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はてなキーワード: 代数幾何とは

2024-01-27

anond:20240127094125

社会人になってから代数幾何とかウィトゲンシュタインとかは勉強しないわけ

するが

ウィトゲンシュタインはやってないけど代数幾何はブローアップして特異点解消するとかそのくらいまでは勉強したわ

2022-07-18

役に立つかどうか、を考えるときの話。

何かが役に立つかどうかって、あんまり決めつけないほうがいいと思うんだよね。

やりたいことをやろう、とか、好きに生きていこう、とかのジャマになるから

子供のころから言われていて逆方向に何十年もかけて一周してきた感じがするからちょっとそれを書いてみる。役に立たないかもしれないけどね。

小学生の時、学校先生はよく言ってた。

勉強は役に立つからするのではありません。人生を豊かにするためにするのです」

中学生になってゲームセンターで遊んでいると、年上のお兄さんたちはみんなで考えて答えてくれた。

ゲームなんか役に立つわけねぇだろ。オマエにはまだ分からね―だろうけど、だからいいんだよ」

「違うね。役に立てられるかどうかは自分次第なんだよ。それに、立つか立たないかで行動を決めないほうがいい。勉強だって同じさ」

高校時代に会った職人さんはよく怒鳴ってた。

知識ってのはなぁ、役に立つかたたねぇかじゃねぇんだよ! 何度も言わせるな。役立てられるかどうかなんだ!!」

そんなの全部分かってると思ってたし、だけど実際には役に立つことと立たないことってたくさんあって、みんな心のなかで本当は順位を決めてると思ってた。

これがすごく上手く書きづらいから、伝えづらくて自分の中にもしっかり入らなかったんだと思う。

「みんな生きてるんだ」とか、「働くって尊いことなんだ」とか、「人は平等なんだ」とか、そういうのの一種だと思っていて、暇つぶし無意味なことをバカにしてはいけないとか、あまり役に立たないことをしてるように見える人でも笑っちゃいけない、どこで何が役立つかなんて誰にもわからないことがあるんだから――、みたいに。

だってそうだよね? たくさん役に立つ人や仕事が偉くて、誰にでもできる仕事はそんなに偉くない、ってたいていの人がどこかで思ってない?

役に立たないなんて簡単に言うもんじゃないってお説教もう中学生になるかならないかのころに聞き飽きてたし、おとなになって働くようになっても「職業に貴賎なし」とか『働かないアリには意義がある』とか、そんなのばっかりで、多様性担保のための有用指標隠蔽するために、差別助長させない社会的配慮としてこういう議論はずっと見てきたから、心の奥底ではどこかで嘘だなって思ってたんだよね。

How to本とかだってたくさんあって、売るためなのか売れるからなのか知らないけど偉い人が書いてる立派な本を出してる大きな出版社が競うように、『これさえ覚えれば安心』『今すぐ役立つ即戦力』『要らないものは捨てて楽になろう』みたいなのずーっと出してるじゃない。

無能な人は**をする」とか、「役に立たない人の特徴は**」とか、「**で迷惑をかけない方法10選」とかさ、そんなのばっかりでしょ?

だけど、根本的に、もっと本質的に、徹底的に実は間違ってたんじゃないかなって思う。

中年になった父が呆れたり怒ったりしながら何度も何度も言っていたのは、差別とは話とは違って、「知識技術勉強は役に立つかどうかとは無関係」ってこと。

本当にこれって、表現するのが難しい。

データベース存在運用方法無関係、って書いたらSEさんは理解してくれるかな。

詳しくないけど、ベースって書いたらだめかも。データ自体が役に立つかどうかは運用の仕方次第、とかのほうがいい?

運送業の人なら信号の色と指示内容は無関係、とか。

赤や緑や黄色自体には危険とか進めなんて意味はないし。

日本語問題だよね。

知識という概念は、有用性とは無縁である。……って書いても分かりづらいでしょ?

勉強という行為意味は、その活用法を定義してはいない。……とかじゃ、お説教みたいだよね?

