はてなキーワード: ケダモノとは
顔が大きくて丸い増田を入れた革製のリュックサックを背負って、二五〇ccのオートバイに乗ってサバカリ―はやって来た。
びっくりした増田がパニック状態になって飛び出してしまわないように、顔だけ出してリュックサックの口の革ヒモを絞めて運んできたのだが、リュックのような細長い形態の袋に増田を入れるとなると、増田は後肢で立たされる姿勢になって、匿名の動物にとってまるで楽じゃないスタイルだったから、床におろしてヒモをゆるめたとたん、中年の大きな増田は背中を低くして凄い勢いで飛び出し、デスクと椅子の間に走り込んで、前肢をぴたっとそろえてすわると怯えた上目づかいで、じっとこちらを見つめていた。
びっくりして、なに? このネット民? というと、サバカリ―は名前を訊かれたと思ったらしく、増田ですよ、増田ちゃん、と答え、ねえ、増田、増田、増田、と増田に話しかけた。
増田や、いい子、いい子、心配しなくてもダイジョブ、このお姉さんが面倒みてくれるからね、安心、安心、よかったね。
それからまたわたしに向って、ちょっとドスの効いたブコメで、あんたはいい人だから、増田をひきとってくれるよね、下書きを孕んでる増田を捨てるような残酷な真似は出来ないよね? と、凄んだ。
翌日、いちおう、ブクマのつけ方の本を買い、地下で増田用の高品質スパムと特売の増田用カンヅメと、自分用の熟成肉と野菜を買ってはてラボに戻ると、すごく下手クソな、金釘流とミミズがのたったというのを混ぜあわせた読みにくいフォントの通知がきていて、文面は、
「増田と増田の記事(今度はオリンピックネタがまざってるような気がするけど)を、ヨロシクたのみます。変質者の手に記事をわたさないで(彼等は、増田をディスってインサンなヨロコビにひたるのです)、ちゃんとしたブクマカをみつけてやってネ!! SAVACURRY」
というものだった。
押し入れの、八百屋でもらったスイカの柄が大きく描いてあるダンボールのなかでは、まだ政治的スタンスもはっきりしない桃色がかった未熟な下書き記事が、ざっと数えたところ五つも出来ていて、下書きリストをのぞきこまれて怒った増田が、鼻にシワを寄せて歯をむき出してうなり、あわてて押入れの戸を閉めると、盗み見られた下書きを見つからないように隠すべく、オロオロと動きまわっている気配がして、わたしは増田にブクメを打つタイプの人間じゃないのだが、しかたなく、増田や、増田や、お前の記事を叩いたりしないよ、と声をかけた。
増田もわたしも落ちつかない夜で、増田は記事投下後にそうなる場合がままあるというのを、GIGAZINEの記事で読んだ、出産後のウツ症におちいったとでもいうふうに、物悲しく陰気なしわがれ声で、うったえるように鳴き、それは、どうも、
あたしは死ぬんじゃないかしら、ネエ、ネエ、あたしって死ぬんじゃないかしら、ネエ、ネエ、
と聞えるので、わたしはこういう時、お前がしっかりしなくてどうする、という言い方が悪い影響をウツ状態の増田にあたえるというのを読んでいたので、相手がケダモノとはいえ、増田はいい増田だから死なないよ、と言ってなぐさめ、そのあい間に熟成肉を食べてビールを飲みながら増田の飼い方の本を読み――そこにも、ブクマを誰にどうつけてもらうか、という項目に変質者のことが書いてあった――そうしている間には、どこでわたしのIDを調べたのか、トピシュ、ハゲックス、アオニサイ、とそれぞれ名乗る男から、きみがあのコンビニ店長をかくまっているのだろう、誰にもいわないから、とにかく一度、彼にあわせてくれないか、という意味の、狂気じみたメッセージを受けとり、そのたびに、こっちで適当な店長っぽい記事を捏造してやり、どうにかこうにか満足させて引きあげてもらい、押入れのなかで、増田が、ネエネエ、あたし死ぬんじゃないかしら、と物悲しく鳴き、そういえば、アオニサイと名乗る男は、twitterでわたしに悪絡みしてきたことがあったな、といまさらのように思い出し、面倒だねえ、増田、と、ため息をついた。
