FDAは2013年12月、殺菌剤が含まれるせっけんの規制案を発表した。これは、トリクロサンやトリクロカルバンなどの殺菌剤を含むせっけんを長期間使うと、抗菌薬が効かない菌(耐性菌)が発生したり、甲状腺ホルモンや生殖ホルモンに悪影響を及ぼしたりする可能性があるとの研究報告を受けたものだ。
殺菌剤が含まれている一般向けのせっけんやボディーソープなどの製品を販売する企業に対し、FDAは安全性と有効性の追加データを提出するよう求めていた。提出されたデータを検証したところ、これらの製品が通常のせっけんに比べ感染症の予防効果を発揮することを証明できなかったという。
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