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はてなキーワード: オリジナルアニメとは

2022-08-15

anond:20220815140751

マジレスするとその手合いは、自分こそがオリジナルアニメを背負って立ってると思ってるから宣伝に余念がない

オリジナルアニメ成功しなきゃいけないと思ってるけどただの視聴者っていう変な人たち

anond:20220814182851

まどかってオリジナルアニメで間違いは無いんだけど

なんで増田オリジナルアニメに拘って社会現象がどうの言いたいのかを考えると

映画界みたいにアニメ監督が世に認められるオリジナル作品を作れるかどうか

みたいなところが焦点だと思うから

そう考えるとエロゲ作家副業アニメシナリオ作ったまどか

は仮に社会現象だとして別にアニメ業界評価が上がるわけでもないし

あん意味無いよな

2022-08-03

最新映画を2分のオリジナルアニメ(低品質)にまとめてるチャンネル

ファスト映画ダメならこれもダメなのかな

2022-08-01

anond:20220801175724

オリジナルアニメにしてはストーリーがしっかりしてると思う。自分最初はそこまでだったけど3話あたりでかなり好きになった。あと声優の演技が良いのがデカ

2022-07-27

土日クッソ予定空いちゃったんだけど

アマプラで見れてオススメアニメ映画ってある?

出来ればTV劇場版とかじゃなくて、オリジナルアニメみたいな感じが良いな。

2022-07-24

anond:20220724210407

それもそうか…

でもアニメ化企画が立つ基準みたいなものは知りたいもんだなあ

明らかに売れてない原作企画すら立たないし、最近オリジナルアニメ企画も立ちづらいと聞くけど

どの程度の売上が見込めれば企画が立つのか、もしくはどういう企画ならオリジナルでも出資者が出るのかとか知りたいじゃん

2022-07-18

榎木淳弥さんが下手になってしまって苦々しい

流れているCMからびっくりするほど棒読みの声が聞こえてきて、思わず誰か確認した。

榎木淳弥さんだった。





私が初めて榎木淳弥さんを認識したのは刀剣乱舞ONLINE(2015年)の堀川国広で、特別推しというわけではなかったのだが、いちキャラとして好きで、かわいくて凛とした少年声だなと違和感なく聞いていた。

それからは見るアニメに時々出演されていて、それもまあキャラ及びキャスト自体に嵌まることもなく、いい声と演技だなあとぼんやり思いつつ、氏が一段と名を売ったきっかけであろう呪術廻戦(2020年)まで来た。

それもまあ、面白い作品と思いつつ熱狂的に嵌まることはなく、はたらく細胞BLACK(2021年)に心を抉られながら、天地創造デザイン部(同年)と言い現場に飛び込む新人キャラが多いなあと思っていた。詳しくないので、実際多いかは知らない。今はWikipediaを見て記憶確認作業をしつつ書いている。



違和感を覚えたのは、リーマンクラブ2022年)だった。榎木淳弥さんは主人公白鳥尊役で出演されていたのだが、2015年から聞いている声にも関わらず、よくある主人公新人声優を当てたパターンかと思ったのだ。初々しすぎて。そのときスタッフの指示か、初々しい役だからそのような演技をしているのかと思ったのだが、検索を掛けて、どうやら本人の意向らしいことを知った。



自然な演技を目指して、こんなことになっているらしいとか。

かにディレクションについてなど出てきたけれど、ちょっと真偽や正確な言い回し不明なので、ここに書くことは避ける。

自然な演技……では自然な演技とはなんだろう。私はド素人だけれど、アニメ的/アニメ的でない……雑に言い換えるなら『派手/地味』が=『自然/不自然』なのではなく、作品として見たとき違和感の有無ではないだろうかと思う。

