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2022-03-15

anond:20220315111634

マジレスすると学術書をきちんと読むのは大学教育きちんと受けてないと難しいし(大卒でもちゃんと読めない人一定数いるでしょ)、学術書って内容が細分化されててマニアックから売れないと思う。仮にうちの分野の学術書が3,000円で売ってたら「安っ!」って驚くレベル学術書研究費で買うか人からもらうか図書館で借りるかするものであって基本的個人で買って読むものではないんだよね(もちろん院生とかのときは身銭を切らなきゃいけないこともあるけどさ。あと『想像の共同体』みたいな有名な古典ならそこそこ安い)。

知的水準上げたいなら、新書学術選書の充実だろうね。岩波新書中公新書ブルーバックス岩波ジュニア新書は無条件で入れる、講談社現代新書はそれなりに入れる、ちくま新書は良さそうなのをピックアップして入れる、星海社新書集英社新書光文社新書は良さそうなのがあれば入れる、扶桑社新書とかは良いのがあったら入れる、くらいの感じ。選書系だと、講談社選書メチエ筑摩選書新潮選書NHKブックス河出ブックス・フィギュール彩・歴史文化ライブラリーあたりは全部入れておこう。文庫だったら岩波文庫岩波現代文庫講談社学術文庫ちくま学芸文庫あたりを入れておくといいぞ。

2021-10-12

dmmと元?星海社cakesのあれ、なんでも良いから儲けろとかっていうなら自分身体売ったっていい(ウリセンとか売春のほうね)、みたいな話にもなりかねないよなー(巧妙に隠してそういうことをしたとしたら、かの大人たちはどう評価たかな)

2020-10-13

捏造カプの単行本公式から出てしまった…

というかFGO金時×玉藻とかいカップリングことなんですけどね

FGO金時公式酒呑童子と両想いだし

ついでに源頼光恋愛的に迫られてるけど俺は上司として尊敬してるんだよなーいやーまいったなーみたいなキャラ

玉藻はFGOじゃないfateエクストラ)の主人公本命でその設定をFGOまで持ち越してる

玉藻がFGO主人公恋愛アプローチしてほしいみたいな需要が発生しても玉藻本体ではなく別の人格キャラクター化してあてがわれる徹底ぶり

そんで肝心の金時玉藻(略して金玉…にはならない。なぜかゴルフォとかいうカプ名)の公式での絡みというと、なんか…一回だけ同時に召喚されて…金時は玉藻のこと(こいつ毛皮派手だな)みたいな感想で…玉藻は金時を(こいつ顔面イケメンだけど中身が全然タイプじゃねーわ)みたいに思っていた…

なんでこんな二人をくっつけようって発想になるんだろう…両方とも他の相手おるやんけ…せめて男女どっちか片方だけでもフリーのやつとかいるだろ…茨木童子とか…あっあいつなんか最近綱とかいう男と接点できてて…まあなんか他にいるはずじゃん妖怪キャラ同士でやりたいにしても

なんなら両方既存カップリング相手いたとしても…なんかこう…それを蹴飛ばしたくなるくらいぐっとくるやりとりがあるとか…

そういうのすらない

マジ虚無

まじなんもない…そういうカプ…

そんでそのよくわからない取り合わせのカップリング公式単行本が出てしまって困惑しかしていないってわけ

しかも!ほぼ同時に二冊出てる!星海社と角川から!二種類!出版社違うのに表紙デザインはお揃い!なんで!?

いやなんなんだこの待遇

公式側にこのカップリングをすこっている者でもいるのか?それにしては公式での絡みが薄いを通り越してちょっと会って挨拶たかな…ぐらいのぼんやりした感じなのはどうして???

とにかくわけがからないってことだけは確かだ

表紙がカップリング同人です!て感じで隠そうともしてないアレなやつなんで、書店で見かけたら買ってみて感想聞かせてください

私には萌えどころがわからないので…

2020-03-23

2019年に読んだ本

『おあむ物語・おきく物語』(天保8年(1837))

家近良樹『歴史知る楽しみ』(ちくまプリマー新書2018年12月)

石川太郎監修・小泉吉永編集『女大学資料集成〈別巻〉』(大空社、2006年)

磯田道史監修『江戸家計簿』(宝島社新書2017年)

磯田道史他『戦乱と民衆』(講談社現代新書2018年8月)

伊藤セツ『山川菊栄研究――過去を読み未来を拓く』(ドメス出版2018年12月)

今井幹夫『富岡製糸場と絹産業遺産群』(ベストセラーズ2014年)

岩田真美・桐原健真編『カミとホトケの幕末維新』(法蔵館2018年11月)

大塚英志日本バカから戦争に負けた 角川書店教養運命』(星海社新書2017年)

小川剛生『武士はなぜ歌を詠むか 鎌倉将軍から戦国大名まで』(角川学芸出版2016年)

金澤裕之『幕府海軍の興亡 幕末期における日本海軍建設』(慶応義塾大学出版会、2017年)

上條宏之『絹ひとすじの青春――『富岡日記』にみる日本近代』(NHK出版1978年)

神谷大介『幕末海軍――明治維新への航跡』(吉川弘文館2018年1月)

神谷大介『幕末軍事技術の基盤形成――砲術海軍地域』(岩田書院、2013年)

神作研一近世和歌史の研究』(角川学芸出版2013年)

香内信子編『資料母性保護論争』(ドメス出版1984年)

呉座勇一『陰謀日本中世史』(角川新書2018年3月)

佐々大河『ふしぎの国のバード』1~3巻(ハルタコミックス、2015~16年)

サビーネ・フリューシュトュック他編『日本人の「男らしさ」――サムライからオタクまで 「男性性」の変遷を追う』(明石書店2013年)

篠田信一『殴り合う貴族たち――平安朝裏源氏物語』(柏書房2005年)

中公新書編集部編『日本史の論点――邪馬台国から象徴天皇制まで』(中公新書2018年8月)

内藤一成『三条実美 維新政権の「有徳の為政者」』(中公新書2019年2月)

