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2016-06-11

水素水冷却でオーバークロックすると

Core i5で10GHzくらい出るわけがないって知ってた?

2016-01-18

http://anond.hatelabo.jp/20160117220246

経験とは血のことです。

RPG登場人物はすべて、敵の血を浴びれば浴びるほど自らの血が潤い、体がオーバークロックされていき、体力も知性も敏捷さも上がっていく体質なのです。

それは敵も同じで、強い敵ほど潤いまくり滾りまくりの優れた血を持っているというわけで。

彼らと「経験」をすると血が流れる。体液が交換される。それを繰り返すほど全能感が満ち溢れ、自信がつき、その快感の虜になるわけだからRPG登場人物基本的戦闘狂になるのです。

これはドラッグのようなもので、弱すぎる血は次第に効かなくなってくる。けれど血が欲しいとき毎回大物と剣を交えにいくのも面倒……そうなった時、RPG世界技術革新がおきました。

近代化されたRPGではクエストスクロール経験血がついてきますね?これはまさにドラッグのように精製され、言わば商品となった血の売買契約書と呼べるもの

さら進化したRPGでは、羊の毛を刈っても経験血を得られるようなものがありますね?その世界では、あらゆるオブジェクトに微量のドラッグが付着しているのです。

2015-11-07

テンション高い人(ミュージシャン)たち

たまにはがっつりハイテンション音楽もってことで。



Pharoah Sanders - Africa - You've Got to Have Freedom

https://www.youtube.com/watch?v=bV5ObaaQCV0

歪んだ音で突き抜けたブロウを繰り返すテーマもつファラオの超有名曲Journey To The One に入ってる方より この africa に入ってるほうが断然ハイテンション。ただ、この曲は他のアルバム収録もあるらしい。おれはファラオオタじゃないので、Journey~ と africa のバージョンしか知らない。ゴメン。突き抜けたテーマに対して、ジョン・ヒックスピアノが負けてないところが素晴らしい。

いまさらこんな超有名曲を取り上げなくてもと思ったんだけど、クラブジャズのキラーチューンとしてこの曲が持ち上げられたのもだいぶ過去の話になりつつあり、良い曲は何度でも取り上げられて良いと思うので。




Brian Blade - Solo

https://www.youtube.com/watch?v=8VdtC9WhnCg

人類史上最も進化した個体ブライアン・ブレイドジョシュアの曲におけるソロ

もう、何度見ても笑う(ほめてます)。おかしいだろ(ほめてます)。あり得ない(ほめてます)。

この人は基本的にかなり内向的ドラムを叩く人だと思うんだけど、その内向きのエネルギーが積みあがって行ってあふれ出た時に、誰も見たことのない新しい世界が創出されたのがこのソロなんだろうと思う。

曲の本編はこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=1ICJUFOJa2g





OCEANUS - RALPH TOWNER(SOLISTICE) Saxophone: JAN GARBAREΚ.

https://www.youtube.com/watch?v=AG5zs4Xd_kg

テンション高いと一言で言っても、外向きにガーっと行く高さと、張り詰めた静的なテンションの高さがあると思うんだけど、この曲は後者ecm の重鎮、ラルフ・タウナーの74年(75?)の作品、SOLISTICE のオープニングとなった曲。

このアルバム名盤中の名盤なので、上記の曲以外もぜひ聴いてほしいです。

この曲はヨン・クリステンセンドラムが主役。張り詰めたリズムを刻み続けるライドと、その合間に散文的に入るキックスネアにドキドします。これだけ人をつかんで離さなドラムはなかなか無いと思う。12弦に続いてライドフェイドインしてくるところで胸をつかんでうずくまりたい感覚になります。曲は上がったり下がったりしますが、張り詰めたドラム最初から最後まで貫かれていて、その集中力というかひたむきな在り様に胸を打たれますドラム以外の楽器の素晴らしさも言うまでもなく。





