はてなキーワード: 有効とは
最近、ついに近所のスーパーでレジ袋が有料化した。これまでは特に追加料金なく利用できていたレジ袋が1枚あたり5円での販売になるという。こうした動きは、何も私の地元だけで起こっているわけではなく、全国的に見られるものだと思われる。その証拠に、昨年の秋「環境省が小売業を対象にレジ袋の有料化を義務付けることを検討している」との報道があった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36683740Z11C18A0EA2000/
しかし、レジ袋の有料化は本当に「環境保全のために」行われているのだろうか?
そもそもレジ袋の使用量を減らすことは、環境保全につながるのだろうか? 他にもっと有効な手段があるのではないか? 私は環境問題の専門家ではないので、具体的な統計データは持ち合わせていない。しかし、身近な状況を考えても、レジ袋の削減が直ちに環境問題の改善に直結するほどクリティカルな対策とはとても思えない。マイバックを持参してレジ袋を使うことをやめても、日々のゴミ捨てには同じようにプラスチック製の「ゴミ袋」が必要である。また日本では食品類を中心に、菓子が1つ1つ個包装されるなど、過剰な包装が至るところで行われている。そうした企業に対して過剰包装を規制するよりも前に、個人に対して負担を求めるレジ袋の有料化を優先的に行う合理的な理由が語られているところを、私は見たことがない。
また、レジ袋の「有料化」というが、実は今までも決してレジ袋が「無料」だったわけではない。独自の割引サービス等を行っていた小売店を除いては、レジ袋を利用する/しないに関わらず、レジ袋代は「商品価格に上乗せされて強制的に徴収されていた」とみなすのが妥当だろう。その前提のもとでは、レジ袋を不要とする人に割引を行うのが筋であって、そもそもレジ袋代が含まれていた商品価格を据え置いたまま、レジ袋に対して課金を要求するのは「便乗値上げ」以外の何物でもないのではないか? 1枚あたりたかが数円と言う声も聞かれそうだが、スーパーやコンビニなどの小売店は個人差はあれど市民が極めて頻繁に利用するものである。少なく見積もっても1週間に平均して5枚のレジ袋が必要で、それらが1枚5円と仮定すると、レジ袋代だけで1年あたり1,300円の負担増になる。逆に、毎日大量の客が来るスーパーのような店の立場から見れば、この便乗値上げによる売上増はかなりの金額になりそうだ。いい商売である。
地元のスーパーは「レジ袋代として得た収益は、環境保全のために寄付します」としている。これが何の言い訳になるのだろう? 消費者としては、仮に最初の数年は実際に寄付を行ったとしても、このスーパーが永久にそれを続ける保証はないし、監視する手段もない。第一本当に環境保全に協力したい気持ちがあるのであれば、顧客から徴収したお金ではなく、自社の利益分から費用を捻出すればよい。何でスーパーの身勝手なファッション環境保全活動に、顧客がお金を出さなければならないのか。
私は別に「環境保全のために買い物に行くときには、極力マイバックを持参するようにしましょう」というささやかな取り組みに対して猛烈な批判を展開したいわけではない。それだけであれば、可能な範囲で喜んで協力もしよう。しかし、いま地元のスーパーがやろうとしていることは、そういった素朴な環境保全キャンペーンと言うよりは、環境問題を隠れ蓑にした便乗値上げでしかない。他にもっと合理的な環境保全手段があるかどうかの検討もまともに行わず、消費者に経済的な負担と利便性の低下という重荷を押し付け、その上あろうことか自社は儲け、あわよくば環境保全に取り組む優良企業ですとアピールしようとしている。こんな厚顔無恥な「偽善」を、我々は黙って見ていていいのだろうか?
増田はいつもヤングジャンプの公式アプリ『ヤンジャン!』でゴールデンカムイを読んでいる。
なんといっても、一話ごとに購入できるのが魅力。わざわざヤンジャンをコンビニまで買いに行く手間も、読み終わった雑誌の処理に困ることもないなんて、画期的なアプリだ。看板作品の他にも、新連載はキャンペーンなどもあり無料で読めるのもありがたい。
さて、そんなヤンジャン!に今週の本誌分が更新されていたので、前回の続きを頭に浮かべつつゴールデンカムイを購入するためにアプリ内課金をしようとしたら、Apple payがピコーンした後にカードエラーが出て弾かれてしまった。
あれ?電波悪かったのかな?それともiTunesの規約でも変わったのかな?と不思議に思いつつ、とりあえずiTunesのカード情報入力画面を開き、特に問題がないことを確認してもう一度購入画面へ。Apple payがピコーンを見届け、早く早く!とぐるぐると回るインジケータを見ていたら、またカードエラーが出てしまいました。え!?なんで!?