中島岳志保守大東亜戦争』(集英社新書2018年7月)

中野節子『女はいからやさしくなくなったか』(平凡社新書2014年)

中屋敷均『科学非科学』(講談社現代新書2019年2月)

長山靖生帝国化する日本――明治教育スキャンダル』(ちくま新書2018年9月)

文芸春秋編『日本史の新常識』(文春新書2018年11月)

本郷和人『戦いの日本史 武士時代を読み直す』(角川学芸出版2012年)

松浦だるま『累』全14巻(イブニングコミックス、2013~18年)

宮地正人日本リブレット人68 土方歳三榎本武揚 幕臣たちの戊辰函館戦争』(山川出版社2018年8月)

森正人鈴木元編『文学史古今和歌集』(和泉書院2007年)

山川菊栄記念会・労働者運動資料室編『イヌからすとうずらペンと 山川菊栄山川写真集』(同時代社、2016年)

山本博文編『織田信長古文書』(柏書房2016年)

山本ルンルンサーカスの娘オルガ』第3巻(完)(ハルタコミックス2019年)

吉田麻子『知の共鳴 平田篤胤をめぐる書物社会史』(ぺりかん社2012年)

和田裕弘織田信忠――天下人嫡男』(中公新書2019年8月)

渡部周子〈少女〉像の誕生――近代日本における「少女規範形成』(新泉社2007年)

渡邊大門関ヶ原合戦は「作り話」だったのか 一次史料が語る天下分け目の真実』(PHP新書2019年9月)

渡辺尚志『江戸明治 百姓たちの山争い裁判』(草思社2017年)

渡部泰明『和歌とは何か』(岩波新書2009年)

★再読★

鬼頭宏『日本歴史19 文明としての江戸システム』(講談社2002年)

ニコライ著・中村健之介訳『ニコライの見た幕末日本』(講談社学術文庫、1979年)

中屋敷均『ウイルスは生きている』(講談社現代新書2016年)

山川菊栄武家女性』(岩波文庫1983年)

山川菊栄著・鈴木裕子編『山川菊栄評論集』(岩波文庫1990年)

和田英『富岡日記』(筑摩書房2014年)

2019年に読んだ本

『おあむ物語・おきく物語』(天保8年(1837))

家近良樹『歴史知る楽しみ』(ちくまプリマー新書2018年12月)

石川太郎監修・小泉吉永編集『女大学資料集成〈別巻〉』(大空社、2006年)

磯田道史監修『江戸家計簿』(宝島社新書2017年)

磯田道史他『戦乱と民衆』(講談社現代新書2018年8月)

伊藤セツ『山川菊栄研究――過去を読み未来を拓く』(ドメス出版2018年12月)

今井幹夫『富岡製糸場と絹産業遺産群』(ベストセラーズ2014年)

岩田真美・桐原健真編『カミとホトケの幕末維新』(法蔵館2018年11月)

大塚英志日本バカから戦争に負けた 角川書店教養運命』(星海社新書2017年)

小川剛生『武士はなぜ歌を詠むか 鎌倉将軍から戦国大名まで』(角川学芸出版2016年)

金澤裕之『幕府海軍の興亡 幕末期における日本海軍建設』(慶応義塾大学出版会、2017年)

上條宏之『絹ひとすじの青春――『富岡日記』にみる日本近代』(NHK出版1978年)

神谷大介『幕末海軍――明治維新への航跡』(吉川弘文館2018年1月)

神谷大介『幕末軍事技術の基盤形成――砲術海軍地域』(岩田書院、2013年)

神作研一近世和歌史の研究』(角川学芸出版2013年)

香内信子編『資料母性保護論争』(ドメス出版1984年)

呉座勇一『陰謀日本中世史』(角川新書2018年3月)

佐々大河『ふしぎの国のバード』1~3巻(ハルタコミックス、2015~16年)

サビーネ・フリューシュトュック他編『日本人の「男らしさ」――サムライからオタクまで 「男性性」の変遷を追う』(明石書店2013年)

篠田信一『殴り合う貴族たち――平安朝裏源氏物語』(柏書房2005年)

中公新書編集部編『日本史の論点――邪馬台国から象徴天皇制まで』(中公新書2018年8月)

内藤一成『三条実美 維新政権の「有徳の為政者」』(中公新書2019年2月)

中島岳志保守大東亜戦争』(集英社新書2018年7月)

中野節子『女はいからやさしくなくなったか』(平凡社新書2014年)

中屋敷均『科学非科学』(講談社現代新書2019年2月)

長山靖生帝国化する日本――明治教育スキャンダル』(ちくま新書2018年9月)

文芸春秋編『日本史の新常識』(文春新書2018年11月)

本郷和人『戦いの日本史 武士時代を読み直す』(角川学芸出版2012年)

松浦だるま『累』全14巻(イブニングコミックス、2013~18年)

宮地正人日本リブレット人68 土方歳三榎本武揚 幕臣たちの戊辰函館戦争』(山川出版社2018年8月)

森正人鈴木元編『文学史古今和歌集』(和泉書院2007年)

山川菊栄記念会・労働者運動資料室編『イヌからすとうずらペンと 山川菊栄山川写真集』(同時代社、2016年)

山本博文編『織田信長古文書』(柏書房2016年)

山本ルンルンサーカスの娘オルガ』第3巻(完)(ハルタコミックス2019年)

吉田麻子『知の共鳴 平田篤胤をめぐる書物社会史』(ぺりかん社2012年)

和田裕弘織田信忠――天下人嫡男』(中公新書2019年8月)

渡部周子〈少女〉像の誕生――近代日本における「少女規範形成』(新泉社2007年)

渡邊大門関ヶ原合戦は「作り話」だったのか 一次史料が語る天下分け目の真実』(PHP新書2019年9月)

渡辺尚志『江戸明治 百姓たちの山争い裁判』(草思社2017年)

渡部泰明『和歌とは何か』(岩波新書2009年)

★再読★

鬼頭宏『日本歴史19 文明としての江戸システム』(講談社2002年)

ニコライ著・中村健之介訳『ニコライの見た幕末日本』(講談社学術文庫、1979年)

中屋敷均『ウイルスは生きている』(講談社現代新書2016年)

山川菊栄武家女性』(岩波文庫1983年)

山川菊栄著・鈴木裕子編『山川菊栄評論集』(岩波文庫1990年)

和田英『富岡日記』(筑摩書房2014年)

2019-10-04

anond:20191003201409

ネットネタしか知らないので星海社の新訳買おうかとおもったけど思ったより高かったのでやめた

2019-03-04

anond:20190228022726

星海社社長と直接話ができるような立場にいた人が、手詰まり必死作家と同じような宣伝をするのに悲しくなって

なんだこいつ?

