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2021-03-22

シグナ

「ガタンコガタンコ、シュウフッフッ、

  さそりの赤眼あかめが 見えたころ、

  四時から今朝けさも やって来た。

  遠野とおのの盆地ぼんちは まっくらで、

  つめたい水の 声ばかり。

 ガタンコガタンコ、シュウフッフッ、

  凍こごえた砂利じゃりに 湯ゆげを吐はき、

  火花を闇やみに まきながら、

  蛇紋岩サアペンテインの 崖がけに来て、

  やっと東が 燃もえだした。

 ガタンコガタンコ、シュウフッフッ、

  鳥がなきだし 木は光り、

  青々川は ながれたが、

  丘おかもはざまも いちめんに、

  まぶしい霜しもを 載のせていた。

 ガタンコガタンコ、シュウフッフッ、

  やっぱりかけると あったかだ、

  僕ぼくはほうほう 汗あせが出る。

  もう七、八里り はせたいな、

  今日も一日 霜ぐもり。

 ガタンタン、ギー、シュウシュウ

 軽便鉄道けいべんてつどうの東からの一番列車れっしゃが少しあわてたように、こう歌いながらやって来てとまりました。機関車きかんしゃの下からは、力のない湯ゆげが逃にげ出して行き、ほそ長いおかしな形の煙突えんとつからは青いけむりが、ほんの少うし立ちました。

 そこで軽便鉄道づきの電信柱でんしんばしらどもは、やっと安心あんしんしたように、ぶんぶんとうなり、シグナルの柱はかたんと白い腕木うできを上げました。このまっすぐなシグナルの柱は、シグナレスでした。

 シグナレスはほっと小さなため息いきをついて空を見上げました。空にはうすい雲が縞しまになっていっぱいに充みち、それはつめたい白光しろびかりを凍こおった地面じめんに降ふらせながら、しずかに東に流ながれていたのです。

 シグナレスはじっとその雲の行ゆく方えをながめました。それからやさしい腕木を思い切りそっちの方へ延のばしながら、ほんのかすかにひとりごとを言いいました。

「今朝けさは伯母おばさんたちもきっとこっちの方を見ていらっしゃるわ」

 シグナレスはいつまでもいつまでも、そっちに気をとられておりました。

カタン

 うしろの方のしずかな空で、いきなり音がしましたのでシグナレスは急いそいでそっちをふり向むきました。ずうっと積つまれた黒い枕木まくらぎの向こうに、あの立派りっぱな本線ほんせんのシグナル柱ばしらが、今はるかの南から、かがやく白けむりをあげてやって来る列車れっしゃを迎むかえるために、その上の硬かたい腕うでを下げたところでした。

お早う今朝は暖あたたかですね」本線のシグナル柱は、キチンと兵隊へいたいのように立ちながら、いやにまじめくさってあいさつしました。

お早うございますシグナレスはふし目になって、声を落おとして答こたえました。

「若わかさま、いけません。これからあんものにやたらに声を、おかけなさらないようにねがいます」本線のシグナルに夜電気を送おくる太ふとい電信柱でんしんばしらがさももったいぶって申もうしました。

 本線のシグナルはきまり悪わるそうに、もじもじしてだまってしまいました。気の弱いシグナレスはまるでもう消きえてしまうか飛とんでしまうかしたいと思いました。けれどもどうにもしかたがありませんでしたから、やっぱりじっと立っていたのです。

 雲の縞しまは薄うすい琥珀こはくの板いたのようにうるみ、かすかなかすかな日光が降ふって来ましたので、本線シグナルつきの電信柱はうれしがって、向こうの野原のはらを行く小さな荷馬車にばしゃを見ながら低ひくい調子ちょうしはずれの歌をやりました。

「ゴゴン、ゴーゴー、

 うすいから

 酒さけが降ふりだす、

 酒の中から

 霜しもがながれる。

 ゴゴン、ゴーゴー、

 ゴゴン、ゴーゴー、

 霜がとければ、

 つちはまっくろ。

 馬はふんごみ

 人もぺちゃぺちゃ。

 ゴゴン、ゴーゴー」

 それからもっともっとつづけざまに、わけのわからないことを歌いました。

 その間に本線ほんせんのシグナル柱ばしらが、そっと西風にたのんでこう言いいました。

「どうか気にかけないでください。こいつはもうまるで野蛮やばんなんです。礼式れいしきも何も知らないのです。実際じっさい私はいつでも困こまってるんですよ」

 軽便鉄道けいべんてつどうのシグナレスは、まるでどぎまぎしてうつむきながら低ひくく、

「あら、そんなことございませんわ」と言いいましたがなにぶん風下かざしもでしたから本線ほんせんのシグナルまで聞こえませんでした。

「許ゆるしてくださるんですか。本当を言ったら、僕ぼくなんかあなたに怒おこられたら生きているかいもないんですからね」

あらあら、そんなこと」軽便鉄道の木でつくったシグナレスは、まるで困こまったというように肩かたをすぼめましたが、実じつはその少しうつむいた顔は、うれしさにぽっと白光しろびかりを出していました。

シグナレスさん、どうかまじめで聞いてください。僕あなたのためなら、次つぎの十時の汽車が来る時腕うでを下げないで、じっとがんばり通してでも見せますよ」わずかばかりヒュウヒュウ言いっていた風が、この時ぴたりとやみました。

「あら、そんな事こといけませんわ」

「もちろんいけないですよ。汽車が来る時、腕を下げないでがんばるなんて、そんなことあなたのためにも僕のためにもならないから僕はやりはしませんよ。けれどもそんなことでもしようと言いうんです。僕あなたくらい大事だいじなもの世界中かいじゅうないんです。どうか僕を愛あいしてください」

 シグナレスは、じっと下の方を見て黙だまって立っていました。本線シグナルつきのせいの低ひくい電信柱でんしんばしらは、まだでたらめの歌をやっています

「ゴゴンゴーゴー、

 やまのいわやで、

 熊くまが火をたき、

 あまりけむくて、

 ほらを逃にげ出す。ゴゴンゴー、

 田螺にしはのろのろ。

 うう、田螺はのろのろ。

 田螺のしゃっぽは、

 羅紗ラシャの上等じょうとう、ゴゴンゴーゴー」

 本線ほんせんのシグナルはせっかちでしたから、シグナレスの返事へんじのないのに、まるであわててしまいました。

シグナレスさん、あなたはお返事をしてくださらないんですか。ああ僕ぼくはもうまるでくらやみだ。目の前がまるでまっ黒な淵ふちのようだ。ああ雷かみなりが落おちて来て、一ぺんに僕のからだをくだけ。足もとから噴火ふんかが起おこって、僕を空の遠くにほうりなげろ。もうなにもかもみんなおしまいだ。雷が落ちて来て一ぺんに僕のからだを砕くだけ。足もと……」

