画のほうはどっちかっていうと結構サラッとしてるっていう。

庵野:サラッとしてます。あれが『(崖の上の)ポニョ』でまた粘りが出ててよかったなっていう。

 

ナレーション

 

鈴木:『ポニョ』の前にね、宮さん、ディズニーチャンネル見まくったんだよね。そしたら「動きすぎだ」って最初言ってたのが、途中から「いや、動き過ぎだと思ってたけどそうじゃない、動くことに意味はある」って。それで突然「世界は動いてるんだから、やっぱり動かすべきだ」って。それをテーマにやりはじめた『ポニョ』はどうでした? なんて今頃聞くのもあれなんだけど(笑)

庵野:Bパート、いや、Cの途中まではすごい好きでしたね。

鈴木:Cの途中ってどこ(笑)。ばあちゃん話になる前?

庵野:うん。いまの尺でも僕は長いと思いますけどね。

鈴木:いまでも。

庵野:うん、いまでも長いと思いますね。お母さんが宗介を置いて車で行っちゃうじゃないですか。それで二人っきりになるあたりからは、あんまりノレない感じですね。それまではすごいよかったですね。

 

ナレーション

 

庵野特にあのお母さんがいい。

鈴木:えっ。

庵野:お母さんがいいです、もう。

鈴木:お母さんが。

庵野:うん、近藤(勝也)さんがすごくうまい

鈴木:「色気がありすぎるんじゃないですか」って――

庵野:いや、それがいいですよね。いままで宮さんになかったものじゃないですか。

鈴木:そうしたら宮さんがね、「あれは勝也がやってて俺じゃないから」って(笑)

庵野:そうそうそうそう、それがいいんですよ。いままでの宮さんにはできなかったこと。

鈴木:だから、すっごい色気があるんだよね。

庵野:いいですよね。線だけでそれ出すんですよ。

鈴木:だから俺びっくりしちゃったんですよ。

庵野:宮さんが手を入れてないってのがまた良かったんですね。

鈴木(笑)

庵野:あれにまた入れ直したらもうブチ壊しだったのを、それをグッと抑えてるのが大人になったというか――

鈴木:いやいや歳取ったのよ(笑)

庵野:歳を取ったというか。

鈴木:さすがだなあ、よく見てるね(笑)

 

ナレーション

 

鈴木:僕ね、すごい覚えてるのは、スタジオ……あれは(スタジオ・)グラビトン

庵野はい

鈴木:あの、もりやまゆうじ森山雄治)がいて。そこで初めて(鈴木庵野に)会ったの覚えてるんですよ。

庵野:それは(スタジオMINなんですけど、細かく言うと。

鈴木MIN

庵野MINっていうところですね、スタジオMIN

鈴木:あ、そっか。

庵野:桜田にあった、フリーアニメーターが寄り集まってるスタジオ界隈ですね。

鈴木:あのとき自己紹介されたの覚えてるんだよ、俺。順番がちょっとぐちゃぐちゃなんですけどね。ただ、当時もりやまゆうじっていう人と一緒に押井守原作漫画をやってたんですよ、『とどのつまり』っていう。それで、そこのスタジオ漫画原稿取るっていうんで1ヵ月に一回行って。押井守原作を書いて、彼が画を描いてたんですけど。そこで(庵野が)登場して、あの「住所不定なんです」って。

庵野:ええ、家なかったです。

鈴木:だから、ここに居候してるって。あれいくつくらい?

庵野24……ぐらい。

鈴木:えっ、そんななってんの、もう。

庵野:ええ。24、5じゃないですか。

鈴木:あ、なってんの。そうなんだ。

庵野:ええ、23、4。24くらいだったと思いますね。『(風の谷の)ナウシカ』のあとですもんね。

鈴木:あれ『ナウシカ』の直後?

庵野:『ナウシカ』のときも家なかったですから

鈴木:そうだよね。

庵野:ええ。大阪アパート引き払って、とにかくカバンだけ持って――

鈴木東京へ出て。

庵野:ええ、宮さんのとこ行って。で、家はないのかって言われてありませんって。そのときは高校時代友達のところに荷物だけ置かせてもらって。トップクラフトで寝てましたね、寝泊まりは。

鈴木:ああ、あそこで寝てたんですか。あの応接で?

庵野:いえ、応接なんかで寝ないですよ。机の下ですよ。机の下か、隙間。壁と動画机の隙間が60センチぐらいあって。そこで寝てましたね。

鈴木:とにかく『ナウシカ』始まったときに、やらせろっつって。当時トップクラフトってところで『ナウシカ』作ってたんですけど、現れて。なんか原画持って来たんだよね。

庵野:ああ、自主制作やってたやつですね。

鈴木:それで宮さんが気に入って。その画を見て、多分ここがいいだろうっていうんで巨神兵を。

庵野:いきなりですよね。めちゃくちゃです。ズブの素人ですよ(笑)

鈴木:それで粘りのある画面を描いてくれるだろうって。

庵野:いやあ。

鈴木:でも描いてくれたじゃない。

庵野:まあ出来てよかったですけど。でもよく任せましたよね。

鈴木:宮さんの独特の勘だよね。あまり給料払えなかったよね、多分。

庵野:いえいえ! あれは貰えましたよ。

鈴木:あ、本当?

庵野:それまで安かったですから。『(超時空要塞マクロス』のテレビ大学ときアルバイトでやったんですけど、1カット1800円でしたから。

鈴木:1800円!?

庵野:ええ。まあテレビシリーズですから、そんなもんです。1800円です。

鈴木:はあ。でも、あの巨神兵は凄かったよね。粘っこいでしょ。だってあれだけやるのに、あれ秒数どれくらいあったの。

庵野:長いのが十何秒ですか。普通6秒か8秒で、でも伸びてやっぱり10秒になってたと思いますね。

鈴木:それをどのぐらいの期間でやってたんですか。

庵野:1番長いのは2週間ぐらいですね。

鈴木:ああ、でも当時だとそれぐらい、それでもすごいよね。

庵野:んー、まあ巨神兵については一個悔しいのは、中(動画の中割り)を7枚にするべきだったと思いますね。宮さんはあのとき「中5でいいんだ!」って言ってて。でも中5は速いんじゃないですか……って。でも中7にすると枚数が増える上に尺も延びるから間に合わないって、中5でいいって。そして影も2色つけなくていい、1色でいいって。「ええっ~!」というやつですね。あのときは影は2色……まあ、それでも2色は許してくれたんですけど、「3色つけたら殺す」という風にメモがありますよね。

鈴木:やっぱり影を付けたくない人なんですよ。

庵野:ええ、でも大きさはやっぱり影で出せるものがあるじゃないですか。

鈴木:でも、あれは記号から――

庵野:いや、記号からこそ、ですね。でも色々教えてもらったのは、本当に板野一郎宮崎駿、この二人ですね。アニメ技術だけじゃなく、作り方みたいなものも横で見てて。だから僕の師匠はこのふたりですね。実際色々教えてくれましたからね、手取り足取り。

鈴木:いや、ジブリ、西ジブリって作ったでしょ? だからいまトヨタのなかで若い人、22人やってるわけですよ。そういうとこ行って、ちょっと特別講義を……。

庵野(笑)

鈴木:みんな喜ぶよね。でも喋るだけじゃなくて、実際のね、なんかやってくれるといいんじゃないかって。

庵野:昔、宮さんが塾を二馬力でやってたときに、一回行きましたね。でも宮さんって自分が好きか、こいつはいけるっていう人じゃないと教えないじゃないですか

鈴木:そう。やっぱり……依怙贔屓なんだよね(笑)

庵野:依怙贔屓と、やっぱり自分下駄が欲しいので。自分の役に立ちそうな奴しか労力を使わないですよね。

鈴木(笑)

庵野:僕が『ナウシカ』のときに色々教えてもらったのはそれだなあって。巨神兵をこいつにやらせとけば、自分はそれを直す手間の分、ほかのことやれるっていう。それだと思いますね。

鈴木:でも、だってアレやってくれるだけですごいホッとするんだもん。

庵野:うーん、でしょうね。だったと思います、いま考えれば。

鈴木:でも、ラストシーンは『ナウシカ』よかったんですかね、あれで。

庵野映画はあれでよかったと思いますけど。

鈴木:宮さんの最初の案は、とにかく王蟲が突進してきて、そこへ降り立つナウシカ、それでいきなりエンドマーク。それて王蟲の突進は止まると。……これは困ったんですよ。

庵野:いやー、引かれないと困るでしょうね。

鈴木:だから延々、僕ね、それこそ最後のほうコンテが出来たとき高畑さんとふたり阿佐ヶ谷喫茶店で8時間ぐらい、色々話したんですよ。これで行くのか行かないのかって(笑)。それでとにかく現状はいまある案。2つ目がナウシカが死んで、伝説の人になる。で、3つ目がね、死んだあと甦るっていう。それで最後さ、高畑さんがね、「鈴木さんどれが好きですか」って(笑)

内藤:好き嫌いになるんですか。

鈴木:そりゃやっぱ甦ったらいいんじゃないですかねえって。じゃあ、つってふたりで宮さんのとこに言いに行くんですよね。いやー、判断が早くて。「ふたりで決めたんでしょ、じゃあそうします」って。考えないんだよね。

庵野:あのとき見せてもらったのは、巨神兵王蟲が戦うのは、見たかったですね。

鈴木(笑)