作家原稿吸い上げて食ってる職業のくせに作家見下しすぎてて引いた

早く読者と作者で直接商売が成り立つようになるといいね

2019-02-28

出版業界最近について現役編集者より

平林氏のnoteを読んで、思うところあったので。

彼のような発信力のある人がそんなこと言ったら、批判されるだけで何にもならないじゃん、という愚痴である

著者が言うのは仕方ないかなとも思うけど、編集者立場で言うのはナシだ。

まとめサイトとかで吹き上がれば外圧になる?ならないよ、版元の偉いさんの鈍感力舐めんなよ!

当方30代の現役編集者

転職歴2回、過去営業雑誌編集文芸編集経験あり。

直近は男性向けラノベ。数年やって、最近現場を離れた。メディア化、中ヒットくらいまでは経験がある。

いまやっていることまでは黙っておく。

電子化について

電子売上を逐一見れないというのはウソである。いや、平林氏は見れなかったのが本当ならウソというと語弊があるが。

Amazonはじめ、情報は取ればいくらでも手に入る(買うことも多い)。自分は週ごとくらいには電子売上を見ていた。

ではなぜ売上が見れないなどと平林氏ほどの人が言うかというと、会社によっては買ってなかったり、営業しか見られなかったりするからだろう、という問題の他に、

電子売上が見られても大した働きかけができない、というのがある。

マンガ経験はないのでわからない(たぶんもっと多い)が、

ライトノベルで言えば、紙の書籍の売上数の1020%くらいが電子書籍で売れている(モノにもよるがだいたいそんなに変わらない。売れたものでも売れなかったものでも似たような数字になる)。

10000部売れている本なら、それプラス1000~2000部の電子売上がある、と考えてだいたいよい。

そしてその2000部があったとしても、続刊判断とか重版判断材料にはなかなかしにくい。というか、電子利益は加味した状態で採算をとっている続刊判断なのだ

この売上比率50%を超えるくらいの外れ値をだしたら流石に考慮するに値するだろう、営業バカじゃないので。だがそんな数字にお目にかかったことはない。

あと、紙の書籍は取次に納品すれば現金になるのでそこからイラストデザインDTP校正とかの固定費を払うのだが、電子書籍は売り上げるまで版元に金が入らないので、固定費を捻出する別の財源が必要になり、それが中小だとそれがなかなか苦しく、紙である程度刷れない作品を出すのは難しくなる。

※実際いちいち取次と現金のやり取りをしているわけではない。念のため。

この辺、業界的になんとかならんかったんかと現場としては思うが、木っ端編集者としては何もできないので置かれた場所でやりくりするしかない。

紙で委託販売を維持するなら、電子書籍の納品でミニマムギャランティーとるとか?市場が死にそう。

委託販売がもう無理なんだろうな、とは思っている。取次の流通能力もかなり落ちていて、システムが崩れていく最中だというのは感じる。書店も体力ないし、その書店ならでは施策が上がってくることがどんどん減っている。

電子を毛嫌いする編集者とかもまだまだいるけど、全体の流れとしては、現場では電子軽視の雰囲気はなくなってきている。確実に利益になるし、個人的には紙の客を奪っているとも思わない。

ただ、印刷費がないか利益が増えるんでしょ、というほど簡単な話でもない。AppleGoogleだと3割ぶっこ抜かれるし、Amazonも条件きついし。

電子書店用のプロモーション方法確立されていないのも難しい。やっぱり欲しいものピンポイント検索して買うことが多くて、書店店頭ざっと見るような買い方とは違ってしまう。でも頑張らねばならぬ。

平林氏は星海社から音羽基準の話かもしれない。音羽みたいにクソデカ規模になると、ランキングとかも追いきれないのかもしれないね普通に仕組みの開発を怠っていただけだと思うけど。

自分は、作った本のアマランくらいは追っていたし、会社でもデータとっていた。だいたい悲しくなるから見たくないけどね、仕事から

初速の話

初速が大事からすぐ買ってください、とか言いたくない。

お客さんに不便を押し付けいるから。下品だと思うし。

から平林氏もそういうこと言うのか……という(勝手な)失望があり、見る人がいるのかわからない無駄に長いこんな文を書いている。

ただ実際問題、初速が出なかった商品がその後売れるようになるかというと、少なくともライトノベルにおいてはほぼありえない。

いまの出版システムが、どんどん新刊をつくって納品して、書店の棚を回転させ続けるというかたちで成り立っているので、1ヶ月も新刊書店に置いてあることが稀なのだ

都心書店を見ていると棚が充実しているのでわからないが、地方の中規模郊外店なんかだと顕著だと思う。

特に回転が早いのがマンガライトノベルの棚で、もう新刊点数が多すぎる。一般文芸文庫なんかはもうしばらく残るので、それなりにジワ売れもしたりする。

ラノベで初速が出なかった場合、あとから売れる例外は「このラノ」1位をとるくらいだろう。そういう意味では『錆喰いビスコ』は羨ましい。売上ランキングからはわからない埋もれた面白い作品を取り上げるという、「このラノ」のもともとの趣旨にもあってるしね。俺の編集した作品のほうが面白いと思ってるけど!