13th International Henryk Wieniawski Violin Competition - 2006 - Gala Concert

https://www.youtube.com/watch?v=RPb1X6Rqd40#t=54m

まさかクラシック日本人ヴァイオリニスト鈴木愛理2006コンクールでの演奏(と言っても評価後のエキシビジョンらしい)。

尋常じゃない集中力熱量オーバークロックオーバークロックを重ねた CPU みたいな状態(機械的って意味じゃないよ!)。

クラシック全然知らないおれ(この曲が誰の曲なのかもわからない)が、最初の1フレーズでつかまれ最後まで目(耳)を離せなかった。何度見てもドキドします。

クラシックを見に行ったことが無いんだけど、10回行って1回このレベル演奏が聴けるならクラシックコンサートに通うのも良いなあ。

2015-02-07

IT業界マネジメント

PGは、まず見積もりを依頼されます。この時ほとんどの場合要求仕様書が無いか、あっても伝聞で情報が欠落もしくはエラーを起こしています。残念ながらエラー訂正機構は装備されていません。CRC、せめてパリティでも入っていればちょっとは違うかもしれません。期待出来ませんが。

ここでプロジェクトマネージャー(又は管理者経営者等。以後PMと称する)から「最速でやった場合」「割り込みが入らない場合」「君がやった場合」or「部署内で最高ランクPGがやった場合」「仕様変更が無い場合」という条件が付きます

底辺PG諸君。ここでこの言葉額面通りに受け取ってはいけません。

「【最速で】3ヶ月かかります

と答えたらPMは【普通に】3ヶ月の工程工程表に書き、見積書に3人月分の金額を書きます。そしてこれは後述する危険と隣り合わせとなります

この危険経験したPGは大抵リスクを込みで【黙って】見積もりを伝えます

しかPMはお見通しです。「高い」「そんなに時間がかかるわけが無い」と言い、受け付けません。何故なら実はPMの頭の中では既に「3ヶ月」なのです。PMは追い込むために見積もりの詳細を聞いてきます

ここで素直に「リスク込み」と答えてはいけません。既にPMは前述の前提条件を述べているからです。無下に却下されます

そう、PMは「PGの口から言わせたい」のです。

戦いたいPGかつPMが同じ会社であれば「後学のためにPMの詳細見積もりをお聞かせ下さい」と聞いてみるのも良いでしょう。ただし確実に印象悪化は避けられません。PM発注元の場合は禁句です。まずキレます。そのまま発注されない事もあるでしょう。発注されなかった事を喜びましょう。

なぜキレるか。それは簡単です。「明確で論理的理由が無いから」です。理由が無い上に実は既に予算が決まっており、それを超える事は許されません。予算を超えた見積もりはPMさら上層部経営から怒られる事を意味するからです。理由が無いから理由PGに考えさせているのです。PM仕事をした気にさせるのも底辺PGの役目です。

予算を超えた見積もりはあり得ませんので、答えは「がんばりますしか残りません。しかPMはそれすらもPGの口から言わせたいのです。でもよく考えて下さい。あなたの脳はオーバークロック出来ますか?

底辺PGが出来る事は、PMユーザーが分からないように期間と予算を加算するくらいです。

一応、市場原理が働くため、安い方がいいに決まっています。金払いのいいユーザー元請けってのはあんまり無いです。そして金払いの悪い所ほど後々してやられますので、最初予算の付け方でどういう所かが大体予測出来ます

そんなわけで、予算と期間に品質と内容は関わりがありません。もちろん企業の使命として、安くて良い品を、安くても利益を、は追求してしかるべきなのですが、日本場合と金額が比例するのは極一部。IT業では基本的に、安くて良い品を出来るだけ高速に、がモットーです。受注しなければ会社がやっていけないのは分かりますが、「安さ」だけしか売り物に出来ない会社は、IT会社として失格でしょう。

かくして、短納期予算プロジェクトが組まれるわけです。そのPM理論からすると、高速バス東京から新大阪へ行く方が、新幹線のぞみ指定席グリーン車で行くより高く、書留速達郵便より普通郵便の方が値段が高い、という事になりますが。質、時間価格の何がIT業と違うんでしょうか。