まわりが派手な演技をしている中で地味な演技をすれば浮くし、逆もそうだろう。必殺技を叫ぶ作品とほのぼの日常もので同じような演技をされていては困る。

こもった声で抑揚を素人のようにしてぼそぼそと地味に喋る=自然、ではない。

違和感がある時点で、自然ではない。

浮いている。聞き難い。

それは放送中のアオアシでも思うし、惑星のさみだれで多数の視聴者マイナス方向で言及されているのは哀しくも、当然だと思う。

だって自然じゃないのだ。



アニメーションは総合芸術、と言う。

声優として技術向上を心掛けるのは、きっと素晴らしいことだけれど、作品を巻き込まないでほしい。オリジナルアニメならまだしも、原作ものでは歓迎できない。私の好きな漫画小説等に声がつくとき、今の榎木淳弥さんには関わってほしくない。そう思うようになってしまった。



話が少しズレるが、アニメ化の際に聞く、『製作側に愛がほしい』という意見共感できない。愛より予算時間と人がほしいからだ。ただただ、『商売上手でいてくれ』と思う。製作側の熱意アピール利益に繋がることも多いから、別に嫌いではないし、思い入れがあるならあるで有難いとは思う(私はあまり仕事に熱心な方ではないので、尊敬する)(何故みんな仕事休みたいと言うのにクリエイターには熱意や愛を求めるのだろう?)けれど。特に欲しくはない。

大層な理想意志はあってもなくてもいいから、上手くあってくれ。

既にファンがいるコンテンツなら、そのファンの多数に受け入れられる形をつくってくれ。

そう思う。



ちなみにリーマンクラブ専務以外とてもいいアニメなのでお薦めです。

2022-07-17

ホロライブ公式チャンネルきらら系の作者をつけてほしい

ホロライブ公式茶番劇場さ

予想よりはクオリティ高いんだけどまだまだなんだよね

きらら系の作者を脚本につけてガチのゆるいアニメにしてほしい

 

現状に足りないのは尊さ、シリアスな笑い、間の使い方、癒やし系BGM、あとストーリー

売れてないオリジナルアニメレベルなんよ

仕方ないけどね

 