あとはマツコ・デラックスが取り上げるとか?そういう外部要因がないと難しい。

アニメ化でもない限り、新刊タイミングが最も耳目を集めやすく、書店もそうでなければ置いてくれない。

紙で初動出なかったけど、電子書籍はめちゃめちゃ売れてます!というケースも寡聞にして聞いたことがない。少なくともライトノベルでは。

マンガは識者も多いし、映像化もじゃかすかあるから、埋もれた名作があとから売れることもあるかもしれない。ジワ売れもたぶんラノベよりはあるだろう。

初速が出なくても、そういうのを待って考えれば?と言いたくなることもあるかもしれない。ただかなりのレアケース、宝くじみたいなレベルだと思う。

版元に好意的解釈すると、作家人生を考えたときに、売れなかった作品を売れるまで待つくらいなら、次の作品で売れることに賭けた方がいいよね、という話だと言えると思う。

特にマンガ兼業でやるのが難しいし、並行連載ができる人も限られた一握りの筆の早い人だけだから、諦めて次にいく、という判断を早めにするべきだということなのではないか

会社員の編集者は既刊が売れるまで待ったりそればっかり宣伝していても上司に怒られるだけで給料はもらえるが、その間、作家にはお金をあげられないわけで。

版元の本音を言えば、売れない作品にかかずらってないで別のやればいいじゃん、ということになる。これはまあ商売からある程度仕方ないよな、と自分で納得するしかない。せめて続きが出ないときには、そう読者に言ってあげるのが誠実なんだろうな。

他の作品で売れたときに、過去作の続きを書かせてあげるご褒美システム的なもの電撃文庫などでやっていたけど、過去作の方の続きは結局売れないんだよね。

問題意識はあるのだが、目の前の本を作って飯を喰うので精一杯、業界的に旗振れるような立場があるわけでなし、独創的なアイディアがあるわけでなし……

無力感を覚えるので、業界構造について考えるのはしばらく前にやめてしまった。

一通り書いた結果、結局ユーザーに甘えていることを言い訳しているだけになってしまった気がする。

ただ初速で、というのを変えるのは難しいよなあ……。たとえば新発売のお菓子だって、初動の売上悪かったら生産量落とすと思うし。

ライトノベル市場は伸びている?

統計ではラノベ市場が伸びていると言われることがあるが、数字上の話であり、実感としては縮小している。

点数・金額が増えているのは、いわゆるなろうモノをやるレーベルが増えており、合算しているから。

文庫市場は小さくなっている。特に新作を伸ばすのがめちゃくちゃ難しい。

B6四六判市場も飽和しており、1作品あたりの売れ部数は少なくなっている。というか、読者の絶対数が少ないのに参入障壁が低いからってわらわらと各社レーベル作りすぎである

ここ2年で四六判に参入したレーベルでマトモに売っているところはないので、もしなろう作家がいたら、悪いこと言わないから新しいところはやめておけ。

eb、カドカワBOOKSGAHJ、MFBあたりを狙いたい。アーススターGCとOVLもそこそこ。レジェンドマッグガーデン、ツギクル、ドラゴンノベルス、サーガフォレスト、BK、プライムノベルス、Kラノベブックス、ガガガブックス、Dノベル宝島社、ディヴァースノベルには自分が著者だったら渡さない(個人見解です)。電撃の新文芸アカンっぽい。というか四六判レーベルいね……

他社のレーベルは早く潰れればいいと思っていたし、なんなら自分のいたレーベルラノベ市場のことを考えたらやめるべきであった。会社員だから無理だけど。低クオリティのものが量産され過ぎている。

なろうはクオリティを低く妥協しようと思えばいくらでも妥協できるので……

ダウンロード違法化とか

大手のやることはもうわからん

現場としては何言ってんだだが、音羽一橋飯田橋の偉いさんには届かない。

思えば漫画村からブロッキングの時点で現場は「はぁ……?(呆れ)」みたいな感じである

長くなったし疲れた

思いついたらまた書く。

結局何が書きたかたかというと愚痴なのだが、冒頭にも書いた通り、ネガティブ業界問題をお客さんに押し付け宣伝はしてほしくない。俺は怒っている。

みんなが不快気持ちになって、よく知らない人には「出版ってこんなに駄目なのね」って思われて、従来のファンは「業界進歩しないのね」って思われて、そのうち愛想つかされる。

もっとポジティブに、面白い!すごい!神!って言って楽しい気持ち作品をひろめていこうと思っているし、みんなそうあってほしいです。

追記

朝見たらなんか伸びてるやん!たくさん書いた甲斐があった。

通勤中にちょっと追記

>昔は電子0%だった~

一理ある。でも同時に各作品の刷り部数も売れ部数もどんどん下がっているから、そして全体のコストは下がらない(たぶんほぼ人件費なのでそこまで上がってないとは思うけど)から、そこの穴埋めに充てちゃってる現状だと思う。

特に一部大手編集者コストが高すぎるとは思っている。給料も高けりゃ経費も使いすぎ。まだ90年代の頭してる。

電子取次の契約をいじればどうとでもなる

ほんとうにござるか

ミニマムギャランティとかを仮に導入したとして、マンガラノベビジネス書ベストセラーエロ以外の電子書籍死ぬと思う。

マジで売れてないので、電子書店が入れたがらなくなってしまう。

返品同様、売れなかった電子書籍に対しては版元がお金返すとか?

