はてなキーワード: 僕が悪いとは
○ご飯
朝:カップスープ。昼:ツナ納豆海苔パスタ。夜:カップヌードル。間食:芋クレープ。山ほどのミカン。
○調子
むきゅーはややー。お仕事はじゅうれんきゅー六日目。
○汀こるもの『火の中の竜』
インターネットの炎上を解決するネットコンサルタントが活躍する小説。
ネット炎上が主題なので、我らがはてなブックマークも登場しますよ!
インターネットの炎上とどう向き合うべきなのか、我々ネットイナゴは客観的にどう見られているのかなど、普段の立ち居振る舞いを正さないとなと思わせられた。
ただミステリ作家の小説なのでミステリだと思っていたら、ミステリではなかった。(裏表紙にもどこにもミステリだって書いてないから僕が悪い)
○グラブル
ガチャピン8日目。80連プラスガチャピンモードで50連。ゴムーンとアドラメルク。
その後、石とチケで天井。ヘクトル、らいてんこう、ナハト、ルシオ、ゴムーン2個。
ルシオ以外見所のないガチャでしたが、サンダルフォン天井の過程で副産物がルシオってのが面白すぎたのでよし。
テッシード、ウールー、フォッコ、ガラルジグザグマ、ナエトル、ヒポポタス、チョンチー、マグマッグ、コクーン、ガラルヤドン。
僕にしてはくだらない文章を書こう。
そんな僕が研修医として行くことになったのは、F県のとある病院だ。
でも、10年近く都会にいたゆえに、とても「地元」とは言えない。
「地元」での記憶なんて、大学生活で塗りつぶされて、ほとんど記憶にないくらいだ。
僕の抱いた絶望のうち、共有したいものをここに3つ書いていく。
僕は多分医者っぽくない。
でも、僕はつまらない生き方をしたくなくて、そこから飛び出した。
それゆえに僕は色んな視点を知ってる。
色んな視点を持っているからこそ、多様性をすっごく大事にしてる。
これを噛み砕くとき、大体こう言ってる。
「Aが正しいとき、Bもまた正しいのだ」
でも、彼らは「Bの正しさ」を理解できない。
僕はいつも「B」の選択肢しか選べない。意図的じゃないんだけどね。
いや歪むというより、澱むと言うべきか。
そして、「B」の選択肢に必ず反発を起こしてくる。
呆れるしかない。
要は「彼らの考えたさいきょうの武器」とやらを与えるのが教育だと思っているのだ。
まあ、百歩譲ってそれを見逃したとして、次に来るのが厄介だ。
その「さいきょうの武器」以外を認めないことを「教育」だと思っているのだ。
さっき述べたダイバーシティの否定につながるところではあるのだが、
まあ、だから医者の数が全国でも少ないのも、心の底から納得した。
その過ちに彼らは気づかないだろうし、永遠に「医師不足だー」って言い続けていれば良いのだろう。
そうやって自分たちの価値を高めて働くことを「やりがい」にしているんだろうから。
そして、三つ目の絶望は「帰らない」ことだ。
当直のたびに思う。
21:00近くになっても、当直以外の医者がいるのだ。
半年前くらいに土曜日外来をなくしたが、平日も休日も当直以外の医者が時間外に残っている。
世の中じゃ「医療崩壊」がどうこう言っているが、
とも思えてくる。
とりあえず、その残業に僕を巻き込まないで欲しい。
そして、医者は仕事を減らすことをちゃんと覚えるべきだと思うし、
残業に依存するような経営やってるなら、さっさと医療崩壊してしまえ、としか思わない。
まあ、三つ目については机上の空論って言うやつは出てくるだろうがね。
僕が、これを読む医学生に言えることは一つ。
医師数が少ない理由は、地域にもあるし、医師そのものにも問題がある。
これだから田舎もんは......と言いたくなるような絶望をたくさん見ることになった。
そこに興味はないし、もうてきとーにやって、てきとーに手を引くことしか考えていない。
何が大切か、っていうのは人によって違うと思います。
先日ネットで知り合った女性と親しくなり、この人ならお付き合いしてもいいかな、と思ったんです。
ネット上のやり取りだけで、お互いが遠距離だったので一度も直接会ったことは無いです。
知り合った頃、会話の中でその人は30代半ばと言っていました。
ですので、この人と将来結婚して、幸運にも子供を授かって、こうなって・・・って想像していたんですね。
僕はあなたよりも一回りくらい上です、と使えていて、本当はもう少し上だったのですが、正確な歳は言ってなかったんですね。
しばらくして、いよいよ付き合いましょうって話になる時に、自分の正確な歳を言って、それでもいいですか?と聞いたら
問題ない、と言われました。