それから何度かカード情報を正しく入力し直しても、このカードは利用できないといった文が出てくるのでパニックになる増田。
あとはゴールデンカムイを読んでコタツを消して寝るだけだったはずなのに、なんでゴールデンカムイが読めないの!?なんで!?
限度額オーバーや支払い遅延はしたことないし、カードの利用停止なんてはじめてだし、原因が全くわからない・・。
とりあえず明日のお昼休みにカード会社に電話してみるか・・。とゴールデンカムイの最新話が読めなかった悲しみからふてくされて眠りについた。
詳しく伝えた方がオペレーターの方も対応しやすいかなと思って、「普段から利用しているスマートフォンのアプリでアプリ内課金をしようとしたら、エラーが出てしまいカードが利用できないと表示されました。心当たりがなかったのですが、念のためMUFJのWebサービスで利用履歴や限度額などを確認してみたのですが、やはり問題がなさそうだったので、なぜカードが利用できないのかお調べしていただきたいです。」と伝えた。
オペレーターの方が「お調べいたしますので、少々お待ちください」といって保留音に切り替わる。すごいゴージャスな保留音を聞きながら今週のゴールデンカムイのことを考えていたら、オペレーターの方が戻ってきた。少し慌てた様子で「システム担当に電話を繋ぎますっ」というと同時に、また電話が保留に。
システム担当?なんでだろう??と少し不安に思いつつも待つこと数十秒、優しそうな男性の声で「・・・あ、増田さんですか?すみません、システム担当のAです~」と低姿勢すぎる自己紹介があり、なぜカードが利用停止になったのか、わかりやすく説明してくれた。
Aさんによると、はじめてiTunesにカード情報を登録する際に、このカードが存在している・有効的なカードか確かめるために1円を請求して、すぐに戻すというやり取りが発生するらしい。
https://vandle.jp/hello/1yen-authorization/
登録が済めば、あとはアプリで決済すれば直接カード会社に請求が飛んでくる仕組み。なのだが、どういうわけか今回の利用では通常利用なのに前途した1円のやり取りが発生。フィッシング詐欺などにあった方の多くが、この1円のやり取りが変なタイミングで発生するそうで、システムが「不正利用かもしれないよ!」と危険を察知しカードを利用停止にしたという説明だった。
感情が抑えきれず、「え!!じゃあ不正利用だと思って未然に防いでくれたんですか!?すごい!!」と思わず職場の廊下で叫ぶ増田。
「あっ、そういうことになる・・なります・・そう言ってもらえると、仕事してる甲斐があるというか・・安心します・・ご迷惑をおかけしてしまってすみません・・」とどうしたらいいのかわからない様子で照れながら謝罪。謝ることなんてなくない!?
不正利用ではないことが確認できたので、利用停止を解除してもらい一件落着。なんだか無性に嬉しくなってしまったので、最後に「今後も安心してMUFJカードを利用していこうと思います!ありがとうございます!」と挨拶をしたら、「こちらこそありがとうございます!安心して、ガンガン課金してください!」といわれ、必死になってソシャゲしてる人と思われたかな・・とちょっと恥ずかしくなりつつ、元気よく返事をして電話を切った。
仕組みがわかると不安なことはひとつもなかったし、しっかりと管理しているから不正利用をされそうになっても事前に守ってもらえたりすることもあるんだなと、Aさんや管理しているシステムを作ってくれた方に感謝した。
あ~~~!早く帰ってゴールデンカムイを読みたい!!待っててねアシリパさん!!!
