はてなキーワード: 幽霊とは
幽霊を信じているかアンケートを取ると、どこも偏りはあるものの、おおよそ5:5になるようだ。
つまり、二人に一人は信じていると言ってもいい。
でも、俺はそのアンケートを信じてない。幽霊を本気で信じているやつなんていないって思ってる。
なぜなら、そのアンケートに信じる、って答えたやつは本気で信じてないからだ。
なぜかというと、幽霊なんていう超便利でなんでもできる存在があるのに、何か問題が発生しても、絶対に幽霊のせいにはしないからだ。
例えば、朝起きたらスマホの電源が入らなくなったとしよう。普通の人なら、なんか壊れた、と思う。電子機器を修理に出したことのある人なら、基盤が壊れたのかなーとか考えるだろう。
でも、やばい、これは幽霊の仕業だ!と考える人はいないのではないだろうか?
幽霊はタクシーの後部座席をびしょ濡れにするほどの水の使い手である。スマホの基盤に水滴を発生させることなど訳ないだろう。
それでも、幽霊を信じる人たちでさえ、幽霊がスマホの故障の原因になるとは信じないと思う。
仮に、修理に出した際に、この故障は幽霊による故障なので保証は使えませんとか言われたら、ふざけんな!幽霊なんているわけ無いだろうが!って言うんじゃないだろうか。
同じように、国がミサイル防衛のために神風大社を10億円で建てますとか言ったら、心霊現象を信じてるやつでも反対すると思う。
ポルターガイストのように心霊現象が物体に力を加えられることを心の底から信じるならば、反対はしないと思うんだ。
だから、本気で、本当に心の底から本気では、信じられてないと思うんだ。そういう怪しいモノって。
だから、もう幽霊を信じるとか馬鹿なこと言うのはやめてください。パワースポットに行かないでください。どうせ本気では信じてないんだから。
そんな話題がでてたので、ファンタジーの中でもハヤカワFTのなかで印象深いものをメモしてみる。
ハヤカワFT031。ユーモアファンタジー魔法の国ザンスシリーズの1。ユーモアっていうか、ダジャレファンタジー。全編ダジャレ。好きな人と嫌いな人がかなり別れる。とはいえ、ダジャレと韜晦で煙に巻きながら、少年少女の自立とか誠意式の芽生えと思いやりとか、結構ちゃんとしたテーマはそれはそれでそれなりにやっているのが偉い。
ハヤカワFT文庫は、文庫設立当時は、あちらで有名な基本的名作をポチポチ紹介してたんだけど(マキリップ、フィニィ、ダンセイニあたり)このザンスシリーズ辺りから、複数巻にまたがるシリーズを紹介し始めて、おそらく収益的にも安定し始めたんじゃないかと思う。
ハヤカワFT055。妖魔(他作品で言うところの精霊的存在)の真の名を掴んで指輪に封じることで魔法を使う青年クレイを主人公とした上下巻。魔法の不可思議さや、おとぎ話的な雰囲気がどこまでも魅力的な作品。寓話的なストーリーとあいまって、「ファンタジーモノの原点ってそういえばこんなだったなあ」感ある。ネバーエンディングストーリー的な意味で、読者はその世界の脅威に魅了されながら読むという今では廃れきったスタイルの佳作。
ハヤカワFT055。やったー! みんな大好き俺TUEEE。序盤は地に足の着いた泥臭いファンタジーなのだが、異次元世界の魔術先進帝国から侵略をきっかけに主人公の少年が段々と魔術の才能を開花させて、無数の次元の秘密に迫る大魔術師に成長する話です。能力的なインフレもするんだけど、世界観や物語の構築がしっかりしているせいでご都合主義的な匂いはなくて、古代の英雄譚な味わいになっていくのが面白い。
FT106。大傑作大名作。指輪物語と同じような「グループが使命を果たすために旅をする物語」なのですが、読みやすさといい感情移入といい、こちらの方を押したい。メンバーが皆魅力的です。ウルフおじいさんとこそ泥王子のシルクはファンになっちゃいますね。ぶっちゃけこのシリーズがあるだけでハヤカワFT黄金時代だったと思う。
このシリーズは「ベルガリアード物語」が全5巻、続編となる「マロリオン物語」が全10巻あるので、シリーズ好きな人にはたっぷり楽しめる。。
FT137。シリーズじゃなくて一冊読み切り。現代(というか、今現在からするとちょい前?)くらいのロンドンを舞台としたファンタジー。高層ビルの屋根や屋根裏をすみかとして、ワイヤーとリールで空中を移動しながら生きている一族という、「現実世界にもファンタジーはひそんでいるんだぞ」設定がまず魅力的。子供の夢想みたいなのを実力ある作家が物語にしちゃったケースなので、読後の「もしそうだったらなー」というファンタジー特有の酩酊みたいなのが味わえます。
FT308。全五部作予定だったシリーズの最初の一巻。いろいろあって三巻までしかでなかったのだけど、話自体は一巻完結なので特に問題はない感じ。架空の中国唐代を舞台にしたチャイナファンタジーに、古典中国のアレヤコレヤを詰め込んだ、最高級の「ほら話」。文章には癖があり、何より密度がめちゃくちゃ高いので活字を読み慣れない人は体力を消耗しちゃいかねないんだけど、皮肉とブラックジョークの影に描かれた物語はびっくりするほど美しい。主人公コンビ、力持ちだけが特技の農村の垢抜けない青年十牛と、老賢者(というかイカサマ師)の李高老師は、ちっともヒーローらしくないデコボココンビなのだけど、迷宮、幽霊、過去の因縁話、宮廷につきもののスキャンダルをくぐり抜けていくと愛すべき人物だと気づく。ラストシーンは本当に素晴らしい。