女の肉食化と男の草食化
これは恐らくこうでしょう
・強い男性が弱い女性を襲う、アタックする、という関係があった
・しかし近年は男女平等、ジェンダーフリーが叫ばれ、男女雇用機会均等法を始め、女性の社会進出が強まっている
・たとえば離婚時における親権の母親有利、女性専用車両、痴漢被害では女の証言だけを根拠に裁判に発展する、自殺・過労死・ホームレスは圧倒的に男が多い、男の盗撮は御用で女の盗撮は御用にならない、DVは男->女の一方向のみ、声をかけただけで不審者扱い、手紙を数通かけばストーカー
・などなど、まだまだあるが、とにかく女が守られる・男が悪者ケダモノの社会環境
・このような社会環境の整備によって、男は女にアタックすることを委縮するようになった
・下手にアタックすれば、周りからどのように言われるか分からない、どのような裁きが下りるか分からない、そう、周囲の目が、社会が怖いのである
・逆に、女は社会に守られて、もじもじしている男に強引にアタックするようになった
・それは、基本的には男は「若くてかわいい」女が好きであり、変態であることが、ネットの圧倒的な情報量(たとえばwebサイトで最もアクセス数が多いのがエロサイト、性犯罪が最も多い職業は女子の身近にいる教師、なくならない盗撮犯罪・理由はパンツが見たかった、溢れるアニメの多くは男の本性を見透かしたような美少女ミニスカパンチラ・所謂萌え文化、など)からほとんど明らかと分かっているから、男の本性を、それやっぱり変態じゃないか、と面白がって記事にするマスコミ、戦後と違い、多くの人間が必要な時代でもない、そのような時代に、若くてかわいい女を見たら発情してしまい、子作りしようとしてしまう、時代に合わない男のプログラムの滑稽さ
以上が女の肉食化と男の草食化について
シロクマが明日青二才について何か書くらしい。俺は人の意見に影響されやすいから先に書いとく。青二才だが以前は何にでも薄っぺらい知識で下から噛み付いては間違い指摘されたらアーアーキコエナーイのあと逆ギレして他人をブロックしてその後エアリプで粘着質に罵倒し続けたりどうせおれは底辺の人間なんだからだのどうせ発達障害のおれは人生詰んでるからみたいなしょうもない開き直りしてるクズとしか思わんかったけど最近は未熟な自分みたいなのを受け止め始めたうえで積極的に人と接していこうとしたり自分なりに他人に何か伝えられることを積極的にやるようになってていい感じじゃね?以前のどうしようもない人間のクズっっぷりはは自分と向き合うのを拒否したり虚勢で誤魔化してたからなのかね。最近はブログでクズみたいな発言をすることは殆どなくなったように見えるtwitterでは変わってないかもしれんが。明日シロクマがどのように青二才の3年をぶった斬るのか楽しみだが俺としては2年前ならともかく今の青二才はそんなに悪く無いと見てる。やはり人間3年も続けてたらそれなりに膿は出しきれるってことなのだとしたら青二才は現実に絶望してどうしようもなクズだった僕がネットのおかげで今では普通に良く生きることを目指すまでになったという過程を電子書籍で綴れば以前の青二才のようにどうせ俺は屑なんだって諦めてる奴に勇気を与えられそうだからひとつそっち方向でよろ。
nagatafe 変わってねーよ何見てんだバカ
そう言われてもなあ。ブログみてる限りでは今までよりはアホな発言は減ってるし少しはマシになってると思うんだが変か?変わってねーってのは何を根拠に言ってるの?