「いや若様わかさま、雷が参まいりました節せつは手前てまえ一身いっしんにおんわざわいをちょうだいいたします。どうかご安心あんしんをねがいとう存ぞんじます

 シグナルつきの電信柱でんしんばしらが、いつかでたらめの歌をやめて、頭の上のはりがねの槍やりをぴんと立てながら眼めをパチパチさせていました。

「えい。お前なんか何を言いうんだ。僕ぼくはそれどこじゃないんだ」

「それはまたどうしたことでござりまする。ちょっとやつがれまでお申もうし聞きけになりとう存ぞんじます

「いいよ、お前はだまっておいで」

 シグナルは高く叫さけびました。しかシグナルも、もうだまってしまいました。雲がだんだん薄うすくなって柔やわらかな陽ひが射さして参まいりました。

 五日の月が、西の山脈さんみゃくの上の黒い横雲よこぐもから、もう一ぺん顔を出して、山に沈しずむ前のほんのしばらくを、鈍にぶい鉛なまりのような光で、そこらをいっぱいにしました。冬がれの木や、つみ重かさねられた黒い枕木まくらぎはもちろんのこと、電信柱でんしんばしらまでみんな眠ねむってしまいました。遠くの遠くの風の音か水の音がごうと鳴るだけです。

「ああ、僕ぼくはもう生きてるかいもないんだ。汽車が来るたびに腕うでを下げたり、青い眼鏡めがねをかけたりいったいなんのためにこんなことをするんだ。もうなんにもおもしろくない。ああ死しのう。けれどもどうして死ぬ。やっぱり雷かみなり噴火ふんかだ」

 本線ほんせんのシグナルは、今夜も眠ねむられませんでした。非常ひじょうなはんもんでした。けれどもそれはシグナルばかりではありません。枕木の向こうに青白くしょんぼり立って、赤い火をかかげている軽便鉄道けいべんてつどうのシグナル、すなわちシグナレスとても全まったくそのとおりでした。

「ああ、シグナルさんもあんまりだわ、あたしが言いえないでお返事へんじもできないのを、すぐあんなに怒おこっておしまいになるなんて。あたしもう何もかもみんなおしまいだわ。おお神様かみさまシグナルさんに雷かみなりを落おとす時、いっしょに私にもお落としくださいませ」

 こう言いって、しきりに星空に祈いのっているのでした。ところがその声が、かすかにシグナルの耳にはいりました。シグナルはぎょっとしたように胸むねを張はって、しばらく考えていましたが、やがてガタガタふるえだしました。

 ふるえながら言いました。

シグナレスさん。あなたは何なにを祈っておられますか」

「あたし存ぞんじませんわ」シグナレスは声を落として答えました。

シグナレスさん、それはあんまりひどいお言葉ことばでしょう。僕ぼくはもう今すぐでもお雷らいさんにつぶされて、または噴火ふんかを足もとから引っぱり出して、またはいさぎよく風に倒たおされて、またはノア洪水こうずいをひっかぶって、死しんでしまおうと言うんですよ。それだのに、あなたはちっとも同情どうじょうしてくださらないんですか」

「あら、その噴火洪水こうずいを。あたしのお祈りはそれよ」シグナレスは思い切って言いました。シグナルはもううれしくて、うれしくて、なおさらガタガタガタガタふるえました。

 その赤い眼鏡めがねもゆれたのです。

シグナレスさん、なぜあなたは死ななけぁならないんですか。ね。僕ぼくへお話しください。ね。僕へお話しください。きっと、僕はそのいけないやつを追おっぱらってしまますから、いったいどうしたんですね」

だってあなたあんなにお怒おこりなさるんですもの

「ふふん。ああ、そのことですか。ふん。いいえ。そのことならばご心配しんぱいありません。大丈夫だいじょうぶです。僕ちっとも怒ってなんかいしませんからね。僕、もうあなたのためなら、眼鏡めがねをみんな取とられて、腕うでをみんなひっぱなされて、それから沼ぬまの底そこへたたき込こまれたって、あなたをうらみはしませんよ」

「あら、ほんとう。うれしいわ」

「だから僕を愛あいしてください。さあ僕を愛するって言いってください」

 五日のお月さまは、この時雲と山の端はとのちょうどまん中にいました。シグナルはもうまるで顔色を変かえて灰色はいいろの幽霊ゆうれいみたいになって言いました。

「またあなたはだまってしまったんですね。やっぱり僕がきらいなんでしょう。もういいや、どうせ僕なんか噴火ふんかか洪水こうずいかかにやられるにきまってるんだ」

「あら、ちがいますわ」

「そんならどうですどうです、どうです」

「あたし、もう大昔おおむかしかあなたのことばかり考えていましたわ」

「本当ですか、本当ですか、本当ですか」

「ええ」

「そんならいいでしょう。結婚けっこんの約束くそくをしてください」

「でも」

「でもなんですか、僕ぼくたちは春になったらつばめにたのんで、みんなにも知らせて結婚けっこんの式しきをあげましょう。どうか約束くそくしてください」

だってあたしはこんなつまらないんですわ」

「わかってますよ。僕にはそのつまらないところが尊とうといんです」

 すると、さあ、シグナレスはあらんかぎりの勇気ゆうきを出して言いい出しました。

「でもあなたは金でできてるでしょう。新式でしょう。赤青眼鏡あかあおめがねを二組みも持もっていらっしゃるわ、夜も電燈でんとうでしょう。あたしは夜だってランプですわ、眼鏡もただ一つきり、それに木ですわ」

「わかってますよ。だから僕はすきなんです」

「あら、ほんとう。うれしいわ。あたしお約束くそくするわ」

「え、ありがとう、うれしいなあ、僕もお約束しますよ。あなたはきっと、私の未来みらいの妻つまだ」

「ええ、そうよ、あたし決けっして変かわらないわ」

結婚指環エンゲージリングをあげますよ、そら、ね、あすこの四つならんだ青い星ね」

「ええ」

「あのいちばん下の脚あしもとに小さな環わが見えるでしょう、環状星雲フィッシュマウスネビュラですよ。あの光の環ね、あれを受うけ取とってください。僕のまごころです」

「ええ。ありがとういただきますわ」

「ワッハッハ。大笑おおわらいだ。うまくやってやがるぜ」

 突然とつぜん向むこうのまっ黒な倉庫そうこが、空にもはばかるような声でどなりました。二人はまるでしんとなってしまいました。

 ところが倉庫がまた言いいました。

「いや心配しんぱいしなさんな。この事ことは決けっしてほかへはもらしませんぞ。わしがしっかりのみ込こみました」

 その時です、お月さまがカブンと山へおはいりになって、あたりがポカッと、うすぐらくなったのは。

 今は風があんまり強いので電信柱でんしんばしらどもは、本線ほんせんの方も、軽便鉄道けいべんてつどうの方もまるで気が気でなく、ぐうん ぐうん ひゅうひゅう と独楽こまのようにうなっておりました。それでも空はまっ青さおに晴れていました。