Aさん、本当にありがとうございました!!
https://www3.nhk.or.jp/news/special/net-koukoku/article/article_02.html
で言及されたSpeee社に所属した事がありその時の所感を述べてゆきたい。(そこそこ長くなったので時間がない人は総括だけ読んでほしい)
創業者のH氏からして名古屋大の物理学部であり、理系高学歴が立ち上げた企業だった。H氏は理系卒だが営業経験があり20代前半でSpeee社を起業した非常に優秀な人間であった。
ざっと思い出すだけで、東工大、早稲田、慶應、京大と言った世間一般でも高学歴と呼ばれる人間が中心に構成されていた。
基本は学歴不問で高卒叩き上げみたいな人もいたが高学歴者が中心であった。
開発部には、商用コンパイラ作成経験があるという本当に優秀な人もいたし、高学歴で優秀な人が多かった。
また、人柄も多くは世間的には「いいヤツ」と呼ばれるような前向きで、気さくで親切な人が多かった。
ただ、私の在職中に敏腕営業マネージャーのパワハラが発覚し、飛ばされかけた事件もあったことにはあったので、演じることがうまい人も多かったのかもしれないが。
まぁ聞いた話によるとSpeee社は一度派閥争いにより乗っ取られかけたことがあるので、人柄重視の採用をしていたらしい。
私が在職中のSpeee社の事業の柱はSEOだった。当時はまだページランクが存在していて、それをあげるに被リンクが有効だった。
なので何をするかというとお客さんのページにリンクするためにブログなどにツールを使ってリンクを貼りまくるという結構グレーというか、
今なら完全にブラックな事をしていた。
他にもページランクが高いドメインが売られていると自動的に購入するツールや、
意味のないワードサラダまみれのサイトを自動生成しそこからお客さんのページにリンクするツールなどを作成していた。
ほかにもお客さんのページの検索順位を記録するために、グーグルの検索結果をDBに保存するため、レコード数は数十億とあった。そのため大量レコードを捌くノウハウみたいなのは結構蓄積されていた。
私が所属していたのは開発部だったので、ここらへんのツールの作成やメンテを行っていた。
当時のSpeeeの中心は営業部であった。前述したように創業者のH氏からして営業出身であり、創業に必要な資金を貯めれるくらいには優秀な営業であった。
そのため、営業部はH氏のお目にかなう優秀な営業部員で構成されており放送局など大手企業からの案件を受注していた。
Speee社の営業部には他のWebやSIerにはない特異な風習があった。
それは大手案件を受注した営業がオフィスの中心で受注報告を行い、それを全社員が聞き拍手喝采を行うというものだった。
おそらく営業になろうという人間は他の部署の人間に比べて目立ちたがり屋が多いのでこの風習は麻薬的にモチベーションを爆上げしたものだと思われる。(もしこれを読んでいて営業成績に悩んでいる経営者とかいたら参考にしてほしい)
あと、SEOを分析する部署もあり、この部署には東工大数学科出身の人間などがおり、コンサルティングと数値分析を行っていた。
このように営業部的な雰囲気が私に合わなかったが、基本的には働くには良い会社だったと思う。業務が倫理的にグレーな事を除けば。
当時の事を総括すると高学歴かつ優秀で人柄もいい人たちが、情弱を騙すような倫理的にグレーな事をして結構な利益を上げていた。
その有様はスタンフォード監獄実験のようだった。
これが資本主義で金を稼ぐという事がどういう事なのかを実感できた。
WELQ事件などを通してグーグルの検索結果はゴミばかりと認知されてきたが、Speeeでの経験はそれを予想するには十分であったし、個人的にはそれほど踊ろなかった。
そして、ネットの理想とか良心は資本主義の前には、あっさり敗北するものだと認識できた。
例えば顔面へのパンチは、(相手の背が高い場合は特に)当てる難易度が高いし、自分の拳のダメージもデカいし、当たった場合の相手の怪我が大きくなり過ぎるかも知れない。
その他の上半身への攻撃もダメージを与えるには難易度が高い。特に冬だと服によって防御力が上がってしまう。
その点、ローキックなら相手の警戒心が低いので当てやすく、冬でも厚着はしないし、相手の背が高くても関係ないし、自分のダメージは少なく、相手の痛みが大きい割に怪我の程度は低く、更に足を止める効果もあってこちらが逃げる際にも有効。
なにがなんでも辞めへんでぇ〜の人もたくさんいるけど、人生長いから
ほどほどにしといた方がいい。まだ次があるさ。
……なんて思ってたんです。
でも「アイドル」を「サラリーマン」と置き換えても同じようなことが言える。
モラトリアムが長い分、それが終わった時点での露頭の迷い方がハンパない。
アイドルの行く末の心配する前にまず自分自身の心配をすべきだった。
でも、40年分のツケを、体が思うように動かなくなった老人がどうやって償える?
なんてこと考えても病んでくるだけなんでアイドルの話に戻すけど
アイドルは惰性でやってくんじゃなくて、期間の定めあるプロジェクトのつもりで
やっていくのが良いね。
納品物はファンとの思い出。