色々あって一時期勝手に片想いしていた人(以後foo)が夢に出てきた。
(一応「付き合う?まあ無理ですねーっ」ってことですでに諦めはついている)
夢の途中、俺はベランダっぽいところにいて、屋内のほう見たらfooがいてfoo含めて3人ぐらいで恋ダンスの練習をしていた。3人とも服は着ていなかった。
3人がベランダに出てきた。ベランダは特に広くないのだが誰も俺に気付いてなかった。多分幽霊になってたんだと思う。あるいは神の視点。
3人でいろいろ話してるのを聞いていたが、fooがいつもと違うというか、喋ってるのほとんど見たことない大人しいいつもとは違い、フランクな口調になっていた。結局かわいい。
で、ほどなくしてfooの彼氏っぽい人が来た。こちらは服を着ている。よく見たら赤ん坊っぽい子を抱えている。
彼氏っぽい人はfooといちゃいちゃ話してて、甘すぎない長続きしそうなカップルって感じでやりとりしてるのを見た。
その後、fooは彼氏っぽい人から赤ん坊を受け取ってよしよししてた。うまく言えないがとてもキラキラしていた。
夢なのでオチは無いです。
いわゆる霊魂とか幽霊とかはおおむね信じていないけど、物理法則の外といいますか、
人間が観測不可能な領域の法則にもとづいて発生する現象などが存在して、その一部が「魂」などと称されているモノに相当する可能性というのは十分に考えられると思っています。
何かを説明する方法には色々あって、科学的な説明より魂だの幽霊だのいう話の方がしっくりくる心理や場面ってのもあるんじゃないかな
たとえば、科学的に幽霊と呼べるものは存在しないと思っていても、夜道で何かがふわーっとして見えて理屈じゃない恐怖を味わったら
そういうときに「霧に光が反射したもの、もしくは一種の催眠状態による幻覚らしきものを見て怖かった!」っていうのはチグハグだよね
夢にまつわるこわい話
実家の居間でのこと、目の前に亡くなったはずの父がいた。陽気に話しかけてくるけど状況がつかめなくて、感覚的には現実に限りなく近かった。え、幽霊なの、本当に見えるのかと思った。でもあり得ないと思って自分の頬を叩いてみた。横に居た母が笑っていた。
あたりを見廻す内にその父の隣にもう一人同じ父がいた。最初に居た父が自分の顔のお面を被っていたのを見たところで目が覚めた。
夢の中ではじめて自分の頬を叩いたけど、それでも目覚めなかったんだから、頬を叩いても意味がないんだと分かった。それって、限りなく現実に近い夢ってこわいよね、という話でした。想起してみれば、この前に明らかにおかしな夢を見ていたのだけど、もう忘れちゃった。ちなみに今年は亡き父の夢をよくみる。いつになく話しかけてくるから、起きるとなんだかさびしい。
当方、Twitterは垢だけ取って全く使っていない幽霊ユーザーである。
このところTwitterが凍結凍結うるさいもんだから、報告したらまず凍結されそうな、
悪質なツイ垢というのを探してきて、自分も初めて通報というのをやってみた。
報告してからしばらくして、報告完了の返信が来た。しかしその後、まるで続報がない。
ようやく次の返信が来たのは、通報してから10日ほど後のことだった。
しかも返信に「Twitterルールに違反しているのを確認しました」とか書いてあるのに、
今日の書き込みはまだないようだが、数日前まで平常運転でヘイトをまき散らしていた。
もしかしたら、報告したツイートだけは削除とかしたのかもしれないが、
そんな昔のツイートなんか覚えちゃいないので確認のしようもない。
そりゃサヨクの人らも怒るわ。
1年ほど前、内部から突然わいてきたもこっちかわいさに基づいてわたモテに注目していたんだが、
あれよあれよという間に(一部ネットで再び)絶大な人気を誇るコンテンツになってしまった。
俺も夢中になっているうちの1人で、
ここまで漫画の新作を楽しみにする、というのはこれまでの人生でなかった。
「その界隈の最右翼」たる青木淳悟『私のいない高校』となぜだかダブらせて読んでしまっていることに気がついた。
『私のいない高校』ってのは一言で言うととにかく凄い不思議な小説で、
さしたる個性がない教師とさしたる個性がない留学生との関係を中心に、
さしたる個性がないクラスメイトが描かれ、さしたる事件もないまま学生生活が送られる・・・という話で、
文字に起こすと何がおもろいねん、って話なんだけど、あるタイプのわたモテ読者は読めばピンとくると思う。
魅力的な個性派揃いのわたモテ(ってアイロニーなく書けることに少し感動)とは一見対照的なんだけど、
あとこれは些細なことだけど舞台が千葉県であるとか(千葉県には「ヤマ」がない、というエピソードが冒頭にあざとく挿入される)、
学生が主に女の子であるとか、一応修学旅行にヤマらしきものがもってこられるところとか、
色々とオーバーラップするところがある。
ちょうどコインの裏表として読んでいる、とでもいうか。
わたモテを読んでいると、自分がもこっちでもなく、主要キャラクターでもなく、無論うっちーでもなく、その他モブでもなく、しかし神の視点でもない・・・
そんな不思議な、要は幽霊ってことなんだけど、ポジションに置かれている気持ちになるんだけど、
まあ、おれはもこっちが好きだしおれはもこっちなんだが。
興味があるひとがもしいれば読んでみてくれ。