実のところ発注や作業開始は遅れている事が多く、納期に間に合わせるには発注前に作業を開始せざるを得ない場合が8割ほどです。実はここにも罠が仕掛けられています

作業に取りかかろうとようやく出てきた仕様書を見ると、見積もり時の時と変わっていたり、追加されていたり、未だに仕様が無い場合ほとんどです。

「こんなものをこんな期間で出来やしない!」と憤慨してはいけません。なぜなら

「君自身見積もったんだよね」

という答えが返ってくるだけです。PM見積もらない理由がここです。PM見積もりを聞いてはいけない理由がここです。これは後々まで効いてきますので注意が必要です。「前提条件と違う」と反論するのは無駄です。PMはそれは忘れています。そもそも考えて発言していないので口が勝手脊髄反射で言った事であり脳は関知していないのかもしれません。PMにとって最重要な事は「PG自身が言った事」です。そう、工程表にも議事録にも「3ヶ月」という数字のみが記載され、いわゆる「リスク」は何処にも書かれて残っていません。

PMユーザー絶対リスクや前提条件を書き残しません。それがこの業界伝統ある慣習だからです。

ここで言った言わないの不毛な戦いをしてもいいのですが、確実に査定は最低です。もしプロジェクトから外されたらそれは喜びましょう。

管理者経営陣等からは「やる前に出来ない言うな。やってから言え」と怒られます。残念ながらこれも真に受けてはいけません。

設計、構築など作業をしている間もどんどん仕様変更・追加は流れ込みます

必然的工程遅延は避けられない事態となっていきます

PM工程進捗を把握しているのでは無く、PGが【自ら】工程表報告書に纏めます。遅延していれば遅延の理由も書き、挽回策があればそれも書きますしかPG個人が取れる挽回策などたかがしれています。と言うよりそれが分かっていれば遅延などしません。他の策は既に実行済みなので、挽回策には「残業休日出勤」くらいしか書く事が残りません。しかしこれは現実にこれしか書く必要がありません。なぜならPMはこれ以外の挽回策は理解不能からです。

仮に報告をしても「早すぎる。もっとやってみてから」「がんばれ」という答えが返ってくる事でしょう。

遅れを放置するPMもいますが、許容範囲PMにもよりますがある程度遅れが見えてくるとPMから追求がやってくるようになります

「なぜこんなになるまで報告しなかった」

そう、報告出来る時期というのは非常に限られています。多分プロジェクト工程(今の例なら3ヶ月)の中の30分くらいです。それより早いと相手にされず、それよりも遅いと怒られます。報告時期を見誤らないのもPG業の技です。

実装が難しかったり、無理難題は多々あり、その上工程が遅延しているので、相談をしに行きますしかし、それは無駄です。

自分で考えろ」

自分で書いた工程表だろ」

「やってから言ってるんじゃねぇ。やる前に言え」

他似たような答えしか返ってきません。非常に非生産的です。理不尽です。時間無駄と考え報告・相談に行かないPGも多いとか。非生産的ですが、一応相談はしておきましょう。ただし時間は取られないように。

同僚やチーム員に相談してもいいのですが、昨今のプロジェクトは人員がスタンドアロンで動いています。したがって、隣の人やチーム員がが何をやっているのか知らない事が非常に多く、相談出来ない事も多いのです。PGメンタル病が多いのは実は理由がここにあると自分は思っています孤立感が半端無いのです。まぁ、元を追えば、そいういうチームを組む事、教育訓練しない事など、実は管理者経営者が「カイゼン」や「効率向上」を題目に目の前の超短期的コスト削減だけを考えている結果なので、PGとしては何も出来る事はありません。管理者経営者は中長期について考える必要が無いからです。なぜなら「その頃には自分は満額の退職金を貰って定年退職済み」だから

実のところ単独仕事をしていればいい、と言う事はあり得ません。同じプロジェクトの中から割り込みや、他のプロジェクト・部から割り込みは多々入ります

始めに言ったじゃん。どうにかして。というのは無駄です。覚えてないし、「会社員なら当たり前だ」という答えが返ってくるだけです。「15分だけ」「ちょっとだけ」が頻発しますが、塵も積もればなんとやら、です。ちなみにこの件は査定・人事評価には全く影響がありません。

相談すれば「午前中はこの仕事、午後はこの仕事、定時後はこの仕事をすれば並列同時が可能だ」とあたかも新発見超名案を出したかのように返されるのが落ちです。そう、1日が24時間しかない事は忘れ去られ、PG人間である事は忘れ去られ、思考の分断は効率を激しく低下させる事を知らないのです。