庵野:あれかっこよかったですよね。まあ巨神兵は大変でした。僕は全然描けなかったと思いますよ、あのコンテのままだったら。

鈴木:でも――

庵野:見たかったですけどね。

鈴木:でも、あの巨神兵はすごかったよね。

庵野:まあ、宮さんだったら出来たんですね。『ナウシカ』の途中で、最初面接でお会いしたときにはすごく緊張したんですけど、段々それが解けてただのオヤジになっていったんで。普段アニメ作ると、宮さんってフィルターかけちゃうじゃないですか。

鈴木バランスとるんだよね。

庵野:ええ、いい人っぽく。

鈴木:そうそうそうそうそうそう。

庵野:本当はそうじゃないじゃないですか

鈴木:そうそうそう、悪い奴だもんね。

庵野:『ナウシカ』の打ち上げときに言ってたんですよ宮さんが、「人間滅びてもいいじゃん」っていうの。

鈴木:そうそうそう。

庵野:『ナウシカ』の打ち上げときに、最後のほうの相当宮さんも飲んでたときに、スタッフアニメーター若い女の子がひとり食って掛かってて。「人間が滅びてしまうじゃないですか、そんなの作っていいんですか」みたいなことを言ったときに「人間なんてね、滅びたっていいんだよ!! とにかくこの惑星に生き物が残ってれば、人間という種なんていなくなっても全然いいんだ!」っていうのを怒鳴ってるのを僕は横で聞いてて、この人すごいとそのとき思ったんですね。クリエイターとして宮さんが好きになった瞬間でしたね。人そのものに執着してないってのが根っこにあって、あれはすごくいいですよね。

鈴木:「もしかしたら私達そのものが汚れかも知れない」、いやー、もうそセリフ読んだときにね、ああこの人、人間よりあっちのほうが好きなんだって

庵野:『ナウシカ』の7巻は宮さんの最高傑作だと思いますね。まあ巨神兵のくだりは別にしてですね、宮さんの持ってるテーマ性っていうのが、あれに、すごくこう――

鈴木:集約されてる?

庵野:集約されてるっていうか、もう原液のまま出してるわけですよね。本当に、本当はすごくアレな人なんですけど。

鈴木:あの、負の部分っていうのか。

庵野:それがストレートに7巻には出ててよかったですね。『ナウシカ』の漫画にも色々出てますけども、7巻は特にそれが凝縮していていいですね。

鈴木:『ナウシカ』の『2』やらせろって言ったのはいつなの?

庵野:あれは……『ラピュタ』のころだったと思いますけど。吉祥寺で言った覚えがあります最初にね。

鈴木:あれはだけど俺、宮さんに真剣庵野がやるならいいんじゃないですかって。俺はこう説得したんですよ、宮さんを。「3部作にしたらどうだ」って。そうするとね、多分2本目は、宮さんが書いてるように、ある種、殺戮映画だと。第2部はそういうことでいうと、さあ、このあとどうなるんだろうという、そういう映画を作ればいいわけから庵野がやれば絶対面白くなると。で、その締め括りをね、宮さんが第3部でやったらいいんじゃないかって。いい説得でしょ。

庵野(笑)

鈴木:そしたら怒っちゃって。やめて下さいって(笑)

庵野:僕がやりたいのは7巻ですけどね。

鈴木最後じゃない。

庵野:ええ。

鈴木:未完だもんね、一応、あれで。

庵野:未完……いや、もうあれで十分だと思います

鈴木:十分(笑)。本人は未完なんだよね?

庵野:まあ、あのあとも語りたいです。

鈴木:いやかくね、宮崎駿に関して語らせたら一言も二言も、一家言も二家言もあるっていう。

庵野:いやいや、そんなことないです(笑)

鈴木:いや、ずっと一所懸命見てるじゃない。

庵野だって一応師匠ですから

鈴木:『ナウシカ』でどれくらいの期間いたの。

庵野:2ヵ月半くらいですかね。

鈴木:そしたらさっきの、もりやまゆうじのところに居たってことなのね。そしてしばらく経ったら、また『火垂るの墓』のときに現れたんだよね。

庵野:ええ、そうですね、就職活動ですね、仕事がなかったんで。宮さんのとこ行ってなんか仕事ないですかって。『トトロ』のオープニングをやるか、高畑さんのほうでなんか戦艦を描くのがいないっていうんで、じゃあそっちをやるかどっちだって。宮さんは前にやったんで僕は高畑さんと仕事ときたいですって。

鈴木:そうだよね、覚えてる。それで戦艦イルミネーションと――

庵野:ええ、イルミネーション花火の。実際には重巡ですけどね、戦艦じゃないですね。

鈴木:で、やってもらったら、なんかのときに話したら、よく覚えてるんだけど「二人のこともよくわかったんで」って(笑)

庵野:ああ。とりあえず一度仕事すれば、だいたいわかります

鈴木:で、終わったらいなくなっちゃったのよ。

内藤:そうなんですか。それでひたすらそれを、超えるために。

庵野:超えよう超えようと。

内藤:それで超えたときに人はどうするんですかね。なんか達成しちゃうじゃないですか。

庵野:ああ、でも次の敵が来ます。次の仮想敵が出るだけです。

鈴木富野由悠季)さんなんかはそう言ってたね。

庵野富野さんはそれでずっとやってる人です。

鈴木:はっきりしてる。

庵野:ええ、必ず敵作ってやってますね。

鈴木:……そうだよね。

内藤鈴木さんは仮想的とは違うんですけど、高畑さんの話をするときに――昨日もそうなんですけど――毎回高畑さんの話するときに、その当時の怒りが込み上げてくるみたいで……。

鈴木:いや、そりゃ色々ね。高畑さんって……曖昧じゃないからね。昔、押井守雑誌で対談したときに、押井守が『赤毛のアン』の第1話、これが僕がアニメーションをやるときに非常に大きな影響を与えられた。簡単に言うと、30分の話を30分でやっていた。こんなことテレビシリーズでやっていいのか。それで勇気づけられた思い出がある。そこに描かれていたのは日常を描くっていうことで……って言った瞬間、高畑さんがね(語気を強めて)「あなたが使ってるその『日常』っていうのはどういう意味なんですか」って言ったのよ。そしたら押井さんがね、黙りこくったんだよね。

庵野押井さんを黙らせるっていうのすごいですよね。

内藤:やっぱり高畑さんにはありますよね、そういうの。

鈴木:仮想的ではないんだけど、ねえ。

庵野:「ねえ」とか言われても僕知らないですよ(笑)

鈴木:うーん、甦るんだよね。

 

ナレーション

 

鈴木:宮さんにとっての仮想敵は? わかりやすいよね、高畑勲だよね、やっぱりね。

庵野:ずうっとそうですよね。

鈴木:そう。いまだに毎日喋ってて、誇張すれば半分は高畑さんの話だもの

庵野:いや、そうだと思いますよ。

鈴木高畑さんがいるから作ってる。高畑さんが作ろうとするから作る。おまけに高畑さんに作ってもらいたい。それが変わってないもんね。この期におよんでね、画コンテ描きながらね、「こういう画コンテ描いたらパクさん(高畑)に叱られる」って(笑)。なんちゅー純粋な人だろうと、そこは。

庵野:何回も挑戦してますよね、高畑さんを超えようと。そのたびに思い知ってるような気がします。

鈴木:やっぱり宮さんはね、高畑さんという大きな存在に包まれてる、と自分で思ってるんだよね。面白いんだよ。

??:(聞き取れず)

鈴木:やっぱり、ありますよね。まったく宮さんは宮さんの道行け、だから俺は勝手に行く、じゃないんですよね。やっぱり宮さんという人と一緒に作って来たわけでしょ。それで作ってきた人が、こうやって世間から認められて。それでいま作ってるものに対して、誰よりも関心が深い。誰よりもその内容を見返して、内容を把握して、それを自分のなかで整理しようとする。気を許すわけにはいかないよね。それが自分にある種の緊張をもたらしてるのは確か。それは高畑さんすごいですよね。だからそういう人が、誰かがいるから俺もやるみたいなことは大きいですよね。だから押井守もそうだったね。もし宮さんがいなかったら、宮さんみたいな映画作りたかったって。同時代に宮さんがいるから、俺はこんな変な映画作るんだと。自分で言ってましたけど、「変な映画」って(笑)

庵野:いいですね。

鈴木:『スカイ・クロラ』見た?

庵野:あ、見ました見ました。

鈴木:どうだった。

庵野:僕はまあ、面白いかなと。

鈴木:そうなんだ。「かな?」。

庵野:かな、と。

鈴木:どういう意味それ、「かな?」って(笑)

庵野:とりあえず寝ないで最後まで見れた(笑)

鈴木(笑)

 

(以下に続く)

http://anond.hatelabo.jp/20121204035736

鈴木敏夫ジブリ汗まみれ 2010年1月5日 庵野秀明ゲスト回その1

ナレーション

 

食事をとりながら鈴木庵野雑談

 

ナレーション

 

鈴木:いやあ、きょうはね、教えてもらいたかったんです。というのはね、『バッタ君(町に行く)』の……魅力。

庵野はい。魅力……。

鈴木:僕は正直言います告白します。お話のほうがね、なんでこういうものが作られたのかなって、見てるうちに終わっちゃったか(笑)、そこに気を取られて。アニメーション的にどうのこうのの前に、なんでこんなもの作ったんだろうって。だからきょう教えて欲しかったんです。

庵野:まあアニメーションとして好きっていうことですね。

鈴木アニメーションとして優れていますか。

庵野:そうですね……やっぱりアニメーション技術としてすごいと思いますね。やっぱ当時のアメリカは、ディズニーも、MGMも、ワーナーも、やっぱりすごいなって。

鈴木:どういう技術が優れてたの。だってバッタ君』好きだと思ったんでしょ?

