はてなキーワード: 物言いとは
生きづらさを感じている人に、「あなたの心をそのまま大切にしなさい」という内容をうまく伝える方法はないだろうか。
例えば、「全ては個性でしかない」という言い方をしてみる。内容的には正しい?ようにも思うが、「個性」という単語が他者を意識させ、生きづらさ(=他者・世間とのギャップ)を刺激してしまう。これでは聞き入れてもらえない。
そもそも、他者が真理のようなものを直接的に伝えようとすること自体良くないかもしれない。「君の形を大切にしなさい」と、他者を意識させない言い方にしたところで、他者とのギャップに敏感な彼は、その直接的な物言いに「それってあなたの感想ですよね」と思って、受け入れてはくれないだろう。
最も理想的なのは、「月が綺麗だね」というようなたわいもない言葉で、冒頭のような内容が彼の奥底から生じる(ように見せる)ことなのだが…
もしも「シェークスピア、バイロン、シェリー、ブレイク、コールリッジ、ワーズワース、テニスンの詩なんか学校教育で教えるのは無意味」とか言う英国人がいたとして、それを見たら、英国人じゃない自分でも「うわ……」と感じるだろう。上の例でピンとこない人は、ホメロスなり、ダンテなり、ゲーテなり何なり、適当な人名に入れ替えて下さい。
実際は、欧米の政府首脳や政治家は、演説で聖書の一節、ギリシャ/ローマの古典、有名な詩人の詩から引用することが珍しく無い。そういう場面を見ていると「風雪に耐えて残った古典」の価値を見抜ける/理解できるような頭の持ち主でなければ、国家百年の計と云う長期的なプランを建てる重職を任せられないと云うコンセンサスが、政治家や有権者の間に有るように見える。
また、古典は宗教その他の思想的バックボーンを反映しているものなので、良かれ悪しかれ国民性を反映している。政(まつりごと)をするには民の心を理解して掴まねばならない。したがって、為政者は和漢の古典を読み、よく人の心を学ぶべしと云う旨を、江戸の学者は説いていた。昔の中国でも、知識人は同じ旨を説いていたと思う。それらは理想論に過ぎなかったのかもしれないけれど、理想を失くしたら人間は御仕舞だと私は思う。
自民党の政治家もそうだし野党の政治家もそうだけど、日本の政治家は古典を引用した演説をしない(できない)。それを見ると、この人たちは、行き当たりばったりで長期的に物事を見る能力に欠けている、その場凌ぎ思考の人間ばかりなんだなと私は思う。五十年〜百年経ったら、後は野となれ山となれと云う考え方の持ち主なのだろう。
虚偽答弁をする政治家に対して、対立政治家が「いつはりの無き世なりせば如何ばかり人の言の葉嬉しからまし」とか知的で洒落た皮肉を言えたら、グッとくると思う。しかし、現実の日本の政治家は、バラエティ番組的な物言いをする人間ばかりである。
古典に関する教養は、即物的な意味で役立つ訳ではないのは確かである。けれども、頭の中身や心が貧しい人間か否かを見抜くためのバロメーターにはなり得ると思う。心が貧しい人間が政治家をすると、人間に対して酷薄な政治をすると思う。例えば、麻生太郎の言動を見ると、そう思わないだろうか?まあ、野党の政治家も五十歩百歩なのだけれども。
少なくとも、口先だけは愛国心を説くくせに日本の古典に対する教養を持たないような政治家を、私は信用できない。そして、それを国民が見抜ける状態でいるためには、やはり古典に対する教育は必要なのだと私は思う。
つまり「やらなくて良いとルール変更するよう求めるべき」というのは正確な物言いではなく、
正確には「やらなくて良いとルール変更するよう”確実に変更を実現できる方法で”求めるべき」という事で良いかな?
ちょっと立場を変えて考えてみて欲しいんだけど、君がルールに従わせたい側だとして、
「①ルールに従う」か「②ルールを確実に変えられる行動をする」しか大阪なおみに選択肢が認められないとすると、
君の最適な戦略は「絶対にルールの変更に応じない」じゃないかな?