ここで断る勇気を持つの大事ですが、職場内の雰囲気は格段に悪化します。評価は「人でなし」「自分勝手」「自分本位」「冷たい」。これらの視線に耐えられるのなら断りましょう。こちらからすれば「自分時間を奪う方がよっぽど人でなしだ」と言い返したい気分です。

テスト工程も始まり、遅延が激しくなる上に、バグ発見されさらに遅延という状況が始まります

ソフトウェアである以上、バグが無いプログラムなんてのはあり得ないのでバグを出す事自体は不可避です。

ところがPMは激しく怒り出します。バグ発見PMに一報が行きPMが怒られるからです。

底辺PGバグを出す毎にこっぴどく怒られます。中には仕様変更事実PGまで伝わっていないのにバグ扱いされる事も多々あります

バグを出すと修正テスト、再発防止策の考案などの厄介事が増えます

再発防止策は通常「どうやったら自動的にそうならないか」を考えますが、あまりに根幹すぎるので、底辺PG身分では権限が無く、出来る事が限られます。そしてPM理解出来る策を考えねばなりません。結果「テストを増やす」「チェックシートを作る」とかになりがちです。しまいには「チェックシートのチェックシートを作る」などという意味不明現象に陥ったプロジェクトを何度も見ています

厳しく、それは厳しく怒られる上に、チームの前でさらし者にされる事、人格否定される事も多々あるので、PGバグを出さないように、見つけても出来るだけ極秘裏に解決しようとします。

これが最近流行

「恐怖駆動型開発」

というもので、日本場合ほとんどがこの開発手法をとられていると聞きます。この開発手法書籍になっておらず、書籍としてよく売られているのはアジャイルな開発手法の本が多いです。知識として持っているのはいいと思いますが、役に立たないと思いますねぇ、恐怖駆動型開発の前には。まわりの人間も恐怖に巻き込まれないようにするため、どんどんスタンドアロン化が加速します。

その上、バグを隠すようになり、バグが出るようなテストを避けるようになるため、短期的に収束しているようにみえます。だから効果絶大と見るようです。リリースしてからが楽しみですね。

PMが空想から覚め、もう救いようが無くなった事が事実認識出来るようになった時、ようやく、2度目の相談・報告時期が訪れます。ただし、PMの第1声は「どうしたらいい?」です。そんな事が分かっているのなら実行済みなので、黙っているしかありません。

するとPMは「何人入れれば良い?」と聞いてきます意味が分かりません。IT業を労働集約産業勘違いしているのが未だに存在している事に驚きです。頭脳集約型の形態に人を入れて解決しようとはどういう脳をしているのか。一度解剖してみたいものです。多分、高校受験する中学3年生の受験者が100人まれ旧帝大入試合格すると考えているのでしょう。もしくは1Km走というのは1000人が一斉に1m踏み出せば1Km走った事と同じ記録である、と考えているのでしょう。

脳を電通で直結出来れば若干違うかもしれませんが、IT業の1+1は2では無く、良くて1.5。ましてやこれで増えていくのは3~4人までが限界でそれ以上は人を入れても上がらないどころか、マイナスになる事が常。

PGなら他のプロジェクト、他の部、他の会社に信頼出来るエース級のPGを何人か知っているかと思います。なのでついPMに「エース級を3人」等と提案しがちです。しかしこれは叶わぬ望みです。その提案に対する答えは「そんな事出来るわけないだろ」です。そりゃそうです。予算が無いのだから

結果、何だか良く分からない人員が多数集められます

自分仕事があるのに、何故かこの後から来た人員を纏めるうPMから指示が出ますPMが指示出来ないからです。破綻は間近です。いや、既に破綻しています

プログラムが出来上がっていく以上、バグをつぶす速度以上の割合バグを注入していく事になります

悪循環が始まっていますね。

「混乱しているプロジェクトに人を入れれば、なお混乱するだけ」

という有名な文を実感する事でしょう。なお、実感するのはPGだけであり、PMは実感出来ません。

この辺で思わぬ事態が発覚します。実は発注が遅れていた事です。

発注日以前にドキュメントがあっては監査にひっかかるため、今まで作ったドキュメントを作り直しをしなければならないという、まさに想定外事態です。ほとんどのドキュメントには作った日付や判子が押されているはずです。それを全部作り直しするのです。納期は間際です。これも納期までに間に合わさねばなりません。