 本線シグナルつきの太ふとっちょの電信柱も、もうでたらめの歌をやるどころの話ではありません。できるだけからだをちぢめて眼めを細ほそくして、ひとなみに、ブウウ、ブウウとうなってごまかしておりました。

 シグナレスはこの時、東のぐらぐらするくらい強い青びかりの中を、びっこをひくようにして走って行く雲を見ておりましたが、それからチラッとシグナルの方を見ました。シグナルは、今日巡査じゅんさのようにしゃんと立っていましたが、風が強くて太っちょの電柱でんちゅうに聞こえないのをいいことにして、シグナレスに話しかけました。

「どうもひどい風ですね。あなた頭がほてって痛いたみはしませんか。どうも僕ぼくは少しくらくらしますね。いろいろお話しまからあなたただ頭をふってうなずいてだけいてください。どうせお返事へんじをしたって僕ぼくのところへ届とどきはしませんからそれから僕の話でおもしろくないことがあったら横よこの方に頭を振ふってください。これは、本当は、ヨーロッパの方のやり方なんですよ。向むこうでは、僕たちのように仲なかのいいものがほかの人に知れないようにお話をする時は、みんなこうするんですよ。僕それを向こうの雑誌ざっしで見たんです。ね、あの倉庫そうこのやつめ、おかしなやつですね、いきなり僕たちの話してるところへ口を出して、引き受うけたのなんのって言いうんですものあいつはずいぶん太ふとってますね、今日も眼めをパチパチやらかしますよ、僕のあなたに物を言ってるのはわかっていても、何を言ってるのか風でいっこう聞こえないんですよ、けれども全体ぜんたい、あなたに聞こえてるんですか、聞こえてるなら頭を振ってください、ええそう、聞こえるでしょうね。僕たち早く結婚けっこんしたいもんですね、早く春になれぁいいんですね、僕のところのぶっきりこに少しも知らせないでおきましょう。そしておいて、いきなり、ウヘン! ああ風でのどがぜいぜいする。ああひどい。ちょっとお話をやめますよ。僕のどが痛いたくなったんです。わかりましたか、じゃちょっとさようなら

 それからシグナルは、ううううと言いながら眼をぱちぱちさせて、しばらくの間だまっていました。

 シグナレスもおとなしく、シグナルののどのなおるのを待まっていました。電信柱でんしんばしらどもはブンブンゴンゴンと鳴り、風はひゅうひゅうとやりました。

 シグナルはつばをのみこんだり、ええ、ええとせきばらいをしたりしていましたが、やっとのどの痛いたいのがなおったらしく、もう一ぺんシグナレスに話しかけました。けれどもこの時は、風がまるで熊くまのように吼ほえ、まわりの電信柱でんしんばしらどもは、山いっぱいの蜂はちの巣すをいっぺんにこわしでもしたように、ぐゎんぐゎんとうなっていましたので、せっかくのその声も、半分ばかりしかシグナレスに届とどきませんでした。

「ね、僕ぼくはもうあなたのためなら、次つぎの汽車の来る時、がんばって腕うでを下げないことでも、なんでもするんですからね、わかったでしょう。あなたもそのくらいの決心けっしんはあるでしょうね。あなたはほんとうに美うつくしいんです、ね、世界かいの中うちにだっておれたちの仲間なかまはいくらもあるんでしょう。その半分はまあ女の人でしょうがねえ、その中であなたはいちばん美しいんです。もっともほかの女の人僕よく知らないんですけれどね、きっとそうだと思うんですよ、どうです聞こえますか。僕たちのまわりにいるやつはみんなばかですね、のろまですね、僕のとこのぶっきりこが僕が何をあなたに言ってるのかと思って、そらごらんなさい、一生けん命めい、目をパチパチやってますよ、こいつときたら全まったくチョークよりも形がわるいんですからね、そら、こんどはあんなに口を曲まげていますよ。あきれたばかですねえ、僕の話聞こえますか、僕の……」

「若わかさま、さっきから何をべちゃべちゃ言いっていらっしゃるのです。しかシグナレス風情ふぜいと、いったい何をにやけていらっしゃるんです」

 いきなり本線ほんせんシグナルつきの電信柱でんしんばしらが、むしゃくしゃまぎれに、ごうごうの音の中を途方とほうもない声でどなったもんですからシグナルはもちろんシグナレスも、まっ青さおになってぴたっとこっちへ曲げていたからだを、まっすぐに直なおしました。

「若わかさま、さあおっしゃい。役目やくめとして承うけたまわらなければなりません」

 シグナルは、やっと元気を取り直なおしました。そしてどうせ風のために何を言いっても同じことなのをいいことにして、

「ばか、僕ぼくはシグナレスさんと結婚けっこんして幸福こうふくになって、それからお前にチョークのお嫁よめさんをくれてやるよ」と、こうまじめな顔で言ったのでした。その声は風下かざしものシグナレスにはすぐ聞こえましたので、シグナレスはこわいながら思わず笑わらってしまいました。さあそれを見た本線ほんせんシグナルつきの電信柱の怒おこりようと言ったらありません。さっそくブルブルッとふるえあがり、青白く逆上のぼせてしまい唇くちびるをきっとかみながらすぐひどく手をまわして、すなわち一ぺん東京まで手をまわして風下かざしもにいる軽便鉄道けいべんてつどうの電信柱に、シグナルとシグナレス対話たいわがいったいなんだったか、今シグナレスが笑ったことは、どんなことだったかたずねてやりました。

 ああ、シグナルは一生の失策しっさくをしたのでした。シグナレスよりも少し風下にすてきに耳のいい長い長い電信柱がいて、知らん顔をしてすまして空の方を見ながらさっきからの話をみんな聞いていたのです。そこでさっそく、それを東京を経へて本線シグナルつきの電信柱に返事へんじをしてやりました。本線ほんせんシグナルつきの電信柱でんしんばしらはキリキリ歯はがみをしながら聞いていましたが、すっかり聞いてしまうと、さあ、まるでばかのようになってどなりました。

くそっ、えいっ。いまいましい。あんまりだ。犬畜生いぬちくしょうあんまりだ。犬畜生、ええ、若わかさま、わたしだって男ですぜ。こんなにひどくばかにされてだまっているとお考えですか。結婚けっこんだなんてやれるならやってごらんなさい。電信柱の仲間なかまはもうみんな反対はんたいです。シグナル柱の人たちだって鉄道長てつどうちょうの命令めいれいにそむけるもんですか。そして鉄道長はわたし叔父おじですぜ。結婚なりなんなりやってごらんなさい。えい、犬畜生いぬちくしょうめ、えい」

