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はてなキーワード: 昆布とは

2019-03-07

anond:20190307234313

ガラスープの素いいですね!

無添加カツオ昆布のあわせだし

めんつゆ(濃縮タイプだとやや日持ちする)めっちゃ甘口、辛口など特徴が極端なので注意

ちなみに、あらかじめ何を作るか判ってる場合は、作りたいものから必要なだしを逆引きしたらいいと思います

2019-03-03

マルちゃん味噌もやしラーメン

とろみがでる細ギリのなんとか昆布を少々、

ニンニク入りの七味を少々、

あと、GABANのカエンペッパーたっぷり入れる。


ウッキウキで作ったんだけどケトルのお湯がしっかり水だったみたいで、

気付かずなみなみと入れてもた。

作り始める前に、ケトルのスイッチ押してたはずやのに・・ショックすぎるわ。どうしよう。

2019-03-02

うどん出汁レシピ

・薄口しょうゆ 大4(または濃い口大2+塩小1)

みりん小2

砂糖小2

これをだし汁800と合わせて煮立たせてから肉を入れる(肉を入れないと旨味が少ない)

これが今のレシピなんだけど普通うどん屋うどんって肉うどんじゃなくても出汁あまいよね?

出汁が今は800ccの水に昆布10gいりこ10g冷蔵庫で24H水出ししてるのだけど

肉を入れないとうどん屋の味にならない

うどんで甘いやつって肉なしでどうやって作るのだろう

2019-02-27

今夜はじめて豚汁を作る予定なので

調べて集めたベストっぽい作り方をメモする。今夜~明日の昼の弁当まで用だから、大体三人前くらいの予定。ダシとかにこだわってないのでそこは適当。追い追いちゃんとしていきたい。味噌今日買うくらい味噌初心者なので。

 

用意するもの

大根人参牛蒡長ネギ里芋冷凍)、こんにゃく豚肉油揚げ味噌昆布(このうち人参長ネギ豚肉は家にあるので、それ以外を買って帰る)

作る手順

食材を切る

こんにゃくは手でちぎるかスプーンで切る(味が染みこみやすいらしい)

牛蒡のささがきは縦に十字の切り込みを入れてからするとやり易いらしい。切った傍から黒ずむみたいなので、水にさらしておく

こんにゃく牛蒡は熱湯で15秒くらい下茹でする。(アク抜きのため)

②炒める

鍋にごま油をひき、豚肉から。(ここでにんにく生姜の摩り下ろしを入れるとパンチ効いて美味いらしい。冷蔵庫にあるから面倒でなければやる)

そのあと里芋長ネギ以外の野菜こんにゃくを入れる。軽く火が通ったら水750ccダシ用の昆布適当に入れる(あとで適当に取りだす)(※訂正追記昆布入れると海くさくなって豚汁とはあわないらしい。鰹節かダシの素的ななにかを買って帰ることにする)

③煮る

沸騰したらアクを取り、使用予定の味噌(大匙3くらい)の半量を入れ、そのあとは沸騰させないように弱火で15分くらい煮る。半量先に入れるのは、そのほうが味が具に染みるんだとか。

④仕上げ

残りの味噌長ネギ里芋を入れて暫く煮る。醤油みりんをほんのちょっとずつ垂らす。

長ネギはこの時に煮る用以外に、あとから上に乗せる用も取っておく

⑤完成

※いったん火を消して鍋を冷まし、食べる直前に温め直すと味がもっと染みて良いらしい

 

のしみだなぁ。

 

2/28 追記

朝見たらブクマ沢山ついていて驚いた。ブコメも読みましたありがとう。どうなったか気になるという方が居たので、昨晩のことも書いておくことにします。

まず、スーパーに行って目当てのものを購入。里芋冷凍のものが売っていなくてちゃんとしたやつ買うかぁ……と思ったのだが、初心者には皮剥きやら扱いが難しそうだったので断念してしまった。入れたほうが絶対もっと美味しかったのにな~~と今は大後悔している。

こんにゃくはアク抜き不要のもので楽をしました。牛蒡もアクの弱そうな薄い皮の色のものにして、水にさらすのだけやりました。十字に切ってからささがきするのは最高のライフハックだった。これからもこの方法でささがきをして生きていきたい。