PM(重ねて書くが、プロジェクトマネージャだけでなく管理者経営者も含む)が発狂し始めます。宛先は底辺PGです。

中には「お前を精神的に追い詰めるしか手がねーんだよ」とストレートに言ってくれるPMもいたりしますが、あまり出会った事は無いですね。

あの手この手精神的圧迫を始めます。圧迫すれば脳がオーバークロックして作業が進むと考えているからです。残念な事に、脳の別の部位がオーバークロックしてショートしてしまます

こういうプロジェクト経験し、運がいいのか実力なのか、生き残った人達SEとなり、いずれPMとなっていきます

不思議な事に日本では、PGが成長してSEに、SEが成長してPMに、とクラスチェンジするものだと考えられている会社が多のですが。

自分としては、座標軸のX,Y,Z軸の様にPG軸とSE軸とPM軸と全く異なるベクトルだと考えています。X軸の先にY軸Z軸があるわけでは無い、と。もちろん、軸に沿っているだけでは無く、他の軸のベクトルも併せ持つのもよいエンジニアでしょうし、ベクトルの方向を伸ばし続けるのもよいエンジニアでしょう。

ところが、クラスチェンジするものだと管理者経営者は思っているから、給与体系もPGSEPMとなっていたりします。この時代錯誤階級社会はどうにかならないものでしょうか。

自分PM否定しているわけではありません。いいPMの元でいい仕事をしたい、と思っているだけです。今までに何度かそういう良い経験をした事はあります。それは成功経験としてモチベーションを保つために必要な事なのです。

PG至上主義でもありません。分業形態として、SEPM必要不可欠だと思っています。ただ、PGを粗末に扱っておきながら高品質製品要求する風習・慣習が納得出来ないだけなのです。

2011-06-26

働く事と即戦力

これは弊社だけの事かもしれないけど、どうも「人材の育成」ってのに全く関心が無いように見える。なんでもかんでも「即戦力」ばかり求めていて、自分個人的にはお話にならない。

密室会議プロジェクトの体制が決まるのだが、だいたい自分担当範囲は「その他」と書かれている事が多い。

基幹部分はVisualStudioで、だいたい、VB.netで書かれたプログラムで目立つところばかり。でも別に基幹部分とはいえ、クリティカルな部分は無くて、万が一止まってしまったら、リブートすればいいだけ。この部分は、たいてい他の人に取られている。

で、自分に割り振られる「その他」ってのは、VisualStudioで、VB.netVC++で、主にネットワークミドルウェアドライバの部分、他のマシンUNIXのX-Windowだったり、WebサーバWebアプリOracleデータベースだったり、組み込みマイコンOSドライバアプリ担当となる場合がある。

ちょっと待ってよ。なんでVBの部分は数人で作っているのに、その他のクリティカルで多様な部分は俺独りなのか?

聞いてみた。

「誰も出来ないから」

は?

だって生また時から出来るようになったわけじゃねーよ。誰も出来ないなら育てろよ、と言ってみた。

「そんな時間と金は無い」

意味わかんねーし。

でも、最初から担当出来るならまだまし。たいていは、「出来ない部分」は外注に発注する。

そして、外注が失敗する。

その尻ぬぐいが俺になるパターンが9割を占める。

勘弁してくれ……。

自分の課の人員動向を見ていても気になる部分がある。課長係長の様子を見ていると「使えない」と判断したら他の課に回してしまう、けど、教育はしない、みたいに見える(でも、部から外へは出ない)。

なんかおかしくないだろうか?

先述の外注の件も、「社内で遊んでいる人員がいるけど、技術が無いから、外注に出す」パターンで、結果、外注に踊らされて「動かないコンピュータ」が出来上がってくるパターン

外注と話をすれば、(まぁ、だいたい15分も話をすれば)、相手がどのくらい出来るかどうかなんて判断出来る。たいていの場合「無理じゃね?」「これじゃ出来ないのあたりまえじゃね?」という結果が俺の脳裏をよぎる。でも、何故か、外注に発注する事になる。

おかしいよな。だって「社内に遊んでいる人員」がいるのに「外注に出す」ってなんなのさ?