コミカライズして、受けたネタだけをピックアップするっていうのでもいいと思う

東方くらいのコンテンツ力にしてほしい

2022-07-04

リバイバルアニメ

パンスト2期がくるらしいけど昔の作品リバイバルって閉じコン感つよくてどうなんだって思う

今期アニメでも、うたわれるものはたらく魔王さま東京ミュウミュウ、とかが始まるけどいつの作品よって思っちまう

今期に限らず最近だとタイバニうる星やつらガンダム映画、とかさ

そりゃ続きを望んでた人にとっては待望なんだろうけど、

アニメ業界は昔のタイトルにすがらなきゃいけないくらネタがないのかって落胆の気持ちが強い

今までだってリバイバル作品っていうのはあっただろうし、同じくらい(それ以上に)新作タイトルってあるけど、

ここ最近はかなり目につくようになった気がする

昔の流行った作品はお偉いさんから金をひっぱりやすいとか、ようやく版権問題解決したとかいろいろな事情があるんだろうけど、なんだかなぁって思う

もっとオリジナルアニメがどっかんどっかん売れてほしいものだ

2022-05-22

アニメ「BIRDIE WING -Golf Girls' Story-」が面白いからみんな見よう

アマプラでも配信中だからからでも追える。

はじまった当初は貧乏金持ちの戦いになるかと思いきや

今は主人公貧乏から脱出(?)する戦いになっている。

毎週見終わるたびに「これからどうなるんだろう?」って思わせてくれるアニメは久しぶり。

原作無しのオリジナルアニメから

金持ちライバルと信頼を築くのが早すぎたかなとも思ったが

1クール(だよな)ならそうも言ってられないか

物語テンポがいいのでサクサク見れる。

古谷徹池田秀一が間接のライバル関係で出てる。

2022-05-07

anond:20220507110855

Netflix物語シリーズを一気見しようとしたら間が抜けてて「???」となった

物語シリーズタイトルだけでは順番がわからないし、サブスク機械的に入れ替わりをやられると非常にややこしい

映画シリーズ物もまとめて見れることはほぼないよね

オリジナルアニメ無駄金を垂れ流すぐらいなら定番と呼ばれるシリーズ物ぐらい常備しておいて欲しい

2022-04-28

なんでなんだ

Netflixオリジナルアニメのガッカリ

つまんないわけではないけど

おもしろくはない

意識高い系なのか

2022-02-02

アニメキャラに「声が思ってたのと違う」は差別意識の発露だからやめてほしい

アニメ・声が思ってたのと違うキャラ「低くて違和感」「男性声優かと」

https://magmix.jp/post/77481

アニメキャラクターたちのイメージを作り上げるのに大切なのは「声」でしょう。

しかアニメ化したキャラクターの声を聞いた瞬間「思ってたんと違う……」と驚くことも。

ネット上で話題となっている「声がイメージと違って驚いたキャラクター」を集めました。

まず名前が挙がるのは、『劇場版鬼滅の刃無限列車編』に登場した煉獄杏寿郎の弟・煉獄千寿郎(CV榎木淳弥)です。「炭治郎の声より低くて違和感。かわいくて震えてるような声を想像してた」「ガッツリ青年の声でびっくり。でも泣きの演技はうまかったからいいと思う」

同じく多くの人が驚かされたのは、『劇場版 呪術廻戦 0』の乙骨憂太(CV緒方恵美)でしょう。「高校生だし男性声優さんが担当すると思った」とキャラの年齢から男性声優想像する声が多かったようです。

最後は、『名探偵コナン』の安室透(CV: 古谷徹)と赤井秀一CV池田秀一)です。こちらは原作者青山剛昌さんが『機動戦士ガンダム』を好きすぎるがゆえに、「アムロ・レイ」と「シャア・アズナブル」をモデルしたことは有名な話です。「個性的すぎて違和感が……」「顔と声が合ってないよね」と違和感を禁じ得ない声もチラホラ上がっているようです。



いい加減にしろ

アメリカだったらSNS

ディズニー新作オリジナルアニメ主人公の声合ってないな。女なんだからもっと高くてかわいらしい声にしろよ。」

「男のくせに声高すぎ。もっと男らしい低い声だと思ってた。」

なんてつぶやいたら速攻で炎上して会社クビになるぞ?

「こういうキャラはこうあるべき」みたいな偏見差別をまき散らしても未だに咎められない野蛮な国は先進国では日本くらいなもの

それと、原作者でもないくせに「このキャラはこういう声じゃない」は単純に傲慢的外れ馬鹿意見だわ。

お前はそのキャラのなんなんだよ?死ね

2022-01-21

anond:20220121190552

からいからやらないんでしょ。制作会社自分らが権利持てるオリジナルアニメ作りたがるのは当たり前。金集められない製作委員会が悪い

2022-01-18

anond:20220118214554

トリガーオリジナルアニメは絵的にトリガーっぽさしかいから「ハイハイまたいつもの奴ね」と思われがち。

どうも日本ではカートゥーン系の画風は広がりがあまりないように感じる。

2022-01-16

ガンダム』を20年近くやってきて、はっきりと行き詰まりを感じた


──「富野由悠季世界」展を拝見して、富野由悠季監督キャリアあらためて振り返っていただくと、ご自身でも言及されているように『機動戦士Vガンダム』以降のお仕事フェーズが変わったのではないかと感じられます。それまでほぼ毎年のようにオリジナルアニメの新作を手掛けていた富野監督が、新作から数年遠ざかり、久々に発表された作品が『ブレンパワード』でした。ガンダムシリーズから新たな路線に踏み出したのは、何がきっかけだったのでしょうか。