他にも、こんな仕事してます、とか、実は恋愛経験がないです、とか伝えて、それでもいいですか?って聞いたら、
それでもいいですって言うんですね。
付き合い始めてからわかったら嫌だろうな、と思ったので、付き合い始める前にいろいろと自分のネガティブな事を伝えて
それでもいいですか?って確認したんです。そしたら、問題ないという事でした。
で、少しお話してたら、お相手の年齢が、30代半ばではなく、50手前です、って言うんです。
それでもいいですか?って言うんです。
え?いやいや、家の後取りの事もあるし、子供は欲しいと思うし、まぁ、授からなかったら仕方が無いけど、
50手前だとちょっと無理じゃございませんか?って思ったんですね。
で、どうですか?って言われて、それはちょっと・・・て言うと、
年齢の事を言ったら、急に態度が変わった。なんか、ショックです。年齢で相手を選ぶんですか?って言うんです。
え?僕が悪いんですか?30代半ばって言ってたじゃないですか、出来れば子供は欲しいんですけど・・・
だから、僕は最初に年齢の事を伝えましたし、年齢は大事だと思うんですけど・・・。
50手前って分かってたら始めからそんなにアピールしてなかってすよ、って思いました。
そんな、きょうこの頃です。
厳密には今は彼女じゃない。僕の精神的な不調がかなり裏目に出て僕から別れを切り出した。
でも久しぶりに会ったら「まだ僕のことが好きだ」と言ってくれた。
でも行けなかった。本当に行こうとしてたんだけど、準備までしてたけど家を出られなかった。
理由は明白。日曜日に他の男(共通の友人)と遊ぶって知ってたから。
それを知ったときはそうかそうかと笑ったけど、内心は焦燥感と辛さと死にたさしかなかった。
今、なんで土曜日に来なかったのかと問い詰められたりしてるけど言えるわけないじゃん。
嫉妬してました、ていうか死にそうなくらい辛かったです、なんて言えるかバカタレ。
泣きそうなんだよ。僕は基本重たい男だって知ってるだろ?
今日は楽しかったか?いい男だったのか?なんて聞けるわけない。好きで好きで仕方ないんだ。
でもそんな子を手放した僕が悪いんだ。もう本当につらい。
幸せにならそれでいい。だからもうそうならそうとハッキリ言ってくれ。頼む。
僕が悪い、だから新しい男と付き合う。お前は元カレだろ?口出してくるなよ。
そう言ってくれ頼むから。そうならLINEもしてこないでくれ。昔より既読の付くスピードも返事も遅いじゃん。
僕を拒絶してくれ。優しくしないでくれ。好きなんて言うな。かまうな。頼むホントに頼む。
逆にこれがただの杞憂なら言ってくれ。ハッキリしてくれ。嘘はつかないでくれ。
他の男と会わないでくれ。なんでもする。なんでもするから。
好きな子に誘われたら行くに決まってるだろ。
辛い。死にたい。
もっと、大袈裟にいうと、日本対西洋の関係が駄目だから働かないのだ。
第一、日本ほど借金を拵らえて、貧乏震いをしている国はありゃしない。
この借金が君、何時になったら返せると思うか。 そりゃ外債位は返せるだろう。
けれとも、そればかりが借金じゃありゃしない。 日本は西洋から借金でもしなければ、到底立ち行かない国だ。
それでいて、一等国を以て任じている。 そうして、無理にも一等国の仲間入をしようとする。
だから、あらゆる方面に向って、奥行を削って、一等国だけの間口を張っちまった。 なまじい張れるから、なお悲惨なものだ。
牛と競争をする蛙と同じ事で、もう君、腹が裂けるよ。 その影響はみんな我々個人の上に反射しているから見給え。
こう西洋の圧迫を受けている国民は、 頭に余裕がないから、碌な仕事は出来ない。
悉く切り詰めた教育で、そうして眼の廻るほどこき使われるから、 揃って神経衰弱になっちまう。
話をして見給え大抵は馬鹿だから。 自分の事と、自分の今日の、 ただ今の事より外に、何も考えてやしない。
考えられないほと疲労しているんだから仕方がない。 精神の困憊と、身体の衰弱とは不幸にして伴なっている。
のみならず、道徳の敗退も一所に来ている。 日本国中どこを見渡したって、輝いてる断面は一寸四方もないじゃないか。 悉く暗黒だ。
去年の夏ごろに丸々3年付き合った彼女と別れた。
元カノと別れたあと、いろんな人と遊ぼうと思って手を出してきた。割とさっぱりヤるだけの関係になった人もいっぱい居たけど、一人とは一緒に居て居心地も良いし楽しいしで結構頻繁に、週2,3回は会ったりお互いの家を行き来するようになったり外に遊びに行くようになった。でも自分はどうしても、何でだかわかんないけど、その子と付き合う気になれなかった。その子だから、というよりも誰であっても付き合う気になれない様な感じだった。その子、ではわかりにくいからAさんとしよう。