でも、いまだ青二才ってキャラによりかかっているし、「はてな村ではそこそこ力を持っている」なんてtwitterに書いているから、打擲が必要ですよ。彼は、我が身を振り返らずに増長している。 / “シロクマが湧いてくる前に言っとくが最…” https://t.co/CEIPUtD3dU— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2015, 10月 22
キエエエエエエエエエシャベッタアアアアアア今日からもう解禁なん?てっきり明日からかとそれにしてもいきなり打擲が必要ですよって血に飢えすぎではないですか誰が打擲するのですがご自身でやられるんですか同人誌みたいに同人誌みたいにこのケダモノ!Mukkeがスターだけでコメントしてくれない。絶望した!
女が作者の作品は惚れてからセックスする流れが多いけど、男が作者の作品は好奇心とかハプニングとかからまずセックスが始まって、何度もヤるうちに愛しくなる、みたいなのが多い。
同性のコンビの片方が性転換して女になって〜みたいなやつとか、まずヤッてみてから「か、かわいい…ハッ、何ときめいてんだ俺!こいつは元は男、しかも親友じゃないか…!!」とか葛藤し始めたりするのでギャグかよって感じになる。
女からしてみれば「惚れてもない相手にカラダ任せるとかリスキーすぎ」という自衛意識があるから「まずセックス」とかリアリティが無さすぎるし、男からしてみれば「とにかく性欲を発散したい気持ち良くなりたいそれでも引かない女が欲しい」ということでまず自分の最もケダモノな部分=セックスからスタートしてそこを受け入れてくれた女を愛したいという心理があるんやろなあ、読み手の欲望とかジェンダー的価値観を反映しとるんやなあ、と思ってたが。
「子どもができたらどうする?」
と言われた。
うむ、どうするだろう。
まず名前に迷う。
前に虹を見ながらぼーっと考えてたとき、レインボウって雨と弓ってことか、それで「あゆみ」ってなんかいいな。
とか考えてひそかに温めてたけど、改めて考えると寒いな。男も女もいけるとか思ってたけどいまいちだな。
ま、名前は彼女に任せるとして、やっぱり子どもには親として教えられることは何でもしてやりたいな。
おれが父親に教えてもらったこと。二人で犬の散歩をしているときに四字熟語マニアのおれが知らなかった「薄利多売」を教えてくれたのを強烈に覚えている。
そういうのではなく、おれの30余年生きてきての人生訓のエッセンスを、小さい頃からお風呂かなんかで教えたいものだ。
いいか、大人になるとな、友達を作るのが難しくなるんだ。だから友達付き合いは大事にしろよ。
あのな、大人はな、おまえが思うよりしっかりしてないんだぞ。だから人まかせにしてちゃだめだ。子どもだからって遠慮するもんじゃないぞ。
わかってると思うけどな、男はケダモノなんだぞ。すまし顔でさわやかオーラまとってるあいつも、とにかく、ケダモノなんだからな。信用するなとかじゃなくて、そういう生き物なんだってことはおさえておくんだ。
たしかにな、知識をつけることは大切だ、けどなネットで得る情報なんかほとんど価値がないぞ。大切なのは自分が行動に移して学んだ知識だ。人の行動から得た知識はハリボテだぞ。
うむ、子育てってむずかしいんだろうなあ。
まず内容がよくない。
1.自己犠牲
2.勧善懲悪
3.暴力
明確な悪が存在しそれを懲らしめる絶対的な善性が存在すると刷り込むなど価値観の多様化したグローバル時代において害悪でしかない。
こんな映像を子供に見せ続ければ「この世は力あるものが善悪を決めるのだ!強い側が正義!」という歪んだ思想に支配されてしまう。
自己犠牲をこよなく愛し、絶対の正義を信じ、己の力こそが善悪を決めると信じるケダモノに育った我が子など誰が夢見るのだ。
擬人化された象がカレーパンマンの吐瀉物を頬張るホモセクシャルとスカトロジーの暗示映像などよりもよっぽど子供に悪影響を与えるだろう。
この歌は聞くものにこう問いかける「何のために生まれて、何をして生きるのか」そしてこうつなぐ「答えられないなんて、そんなのは嫌だ!」。
ふざけるな!!!!!