そうすれば②は実現不可能なので、自動的に大阪なおみは①しか選択肢は無くなる
という風に考えると、そもそも①、②の選択肢しか認められないとする君のルールは、ルールに従わせる側に有利過ぎない?有利というか、勝確だよね?
4歳ウマ。仲良しのウマとは付き合ってもう1年目。
彼女がG1を目指していて、勝ったら同棲しよう、と話していた。
私は牧場住まいで、トレーナーと2人暮らし(従業員は昔いたが高齢になったので引退した、今もたまに会っている)。
早めに言わなくちゃなと思い、昨日の夕飯時に「あと1~2年で家を出たい」と伝えた。困るとか言われるかと思いきや、あっさり「いいよ」と言ってくれた。
ホッとしたのもつかの間、「2人で暮らすの?」と懐疑的な口調で問われる。
トレーナーは私の彼女を知っている。トレセン時代からよく牧場に泊めていたからだ。
「そうだよ」というと、「否定はしないけど、認めてはいない」と冷たく言われる。冷や汗が出た。
その後も「こどもはほしいの?」と聞かれるので考えてないというと、「君の血を継いだウマを見るのが夢だった」「残念だ」といわれる。ニンジンがのどを通らなくなった。
「親子揃って日本ダービーに出るのが夢だった、あっでももし彼女が日本ダービー出るとか言っても関係ないからね」
「君のためにこの牧場も残しておこうと思ってたのにね」
「結局最後に残るのは血のつながりだからね、おばあちゃんだって昔はライバルたくさんいたのに誰も来ないでしょ?」
色々言われたが何も返せずうんうんと無表情でうなづくのが精いっぱいだった。
夕食後すぐ自室にこもり、めちゃくちゃ泣いた。
申し訳なさと衣着せぬ物言いの失礼さに対する憤怒と、いろいろな感情が入り乱れた涙だった。
ちょっと前にみた同人誌みたいに、ウマがウマ連れて帰ってきて、普通に受け入れてくれるトレーナーがいるものだと思っていた。
増田の問題提起のケースで見るような、理解のないトレーナー、それがうちのトレーナーだとは思っていなかった。
否定しないといいながら恨みつらみめっちゃいうじゃん。否定してるじゃん。自分は結婚してなくて私のこと人間の娘みたいに育てた癖に私の性的指向には文句言うじゃん。
これでもうちのトレーナーは偏見無いと自分では思ってるから厄介。街中でペアルックしてるウマ娘見て私にヒソヒソ話しかけてくるくせに。その話を聞かされた私はどんな顔をすればいいんですか?
彼氏がニューヨーク州司法試験を目指していて、受かったら結婚しよう、と話していた。
犬も飼っているので、早めに言わなくちゃなと思い、昨日の夕飯時に「あと1~2年で家を出たい」と伝えた。困るとか言われるかと思いきや、あっさり「いいよ」と言ってくれた。
ホッとしたのもつかの間、「アレと結婚するの?」と懐疑的な口調で問われる。
「そうだよ」というと、「否定はしないけど、認めてはいない」と冷たく言われる。冷や汗が出た。
その後も「結納金はほしいの?」と聞かれるので考えてないというと、「あれはロクな男じゃない」「臣民も納得しない」といわれる。食べ物がのどを通らなくなった。
「結納の儀をするのが夢だった、あっでももし結婚式挙げるとか言っても出ないからね」
「増田のためにこの家も残しておこうと思ってたのにね」
色々言われたが何も返せずうんうんと無表情でうなづくのが精いっぱいだった。
夕食後すぐ自室にこもり、めちゃくちゃ泣いた。
申し訳なさと衣着せぬ物言いの失礼さに対する憤怒と、いろいろな感情が入り乱れた涙だった。
メンヘラちゃんの作者のお母さんみたいに、祝福してくれると勝手に思っていた。
ちょっと前にみた増田みたいに、娘が平民の彼氏連れて帰ってきて、普通に受け入れてくれる親がいるものだと思っていた。
ヤフーニュースやツイッターの皇族関係ニュースへのコメントで見るような、理解のない親、それがうちの親だとは思っていなかった。
否定しないといいながら恨みつらみめっちゃいうじゃん。否定してるじゃん。自分は嫁入りして何不自由無い生活したくせに私の男の好みには文句言うじゃん。
これでもうちの母親は偏見無いと自分では思ってるから厄介。街中でペアルックしてるおじさん見て私にヒソヒソ話しかけてくるくせに。その話を聞かされた私はどんな顔をすればいいんですか?