富野:『ガンダム』を20年近くやってきて、はっきりと行き詰まりを感じました。行き詰まりを感じた一番の理由が「ニュータイプ論みたいなものを立ち上げておきながら、それをハウツーとして示すことができなかったこと」です。『ガンダム』をやっているうちに冷戦は終わったのだけれども、じゃあ冷戦が終わったからと言って世界中がまとまっていくかというと、まとまってはいかなかった。具体的に言うと、それぞれ主要国家トップにいる人物たちが、必ずしもニュータイプ志向を持ってる人ではなかったという現実を突き付けられたからです。それで挫折するしかなかったということです。

 だからもう『ガンダム』をやっていられないと思った。あと、『ガンダム』は構造だけで見ると、旧来の戦記物に則っているわけだから戦記物ができる人や好きな人に任せれば良いと思いました。20年くらいやってきて、戦記物はやっぱり体力的に若くなければできないということもあって、年を取ってから戦記物フォローしていくには、古代史を扱うような歴史的な学識を持つ必要があるということが分かってきた。そこでどうしようかなと考えたときに『ブレンパワード』に行きついたということがあります

――今、富野監督は「ニュータイプ論のハウツー確立しなかった」ことに挫折を感じたとおっしゃいました。富野監督は人々の多くをニュータイプにしたかったということなのでしょうか。

富野:いや、多くの人だけではありません。人類のものニュータイプにならないと、これ以後一万年という単位人類は存続しない、人類を存続させるためには人の革新……というよりも、社会革新をしなければならないんだと考えています。ですから総体ニュータイプにならなければいけないということです。

――富野監督ガンダムシリーズニュータイプを新しい感覚を持つ人類として描いています。劇中では、ときには距離時間を超えてさまざまなことを感知したり、意思疎通をしたりする。具体的にはどんな人間の到来を期待していたのでしょうか。

富野:それについては、実はこの数年で具体的にニュータイプが現われたということが分かりました。

――なんと…! それはどんな人なのでしょうか。

富野将棋藤井聡太竜王とか大谷翔平選手です。将棋野球世界勝負事です。何億通りの手がある中で、藤井竜王は勝つ手を選ぶことができる。僕は将棋のことがまったくわからないけれど、「この人がニュータイプなんだ」ということがわかった。それに気づかせてくれたのは先代の竜王であり、永世七冠である羽生善治さんの言葉です。羽生さんは、藤井竜王のことを「自分があまりたことのない局面でも対応力というか、適応力みたいなものが高い」と評していまする。天才が、新たに現われた天才のことを評価しているんですよ。

 大谷選手大手術を受けた後でも基本的身体ケアをつづけ、社会人としての基本としての勉強をつづけていますしかも壁を相手に投球練習毎日つづけている!! 彼のスポーツマンとしての基礎の積み上げこそニュータイプ的と言えます時代の移り変わりとともに、レベルの違う才能と人物が出てくるんだと感じられる好例です。ほかにも、工学の部分でも蒙が啓かれるような事例を承知しています。それは電動航空機の開発です。まだ決して大型機ではないのだけれど、それがすでに開発されているということは、僕のような世代にとってはもう腰が抜けるような事例でした(2018年7月JAXA、航空系企業、電機系企業経産省航空機電動化コンソーシアムを設立)。工学電気関係では、そういうことが起きている。そういう開発者たちは30代や40代だろうと思うけれど、彼らのような人たちに続く若い世代は、さらに違うものを作ってくれるでしょう。

――新しい想像力を持った人たちが、新しい時代を切り開く。富野監督が待ち望んでいたのはそういう方々だったんですね。

富野藤井聡太竜王大谷選手を見ていると、ギトギトしていないでしょう(笑)。ギトギトした人間が何億人もいたら、地球が潰れていくんです。ニュータイプにならなければ、地球保全できないという考え方は、つまりそういうことです。おそらく、あらゆるジャンルの新進、若手の世代はこういう人たちがいるだろうと思います。僕がとくに想定しているのは現代コロナ禍を経た、現在5歳や6歳の子どもたちです。免疫学的にも、彼らの中からニュータイプが出てくるのではないか。そういうふうに期待をしています