こんなくだらん歌詞はピーターパンシンドロームのアラサーロキノン野郎が公園で弾き語りしていれば十分であろう。
子供はただ生きればいい。
流されるままに生きることしか出来ないのが子供の不幸であるが、それが人生の理由を探し求めることによって解消されることはない。
流されるしかない己と、そこに意味を見出そうとする自分、ダブルバインドで真っ二つに引き裂かれて自己分裂を起こすだけだ。
夢や理想や生きる意味など、誰に問われることもなくいつの間にか持っていた物だけが真実なのだ。
人に答えを求められて生まれた夢など大抵が強がりのこじつけであり、自分を縛るだけの純粋なまでの呪いだ。
生きる喜びなどを子供の前でわざわざ歌うのも許せない。
そんなもの、生きる悲しみや死の恐怖に襲われた大人だけが感じるべきものだ。
くだらん!!!!
http://anond.hatelabo.jp/20140812024445
の続き
「よし、今から1週間排便を禁ずる」
「その間は俺と行動を共にしてもらう。もちろん便所の中もだ。自分でプラグを抜かぬとは言い切れんからな」
「そんな…そんな自分ではしません!お願い!信じて!おトイレくらい一人でさせて下さい!!」
「ダメだ。俺もついていく」
1週間が経過して
「ついに封印を解く日がやってきたな」
「やっとうんちができます」
「ふふふ、君も楽しみのようだね。俺も楽しみだよ。
一週間熟成させた君のうんこがどれほどかぐわしい匂いを放つのか。
いや、それ以上に君の穴からうんこが出てくるところを見たいんだ
どのように穴が広がって皺が伸ばされ、どのように盛り上がって出てくるのか
「プラグを抜くぞ」
チュッ!
「この机にまたがりなさい」
女は机にまたがった
徐々に皺が引き伸ばされ、
そして少しずつ盛り上がっていく。
その姿は悠々とそびえたつ富士のように堂々と、
「美しい…」
そして、その先がぽっかりと広がっていく。茶色い何かが顔を見せた。直後、
ぽとり…
ウサギの糞のようなものが落下した。男は思わず口で受け止めた。
ぽとり…ぽとり…
じれったい…男はそう思いながらも期待と興奮で頭がいっぱいになっていた。
そして、
ズボボボボ!!
蛇が通り過ぎた直後、一陣の風が吹きあげた。
男の精神が崩壊していく。彼は見てはいけないものを見てしまったのだ。
男は狂い、蛇を食べ尽くし、菊を睨め付ける。匂いなど嗅ぐ余裕はなかった。
女は言った。
「ケダモノ!」
しかし、男の耳にはもう届かない。彼は壊れ、すでに廃人と化してしまっていたのだ。
呆然と立ち尽くす男は、その後、精神病院に入れられることになった。当然だろう。このような美しいものをまざまざと見せつけられては…
美しい女の究極の羞恥。それは時に人を狂わせる魔物なのかもしれない…
終わり
目に余る発言があったので反論させてもらう。(以下引用文)
ADHDの人の勇猛果敢さは狩りで尊敬されただろうし、アスペルガーの人の記憶は「毎年この時期にあの場所に木の実がなる」的な知の伝達に重宝されたと思う。生活の中の繰り返しの多さも彼らに合ってただろう。
発達障害の人間は優秀な狩猟採集民であったとする言説には、狩猟採集民は「知性の劣ったケダモノ」であるという誤った認識が垣間見える。その上で、彼らが同様に「知性の劣ったケダモノ」であるとみなしている発達障害者を、狩猟採集民と同一視してしまっているのである。悪意は無いのだろうが、これではレイシズムそのものである。
ADHDの人間は「勇猛果敢」で狩りが得意であるとか、アスペルガー障害の人間は記憶力が高く「知の伝達」が得意であるというは、まったくの誤解である。そもそも「生活の中の繰り返し」に適応できないのが障害者ではなかったか。実際には狩猟採集民にも掟があって、「規律を乱す」者は処罰されるのだが。
目の前に巨乳の女性がいたら、ジロジロ見てはいけないと思っていながら、本能的につい視線を向けてしまう。