味噌はどれを買ったらいいのかいまいち分からず、なんとなくで宮崎県の合わせ味噌にしてみた。400円くらいしたが、小ぶりでなんとか使いきれそうだったので。味噌賞味期限って短いんですね、そんなことすら知らなかった人間です。何種類か味噌を混ぜると美味しいよ!っていうコメントも頂いていたので、いつかはやってみたい。

ダシは500円くらいのパックのやつを買いました。だしの素とかよりは本格的っぽいやつ。なんとなく美味しかった気がする。

あとはメモを見ながら、手順どおりにやっていきました。他の人の手料理やお店のなんかと比べたら雲泥の差だというのは分かっているけれど、やっぱり自分で作ると美味しいですね。美味しいに嬉しいと楽しいが混ざって、もっと美味しく感じるような。

反省点はとにかく里芋の件。後悔しかないので、近々またすぐに作ると思います。せっかく味噌もあることだし、これからは沢山味噌汁飲んでいきたいなぁ。

2019-02-20

しゃぶれよの人が勧めているものとは

なんだろう。やっぱ酢昆布

「そんなこと言ってないでまあ〇〇でもしゃぶって元気出せよ」

といったような意味だとすると、酢昆布は気分のリフレッシュにも最適だし

2019-02-07

anond:20190207102211

ブコメ昆布系をやたら押してるけど、昆布は食べ過ぎるとヨードの過剰摂取とか塩分過多でめっちゃ体が浮腫んだりするから注意

anond:20190207121308

茎わかめ茎わかめ昆布昆布だよ どっちもうまいから好きだけど

昆布入れるならとろろこんぶが溶けこみやすくていいのではないか

anond:20190207070211

ナッツ(煎ってない)、塩昆布(酢昆布はすっぱすぎる)くらいが定番だろ

anond:20190207070211

梅味の付いてるおしゃぶり昆布おすすめ

イカ系より匂わないし、食ってても会話可能

飲むだけで痩せるシリーズ成功するやつあんの?

試したもの

緑茶×コーヒー      1ヶ月継続したけど効果なし

難消化性デキストリン   1ヶ月継続したけど効果なし

炭酸水          1ヶ月継続したけど効果なし

甜茶(あずき水みたいな味) 1週間で飽きた。ゲロ甘。

ごぼう茶         1ヶ月継続したけど効果なし

気になっているほかのもの

こんぶ水  持病で昆布NGのためチャレンジできない

あずき水  レビュー微妙だった

気になってる本

はじめてのやせ筋トレ ← 何でレビューは☆5だけなん?怪しい。

お前らが成功したダイエット本や、ダイエット飲み物とかってあるのか?

2019-01-20

[]サバの水煮パスタ

はいどーも。寒い日が続きますが体調は大丈夫ですか?ちょっと元気がないときにぴったりなイタリアンレシピのご紹介です。それでは、いってみよう!

まずは材料説明からです。

材料

パスタ250g

玉ねぎ1/2個

しめじ1パック

・さば2匹

にんにく 1かけら

とうがらし 2個 輪切りにする

オリーブオイル

サラダ油

昆布つゆ

・塩

コショウ

さばは新鮮なものだととてもおいしいです。

用意する機材

圧力なべ

・寸胴

フライパン27cmくらいの大きいもの

siriが使える端末

作り方

1 さばをお湯で洗います。お湯で洗うと生臭さが取れます

2 さばを圧力なべに入れ、さばつかるくらいまで水を入れますネギの切れ端とかあったら、入れるとさらによいです。

3 塩を小さじ2入れます

4 圧力なべを使い煮ます圧力がかかり、安全から減圧が始まったら、火を弱火にします。50分から60分煮ます。骨まで食べれるようになります温度が下がるのを待ってからふたを開けます