リアル書店の仕組みとして良し悪し両面あるものの、返品できるから気楽に店頭に並べられるというのはあると思う。出版文化多様性寄与している。

電子営業やったことないし肌感覚が足りないので、あまりからないことにこれ以上言及するのはやめておく。

>小さな差違を分析するとかに期待

これも一理ある。俺も期待している(誰か、もしくは未来の俺に)。

データに強い人、分析ができる人というのを版元は重視してこなかったから、そういうプレイヤー業界にいない。

個人では皆ちょっと勉強してるけど、なかなかね…

たとえばそこの売上5%の差違を分析する間に、『SLAM DUNK』の復刻版がめちゃめちゃ売れるわけだから、そっちの仕事した方が儲かるし高い評価なっちゃう。

経営層にもうちょい踏み込ませないと、というのは内部的な話なのでもっと頑張りたいところですね。



追記(2/28 18:15)

バズった!初めて増田書いたし普段はてブホッテントリみるだけだったから、不思議な気分。仕事するふりして更新ちゃう

みんな出版業界の話好きね。こういう関心持ってもらえるうちが華だから……

レーベルの話とか筆が走ってぶっちゃけて書きすぎたし、違法ダウンロードの話は要らんね。いま編集者立場発言するなら触れとこうかと思ってしまったけど。

文庫四六判は別で考えてるし、人によって版元や編集者の良い悪いの条件は変わるから、話半分程度で。

基本的に、やったことのある範囲の話しか知らないし、大きくズレてはいないと思うけど他社の話はまた違うと思うので、絶対じゃないよ。

文章うまい、下手

読んでくれてありがとう

下手、読みにくいと思った人は、良かったら具体的にどこが読みにくいか教えてほしい。参考にする。

自分の書いた文章なので、読みにくさをなかなか感じにくいのです。

平林氏への言及について

平林氏は若くてめちゃくちゃすごい有能な編集者で、ベストセラーたくさん出してる。マジですごい人。担当作もだいたい買ってる。

でも電子売上が見れないとかの主語無駄にでかくて嫌で、初週売上とかでお客さんを脅迫するような言説も嫌で、星海社社長と直接話ができるような立場にいた人が、手詰まり必死作家と同じような宣伝をするのに勝手に悲しくなって、勢いで書いた文章なので、触れざるを得ない。

ここ読みにくいね

編集者ではなく作家に近い立場になったので、言いたくなる気持ちはわかるけど。

実名でやれって一蹴されたのも、そりゃそうだと思います。向こうは顔出してるんだから

でも実名でこれ書いたり議論したりして、俺の担当作品が売れるようにはならないからね。

>お前ら内輪の事情なんぞ知らん、的な

その通りだと思う!

からそういう暗くなること言って宣伝するのやめたいねっていうのが本義。余計なこと書きすぎた。

あと、電子でも紙でも好きな方で買ってください。売れればOKちゃん数字は見てる。

そして読んで、面白かったら「面白かった」ってツイートしたり知り合いに薦めたりしてほしい。

そういう正のスパイラルが好きだし、口コミも信じている。

KADOKAWAブックウォーカー優先も終わって、大手ラノベレーベルはどこも紙と電子同発になったんじゃないかな。そもそも配信してないところを除いて。

業界のことは俺たちプレイヤーが考える問題本来お客さんに押し付けものじゃない。

ももし外から新しいことを考えられる人が来てくれるのなら、歓迎したい。そういう意味で、いま感じている実状を書いたので、提言してくれるのはすごく嬉しい。

なんで諦めてるんだ、偉い人はなにやってるんだってトラバにあるけど、結局頭が切り替わらないと無理なんだと思う。

古い体制にしがみつく編集者にはなりなくないから、自社内でチマチマ動くことや、社外でも同世代意識を共有することは少しずつ。

自社だけ動いても意味がなく、せーのでみんなで変わらないといけないことだと思うので、大手を説得できるようになりたい。材料能力も足りない。

まあ全部愚痴から。でもまた頑張ろうって思った。気が向いたらラノベ買ってくれよな!

2018-11-26

anond:20181126210904

俺も創元で読んだクチだわ。

今は星海社からも出てて、そっちは読みやすいらしいね

2018-10-19

ビ・ハイア = 星海社

はてなブックマーク - ビ・ハイアのブラック - Togetter

話題になってるけど、星海社も同じだよね。あるいは主語出版社拡張できるかもしれない。星海社編集者業務委託定額働かせ放題新人賞レビューとか、読む分には面白いけど人間が定期的に居なくなっている。キビシイ

以下は星海社副社長のお言葉

2018-06-27

anond:20180627225857

すまん、星海社ゴミ同意だわ。

ゴミは言い過ぎとしても、ヘイトをわざと溜めるやり方気に食わんわ。

あれ?なんか頭が痛いな。

2018-03-17

上遠野浩平オタが非オタ彼女上遠野世界を軽く紹介するための10

まあ、どのくらいの数の上遠野オタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、

世界の敵ではまったくないんだが、しか自分のMPLS能力肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らない統和機構世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」

ような、スキャッターブレインの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、上遠野のことを紹介するために読ませるべき10本を選んでみたいのだけれど。

(要は「VSイマジネーター」の正反対版だな。「恋をするのは人の勝手だ。私としてはそれが互いの精神の潰しあいになることを祈るだけだ」)

あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う30巻、40巻のシリーズは避けたい。

できれば単発として読める作品、長くても4巻にとどめたい。

あと、いくら上遠野的に重要といっても捻りを感じすぎるものは避けたい。

伊福部昭好きが『サロメ』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

ラノベ知識はいわゆる「ライト文芸」的なものを除けば、西尾維新程度は読んでいる

クラスもC9だが、階級あくまでも目的を分けるためのもので、下は上に絶対服従というわけじゃねえ!

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

ブギーポップは笑わない電撃文庫

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「ブギポ以前」を濃縮しきっていて、「ブギポ以後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。長さも283ページだし。

ただ、ここでブギトーク・ポップライフ全開にしてしまうと、彼女との関係崩壊ビートかも。

この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて――我が身を必要最小限の“情報”に変えて、今、彼女に“報告”を送れる!かということは、上遠野オタ側の「真の俯瞰認識者(オーバースケール)」の試験としてはいタスクだろうと思う。

殺竜事件講談社ノベルス)、ソウルドロップの幽体研究ノン・ノベル

アレって典型的な「上遠野オタクが考える一般人に受け入れられそうな上遠野(そう上遠野オタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの

という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

上遠野オタとしてはこの二つは“ミステリ”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

冥王と獣のダンス電撃文庫

ある種のSFラノベオタが持ってるポストアポカリプスへの憧憬と、戦場ロミジュリ的なボーイミーツガールへのこだわりを彼女に紹介するという意味はいいなと思うのと、それに加えていかにも上遠野浩平な