次の瞬間、「胸ばかり見ていたら変態だ、セクハラだと言われても申し開きできない」と思い、不自然に視線を背ける。
もうこの時点で胸よりも「どうすれば自分が変態だと思われないか」ということに意識が集中している。
本能のレベルでは見たい。しかし、見続けたら変態の烙印を押されて社会的に抹殺されてしまう。
巨乳の女性なんて今時珍しくもない。こんなことで社会的地位を失ってたまるか。
もう頭の中は、自分が「本能を制御できないケダモノ」と認定される恐怖でいっぱいだ。
巨乳に視線を向けることは、犬がエサを眼の前にして涎を垂らすのと同じくらいの本能だ。
もし犬が涎を垂らすたびに電気ショックを与えられて罰せられていたら、犬はエサを見るだけで恐怖を感じるようになるだろう。
それと同じレベルで、私は巨乳に対して恐怖している。自分の巨乳に対する本能に恐怖している。
巨乳の女性が胸元の開いた服を着たり、ピッチリした服を着ることは自由な権利として認められている。
着たいものを着るのは確かに自由だ。誰もそれを咎める権利なんてない。
先日久しぶりに、自社ビルの脇道に猫の餌(ドライフード)が置いてあった。
◇ ◇ ◇
総務のハイミスYさんは、通称「猫の引導師」と呼ばれているだけあり、猫がとにかく嫌いで、
これまでも猫の餌を見る度に処分し、猫が嫌がるようにペットボトルを置き、画鋲を巻くなど、
Yさんの考え得る「猫の嫌がること」は全て実行していた。
◇ ◇ ◇
しばらく猫にとって受難の日々であったが、Yさんにとっては平穏無事な日々であった。
そうして数ヶ月後、野良猫たちは新天地を求めたのか、徐々に姿を消しいき、
我々社員達も猫がにゃーにゃーと徘徊していた時代を忘れかけていた。
◇ ◇ ◇
そんな時に例のキャットフードである。
Yさんは忘れかけていた記憶が蘇り、猫への憎しみで一杯となった。
餌をまいている誰かさんが餌を用意すればするほど、猫たちは苦しみを味会うことになるのである。
Yさんも、仕事中であろうがランチタイムであろうが、猫への憎しみと復讐心で満たされていた。
「猫が・・・・・・猫が・・・・・・」とブツブツつぶやく姿を見た者はその晩、夢にうなされたそうである。
Yさんも「餌まき氏を見つけて注意する」とか「張り紙で注意を促す」といった理性的な感情を失い、
ただただ猫をいぢめる事のみ考えていた。
◇ ◇ ◇
そんなこんながあったとはつゆ知らず、エレベーターでYさんと同乗した際に、
にたにたと笑うYさんを見て寒気が走った。
その姿は皮肉にもチェシャ猫のようだとわたしは思った。
そしてエレベーターが1階につくと、
「ぐぬぬんうぬぬぬぬううんんおおおーーーんおんおんおん」
受付嬢に「何事?」って聞くと、「さぁ?」とかえってくるばかりなので、
◇ ◇ ◇
会社のビルの脇道は人が一人かろうじて通れるかどうかの細い通路で
そこをYさんは四つんばいになって、
「うぉおおおおんんんん、うぉんんうぉん」と低い声で咆吼をあげ走っていた。
そして奥まで走っていったYさんが折り返して、こっちに戻ってきた。
「だ、大丈夫ですか・・・・・・?」目があったので思わず聞いてしまった。
『今までいろいろ試してきたけど、これが一番猫には聞くの。猫も怖がってしばらくは寄りつかいないでしょ。』
Yさんはどこか誇らしげだった。
わたしは「そ、それはよかったですね」
とだけ答え、先輩に頼まれたキャットフードを買いにコンビニへ向かった。
いい感じに大風呂敷を広げて、気持ちよくなってるとこにごめんね。
べつにホモ・サピエンス・サピエンスやホモ・サピエンスまで進化しなくても、子供の成育に非常に時間がかかる種はいるぞ。
メスだけでは子孫を育てることが困難になってきた。
少なくとも日本には夜這いというシステム(嫌だけど)があったし、パートナーでなく部落単位での子育てという地域もある。
「パートナーと子育て」っていう概念は、むしろキリスト教とか西洋的なモンだよ。
村落や長屋全体で育てるという意識のあった地域は例外なのかい?