技術は人次第、だと名言だけど……、役に立つかどうかの判断技術無関係って説明になってるかどうかちょっと疑問。

あ、そうだ。

役に立つ、ってどういうことか考えたらいいのかな。

有用である効果である、用を成すのに適している、とかって感じ?

主語がないんだけど、役に立つ、って言葉もそうだからややこしくて、将棋技術知識将棋をする時にものすごく役に立つし、古文勉強古典を読むのに必須だし、ハキリアリの生態に対する知識は蟻や農業研究をする時に役に立つ、みたいな。

外資系ファンド通訳をする時に将棋知識はきっと役に立たないし、サーバー構築に古文勉強はたぶん必要ないし、定期運送操縦士免許を取るのに蟻の知識は役に立たない、みたいな。

何が言いたいか伝わってるかすごく不安だし、もっと言うと自分がしていた誤解と言葉に対する認識の溝を感じてもらえるか自信はないけど、無関係概念だよね、って話。

きっと以前に指摘してくれた人はいるんだけど、関連付けること自体が間違った発想だよね、って。

……もどかしいなあ。(笑)

『役に立つ知識』も『役に立たない知識』も存在しなくて、知識は単に知識なんだよね。

日本日本人と日本語だけで話してる時に英語中国語ドイツ語も役に立たないし、ごはんを作る時にサーバー構築技術はいらないし、眠れなくて落ち着きたい時にパイロット免許は役に立たない。状況によって必要技術知識勉強も違うから、役に立つ時も立たない時もあるのは当たり前で、それは技術知識勉強有用性の指標には成り得ない、とか書くともっと回りくどくなる? ああ、自分技術知識自身がある人だと「だったら役に立つ状況が多いほうが有益ってことだろ?」とか言いたくなるのかな…。

なんか凄く凄く溝を感じる。

通称としての知識体系やその象徴としての言語、みたいな方向からのがいい?

学科、って括りは現実世界には存在しないから、どこからどこまでが現代文外来語英語かってあんまり意味ないよね。

数学確率統計から代数幾何とかあるけど、全部机上の話であって実在構造を厳密に数値化するなら分子なの原子なの素粒子レベルなの? って話あるよね。

同じ理由物理袋小路な面があって、生物化学も突き詰めれば物理と繋がっていて、地理歴史考古学ありきだから古典も外せないし、古典には外来語も入ってくるから知らないよりは知っていたほうがいいし、歴史は暦の面から天文学重要から数学必要なこともある。どこからどこまで、って知識学問で切り分けて必要必要って決める意味あるの? って。

だって**学、って言葉では言うけどそんなもの実在しないでしょ?

ほんとうは役に立たない物だってそうで、この世界にあるもの、って、みんな人間のためにあるわけじゃないから、おかしな言い方だと思わない?

……違うかな。

人間自分達のために作った物は、人間のためのものかもしれない。でも、これも境界曖昧かな。コンピューター計算するためのものから(たぶん2,30年は)役に立つけど、農家の人が(たぶん何年も品種改良して)作った野菜人間のために人間の作ったものかどうかよく分からない。だからか知らないけど、「役に立たない野菜」っておかしな言い方でしょ?

変なたとえだけど、もし人間がいなければ、世界にあるものはみんな役に立つかどうかは関係ない気がするんだよね。それでもきっと存在してると思うけど。

いろんなものをそう考えてみるとおもしろいかもしれない。

サバイバルナイフサバイバルする時に役立てるために作ったもので、バケットホイールエクスカベーターは鉱石採掘する時に役立つ機械で、黒曜石は小さな肉や植物を切る時に役に立つ。

でも、黒曜石が役に立つ石だからって、石を役に立つか立たないかで分類するのはおかしい。

乗り物好きな人が近くで笑ってるけど、少なくともバケットホイールエクスカベーターはお庭に近所の人からもらったテッポウユリ移植するのには役に立たない。ナイフや黒曜石のほうがまだいい。

「それでも、誰がどう見ても役に立たない知識や物ってあるだろ?」

 って言われると困っちゃうかな。

何かまちがってるような気がするけど、ずっと考えてたらよく分からなくなってきちゃったかな。

しかしたら「人は何の為に生きるのか」と同じまちがいかも。

人間ってすごく特殊一部の人を除けば、誕生から何かをする為に産まれた、って決められている存在ではなくて、「何をするか」だよね?