Aさんと遊ぶようになったのは9月か10月だった気がするな。そこから結構長々と一緒にいるようになって、今年に入ってから何で彼女にしてくれないの?と言われるようになった。自分でもほんとに理由がわからない。もっといろんな人としがらみ無く遊びたいからなのかもしれない。そうじゃないのかもしれない。どうしても付き合う気になれなかった。
Aさんのことが好きか、と言われると、遊ぶ様になってからすぐの間は確かに恋愛感情みたいなのが会った気がする。でも今はあまりに一緒に居すぎて恋愛感情というよりも長く付き合ってたからこその安定感とか、情とかがあるがゆえに一緒にいる気もする。
何でだかわかんないけどこの1年くらいずっとメンタルが不安定で、遊び回っても悪化する一方。むしろ遊び回ってるからこそ悪化している自覚もある。
でもどうしても腰を落ち着けられない。落ち着けようとするとすぐいろんな事が頭の中を回り始めるし、ごちゃごちゃしてくるので飲んで忘れるために友達のことを誘いまくる。いろんな子と飲みに行こうとしてしまう。
そんな中、前々から知り合いだったある子、Bさんとも飲みに行ったりするようになった。Bさんは結構男女関係には真面目な方だった。遊び回ったり、セフレになったりしないことは知っていたし、でも一緒に居て、話してて楽しいからBさんを頻繁に誘っていた。でもやっぱり飲んで、距離が近くなって、そしたらキスくらいしたくなってしまうじゃないですか。そこでキスをしてしまった。Bさんからすると好きでもない人とはキスもするものではないという価値観を持ってるから、その場でどういうつもりか聞かれた。好きか嫌いかって聞かれたらBさんのことは好きだったし、好きだと答えた。Bさんも好きだと言ってくれた。でも、僕は付き合えない。付き合う気になれないって言ったらとっても悲しそうな顔をしていた。その場ではテキトーな感じで無理なもんは無理だもんとかほんとにクズ感あることしか言えなかった。でも本音だもん。無理なもんは無理。誰とも付き合う気になれない。
そんなやり取りをしたあと、Bさんは帰っていった。
この時点で自分は、罪悪感にまみれていた。こうなることはわかってたはず。でも、距離を詰めてしまった。
一週間後、会って話そうって言われて、会ってきた。
ここまで書いて、自分のお気持ちはなんにもまとまってないし、やっぱり自分はクズだと思うし、どうすれば良いのかわかんないからもう書くの辞めとく。
Bさんとは付き合えない。でもほんとにほんとに誠実に考えてくれてたBさんに対する罪悪感が半端ない。僕が悪い。なんでこんなまともな人に近づいてしまったんだろう。あんなに、自分が引っ掻き回して、泣いてまでくれて。でも何でBさんと付き合えないんだろう。
何でBさんと付き合えないか、ちょっと腰を落ち着けて考えると、Aさんを切れないって思ってしまうってのが理由の大半を占めている気がする。そうするとやっぱり、付き合うことで、縛られて、いろんな人と遊べなくなるのが嫌なんだろうか。
周りの人を大切にしないとみんなどんどん離れていっちゃうよ
って、Bさんに言われたけど、ほんとにそう。今までの人生、親友みたいな人は居なかった気がする。今の自分の周りにいるのも、僕はその人達にとって本当に大切な存在ではないと思う。もう遊ぶのはやめたい。Bさんみたいなまともで、誠実な人と一緒に居たい。でもAさんとの関係をやめる度胸がない。
その上、僕はBさんと話してほんとに自分が悪い、申し訳ないと思った日、そのまま夜は友達と飲んで、Bさんも見てるインスタに飲みの写真をあげる様なやつだ。人の気持ちなんかミリも考えられない。
もう僕は人生どうすればいいのかわかんない。
タクシー料金を支払う時の話。
僕はある日タクシーに乗った。
駅から自宅まで。
自宅に着いたので料金を支払おうとメーターを見ると、表示されていた金額は千円ちょっと。
次に自分の財布の中を見た。
これで払おう。
すると、運転手が言う。
「いやいや、あんたねぇ〜。こっちは一回客乗せても千円ちょっと。それに一日何回も客乗せるわけじゃないの。こんなまとまったお釣りなんてあるかどうか分かんないよ。少しは考えてよ。」
確かに僕も一万円札は申し訳ないと思っていたが、まさか面と向かって文句を言われるとは。
これは僕が悪いのだろうか?