5 寸胴に水を入れ沸騰させます。塩は大さじ1ほど入れておきます

6 水が沸騰するまでにたまねぎを薄切りにスライスにんにくは根と芽を取り、繊維を切るようにスライスします。

7 水が沸騰する少し前にフライパンをあたためはじめ、サラダ油を大さじ1入れます

8 フライパンを弱火にして、にんにく唐辛子を半分入れ、風味を油に移します。

9 寸胴の水が沸騰したら、パスタを入れ、siriに向かって「タイマー9分」というと9分をカウントダウンしてくれます。「hey!siri」と無理に外国人っぽく語り掛ける必要はありません。淡々目的を伝えましょう。はるか太平洋を越えてカリフォルニアにあるサーバーまで無駄通信して(諸説あります要出典)、音声認識認識した結果に基づいて時計アプリを起動、さらカウントダウンで9分に設定される命令が出されるという仕組みに思いをはせておきましょう。まれsiriの機嫌がいいと「私もカウントダウンするのが好きです」と言ってくるときがあります

10 フライパンの火力を上げ、たまねぎしめじ、残りのとうがらしを入れてふたをして蒸し焼きにします。

11 少ししんなりしたところで、さばを入れます

12 さばは箸でほぐして食べやすサイズします。

13 さばの水煮のゆで汁をお玉で3杯入れ、9分のタイマーが発動するまで待ちます

14 9分経過したら、火を止めて、パスタフライパンへ移します。

15 パスタのゆで汁をお玉で1杯入れます

16 昆布つゆを大さじ1入れますコショウを適量入れます

17 火を弱火にします。

18 オリーブオイルを大さじ4入れます

19 フライパン前後を動かしながら、オリーブオイルスープを箸で混ぜて乳化させますミルキーな白い状態になるまで混ぜます

20 盛り付けて完成です。

ということで、さばの水煮パスタの完成です。料理が苦手なあなたもこのレシピパスタ名人です。Apple社siriナイスサポートでしたね。お時間がない人は値上がりしたさばの水煮の缶詰を使うことで90分以上の時間短縮をすることができます。それでは、よいパスタライフをお送りすることをお祈り申し上げます

ではではー。

2019-01-06

北海道って完全に昆布に包囲されてるんだな

飛行機新幹線が頼みの綱か

2019-01-02

食文化がーとかいうけど、昆布鰹節が高くてダシ取れない

顆粒のものはいいのだけど、毎日昆布鰹節やあごだしなど、自宅でダシ取っている人いるのだろうか。

アマゾンでも結構な値段がする。

あとみりんも、みりん風味でないのは高いし。

日本食って基本に沿って作ると高く。中華料理が値段高いのと同じ感じか。

2018-12-27

のり弁美味しい

のり弁美味しいよね

飯+昆布+海苔

白身魚フライ

ちくわ天ぷら

きんぴら

この組み合わせが最も好き

2018-12-17

anond:20181217214306

こないだ増田さんて、あたまに昆布のせてたよ。

2018-12-13

プラスチック増田ストローよりヨー路と出す間のクッチすら富(回文

プラスチック製品の目の敵にされているストローだけど、

ブルボンだかヨックモックだかよく分からないけど、

ストロー状のクッキーみたいなお菓子あるじゃない、

それをストロー代わりにしようと思っても全然吸えないことに気が付きました。

プラスチックストロー代替ストローとして

脚光を浴びる予定でしたが無理そうです。

それが駄目ならチップスター

スプーンのようにしてすくって飲めばいいじゃないって

マリアントワネットが言いそうだけど。

それは無理だわ。

ちなみにとんがりコーンでやってみようと思ったら

よくよく考えてみたら三角であれ穴が空いてないのね。

魔女の指か!って感じだし

唯一ストロー代替お菓子としては

じゃがりこなら頑張って吸ったらストローにできるから試してみて!