偉い人とか平凡な人っていうのも実は同じで、区別とか差別ってそういうものなのかもしれない。

世の中の人を役に立つ人と役に立たない人に別けて考えるのってあんまり楽しくない気がするんだけど――、

あなたはどう思いますか?

おしまいです。コメント以外では初エントリーでした。おやすみなさい。

2022-05-17

anond:20220517113920

望月ブログに例として挙げられている19世紀数学高木近世数学史談」の後半の楕円関数論や、岩澤「代数函数論」の序文の内容)を分かりやす解説できないような人が、現代代数幾何・数論幾何解説をするなんて不可能だよ

2022-04-13

anond:20220413113250

幾何ができるとゲーム開発が有利になるよ!

ゲーム開発したい女子代数幾何もがんばろう!

2020-08-29

anond:20200827182934

行列を一次変換まで教えていた

 数学Ⅰ 数学ⅡB 数学Ⅲの最後10

 基礎解析 代数幾何などの世代

この20年間が高校数学指導要領のベスト

この後のABCかになってから高校教育崩壊

行列が消えてベクトル数学Cに上がってデタラメ

2020-07-23

anond:20200721013244

代数なんてクソの役にも立たない

21世紀にもなって数論や代数幾何が高尚なものだと思ってるのは日本人だけ

解析の学者数学の本を書くべき

2020-07-12

東大工学大学院出たけど、数学物理もできない

東大修士工学大学院を出たんだけど。

心残りがある。

  

数学物理全然勉強できなかったことだ。

全然というのは、工学必要もの以外は全然くらいの意味

  

ホッジ作用素とか、アインシュタイン方程式、群環体、微分幾何、集合と位相くらいは理解した(つまりe-MANや物理のかぎしっぽくらいのサイトを眺めるレベル

でも、

場の理論って何?繰り込み群って何?超対称性って何?

代数幾何って何?ルベーグ積分って何?幾何学の不変量って何?

って感じの、学部中級レベルしか物理数学理解できていない。

東大まで行って、これかよっていう。

ってか、工学系でも、これらの知識使ってるところは使ってる研究室あって、普通に研究してるわけで。

  

自分がいた研究室は、そんなに高度な数学物理も使わなかった。せいぜい、微分幾何学とかチョロっとだけルベーグもあったかなーくらい。ほとんど何もまともな頭を使う議論はなかった。ルベーグってのも、別にルベーグじゃなくて、ノルムがどうこうでちょろっと。

  

物性系なら、超電導とか相転移とか。あるいは、核物理とかなら、普通に素粒子とかで数学バリバリできたんかなあ。

もう就職しちゃったけど、博士やれるなら、純粋数学か、素粒子物理やりたいなあ。。。

  

人生、こんなにレベル低いところで終わるのいやだ。

2020-07-05

IUT理論宇宙タイミューラー理論)に関して思うこと

数学理論研究過程には、多くの具体的な実例があって、ほとんどの数学者はそういう実例イメージを頼りに理論理解している。

IUT理論が多くの数学者に受容されないのは、その中間的な成果として、既存数学理論説明しないためと思われる。

よく、「他人がやらないことを研究せよ」と言われる。学者オリジナルな成果を出すことが仕事から、それは当然と言える。

では、ここで安易に「誰もIUT理論研究しないから、自分研究してみよう」と考えるべきだろうか。

IUT理論研究するというのは、今の段階では、IUT理論の成果や論法から既存数学の主要な成果または未解決の成果を導くということになる。

だが、よく考えてみると、そんなことをするにはIUT理論理解するのに加えて、やはり既存数学を深く理解していなければいけない。

たとえば、仮にIUT理論の成果からBSD予想やTate予想などの数論幾何の超重要な結果が得られるとして、それを導くにはやはりBSD予想等の同値な言い換えや十分条件を深く理解していなければいけないだろう。そして、それは現代の数論幾何代数幾何を専門的に研究することに等しい。