ブレンパワード

ブレンパワード

ブレンパワード

ブレンパワード』 ©サンライズ

ブレンパワード』以降は、「当たり前に暮らすということの重要性を、アニメでもやるべきなんじゃないの?」という思いが大きくなった

――『ブレンパワード』についてもう少しお聞かせください。『ブレンパワード』の制作前は、ニュータイプにたどり着けなかった挫折感があったということですが、その中で富野監督が『ブレンパワード』にたどり着いたのは、どんなことがきっかけになったのでしょうか。

富野挫折から、僕は鬱病を患ってしまって、一年近くほとんど外に出られなかったんです。そこからリハビリをしていく中で、何を考えるかというと「なんで人間は鬱になるのか」ということでした。そこでたどり着いた答えは、健全、つまり普通生活をしないと鬱になってしまうんだということです。それだけのことだと思ったんです。この健全とは何かというと、自分ひとりだけの問題じゃなくて、親子関係子どもから両親がどう見えているか、周囲の人間関係も含めてのことです。普通であるということ。そういう当たり前の環境を維持するということ、それが人の暮らしにとって一番大事なんだということがわかった。

 そのとき企画していた作品タイトルが『ブレンパワード』だった。ブレーンという言葉を使うことで、知的な方向に行こうと思っていたんだけど、「いや、そうじゃないんだ」と。知的な回路を形成するためには、当たり前の健全生活をしていないとやっていけないんだとわかった。じゃあ、その最もシンプルな話、つまり親子の関係を正面切ってやってやる、と思ったわけです。それで主人公たちの家庭環境主人公の伊佐未勇とクインシィ・イッサーの姉弟は、研究者である父母から顧みられなかった)やジョナサン(・グレーン)みたいなキャラクター(優のライバルジョナサンは母のアノーアに屈折した愛情を抱いている)ができあがったんです。だから東京水浸しになっている、みたいな話がやりたかったというわけではないんです。

――地球の各地が自然災害で荒廃しているという『ブレンパワード』の世界観は、当時としてもインパクトがあったと思います

富野:なんでああいう設定がいるのかというと、要は「アニメとしてのだまし絵」なんですよね。その設定があったほうが、アニメっぽく見えるからあくま技法論にすぎなくて、別に水浸しになった事件を描くわけではない。そうではなくて、ものすごく簡単に言っちゃうと「ママは僕のことを優しく育ててはくれなかった」という親子関係のことをドンとやっちゃうことが、一番良いことなんですよ。そういうものアニメとして描く中で、もう少しだけ、リアルもの接触できる作品を作れないかと思っていたんです。

――人間関係の中でも一番シンプルな「親子関係」に焦点を当てることで、普通のこと・健全もの模索しようとしていたんですね。

富野:先ほどの質問に基づいて言うと、『ガンダム』は旧来のメカもの戦記物体裁に則っている部分があるんだけど、『ブレンパワード』以降は基本、心の問題……つまり「当たり前に暮らすということの重要性を、アニメでもやるべきなんじゃないの?」という思いが大きくなっています。僕が「『ガンダム』の富野」だったことで、ずっとそれができなかった。『ガンダム』の後期では自分プロダクションを立ち上げて、新たな作品出資しようと考えたこともあったけれど、僕にはそれをするだけの能力がなかった。実務者になれなかったという自分能力論もあったうえで、スポンサー理解してもらえるように、永野護くん(メインデザイン)に手伝ってもらったりして、なんとか『ブレンパワード』をかたちにした、ということです。だから中途半端なところはあると思いつつ、とにかく『ガンダムから脱出するための作品でもあったとは言えます