庵野:『バッタ君』は好きですね。

鈴木だってEVA』を作った人が『バッタ君』を好きなんでしょ。これみんな聞いてみたいよね

庵野:画で描いて、動かす……なんていうんですかね、エネルギーみたいなものですかね。日本とはもう桁が違うぐらい当時は差があったと思いますね。1940年代ですもんね。

鈴木:41年。

庵野戦前ですもんね。もしくは戦中ですよね。

鈴木太平洋戦争が始まった年。

庵野戦前、戦中、戦後はもう、やっぱり桁が違うと思いますね。

鈴木:ああ、その時代ね。

庵野:ええ。

鈴木戦争挟んで、10年ぐらい。

庵野日本東映動画ができてからはどんどん追いついていったと思いますけど。技術的な部分とかそういうのも含めて。でもあの時代はやっぱりアメリカ世界一ですよね、アニメーション技術は。その技術集大成ひとつだと思いますね。まったく。まあ話は子供向けなんだか、大人向けなんだか、ちょっと、どっちなんだろうってとこはありますけども。

鈴木:あのー、ロトスコープっていうの、アレ? 人間の部分は。

庵野はい

鈴木:あれは正直言うとびっくりしたね、改めて見て。なんかすんげえなと思って。今のみんなが、いわゆるコンピューターでやることを、ああ昔の技術ではこうやってやったんだなって。で、それがあまりにもリアリティがあって。その対照としての虫たちがああやって描かれるでしょ。だから少しそこに世界が違いすぎるから違和感があって。

庵野:ああ、それはよかったです。

鈴木人間のほうがすごく見えちゃったんですよ、僕は。だから、いきなり虫になると漫画になるじゃない。それが、もっと人間を見たかったなって(笑)。で、それを人間がやってるんだと思うとドキドキしちゃって。脚だけしか出てこないのに。でもそれが凄かったから。やっぱり機械じゃなくて人間がやったと思うとすごく見える。それと『(崖の上の)ポニョ』じゃないけれど、やっぱりすんごい描きまくってるね。動きまくってるというか。あのー、『カールじいさん(の空飛ぶ家)』。

庵野はい

鈴木:見た?

庵野:まだです。

鈴木:見てない? ちょっと――ちょっとびっくりしたんですよ。これもね、お話じゃないんですよ。隅々までエネルギーが満ちてて。だから絵筆じゃないけれど、コンピューターでやってるんだけど、ひとりひとりのスタッフの持ってる、描きたい、動かしたいというエネルギー。すごいですね。驚きました。そして、やっぱり比較しました。いろんなところと。いま勝てないと思った。で、そういうスタッフがどんどん育ってる。ちょっとすごいです、あれは。

庵野ピクサー最近食わず嫌いやめて見るようにしたんですね。

鈴木(笑)。どうかなあって思ってたんだけれど。ピートドクターっていうの、監督のね、よく知ってたんで。ちょっと見ようかなって思ったら。ちょっと全然別のそういう感想持っちゃった。お話とかそれは、まあ、ねえ、置いといて。とにかくスタッフがのびのびと、しかもやりたいだけやってる、やりまくってる。それってやっぱり作品を色々膨らませてるよね。

庵野:いや、ピクサーはすごいですね。

鈴木:うん、だから、もしかしたら『バッタ君』も、それに満ち溢れてたのかなあって思って。

庵野アニメーターが多分好きにやってるとは思いますよ。枚数制限なく。

鈴木:一切ないよね、あれ。

庵野:ええ。

鈴木だってすごい余分なところでも動いてるもんね。

庵野:ずうっと動いてますね。

鈴木:うーん、やっぱり凄いのか。

内藤映像に音声をつけるとか、カラー化でディズニーに先を越されてしまって――。

鈴木彼女担当なんだよ。あのー『バッタ君』の担当の、あのー……なんていう名前だっけ。

内藤内藤まゆです。

鈴木:ああ、内藤っていうの。フライシャー兄弟が超えようとしたんでしょ?

内藤はい。けど最終的には越されてしまったんだけど、さっき鈴木さんが仰ってたロトスコープだったり、あとは背景に奥行きを与える、模型を使ってやることで――っていう、そういうセットバックっていう方法を考えて、ひたすら、こう、追い越せーみたいな。

鈴木チャレンジ精神が厚い人だよね。俺はね、『ポパイ』はね、見てたんですよ。フライシャー兄弟でしょ、あれ。子供ときにね、幻灯機っていうのを買ってもらって(笑)。そしたら付いてきたフィルムがね、『ポパイ』だったんですよ。それでね、初めて35ミリフィルムっていうのを見て。これで回すとさ、動くわけじゃない。それで気になるわけよ、一枚一枚の画はどうなってるのかって(笑)。それが子供ときの体験。それで初めてね、幻灯機をね、色々いじるわけ。どうして動くっていうのを思って(笑)

内藤:たしか不思議ですよね。画が繋がってるだけで。それを映しても、なんでそれが動いてるように見えるのかって、すごく不思議で。

鈴木:そうなんだよ。それで子供ながらにね、色々分解したりしてるとね、わかってきたんです(笑)

内藤:えっ、幻灯機をですか。

鈴木:そうそうそうそうそうそ(笑)。って言ってもたいしたあれじゃないけどね。『ポパイ』って、僕は昭和23年で、戦争が終わって3年後に生まれた身としてはですね、漫画って言うと日本漫画もあったけど、一方で『ポパイ』だったんですよ。そのぐらい強烈な印象で。だから、まさかその人の、あれが最後の作品? 『バッタ君町へ行く』。だから、興行的に上手くいかなかったわけでしょ。だからディズニーってのは商業的に上手くいったからね。

内藤庵野さんは、あの作品の中でどのシーンが一番お好きなんですか?

庵野:牛の住んでる楽園が、人間の手でこう次々に壊されていくスペクタクルですね。あれがすごい一番。ええ、工事のシーンですね。工事の車とかシャベルとか無機質さと、この右往左往する虫の動きの、このコントラストっていうんですか。そういうのも含めて、大スペクタクルですね。手で描くのを知ってると「よくまあこんなのを……(苦笑)」とは思いますね。それだけでも、もうすごいと思いますね。

内藤鈴木さんは好きなシーンありますか。人間以外で。

鈴木:俺? 俺はねえ、あの屋上へ行ってね、こうやってアメリカは滅びて行くんだなあっていう(笑)

庵野:結局、楽園ですらも人の手で人工的に作られないと虫は生きていけないっていうことですね。

内藤:当時はもう、ああいう高いビルはいっぱいあったんですか。

鈴木アメリカはそうなのよ。エンパイアステートビルをはじめ、いわゆる高層ビルアメリカの象徴だったから。相当昔から造られてんだよね。いわゆる地震の少ない国だったから。

庵野:なぜ「町」だったんですかね、あれね。

内藤タイトルですか。

庵野:まあタイトルもそうだし、なぜ町を舞台に虫の話をしたんだろう。

鈴木:うーん……。だからまあ多分アメリカっていう国が大きな変化を遂げていった、1950年代、大繁栄を迎えるわけだから。その大繁栄のなかでアメリカ人が見失っていくもの? そこらへんのを予感したんじゃないかな。

内藤:すごい不思議だったんです。そんなに歴史詳しくないんですけど、真珠湾攻撃の直後に公開してるのに、なんでこんな平和というか、一見呑気な話が作れるのかなって。

鈴木世界大恐慌ってあったじゃない、1929年。結局アメリカの、ねえ、そういうのから始まるわけでしょ。それで結局色々やったけれど、ニューディール政策その他。アメリカ復興できなかったんですよ。ところがヨーロッパ戦場になることによって、その恩恵に預かって、それでアメリカ復興していく。結局その戦争を待つことによって景気回復したんだよね。だから、やっぱりこの映画が作られたころ、アメリカは非常に豊かだったんですね。方や日本は、っていう。貧しい国でしょ。小さな国で。やっぱり宮さん(宮崎駿)なんかもね、およそアニメーションを目指す者はこれを見なきゃ始まらないみたいなそういうコメントを寄せて。

庵野:まあ僕はそう思いますね。少なくともアニメーターは見て損はないと思いますね。

鈴木:なんか、ここのシーンだっていうところはあるの? ここがすごいって。

庵野:全編すごいですけど、やっぱり最後クライマックスの壊れていくところ。あの虫のモブを一枚一枚描いている。

鈴木:頭おかしいよね、あれ。

庵野:あれは凄いですね。

鈴木:俺、どっちが先か判らないけれど、僕は……誤解も与えますが、宮さんの一番すごい仕事って、やっぱり『ホルス(太陽王子 ホルスの大冒険)』だと思うんですよ。最後モブシーン。あれ宮さんだよね。いろんな人が縦横無尽に動く。それで空間がどんどん広がっていく。あれはちょっと舌を巻くんですよ。

庵野:宮さんのモブは本当にすごいですよね。

鈴木:うん、それで……あれ以来見たことないんだよ(笑)

庵野:やっぱり若いというのはね。

鈴木:いやー、あれはすごいよね。

庵野:すごいです。

鈴木:こんな風に人がね、動いて、しか人間の手で描いて、こんなシーンが作れるのかって。最初に見たときラストシーンどういう人がこの画を描いたんだろう、設計をしたんだろうって。それで後で聞いてね、やっぱり宮さんだってことがわかって。うーん、「すごかったんだなあ」なんていうと怒られちゃうけれど(笑)

庵野:いやあ、アニメ-ターとしては超一流ですよ。『(空飛ぶ)ゆうれい船』とかも好きですけどね、宮さんの仕事だと。

鈴木:やっぱり過不足なく描いてたものね。

庵野東映で、ここはすごいっていうところは大体宮崎駿原画のだったりしまからね。

鈴木:ああ、なるほど。……宮崎駿のことはいつ知ったの?