今日は仕事なのでカタカタキーボードをたたきながら昨日のことをおもいだして涙が出そうになるのをこらえる(ちょっと出ちゃった)。
お前はいつもの増田だな。口の汚さをやめればいい指摘になると思うのだが、なぜ煽るような物言いになってしまうのか。もしかしてこれはお前からのSOSなのか。
どこかの密室に閉じ込められていて、インターネットに投稿する内容も監視されていて、生命と尊厳の危機に直面している者からのSOSなのか。
俺は増田のことが心配です。おにぎり送ろうか? ポカリでもいいぞ。もしそうして欲しいのであれば、次の投稿に「おにぎり」というワードを混ぜておいてくれ。
25歳OL。父とは付き合ってもう25年目。
彼が公務員試験を目指していて、受かったら同棲しよう、と話していた。
私は実家住まいで、母と2人暮らし(父はちゃらんぽらんで私が小2くらいのときに離婚したが、喧嘩別れとかではないのでたまに会っている)。
犬も飼っているので、早めに言わなくちゃなと思い、昨日の夕飯時に「あと1~2年で家を出たい」と伝えた。困るとか言われるかと思いきや、あっさり「いいよ」と言ってくれた。
ホッとしたのもつかの間、「2人で暮らすの?」と懐疑的な口調で問われる。
母は私の父を知っている。大学時代からよく家に泊めていたからだ。
「そうだよ」というと、「否定はしないけど、認めてはいない」と冷たく言われる。冷や汗が出た。
その後も「こどもはほしいの?」と聞かれるので考えてないというと、「孫を抱くのが夢だった」「残念だ」といわれる。食べ物がのどを通らなくなった。
「結婚式に出るのが夢だった、あっでももし結婚式挙げるとか言っても出ないからね」
「増田のためにこの家も残しておこうと思ってたのにね」
「結局最後に残るのは血のつながりだからね、おばあちゃんだって昔は友達たくさんいたのに誰も来ないでしょ?」
色々言われたが何も返せずうんうんと無表情でうなづくのが精いっぱいだった。
夕食後すぐ自室にこもり、めちゃくちゃ泣いた。
申し訳なさと衣着せぬ物言いの失礼さに対する憤怒と、いろいろな感情が入り乱れた涙だった。
メンヘラちゃんの作者のお母さんみたいに、祝福してくれると勝手に思っていた。
ちょっと前にみた増田みたいに、娘が父を連れて帰ってきて、普通に受け入れてくれる親がいるものだと思っていた。
ヤフーニュースやツイッターの問題提起のケースで見るような、理解のない親、それがうちの親だとは思っていなかった。
否定しないといいながら恨みつらみめっちゃいうじゃん。否定してるじゃん。自分は離婚して私のこと片親の子供にした癖に私の性的指向には文句言うじゃん。
これでもうちの母親は偏見無いと自分では思ってるから厄介。街中でペアルックしてるおじさん見て私にヒソヒソ話しかけてくるくせに。その話を聞かされた私はどんな顔をすればいいんですか?