ブレンパワード

ブレンパワード

ブレンパワード

ブレンパワード』 ©サンライズ

思想理念があったから、技術者たちを動かすことができた。だからアニメのことだけを考えていたらダメなんです

――『ブレンパワード』ではメインデザインいのまたむつみさん、永野護さん、音楽菅野よう子さんといったベテランだけでなく、脚本浅川美也さん、カナン・ギモス役の朴璐美さん、のちの『∀ガンダム』ではデザイナーとしてゲーム業界から安田朗さんといった才能を、アニメ作品に起用しています。その背景には、富野監督にとってはどんな思いがあったのでしょうか。

富野:これは『ガンダムから教えられたことです。僕がやったことではなくて、当時の録音監督松浦典良)の采配で古谷徹さん(アムロ・レイ役)と池田秀一さん(シャア・アズナブル役)を呼んでくれた。他の声優さんも、声優専門ではない方が多かったんです。そういう人選を見せられていましたから、それこそ20年30年経てば今度は僕がやらなければいけないことだろうと、当たり前のように思えたわけです。それでやってみたというだけのことです。むしろ思ったよりも、それが成功していないという意味では、本当に人を見る目がない、育てる力がないという自覚をしています

――富野監督作品参加以後も、みなさん大きな活躍をされています

富野:結局、上手く行っている人たちっていうのは、もともとそういう才能を持っていたんですよ。全部、彼ら彼女たちの力なんです。僕が彼らに刺激を与えたとか、インプットしたという記憶あんまりありませんね。人を育てるということは、本当に難しいことです。これはわからないんですが、おそらく触っちゃいけないんです。触らないで、出会ったとき関係で、その人の持っているものを見つけだす。それ以上のことをしては絶対にいけないんです。これは実をいうと、愛の問題もつながってくるんです。

――愛ですか!!

富野:愛し合っちゃうと、一点しか見えなくなるんです。正しく接することができなくなる。その瞬間にとらわれてしまって、相手が今後どうなっていくのかを考えられなくなる。正しい距離感で、この先を考えて相手と正しく接していくものでしょう。ちゃんと愛を育むことが大事なんです。

――そういった愛のお話教育論にもつながりそうですが、そういった考えは、富野監督アニメ制作の中でお気づきになり、考えを深めていかれたのでしょうか。

富野:もちろんです。僕は基本的に絵を描けないし、原画動画を今もチェックしているのですが、腹が立ちますもん。「なんでアニメーターは画が上手なんだろう」「なんで線が綺麗に描けるんだろう」って。しかも、彼らは平気で何十枚も描いてくるんですよ。

――ははは。

富野:でも、そういう優れた技術を持っている人たちがいるから、僕は作品を発表できるのであって、技術を持っている人たちの総代に立つには、技術論ではなくて、理念を持たなければいけないわけです。そういう思想があったから、ここまでやって来られたんでしょう。

――思想があるから、約50年にわたるキャリア監督として活躍してこられたとおっしゃるわけですね。

富野思想理念があったから、技術者たちを動かすことができた。だからアニメのことだけを考えていたらダメなんですよ。「マンガ絵が好きだからって、マンガが描けると思うな」という考えにもつながります。この話って、何にでも通用するでしょ? 僕が文化功労者のお礼のコメントの中に「アニメストーリーテリングは万能である」と書いたけれど、そういうことなんです。あれは良い文章になったなと思っています。僕がアニメ制作を通じて描いてきた思想は、どんなものにも通じる。それがあるから作品公共的な意味が出るんだと思っています

第3回へ続く(第3回は、1月22日配信予定です)

そういえばそろそろ聞きたいんだが

今期何見ればいいんだ?

ちなみに36歳男性オタク

萌えOK、なろうOKゲームOK、続きが気になる系が好み

日常系△、最近少年漫画系△、コテコテ女性向けNG(聖女の魔力はギリOK)

先期好きだったのは無職転生

ケモ系はNGだがオッドタクシーみたいなのならギリOK

オリジナルアニメはだいたい好意的に見る

とりあえずジョジョとプリコネ2期は見る

でも原神とDMM時間を奪われがち

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