 本線シグナルつきの電信柱は、すぐ四方電報でんぽうをかけました。それからしばらく顔色を変かえて、みんなの返事へんじをきいていました。確たしかにみんなから反対はんたいの約束くそくをもらったらしいのでした。それからきっと叔父のその鉄道長とかにもうまく頼たのんだにちがいありません。シグナルもシグナレスも、あまりのことに今さらカンとしてあきれていました。本線シグナルつきの電信柱は、すっかり反対の準備じゅんびができると、こんどは急きゅうに泣なき声で言いいました。

「あああ、八年の間、夜ひる寝ねないでめんどうを見てやってそのお礼れいがこれか。ああ情なさけない、もう世の中はみだれてしまった。ああもうおしまいだ。なさけない、メリケン国のエジソンさまもこのあさましい世界かいをお見すてなされたか。オンオンオンオン、ゴゴンゴーゴーゴゴンゴー」

 風はますます吹ふきつのり、西の空が変へんに白くぼんやりなって、どうもあやしいと思っているうちに、チラチラチラチラとうとう雪がやって参まいりました。

 シグナルは力を落おとして青白く立ち、そっとよこ眼めでやさしいシグナレスの方を見ました。シグナレスはしくしく泣なきながら、ちょうどやって来る二時の汽車を迎むかえるためにしょんぼりと腕うでをさげ、そのいじらしいなで肩がたはかすかにかすかにふるえておりました。空では風がフイウ、涙なみだを知らない電信柱どもはゴゴンゴーゴーゴゴンゴーゴー。

 さあ今度こんどは夜ですよ。Permalink | 記事への反応(0) | 22:29

2021-03-14

anond:20210314135500

それを理解しないでつっかかってみるのも同じレベルバカなのでは

https://anond.hatelabo.jp/20210314164227

同じことを繰り返しいってみるのもバカでは

https://anond.hatelabo.jp/20210314225857

自己紹介でしょ・・・おまえみたいなバカに向けて元増田確認記事かいたらまさにお前がひっかかったわけでしょ

両方同レベルやんw なんで見下せると思ったんだろ

 

あらあら、養育手帳とはw身近にそういうのをみてないととっさにでてこないお言葉で。

しかネット記事一つもひっかかりまくってしまってすんなり理解できないようじゃ大変でしょうね

大事

2021-03-12

プロコントロラー増田買ったよタッカ出すマーラーロトン頃富(回文

おはようございます

あのさ、

ついについに、

Switchプロコントロラー買ったわよ。

4つ独立ボタン十字キーじゃない左の方の操作ボタン

独立した4つのボタンからなんとなく精度が出せなくて

って言い方をするともの凄くプロっぽく聞こえるでしょ?

プロコントロラーは左の操作キー十字キーなので、

微妙操作可能とすることが可能なのよ。

あと残りの3月スーパーマリオ35プレイしまくって

やり込み度を極限までマックスに最高に上げなくてはいけないのよ。

ランク数字の横にも星つけたいしね!

星2つとか付いてる人とか、

もの凄くやり込み達人なんじゃないかしら?って星の理由を知って驚愕してしまって顎がガクガクなったわよ!

いや~でも快適快適!

懸念していた、

コントローラーをいちいち無線のを接続し直す手間が大変なのかしら?って思ったけど、

常にどのコントローラーでも遊べるようになってて、

違うコントローラーを障ったら、

バーボンハウスへようこそ!ところでどっちコントローラーで遊ぶんだい?ってマスターが聞いてくれる親切設計仕立てなのよ!

これには感動の嵐を覚えるとともに、

私の桜前線音速貴公子よりも早く北上するほど一気に満開になりそうなりよ。

ここで急にコロ助が出てくるほど、

接続の手間もなく、

世の中にあった線というかケーブルというのがなくなったらどんだけ快適な世界になるかってことなのよね。

あとさ、

もうこの際に言うけど、

パソコンの電源と画面の線もなくなったら、

もっとハッピーになると思うセットを私はハッピー抜きでっ!って

ハッピーセットをハッピー抜きで発注するお友だちとしては

あくま

おまけ目当てじゃなくて、

食べるのがメインなんだよ!って

大人対応したいわ。

寿司は格好付けて、

わさびは抜かないで

しろバラエティタイプの大盛りを頼んで

カウンターが一盛り上がりするぐらいの量にしておくと

ああこの人はバラエティーが分かってるな!って思われるからデキる!って寿司屋で思われるのよ。

あなたもお寿司屋さんに行ったら

わさびの量を大将に訊ねられたら「多目で」といか野暮なこと言わないで「バラエティタイプの量で!」って

うそれはとにかくスゴい自信で言って欲しいの!

隣の紳士もしかして

わさびの量を大将に訊ねられたとき

バラエティーの量をロシアンルーレットタイプで」っておっしゃってたら、

うそれはそれはスゴいことになるわよ。

寿司屋のカウンターは!

賭けのない寿司なんてつまらないじゃない!

いつもハラハラキドキしたいのよ、

その紳士は。

からそう言う時は遠慮無く

わさびバラエティーの量をロシアンルーレットタイプのお寿司を私も1つよろしいでしょうか?っていただく方がむしろ礼儀ね。

きっと紳士も喜んでお一つどうぞ!って言ってくれるはずだから

カウンター大将も思わずニッコリ!

そんで女将さんが、

あらあら盛り上がってるわね」って言って赤出汁を出してくれるところまでがワンセットだから

女将さんも思わずニッコリよ!

そうこうしている間に、

今日は私はスイッチコントローラープロデビューしたんだけど、

依然としてプロ増田にはなれなくて

でもここが我慢のしどころよね!って

きっと神様トイレにいるんやでの歌でお馴染みではないけど、

神様は越えられない越えられるモノなんて与えないのよ!

きっと乗り越えてみせるわ!って

言葉意味はよく分からないけど

とにかくスゴい自信でおおくりしたいの!

毎日毎日これはこれでもうすっかりライフワークでお馴染みよね。

やめてあげて!

もう私のライフはゼロよ!ってところまで頑張るつもり!

から

私は旅に出たいので愛車のデ・トマソパンテーラで

トミカ峠を攻めてくるわ!

パンテーラよ

パンチーラじゃないわよ。

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドよ。

タマゴだけじゃ物足りないけど、

なにか物足りるものを食べたときに丁度いいわね。

わず私もニッコリ!

デトックスウォーター

また少し寒くなってきてないかしら?