即戦力

しか頭にないんだろうな。

外注も頭良くてね。業界つながりで他の会社人達と話す事もそれなりにあるんだが、出来る会社、出来る人員(個人事業主も含む)は、口をそろえてこう言うんだ「悪いけど、君の会社の、特に君の部から仕事は受けないようにしてるんだ」とね。表向きには言わないけど、複数の会社に相見積もりをとると、そう言っている会社は、弊社に出してくる見積書がめちゃくちゃ見積金額が高い。当然、弊社からはその会社に発注しないわけ。そう、残っているのは「実情を知らない会社とその社員」だけ。だから「動かないコンピュータ」が出来上がってくる。上の連中がどれだけ、この事を知っているのか。

の、割には「職人」に対する扱いがひどいのもある。

どうも、経営者管理者どもは、自分の力で物理法則が変えられる、他人の脳をオーバークロック出来るかと勘違いしているようだが。どこかの国の政治家DQN連中と同じように見える。

IT業界だけの話じゃ無いと思うんだけど、例えば……そうだなぁ、漫画アニメ小説とかのコンテンツ業界も(外から見てる限り)そんな感じを受ける。こっちの業界も、「即戦力」と「職人に対する扱い」に関しては、IT業界と同じに見える。

漫画小説も、「既に売れている作品」に勝るとも劣らない作品をクリエイト出来る人間けが採用されているような気がしてならない。いや、同人誌界を見てるとそう思うわけなんだが。

商品なんだから、それは当たり前の話なのも分かる。

だがよ。「育てる」事してないだろ?(という風に見える)

ある機会があって、就活生と話す事があった。やはりかなり焦っていて「もう仕事は何でもいいし、どこでもいいか内定とらないと」と言っていた。「うちの会社にだけは来るな」とだけ言って、俺は言わなかったけど、確かに「新卒」というカードを使えるのは1度きりだけど、「意に沿わない仕事職場の雰囲気、自分技術力、これらが合わないと、早々に精神を病むぞ」と言いたかった。現に、弊社やその周りの会社では早ければ入社後1週間、2~3年後までに辞めてしまう、またはメンタル疾患にかかる人が急増している。

なにしろ、育てないで、新人といえども「即戦力」を求めるからな。付いてこられない、精神的疲労は大変だろう。

今年の新人君と話をしてみたが、情報系の院卒のれっきとした修士でありながら、16進数バイナリテキストの区別が分からなかった、という驚愕の事実。これで「即戦力」?

ゆとり」世代、の一言で方つけてしまうのは、少々酷かとは思うのだが、採用判定する方も「ゆとりジジィ」としか思えない。

まぁ、うちの部は、会社の中では「墓場」と言われていて、この部から出て行くには「自殺」「精神疾患による退職」の2択しかないのだが。

こうやって脱線した時の、リトライのすべが無いのも事実だよなぁ。

「そりゃ、実力が無いだけ」「努力が足りないだけ」

一刀両断にするのは、いかがなものかと。まぁ、分からなくもないけどね。

前述のような事を書けば、ほとんどの人は

「辞めればいいじゃん」

と言う。まぁ、それも分かるわ。実際その通りだし。別に社畜じゃないし、会社に未練も無いから。少なくとも今の会社、出来れば「職人」を蔑ろにする風潮のIT業界からは離脱したい。

が、IT以外、他に手に職が無いのも事実

サービス業なんていけない。ぶっちゃけしまえば、サービス業(例えば接客業等)って、いわゆる「感情職業」じゃないですか。一度鬱病やって休職した経験のある自分にとって、感情職業は無理。

転職エージェントとか見ていても、やはり「キャリア」。「即戦力」だよねぇ。

最近mixiの(少なくとも自分にとっては改悪だった)状況に対する、mixi使っている人達の反応や、Twitter非公式RTに関するページを読んでいて、「そんなに嫌なら、使わなきゃいいじゃん。自分に合ったもの自分で作れよ。」と思う。無料サービスアプリなんだから文句たれてないで、使うの辞めればいいのに。

なんか、弊社のある課長を思い出したわ。ある有名なフリーソフトを使っていて「これ、使いにくいから、作者にクレームメール入れるわ」とか……。おいおい。使いにくいなら使わなきゃいいだろう、フリーソフトなんだし。相手(課長)の常識より、自分常識を疑ったわ。フリーはいえ、クレームをつけるという常識が、昨今の風潮なのか、と。

と、思うのは、前述した「(会社を)辞めればいいじゃん」と同じなんだろうか?