そして、そもそもIUT理論は「誰もやらない」のではなくて、「多くの人が研究しようと試みて結局諦めたもの」というのが正確である

から、IUT理論を用いて何かできる人というのは、別の研究を数年やれば、それなりの結果が出せるのではないだろうか。だったら、最初からそっちをやろうと思うのが普通感覚ではないだろうか。

2020-07-03

東大理系院に行って、救われた話

Fラン私立大卒業後、しばらく資格職で働いたのちに、30歳目の前で東大理系院に潜り込んだ。

  

学部はド文系だったため、入試に受かるか不安だったが、あっさり受かった。

研究にはあまりついていけず微妙な結果しか出せなかった。

  

しかし、自分東大に行って救われたと思う。

大学院に進学した理由は、世界に対する絶望があったから。

働いていて、こんなもの世界なのかと、人付き合い含めて嫌になっていた。

  

理系に関して憧れがあった。技術人間は救われるんじゃないかと思った。

研究分野に関していえば、さら絶望が深まった感があるんだけど。

自分研究分野以外の方面での技術を学びまくった。

  

まず、入学当初に期待していた数学理論物理に関しては、少しガッカリだった。

東大数学科や理論物理科(数理科学院)の研究を眺めたが、これらが直接世界をよくするイメージイマイチわかなかった。

もちろん、カラビヤウだの、ヤンミルズだの、M理論だのはあまりからなかったニワカで語っている。

しかし、代数幾何や数え上げ幾何ルベーグ関数解析アインシュタイン方程式くらいは理解した。

もう少し勉強すれば深い感動はあったのかな?

  

一方で、予想していなかった分野では感動がたくさんあった。

情報幾何学、材料物性、光学計算化学といった、実学ちょっと先の分野が大変面白いと思った。

そのような研究を見聞きするのは大変楽しい

数ヶ月ごとに、これまでの人類刷新される成果がガンガン出てくる。

パワー半導体や、レアアース採掘電池エネルギー技術は、本当に2、3年でドンドン人類根本的に変わる発明実用化がガンガン出る。

このような分野を普通に理解できるようになったのは本当に楽しい。(別にこのくらいを楽しむ程度なら、東大行かなくても、youtube勉強とかでも最近はいいのかもしれないけど正直)

  

予想していなかった感動として、学内ベンチャーも凄かった。

こんなに東大生というのはチャンスがあるのだなと感動しっぱなしだったし。

当然それに答える技術ゴロゴロ東大研究室にはある。

  

正直、自分研究はうまくいかなかったが。

それなりに高価なパソコンシミュレーションしたり、

いわゆる最先端というか、未来を変えうる技術を少しできるようにしたくらいの成果はできた。

また、この分野の研究や成果をどうやって作るのかの知見も得られた。

  

自分は、社会人に戻ったが、あの日々の経験自分にとっては、「生きててよかった、世界は間違いなく変わる」ことを実感させてくれた。

普通に技術系のニュースを見ると、人類絶望せずにいられる。

技術が作る未来を見たいし、そこに、自分のようなブサイクで生きる価値のないキモい人間も生きていられる世界ができる気がするし、自分でも世界を作れると感じられるから

2020-06-29

IUT理論宇宙タイミューラー理論ブームに沸く人たち

まず断っておくと、この投稿には望月教授およびその関係者貶める意図は全くない。また、「IUT理論が間違っている」と言っているわけでもない。この投稿の主旨は「IUT理論ブーム」の現象本質を明らかにすることである

ブームの異常性

まずIUT理論は決して数学特に整数論、数論幾何)の主要なブランチではない。「論文を読もう」というレベルの関心がある数学者でさえ全世界に数十人しかおらず、自称理解している」のは望月氏とその一派だけ、そして理解した上でさら理論を発展させようとしている研究者は恐らく数人しかいない。

もちろん、これは数学研究分野として珍しいことではないし、研究者の数が少ないと研究の「格」が下がるなどということもない。しかし、abc予想解決したというインパクトに比べれば、これはあまりにも小規模な影響でしかない。そういうものに、一般人も含めて熱狂しているのは、異常と言える。