ホッツ白湯ウォーラーイン梅干しよ。

ホッツ白湯ウォーラーのなかで梅干しは潰してもいいし潰さなくてもいいわよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2021-03-02

anond:20210301102544

私は小型犬が大嫌いだ。

私は犬にかまれたことがあるから気持ちが良く分かる。

友達の飼っていた小型犬玄関から飛び出し

私のすねを丸かじりして血みどろになって幼少期トラウマになった。

(※慰謝料や、消毒、謝罪、なーーーーーんにもしてくれず、「あらあら私のワンちゃんわんぱく★」って感じだった。お母さんも居たのに)

結婚相手の自宅に行ったら吠える小型犬がいた。事前知識として持っていたし、吠えるのは番犬としては最適だけど、入りたくなかった。

誘われるまま仕方なく入り、その間も吠え続けられ、トラウマが蘇って部屋のど真ん中で目を見開いて号泣した。

25を超えて義実家号泣は、別のトラウマを産みそうだった。

その後、通ううちに犬と触れ合い慣れてトラウマもマシになった。

未だに、原因となった友人、犬は大嫌いだし二度と会いたくない。

でも、犬に対する感情は少し変わった。

好きな人も居れば、嫌いな人も居るさ。

刺身が嫌い、あんなもん食えたもんじゃねぇ、食ってるやつ頭おかしい!」って言う言い方をしたりとか

急に言って周りの空気を壊すのでなければ、別に良いと思うなぁ。

だって嫌いなものはあるし、好きなものもあるんだから

お互いに「ふーんそうなんだー」で終われるようになるといいねぇ。

2021-02-28

anond:20210228005205

🐕(性格が)可愛い新入社員ですワン🎀

🐇(お耳が)可愛い新入社員ですってよ~よろしくねがいしま~す。

🐈(全てにおいて)可愛い新入社員ですニャ。ちなみに当社比

👵(ン十年前は)超可愛い新入社員デスよ。あらあら🎵

2021-02-20

マック飲み物をこぼした子供、見ていたおれ、助けたおばちゃん

マクドナルドの二階、階段から一番近い席で、おれはポテトをパクつきながらスマホをいじっていた。

その奧、壁際の席ではおばさんが二人、向かい合って談笑している。

そこへ一人の少年トレイを持って階段を上がってきた。

おれの席からはその姿が嫌でも目に入る。

階段上り切るその瞬間、少年最後の一段につまづいてバランスを崩し、飲み物トレイから落としてしまった。

床に広がっていくコーラ直立不動で固まる少年少年を見つめるおれ。

少年と目が合い、数秒間見つめ合う。

「え、こぼした。飲み物めっちゃこぼれてる。え、助けた方がいいのか、何してんのトレイを一旦横の回収棚かテーブルにでも置けばいいんだ、助けるっていっても出来ることないよな、外国の子かな、ナプキン余ってるから拭いてやるか、こっち見てる、二枚じゃたいして吸えない、いやそこまですることないだろ、なに固まってるんだ、棚に置いて店員呼びにいけばいいのに」

時間にして3,4秒。咄嗟のことで何も出来ず、ただ頭の中でぐるぐる思考を巡らすおれ。固まるおれたち二人の間に奥の席で談笑していたおばちゃんの一人が割り込む。

あらあら〜、もう一回店員さんのところに言ってこぼしちゃったって言っといで!たぶん新しいのくれるから

少年に近寄り、自然に指示を出すおばちゃん

助け舟を出された少年は指示に従い、階段を引き返していった。

おばちゃんは席に戻り、もう一人のおばちゃん

「優しいわね〜、やっぱり子どもがいると違うわね」

と、おばちゃんファインプレーを讃える。

ということが先程起こったんですが、おれの情けないことと言ったらね。

なんであそこで動けないのか。優しさを発揮する前に「でもそこまでする必要あるかな」とか余計なことを考えてしまうんだよな。

少年マスクをしていて表情が読めなかったとか、落としたのがハンバーガーだったら拾ってやったけど飲み物はもう拾えないし特にしてやれることがなかったとか、このパターンは初めてで戸惑ったとか言い訳じみたことは色々思いつくものの、おばちゃんの方が立派だよね。人として。

自分が行動を起こす妥当性というか「これ、おれが助ける必要があるか?一人でなんとか出来そうじゃない?」とか一旦考えてしまうんだよな。優しさなんてその原理からして妥当性を超えたところにあるんだから、余計なこと考えずに助けてやればいいものを。とりあえず近付いて「大丈夫?」とか声を掛けてやればいいものを。

もし、飲み物を零したのが自分だったら、即座にカップの残骸を拾って捨ててトレイ一旦置いて店員さん呼びに行くから、なんで子どもが何もしないで突っ立ってるのかマジで理解できなかったんだけど、中一ぐらい?ってあんなもんなのかね。どうしていいかわかんないものだったっけ。お兄さんもう覚えてないや。

しかも、その時スマホで見ていたのが倫理学講義レジュメだっていうのが、また情けなさを引き立てるよね。「医師は、重度の知的障害者を持った新生児が命を落としかけていた場合に、両親が望まぬ手術を施すべきか」なんて問題医者になる予定もないおれがうんうん考えてる暇があったら、もっと現実的問題に目を向けろ。「マック飲み物をこぼした少年を助けるべきか」を考えろよ。知行合一でないと。頭だけでっかちでも仕方ないんですよ。実践経験のない現代っ子はこれだから困る。

でも本当に子どもと関わる機会なんてゼロからね。どこで実践なんて積めばいいんだ、という話でした。少年トレイに新しくもらった飲み物を乗せて、今度は転ばずに階段上り切り、それじゃおばちゃんまで届いてねーだろってぐらい小さい声でボソッとお礼言ってました。おわり。

2021-01-29

わくわくうんこ

「わくわくうんこ」って生理現象があるんだけど、まあそれは下剤を飲んだみたいに、急にうんこがしたくなるんだけど、

僕は家に居て、うんこがしたくなると少しも我慢できない時があって、これが電車に乗ってるとかならと考えると恐ろしさしかないんだけど、

女の子がベッドにいる時に「トイレ行きたい」って言った時に、「行かせない」「本当にダメ」と起き上がる女の子後ろから抱きしめて胸を揉んでキスして口を塞いだら、女の子な体の動きが止まって、それから脱力した。女の子はまだジーパン履いてたけど、悪いことしたなと思った。罪滅ぼしに、子供が漏らしたときと同じに、立たせて、ジーパン脱がして、パンツ脱がして、トイレで拭いて、お風呂場で洗って、パンツも手洗いしようとしたけど、安いのだから捨てて後で買うことになった。