でも今日魔女の指のルーツについて調べてみたいと思います

おはようございます

でもさ

あんまりストロー単体で

ゴミとして落ちているのあまり道ばたで逆に見かけたことないんだけど、

あれはあれで

どこでそうストローが悪くなってるのかしらと思うし

いつも寝耳にウォーター感な感じで急にルー語が出ちゃうわ。

そう社会派なことを言いたくなっちゃいそうになるけど、

いつもいつも

私の電卓の税率設定を0%にする人は誰?って思っちゃうわ。

設定してもしょっちゅう0%になるのなんでよって。

こんちくしょうと思いながら8%に戻しています

いわば私と電卓との戦いよ。

昆布が海の中で出汁が出ない理由

それは昆布が生きているから!と言う

手のひらを太陽に透かして見たらみんなみんな生きているんだ理論で導き出されているように

だとしたら、

もう電卓はすでに死んでいるのかも知れないわ。

から煮込んでみることにしてみます

うふふ。


今日朝ご飯

クオカードを6000円分ぐらいいただいて、

うその6000円分を全部餃子の王将で使おうとしようものなら、

店ごと買えるんじゃね?って思うほどものすごく注文できて食べれちゃうけど、

そもそもとして、

それじゃお店は買えないし

クオカードも使えないし

今日朝ご飯餃子の王将じゃないってことは確かだわ。

ちなみにお冷のグラスにアサヒビールの「アサヒ」ってスポンサードされて書いてあると思ったら

「OHSHO」だって事に最近気が付きました。

しか一十三十一さんばりの回文っ!

三ツ矢サイダー感もあるからよく見てみてね、

日々新しいことの発見毎日連続よ!

朝ご飯野菜サンドタマハムサンド

デトックスウォーター

ホッツ緑茶ウォーターです。

急須って案外思ったより使わないわ。

出番がないかちょっと可愛そうね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2018-12-12

anond:20181212211840

ブリしゃぶは簡単だろ

土鍋昆布引いて出汁とって、そんで野菜小松菜とかほうれん草とか)と豆腐入れて、

そんで、ブリしゃぶしゃぶして、そんで出汁醤油ポン酢出汁でといたやつで食べるだけやないか

もちろん野菜豆腐も食えよ

最後うどんもいいぞ

2018-12-09

初めて失恋したら帰省してた話

☆はじめに

・滅茶長いです。数えたら4000字ありました。3000字のレポート課題は一向に進まなかったのに、皮肉ものですね。 

フツーに、私達のことを知ってる人が見たらああアイツ等のことか、と分かるんじゃないかと思います。気づいても、出来れば、自分の心に留めておいてくれれば幸いです。とはいえ、あの人はきっとこれを見ても怒ったりしないだろうけれど。



__________

20歳の冬、恋人と別れた。

あの人は違ったけれど、私にとっては初めての恋人だった。1年2ヶ月の記念日喧嘩して、1年2ヶ月と2日目に直接顔を合わせて、話し合って、2人で決めたことだった。心残りはなかった。

…はずなのに、気付いたら、私はゆうちょ銀行でありったけのお金おろしていた。そしてその足で駅へと走り切符を買って新幹線へと飛び乗った。行き先は実家の最寄駅。正直何も考えてなかった。ただただ本能の赴くままに、私は帰省してしまっていたのだ。

新幹線の中で父に「急にごめん、今から帰ってもいい?」とラインしたら、すぐ既読が付いて、それから10分後くらいに「分かりました。駅まで迎えに行きます」と返事が来た。母親にも同じようなラインをすると、「おにぎり味噌汁ならあるよ」と返ってきた。

新幹線に乗っている間、私はずっと車内の電光掲示板を眺めていた。色んなニュースが流れていたけれど、ひとつも内容が思い出せない。ただひたすらに、駅名がひとつずつ西にずれていって、目当ての駅がくるのを待った。

2時間半くらい過ぎた頃、新幹線はやっと駅についた。父から駅前牛丼屋の横に居るとの連絡が来て走ってそこまで行ったのに父がいない。ついたよと送るともうすぐ着くと返事が来た。"居る"の意味知らないのかな、父。

3分くらい待っていたら父の車が見えた。父は何も聞いてこなかった。ただ嬉しそうに、明日上司競馬に行く予定だったけど無くなりそうだということを教えてくれた。私から最近車校路上教習に突入したこととか、最近急に寒くなったこととかを話した。

からは45分くらいで実家についた。チャイムを鳴らすと母がドアを開けてくれた。お風呂沸いてるよと言われ半ば強制的風呂場に連行された。ひとり暮らしの家は狭いユニットバスで、いつもシャワーで済ませていたから足を伸ばして浴槽に浸かるのは久々だった。足先から体が温まっていくのを感じた。

30分くらいで風呂から上がり、居間に行くとおにぎり味噌汁からあげと餃子ゆで卵が用意されていた。昆布おにぎりを半分と味噌汁を少し飲んだらお腹がいっぱいになってしまたから、残りは朝食べることにした。父は知多をロックで呑んでいて、「知多?珍しいね」と言うと「中身は違うけどね」と言われた。本当の中身は過去ツイッターで不味すぎると炎上した伝説を持つトップ●リュのウイスキーだった。