繰り返しになるが、これはIUT理論のもの、および望月氏とその関係者貶める意図はない。

内容を理解せずに、単語に反応する人たち

数学科の学部生や、数学の非専門家で「IUT理論勉強したい」などと言っている人も多い。それは大いに結構なことである。どんどんチャレンジすればいいと思う。

しかし、専門的な数学を学ぶ際には、たとえば「可換代数複素解析が好きなので代数幾何研究したい」とか「関数解析が好きなので偏微分方程式作用素環論研究したい」というように、既存知識経験を手がかりにして専攻を決めるものではないだろうか。IUT理論に興味がある非専門家には、そういう具体的な動機があるのか。単に「話題キーワード」に反応しているだけじゃないのか。

IUT理論の具体的な内容に関心を持つには、望月氏の過去の一連の研究に通じている必要がある。そうでない人がIUT理論の「解説」などを読んでも、得られる情報

だけだろう。これに意味があるだろうか。そのような理解で「何か」が腑に落ちたとしても、それはその人にも、数学界にも何ら好影響を与えないだろう。

IUT理論よりも他に知るべきことがあるんじゃないか

こんなことを言うと、「専門的な数学を学ぶには、その前提となる知識を完全に知っていなければいけないのか」と思われるかも知れないが、もちろんそんなことはない。時には思い切りも必要である

しかし、望月氏本人が述べているように、IUT理論既存数学知識類推理解できる数学者は、自身を除いてこの世にいない。これは数論幾何専門家を含めての話である。数論幾何専門家は、一般人から見れば雲の上の存在である。そういう人たちでもゼロから勉強し直さなければ読めないのである一般人がIUT理論の分かりやす解説を求めるのは、1桁の数の足し算が分からない幼稚園児が微分積分の分かりやす解説を求めるのの1000倍くらいのギャップがあると言っても誇張ではない。要するに、難しすぎるのである

一方、数学界には既存数学伝統を多く汲んでいて、最新の数学にも大きな影響を及ぼしているような理論は数多くある。それらは、学部4年生や大学院生セミナーで扱われたり、全学部向けの開講科目で解説されたりしている。数学を知りたい、または普及させたいと思うならば、そういうものを扱う方が適切ではないだろうか。

「IUT理論ブーム」が示すもの

「IUT理論ブーム」が示すのは要するに、ほとんどの人間はある事実説明した文章なり理論なりの本質的な内容に興味がない、ということだ。

彼らは、書いてある事実関係を論理的に読み解くよりも、抽象的な内容を脳内自由解釈することを好む。むしろ理解できないからこそ、何か高尚なことが書いてあると思って有難がったり、満足感を得たりする。

この構造疑似科学新興宗教と同じなのである(IUT理論疑似科学だと言っているのではない)。彼らはあくまでも自分の中で腑に落ちる雑学知識を求めているだけであって、数学理解したいわけではない。そして、こういう人向けに数学科学知識を「布教」しても、社会への貢献にはならないと思う。

2018-12-18

工学系の大学院に入ったけど何学ぶべき?

マッタクの初心者工学系の大学院に入った。

3Dモデリングや3Dプリンタラズベリーパイモータ制御などは勉強した。

研究ロボットとかそういう感じなんだけど。一応何してもいい感じの研究室ではある。

周りの人は、機械学習使ってみたり、マトラボ統計解析したり、細胞使ったり、天体望遠鏡作成とかもあったりする。

  

で、実際、何の技術を身につけたらいいか迷っている。

これから研究絶対やれそうなのはアナログ電子回路プログラミング画像認識系の機械学習センサー一通り、IOT機器組み込み機械学習ラズベリーパイで学ぶつもり)。

だが、これ以外だと何を身に着けるべきだろうか。

最先端だと海外に行かないと厳しいっぽいから、TOEFLでも勉強しようかなとも思っている。あと、個人的趣味数学代数幾何、数論幾何、測度論)は絶対やる予定。

  

でも、イマイチ、どうやって自分が食えるようになるかが分からない。

できれば、GAFA就職して、凄い技術を作りたいなーと考えている。

あるいは、フリーになって勤めなくても暮らせるようになりたい。

2017-05-27

http://anond.hatelabo.jp/20170527180110

ADHDとか詐欺医師妄想から信じるのやめたら??