タクシーに乗るときはあらかじめ千円札を用意しておくのがマナーなのだろうか?
みなさんはどう思いますか?
全部千円札で。
昨日、昼食で会社の上司と回転寿司(全品100円のじゃない奴)行ったんだけど、
別に気を遣ってるわけじゃないんだけど、
・納豆巻(100円)
ばっか食うのよ。好きだから。
すると上司が
って言ってくるから
「マジすか?」
といってえびアボカド(100円)とか頼むわけよ。好きだから。
すると上司が「本当に気を使わないでいいぞ。そういうお硬い上司部下みたいな関係は望んでない。」っていうから、
意を決して、ホッキ貝サラダ軍艦(200円)を頼むわけよ。好きだから。
上司は「もっとマグロとか、サーモンとか、そういうのでもいいんだぞ!一皿一貫の奴とか!」って言うから
「いや、すみません。本当にこういうのが好きで…」といえば「いや、気を遣ってるでしょ?」と押し問答になって、結局おごってもらえなかったんですけど、これって僕が悪いんですか?
なんつーか、自分がカス人間に育ちつつある事を自覚した方がいいよ。
アホかよ。
相手がキレるまで調子に乗っておちょくるからそうなったんだろ・・・
晩飯用の肉を勝手に焼いたとか、そういう事しょっちゅうやってるんじゃないのか。
他人だったら、友達とかだったら、もうとっくの昔に縁切られてるよ君。
そうしたらお母さんはキレずに平和に暮らせる。
でもなー、お母さんはどんなにクズ息子でも君を放り出したりできないわけ。親だから。
それで怒られた。
「勝手に食べるな!」と。
昔なんかスマートフォンを投げつけられたことがある。(スマートフォンは壊れなかった。)
でも、「お前が悪い」と言う。
これには納得できるんです。うん。
だからって暴力をふるうことはいけないのでは? と、思います。
どうなんでしょうか?自分にも虐待か、当然の事なのか全く分かりません。
虐待であると思うのですがそんなことはないと思ってたりもしてます。
で、どう暴力を振るわれたかというと、お母さんがネチネチと言ってくるので僕はお母さんが椅子に座ろうとしたら、その時いすを引いた。
お母さんはケガをしなかったと思う。
で、その椅子をお母さんは持ち上げた。
僕は急いで逃げたが、お母さんは椅子を振り上げ、僕の腕辺りに落としたと思う。
怖かったので、あまり覚えてはいない。多分、そうであったと思う。
2行目にも書いたと思うが、これが写真。
浅く見えるだろうが、意外と痛い。
これを書いているときも、少し痛かった。収まりつつあるのだが。
暴力を受けたのはこの時だけではないということを僕は強調したいのだ。
すこしおかしいと思った。
こんな長文失礼しました。
理解していただける人がいると、ありがたい。
追記
エイプリルフールでしたね。
正確にはこれを書いている時点ではまだ22時も回っていないのですが、いかんせん打ち込むのが遅いので先に言っておきます。エイプリルフールでしたね。
様々な企業やコンテンツが悪ふざけをして、いろんなネタが生まれる日でした。余談ですが、僕の好きなゲームでもウソの日にちなんでカワウソからアイテムをもらえたりとかありました。
そんな中、化粧品会社花王からプリマヴィスタの新シリーズとして「女装男子専用下地 ブラックプリマ」が発表されました。
詳しくは見てみてください。僕の筆が早ければギリギリ間に合うと思います。
僕は女装男子ではありません。多少ジェンダー論とかクィア理論とか考えたことのあるだけのその辺のイモのフレンズです。ファッションやメイクも興味あるけど見てるだけで満足。
だけどこのニュースはすごく喜びました。やるじゃん花王!!って謎の上から目線でSNSでも褒め称えました。
そして「あれ?待てよ?今日は4/1だ、これはエイプリルフール企画では?」とも一応思いました。そして目に入る『2018年初夏発売予定』の字。ここまでしっかりしてるならきっと本当だ!なんて思ってSNSで花王がすごいと書きました。
まぁでもみなさんお気付きでしょう。最上部にきちんと前提された『エイプリルフール企画』の一文。どうやら美少年タレントさんとの共同企画だった模様で、僕は盛大にずっこけ、「これって本当だよね!?すごい!」とはしゃいだSNSの投稿をそっと消しました。ああ恥ずかしい。