今日は仕事なのでカタカタキーボードをたたきながら昨日のことをおもいだして涙が出そうになるのをこらえる(ちょっと出ちゃった)。
彼女が公務員試験を目指していて、受かったら同棲しよう、と話していた。
私は実家住まいで、母と2人暮らし(父親はちゃらんぽらんで私が小2くらいのときに離婚したが、喧嘩別れとかではないのでたまに会っている)。
犬も飼っているので、早めに言わなくちゃなと思い、昨日の夕飯時に「あと1~2年で家を出たい」と伝えた。困るとか言われるかと思いきや、あっさり「いいよ」と言ってくれた。
ホッとしたのもつかの間、「2人で暮らすの?」と懐疑的な口調で問われる。
母は私の彼女を知っている。大学時代からよく家に泊めていたからだ。
「そうだよ」というと、「否定はしないけど、認めてはいない」と冷たく言われる。冷や汗が出た。
その後も「こどもはほしいの?」と聞かれるので考えてないというと、「孫を抱くのが夢だった」「残念だ」といわれる。食べ物がのどを通らなくなった。
「結婚式に出るのが夢だった、あっでももし結婚式挙げるとか言っても出ないからね」
「増田のためにこの家も残しておこうと思ってたのにね」
「結局最後に残るのは血のつながりだからね、おばあちゃんだって昔は友達たくさんいたのに誰も来ないでしょ?」
色々言われたが何も返せずうんうんと無表情でうなづくのが精いっぱいだった。
夕食後すぐ自室にこもり、めちゃくちゃ泣いた。
申し訳なさと衣着せぬ物言いの失礼さに対する憤怒と、いろいろな感情が入り乱れた涙だった。
メンヘラちゃんの作者のお母さんみたいに、祝福してくれると勝手に思っていた。
ちょっと前にみた増田みたいに、娘が彼女連れて帰ってきて、普通に受け入れてくれる親がいるものだと思っていた。
ヤフーニュースやツイッターの問題提起のケースで見るような、理解のない親、それがうちの親だとは思っていなかった。
否定しないといいながら恨みつらみめっちゃいうじゃん。否定してるじゃん。自分は離婚して私のこと片親の子供にした癖に私の性的指向には文句言うじゃん。
これでもうちの母親は偏見無いと自分では思ってるから厄介。街中でペアルックしてるおじさん見て私にヒソヒソ話しかけてくるくせに。その話を聞かされた私はどんな顔をすればいいんですか?
今日は仕事なのでカタカタキーボードをたたきながら昨日のことをおもいだして涙が出そうになるのをこらえる(ちょっと出ちゃった)。
彼女よ、早く公務員試験受かってくれ。それで受かった市区町村のところに引っ越そう。愛憎渦巻く実家から早く出たい。
【追記】
そりゃこんなこと言われたら反論だってしたくなるでしょ。私はわざわざ本人が傷つくようなことは本人に伝えないし。チラ裏に書くのくらい許してよ。
LGBTの結婚問題とかいろいろ騒がれてる現代で、テレビ見ながら偏見ないとか言ってたし理解してくれるとおもってたけど
やっぱ家族となると話が違うんすかね。
・離婚してんなら家出たらお母さん一人になるんでしょ そらいろんな気持ちに向こうだってなるよ
・ 離婚して娘も出て行って自分の老後は一人になるわけで、それが不幸だと思ってるんだろうな そして娘もいずれ同じ道を行くだろう、と そりゃ祝福なんか出来んよな
男と結婚したって結局は先立たれたら一人だし、子供作ったって子供が面倒見てくれるとは限らないし、子供が引きこもりになって5080問題?になる可能性だってあるし。
今の時代パートナーがいてもいなくても人生のリスクなんて変わらないと思います。(「ひとりで死にたい」っていう漫画の受け売りですが)
・25歳の人の母親ってせいぜい50代だろうにこんな考えするんだね 年齢関係ないか
うちの母は36歳で私を生んだので去年60歳で定年でした 年いってから生まれた子供(ひとりっこ)だけに期待も大きかったんですかね 申し訳ないけど娘は子供作りません
【追記②】
温かいコメント下さる方、ありがとうございます。ほんとに昨日から心が終わってたのでとても元気貰いました。
厳しいコメントでLGBTに対するコメはもう価値観の違いなので仕方ないですが、
私が幼いというのはもうその通りです・・・彼女とも、言えないくらいくだらないことで笑いあう日々で「こんなことで笑ってて将来やばいよ!」と互いに心配する日々です。
どうしても!ゆるせないことがあったので!身バレ覚悟で書いてしまうヨ!