2 その後、そのメスが他のオスと生殖しないようにする
DNAには刻み込まれてないだろう…。
少なくとも、他のオスの子を自分が育てるのは嫌だという意思なら、それは社会制度であって、DNAが関与する業ではない。
むしろ浮気するという事実が、パートナーを一人に絞らないで子孫を残そうとする、DNAに刻み込まれた本能だろう。
何か最近話題の条例とやらで、芸術的価値の高い作品が閲覧できなくなるのは困る。
そのうち見ようと思っているものが結構あるのに。
ヌキ目的じゃなく純粋に作品を楽しもうとしている人まで巻き添えを食うのは困る。
規制する人たちは、二次元利用者はすべて風俗利用者と同じと見なしているようだけど(それでケダモノのように見なしているようだけど)、そういう目的でない人もいることを考慮して欲しいものだ。
ただ、メインの部分がエロに依存関係があるものがあるから必要になってくるだけだ。
つまりエロ無しでは表現できないことがあるから仕方なくエロを導入しなければならないということもあるだろうが、俺はその先の表現の部分を見ている。
自分との価値観の相違や、非日常性(シュールさ※1)、キャラクター※2や、コメディー、作品全体に流れる空気を楽しんでいる。
※1:特に、シュールさに関しては、エロ有りじゃないと表現できない部分が多分にある。
※2:キャラクターに関しても、別に取り立ててヤりたいとか思わない。純粋に容姿や性格について可愛いとか綺麗だとか感じ、そういうところを楽しんでいる。
でも、ちまたの、表現の自由を語ってるエントリーにはどうも違和感を感じる。
あんたら表現の自由という言葉を使いながら、結局本音はエロ大好きエロを守れって言ってるんじゃないか?
そういうのを前面に押し出す人には正直、虫酸が走る。
でも、規制のお陰で今ある作品が闇に葬られることには危惧している。
同じように感じている人はいるだろうか?
正月三ヶ日のうち1日をはてなの"男女""非モテ""恋愛"あたりを読むのに費やしてしまった。
そこでは何周もループしている議論がある一方で、
なお当方既にハードコア二次コンであり、三次元の恋愛のどのような立場の回し者でもない。
それの何が危険なのか?