その間、女の子はずっと喋らないで、僕は息を止めたり口で息をしたり直ぐにシャワーで流したり、少しもうんこ臭いを嗅ぐことはなかった。うんこは硬めだった。

看護婦さんや、介護の人はしてることだし、女の子ちゃんなら全然しますよ(今回の原因は僕だし)」と取り繕ったら、「私も増田の世話なら全然する!」と可愛いことを言ってくれたあと、「あらあら最近『白いの』を出してないですね。溜まってるのを出しましょうね」と、介護みたいにしてくれたの、萌えた。AVにありがち。

その後、クンニしてるときに「おしっこ出そう」と、それは「潮」なんかじゃなくて、おしっこをベッドの上でして、僕は顔で受けた。ベッドでそのままスルーおしっこ気持ち良かったって。それからうんこは無いけど、おしっこは浴室や深夜の誰も居ない田んぼ道で、座ってたり立ってたり、一緒に入ってる湯船の中でや、トイレ以外でする開放感に目覚めたよう。せっくすで終わったとき、まだ繋がってるところがじんわり温かくなる。女の子は照れ隠しでキスしてきて、キスしながらおしっこしてる。悪くは無い。

2021-01-06

改めて考えてみたら

風呂女の子におちんちん洗ってもらうって、すんごいことだよ!

から「今まで洗ってくれてて、ありがとう今日は僕が君のを洗うよ」

あらあらちゃんと洗えるかしら?割れ目のところもちゃんと指を入れて洗うのよ」

「まだお尻の方、洗えてない。汚れが残ってたら嫌でしょ」

ああ゛ー

2021-01-03

……要するに味の報告で揺れる心が悟られて

……ちょっとしょっぱいね

……失敗かなぁ

……うぅんこれはこれで美味しいよ

……理想プロモーション映像のようだ

……惚れ惚れするわね

……そうわよ

……あら正直に言ったらいいじゃない

……実は常識を覆す味です

……世界通用する常識

……上司にもいろいろあるから

……いろいろってサラダじゃあるまいし

……意識大事だって

……そんなに上司意識してもさ

……あらあら

……などなど

2020-12-15

anond:20201215000931

ギンギラギン🤩🤩🤩🤩🤩🤩🤩ですか―――ッツ!!

人生まだまだこれからじゃ――――――――――ッツ!!

若いもんには負けへんぞ――――――――――ッツ!!

下の2つはよく父が申しておりましたよ🐈あらあら

2020-10-03

ドスケベシンデレラ

 Once upon a dosukebe time…あるその名を口に出すだけでいかがわしい行為扱いにされる卑猥淫靡でいやらしいクソスケベなところに、とても美しくて痴女痴女しくてやさしくていやらしくてさらにドスケベな娘がエロいました。産まれから今までそこら辺でマンマーキングを欠かしたことはもちろんありません。スケベ人ならばごく自然な当たり前の行為ですが、産まれた直後からマンマーキングをするのは極めて珍しいケースでした。

 でもエロ悲しい事に、ドスケベ娘の淫乱まりない先天性美っ痴お母さんはエロ早くにアクメなくなってしまいました。

 そこで絶倫まりない癖に常軌を逸脱するくらい早漏無限ドピュドピュお父さんが二万度目の破廉恥結婚をしたので、ドスケベ娘には新しい爆乳えちえちお母さんと二人のマン駄々漏れベリーベリーロングマン毛なイカマンコお姉さんがエロ出来ました。

 ところがこのスケベ人たちは、そろいもそろって大変な意地悪でドン引くくらいにクソスケベだったのです。ドスケベ娘のマンマーキングした場所にめちゃんこ長い陰毛を筆みたいに使ってエロエロ腰振り上書きマーキングするのは当然のこと、小さな脳味噌が入ってるんじゃないのかってくらいデカクリトリスを見せつけたり、ドスケベ娘がエロ可愛がっていたちょっぴりえっち少年を無理矢理精通させてその"初めましてザーメン"をスケベな鼻からエロ吸ったりしていました。

 新しいえちえちお母さんは、自分の二人のイカマン娘(こ)よりもきれい卑猥淫靡なドスケベ娘が気に入りません。

「まあ、あんたは何て、にくらしいドスケベ娘でしょう゛ッ♡見ているだけでイグッ♡ムカムカアクメしゅ゛る゛ッッ♡」

 えちえちお母さんと二人のイカマンコお姉さんは、つらいアクメ仕事をみんなドスケベ娘にエロ押しつけました。

 それにドスケベ娘の媚薬ふとんは、そまつな媚薬わらぶとんで、ドスケベ娘の着る服はボロボロのつぎ当てだらけで局部だけに不自然でありながらも自然エロ穴が空いています

 感度3000倍の媚薬が溶け込んだお風呂、その名も感度3000倍媚薬風呂に入る事も許してもらえず、ドスケベ娘のスケベ頭にはいつもエロかまどの媚薬灰が付いていました。

 そこでえちえち三人はドスケベ娘の事を、『媚薬灰をかぶっている』と言う意味のドスケベシンデレラと呼んだのです。

 可愛そうなドスケベシンデレラでしたが、それでもドスケベシンデレラの美っ痴さは、イカマンお姉さんたちの何倍も何倍も3000倍も上でした。

 ある淫靡まりないエロスとカオスリビドー渦巻く日の事、淫乱お城のえろえろ王子さまがお嫁(まんこ)さん選びのセックスしないと死ぬ舞踏会(ぶとうかい)をエロ開く事になり、ドスケベシンデレライカマンお姉さんたちにも卑猥な招待状が届きました。セックスしないと死ぬ舞踏会セックスしないと死ぬ大広間で行われるセックスしないと死ぬ舞踏会です。当たり前ですが、セックスしないと死ぬ大広間に集まったスケベ人はセックスしないとアクメもせず死んでしまうので、集まったスケベ人はある者はまんこを狩るちんぽの目、またある者はちんぽを狩るまんこの目、さらまんこを狩るまんこの目、ちんぽを狩るちんぽの目になってセックスしようと必死になる卑猥でいやらしくて浅ましい舞踏会である事は、ここまでお読みいただいた読者の皆様ならば容易く想像できて当然だと確信しています

「もしかすると、えろえろ王子さまのお嫁(まんこ)さんになれるかも♡ウヴォッ♡」

「いいえ、もしかするとじゃなくて、必ずお嫁(まんこ)さんになるのよ♡びぴゅ♡」

 二人のイカマンお姉さんたちとえちえちお母さんは、大はしゃぎオナニーです。そこら辺の発情死骸の性器からかき集めた性的な垢を鼻で吸うのも忘れません。

 そんなイカマンお姉さんたちのアクメ仕度をエロ手伝ったドスケベシンデレラは、イカマンコたちをニッコリ笑ってエロ送り出しました。その隙にマンマーキングもきちんとしました。エライですね。