私の上司Aさんは、うちの会社には珍しく、女性差別的にとられかねないことを、スラっと言ってしまう。
女は感情的だ。
女は合理性に欠ける。
女は狭窄的に物事をみる。
雑な物言いではあるが、そうかもねと思う部分もある。
感情を表現することや、好悪の価値観を仕事に反映させること、合理性からこぼれ出るものを掬いとる能力や、ミクロな世界を凝視できることが活きる職種だし、なによりAさんが、そういう資質をもっている人である。
40代男性である彼が、そのような気質を抑えながらマネジメント業をがんばっているのだから、「女ばっかりずるぃょ」という泣き声と思って、あたたかく見守っている。
しかし、どうしても耐え難いのが、女性に容姿に対する言動のデリカシーの無さよ。
「おまえでも、そういう服を着ていれば見られなくはないな」
「えええ?今日ワンピース着てるじゃん、他人の送別会で何がんばってんのwwww」
まあ、いい。
よくないけど、おじさんだから、女性の容姿へのデリカシーが行き届かなのは大目にみよう。
おじさんも女性から、このようなデリカシーのない言葉を向けられることは多々あるし、そのことをおじさん側が声高に批判しにくいご時世だ。
おじさん好きとして、甘んじて受けとめよう。
「もお。そういうこと言わないでくださいよお、メンタル病みますからwww」(和訳:黙れ)って言ったのね。
そうしたらね。
「メンタル病むって……本当にメンタルを病んでいる人が聞いたらどう思うかな? 冗談だとしても、適当ではない表現なので訂正したほうがいい」
だ
ま
れ
や
くそがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メンタル病むっていうのはな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
小粋な冗談なのか本音なのかわからない容姿への批評をな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
月数万におよぶ美容費や、毎日早めに起きてメイクする時間や、日々老いる身体やコンディションの波へのあらゆる抵抗を経た、女の体に行われてな!!!!!!!!!!!!!!!!
自分の価値が低く値踏みされたことに深く落ち込んだり!!!!!!!!!!
それによって自分の身体への認知がゆがんだり!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その結果、いまの自分の身体ではだめだ、もっときれいにならなければって強迫性を強めたり!!!!!!!!!!!!!!
その結果、身体の変化に対し偏執的なこだわりが生じたり!!!!!!!!!!!!!!!!!!
する、その、苦しみという、意味だよ覚えといてくださいやあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!
