はてなキーワード: ホワイト企業とは
定時退社が当たり前、ダンスを習っているのよ~とか、連休には旅行に行くのが当然だと思っていたりとか、そういうホワイト企業。
バイトも派遣も差別されない。急に有給を取っても怒られない。理由も聞かれない。みんな楽しく働いているように見えた。
飲み会でも無理に飲まされないし誰もタバコを吸わないし店の人にも絡まない。
定年近いおじさんも、若い人も、みんな大卒だった。みんな優しかった。
わたしも当たり前のように、同世代の社員から「うちらが大学の頃ってさ~」と話を振られたが、わたしは高卒だ。
どうでもいいけど両親はどちらもヤンキー上がりバブル世代の中卒で、高校に行きさえすれば仕事に困らないと思っていたような人だ。
だからわたしも当たり前のように高卒。アラサーで独身で低所得よ。年収200万もないよ。
わたしもね、高校は出席日数ギリギリで卒業したバカだよ。学校なんてかったりーよーとか言ってさ。
社会に出て、すぐに気がついた。あーわたしはバカなんだってね。
同級生はみんな大学に行った世代なのに、学校が嫌いとか勉強が嫌いとか、もっと言えば家にお金がないから大学に行くなんて選択肢ははじめからなかった。
高卒がほとんどの職場なんて、お金もないからみんなギスギスしているし無駄な根性論みたいなのをかざしてくるし優秀であっても年が下なら立場は上にいけないし、人より努力すると生意気だとか言われて妬まれる。
バカばっかり。もちろんわたしもそのバカだ。
知ってしまったら、自分たちの世界はなんて余裕のないクズばっかりなんだと思った。
海外旅行どころか家族旅行も行ったことがないしそれどころか映画館にも行ったことがなかった。
そんな生活をしていたのに「今度の休み、オペラ見に行かない?」とか「ミュージカル行かない?」とか「一緒にヨガ習おうよ~」とかそういう会話がこの世に存在するってことを知ってしまった。
とある女性社員の家にお邪魔したら、品のよさそうなだんなさんが「お友達? じゃあ今日はぼくが洗い物をしておくね」なんて普通に言いやがった。
家にいるのに一人称がぼく!? そんな人間見たことがない!!! 奥様劇場の世界か!?
うちの母は「二十歳すぎて童貞なんて病気だよね~~www」とか言うし、娘であるわたしに向かって父との性生活の愚痴をこぼすような人なのに。
アニメを見ている大人は犯罪者だと思っているし政治家はみんな悪いことをしていると思っているし若者は自己主張が激しいから仕事がないと思っている。
だからあんなホワイトな大人がいる世界が信じられなかった!!!
でも低学歴でクソブラックがお似合いのわたしにはまぶしすぎて、そういうコミュニティに染まりきれなくてつらかった。
こんなアホでも手取り16万もらえる事務なんていいほうなのだが、ホワイトさんたちから見たらカス給料なので「うちの会社受けなよ~去年も40代の新入社員がいたから30代なんて全然大丈夫よ~」なんて言ってくれるわけ。
受かるわけないじゃん! わたしすっごいバカなのに!
わたしが高卒の上にバカである可能性を考えないホワイトさんたちには劣等感しかない。つらい。ホワイトさんは天上人か。
バカでヘビースモーカーばっかりの職場のほうが、猫をかぶらないで済むので疲れなかった。
この前、中卒の友人が妊娠して結婚した。旦那は税金を滞納していて役所から車を差し押さえられるような人だ。
もうすぐ倒産しそうなんで記念に綴ってみる。
会社の規模はいま70人ぐらい。でも売上がやばくなってから20人ぐらい辞めたから前はもっといた。
自分は紙ものの営業担当で、得意先の企業とやりとりしながら主に家電製品のカタログとかを作ってる。
一番の得意先は家電メーカーで、そこからの売上が8割以上を占めてる。
イケイケだったころはうちの会社も調子が良くて、海外の展示会見に行ったり、経費で大宴会したりして
でもここんところの家電不況の煽りで値下げ圧力が半端無くなり、坂を下るように利益率が低下。
無駄に給料が良かった上に減らすに減らせず転がり落ちるように赤転。
うちも社員が楽したいから立て込んでるときは外注してたんだけど、
強引に内製化したせいで過労で倒れる奴が数人。
そんで今まで外注してた会社に1円も行かなくなったので先月下請け2社が倒産www
噂によるとうちも現預金が底をつきそうらしく、4月の給与改定はおそらく地獄との噂。