童貞的な鈍感ハーレム主人公」を体現するトモル

童貞的に好みな無口ツンデレ女」を体現する夢幻

の二人をはじめとして、上遠野オタ好きのするキャラ世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由

ぼくらは虚空に夜を視る(徳間デュアル文庫

たぶんこれを見た彼女は「ゼーガペインだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

この系譜作品が『虚人』のその後続いていないこと、これが星海社から再版されたこと、徳間レーベルなら劇場アニメになって、それが日本全国で公開されてもおかしくはなさそうなのに、2018年でもこういうのがつくられないこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

酸素は鏡に映らない(講談社ミステリーランド)

「やっぱり上遠野子供のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「はりねずみチクタ」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、このレーベルにかける宇山日出臣の思いが好きだから

断腸の思いで削りに削ってそれでも2000円(税別)、っていう定価が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、その「箱入り・クロス装」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから

ミステリーランドの価格を俺自身は高いとは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが角川や富士見だったらきっちり1400円にしてしまうだろうとも思う。

なのに、各所に頭下げて迷惑かけて2000円で作ってしまう、というあたり、どうしても「かつて子どもだったあなた」としては、たとえ宇山がそういうキャラでなかったとしても、親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを、彼女に、話してみたい――と思うか……?

しずるさんと偏屈な死者たち(富士見ミステリー文庫)

今の若年層で富士ミスたことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

星海社版よりも前の段階で、しずるさんのトンデモ推理とかよーちゃんL・O・V・E!とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、こういうクオリティの「とってもミステリーで、ちょっぴり百合。」が富士見ミステリー文庫でこの時代に出ていたんだよ、というのは、別に自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく富士ミス好きとしては不思議に誇らしいし、いわゆる国道12号版でしかしずよーを知らない彼女には読ませてあげたいなと思う。

ビートディシプリン電撃文庫

フォルテッシモの「能力」あるいは「クレープ好き」を上遠野オタとして教えたい、というお節介焼きから読ませる、ということではなくて。

「この厳しい試練(ディシプリン)に死神ブギーポップ)は現れない」的な感覚上遠野オタには共通してあるのかなということを感じていて、だからこそアニメ版『ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom最終話浪人決定の卒業式以外ではあり得なかったとも思う。

能力バトル化したブギポを読む」という上遠野オタの感覚今日さらに強まっているとするなら、その「バトル寄せ」の源はディシプリンにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

戦車のような彼女たち(講談社

これは主砲だよなあ。主砲が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういうファウスト系風味の恋愛をこういうかたちで単行本化して、それが非上遠野オタに受け入れられるか「太田が悪い」を誘発するか、というのを見てみたい。

涼宮ハルヒの憂鬱角川スニーカー文庫

9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にハルヒを選んだ。

ブギポから始まってハルヒで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、このラノ以降のラノベ時代の先駆けとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。

「……なァにが“上遠野オタ軽10”だ! そんなものはオレの増田で上書きしてやる!」という炎の増田は大歓迎。

こういう試みそのものに関する意見も聞けたらまあいいじゃん。

2017-11-05

人ってこんなにも主義主張が変わるものなんですね

連休中部屋を掃除していたらこんな本が出てきた。

年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)

https://goo.gl/AMBfdw

途中で読むのを止めたのか、読み切ったのか覚えていない。彼はその後田舎移住した、ぐらいの情報しか知らなかった。

久しぶりに彼のブログを見てとても驚いた

11/5の相場ビットコイン価格は再び高騰し、過去高値を目指す。【+2.19%】

リアル記録】イケハヤ、bitFlyerでFXを始めたよ。【戦績はいかに!?】

coincheckでビットコインレバレッジ取引FX)を実践!使い方と注意点まとめ。

社畜を煽っていた頃の彼はもういなかった。大金が人を変えてしまったのか?金のない私にはわからない。

2016-04-18

【通常運転】味噌職人青柳保子にブロックされた&はせおやさいに説教されたのが悔しくてまた味噌

なんで、タフでもない人が学歴ロンダリングして、キャバ嬢の真似事みたいな本でデビューしたんだ?そこがそもそも理解できない。(星海社との出来試合だったという可能性があるならば、ともかく…) / “北条かや 公式ブログ - 【加筆】う…”

主語が大きくなるかもしれないが、文章やってる女性に「まともさ」なんか期待するほうがバカだと思ってる。だって文章やらない方が圧倒的にモテるし、黙っててもちやほやされる位置に行きやすいし… / “北条かやとは何なのか:ロマン優光

北条かやさんのつぶやきを見に行ったら、すごくダウナーな感じになってた。なんというか、彼女中途半端さってなんだろう…。戦おうとして病んだというよりも、火中の栗を拾いに行ってやけどしたという印象

結局、文章やってて幸せになれるのは港区OLしながら、エキサイトオタク系のことも書きつつ、二村ヒトシとも座談会が出せるアオヤギホコみたいな完璧超人だけで、何にもできない僕の女版みたいなのは文章やらないほうがいい。精神的な意味で女の投げ売りリストカットに陥るから

正直言って、港区OLしてるアオヤギさんも、恵比寿OLしてるはせおやさい氏も「なんでもできる人」だから別に文章書く必要ないし、書くことが趣味だと割りってるからこそ、やらかさないんだよね…。女性文章書く人で長く続けていける人って結局「なんでもの1つが文章」な人なわけさ



@koumyonakakureg はてブコメント見てると「正論」が多すぎるから、「いや、女性有名なブロガーブログ出身著作者でまともでみんなから尊敬されてる人なんかそもそもいない(そんなに思い浮かばない)よね?」と思って書いたことです…はい

@koumyonakakureg …まぁ、男に対しても大多数の人にはそうだから、彼らが正しいことを言った時には「不毛だなぁ」と「そんな奴男でもほとんどいないし、女性なら尚更いないだろう」と…はい