庵野:「アニメージュ」だと思いますけどね。

鈴木:じゃあ大学生とき

庵野大学……いや、高校のときですね。意識したのは『(未来少年コナン』ですね。その前も好きでは見てたんですけど、なんだろう、ちゃんと見るようになったのはやっぱり『コナンからですね。

鈴木リアルタイムで見たの?

庵野リアルタイムですね。妹とチャンネル権の争いで、なんとか。

鈴木:えっ、裏になんかあったの?

庵野:裏は『(女王陛下の)プティアンジェ』っていうアニメが。

鈴木:『プティアンジェ』ってのがあったの(笑)

庵野NHKからっていうのでなんとか親を説得して。

鈴木:「NHKから(笑)

庵野1話を見たら、親が続きを見たくなってくれてですね。そのあとは毎週ちゃんと見れるようになった。それまでは『プティアンジェ』でしたからね。

鈴木:そうなんだ(笑)

庵野:『プティアンジェ』、オープニングだけ見ればいいんだって

鈴木:そうなんだ。……それ以来ずっと注目してるの?

庵野:そうですね、あとは『カリ城ルパン三世 カリオストロの城)』ですね。

鈴木1978年、79年か。

庵野:あれは劇場に見に行きましたね。

鈴木:満足しまたか

庵野:2回見ましたね。僕のほうは田舎だったので同時上映があって、そのあいだはロビーに出て。

鈴木:『カリオストロ』はねえ、たしかにねえ。僕が初めて(宮崎駿に)出会ったころです。

庵野:いいですよね。

鈴木:よく働いてた……。

庵野:あれが(制作期間)半年ってのはやっぱりすごいと思います

鈴木:作画4ヵ月だもんね。

庵野:ええ、あのスピードはすごいですね。

鈴木会社から言われたのは3ヵ月で、それで1ヵ月余分にもらって。

庵野:あとでなんかあって「もう1ヵ月あれば」って言ってました。

鈴木だってコンテ描き直したもんね、あのローマ水道のとこ。

庵野:あそこは僕にもなんか悔しいって言ってましたね。

鈴木:でも宮さんって、そういうときに描き直す人なんだよね。

庵野:まあ現実的でいいですよね。できる範囲のものに落とし込むっていう。

鈴木:だから……見てて、よく宮さんがね、「理想を失わない現実主義者」って。これ宮さんも言うし、実は元は高畑(勲)さんかなっていう気もするんだけど。ふたりともそうなんだけど、その理想現実の――なんて言ったらいいかな。微妙ふたり違うんだよね(笑)微妙に違うんだよ。

庵野高畑さんはそんなに詳しくないんで……。

鈴木:よく知ってるくせに(笑)

庵野:でも、こわい人だとは思いますけどね。

鈴木:でもよく覚えてるんだけど――『ホルス』だとね、村があるんだけど、一人狡猾なおじさんがいるじゃない。その人がいることによって村が成立している。(『風の谷のナウシカ』の)風の谷の方はね、300人くらいいて、ああいう悪い人がひとりもいない。

庵野:ええ、みんないい人なんですよね。

鈴木:一種、理想主義に貫かれてるでしょ? それで映画見るとね、高畑さんは一方で現実映画のなかに入れようとするし、宮さんはその現実は置いといて。ところが映画作り始めると、宮さんは間に合わないと思ったらコンテを変えてでもその映画を完成させようとするっていう現実主義があるのよ。高畑さんは違うんだよね。

庵野:変えないですよね。

鈴木:変えない。それで遅れたときもね、「それは僕には責任ない」と。「それはプロデュースサイドがコンテができたときに把握してるべきだ」って貫くんだよね。映画のなかは非常に現実主義なのに、映画のなかは。やり方は理想主義というか(笑)

庵野:まったくです。

鈴木:でもふたりのそういう差って、なんですかこれは。

庵野:なんですかねえ。

鈴木:で、宮さんなんかは非常に面白いって思ったのは、結局、『ホルス』作ったあと、それこそ『コナン』もそうだけど、『ナウシカ』もそうだけど、『ホルス』をひきずるでしょ?

庵野はい

鈴木高畑さんは違うんだよね。全然違うものを作り始めるんです。

庵野:まあ宮さんのほうが根っこがいい人なんじゃないですか。

鈴木高畑さんに聞いてみたことがあるんですよ。なんでファンタジーやらないのか、って。そうしたらやっぱり『ホルス』で創造できるもの創造し尽くした、と。でも、唯一その世界に持ち込めなかったのが『思想』である、と言ったんだよね。そうするとファンタジーっていうのはそれが出来る人がやらなきゃ意味がない、それが自分の総括だ、って。僕が聞いて、高畑さんいまになると違うって言うかもしれないけど、すごい印象に残って。だから宮さんが『ホルス』をひきずって。なんかっていうと『ホルス』みたいなのに戻るでしょ、宮さん。

庵野:ええ、基本はそこですよね。ずっと『ホルス』のリメイクをしてるようなね、感じがしますよね。

鈴木宮崎……オタクとしてはどう思いますか? なんつって。オタクじゃないか(笑)

庵野別に宮さんオタクじゃないですよ。

鈴木(笑)。でも面白いよね、そういう宮さんも『バッタ君』のアニメーションの部分って非常に着目してるし。

庵野:やっぱり宮さんは基本アニメーターからだと思いますね。僕もアニメーター上がりなので。

鈴木:やっぱそこなんだね。

庵野:今でもやっぱり原画とか動画とかやっちゃいますよ。

鈴木:ああ、自分で。

庵野:ええ。間に合わないときは。

鈴木:宮さんがいま、原画やってるんですよ、自分で。やり始めたんです。本編やってるでしょ、それでその横で美術館用の短編やってるんだけど、「スタッフがいない」って。最初1分でやるって言ってたのが10分になるからいけないんだけど。老骨に鞭打って。でも結構楽しそうに。でももう69なんだよ。アニメーターっていつまで描けるんですか?

庵野:目と手が動けば大丈夫じゃないですか。

鈴木:手が動けば大丈夫? 本人もう動かないって言ってんだけど(笑)

庵野:やっぱり、目と手ですよね。

鈴木:目は大丈夫なの?

庵野老眼きました。

鈴木:ああ老眼が。もう50になったんだっけ?

庵野:まだです。いよいよ。50代なんて来るとは思いませんでした。

鈴木:宮さん喜んでるよ。「庵野っていくつになったの」って言うから「もう50だと思いますよ」っつったらすごい嬉しそうに。

庵野(笑)

鈴木:「そうか!」つって。「歳取れっ」って。「俺の苦しみがわかる」とかなんか言っちゃって(笑)

庵野:僕が50になったら宮さん70じゃないですか。

鈴木:でもみんな……歳を取ってきたんですね……。

内藤:その宮崎さんが「アニメーターをやる奴は見ておくべき」っていうインタビューをしたときに仰ってた言葉を(『バッタ君』の)宣伝の柱にしてたんですけど、やっぱりアニメーターを目指す方って一部じゃないですか。

庵野:すごく少ないと思います

内藤:もちろん、その人達にはできれば来て欲しいとは思ってるんですけど、やっぱりそれ以外の人に、どう魅力というか、アニメーターは目指していないけどちょっと気になるとか、そういう人に来てもらえるのかなっていうのを考えていて。どうしたら人の心に響くようにできるんですかね。

鈴木:あの作品を?

庵野:僕が『バッタ君』を宣伝するんだったら、ビデオで宮さん撮って、それをテレビで流しますね。ワイドショー枠的なものとかで。それぐらいだと思います。だからバッタ君』を流すよりは宮さん流しますね。それでこっちにちっちゃく枠でそれを流して、なんか宮崎駿お墨付き、これ、っていう。そういう風に。

内藤:そこだけ切り取って。

庵野調子のいいとこだけ切り取って、もう編集して。もう、ほぼ捏造でもいいから、そういう風にして流しますね。それで、あとで宮さんには謝ります。ごめんなさいって。

内藤鈴木(笑)

(以下に続く)

http://anond.hatelabo.jp/20121204035509

2012-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20120724015405

押切もえの文章で勇気づけられる人はいるだろうし、それはそれでいいのだろうけど、やはり彼女があそこまでの自信を持っていじめ一般論ぽいものを語るというのは、不遜であるしいい加減なように思えるのだ。

いや,これの前段と後段を入れ替えるだけで回答になり,内藤氏や押切氏が語ることは十分に正当化されると思うのだが.すなわち

”やはり彼女があそこまでの自信を持っていじめ一般論ぽいものを語るというのは、不遜であるしいい加減なように思えるが、押切もえの文章で勇気づけられる人はいるだろうし、それはそれでいいのだろう”

と思うよ.