そんなこんなでこうなったんだけど、ここに来るにはやっぱり原因があるんだわ。
まず社長。こいつは社員の業務内容は全く把握しておらず、取引先でも適当に茶飲み話しかしない。
頓珍漢なことを言うので同行するといつもハラハラする。
その割に持論てやつはあって自分が思ったことは100%正しいと思ってるから
下の人間が何を言っても聞いてくれない。
プレゼン前の土壇場で口出してきて今までの方針をひっくり返すのが趣味。
最近Webに目覚めたらしいんだけど、どこから聞いてきたのか悪質なSEO会社に丸め込まれて
よくわからんのだけど数千のサイトからリンクを貼ってGoogleペナルティ食らって検索に引っかからなくなったみたい。
Web部門の人とちょっと話したら、最初から反対してたのに押し切って発注した結果らしい。
次に専務。こいつは毎月朝礼のたびに「売上が厳しい!」しか言わない。
なんか昨年突然親会社から派遣されてきたんだけど、売上が厳しいから頑張れしか言ってるのを
聞いたことがない。普段も何やってるかわからない。帳簿にらんだら現金が湧いてくると思ってるのかもしれない。
なんか業界の人達と飲み歩いてるらしいが全く仕事に役だったことがない。
以上3役員は現場経験が無いので部下が何やってるか理解できてないし
理解しようともしてないし、
なによりいま会社が潰れてもアーリーリタイアと割りきって生きていける逃げ切り世代。
あと相談役と顧問が1人ずついるんだけど何もしてないので触れないでおく。
赤字っつっても中小企業でたかが知れてるんで、こいつらの給料削ったら黒転するんじゃないかと思う。
ちなみに、もう3年ぐらい赤字なんだけど、この偉い人達はやれモーターショーだ
やれCEATECだと東京に出張して飲み歩いて、その割になんのレポートも共有しないという
まさに経費の無駄遣いを未だに繰り返している。
俺は中途入社組なんだけど、新卒から入ってるやつらもかなり多い。
倒産したらみんな職務経歴書もかけないでフリーターになるんだろうな…
去年の夏ぐらいに給与体系の変更があって、
それまで裁量労働だったのが、フレックスになって残業がつくことになった。
でも説明会に出てみると、残業代はみなしとして今までの月給に含まれており、
しかも深夜と土日の超過勤務手当は超過分と不足分をプラスマイナスを相殺して今までの月給分しか払わないと言われたwww
何を言ってるか5分ぐらい理解できなかったw 労基ww
結局固定費は変わってないんだからこの改定の意味は今もわからない。
そんなわけでなんかこの会社が糞な理由を考えてみた。
・Webへ注力する機会を逃した。
Web部門っていってもコーダーさん一人とデザイナーさん一人でやってて、
増員の話もあったんだけど案件断ってまで頑なに人増やさなかった。
らしい。アホかと。
・リストラできない
発注元がリストラしてるんだからうちだってリストラしないといけない。
でも何やってるかわからない顧問とか平の営業でも日がな一日フリーセルしてるような
・価格競争力をつけなかった。
何とか安く上げたいところだが、
あろうことか弊社はライターすら正社員で雇っているという超絶ホワイト企業。
もちろんそれは見積もりに跳ね返るのでライバル業者に太刀打ちできずに
数々のコンペ案件で撃沈。売上低下を招いた。
新卒から天寿を全うしそうなおじさんたちはなぜかプライドが高く、
現場の社員の若いやつにもそういう病気が蔓延してるのでたちが悪い。
でもこんな会社他にもわんさかあるんだろうな。
今までのパイプ活かして案件取れてるところばかり。やっぱりそこに注力できなかったうちは本当にダメだった。
ブラック企業って格好のネタを自分んらの持ちネタに使うのは勝手やけども
まだワタミ会長が自分ん所はブラック企業じゃないと言ってるのがマシに聞こえるわ
何でってワタミの言うブラックじゃない宣言はあながち間違いじゃない。
ブラック言われてるんは連結子会社つまり本社はホワイト企業の部類に入る。
一方どこそこの〇〇って確かに言うてくれれば分かる問題を何も明示せんと
架空企業を挙げてこんなことが実際にあるんですよキャハハハですもん
そらテレビ局は信用できひんわいな
他方よくテレビ局は年収自慢みたいに言われてるけど、その実勤務時間や日数が休出サビ残だらけのインフラ鉄道の現場職と大差ないがな
にも拘らずテレビ局ってのはホワイト扱いされてるのは何故だと思う?