※実際、認知の歪み、強迫性、偏執性の強まりというのは、程度が強くなれば精神疾患として治療対象になるだろうし、少なくとも私は摂食障害と醜形恐怖でカウセ受けているのでその私怨(?)は多分に含まれておるのだが。
でもねえ。
わからないよね。
少なくとも、彼がわかっていないことは、わからない場所にいることは、わかる。
わからないひとに「わかってないね!」って言ったところで、相手がわかることはまずない、っていうの、齢30を越せば、さすがにわかってる。
だから「ウフフ、なるほどそんなふうに思えてませんでしたぁ。そんな配慮もできる上司がいる職場で働けることに感謝感激ありがとうマジで。ア・・リ・ガ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ・マ・ス!」
って微笑みの爆弾を、ぶちこむのが、かしこいオンナの所作ですヨネ。
わかってる。
わかってる、からといって、許せる、わけではない。
はやく、その口を、閉じて。
普通に起きて普通に電車に乗って普通に会場まで行く。流石に最寄り駅の路線では受験生っぽい面々がチラチラいたけど、そこまで混雑してもいなかった。
受験会場最寄り駅では受験生に向けて伊藤塾や辰巳のスタッフがパンフレットとか配りまくってるんだけど、今年は伊藤も辰巳も帰りのタイミングですらいなくて、法科大学院のパンフレットを配ってるグループしかいなかった。
会場は某大学だったんだけど、大学の敷地に入るタイミングで受験票の提示を求められた。大学内で売店的なのは当然やっていないので何か食べ物飲み物を購入するときは敷地外のコンビニに行かされるんだけど、敷地を出入りするときは受験票の提示を都度求められた。試験が終わって毎回、大学敷地の外に出るときは受験票を持たないと戻れませんという旨を試験監督員が説明してた。セキュリティ対策なんだろうけど、おそらく去年の司法試験ナンパ事件の影響だろう。
試験開始15分前には毎回試験に当たっての注意事項を説明するのだけれど、相変わらずちょっと高圧的な物言いで同じことを何回も繰り返すので、なんか怒られてるみたいで聞いててちょっとしんどい。
アドリブを交えて気の利いたことを言ってくれてもいいのになって思うんだけど、慣れない人が下手にアドリブ入れると本来の説明がわけわかんなくなるので、そこら辺は致し方ないのだろう。それにしたってもうちょっと柔らかい言い方で説明してくれたらいいのにって思うんだけどね。聞いた話によると彼らは別に公務員でもなんでもなくどこかの派遣会社から臨時で雇われた人たちらしいけど、実際は知らない。試験監督員って書いてる名札を首から下げているので試験監督員かどうかは一応識別できるけど、これ試験監督員がなりすましだったらどうするんだろう。全く同じ説明を都合4回も繰り返すだけだったら、髪色明るめ肌色黒めネイルマシマシの綺麗なお姉ちゃんに注意事項を説明してもらえる方がいいな。
去年と同じように、受験生はフェイスガードと手袋をつけることが許されているんだけど、誰もフェイスガードも手袋もしてなかった。机上にハンカチ、ウェットティッシュ、消毒液を置くのは許されているけどカバンを地面に置かないといけないのが嫌なので新聞紙やシートを持参した方がいいだろう。ゴミ袋もあった方がいいと思う。
去年は1、2割ほど欠席してたけど、今年は2、3割ほど欠席してるイメージで、去年より欠席者数が多い気がした。あと心なしか若い人が少ない気がした。そりゃ緊急事態宣言中なので、大学生で記念に受験したい人とかはちょっと遠慮しちゃうかもね。
席については、大学の講義室で数メートル5人がけの講義受けるあのテーブルで2人座る列と1人だけ座る列が交互だった。一応1メートルちょっとくらいなら距離は保ててたと思う。休んでる人も少なくなかったから、ある程度距離はあった。
特にないです。盛大に声を出してあくびをするオッサンが同じ部屋にいてイラッとしたけど、最後の方は流石に試験監督員に注意されたのかあくびの声がちょっと省エネになってた。
過去にやらかした人がいるからだろう、カンニング対策で試験室内での電子機器の使用が禁止されてる。なので試験室の中ではスマホの電源を常時オフにしないといけない。
でもこれ去年もなんだけど、試験が終わって部屋を退出するときはコロナ対策で部屋ごと別々に退出するんだけど、全部の試験が終わって答案用紙も回収されてあとは部屋を退出するだけ、っていうタイミングですら携帯電話を使わせてもらえないのよ。だからこの待ち時間がすごい虚無なんだよね。我々は今この時間何をして待てばいいのか?ちょっと困惑しながら今後のことを考えていた。今回は割とすんなり部屋から出れたけど、まあまあの人数が行列をなして密集してたから結局三密対策できてなかったし。
宇都宮さんはオリパラ中止を訴えるよりも予備試験司法試験延期を訴えた方が効果的だったんじゃないかなって思うんだけど、試験関係についてはなんのコメントもなかったので、つまりそういうことなんだろうなって思った。