いじめられた」人たちの奇妙な自信

朝日新聞の特集シリーズを読んで思った。

なぜ「いじめられた」人たちの言葉は、こんなに自信にあふれているのか。

朝日新聞デジタル:《いじめられている君へ》内藤大助さん - いじめと君

 そんなときたまたま下宿先の近くにボクシングジムがあったんだ。通えばケンカに強くなれる。強くなれなくても、「ジムに行ってるんだ」と言えば、いじめっ子をびびらせられるって思ったね。

 入ってみたらさ……楽しかったなあ。周りも一生懸命で、俺もやればやるほど自信がついて、どんどんのめり込んだ。自分を守るために始めたのに、いつの間にかいじめのことなんてどうでもよくなっていた。不思議なもんだ。

 ボクシングの練習がつらいときは「いじめに比べたら大したことない」って考え、マイナスの体験をプラスに変えてきた。でもね、「いじめられてよかった」なんて思ったことは、ただの一度もないぜ。いまだにつらい思い出なんだ。

 「いじめられたらやり返せ」っていう大人もいる。でも、やり返したら、その10倍、20倍で仕返しされるんだよな。わかるよ。

俺は一人で悩んじゃった。その反省からも言うけど、少しでも嫌なことがあれば自分だけで抱え込むな。親でも先生でも相談したらいい。先生にチクったと言われたって、それはカッコ悪いことじゃない。あきらめちゃいけないんだ。


前半の経験はいいとして、後半のメッセージ部分では、内藤が膝を屈めて無理やりこちら目線になって話してるように思われるところがある。「わかるよ」と書いてあるけど、お前ほんとうに分かってるのかとツッコミたくなる。

こういう「私はいじめられた経験があるからあなたのことが分かるのよ」という自信はいじめ体験談全般に散見される。もちろんいじめ体験を語ること自体を否定するつもりではない。だが、世の中で様々な人がそれぞれ固有の状況下でいじめを受けているということを考えると、その自身はあまりにも無邪気じゃないか。この無邪気さは度が過ぎると残酷ですらある。それが押切もえの次の文章。

朝日新聞デジタル:《いじめられている君へ》押切もえさん - いじめと君

 中学生になって嫌がらせはやみ、雑誌モデルをするようになったら、今度は向こうから声をかけてくるようになりました。

夢と希望を持ってほしい。外見を磨くとか、学者さんを目指すとか。「誰かを笑わせたい」でもいい。声や体形がいじめきっかけになることもあるけど、それはあなた個性です。

 人生の主役は自分主人公が脇役からつらい目に遭(あ)わされる映画、ありますよね。でも、最後には必ず活躍する。いじめる子たちはしょせん脇役です。学校の外にはもっと広い世界があります。絶対におもしろい人生しましょう。


そもそも押切の書いてるようないじめって相当珍しいパターンなんじゃないのと思ったが、こういういじめを受けている人もいるのだろうからその点はとりあえず置いておく。

で、これを読んで夢と希望を持てる人はいるのだろうか。押切のファンくらいじゃないの。

押切は前半で自分いじめ経験告白したことで、現在いじめられているであろう読者と同じ目線に立ったつもりなのかもしれない。「あなたたちのことを理解できるこの私が、あなたたちに希望を持ってほしいと思ってるのです」と。

だが、読者の置かれている状況と、押切を襲ったいじめというのがかけ離れたものでありうることは容易に想像できる。むしろ押切本人がなぜ想像できないのか謎だ。

万人が目を背けたくなるような不細工で救いようのないくらい頭の悪い人はどうしたらいいのか。夢と希望を持てだって。ふざけんな、お前に言われたくねえよ。

もちろん、いじめられた経験を書くべきでない、と言っているのではない。

ただ、経験から得られた教訓・メッセージは最小限にするべきだと言いたいのだ。

森永卓郎のもの引用する。

朝日新聞デジタル:《いじめられている君へ》森永卓郎さん - いじめと君

 またあるときサッカー試合に補欠だった私が珍しく出場したら、たまたま足にボールが当たり、ゴールが決まった。おかげでみんなに認められ、仲間に入れてもらえた。おみそ扱いも終わりました。

 ビー玉やサッカーの「偶然」がなければ、いじめは続いていたでしょう。周りの子はよほど強くないと、いじめられっ子を助けてあげられない。本人が反撃し、もがくしかないと思います返り討ちに遭うかもしれない。でも、抵抗しないままだと、いじめはどんどんエスカレートします。相手と目が合ったときに「ふんっ」って、やるくらいでもいいんですよ。



構成としては今までに見た二つと同じようなものだ。

だが、決定的に違う点として、森永の文章は自分いじめられた経験と、それによって直接見えたことしか書いていないのだ。

森永自分経験を書いた上で、そこから全く関係ないメッセージ、つまり夢と希望を持てとか言わないのだ。彼が言うのは抵抗が状況を改善する可能性があること。これは前に述べられてる経験から見えたもの

いじめられた経験のある人にしか見えず、語りえないことというのは恐らくあるだろう。

ただ、ある人が体験できるのは「いじめ」というものの一面でしかないのだ。だから、そこから語るべきは一般論ではなくて、その人の体験と、そこから導かれる最小限のメッセージじゃないのか。

これはいじめられた経験というのに限った話ではない。いじめに関する言説の多くが、断定口調で「いじめってこういうものじゃない」「君はいじめを分かってない」という言い方をする。

この国の学校で生活していれば、たいていの人は何らかの形でいじめと接するから、そういう人たちの一部は、自分いじめ専門家だと勘違いしているのだ。

だが、「いじめ」というのにも多種多様ものがあるはずだ。私は色んないじめに接してきました、と言ったって、一人が生活の中で経験できるいじめなんてごく限られたものだ。

押切もえの文章で勇気づけられる人はいるだろうし、それはそれでいいのだろうけど、やはり彼女があそこまでの自信を持っていじめ一般論ぽいものを語るというのは、不遜であるしいい加減なように思えるのだ。

2011-11-09

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金持ちと結婚する女

「バツなし未婚男」の年収分布

婚活!独身女性がターゲットにする年収600万円以上の男性は競争率10倍 - 内藤忍の公式ブログ SHINOBY'S WORLD

結婚・恋愛ニュースぷらす : 「結婚の条件」 0.4%の高収入男をめぐる、独身女性の戦い

年収300万の男性に対する女性側の躊躇と34歳の女性に対する男性側の躊躇は笑っちゃうくらいそっくりだそうです。:アルファルファモザイクだった

Business Media 誠:年収300万円未満の女性は7割、男性は?

クリスマスケーキ理論

女性の年齢が24歳を超えると男性からオファーが質、量ともに低下するため自分希望を下げなくてはいけなくなる

ちょうどクリスマスケーキが25日になると3割引になるように…

年越しそば理論

年越しそば新年になるとまったく価値が無くなる

女性も31を過ぎると結婚市場から除外されてしまう…

Amazon.co.jp: 女は見た目が10割 (平凡社新書): 鈴木 由加里: 本

別れの理由を言えない男達。

金融日記:高学歴トラップ −なぜ高学歴女は売れ残るのか?−

金融日記:

高学歴の女

【ネタ】高学歴女vs恋愛エリート女性、他3本 Future of Government/ウェブリブログ

2011-02-16

日経もダウも上り調子。そろそろ撤退するべきかもと思ってきた。

日経もダウも上り調子だ。

上り調子になってくると、早く買わないと損だよ!と叫ぶ人が出てくる。

2006年2007年世界の景気が減退する直前にせっせと株と外貨投資しろと叫んでいた内藤忍と藤巻健史がまた元気になりだした

相変わらず、外貨を持たないリスクというわけのわからないことを言ってる。

はっきりと断言こそしないが、つまりは

日本財政破綻で円安が来る!

外国はまだまだ上昇!

という意味を含ませて煽ってる。

まあ、今は円高だからあの時ほど極悪ではないとは思うが、そろそろ売りどきかなと思ってきた。

円高だし、いまのうちに石油会社の株を買っとくとかはいいかもしれんけど。

ところで、バフェット資産現金化しはじめてる。

http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_183425

ジムロジャースにいたってはショートしてるという。

http://blog.jimrogers-fun.com/

2010-11-09

ついったーおすすめゼイビアックス13

これまでの仮面ライダードラゴンナイトは!入門です。

たいていは、自分からファイトファイッwwwww(無限世界に飛び込む事)もせずに

エイリアンにはだまされないのでつまらねーよ。ウイングナイトアドベント空間に送った時しかゼイビアックス報酬をくれないじゃん!→ベント。

廃人の僕らからすればうらやましいですね。

ゼイビアックス廃人を増やすために、楽しくゼイビアックスを続けられるベントして楽しいゼイビアックスを13人アドベントします。

これで君は幼稚園からやりなおせ。

ムシャ(ゼイビアックス

http://twitter.com/Musha_360

コマンドー:☆☆☆☆☆

キスダム :☆☆☆☆☆

ゼーガ  :☆☆☆☆☆

ゼイビアックスはまず彼をフォロー。

はばたくキツネ(ゼイビアックス

http://twitter.com/foxnumber6

シーチキン:☆☆☆

UST :☆☆☆

UFO:☆☆☆

キツネ捜査官(ゼイビアックス) :☆☆☆

キーワード 巨大ゼイビアックス

http://twitter.com/migelfutosi

ペヤングの戦士。

http://twitter.com/amochoco

玩具大人買いしたために

「ちょっと待てよ!バンダイ(ゼイビアックス)に騙されているんだ!」

http://twitter.com/grepheR

最初は乗り気じゃなかったけどコマンドー実況にはハマったよ・・・

http://twitter.com/knighthalt

ドラゴン内藤君。

http://twitter.com/kaname1102

とくにキスダムに注力している。

※追記:彼はゼイビアックスじゃなかったので、ゼイビアックスだと思ったゼイビアックスはゼイビアックスに騙されたんだよ。→エイリアンには騙されません!→ちょっと待てよ!ゼイビアックスに騙されているんだ!