少なくとも、金銭や契約が関わっている以上(他、労使契約労働基準法等)、違うと思うんだよね。

と、書いても、例えば、喫煙者愛煙家と言うか?)にたまにいる「金と税金払って吸ってるんだから、どこで吸おうと勝手だろ」というのと同じなんだろうか?

いったんレールから外れると、ほとんど復帰のすべが無いってのは、なんだかなー、と思う。

するとこう言う。

「じゃあ、日本から出て行けば?」

これも「(会社を)辞めればいいじゃん」「使わなきゃいいじゃん」と同じなのかな?

自殺する気は無いから、会社は辞めるけどね、耐えられなくなったら。自殺するくらいだったら、引きこもり生活保護の方がいいわ。

1900年以来、第4位の大地震であれだけの災害だったにも関わらず、死者・行方不明者数が、スマトラ島沖地震チリ地震よりも少なく、かつ、「年間の総自殺者数」の方が多いってのは、どうかと思うわけだが。

ちょっと、最近、閉塞感を感じるので、つらつらと書いてみただけ。

2011-04-03

確率」よ、おまえはもう要らない。

放射線量と健康被害リスクの「確率」。

地震津波テロの発生「確率」、バックアップの冗長性、安全率で原発の安全性の議論。

一体「確率」ってなんだ?「確率」で行動を決定してよいのか?