そんなこんなしていると夜中の1時を回ったから、父におやすみを告げて2階の寝室に上がった。キングサイズのベッドに横になった。5分くらいすると、母が部屋に入ってきた。ベッドに座って私に一言、「頑張ったね」と言った。

その瞬間、私の両目から噴水のように涙が溢れた。元旦デパート開店直後みたいに、ものすごい勢いで色んな感情がとめどなく流れて来た。辛い。寂しい。苦しい。悔しい。なんでこうなっちゃったの。もう前みたいに遊べないの。もう好きだよって抱き締めてもらえないの。もうどの街に住もうか?なんて戯言を言い合えないの。もう、2人で添い遂げ合う人生は遅れないの。

母は、ひたすら「頑張ったね、もう充分やれることはやったもんね、辛かったね」と私の背中を撫でてくれた。そのあとに、「でも、色んな楽しいこととか初めての経験とか素敵なモノも沢山貰えたんだから、嫌な思い出にしちゃ駄目だよ。」と言った。

19歳の秋だった。

私とあの人は、同じサークルでひと夏を過ごした。かなり厳しいメニューをこなす日々で、春には名前も顔も知らなかった私達が夏が終わる頃には家族よりよく会う存在になっていた。

夏が終わるとサークル活動も一段落し、私達は顔を合わせることが減っていった。そんな時、あの人からディナーに誘われた。

他の同期も来る筈だったのに、何かと来れなくなり、2人になってしまった(これがあの人の策略だったのか、本当に偶々だったのかは結局分からずじまいだった)。2人でやっすい店に入って、色んなことを話した。好きな音楽、好きな作家高校生の頃の話、過去恋愛話。私が中高ヒエラルキー最下位大学デビュー女のため恋愛経験0の喪女であり、その当時自分アプローチしてくる人がいたのだがどう交わせばいいかからないと相談したら、フフッと笑って「ぶっ飛ばしたいなあ、そいつ」と言われた。一瞬ん?と思ったけれど、「ホントそうだよね~」などと軽く流した。

正直、全く意識していなかったのだ、恋愛対象として。ひと夏を共に過ごしたかけがえのない大切な同期、という認識だった。だったのに、やっすい店から出たあと、そんな私達の思い出の練習場で、告白された。午前2時くらいのことだった。

その時も、急に涙が溢れて止まらなかった。信じられなくて、嬉しくて、少し申し訳なくて、何より私が本当は心の奥でずっと惹かれていたことに気付かされてしまって。

あの人はそんな私の手をずっと握っていてくれた。「でも私、多分中学生みたいな恋愛しかできないよ?」と震えながら言うと、「ロミジュリジュリエットだって中学生なんだよ。」と笑って更に強く握りしめてくれた。その温もりがとても気持ち良くて、私達は手を繋いだまま眠った。

朝の6時頃に目が覚めると、夢じゃないんだと隣から聞こえる寝息に心臓バクバクした。そうしているうちにあの人が起きて、不意に抱き寄せられて、キスをした。それが私にとっての、ファーストキスだった。

その日から私達は、所謂"恋人同士"になった。数え切れないほどデートをして、旅行も行って、一緒に大学の授業を受けて、お互いの家にも行き来した。

デートは、本当に色んなところに行って色んなことをした。映画を見たり公園ピクニックしたり気になる飲食店を片っ端から当たったりショッピングモールで服やコスメ吟味したり美術館考える人の真似をしたりディズニーに行ったり(私にとっての初ディズニーだった)、割と付き合いたての頃古本屋に行ったらエロ本だらけで少し気まずくなったこともあった。

ラブホだって、行った。勿論私にとっては初めてだったけれど、何気ない会話の中であの人は初めてじゃなかったことが判明してしまってそれはもう死ぬ程泣いたな。

デート以上に、私達は沢山沢山体を重ねた。週に1、2回くらい私の家に来てくれて、近くのコンビニまで手を繋いでお酒を買いに行った。気取ったジャズなんかをかけながらお酒飲んで、ほろ酔いセックスするのが本当に大好きで幸せだった。

