神武天皇が御即位した頃から続く(ギネス認定)長寿番組『新婚さんいらっしゃい』の鉄板ネタで、
最初にエッチしたのはいつか?と、桂師匠が間接的にゲスト夫婦に尋ねる場面があるんだけど、
その手の回答に時々「あれ、それってレイプじゃねーの?」と首をかしげてしまうことがある。
もちろん、結果として夫婦になっているので、それは本人たちの中では「思い出」として美化されているんだけど、
女性(時には男性)を自宅に呼んで、成り行きで突然背後から襲いかかったとか、
嫌がっているのを押してやってしまったみたいな、みたいなエピソードが多いこと多いこと。
(交際開始当時に未成年女性と成人男性という組み合わせの若夫婦に多い。稀に女性が男性を襲うパターンも)
確かに恋愛においては、時に「押しの一手」が必要になるフェイズはあるんだろうけど、
「付き合ってなきゃやらない!」って嫌がっている女性に「じゃあ、今から付き合おう!」
と言って無理やりやっちゃうとか、どうなんだろう。
結果として責任取れば、つまり結婚すればレイプしても許されるのか? 性犯罪に目を瞑るのか?
しかも、そういう場面では決まって会場では笑い声が上がって、師匠も椅子から転げ落ちるパターン。
女性が半ばレイプされたことが「お笑い」になってしまっている。ハメれば官軍か?
それとも、世の多くの女性は「相手の自宅に上がった時点でOKサイン」という「神話」を内面化してしまっているんだろうか。
まるで昭和のホモソーシャル的な価値観(「女はやっちまえば黙る!」)が依然としてまかり通っているのか?
古事記でも川でトイレしてる女性をレイプして嫁にする(「赤い矢」)というエピソードがあったね。
まあ、こういう番組に出演しようと思う時点でカップルの母集団の特質が偏っている可能性も否定できないけど、
こんな平成の世の中になっても、レイプされた結果、オキシトシン分泌して相手に恋愛モードに入っちゃう
ような女性が多く残っているのが不思議な感じ。デートレイプ問題にも通じるし、シャレにならんと思うが。
ぶっちゃけ、みんなはそういうのってどう思う?
綺麗ごとを並べても所詮人間なんてケダモノなんだよねえ 男も女も
うちのとこも同じ 酔ったいきおいでドガチャカで その後、本格的につきあうようになってしばらくしてから「やってしまえばこっちのものだって本当なんだな」といったら 恥ずかしが...