@tm2501 男からしたら尊敬などしなくていい、馬鹿にして玩具にするのがはてななんだなあと思っただけです、ええ。

はしごたんぐらい悪魔に魂を売ったぐらいネット心中してる人間でずっと書き続けられてる・人気がある程度ある女性ブロガーって他に誰がいる?男ならそういう人何人かいて、ぼくもどちらかと言うとそう見られてるけど、女性はしごたんぐらいじゃない? あとは港区OLができる人の、暇つぶし

つうか、雑な言い方で申し訳ないんだけど、港区OLできるやつがブログも書いてもう一つの顔を出していくスタイルが「あんた、男でもできるんだからもっと他に生産的な趣味見つけろよ」感なんだよ…。それでもアオヤギさんに期待してたのは彼女が若くしてオタライターだったから…

限界感じてんだよ。中の人港区OLか、IT業界ネットワーク持ってる奴ばっかりが前に出てくる世界の中で、本当に野良犬のように一人で戦い続けることに限界を感じているんだよ。仕事辞めてから夢を目指せなんて言うバカに言いたい。夢に生きるしかない人はそもそも仕事に就けない

もう、港区OLと、大企業にお勤めの方以外には「自殺する権利」を与えたほうが社会問題が解決するからそうすべきだと思う。そうしてくれるなら、たとえ幸福実現党だろうが、共産党だろうが支持する。いつも勝つの港区民に住める人じゃないか


今あおにさいを尊敬してるとかいってるやつって何考えてんの?

2016-03-09

twitterでの宣伝の仕方教えてやるからアホ漫画家無能編集者来い

「2月12日に単行本3巻が発売です!よろしくお願いします!」じゃねーんだよ。

お前は漫画を内容も、絵も、表紙も知らずに買うやつがいると本気で思ってるのか?これが許されるのはフォロワーうん万人の売れっ子漫画家様だけだ。

フォロワーへの通知」が目的なのか?違うだろ。せっかくRTっていう宣伝にはうってつきの機能があるんだぞ。

最低でも表紙絵。落書きでもいいから描きおろしイラスト。出来れば漫画4コマ漫画1本でも1pでもいい。RTしたくなるツイートしろよ。


そんなの描く時間ない?なめてんのかよ。天下のジャンプ漫画家でも描きおろしイラストやら漫画を上げてるぞ。

あいい。時間ないなら、単行本に載る漫画イラストそのまま載せろ。4Pくらい載せちまえ。あくまでもtwitter上にだぞ。誰もいちいちサイトに飛んでまで読まねぇよ。


無料ネットに載っけても売れる漫画は売れることはもう証明されてるからな。ケチケチしてねぇで載せちまえ。

あ、今時サイトにとんでもスマホで読めないweb漫画って一体何を考えてんだ?頭おかしいんじゃねぇのか?


話が逸れた。twitter宣伝モデルとして一番優秀なのは星海社のツイ4ってやつだ。宣伝として一番有効なのは商品自体、つまり漫画twitterに載せることだ。

面白ければRTされるし、RTされればそれがそのまま宣伝になるからな。アレは上手いことやってるよ。会社は気に食わねぇけどな。


あ、一番駄目な宣伝の仕方は「感想ツイート無差別RTしまくる」な。特に編集者でやってる奴が多い。

TLがそればっかりで埋まってうぜぇんだよ。当たり前だろアホ。即リムるボケバカかお前。


感想RTするにしても厳選しろよ。名もない一般人の「○○面白かった!」ってだけのツイート見て誰が買おうと思うんだよ。

自分感想関係者漫画家本人に見られた!」って喜ばせたいならふぁぼるだけでいい。RTはやめろ。


話が長くなった。要するに、「宣伝するツイートtwitter上で読める漫画・見られるイラストを添えろ」ってだけの話だよ。

わかったら3時間に1回発売日通ツイートしてないで、今から1Pでも2Pでも漫画描いて上げろよ。

2016-03-07

「女は女であることを売りすぎた結果、女々してないライトすぎる恋愛論を語る鈍感な女と、ヤリチン恋愛論がウケるようになった」

朝の6時から明け方テンションで「女は女であることを売りすぎた結果、女々してないライトすぎる恋愛論を語る鈍感な女と、ヤリチン恋愛論がウケるようになった」みたいな話する僕も相当なクズだと思うけど…恋愛に関わるというかそういう話をしちゃう読んじゃう時点でクズなんだよ。人間性が


逆に言うと、女が女であることを売りすぎた結果として供給過剰なんですよ、今の時代って。AV女優だけバカみたいに増えて、男優が増えないから男優ブームみたいなのが恋愛語りの世界でも起きてて、コッテリガッツリな人よりも恋愛なんてなんとも思わないタフ(脳天気)か、男が語るものウケるという


そういう意味で、北条かやってすごいのは、それまでこじらせてるもの代名詞だった色恋をライトすぎるぐらいライト学歴ロンダリングしてあの星海社からでるふてぶてしさ考えたら、多分死ぬ直前まで精神が病まないであろうタフな人間がお水を面白半分に見るだけという薄さ)にしたは発明かもね


はしごたんとかゆみこさんのあの「女を消耗させてお水して、こころが病んでぶつかって…」みたいなああいうのって書籍にしにくいからなぁ〜あとおはなちゃん的な「ビッチな私が好きでもあり、おかしいとも思ってるけど…」みたいなのとか。ああい狂人強靭人間の色恋体験じゃなきゃねぇ

2015-12-04

アリス・エクス・マキナを読んだ

 おもしろかった。

 アンドロイドソフト面を調律する職業という発想は珍しいし、主人公アンドロイド少女たちの関わりも見ていて楽しかった。

 ただ、伏線や展開が機械的というか、頭で考えて書いたんだなということが伝わってきてしまって残念だった。

 伏線の張り方は効果的だし、展開もきちんと山場や緩急があって読んでいて楽しかったが、そのほとんどに対して「ああ、この話はあとあと重要になってきそうだな」だとか「このエピソードはこういう効果を出すために入れたんだな」ということがはっきりとわかってしまい、なんというか……のめり込んで映画を見ている最中NG集だとかオフショットだとかが挟まれたような、ちょっと冷めたような気分になってしまった。