http://twitter.com/hakulo765

ナージャとはなんだったのか・・・

http://twitter.com/74O

仮面ライダーストライクのように各ゼイビアックスの忠実な部下。

お相手はhttp://twitter.com/杉田智和でした。

ついったーは嫌いだったな・・・ンッフェッフェ。



最後の一人は次回の仮面ライダードラゴンナイトファクトファイルで。


追記:

@ beatrooper @ GenesicKD @ shumach @ nukoften @ norayamaneko @ oruru501 @ amochoco

みんなおすすめです。よく知らんけど。

お相手は@meigazaでした。このあとは最新ついったったー情報

http://anond.hatelabo.jp/20090717185642

2010-08-17

入社4ヶ月目

「各営業所から10日までに集める書類は集まってるかな?」

すいません長野営業所だけ届いていなくってこないだ営業所の方には送ってくださいって言ったんですけど開店して間もなくって宅急便の伝票がまだ出来上がっていないらしくって送れませんって言われてどういうことかなと思って内藤さんに聞いてみたんですけどなんか手続きがうまくいっていないとかでまだ伝票が発行できていないらしくってまだ集まっていません


郵送しろ郵送

2010-08-07

ジャンプスクエア買った

トライガン描いてた内藤って人の絵がなんか受付ないなあ。

絵が悪い意味で古臭いというか。

傾向が似ている絵であるREDとか描いてた村枝賢一の絵柄はむしろ好きな方なんだけどなあ。

2010-03-19

GMO アプリやろうぜキックオフカンファレンスに出席してきたよ 

ソーシャルアプリ3億円 

GMO アプリやろうぜキックオフカンファレンス参加報告

 

少し小雨の降る中、行ってきましたよ

 

受付では、時間にならないと受付できないってことで、立ちながら、ずいぶん待たされた。

受付だけして、トイレに行きたいのに、なんであんなに待たせるの?

 

会場は電源がないし、つぶやけTWITTERの案内があったけど、イマイチ説明不足

くわがたのぬいぐるみをかぶっていた人がいたけど、あれは何?

 

7時ぴったしに受付開始されて、今度は会場に入場するまで5分くらい待たされる

となりの会場では、東横女子短大卒業パーティーかなんかで、歌がうるせー 

音が漏れてくる

なんだ、あの盛り上がりは

バカ女丸出しなんだな

 

で、開場されたから、会場に入ったのよ

小さい会場だった

参加者に用意されているのはイスだけ

 

最初はまばら

会場埋まるのか?とスタッフは冷や冷や

7時半過ぎになったら、さすがに立ち見が出てきた(後で補助いすが運ばれてきた)

スタッフ一同 胸をなでおろす

  

はげしい音楽とともに熊谷社長登場

登場したけど、会場、無言・・・・

 

司会の人、こういうときは、「拍手でお迎えください」と言うもんだ

 

テンションが下がっていたのか、挨拶、なんだか滑っていた

途中から文章丸読み状態

説明なんかより、今の想いなんかを熱く語って欲しかった

これだけの人なのかなぁ

説明なんか、もうすでにHPで見ているんだよ

 

次に、どこかの社長ソーシャルアプリの説明

けっこうおもろかった

すごいデータばっかり

どこかにアップされていないかなぁ

 

グリー田中社長登場

田中社長の説明、「○○ですね」「○○ですね」「○○ですね」

「ですね」男

かつぜつなし

もごもご舌が回っていない

グリーファンドについて、もう少し聞いてみたかったな

 

モバゲーの人登場

この人も「○○ですね」調 

なんだこの上から目線口調(俺がひがみっぽいのかもしれん 許せ) 

クチグセなのか 直した方がいい

もう少し丁寧に説明して欲しかった

字小さい

会場の一部では寝ていた人もチラホラ

 

ミクシ 笠原社長

ビデオメッセージ

声と映像が合っていない クチパクっぽい

字幕があるからまだよかった 中の人

 

報道写真撮影時間 今回の出席者が撮影されていた

熊谷社長、背小せー

みんな映画セレブ気分か 勝ち組写真撮影を見ている会場の人たち・・・

ドリコム内藤社長、久しぶり見た

なんだあのイケメン笑顔は ニヤニヤ 背高いな

 

ソーシャルアプリ先駆者 3人集

司会に紹介されて次々登場してきたけど、拍手がまばら

こういうときは、スタッフが積極的に拍手をしないと

あと、司会も「盛大な拍手でお迎えください」と言う事

 

トークセッション開始

熊谷社長山田社長の会話成り立っていない

ちゃんと聞いている?熊谷社長

 

内藤社長のチャラチャラした言い方が気になった

サーバ落ち みんな経験しないと 登竜門っすよ」

今回の応募では、GMOのサーバ使うことを推奨している

なのにサーバ落ちしろとは、主催者のことをあまり考えていない受け答え

 

山田社長、目が疲れているのか受け答えに面倒くさそう

もっとハキハキ答えれば印象よかったのに

元気ない

本人はゲームはあまりしないとのこと

 

質疑応答時間

グーグルアップスを使ってもいいかの質問

なんでもOKとのこと

質問の回答の後、熊谷社長が丁寧に「○○さん ありがとうございます」と言っていたのが印象的だった

ただ、心がこもっていないというか、言葉として述べているだけのような、コンビニの回答マニュアルっぽかった

でも、けっこういい人なのかもしれない

 

お金のところ、結局出資した以上の儲けが確実に出るようなしくみ

永久に20%のあがりをGMOにとられるみたい

 

この後、懇親会でもあるのなと期待したけど、何もなし 

なんだかケチ会社だな 

水とかジュースとかでもあれば、名刺交換などしてマッチングできたのに

出席してきたけど、家でUSTREEMで見ればよかった

帰りにみんなボロクソ言っていた 

 

結局、サーバ売りPRのためのバラマキ事業のような感じを受けた

  

ソーシャルアプリ受付始めたっぽい

http://app-yarouze.com

 

参考

http://www.ideaxidea.com/archives/2010/02/app-yarouze.html

PS

シールとピンバッチ すぐに捨てた すまん

2009-12-03

亀田のバンデージ「疑惑」について

亀田のバンデージについて「サインがない」「厚すぎる(大きすぎる)」などと不正があったかのように一部で騒がれていますが、端的に言えばデマ(※)です。

亀田はバンデージ・チェックをパスしており、光の加減で一部見えにくいものの、サイン(今回は×印)が確認できます。

http://imagepot.net/image/125967853430.gif

http://up3.viploader.net/sports/src/vlsports000521.jpg

内藤のものと同じです。

http://img.number.bunshun.jp/upimages/photo/20091130/0000001145/m_0000001145_d720abe1.jpg

ウェブ魚拓

http://s04.megalodon.jp/2009-1202-2243-14/imagepot.net/image/125967853430.gif

http://s02.megalodon.jp/2009-1202-2244-40/up3.viploader.net/sports/src/vlsports000521.jpg

http://s03.megalodon.jp/2009-1202-2245-30/img.number.bunshun.jp/upimages/photo/20091130/0000001145/m_0000001145_d720abe1.jpg

厚さに関しては、手の大きさや拳の痛めやすさ、単純な好みなどもあり、巻き方、巻く量とも選手それぞれなので、違って当たり前です。

また、試合の影響で拳が腫れるのもよくあるので、その結果、試合前より大きく見えたりすることもあるでしょう。

亀田以外の選手でバンデージを厚めにしてる(厚く見える)選手の例として40戦全勝(25KO)の5階級覇王フロイド・メイウェザーJrを挙げておきます。

http://beat.bodoglife.com/wp-content/uploads/floyd_mayweather_belts_ai.jpg

http://blog.mlive.com/mayweather/2007/12/large_fight12.jpg

ウェブ魚拓

http://s04.megalodon.jp/2009-1202-2248-07/beat.bodoglife.com/wp-content/uploads/floyd_mayweather_belts_ai.jpg

http://s01.megalodon.jp/2009-1202-2248-52/blog.mlive.com/mayweather/2007/12/large_fight12.jpg

KO宣言の有言不実行や試合のつまらなさなどを批判するのはわかりますが、バンデージについては、上記のようにきちんとルールを守ってる以上、非難はあきらかに不当です。

亀田からすれば、飲酒検問で呼気検査を受け、問題がなかったのに、「顔が赤いから飲酒運転」とされるくらい無茶な話でしょう。

素人でも(このバンデージは)おかしいと思う」というような意見をみかけましたが、おかしいか否かを判断する前提知識を持たないからこそ素人なのであり、素人でしかないどこかの誰かが「おかしい」と思ったところで何も意味しません。

いい加減、都合のいい情報だからといって簡単に飛びつくのはやめましょう。

※反論しても隠蔽工作扱いで耳を貸さない人が多いため、「欺く意図がある」と見なし、「デマ」と表現しています。

2009-11-13

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091113k0000m040079000c.html

毎日フォーラム民主政権課題自民再生への展望

「毎日フォーラム2009秋シンポジウム」で登壇し意見を述べる仙谷由人行政刷新担当相=東京都千代田区で2009年11月12日、内藤絵美撮影 毎日新聞の政策情報誌「毎日フォーラム日本の選択」のシンポジウム政治は変わったか~民主政権課題自民再生への展望」が12日、東京都内で開かれた。