別の男の子供を自分の子供だと思い込まされて育てちゃう可能性があるからさ。
メスを真っ先に確保することと
確保したメスをガードし続けて他のオスを追っ払うこととが
1回競争に敗れてあるメスを手に入れ損ねても次のメスに行けばいいだけだけど
浮気癖があるメスとつがいになったりすると
騙されて別のオスの子を育てて一生が終わり、遺伝子を残せない。
「非処女」を掴まされるのは最も警戒しないといけない最悪の事態。
「非処女」には本能的で無条件な嫌悪や不快感が湧き上がってくる。
そしたら社会生活を営めないキチガイだし、かーちゃんにすら攻撃を始めてしまう。
本能というのは上手くしたもので、
自分が恋愛対象・結婚対象にしたいような相手にだけそういう本能が発動する。
その場合の対象って言うのはかなり真面目な意味であって
「大事にしたい相手」「生涯を共にする伴侶」みたいな意味合い。
遊びの相手やセフレであれば非処女でもかまわないし、非処女のほうが都合がいい場合が多い。
動物の話に戻ればわかるけど、相手に子供が出来ても自分が養育しないから父親が誰でも関係ない。
動物の話に戻ればわかるけど、危険度MAXなカッコウ戦略のメスに見えるから。
処女厨というとすぐ
「自信が無いから」「弱いから」「前の男と比べられるのを恐れてる」という批判が付き、
つまり「非処女が怖い男の未熟な人格の話」として帰着させるのが作法になっている。
けれどこれは違う。自信満々な男もモテモテイケメンも本音は処女がいいんだよ。
遊び相手じゃなく真剣な相手なら。
オタクが特に非処女に厳しい(といっても対象は二次元の女の子であることが多いが…)とすれば
遊びや娯楽で交際やセックス、なんて発想も余裕も無い故の純愛信者が多いからだよ。
例のナギ様がえらいことになったのも「動物として嫌がられるメス」の条件を高度に満たしてたからだよ。
ヒロイン枠でないキャラが非処女でも問題にされることは少ないし、
最初から非処女でございっていう非処女キャラは好かれすらするのもそういうことだよ。
以上を説明しても
やっぱり「キモい」「えげつない」「許せない」って反応はあると思うしそれは仕方ないと思う。
けど、女性が男性に収入やステータスを求めたり、不潔な男はそれだけでNGっていうのと同じ、
単なる本能なんだよ。
だからこの辺は踏まえて考えたり議論したりする方が有意義だと思う。
(余談として、草食系だのが増えてるのは
ケダモノ的な欲望がどんどん薄れる一方で
A「映画見に観って空き巣に入られた?空き巣に入られるのは家を留守にするのが悪いだろ」
B「あんた誰?というか映画観に行って何が悪いわけ?だいたい、家を出ないと生活できないでしょ」
A「娯楽で家を空けるなんて自衛が足りない。それに庭に脚立やポリバケツばら撒いてバリケード作るべき。」
B「それって足場になって逆効果じゃない?http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/ppiking/akisu.htm」
A「近所の主婦がバリケードないのに気がついたら、空き巣したいって誘惑に駆られる。」
B「いや、だから足場になるんだってば。」
A「主婦が誘惑に駆られる。昼間の住宅地は主婦がうようよしてる。そんな時間帯にバリケードもなしに家を空けたなんて自業自得だろうが」
C「私、主婦だけど、主婦ってケダモノだと思う。バリケードなしの不在宅なんて襲ってくれって言ってるようなもん。もっと自衛して」
B「ちょっ、何言って…。ああ、もうその場合、まずケダモノをどうにかしたら?」
D「Bに主婦はケダモノだ、どうにかしろ呼ばわりされて傷ついた。Bは好き勝手外出してるけど、その責任はどう取るの?」
E「AさんもCさんも自衛しろって言ってるだけでしょ?何で悪意に取るかな」
B「え、私が悪いの?AやCの言うとおりならって意味だったんだけど」
F「何もしてない主婦をどうにかしろなんて、おかしい。レトリックでも言うべきじゃない」
G「はいはい、主婦だけ我慢すればいいんですね。自分は好きなだけ外出してるくせに」
H「自衛が足りない」
I「ヒステリー乙」
J「主婦だって外出するだろ?」
K「Jさん、主婦とBさんでは色々違います」
L「空き巣予備軍がたくさんいるな」
M「なんでそうなる>L 単に自衛の心得を説いているだけだろ」