自動車に乗るのは平気でも、原発は勘弁という人がいる。

タバコ吸っても、それよりガンリスクが低いとされる量の放射線浴びるのは嫌だと言う人がいる。

自動車に乗るのは気にならないが、飛行機に乗るのは(落ちるかもしれないから)恐いという人もいる。

確率論的には、自動車に乗るほうが死に至るリスクが高いだろう。

しかし、これは人間の行動心理であるので、こういう人を笑ってはならない。

囚人のジレンマのように、実際起きることは、こういう泥臭い人間心理で動いたりする。たとえば経済

宝くじに当たるのは、交通事故に遭うより確率が低いといわれるが、

大勢の人は、それでも宝くじを買う。そして宝くじに当たる人はいる。

しか交通事故に遭うこともなく、宝くじに当たり、1億円を手にする人も大勢いる。

今回、原発事故が起きる「確率」は低かったというかもしれないが、実際起きた。

実際起きたことの「確率」を議論してもはじまらない。

今回の原発は、おそらく、起きる「確率」が低かったことが、実際に起きてしまったのだろう。

でも、「仕方がなかった」と納得はできないこの気持ちは何だろうか。

われわれは「直観」で危ないと思っていたのを、「確率」で無理やりねじ伏せていたのではなかろうか。

実際、危ない危なくないという「確率」ではなく、事実に直面した時、納得できるかが問題なのだ。

1000人にひとり、1万人にひとりでも、それが自分に起きるかどうかはコインの表裏で、

見ず知らずの1000人、1万人など知ったことではない。そんな人数は自分以外の仮想化された群衆に過ぎない。

「直観」は「錯覚」の場合があることも事実だ。

「直観」を「事実」で補正するのは正しいだろう。

だが、「直観」を「確率」で補正するのはナンセンスはないか

将棋名人だって「直観」を信じることもある。

「直観」は、われわれの知らない計算を裏で、オーバークロック的にやった結果かもしれないのだ。

「直観」をバカにしてはならない。

原発をどうするか。「事実」と「直観」で考えればよいではないか

確率」よ、おまえはもう要らない。

2010-03-09

トヨタ問題】 「実験でも、急加速した!」は、実は配線を変えての実験と判明…他の車でも同じ配線したら急加速

ttp://blog.livedoor.jp/a6news/archives/1276130.html

73 :名無しさん@十周年:2010/03/09(火) 14:00:47 ID:OZSFqDM00

オーバークロックしたらCPUが焼け付いた

インテルは弁償しろと言っているようなものだな

2009-10-06

ラブプラス

ラブプラスって

そんな良いものなのかな?と思っている自分はやっぱり変なのかな。

うん、年齢=彼女居ない歴の非モテの同類の言うことだから、どうせ負け惜しみにしか聞こえないけどさ。

基本的に現実世界でサバイブすることでオーバークロック気味だから、アドリブの利かない機械のことなんか気をかけてる余裕なんてあるわけない。

当然のように、オタ趣味はあるけどね。あるというか、変態だから、健全釘宮病患者程度に「くぎゅうううううぅぅぅぅぅぅぅぅ」って叫んでる。

が、後先考えるとやっぱりラブプラスなんかまっぴらごめん、って思う。

だって、

どんなにオタ趣味を持つ人だって、自分時間が一番大切だよね。

そして自分はかなりのL型釘宮病なので、ルイズ以外に時間を割きたくない。から、自分時間はたくさんあったほうが良い。

時間もそうだけど、お金だって有限。

釘様のためにお金を使いたい。

自分の稼ぎなんてサラリーマンの域を出ないわけで、親だって金が無いんだから、

出費は理恵様のために使いたいに決まってる。

  • 縛りが増える

機械相手で思い通りにならないことが増えるよね。タッチペンで乳繰り合って何になるの?絶対にストレスになる。

  • 悩みは尽きない

こんな仮想彼女で一生朽ち果てるのかとか、本当は何とかしたいのに非モテこじらせてるとか。突然メモリーが死ぬとか。

そんなに自分スペックは良くない。で、気丈でもないから現実に気が付いたときに心が折れるよ、多分。

  • 別れる/飽きるの可能性

ゼロじゃない。というか、高いよね。ただの機械だし。

こんなことを言ってる時点でラブプラスをやる資格がないのは分かってる。

けど、現実はそう甘くないさ。

てか、ラブプラスにハマれる保障はどこにもない。

くぎゅのために時間無駄にするのは良いけど、それ以外で時間無駄にするのは罪だよね。

人生だって有限。自分はその有限な時間釘宮理恵以外に使う自信はこれっぽっちもない。

  • で、何が言いたいか

ルイズルイズルイズルイズぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!

 

元:http://anond.hatelabo.jp/20091005033926

2008-01-29

[]CPUの「TDPが65W」とかいうときのWは電力じゃなくて仕事率だという話

TDPは「Thermal Design Power」の略で、なぜか日本語では「熱設計電力」といわれているが、

実際に消費電力を表しているわけではないという話が下に引用したサイトに載っていた

OC時の消費電力はどうやって知るの?(Celeron Dual-Core E1200の場合) - 教えて!goo

>TDPというのはオーバークロック時も有効な最大消費電力なんでしょうか?

この時点で勘違いしていますがTDPとは消費電力ではありません。TDPとは設計上の最大発熱量のことです。そのためTDP65WのCPUの最大消費電力が65Wを超えることもあればそれ以下の場合もあります。

これに対し質問者

回答ありがとうございます。TDPというのは発熱量のことなんですね。

ではTDP65WのWとは何のことなんでしょうか?

のような疑問を投げかけていた。

しかし、ここでのWは1秒間に発生する熱量、すなわち仕事率を表す単位以外の何物でもないのだった。

ワットは電力の単位として使われることが多いが、実際には仕事率の単位でもあり、

より具体的には1ワットは、1秒当たり1ジュール(J)の仕事率(ジュール毎秒(J/s))と定義されている。

そしてジュール物理でいう仕事単位でもあるが熱量の単位であり、1J=0.239calなので、

TDPが1ワットというのは「1秒あたり0.239カロリーの熱を発生させる」という意味になる。

CPUTDPが65Wという場合、65[W]*0.239=15.54[cal/s]なので、

1秒間に15.54calの熱を発生させるCPUに耐えうる放熱設計が必要だ、

ということになる。つまり1時間に約56kcal。

単位がWだから消費電力だろうと思うのは間違いかもしれないという話でした。

だからなんだというわけじゃないけど、

高校で習う物理が日常生活で役に立たないとか、ときどきそういう話を平気でする人が居るけど、

そういうわけじゃないんだよと思ったので書いてみた。

2007-11-26

E6850(Duo)とQ6600(Quad)って

どっちが速いんよ?

後者っぽいけど、前者は相当オーバークロックできるらしな

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