そりゃ一部の華やかな部署がクローズアップされまくれば事実そうなるやろ。
ワタミと同じ寸法なのよ。
また、政党にしても碌な所がないねん。そういう政党に限って、その関連企業および個人団体がブラックやったりするんや。
例えば公明党は支持母体の日本最大の害悪かつ朝鮮仏教系の創価学会、日本共産党は支持企業がブラックどころか殺人教唆や詐欺、強姦(女子高生コンクリ事件とかな)に手を染めてるのもある。他の政党に至っても何ら解決しようという試みがないのは、自らも汚職に手を染めているからであって、誰も彼も本気でブラック企業を断罪する気がないんやで。
ボクはブラック企業を生み出したんだ。
ボクがブラック企業を産み出した理由を3つ述べるよ。
2.「あのサービスはもっといいぞ」とか、他サービスと比べられる
ひどい口調でクレームをつけてくる客がいる。
1人のキ印さんではなく、それも多数いて、
クレームは毎日のような電話や連続メールなどがあることも多く、
それを減らすために凄く細かい所まで製品のクオリティに気を付けるようになってしまう。
「あのサービス(同業他社)を見習えよ!(次からそっちを使うぞ!)」
と言ってくる。
当然ながらウチも自動化する箇所は自動化し、現時点での最大の効率化を図っているのだが、
他社も当然同じような事をしている。
これは競争で、効率化くらいで他社に勝てたら苦労はしないのだ。
結果、クオリティを最大に高める為に長時間作業になってしまう。
従業員を増やせばいいかって?増やせばいいってもんじゃないよ。
より大きなコストがかかるし、その分広告費が減り、他社に負ける。
これは「採用」の問題だろ、と一蹴される気がするんだけど、
持ち駒ひとつひとつの結果を最大に出すために、長時間労働でねん出するしかない場合も多い。
我らはこれからも製品をよくするために精進してまいりますので、
今後も温かく見守って頂きたいと思います。
それは皆知ってるだろ。これはチキンレースで、ホワイトになった瞬間他社に負ける。
一部の既得権益(版権とか有名商品とか)がある所はホワイトでもやっていけるかもしれないけど
多くの会社はホワイトになった時から、食い殺される運命にある。
どこの企業も法律違反をしなきゃいけない状況ってのが、何かオカシイだろう。
ブラック企業だけでなく、大抵の企業が労働基準法に違反しているのは事実だからだ。
テレビ番組でブラック企業を特集すると、決まってその労働基準から逸脱した、例えば残業時間だとか人権的な問題であるとかが
とりわけ挙げられるのだが、だから何?という話で終わり易くなる。
というのも、先に挙がったような問題はどこの会社でも起こり得る問題であり、極端な話日常風景の一つだ。
一方で、ブラック企業体質の会社は業績の良い大手一流企業だとか、労働面では、よく正社員採用され易かったり管理職にすぐになれるといった
好待遇の会社があって、そういった会社が基本的には労働基準の穴を見つけ出してそれを社員に宛がってる。
要するにサビ残というのは、管理職に関してはみなし扱いで全く問題がないし、職種なら営業職は残業がない―正確にはタイムカードとか労務システム上記録されない
残業が存在して、そういったものは全て残業代ではなく、営業手当だとか残業手当に割り振られる。
後者の場合は勿論手当だからみなし残業扱いとなるが、これは別に違法ではない。
といったような事が恒常化した企業なのだと思われるため、基本的にこういった労基の抜け穴を掻き分けてくる企業が労働基準に違反しているというのであれば、
殆どの企業、それもホワイト企業だと目される企業ですら、常態化しているのは事実だ。
総じて、テレビ番組がブラック企業特集をする時は労基法に批准しているかどうかを見るのではなくて、どういった場面でブラック認定されたのかといった経緯を説明し、
また、会社名を実名で公表しながら、その会社の抱える問題点を挙げる事が重要なのだ。
会社名を実名で上げない限り、恐らくコメンテーター等は一般のホワイト企業を例に反論するだろう。
それではブラック企業を特集する意義がない。
ハイリスクハイリターンな仕事と、ローリスクローリターンな仕事って意外と少ない。大抵の仕事は、ハイリスクローリターンな仕事(ホワイト企業)か、ローリスクハイリターンな仕事(ブラック企業)。
ハイリスクハイリターンと、ローリスクローリターンって、金融市場のようにお金が自由に交換できることが前提。
一方、労働市場では、労働者を自由に交換することは難しい。たとえば、市役所の公務員に、いきなり外資金融でトレーダーやらせても絶対上手く行かないし、その逆も同じ。だから、金融市場と異なる現象が起こる。具体的には、リスクが少ない会社って、富を蓄積しやすいし、リスクが少ない分効率向上に時間を割けるからローリスクハイリターン(ホワイト企業)になってしまう。逆に、リスクが高い会社は、ますます余裕がなくなってハイリスクローリターン(ブラック企業)になってしまうんだろうな。
こうなると、誰だってローリスクハイリターンの会社(ホワイト企業)に行きたい。でもそういう会社の入り口はせまい。結局、新卒のときに運命は決まってしまう。そして、その後は、「富める者はますます富み、富める者はますます富み、 貧しき者は持っているわずかな物でさえ取り去られる(マタイの福音書13.12)」のだろう。