 そういう意味では、話の作り方やら伏線の張り方がうまいかというと下手くそであったと思う。

 それからここからはこの作品自体の良し悪しではなくて編集さんや出版社に対しての話になるが、星海社が全力で肯定して新人賞から出した作品がこれだとしたら、「は?」という感じである

 もちろん冒頭に書いた通りこの本はおもしろかった。ど素人や発展途上の作家志望が書いた支離滅裂な話と比べたら桁違いのクオリティだった(というか、出版されているのだからその点は当然である)。しかし、それがあの、常に野心的な姿勢星海社からしか新人賞から出されたと思うと微妙……とてつもなく微妙なのである

 正直これまで新人賞から出版されてきたものはどれも微妙だった。どれもこれも面白いが、「面白いだけ」。新人賞座談会での評価を読んだ際のワクワクを毎回裏切られている。普通に面白いだけの無難作品。あまりにどれもこれもがそうなので、座談会での編集者たちの発言ビッグマウスすぎてハードルを上げてしまっているのでは……と可哀想にもなってくる。しかし、メフィストファウスト講談社BOXで同じような発言がされていたときは確かに面白い作品出会えていたのであるハードルが上げられているせいだけではないのではないだろうか……。

 このまま凡庸面白いだけの作品を出していくのでは、星海社は完全に新人賞応募作品に指をさしてゲラゲラ笑う座談会を開くだけのクソみたいな出版社になっていってしまうのではないかと思う。頑張ってほしい。また、肉にまで刃が届くような面白い作品を送り出してほしい、絶対に。

2015-12-03

トラウマ恋愛映画入門 町山 智浩

インベーダー・サマー (ソノラマ文庫ネクスト) 菊地 秀行

まっすぐにいこう。 全15巻セット (集英社文庫コミック版) きら

詩羽のいる街 (角川文庫) 山本

コミュニケイションのレッスン 鴻上 尚史

クアトロ・ラガッツィ (上) 天正少年使節世界帝国 (集英社文庫) 若桑 みどり

現代金融入門 [新版] (ちくま新書) 池尾 和人

日露戦争資金調達の戦い―高橋是清欧米バンカーたち (新潮選書) 板谷 敏彦

山本五十六 (下) (新潮文庫 (あ-3-4)) 阿川 弘之

井上成美 (新潮文庫) 阿川 弘之

米内光政 (新潮文庫) 阿川 弘之

心の力の魔術―驚くほどの富と幸福が得られる成功法則 ダビッド・J. シュワルツ

食卓から経済学―ニュービジネスのヒントは「食欲」にあり (ノン・ブック―先見サラリーマンシリーズ) 日下 公人

もろい青少年の心―自己愛障害 発達臨床心理学考察 (シリーズ 荒れる青少年の心) 上地 雄一郎

自己分析 ハインツコフート

死にたい気持ちをほぐしてくれるシネセラピー上映中―精神科医がおススメ 自殺予防のための10本の映画 高橋祥友

キレイゴトぬきの農業論 (新潮新書) 久松 達央

数学のまなび方 (ちくま学芸文庫) 彌永 昌吉

エロゲー文化研究概論 宮本直毅

野口英世ザベル・R. プレセット

モテないのではない モテたくないのだ! ! (アクションコミックス) カラスサトシ

遠回りまみれの青春タイプの人 福満 しげゆき

もっと! Vol.4 2013年11月号 (増刊Eleganceイブ) 水沢悦子

音楽の基礎 (岩波新書) 芥川 也寸志

ヒトラーのテーブル・トーク1941‐1944〈上〉 アドルフ・ヒトラー

しろうと理論日常性の社会心理学 アドリアンフランク ファーンハム

AKB商法とは何だったのか さやわか

ヒトラーを支持したドイツ国民 ロバート・ジェラテリー

グランヴァカンス―廃園天使〈1〉 (ハヤカワ文庫JA) 飛 浩隆

ドイツフランス共通歴史教科書現代史】 (世界教科書シリーズ) ペーター ガイス

ドイツ歴史現代史】 (世界教科書シリーズ) ヴォルフガング イェーガー

大学生社会人のための言語技術トレーニング森ゆりか

ポストモラトリアム時代若者たち (社会的排除を超えて) 村澤 和多里

言葉にして伝える技術――ソムリエ表現力(祥伝社新書214) 田崎真也

滅びの風 (ハヤカワ文庫JA) 栗本 薫

大日本サムライガール (星海社FICTIONS) 至道 流星

少女マンガ表現機構―ひらかれたマンガ表現史と「手塚治虫岩下 朋世

マルコヴァルドさんの四季 (岩波少年文庫) イタロ・カルヴィーノ

和解する脳 池谷 裕二

スティーブ・ジョブズ(1) (KCデラックス Kiss) ヤマザキ マリ

カリガリからヒットラーまで (1971年) ジークフリート・クラカウアー

さよならタマちゃん (イブニングKC) 武田 一義

物語体操―みるみる小説が書ける6つのレッスン (朝日文庫) 大塚 英志

プロ経営者」の条件 折口 雅博

資本主義という謎 (NHK出版新書 400) 水野 和夫

行動分析学入門 杉山 尚子

ここは退屈迎えに来て 山内 マリ

ウェブ炎上ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書) 荻上 チキ

統計学が最強の学問である 西内 啓

☆行動変容法入門 レイモンド・G.ミルテンバーガー

図説 イギリス歴史 (ふくろうの本) 指 昭博

アメリカ中学教科書英語を学ぶ―ジュニアハイテキストから英語が見えてくる (CD book) 林 功

☆☆「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか 鈴木 涼美

ぬばたま (新潮文庫) あさの あつこ

果てしなき渇き 深町 秋生

去年はいい年になるだろう 山本

日本人英語 (岩波新書) マークピーターセン

兵器戦術世界史 (中公文庫) 金子 常規

あなたを苦しめる過去から自由になる本 石井希尚

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