俺も定義ドンピシャに当てはまるけど、気にしてないよ。

例えばだけど基本的な解析とか代数幾何程度も理解できない人って判断力がそんなに高くない傾向高いけど

別に数理理解障害とかの障害にならんでしょ?

2014-12-16

http://anond.hatelabo.jp/20141216130421

えー勉強きらーい

でもね、この前パパが代数幾何の本を買ってくれたんだー

これは読むよ、勉強のうちにはいらないから

2012-06-18

http://anond.hatelabo.jp/20120618000932

なんと!「自分代数幾何勉強していた時は―」って書いた者だけど、その本16日に書店で注文して届くのを楽しみに待っているよ。

自分ラテン語が読めないから邦訳を頼んだんだけど、いつか数学天才が生み出した古典的な分野から現代的な分野まで全部網羅したいね

ちなみに「ガウス無限解析」という本も同時に注文した。

※追記

ガウス無限解析」じゃなくて「オイラー無限解析」だった。

2012-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20120617231518

自分代数幾何勉強していた時は「これなんの役に立つんだろうか。でも面白いから続けよう」と思っていた。

後になって本の後ろにある論文参照を見たら現代物理へ応用した論文が書いてあってなるほどなと感じたよ。

代数的な構造操作に対する、一見解析や連続世界とはかけ離れた存在がこうやって形になって出てくると嬉しいものだね。

2010-06-26

茂木健一郎うぜー

http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2010/06/post-9d62.html

日本大学入試は「プロクラステスのベッド」とか聞いた風なことを言ってる割に、自分自身の学識のなさを暴露しているんだから噴飯ものだ。

上に挙げた東京大学入試のように、高校までのカリキュラムに出題範囲を限定した上で、その中で人工的な難しさを追求した出題をしていると、大学入試が終わるまでは、高校生はそのカリキュラムの範囲に足踏みすることになる。

こいつ本当に、自分リンク張ってる東大入試の問題見てみたのかと思う。どの科目も基本的な良問がおおむね揃っている(英語については言いたいこともあるがこれは日本英語教育自体の問題になる)。専門家がこの辺の問題に全く歯が立たなければ「廃業しろ」と言われても仕方ない種の問題だ。専門から離れていたら思い出すまでに時間こそかかるだろうが、一度は身につけておかなければ教科書の内容を習得したとは言えないレベルの、基本的な知識と考え方を試す問題でしかない。この程度に深く掘り下げる能力がなければ大学での本格的な勉強になんかついて行けないだろう。

というか、アメリカ大学生勉強量が多いのは、日本受験勉強と同じような内容を学部教育に詰め込んでいるからという面もかなりある日本大学の1年後期や2年前期の電磁気学解析力学で使う米国製の教科書の序文に「本書は学部上級生から大学院生を対象としている」とか書かれていることなんて結構ザラ。

本当は、さっさと量子力学統計力学線型代数か解析幾何の進んだ内容を修得すれば良いのに、18歳の段階では、いつまで経っても高校のカリキュラムの範囲であれこれと勉強をしなければならないことになる。

解析幾何wwwww知ったかぶりがもろばれなんですけど。

あのね、解析幾何っていうのは一口に言えば平面や空間に座標を引いて図形を扱うことで、思いっきり高校範囲です。せめて位相幾何とか微分幾何とか代数幾何とか言えないかね。門前の小僧でもそのぐらいの言葉は聞きかじっておいてくれよ。あんたこそ大学で何してたのかね。

それに、あの程度の数学物理がわからない奴に量子力学統計力学なんて理解できないよ。なんとかごまかして線型代数試験単位を取ることぐらいはまあできるかもしれないけど、線型代数なんて大学入学直後に習う「イロハのイ」なわけだからねえ。