いつも一緒だったな、と思う。毎日のように好きとか愛してるとか言い合って、自撮りを送って褒め合ったり、記念日には詩を送り合ったりして、サイコー幸せな日々だった。

…だったけど、会うごとに、知るごとに、着実に違和感が大きくなっていったのも事実だ。

最初は、私が話しているのにスマホを見ているとか、そんな程度だった。

けれど、それは次第に、私の話になった途端全くつまらなさそうになる(電話だったら寝られる)、私の誕生日を忘れる、逆に誕生日を祝ったら明日忙しいからと電話を切られる、ご飯を食べる約束をしていたのにやっぱり家で食べるとドタキャンされる、自分が忙しくなるとライン一つくれず放置される、そして私が貴方のこういう言動が嫌だからどうにかならない?と話しても自分はこうしたいからと全く歩み寄ろうとしない、というふうにどんどん根本的なところに及ぶようになっていった。決定的に考え方や価値観が違うことに気付くのにはそれ程時間はかからなかった。

けれど、気付いたときにはもう遅かった。私は、完全にあの人に依存してしまっていた。傷ついても、傷つけても、別れることが出来なかった。本当に毎日が辛くて、耐えられなくて、覚悟を決めて別れようと言っても、本当に別れたいの?と子犬のような目をして聞くあの人から離れることはどうしても出来なかった。

 

から最後の数カ月間はお互い深い話を避けるようになってしまっていた。悩みごとや将来の話はお互い他の友人に話すようになり、2人で話すのはこのツイートがどうとかおっぱいがどうとか、本当に俗っぽい上辺だけの話題だけだった。

1年2ヶ月の記念日にした喧嘩は、それ自体はそんなに重要トピックではなかった。ただ、限界だったのだ、もう。お互いに、これまで少しずつ感じて来ていた"違和感"ゲージが、この喧嘩で満杯になってしまったのだ。

1年2ヶ月と1日の日、多分これは別れるな、と思った。頭では理解していたのだ。けれど、心が、それを受容しなかった。初めて付き合った人と結婚したい、要は一生一緒にいたいという典型的少女漫画脳と、あの人とならそれが出来る!という付き合いたての頃の自分幻想、そして何よりもまだ体験したことのない、失恋がもたらす精神的苦痛というものへの恐怖が決断邪魔をした。

から、1年2ヶ月と2日目に、決めきれずゴニョゴニョしていた私にあの人が「もう頑張らなくていいよ」と言った瞬間、スッと楽になる感覚がしたのだ。それからは驚くほどスムーズに、そしてお互い納得できる形で、私達は別れ話を終えた。最後挨拶は「じゃあ、またね」だった。

何も後悔は無かった。あれほど恐れていた失恋苦痛も感じなかった。むしろ、あの人と今までより素敵な関係性になれるのではないかという希望すら見えていた。

のに、私は、気付いたら、実家を目指して駅へと走っていたのだ。

多分、母は全部分かっていたのだと思う。父だって察していたのかもしれない。私が、初恋の人と結婚たかたことも、本気で恋人に一生を添い遂げようとしていたこと、そのために沢山沢山頑張ったこと、でもそれは結局報われなかったこと、依存や執着もあったけれど、私があの人を本気で好きだったこと。私が、本当は沢山沢山泣きたがっていること。

そう。好きだった。本気で好きなつもりだったんだよ、ずっと。ずっと一緒にいれると思ってた。だから、頑張った。初めてで、何も分からなかったけど、頑張れば一緒にいれると思ってたのに。あの人も、あの人と作り上げてきた時間も思い出も失わずに済むと思ったのに。

私はただひたすらに、思いっきり泣きまくった。そしてそのまま眠りに落ちた。母はずっと、私の横にいてくれた。

次の日、目が覚めたら昼の12時を回っていた。居間下りると父が録画した吉本新喜劇を見ていた。母はお茶を沸かしていた。私は昨日残したおにぎりと新しいおにぎり味噌汁からあげとゆで卵を食べた。餃子冷蔵庫から出し忘れていた。

その後、母と近所を散歩した。いつもより空気が冷たくて空が澄んでいた。公園について、木製の古いベンチに腰掛けた。「辛い経験や悲しい経験は全て未来自分幸せになるための布石だ」という言葉を思い出した。空を眺めがら、あのユニットバスの、小さなアパートに帰ろう、と思った。

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