 仙谷由人行政刷新担当相は、来年予算の圧縮を目指す「事業仕分け」について「これまで一切見えなかった予算編成プロセスのかなりの部分が見えることで、政治文化大革命が始まった」と意義を強調。そのうえで「見直し、縮減との結論が出た項目でも、予算を付けなければならないことも出てくる」と述べ、最終的には仕分け結果の当否を政治判断する考えを示した。

 これに対し、自民党石破茂政調会長は「スピーディーだが、乱暴だ。いったん『無駄だ』といえばイメージが定着し、ひっくり返すのは難しい」と指摘し、拙速な議論にならないよう求めた。

 シンポジウムには飯尾潤政策研究大学院大副学長らも加わり、約400人が参加した。【坂口裕彦】

文化大革命」にネガティブイメージを持ってないあたりが「いかにも」だな。まあ、ある意味「大虐殺」だから間違ってはいないけどさ。

2009-09-13

民主党宇宙政策、再編一元化で宇宙庁検討など

http://mainichi.jp/select/biz/news/20090913ddm008010057000c.html

の記事で悲観的になってる人も多いみたいだが、ぐぐってみるといくつか情報があった。

http://www.dpj.or.jp/news/files/uchukihonkeikaku.pdf

http://www.tokyo-np.co.jp/article/technology/science/CK2009090802000137.html

詳しいことはわからないが、予算を有効に使うために新たな組織に組み替えたいみたいだな。

宇宙庁検討 再編一元化で予算を有効に」

 宇宙では「各省庁の宇宙関係部門と宇宙航空研究開発機構の企画部門を内閣府の下に再編一元化する」(党政策集)との案を掲げる。将来は宇宙機構を含め「宇宙庁」の創設を検討するとしている。

 現在は、人工衛星の種類などに応じて各省庁がそれぞれ予算を計上。宇宙機構を所管する文部科学省をはじめ内閣官房防衛省経済産業省国土交通省など関係部門は各省庁にまたがる。

 民主党宇宙基本法フォローアッププロジェクトチーム事務局長でもある内藤参院議員は「現状は研究開発と利活用がつながっていない」と指摘。「宇宙予算の爆発的な伸びは期待できない。省庁ごとの縦割りを排除すれば予算を有効に使える」と強調する。

 ただ、一元化には課題も。情報収集衛星による安全保障分野も含めるか、宇宙機構の所管官庁をどうするか-などでは曲折も予想される。関係予算の約六割を握る文部科学省は懸念を強める。坂田東一事務次官は「一元化のメリットデメリットをきちんと分析して新政権に伝え、よく検討してもらう必要がある」と話している。

2009-04-08

横浜ベースターズまとめ2009

5戦を終えてのチーム別総得点

阪神 31

日ハム 29

ロッテ 26

ヤクルト 25

西武 25

巨人 24

中日 24

広島 24

楽天 24

SB 19

オリ 19

金本 16

横浜 3

得点履歴

4/3 対中日 一死一三塁から仁志のショートゴロの間に三塁走者生還

4/7 対巨人 無死満塁から代打大西のセカンドゴロダブルプレーの間に三塁走者生還

4/8 対巨人 一死三塁から代打内藤ショートゴロの間に三塁走者生還


          勝率 得点 失点  差  HR 盗塁

中日 4勝1敗0分 .800 24 12  +12 10  1

阪神 3勝2敗0分 .600 31 26  +5   6  2

東京 3勝2敗0分 .600 25 20  +5   6  6

巨人 2勝2敗1分 .500 24 14  +10  8  2

広島 2勝2敗1分 .500 24 26  -2   6  5

横浜 0勝5敗0分 .000  3 33  -30  0  0


野球 セントラル・リーグ

横浜ベイスターズ 0勝5敗 6位(6チーム中)

サッカー J1

横浜F・マリノス 0勝2分2敗 勝ち点2 16位(18チーム中)

サッカー J2

横浜FC 0勝2分4敗 勝ち点2 18位(18チーム中)

横浜ベイスターズ ●●●●●

横浜F・マリノス ●△△●

横浜FC ●●●△●△

横浜FC 4

横浜Fマリノス 6

横浜Bスターズ 3


98年の横浜スポーツ

98年1月 神奈川大学駅伝優勝

98年3月 春のセンバツ横浜高校優勝

98年8月 夏の甲子園横浜高校優勝

98年4月10月 横浜ベイスターズ優勝、日本一

98年11月~99年1月1日 横浜フリューゲルス天皇杯制覇


横浜選手 塁打数32

金本選手 塁打数28


*************【 急 募!! 】*************

仕事内容 : ピッチャー(主にボールを枠内に入れるお仕事、軽作業です)

期   間 : 4月10月 

勤 務 地 : 横浜出張あり)

給   与 : 応 談 (結果に応じてボーナスあり)

採用条件 : 日本国籍を持っていて国内外プロリーグ在籍者、

         年齢19~33歳まで


スレタイ

借金を1球団押し付けリーグがあるらしい


解散して帰宅電車に一人で乗った途端に嗚咽してしまった

他の乗客の視線を意識してみっともないとは思ったが涙も泣き声も止まらない

席から立ち上がる気力もなく家の最寄り駅を大分過ぎてから漸く下車した

今だに家に帰る気持ちにはなれずホームのベンチにへたり込んでいる

こんな惨めで虚しくて情けない気持ちになったのは生まれて初めてだ

電車が入線してくる度いっそホームに飛び込もうかとも思ってしまう

帰りのバスの車内では十年間応援し続けてきた人間に対して

最後にこの仕打ちは酷過ぎるとも憤ってもいたが今はどうでも良い

本当にもう何もかもどうでも良い

2009-02-25

デスクスマイルズ 歌詞

**DeathX'mailes*

 歌/内藤那津子
 作詞/内藤那津子
 作曲/内藤那津子

 デススマイルズ クリスマイルズ
 きよしきよしこ デスクリスマイルズ
 デススマイルズ クリスマイルズ
 きよしきよしこ デスクリスマイルズ

 *=+=*ⅰ*=+=*
 ジルバラードもクリスマス
 ジングルベルが鳴り響くよ
 プレゼント(ほしい!)
 愛と幸せ(ほしい!!)
 おねだりきよしこ!
 ホーリーナイト☆

 ひと味ちがうよクリスマス
 ジングルヘルが鳴り響けば
 ソリを飛ばしてヤツが来る
 わがままきよしこ
 サイレントナイト☆

 『ウィンディア泣き虫臆病モン(うわあん)
 キャスパー生意気ツンデレちゃん(なによぉ!)
 フォレットネクラでチョー巨乳(スミマセン~)
 ローザはエロエロテロリスト(うっふん♪)
 ホルストタウンの3番街
 ピザ屋を左折ってタバコ屋右折って
 黒猫またいで(ニャ~)回れ右して
 門を抜けたらディオール邸!!
 スーピィ若すぎ歳いくつ?(七ちゅ!)
 ディオール爺さん大ピンチ!(ひょえぇぇ~・・・)
 サタンクロウズ、ヘンタイだ!(おまわりさぁん!)
 いい年こいてるエンジェル発見!(え、誰~!?)
 ホルストタウンの3番街
 お菓子屋右折ってお鍋屋左折って
 でっかいヘビにグルグル巻かれて(しぎゃー)
 門を抜けたらディオール邸!!

 メリー・クリスマス!!』

 デススマイルズ クリスマイルズ
 今宵は デスクリスマイルズ
 デススマイルズ クリスマイルズ
 聖なる デスクリスマイルズ
 デススマイルズ クリスマイルズ
 願いは デスクリスマイルズ
 デススマイルズ クリスマイルズ
 叶うよ デスクリスマイルズ

 マッチの明かりに見えた未来
 真っ赤なお鼻のおっきなトナカイ

 …ちょっとだけ、、
 美味しそうデス♪

 *=+=*ⅰⅰ*=+=*
 ジルバラードの クリスマス
 ケーキをみんなで作ろうよ
 苺のせましょ♪(いいね!)
 胡瓜のせましょ♪(えー!)
 よくばりきよしこ!
 ナイナイナイト☆

 エンジェルたちの クリスマス
 ツリーに短冊、下げたの誰?
 もみの木(もみもみ)
 笹の葉(さらさら…?)
 雪降ってきよしこ!
 スノウィーナイト☆

 『風使いのくせに風邪っぴき(ハックション!)
 死霊使いって何使うの?(さぁーねぇ~)
 炎使いは放火魔疑惑!?(私じゃありません)
 精霊使いはいろいろアレだよ(いやん♪)
 ホルストタウンの3番街
 ピザ屋を左折ってタバコ屋右折って
 黒猫またいで(ニャ~)回れ右して
 門を抜けたらディオール邸!!
 夢使いちゃんはマッチ売り(買ってよぉ~)
 ディオール爺さん超ピンチ!(ひょえぇぇ~・・・)
 サタンクロウズ、ヘンタイだ!(きゃぁー★)
 もう一人、どこかに隠れてる?(え、誰?誰!?)
 ホルストタウンの3番街
 お菓子左折ってお肉店右折って
 でっかい紳士をぶちのめしてたら(うあー)回れ右して
 ディオール邸!!