 それからドスケベシンデレラは悲しくなって、シクシクイクイクとアクメ泣き出しました。

「ああ、わたしセックスしないと死ぬ舞踏会に行きたいわ。えろえろ王子さまに、お会いセックスしたいわ。泣けるわ。膣から涙が出てくるわ」

 でも、シンデレラボロボロの服というよりもはや全裸では、セックスしないと死ぬ舞踏会どころか淫乱お城に入る事も許されません。淫乱お城を守る、ちんぽが50センチ以上無ければ選ばれない絶倫全裸戦士通称Z戦士達に、迷いオナホと間違えられてオナ雑巾にされるのは目に見えています。それはそれでえっちなので想像するだけでクリトリスがドキドキしてしまいました。

 そのえっちな時、どこからか百万回アクメした雌猫のようなえっちな声がしました。

「泣くのはおよし、ドスケベシンデレラ

・・・? だれ?」

 するとシンデレラの目の前に、スケベふたなり妖精(ようせい)の淫乱セクシーおばあさんが現れました。顔はおばあさんなのにボディはむちむちえろえろでただのスケベ人ならば一瞬で性癖が歪むのも無理はないくらスーパーハイパースケベおばあさん妖精でした。スケベふたなり妖精おばあさんはイボイボだらけのやばやば不自然ちんぽ40センチをドスケベシンデレラの口に突っ込むと挨拶がわりに2、3度雑に射精しました。ふたなり妖精の精液はスーパーハイパーウルトラ強制発情ガスMEGAMAXの原液であり、ドスケベシンデレラは4545194回アクメしました。

シンデレラ、お前はいつもアクメ仕事をがんばる、とても良い子(まんこ)ですね。

 そのごほうびに、わたしセックスしないと死ぬ舞踏会へ行かせてあげましょう」

「本当に?」

「ええ、本当ですよ。ではまず、ドスケベシンデレラ媚薬畑で媚薬カボチャを取っておいで」

 シンデレラが感度3000倍の媚薬肥料として使われている畑、その名も感度3000倍媚薬から感度3000倍の媚薬の原料である感度3000倍媚薬カボチャをいやらしく取ってくると、ふたなり妖精はそのカボチャをえろえろ魔法のつえでもあるやばやばちんぽでセクシーに叩きました。

 するとそのカボチャがどすけべんどすけべん大きくなり、何と卑猥黄金ディルド馬車になったではありませんか。

「まあ、立派な馬車(ディルド)。すてき」

「まだまだ、えろえろ魔法はこれからよ。

 さてっと、ディルド馬車を引くには、セックス馬が必要ね。

 そのセックス馬は、どこにいるのかしら?

 ・・・ああ、セックスネズミ捕りには、ハツセックスネズミが六匹ね」

 ふたなり妖精セックスネズミ捕りからハツセックスネズミエロ取り出すと、魔法のつえちんぽでハツセックスネズミエロネットさわりました。

 するとハツセックスネズミはみるみるうちに、立派なペニスセックス白馬になりました。もちろん六匹全員がセックスしているのでちょっとしたケルベロスみたいになっていました。

 別のセックスネズミ捕りには、大きな灰色セックスネズミが一匹いました。

「このセックスネズミ・・・

 ふたなり妖精魔法のつえちんぽで灰色セックスネズミいかがわしくさわると、今度は立派なおひげとペニスをした太っちょセックス御者(セックスぎょしゃ→馬とセックスして馬車を操る人)にエロ早変わりです。セックスネズミの耳みたいな帽子を被る姿はまるで、セックスアルマゲドンTOKYOには無いのにセックスアルマゲドンTOKYO名前がついた名前を出すのも憚られる例のDがつくテーマパーク帰りのお父さんのようでした。

「ハハッ僕に任せておくれよハハッ」

 その言葉も口調も例の黒いエロネズミのようでした。

シンデレラ、次はセックストカゲを六匹集めておくれ」

はい

 シンデレラが集めたセックストカゲは、魔法のつえちんぽでセックスしっぱなしのお供のスケベ人になりました。

「ほらね。ディルド馬車に、セックス白馬に、セックス御者に、セックスお供。

 さあドスケベシンデレラ、これでセックスしないと死ぬ舞踏会に行く仕度が出来たわよ」

「うれしい。ありがとう・・・でも、こんなほとんど全裸のドスケベドレスじゃ」

「うん? あらあら、忘れていたわ」

 ふたなり妖精魔法のつえちんぽをセクシーに一振りすると、みすぼらしい服を着ているようにも見えるけどほとんど全裸な姿は、たちまち輝く様な純白のいやらしくも卑猥(うつく)しいドスケベドレスに変わりました。局部に不自然自然な穴が空いているのは変わりません。

 そしてふたなり妖精は、小さくて卑猥(ステキ)なガラスアナルプラグ付きクツもくれました。

「さあ、楽しんでおいでドスケベシンデレラ

 でも、わたしのえろえろ魔法は十二時までしか続かないから、それをエロ忘れないでね」

はいエロ行ってきます

 さて、淫乱お城のセックスしないと死ぬ大広間にドスケベシンデレラが現れると、そのあまりの美っ痴さに、あたりはシーンと静まりました。全くセックス出来なくてセックス出来なかったスケベ人用のド汚い汚っさん汚ちんぽに土下座するスケベ女の人や、デスアクメしたまんこセックスするもセックス扱いされずアクメ狂ってセックスするほどユートピアと歌い出すスケベ男の人達もみなドスケベシンデレラに見惚れてしまいました。

 それに気づいたえろえろ王子さまが、ドスケベシンデレラの前に進み出ました。

「ぼくと、踊(セックス)っていただけませんか?」

 ドスケベシンデレラは、ダンスがとても上手でした。

 えろえろ王子はひとときも、ドスケベシンデレラの手を離しません。

 そのダンスセクシーではありませんでしたが、美しくも可愛らしいダンスでした。

 セックスとは何か。

 それは粘膜と粘膜の擦り合いではなく、魂と魂の交合です。ただ粘膜同士をこすり合わせるだけではセックスとは呼べません。それは相手の粘膜を使った自慰行為しかないのです。セックスしないと死ぬ大広間自慰行為を決して許しません。それと知らずセックスをしているつもりのスケベ人達はこの後アクメもせず死んでしまうとは淫夢(ゆめ)にも思っていないでしょう。みな自分は生き残るかデスアクメするかどちらかだとエロ高をシコくくっていました。

 しかし、そんな中、ドスケベシンデレラとえろえろ王子の美しいダンスは紛れもなくセックスでした。セックスしないと死ぬ大広間セックス判定をするくらいセックスのようなダンスでした。