恥ずかしさの次に湧いてきたのは、「これ本当に出ないのかな」という淡い期待と、「出ないだろうな」のじんわりとした悲しみ。
女装をしている、望んでいるわけでもない僕が何故じんわり悲しくなってきたのか、この記事はそこを自分で整理するためのものです。前提が長いですね。
四月馬鹿、と言うように、現在のエイプリルフールは全力で馬鹿をやるお祭りの日となっています。お金のある企業はかなり凝ったものも打ち出して宣伝効果も狙っているのかもしれません。
そしてどこも必ず一夜の夢とばかりに『あり得ない企画』をやるわけです。余談ですが、僕の好きなゲームではキャラの総選挙直前にマスコットキャラの総選挙をやり、まだ声の付いていないキャラクターより先にマスコットに声がつきました。なんでよ。
つまりプリマヴィスタが『ブラックプリマ』を出すことは『あり得ない』とほぼ明言されてしまったようなものでした。
現在の化粧品業界の消費者の9割以上はもちろん女性でしょう(データはとってないです)。女装男子専用化粧品を出しても採算が取れないであろうことは百も承知です。何より、一番最初に見やすく『エイプリルフール』と書かれているのです。完全に見落としてはしゃいだ僕が悪い。
だけど、イモの僕でも知っているような化粧品メーカーが女装男子向けというニッチな商品に前向きになったということがとても嬉しかった。
この国はどんどん寛容になってきている。女装男子の受け入れはその一端、これからどんな人間でも生きやすい世界になっていくんだ、大企業が目を向けてくれたっていうのはきっとそうなんだ……
ぬか喜びだったんですけど。
化粧品会社に妙に期待していたせいもあるのかもしれません。綺麗になりたい男の子の存在を『あり得ない』と笑い飛ばし、四月馬鹿にしてしまうなんてあるはずがないと思い込んでしまっていたのでしょう。
あくまでも化粧品とは綺麗になりたい女性が使うもの、男性が綺麗になりたいと思うことはそもそもあり得ない。まるでそう言われたかのようなショックでした。
被害妄想が過ぎるなと自分でも思いますが。変にリアリティのある嘘をつくと、その分期待してしまって痛い目を見る人がいるというだけの話です。そしてそれがたまたま見落としの多い僕だったというだけの話です。
某小説で「ドッキリなんて下手に人を驚かせたり過度に喜ばせたりするだけで悪趣味だ」みたいな台詞があったんですが、なんとなくそれがわかった気がする2018年のエイプリルフールでした。そういう話。
……エイプリルフールについた嘘って一年間本当にならないそうですね。
4/4 追記
とか言ってたら本当に出たよ。どうしてくれるんだよこの記事。本当だと思ってぬか喜びしたらやっぱ嘘で肩透かし食らったと思ったらやっぱり本当でした。まぁ何はともあれありがとう花王。
これ自体は嬉しいです。ただ、僕の言いたいことは「僕が女装男子向けの化粧品が欲しい」ということではないんです。もうちょっとだけ続くんじゃよ。
まず僕が悲しかったのは、「女装男子向け商品というものが『あり得ない嘘』として成立してしまうこと」なんです。
男が女装をする、メイクをする、綺麗になろうとする。性自認は男だけど女の子の格好をしてみたい、お化粧をしてみたい。そういう存在は『あり得ないもの』として見過ごされている。何故か。普通じゃないから。少数派だから。
この記事にもいくつか言及されてますね。「女装って文化盗用なんじゃないの?(んなわけあるかあの記事を鵜呑みにするんじゃない、というか何故この記事にそう言及しようと思った)」「女として生きるわけでない女装はキモいから(人が好きな格好するのを真っ向から否定するんじゃない、何故性自認にそぐう服だけ着なければならないのか)」、まぁいろいろ。
ちょっと私情を挟んでしまったので結論が見にくくなってしまいましたが、要するにどこかにいるかもしれない人たちが、存在しないものと扱われているわけです。
女装男子じゃない、とわざわざタイトルに入れたのもその辺が大きかったです。僕は僕が女装するから、好きなものを否定されたから怒っているわけじゃないんです。いや女装も好きなんですが。
女装云々を置いといても、こうやって当たり前のように少数派が踏み潰されていい世界だったら、僕たちだっていつ「お前は存在しない」と言われるかわからない。それが怖い。
ていうか、男が綺麗になりたいことの何がそんなに変なんだろうね?