 メリークリスマス!!』

 デススマイルズ クリスマイルズ
 今宵は デスクリスマイルズ
 デススマイルズ クリスマイルズ
 聖なる デスクリスマイルズ
 デススマイルズ クリスマイルズ
 願いは デスクリスマイルズ
 デススマイルズ クリスマイルズ
 叶うよ デスクリスマイルズ

 デススマイルズ (クリスマイルズ)
 いつまでも デスクリスマイルズ
 デススマイルズ (クリスマイルズ)
 変わらない デスクリスマイルズ

 デススマイルズ クリスマイルズ
 みんなで デスクリスマイルズ
 デススマイルズ クリスマイルズ
 歌おう デスクリスマイルズ
 デススマイルズ クリスマイルズ
 きよしこ デスクリスマイルズ
 デススマイルズ クリスマイルズ
 きよしこ デスクリスマイルズ
 マッチの明かりに見えた未来
 おっきなお腹の真っ赤なサンタ

 …とてもすごく、、
 懲らしめたいデス♪

2008-03-18

今は昔

以前の知人の名前をググっていたときに、偶然 2chスレにその名前が載っているのを見つけた。

そのスレは、失敗したベンチャー企業とかナンとかというタイトルだったと思う。そう、知人とは、ベンチャー企業経営者だった男だ。いや、「だった」というのは正確でない。なぜなら、今でも経営そのものは続けているらしいからだ。

ググったときに出てきた結果から、今その男がおかしな宗教じみた blog を書いているとか、学術的根拠のなさそうないかがわしい健康食品ネットショップを運営しているとかということを同時に発見できた。

そうした彼の現状、そして先に発見した 2chスレ、そこには 20 世紀末のあだ花だったベンチャー企業の数々が書き連ねてある、それを合わせて見た時に、俺はなぜか溢れてくる涙を止めることができなかった。なぜだろう。ネットバブルの光芒があまりに輝かしかったからだろうか。

20 世紀末当時、俺は田舎町でスモールビジネス、当時の言葉で表せば SOHO の振興活動をしていた。そのときに主催した講演会ゲストスピーカーに呼んだのが彼だった。

彼自身も、スモールビジネスから VC の出資を経て起業をした男だった。そうした実体験に基づいた彼のトークは、SOHO が何たるかすらわからなかったであろう地域の人々に感銘を与えた。

そんな彼は、おそらく今は出資金のほとんどを食いつぶすだけでなく、個人レベルで細々と開業・運営できるようなネットビジネスで何とか食いつなぎ、いや、もしかすると日々の食事にすら困窮するような生活なのかもしれない。

思い出せば、blog なるものが広く知られるずっと以前に彼から Geeklogスクリーンショットを見せられ、「これはブレイクするぞ」と言われたことがある。その意味が理解できなかった俺は、彼にあいまいな返答しかできなかった。

少なくともそこで彼が意志を貫いていれば、良かれ悪しかれドリコム内藤のようになっていたかもしれない。でも、俺がそれを強く勧めなかったことを自省するつもりはない。内藤になるのはいかにもいただけないばかりでなく、結局成功のキッカケを掴むかどうかは本人次第なのだから。

宗教的思考で平安が得られ、健康食品で世に貢献したいと考えるのであれば、彼にとってはそれはそれでいいんじゃないかと俺は思う。でも、もはや彼とは一縷のつながりもなくなってしまった今は、やはり淋しさを拭えない。なぜなら、共に闘った日の事を思い出さずにはいられないから。

2008-03-08

http://anond.hatelabo.jp/20080308205937

歴代の世界王者の中でも抜群の運動量なんじゃないか?>内藤

“狂った風車”ことファイティング原田現役時代は知らないが。

エネルギーロスの多そうな戦い方なのに、まったく息切れしなかったもんな。

33歳でもあれだけできるんだなあ。

内藤大助×ポンサクレック

すばらしい試合だった。

序盤から中盤までの、手の内を知った相手のミスを誘い合うテクニカルな展開に加えて、

終盤の意地の張り合いのような激しい打撃戦

ボクシングの魅力を凝縮したような好ファイトだった。

自分の見た印象だと、内藤が後半を押さえて僅差の勝利かな、と思ったけど、死闘の末ドローという結末もこの対戦には相応しいかもしれない。

世界王者vs前世王者という肩書きに恥じない熱戦を見られて大満足!

2008-01-14

亀田一家アフターストーリー

大毅「許さんで内藤、あいつのせいで父さんも、兄ちゃんまでも…クッ」

そう、亀田一家は大毅が内藤に負けて以降、反則の指示や汚い金のばら撒き方が国民の不評を買い、

和毅は辛うじて助かったものの、他の3人はプロボクシング界から追放されていた。

史郎「おい大毅!もっと酒持ってこんかい!誰に育ててもらったと思っとんのや」

大毅「グスン」

和毅「(父さんは、優しかった頃の父さんはもういないんや・・・全部内藤のせいなんや)」

史郎「お前ら内藤やって根性見せろや!オレまで舐められるやろが」

大毅「お、オレには無理や、父さんがやってや」

史郎「アホか大毅、ワシにムショ入れ言うんか!」

和毅「兄ちゃん、俺内藤やってくるわ」

興毅「どういうことやカズキ意味分からへんこと言うなや!」

和毅「あれから俺ら一家は終わったんや、内藤さえやれば皆また認めてくれるんや!!」

興毅「バカヤロウ、リングの外でんなことして何になんのや。お前はまだプロなんや、プロならリングで戦いを挑めや!」

和毅「もう遅いんや兄ちゃん…止めても無駄やで、用意やってもう済ませたんや」

そういって和毅は懐からチャカを覗かせた。

興毅「・・・そうか。ならもう止めへん。ただ、」

和毅「ただ?」

興毅「最後に抱きしめてええか?」

和毅「なんや水臭いな兄ちゃん、いくらでも抱きしめえや」

ぶつかり合う男と男の肌、弾ける汗。

興毅「思えばオレ、兄貴らしいことなんもせんかったな。」

和毅「そんなこと無いtt」

ガッ

興毅の手刀は見事に和毅の後頭部にヒットし、和毅は気を失った。

興毅「もう、これしか思いつかんのや、すまんな和毅。これからは真っ当に生きるんやで」

気を失った和毅を床に静かに横たえ、興毅は部屋を出て行った。



興毅「オヤジ、話あるんやけどちょっとええか」

史郎「なんや、そんなヒマあったら内藤やって来いや。だいたいお前らも根性見せんからこんなことなっとんや。誰が育てた思っとんのy」

パン

史郎「な、なんで…クッ」

興毅「ダイキカズキも世間を知らなすぎや。殺人やって認められるわけ無いやろ。でもな、オヤジ。嫌や言うてんのにボクシングやらせて学校にも行かせんかって、最後は人を殺すように指示するなんて最低のセコンドやで。」

ガタッ

大毅「に、兄ちゃ、何を…」

興毅「でもまあ死んだからチャラにしといたる。ダイキ、お前はもっと勉強するんや。学校へ行ってからでも世間に出るのは遅うない。世間知らずってのは一番怖いんやで、そうカズキにも伝えとけや。」

大毅「兄ちゃん、どこへ行くんや!」

興毅「自首自首。10年くらいムショで頭冷やしてくるわ」

大毅「ま、待ってや兄ちゃん、兄ちゃーーーーーん!!!」

20年後、世界チャンピオン日本人最年長防衛記録を5年も更新した男がいた。

彼の名は亀田和毅。セコンドにつく2人の兄と共に遅まきながら成長した、礼儀正しく、スマートクールボクサーだ。

2007-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20071118102417

次男に対する内藤の態度を見習え、ということ。

もちろんhttp://anond.hatelabo.jp/20071118103820みたいなことではなく。

2007-11-09

深夜のボクシング中継見てたんだけど

内藤大助の解説がかなりおもしろかった

内藤大助ゲストで、飯田覚士が本来の解説だったんだけど、

飯田の解説は教科書読んでるみたいな解説らしい解説で、

内藤の解説は上手な先生の授業みたいな、経験と感想と解説を

たくみに織り交ぜたサービス精神に富んだ解説だった

2007-10-31

亀田の件は富樫の件と真逆

日本ボクシング会にとって辰吉丈一郎以来なんじゃないかって言うスター候補が現れたのに、それをうまく利用できなかったJBC日本ボクシングコミッション)は相当ひどい。

実力とか関係ないなく、亀田家以外に知名度があるボクサーなんてほとんどいないのに。

世間の周知度では、長谷川穂積でさえデビュー前の亀田の三男より多分低い。

その上マナー研修とかバカじゃないのかと?

ショーにマナーを期待してどうする。お前ら亀田が礼儀正しくしているところを見たいのか?

あのメチャクチャ感が楽しいんじゃないか。因縁つけてる所も面白いし、「シャーオラー!!」とか、試合後のカラオケとか意味が分からなくて最高じゃないか。

反則も含めてショーなんだよ。いっそのこと、あの外人レフェリージャーマンスープレックスでも決めてくれれば、タイガー服部が急遽登場してくれたかもしれないのに。

1年半も休載していたアホ富樫をそれでも守り続けている(かは知らないが・・・)集英社はその辺よく分かってる。

カリスマ候補はそうそう出てこないんだ。カリスマは既存の枠には納まらないんだよ

あと、亀田は元からどうでも良かったからどうでもいいんだけど、個人的にはむしろ内藤嫌悪感を持った。マスコミの思惑通りしゃべらされて、結果的に亀田への批判を煽った。本人は気づいてないだろうけど。

試合後いじめたいわけじゃないとか何とか言ってたけど、いじめてんだよバカ。直接手を下さないで裏で煽ってる典型的で卑劣いじめ

オナニーマスター黒沢で言えば内藤恭子みたいなヤツだ。意図せずにやっている辺りさらに始末が悪い。

まぁ親父から切り離したことで守ったって事になるかもしれないけど、それでも魅力は半減だよね。

っていうか切り離せてないし。

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