 卑猥(たの)しいエロ時間は、あっという間に過ぎて、ハッと気がつくと十二時十五分前です。

「あっ、イケない。・・・おやすみなさい、えろえろ王子さま♡イグッ♡」

 ドスケベシンデレラはていねいにおじぎアクメをすると、急いでセックスしないと死ぬ大広間をアクメ出て行きました。

 ですが、あわてたひょうしにガラスアナルプラグ付きクツがエロ階段エロひっかかって、ガラスアナルプラグ付きクツがエロぬげてエロしまいました。

 十二時まで、あと五分です。

 ガラスアナルプラグ付きクツを、エロ取りにエロ戻るエロ時間エロありません。

 ドスケベシンデレラは待っていたディルド馬車にアクメ飛び乗ると、急いでラブ家(ハウス)へエロ帰りました。

 ドスケベシンデレラの後を追ってきたえろえろ王子さまは、落ちていたガラスアナルプラグ付きクツを拾うとムキムキの衛兵と艶美淫靡ないやらしくもたくましい、淫らというにはあまりにも雄VS雄(おとこまつり)なケダモノセックスをしている媚薬オイル塗れのセックス王さまに言いました。

「ぼくは、このガラスアナルプラグ付きクツの持ち主のドスケベ娘(まんこ)とアクメ結婚します」

 セックスしないと死ぬ大広間エロ転がるセックス出来ずに死んだスケベ人達やデスアクメした人達快楽を伴う電気信号を脳に送るだけのバイオ玩具となり果てたスケベ人達の中、えろえろ王子さまのえっちな目は自分の在るべき場所を見つけたかのようにキラキラエロ輝いてエロいました。

 次の情欲色欲と淫欲と肉欲と性欲と愛欲にまみれた日から淫乱お城のエロ使いがエロ国中を駆け回り、手がかりのガラスアナルプラグ付きクツが足にぴったり合うスケベ女の人を探しました。

 淫乱お城の使いは、ドスケベシンデレラのラブ家にもやって来ました。えちえちお母さんは汚っさんとセックスして魂が屈服してしまい、汚っさんのティッシュとなっていましたが、それでも娘をえろえろ王子さまのお嫁(まんこ)さんにする事を諦めていませんでした。

「さあ娘たち。このアナルプラグ付きクツが足に入れば、あなたたちはたとえバイオ玩具であってもえろえろ王子さまのお嫁(まんこ)さんよ」

「ゔゅ♡」

 二人のイカマンお姉さんたちだった二つの肉塊は小さなガラスアナルプラグ付きクツに足だった部分をギュウギュウと押し込みましたが、どう頑張ってもガラスアナルプラグ付きクツは入りません。

「残念ながら、このラブ家には昨日のドスケベ娘はいないようだな」

 そう言って、淫乱お城のエロ使いがシコって帰ろうとした時、ドスケベシンデレラが現れて言いました。

わたしはいてみて、いいでしょうか?」

 それを聞いた二つの肉塊は、震えました。何をしても何をされても快楽を得てしまう肉塊の代わりにえちえちお母さんは大笑いしつつ汚っさんの汚ちんぽを馬鹿みたいにデカい乳でじゅりじゅりしながら言いました。

「何をバカな事を言っているの♡ 娘たちにも入らないのに、あんたなんかに・・・あっ!」

 ドスケベシンデレラはいてみると、ガラスアナルプラグ付きクツはピッタリです。

 みんなは驚きのあまり、口もきけません。二つのバイオ玩具の震える音と爆乳ズリの音だけが響いています

 するとそこへ、あのふたなりおばあさん妖精がイボイボやばやばペニスをバッキバキにフル勃起させながら現れました。いやらしい臭いのする性的な体液も滝のように溢れ出ていました。ふたなり妖精はえちえちお母さんのケツを一発叩くと、セクシーに言いました。

あらあらわたしえっちな出番ね」

 ふたなり妖精魔法のつえちんぽを一振りすると、ドスケベシンデレラはたちまちまぶしいほどいやらしくてクソスケベで卑猥(うつく)しい淫乱お姫さまになっていました。当然、局部の部分には不自然自然な穴が空いているのは言うまでもありませんね。

「あっ、あのドスケベシンデレラが?!」

 えちえちお母さんはパイズリするのも忘れ、ヘナヘナと腰を抜かし、そのまま娘だったバイオ玩具と汚っさんに激犯されてIQが虚無になりえちえちお母さんもバイオ玩具になってしまいました。

 それからドスケベシンデレラはえろえろ王子さまとアクメ結婚して、いつまでも幸せっくすにアクメ暮らしました。そしてガラスアナルプラグ付きクツはいつまでもえろえろ王子さまの"在るべき場所"にピッタリ収まり続けました。

エロめでたしエロめでたし

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三匹のドスケベこぶた

2020-09-06

anond:20200906144615

あらあら

相手問題を指摘したつもりが、自分無能さを露呈することになってしまいましたね。

今後とも頑張ってくださいね

祈り申し上げます

2020-08-15

いい歳して金を払わない奴って何なの

先日、街で偶然知人に出会った。

彼と歩きながら談笑していると、また複数共通の知人と出会った。



このご時世だし多少気が引けたが、珍しい機会なので飲みに行くことにした。

参加したのは俺(30代半ば)、先輩1(30代後半)、先輩2(30代後半)、後輩(20代後半)とその彼女の5人。



お互いに近況を報告して、1時間半ほどお酒飲み会計へ。5人で18,500円ほどだった。



皆が支払う中、先輩2から渡された千円札は3枚。


俺 :「あの…あと千円足りないんですけど…」

先輩2:「ない!」

俺 :「あらあら。貸しましょうか?」

先輩2:「あとは一万円札しかない」

俺 :「お釣りならありますよ」

先輩2:「みんな多めに払ってるから残りはこれくらいじゃん」

俺 :「意味わかんないので払ってください」


しぶしぶ1万円札を差し出した先輩2。

その後、会計を済ませ、余ったお金は全員できっちり分配したが先輩2はずっと不機嫌だった。

いい歳してお金を払わない奴ってなんなの。

2020-08-11

右足の感覚がないか

熱湯かぶせても平気

キッチンでお湯お沸かして熱湯あびても

あらあらあら

ぐらいのもん

事故でそうなっているから気をつけるけど

まれからこうだと

そりゃ、レゴブロックブロック程度にしか

体のことを思っていないといわれても

おかしくない

2020-07-31

anond:20200731003325

👵あらあら気にしないでいいのよ。

気になるとしたら

「ばーちゃんはまだ元気」の「まだ」が余分な気がするね~。

あ、ばーちゃんは気にしてないので、

メッセージ+でも送ってね。

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