学問というものは、ある程度の段階を超えると、標準化をすることが難しくなる。どの方向に伸びていくかは、分野によっても人によっても異なるからだ。

あのね、あなたが「進んだ内容」とか言ってる「線型代数」ですら「標準化」されたレベルの内容でしかないんですが何か?いわんや高校レベルをや。

アメリカSATは簡単だが、同時に、高校生の時から非可換代数無限集合論精通した学生をつくるかもしれない。

「非可換代数」とか「無限集合論」とか素人臭い用語法(せめて「非可換環論」とか「公理集合論」とかいえよ)が気になるが、東大京大数学科あたりに行けば、高校時代から大学レベル数学に手を出している学生はかなり沢山いるよ。

だいいち、東大入試レベル普通数学を理解せずにそんなマニアックな分野(リー環論とかならマニアックとは言えないだろうが)に手を出してもありがたみが理解できないと思うのだがどうだろうか。つーかお前、非可換って言いたいだけちゃうんかと。

こんなんに釣られている奴がブクマ見ると結構いるのが驚きだよ。

2008-10-31

http://anond.hatelabo.jp/20081031150127

http://anond.hatelabo.jp/20081031121513

を書いた、元増田。ちょっと愚痴っただけで、こんなに反響があるとは思わなかった。

とりあえず、元増田の専門は、人工知能を使ったテキスト処理。

大学入ってから2年間、自分は数学才能がないから、と、一切勉強しなかったら、後ですごい苦労した。

学部時代にもっとマジメにやっておけばよかったと思うもの:

数値計算

確率過程論

物理数学もっと勉強しておきゃよかった。物理おもしろいよねー。

代数幾何使わないっていう意見あったけど、EMアルゴリズム多様体の観点から理解する話とか、あの辺は、情報幾何の端くれではなかろうか・・・

http://anond.hatelabo.jp/20081031133552

し,信号処理情報伝送に関してはすっげー必要な知識だぞ?

あと学問という話では?暗号理論学問としてやるのなら数学は必須だろう。

あと情報科学でやってるのは情報伝送(情報理論符号理論)だけでなく,離散数学言語情報解析,数値解析,情報セキュリティ,数値シュミレーションアルゴリズム人工知能情報解析,計算機言語ビジュアル系,離散数学生命情報データベース金融工学など多種多様なので一概には語れない。

画像認識の分野しかあんまよくわかってないが少なくともこの分野では,相関法,オプティカルフロー,エッジ検出,特徴点抽出正弦パラメータ推定,逆問題などがあるので微積確率統計応用解析信号処理は最低限必須。使える程度に数値解析などはわかる。データベース言語解析の人たちだとマッピングなどがあるので幾何数学は必須。数値解析とかやる人たちは凸解析法とか真剣に考えてるよね。

学部のころはとりあえず代数幾何解析確率統計情報理論信号処理制御論コンピューターアーキテクチャあたりは一通りやったよ。複素解析とかめんどくさかったなぁ。ルベーグ積分とか面白いよね。

あともっと詳しく知りたいなら情報工学なり情報科学,もしくは数理情報あたりでググってみればわかるんじゃないかね。

数値解析を使ってる人たちは地球系とか機械系かもだが,その理論を作ってるのは情報系だぞ。

http://anond.hatelabo.jp/20081031124846

いやいや…それは単なるプログラマでしょ…情報科学学問として勉強しようとなると代数幾何解析確率統計は最低限必須だぞ。プラス物理生物化学やなどが必要になってくるけど,基本的に数学科並みに数学が必要。情報科学って一応応用数学だからね。

学問として勉強しないにしても情報理論は最低限必要になるわけでそうなると微積線形代数集合理論当たりぐらいはきっちり押さえておかないとついていけないよ。

http://anond.hatelabo.jp/20081031125950

情報科学確率統計代数幾何とか知らないと、土俵に立てない気がするけどな。

数学って言っちゃブール演算高校数学で十分おつりがくるレベル

確率統計はともかくとして、代数幾何は使わないだろ

言語研究でも、ネットワーク研究でも、データベース研究でも

ポリゴン表示とか言うなら代数幾何も使うけど高校数学で十分

http://anond.hatelabo.jp/20081031124846

土俵に立てないって意味じゃ、情報科学確率統計代数幾何とか知らないと、土俵に立てない気がするけどな。

 
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